2018年06月

    ホリエモンロケット2号機が炎上、打ち上げ直後に落下

    https://www.asahi.com/articles/ASL6X61C0L6XULBJ010.html





     ロケットというと、宇宙や科学技術の好意的なイメージを抱く人が多いだろうが、その実態は、実はミサイルである。



     ホリエモンは、元々、徹底した新自由主義、グローバリストであり、金儲け最優先の、核武装推進主義を明らかにしてきた。



    http://news.livedoor.com/article/detail/12219188/



     したがって、ホリエモンのロケットの軌道には核ミサイルへの変身が存在している。

     ホリエモンの視野の先には、核ミサイルを製造販売してボロ儲けしたいという意思が透けて見えている。

     こんな稚拙な発想の核ミサイル開発なら、世界、アメリカ・ロシア・中国・イスラエルの秘密諜報機関による絶好の餌食になるのは当然のことだ。



     失敗原因について、主催者側は「エンジンに原因不明のトラブルが発生した」と述べている。

     この種のシステムに「原因不明」はありえないことだ。



     そもそもロケット発射実験の失敗の裏事情の多くが、他国の秘密機関による妨害工作であるといわれる。

     それはロケット開発に名を借りたミサイル開発に他ならないから、安全保障上の理由で、秘密裏に妨害するのであり、中国・北朝鮮や民間の核武装主義者による開発なら、なおさらである。



     http://blogos.com/article/219233/



    http://www.epochtimes.jp/2017/07/27900.html



     表向きは平和利用を謳うJAXA日本のロケットでも、不可解な失敗を繰り返してきた。そもそも、ロケット技術は、これほどの失敗を繰り返すほど困難なレベルでないことは、第一次大戦におけるナチスのロケットが示している。



     戦争では失敗が少ないが、平和時の民間だと失敗が増える事情は、ロケット開発の名によるミサイル開発を忌避する勢力が存在するからである。



     http://stumbleon.blog.fc2.com/blog-entry-2187.html



     おそらく、ホリエモンのロケット開発は、資金が底をつくまで失敗を繰り返すことだろう。

     ホリエモンは、「ミサイル開発に手を出すと、地獄が待ってるぞ」という教訓を世界に見せつけるためのスケープゴートにされるのだろう。



     これは民間アメリカ人によるスペースシャトル計画でも同じで。要するに軍事技術に転用どころか、即座に軍事技術化して極限兵器保有につながる技術開発をアメリカの支配者が許すはずがないのだ。

     そうした技術を利用した金儲けが許されるのは、イルミナティの内部企業だけである。



     https://www.lingq.com/lesson/mi-wu-ren-roketsutobao-fa-yu-zhou-sute-568143/



    http://www.thutmosev.com/archives/36194205.html





    [サッカーは勝負ありきなのか?]



     日本代表、世紀の“茶番”に英解説陣から総スカン「次のラウンドでボコボコにされればいい」



    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00010017-goal-socc



     西野監督が、本戦進出のために、故意に勝負を捨てた。



     これは世界中で物議を醸し、西野監督に対する批判が世界的に渦巻いている。

     批判される理由は、結果だけを優先させて、「勝負の美学」を捨てた姿勢であることは間違いない。

     西野監督が臆病で消極的性格であることが分かるが、こんな姿勢だと、サッカーそのものに対して興ざめしてしまう人たちを増やしてしまうだろう。



     日本では歴史的に武道が盛んだが、柔道や剣道、空手で、こんな姑息な姿勢を見せたなら、競技会全体から激しい批判が殺到し、指示した指導者は無事ではいられない。

     「スポーツ精神の欠如」といわれるからだ。



     「正々堂々」というスポーツマンシップを愛するからこそ、サポーターが熱狂するのであって、姑息な手段で本戦に進むことを容認する者は少ないだろう。



     これで西野氏が、代表監督としてふさわしい資質の人物だと思えなくなった。



     もっとも、こうした国際スポーツというものは、夢中になることによって、大衆レベルで各国の国政に対する関心を薄める目的で導入されたものも多い。

     サッカーに夢中になってるヒマがあれば、もっと政治に関心を持てという天の声なのかもしれない。



    [本日、名古屋栄の丸栄が閉店する 実に403年]



     たぶん日本最古の百貨店が消えるということなのだろう。

     1615年開業の十一屋呉服店が、1943年「丸栄百貨店」となり、2018年6月30日に、看板を下ろす。



    http://www.maruei.ne.jp/info/history/index.htm



     1615年といえば、慶長20年(元和元年)、大阪夏の陣があった年である。

     1610年に、家康の命により、実子、義直のために、滝川忠征、加藤清正らの指揮によって名古屋城築城が始まった。



     1612年、信長の築いた大規模な城下町であった清洲から、商家や武家、工人たちが大規模に移住する「清洲越し」が実行され、現在の城の南側に、当時としては巨大な区画割の、商業のための町が開かれた。



     ここには、伊勢商人たちも大量に参入し、道路には桑名通り、長島通り、など伊勢の名前がつけられた街も多かった。

     丸栄=十一屋呉服店は、大阪摂州音羽村の小出庄兵衛が名古屋に移住して、小間物商として開いた店である。

     1654年、玉屋町(丸の内)に進出して尾張藩御用商人となり、確固たる地位を築いた。

     現在の栄町に進出したのは大正時代といわれる。



     小出庄兵衛による小間物屋から403年、今日をもって丸栄が終焉を告げるわけで、子供時代からの大切な遊び場であった丸栄が失われることは、とても寂しい思いがある。



     400年の歴史のある商店など、世界中で日本にしかない。日本のなかでも、せいぜい100店舗あるかどうか。

     奈良の宮大工、金剛組は、578年、百済からやってきて2005年まで1450年も会社経営を続けたが、これが世界最古の企業ということになっている。

     だが2005年に、名前だけを残して買収された。

     400年だって、本当に凄いことであり、その歴史だけで無形文化財といってもよいだろう。

     そんな文化財を、むざむざと消滅させる文化行政は、間違っていると思わざるをえない。ましてや丸栄ビルそのものが文化財級の貴重さなのだ。



     かつて、日本一暑いといわれた名古屋の町中で丸栄の扉をくぐると、そこは別世界であった。

     いきなりアルプスの稜線に立たされたように底冷えする寒さ、エレベータには案内嬢がいて、行き先まで運んでくれた。



     子供時代の私が行くのは、もちろん、おもちゃ売り場と屋上遊園地くらいだが、半世紀前までの賑わいはたいしたものだった。

     このビルの中に何千人の人がいるのか? 通勤電車のなかのようだった。

     まさか、今、客がいなくなって閉店がやってくるなんて想像など、まったくできなかった。



     私は、若い頃、民俗学とともに地質学や化石に凝っていたのだが、丸栄の全館には、日本でも指折りの希少な化石大理石が張られていて、いたるところに、アンモナイトや海百合、三葉虫らしき化石が隠れていたから、まさに化石発見の宝庫であり、全国からマニアが詰めかけていたものだ。

     丸栄が解体されると、これらの世界的に貴重な化石大理石は、いったいどのように処分されるのだろうか?

     ぜひ、この化石群だけは保存してもらいたい。

     

     丸栄を潰したのは何者か?

     それはアマゾンであるといえるだろう。百貨店、スーパーやイオン、ユニー、ダイエーなどの大規模店が中小零細の店舗を駆逐し、やがて、それもアマゾンや楽天に駆逐されるのは、歴史の必然ではあるのだが、この先の商業的推移はどうなるのか、読みにくい時代がやってきた。



     現在は、アマゾンが宅配便業者から、傲慢で過酷な利益優先主義のため、そっぽを向かれ、独自の意のままになる配送網を作り出そうとしているようだが、宅配は、アマゾンが考えるほど甘いものではない。

     驚くような長い経験とノウハウの上にあるシビアな業界であって、アマゾンや楽天も、従来のシステムを、このまま拡大することなどできない。



     宅配業界には、巨大な技術革新が迫られているのだ。それは不在配達に関連した問題であるが、戸別宅配箱設置に向かうしかないのだが、業者と利用者の大きな信頼関係を前提にしなければ前に進むことなどできない。



     アマゾンが利益最優先で、金さえ出せば何でもできると勘違いしているなら、400年の歴史を持つ丸栄が消えるように、アマゾンも消え去ることだろう。

     


     「日本凄い」ブームがメディアに拡散されるようになったのは、たぶん2011年フクイチ事故後である。



     日本社会全体が、得体の知れない放射能汚染の恐怖に怯え、沈み込んでいた2011年、沈鬱な空気のなかに「日本凄い」という番組が、雨後の竹の子のように登場してきた。



    https://dent-sweden.com/whats-japan/great-japan



    https://www.mag2.com/p/news/231657



    http://lakatan.net/archives/47103472.html



    https://www.youtube.com/watch?v=TfhYX66uMvw



    https://www.youtube.com/watch?v=lYQef1xlx5Y



     2018年の今でも、傾向が変わることはなく、相変わらずバカの一つ覚えのように「日本は凄い」とやって、高い視聴率を集めている。



     この何が間違っているか? といえば、凄いのが日本だけで、日本人は優秀だとのナルシズムに収束するように論理構成されているところである。

     そりゃ、自分たちが褒められれば、競争社会に怯えながら生きてきた我々は、安心するし、いい気持ちになるわいな。

     だが、ナルシズムに浸って、良き未来が開けるか? といえば、むしろ逆だろう。



     「自分たちは凄い、だが隣国はひどい国だ」

     なんて、民族的優越感に満ちた国ぐるみの差別意識が育ってきて、やがてナショナリズムによる愚劣な戦争に向かうことになりそうだ。



     「凄いもの」なら世界中にある。ピラミッドも空中庭園も凄い。アンコールワットもトムも、アポロンもインカもアステカもマチュピチュももっと凄い。

     

     別に日本人でなくとも、現代人が再現できない超精密で、凄みのある技術など、どこにでもあるのだ。

     現代人が偉そうに言うなら、清水建設や竹中工務店が、パルテノン神殿を、2500年前、当時の材料と道具と技術だけで再現してみやがれ! てんだ。



     2500年前の日本といえば、やっと弥生時代と米作農耕が始まった頃で、建物なんぞ、木組みの粗末な小屋しかなかった。

     もちろんクレーンなんてないから、人間の肉体が扱える最大の木材しか利用できなかった。



     アンコールワットの超精密な石組みを、鎌倉時代の材料と道具と技術だけで再現してみやがれ!

     鎌倉時代にあったものといえば、荒っぽい石垣に、木造家屋、それに着物と日本刀くらいだろうに。アンコール遺跡なんて、逆立ちしたって手が届かない。



     私の記憶では、戦後、最初に「日本凄い宣伝」を自民党政権が組織的に始めたのは1980年代の中曽根康弘=国際勝共連合政権=日本会議ではなかったかと思う。

     中曽根は「単一民族の日本」という標語を掲げ、「世界に冠たる日本」を自慢するファッシスト志向の人物であった。



     もちろん、本当の日本人はアイヌ民族だけでなく、たくさんの民族が集まってできた民族集合体であって、中曽根が歴史についてお粗末な無知をさらけ出しただけという結果に終わった。



     実は「日本人の優秀さ」があるとすれば、メンデルの法則通りに、多様性があり、先祖が遠く乖離した異民族の交配により、劣性遺伝子が発現しにくくなっているということなのである。

     単一性の強い民族は、遺伝学的に弱くなり、民族全体に劣化が進むのは常識であって、逆に互いに離れた異民族が交配すれば、知的にも肉体的にも優秀になるのである。



     瀬戸内晴美が中曽根のことを「ペラペラと燃える」と評したように、ナショナリズムをペラペラと煽る、優秀病患者が弱者に対する同情を排除して、強者に対する憧れだけで日本社会をペラペラと燃えるだけの軽薄社会に変えようとしたわけだ。

     中曽根の希望通り、単一化した日本民族だったなら、今頃は、知的肉体的に劣性遺伝子ばかりが発現した気の毒な民族になっていたことだろう。



     そもそも、「自分たちが優れている」と優越感にのめりこむナショナリズムが何をもたらすのか?



     それは、障害者など弱者に対する思いやりを軽視、蔑視し、強いもの、美しいもの、立派なもの、優れたものに対するコンプレックスと憧れだけの軽薄で愚かな社会を生み出してゆくしかないのだ。



     私は、2011年に起きた巨大放射能事故が、日本人の未来にもたらす恐怖を払拭したくて、恐ろしい現実を直視できず、目先の優越感に埋没したいという臆病で卑劣なネトウヨどもの陳腐な発想から来ているのだろうと考えているのだが。



     実は「日本凄いブーム」は、今回が初めてではない。太平洋戦争に突入する前に、日清戦争と満州事件が起きた頃にも、国を挙げての空前の「日本凄いブーム」があったのだ。



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     日清戦争は、1894年、翌年に台湾併合、日露戦争が1904年、朝鮮併合が1910年、満州事変は1931年、これらは、国際的には弱小国とみなされていた日本が、次々に列強を撃破し、近隣諸国を植民地化して拡大してゆく日の出の勢いの時代であり、戦争に勝ち、他国領土を併合して拡大するたびに、日本国民は狂喜乱舞し、提灯行列で祝賀し、「日本は凄い国だ」と熱烈に陶酔していた時代である。



     こうしたナショナリズムの優越感の凄まじい爆発的な増長、思い上がりの結果、超無謀な太平洋戦争に突入し、日本国民は450万人も命を失い、固有の領土であった北方四島を失い、巨大な損失を被ることになる。



     今の「日本凄いブーム」はちょっと違う。先に書いたように、日本経済は、1990年代の山一証券倒産を嚆矢とするバブル崩壊から立ち直れず、現代日本を支え続けた巨大産業である弱電業界が次々に崩壊し、あまつさえ、東日本の広範な国土が恐ろしい放射能汚染に見舞われ、日本人の未来は暗雲に包まれ、民族的な誇り、心の拠り所を失って、社会は格差が拡大し、貧しい若者たちは不安定な奴隷人生を強いられる。



     こんな嫌な社会に、何か気持ちよくさせてくれる心の希望はないものか? という要望から来ている部分もありそうだ。



     しかし、一方で、戦前の「日本凄いブーム」が、民族的優越感から国家的ファッシズムに向かったように、現実を直視せず、あたかも架空でしかないゲームの世界が真実であるかのように勘違いさせられ、極右的な統制社会を正当化する日本人も激増していることに、我々は強い危機意識を持つべきだろう。



     かつて8000万人中、5%の国民が戦争の犠牲になったような凄まじい暴走地獄社会の最初の兆候が「日本凄いブーム」だと、私は考えずにはいられないのである。

     これによって、日本社会には戦前のような「日本凄い同調圧力」が成立しつつある。

     歴史から何一つ学ぶことがなく、また民族同調を強要して、自滅した愚行の轍を踏みたいのか? と、私は強く危機意識を抱くのである。



     「美しい日本」なんて、具体性のない、観念の妄想を掲げて登場した安倍晋三政権もまた、中曽根に憧れてナルシズム政権を作りたい意思が丸見えだが、このような低俗下劣な人物が、日本国民を地獄の底に連れ込んでゆくのだと思うべきなのだ。


     物質に摩擦や圧力などのエネルギーを与えると、電荷が分離し、再結合しようとする電気エネルギーが生まれる。

     この電荷は、ただちに周囲に再結合して電磁気現象を起こして失われるが、導電体と絶縁体を組み合わせると、遠方にまで伝播させることができる。



     この原理を発見し、電気を人間生活に利用できるようにしたのが、1700年代末のクーロン・ファラデーら、多数の研究者であった。 

     1800年代に入ると、ボルタが電池を発明し、ファラデーやマクスウェル、ヘルムホルツ、キルヒホフらは、ヒーターやモーターの原理も明らかにしている。



     「第二の火」と呼ばれる電気ほど、人類社会を大きく変えたものはない。19世紀は「電気と動力の世紀」であった。

     20世紀に入ると「第三の火」と呼ばれる原子力が登場するが、電気が人間社会の利便化に巨大な貢献をしたのに対し、原子力は、戦争と人類滅亡のみに貢献している。



     「電気は神の天恵であるが、原子力は悪魔の罠」とも言えるだろう。

     原子力の見せかけの凄みと、中身の悪魔性が理解できるようになるまで、つまり、新しいエネルギーを戦争に使ってやろうとする愚劣さを克服しないかぎり、人類の本当の意味(精神的な)の進化はありえないのだろうと私は思う。



     人類は、今後、電気をどのように利用するようになるのだろう?



     我々が注目しておかねばならないのは、地球規模、人類史規模のマクロな視点でみるとき、電気が人間社会に巨大な影響力を及ぼし始めたのは、実は、まだ、戦後70数年にすぎず、家電の開発を通して、食料やシェルターと並ぶ、人間生活の基幹要素の地位を占めるようになったのも、わずか、この数十年にすぎないことである。



     日常のなかに組み込まれている電気の歴史は、想像以上に浅い。半世紀前、電気の通わない山中の僻村などいくらでもあった。

     日本で冷蔵庫や洗濯機、テレビが日常生活に組み込まれたのは、おそらく1960年代であって、マイコンが開発され、それらが電子化したのも、1980年代であり、まだ40年に満たない歴史しかないのだ。



     このように急激な発展を遂げた要素というものは、人類史の普遍的法則=史的弁証法からいえば、急激に衰退する要素を含んでいる。



     電気は、我々の時代に急激な発展を遂げたが、もしかすると、我々の目の黒いうちに、急激に衰退するかもしれない可能性を秘めていると考えるべきである。



     電気は、実は、いまだ完全なる完成に達してない。未発見の電磁気現象もたくさんあって、分からないことが多すぎるのである。

     例えば、トヨタ車が北米で不可解な暴走を繰り返した問題は、まだメカニズムも分からないのに、政治的に決着させられてしまっていて、だからこそテスラの自動運転車が原因不明の事故を繰り返しているのである。



     すべての法則が明らかにされていないことは何を意味するのか?

     つまり、まだまだ、利用形態が激変するような革命が待ち構えているかもしれないことを意味している。

     ある日、突然、電気が人間社会に有害であると決めつけられて、存在理由を失うかもしれない。



     例えば、携帯電話やスマホについて、電磁波が痴呆症の原因であったりする致命的な障害が発見されるかもしれない。

     また、巨大な送電インフラが、とんでもなく危険な代物であると分かるかもしれない。





     私が、半世紀前から指摘してきた「電気利用の大革命の必然性」は、発電が、中央集権的な「スケールメリットの法則」を外れて、必要なときに必要な分だけ発電する「現場発電」に向かう社会的要請による必然的な流れのことである。



     「スケールメリット発電」、すなわち水力・火力・原発などの巨大発電施設は、その成立時から致命的な欠陥を抱え続けてきた。

     それは、必ず巨大な送電インフラを必要とするという本質であり、日本中を埋め尽くす莫大な電柱と電線、送電ロスが、電力を効率的に利用する巨大な足かせになっている現実であり、そこから白血病を引き起こす制動X線が放射されている可能性も指摘されていて、これが、このまま容認されたまま未来に向かうことなどありえないのである。



     例えば、電動工具を見ても、今、すでにコードレスの時代がやってきていて、効率的な電池開発とともに、邪魔な電気配線の排除する流れを否定することは不可能であり、次は掃除機などの家電類にそれが及んでいる。

     そうなれば当然、次の課題は、各家庭に配電する電線の存在であり、すでに燃料電池発電や太陽光発電などの戸別発電を利用している家庭や工場では、電線配電への依存が著しく減少する傾向にある。



     ところが、困ったことに、中央集権的発電、わけても原子力発電には、国の巨大な利権が絡んでいて、電線インフラが排除されてゆけば、原発や火力、ひいては自民党政権に巨大な利権を与えてきた電力会社そのものが存在理由を失うという現実である。



     実は、こうした危機意識は、すでに燃料電池が開発された1960年代から電力経営陣や官僚たちの間で顕著であり、70年代に入って、コジェネシステムが実用化されようとした段階で、政府によって激しい妨害に遭い続けているのである。



     太陽光発電も燃料電池発電も、世界をリードしてきたのはシャープや三洋・東芝・日立など日本の家電業界であった。

     ところが、もしコジェネ現場発電システムが実用化され、電気利用コストも下がってしまうと、原発や電力会社の存立が危機に陥ることは避けられず、自然エネルギー、現場発電コジェネシステムの普及を、あの手この手で官僚たちが妨害を続けてきた。



     補助金を出さないとか、無用の法規制をかけるとか、太陽光やコジェネシステムのコストを実際よりも大幅に高く見積もってみたり、健縁康被害があるかのように宣伝してみたり、逆に、原発が安全であるかのようなウソを宣伝してみたり、原発コストを極端に低く見積もってウソに満ちた大宣伝を繰り返したりしている。

     この政府による自家発電システムへの妨害が功を奏して、世界のトップを走っていた日本の自然エネやコジェネ業界は、瀕死の状態にまで追い込まれた。



     シャープも、太陽光発電について、国の妨害がなければ台湾企業に買収されることもなかったであろうし、三洋も消えることもなかっただろう。

     また、日立、東芝が愚かな原発依存に走って自滅することもなかったであろう。



     政府官僚による、中央集権的発電システム=原発を守るという姿勢は、時代の趨勢に逆行し、電気関連企業の努力を台無しにしてしまった。

     東芝を潰すのは日本政府である。次に、日立と三菱を潰すのも自民党と日本政府の、スケールメリットと利権への執着である。

     

     現在、太陽光発電買い取りなどで一見、再生可能自然エネルギーを支援しているように見えるが、これは、実は、原発を延命させる口実でしかない。

     政府も電力も、再生エネルギーへの努力をしていますという、姑息なアリバイ証明でしかない。



     それが証拠に、燃料電池や太陽光発電のコストについて、政府は原発電力より高く付くとデタラメな宣伝を行い、実際のコストを見せることを妨害しているのである。



     この資源エネルギー庁の、電力コスト試算のインチキぶりには開いた口が塞がらない。



      http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/family/index.html





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     このようなデタラメ試算が、日本政府の悪質な詐欺ペテン体質を象徴している。



     ここでは、原発電気が一番安くてキロワットあたり 8.9円と、世界的詐欺師でさえ裸足で逃げ出すような真っ赤なウソを平然と書いている。

     原発巨大事故は、地球上で10年に一度起きている。この処理費用は、メルトダウン一基あたり数十兆円かかるのが常識であって、フクイチ事故の場合は、完全に復旧させるのは不可能だが、暫定復旧だけでも100年以上、100兆円はかかるのである。



     原発事故一回で、日本全国の電力料金の100年分はかかるだろう。事故を過小評価し、控えめに見積もったコストでも、原発はキロワットあたり数百円以上である。

     つまり、日本政府は、電力事故をコストに含めないと宣言している。他の再生エネルギーは、もちろん、すべての費用だけでなく、政府による搾取までコストに含めている。

     ここまでウソをついても、日本政府が原発の利権を守りたい姿勢がありありと分かるだろう。



     燃料電池発電=コジェネシステムの発電コストは、いかほどなのか?



     政府系のエネルギー調査会による試算では、キロワットあたり12円前後となっている。

     これは資源エネ庁のインチキ絵図によれば、水力発電に匹敵するコストである。

     http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/cost_wg/004/pdf/004_10.pdf



     ところが、この試算にも、驚くようなウソが含まれている。

     何がウソかというと、燃料発電コジェネシステムには、送電インフラと、その維持費用が不要なのであって、現場発電によるコスト削減分が含まれていない。

     燃料電池発電コストは、そのまま消費者による買電コストになるが、供給電力には、電力会社による商業的な利益とともに、原発事故の後始末代金まで乗せられるのである。



     例えば、東電の場合、キロワットあたりの電力価格は20円前後である。原発電力が8.9円と書かれているのに、この差額は何かといえば、東電によるぼったくりとともに、フクイチ事故の後始末代金が乗せられているのである。

     だが、燃料電池システムでは、維持費用を含めても、そのままキロワットあたり12円前後である。送電インフラの分担も、原発事故の分担も必要ないのである。



     実は、この程度の試算は、半世紀前でも同じであり、燃料電池発電システムは、半世紀前に完成していたのである。それが公になれば、原発も電力会社も潰れるという事情から、これまで隠されてきただけのことだ。

     我々は、自民党政権が原発を延命させるためのウソに欺されてきたのである。

      

    https://selectra.jp/info/price/denki-hikaku/1kwh



     現在、自家用車がガソリン1リットルで走行できる距離を10Kmとしておこう。電気自動車が、1キロワットで走行できる距離も10Km前後である。

     コスト比較が分かりやすいので、現在のガソリンがリットル150円として、電気代は20〜30円程度であり、電気自動車のコスト的優位性が明らかである。

     これはバッテリーの耐久性が問題になるので、その分も相殺すれば、多少異なる結果になる。



     おまけに、トヨタの販売している燃料電池車は、そのまま家庭用発電所になるのだ。車庫に置いてあるだけで50キロワット発電所と同じなのである。



     燃料電池コジェネシステムの水素源は、都市ガスを前提にしてキロワット12円だが、燃料電池車用のインフラが整備され、水素コストが下がれば、おそらく10円程度まで下がるのではないだろうか?

     こうなれば20〜30円の供給電力は勝負にならない。

     だから、私は燃料電池発電の普及が原発と電力企業を追放すると昔から指摘してきた。



     残された問題は、水素の供給インフラの整備と、コジェネシステムの耐久性問題だけであるが、これも、10年に一度巨大事故を起こして人類の未来を破滅に向かわせる原発に比べればたいしたことはない。

     

     電力供給インフラ=送電網が無用となり、電力企業が潰れてしまえば、現場発電の新しい技術開発も雨後の竹の子のように生えてくるはずだ。

     供給だけではない。電力利用機器の合理化も進み、電力省エネ技術は革新を繰り返し、今の電力量の数分の一以下しか必要としない時代がやってくるだろう。



     また現場発電は、燃料電池だけでなく、フリーエネルギーの技術も無数に現れるに違いない。

     こうした事態は、エントロピーのような必然であり、強い力で歴史を進めてゆくのである。



     我々の目の黒いうちに、原発も電力企業も倒産が近づき、次なる課題は、主のいない放射能施設を誰が管理するのかという新たな、極めて深刻な問題が我々の前に立ち塞がるであろう。

      


      私がツイッター上で「2016年問題」について提起したのは、事故後まもない頃からだが、2012年頃からは、放射能汚染による被害には5年という長い潜伏期間があって、本当に、循環器障害(心筋梗塞)などの被曝発症が始まるのが2016年で、ピークは2018年、19年頃に来ると、何度も何度も書き込んだ。

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     ところが、グーグル検索で、数年間は「2016年問題」は、私などによる被曝潜伏期間問題がトップに来ていたのだが、2014年頃からは、まったく何の意味もない、都内のコンサート会場不足とか、マイナンバーとかが2016年問題にすり替えられてしまい、私の提起していた被曝潜伏期間満了問題など、まるで検索にもヒットしない状況となった。



     https://www.google.co.jp/search?q=2016%E5%B9%B4%E5%95%8F%E9%A1%8C&oq=2016%E5%B9%B4%E5%95%8F%E9%A1%8C&aqs=chrome..69i57.3259j0j8&sourceid=chrome&ie=UTF-8



     これは、CIA機関といわれるグーグルが、原発問題について、情報操作を行ったのだと私は理解した。



     ちょうど同時期に、自民党や原発企業に都合の悪い、あらゆる情報が、ネット上から次々に削除されていった。

     本来は、ほとんど削除のないはずの47ニュースの記録さえ削除された。

     例えば次のような記事だ。

     このニュースは、福島原発事故で死者は一人もいないという自民党による真っ赤すぎる嘘を真正面から打ち砕くもので、共同通信が「事故後の被曝」という科学的根拠の存在しない、極度の捏造記事を配信した証拠でもあった。

    ookuma.jpg



     

     他にも、不可解に削除されたニュースとしては、ウクライナで原発事故により100万人以上が死亡した記事とか、チェルノブイリの奇形児関連のニュースなどである。

     さらに、グーグルトレンドによって、白血病や心筋梗塞を検索すると、2013年頃までは、明瞭に、フクイチ事故を起点として激増が起きているグラフが誰にでも分かりやすく表示されていたのに、2014年になると、フクイチ事故とは何の関係もなかったような捏造が行われたのに、我々はグーグルによる、あまりに露骨な情報操作の悪質さに目を見張ったのである。

     ところがグーグルにもスキがあって(あるいは良心のかけらを残した人材がいたのか?)

     下のように十数年のグラフに変えると、はっきりと事故との因果関係が、まだ見えている。しかし、国際巨大資本の代弁者であるグーグルは、こうした痕跡もやがて消してしまうだろう。

      https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=JP&q=%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85



     何が言いたいかといえば、グーグル社の凄まじい情報操作を知っていただきたいのである。

     私の、このブログも、以前は、読者数や検索数の多さから、検索のトップに位置することが多かったのだが、今では「東海アマブログ」と付箋をつけないと絶対に検索されない。

     これも2014年頃から、検索数ではなく、政治的思惑による検索操作が明確になっている。「自民党権力に都合の悪い情報は大衆に見せない 」というスタンスが、極めて鮮明に見えるようになった。



     今「ルシファーの眼」で検索してみれば、ほとんど何も出てこないようになっている。グーグル社が、ルシファーをゲームの世界の妄想に貶めたいことがよく分かる。



     こうした、情報操作を行う主体は、グーグルの他に、日本では、もちろん電通が主役である。

     電通という会社は、戦前、日本陸軍が、岸信介や里見甫(上海麻薬王)らに作らせた、朝鮮統治のための情報工作機関であるが、戦後も生き残り、広告支配を通じてメディアを経済的に束縛することで、言論を監視する工作機関の役割を果たしてきた。



     この種の、情報操作を行う監視機関には共通点があって、必ずといっていいほど目玉のマークが使われているのである。



     例えばグーグル社のマーク

     多少分かりにくく表示されているが、モチーフは目玉だ。

     

    gu-guru.jpg





     そして、これは電通本社の床である。



    dentu







    これは電通本社の玄関に掲げられている社標



     dentuu2.jpg



    これは五芒星といって、ユダヤ人=イスラエルの国家標識である六芒星よりも一角少ないが、意味しているのは「サタン」であり、イルミナティの一員であることの標識であるといわれる。

    http://sekainoura.net/akuma-hosi.html



    日本では、自民党に買収されて、完全な情報洗脳メディアと化した産経新聞=フジサンケイグループの社標は、これである。

    もちろん立派な目玉だ。

     



    sankei.jpg





    もちろん目玉の元祖はこれ、FRB(ユダヤ人最高金融機関)の発行する1ドル札である。



     dorusatu.jpg



    もちろん、わが三菱UFJが目玉をマークにするのも、あまりに当然である。

    medama3.jpg





    トヨタだって、雄牛じゃない本当は目玉なんだ。

    数日前に、ユダヤ人副社長に10億円以上の報酬を支払ったことがニュースになった。豊田社長の報酬が3億円だというのに。



     medama4.jpg





    目玉マークの企業はたくさんあるので、全部を書き出すわけにもいかないが、日本を代表する産業やメディアばかりである。

     ただ、我々の日常生活にもっとも密着した千円札の野口英世だけは省略するわけにはいかない。

     日本の紙幣のモデルで、フリーメーソンでないことがはっきりしているのは、聖徳太子と樋口一葉だが、残りの全員が、フリーメーソンと何らかの関係を持っていて、野口英世も、新渡戸稲造や福沢諭吉と同じく正会員であったといわれる。

     だから富士山に代用させているが、ピラミッドまでしっかりついている。

     

    medama.jpg



     以上、紹介した、これらのマークは「ルシファー(プロビデンス)の眼」と呼ばれ、フリーメーソン=イルミナティが、自分たちの組織を社会全体に誇示し、監視と統制を宣言しているといわれる。



     だが、すでに述べたように、あらゆる検索エンジンが、「ルシファーの眼」がイルミナティによる世界支配の道具であるという真実の情報を、まったく表示しないようにしてしまっている。



     フリーメーソン=イルミナティという組織は、全世界の資本主義社会を裏側から支配するユダヤ人(ユダヤ教徒)の秘密組織ということになっている。

     その意味するところは、彼らの教典タルムードに書かれている通り、ユダヤ人だけが神に選ばれた民族であり、他の民族はユダヤに奉仕するためのゴイム=家畜にすぎず、ユダヤ人は彼らを社会の裏側=経済から、監視統制し支配すると宣言するということであり、具体的な内容は「シオンの議定書」に描かれている。





     つまり、日本社会は、日本人のものでは決してない。世界経済を闇から支配する秘密結社によって監視され、彼らの都合の良い政権がでっちあげられ、我々国民生活は隅から隅まで完全に統制され支配されているというわけだ。



     戦後、自民党政権も、イルミナティのための機関であるCIAによって、敗戦直後から現在に至るまで、完全にコントロールされてきた。

     でなければ自民党権力がここまで長続きするはずがない。選挙は完全に捏造されてきたのである。



      過去1世紀、CIAは、他国の選挙に81回以上介入してきた

    https://ameblo.jp/ghostripon/entry-12237022306.html



     日本の選挙で、安倍晋三や麻生太郎という小学生漢字も書けないような無教養な人物が、首相になっているような現状で、「これは変だ」と思わない人はゲームやテレビ、スポーツや芸能に洗脳支配されている浅はかな人たちだけである。

     日本はムサシというバックドアを利用した選挙システムによって、完全に不正に操作されてきて、イルミナティ=CIAの計画通りに権力が成立しているのである。



    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%9B%AE



    http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3381/1.html


     ビルゲイツといえば、マイクロソフトの創業者で、世界で五本の指に入る超大金持ちであるとともに、イルミナティと呼ばれる奇っ怪な組織の中心人物であるともいわれる。



     イルミナティについて、我々は、その噂をたくさん聞くが、実のところは、その正体をよく分かっている人は、ほとんどいない。

     ユダヤ系の秘密結社、フリーメーソンの上部団体とか、さまざまな情報が乱れ飛んでいるが、誰も、その実態をきちんと報告した者はおらず、噂の上に噂が積み重ねられた得体の知れない茫洋とした存在である。



     ウィキに書かれているイルミナティの情報も、イルミナティ自身が都合良く編纂している疑いが強く、この問題に関する世間の関心を意図的に遮断したい意思が丸見えで、ほとんど何の役にも立たない、眉唾の適当な内容ばかりである。

     逆に、「それほど隠したいのか?」と私は関心をそそられるのである。

      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%86%E3%82%A3



     まあ、こちらの空想的情報現の方が、多少マシにイルミナティの真実に近づけているかもしれない。



      http://tocana.jp/2017/09/post_14285_entry.html



     フリーメーソンの上位にあるといわれるイルミナティは、我々の日常生活にがっちり食い込んで異様な姿をアピールしているので、関心を持たないわけにはいかないのだ。



    medama2.jpg





     例えば、ありふれた有名な話で申し訳ないが、FRB(ユダヤ金融機関)の発行するアメリカ紙幣=ドル札に、フリーメーソンやイルミナティのマークが堂々とデザインされているばかりか、日本政府の紙幣にまで、同じもの=「ピラミッドに目玉が」秘密裏にデザインされているのは紛れもない事実であって、「イルミナティなんぞ空想の産物」と決めつけるには無理がありすぎるのである。



     イルミナティのマークは「世界を監視するルシファーの眼」と呼ばれるもので、都市伝説などの矮小なものではなく、あらゆる我々の日常生活に食い込んでしまっているのだ。



    http://sekainoura.net/%E5%8D%83%E5%86%86%E6%9C%AD%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86.html



      http://urbanlegend-jp.com/blog/freemasonry-person-05/



    medama.jpg



     このイルミナティは、ユダヤ人の世界支配を目指した秘密結社であるといわれ、かつて、我々が知ったメンバーで言えば、マッカーサーや、キシンジャー、ブッシュ、チェイニー、ロックフェラー、そしてロスチャイルド、現代にあっては、ビルゲイツやジョブス、ザッカーバーグなども含まれているといわれるが、信憑性は不明である。



     その何が問題なのか? といえば、実は、聖書と反キリストという恐ろしい根源問題が出てくる。

     イルミナティのマークが「ルシファーの眼」であるとされるのは公然たる事実だが、これは堕天使=サタンとも呼ばれ、悪魔の代名詞であって、キリストの永遠の敵対者なのである。



     実は、フリーメーソン=イルミナティの正体は、ユダヤ教の秘密結社といわれているが、ユダヤ人にとって最大の敵はイエスキリストなのである。

     イスラエル国内にあって、同じイスラエル人=ユダヤ人であるにもかかわらず、キリストを讃え、信仰する宗教は、ほとんど見当たらない。

     表だっては言わないが、ユダヤ人の信仰対象は、キリストではなくルシファーである。

      

    https://www.youtube.com/watch?v=7AY0x31c1kc



    http://benedict.co.jp/smalltalk/talk-60/



     ユダヤ人がキリストを憎む理由は、中世にユダヤ人に対して行われた残酷な迫害=ボグロムが、キリスト教徒によって行われたということであり、すなわち、ボグロムはキリストの代名詞になってしまった事情がある。



     ユダヤ人集団虐殺=ボグロムを逃れたさに新大陸アメリカに渡航した清教徒たちの多くも、実はキリスト教徒のフリをしたユダヤ人たちであった。

     彼らが、アメリカの支配階級となったとき、表向きはキリスト教徒のフリをしながら、実質はユダヤ教に他ならない、つまり本当の中身は「反キリスト」である「キリスト教会」=福音派・モルモン教・エホバ派など、たくさん作り出している。

     これこそ、イルミナティの正体であると考えることもできる。



     ビルゲイツも、また英国から清教徒として渡航してきたユダヤ人の子孫であると言われるが、明瞭な証拠はない。

     しかし、彼は紛れもなくユダヤ教=イルミナティの中核的指導部にいる。



     地球上のすべての種苗を、特許法によって独占しながら固有種を排除し、カーギルやモンサントの種子独占を実現してしまったのもユダヤ=イルミナティであり、その一翼に、ゲイツの北極種子倉庫も含まれている。



     地球上の、あらゆる資産を、レバレッジなど虚構の詐欺的手法で独り占めし、地上のあらゆる紙幣発行権を独占しようとしているFRB=IMFも、間違いなくユダヤ教徒による戦略であることは、少し経済を本質的に学んだ者なら誰でも理解するところである。



     そのビルゲイツが、10年くらい前から、地球人口を減少させるために、ワクチンや生物兵器が必要になると公然と発言しはじめている。



    https://www.youtube.com/watch?v=b4vE8AdSPGc



    地球上最大の大金持ちが、地球人口を細菌兵器などでコントロールする必要があると言い出したのだ。

     これは、とてつもなく恐ろしいことであり、まさに我々が知る、イルミナティの戦略の根幹部分なのである。



     ちなみに、この講演の核心部分である「二酸化炭素による温暖化現象」については、槌田敦教授が、「真っ赤な嘘」と怒りをむき出しにして糾弾している。



     大気中の二酸化炭素の増加は、気温上昇により海水中の炭酸ガスが空中に放出された結果であって原因ではない。本当の原因は、先進資本主義国が金儲けを目的に化石燃料など地球資源を浪費し、二酸化炭素を吸収する農地や森林を伐採しているからであって、ゲイツが主張している「エネルギーを原発由来に変えれば二酸化炭素が減少する」というひどい詭弁を怒りに満ちて告発している。



       http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/100/seminar/No72/TCD981222.pdf



     あまつさえ、生物兵器やワクチンを利用した人口調節という論理には、超大金持ち、特権階級の自分勝手な独善的屁理屈しかない。

     生物兵器による人口減少によって、誰が一番トクをするのか?

     地球社会で、あらゆる立場で優位に立つ特権階級だけであろう。



     http://xn--dckb6hpa8h1c.com/illuminati-vaccine.html



     イルミナティによるワクチンを使った人口減少計画は、すでに世界的に実行され、イルミナティの走狗である自民党政権によって、強力に進められている。



     それが子宮頸がんワクチンである。



     子宮頸がんワクチンを摂取すると強力な不妊化が起きる。それどころか、含まれている水銀などの化学物質によって、生涯を台無しにするような薬害障害さえ大量に発生している。



     http://thinker-japan.com/hpv_vaccine.html



     http://blog.livedoor.jp/ijn9266/archives/5754470.html



     すでにワクチン接種副作用による大量の障害者が発生しているにもかかわらず、国や製薬会社は被害を隠蔽し、障害を受けた少女たちの苦悩を無視し続けて、ワクチン接種をやめようとしない。



     https://ddnavi.com/news/248225/a/



     こうした実害を無視し、隠蔽しながら進められる異常なワクチン接種の本当の理由は、冒頭に述べたビルゲイツの戦略=ワクチンによる人口削減計画であることは明らかである。



     2011年3月11日の、不可解な大震災もまた、今のところ、確たる証拠こそないが、震源地付近で、笹川財団が所有する地球号(乗組員の多くがイスラエル人)が不思議な震源地掘削を行っていたことから、何か人工的な関与のある巨大地震ではないかと疑うしかない状況である。



     そして、それに次いで起きた、福島第一原発事故による巨大放射能事故もまた、原子炉にイスラエル・モサドの直営企業といわれるマグナBSP社の監視ロボットが存在し、メルトダウン発生後の、あらゆる復旧操作が不可能になったとの管理員の声が残されている



     https://xuzu0911.exblog.jp/21749804/



     スノーデンも、アメリカに敵対する日本の政権が力を持ったら、原発に仕込んであるイスラエル製のスタクスネットというウイルスを作動させて巨大事故を起こさせる仕込みをしていたと述べている。



     http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-4767.html



     そうした、あらゆる不可解な人口減少をもたらす極度に深刻な事態が、多くの人々が陰謀論と嘲笑しながら、ワクチン接種とともに、確実に日本民族の未来を奪っている現実に、どれほど多くの人々が気づいているだろう?


     この記事の内容、相当以前の、青木理の記事によって知ってはいたが、なぜ国会で問題にされないのか不可解だった。

     今日、再び、アップされているので、そのまま転載しておく。

     実は、内容は、モリカケ以上に安倍晋三の息の根を止める深刻な問題に発展する可能性があると思う。



    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180626-00168997-hbolz-soci



    ポスト「モリカケ」か? 安倍首相に浮上したもう一つの「重大疑惑」

    6/26(火) 8:50配信 HARBOR BUSINESS Online





    ポスト「モリカケ」か? 安倍首相に浮上したもう一つの「重大疑惑」

    写真/時事通信社

     モリカケ問題追及が行き詰るなか、ポストモリカケといってもいい重大疑惑が浮上して来た。



     しかも、モリカケ問題はあくまで官僚の忖度で、安倍晋三首相との関係は間接的とも見られるなか、このポストモリカケは安倍首相が少なくとも途中から直接かつ主体的に関与している可能性が高いのだ。



    ◆入手した「3枚の文書」



     このポストモリカケの重大疑惑とは、筆者がスクープしたものである。安倍氏の地元、山口県下関市で99年4月にあった市長選に関し、地元の安倍事務所が反社会勢力にも通じる小山佐市氏(80)なる地元ブローカーにライバル候補に対する選挙妨害を頼んだというものだ。



     選挙妨害の見返りが小山氏には約束されていたようだが、安倍事務所側はこれを反故に。これに怒った小山氏が、塀の中で知り合ったお隣、福岡県北九州市に本部を置く指定暴力団「工藤会」組長らと組んで、安倍氏の下関市内の自宅などに火炎ビンを投げ入れ、小山氏は非現住建造物放火未遂容疑などで懲役13年の実刑に問われた。その小山氏が今年2月、満期出所。この5月に筆者に連絡して来たことに始まる。



     もっとも、この選挙妨害疑惑、小山氏らが逮捕された03年11月以降、選挙絡みのようだとは大マスコミでも報じられた。しかし曖昧なものだったし、いずれにしろ、小山氏の逆恨みとされた。



     ところが、今回、筆者は小山氏に接触するなかで、安倍事務所が選挙妨害を頼んでいたと思わないわけにはいかない3枚の証拠文書を入手した。



     この文書とは、当時、地元安倍事務所の筆頭秘書だった竹田力氏(元山口県警警視)が、小山氏側と交し、署名・捺印したもの。それぞれ前述99年4月の市長選挙後の同年6月17日、6月22日、7月13日の日付が入っている。



     最大の注目点は、まず1枚目では、小山氏が選挙妨害の見返りに安倍氏側に対し、懇意にしていた元市長の面倒を見ること、市内計画道路の変更(小山氏は地上げ屋で、誘致するスーパーの利権絡みのことから)などを要求していたことがわかる。さらに小山氏は選挙妨害の件で安倍氏との1対1の面会を要求。これに対し、筆頭秘書の前出・竹田氏は計画道路変更は難しいが、元市長の件は安倍氏に連絡したところ小山氏、元市長と3人で話し合いし、最大限努力したいといっていると回答。さらに「古賀潰し(=文書の記載。選挙妨害)の件も安倍氏に報告済みで、安倍氏は小山氏と話をしたいといっているとの回答もしているのだ。



     2枚目は、1枚目に記された小山氏の安倍氏との面談要求が通り、99年7月3日午前10時からにスケジュールが決まったので、申し訳ないが、地元の安倍事務所にお越し下さいという内容だ。



     そして3枚目は、予定通り安倍氏との面談を受け、「双方一切他言しない事、約束した」(文書より)として、(1)元市長の件は、本人から依頼あれば誠意を持って話を聞く、(2)「古賀問題」(選挙妨害のこと。1枚目の「古賀潰し」から言葉が代わる)については安倍氏、小山氏の1対1面談でいろいろ話がされたが、安倍氏より話し合いをするように指示を受けている。今後、双方弁護士を入れて解決に向け最大限努力しますと記されている。



     以上、これら記載を見ると、少なくとも安倍氏は選挙後ほどなく、筆頭秘書・竹田氏の報告で選挙妨害の件を知り、しかしこれを咎めるどころか、実行役の小山氏と直に会い、見返りを与える代わりに、「一切他言しない事」と約束を交わせ隠蔽を図ったというのが、普通の解釈というものではないだろうか。



     ここで筆者が強調したいのは、安倍氏がこうした行動に出たのは、単に地元市長選絡みで自分の国家老といってもいい江島潔氏(現・参議院議員)を再選させたかったに止まらず、安倍氏自身、この選挙妨害したと思われる相手に危機感を持ち、その相手の政治生命を絶ちたかったと思われる節があることだ。



    ◆握りつぶされた「約束」



     前述の「古賀潰し」、「古賀問題」の記載にあるように、その相手とは古賀敬章氏を指す。



     古賀氏は93年7月の衆議院選挙で当時の新生党から出馬し初当選。しかし、再選を目指した96年10月の選挙では落選している。



     この間、選挙制度が中選挙区制(山口1区。定員4人)から小選挙区制(山口4区)に替わり安倍氏との一騎打ちになったためだ。しかし、それでも古賀氏は安倍氏の約9万3000票に対し約6万票と善戦。



    「これに安倍は脅威を感じた。古賀も自宅は下関市。もし、山口県最大の同市長になられ、2期ほど務めて利権を安倍から奪取した上で再度、衆議院選挙に出られたら、ヘタをしたら自分が負ける可能性もあると」(地元事情通)



     しかも、その選挙妨害は、拉致問題に引っ掛けてか、「古賀は朝鮮人。もし当選したら、下関市は“金王朝”になってしまう」というビラを撒くなど虚偽(古賀氏は在日ではない)かつ差別・偏見に満ち満ちたものだった。



     ところが、安倍氏側は約束を反故にしただけでなく、一転、“密談”の翌月、すなわち99年8月30日、小山氏は、そもそも選挙妨害を直に依頼したと見られる佐伯伸之秘書(当時)に対する300万円の恐喝事件で逮捕される。



     誌面の制限上、詳細は触れられないが、筆者が入手した300万円の領収証(絵画購入名目)の宛名は佐伯秘書とは別人で、この事件は小山氏をデッチ上げ逮捕し塀のなかにいれることで口封じしようとした疑惑がある。さすがに余りに強引過ぎたからではないか。小山氏は結局、起訴猶予になり、この件では服役するに至らなかった。



     それでもこの間、水面下で小山氏は約束の実行を何度も迫ったようだ。しかし、安倍氏側は完全拒否。ついにブチ切れた小山氏は、前述のように工藤会側と組んで火炎ビンを安倍氏自宅に投げ込んだとして(実際は安倍事務所も入れて計5度)、03年11月、逮捕となるのだ(罪に問われていないが、この間、江島市長の公用車のフロントガラスが割られるなどの事件も起きていた)。



     ただし、小山氏は逮捕され、13年の懲役に問われる(一審。控訴、上告するも棄却に)も、自身、「双方一切他言しないこと事」の約束を守り通したようで、公判において、前出の3枚の文書の存在が明るみに出ることはなかった。



     しかしながら、共同通信がどこからかその存在を聞きつけ、安倍第1次政権が発足する06年、記事にしようとしたことがあった。しかしいまふうにいえば、上層部の安倍氏に対する忖度の結果、記事は出なかった(参照:「共同通信が握りつぶした安倍スキャンダル」。『現代』06年12月号。著者は魚住昭と青木理両氏)。



    ◆真相を明らかにすべき



     筆者がここでいいたいのは、その事実からも、この重大疑惑の信ぴょう性は高いということだ。



     さらにいえば、当時の共同通信がどれだけ真相に迫っていたかは不明ながら(小山氏は当時、共同の記者が面会に来たことは認めるも取材拒否。文書は渡していないという)、今回、明らかになった事実などからすれば、その真相が当時、大手マスコミに出ていれば、首相退任どころか、代議士辞任もあり得、いまのように安倍氏が首相に返り咲くなんてことはあり得なかっただろう。



     それはそうだろう。選挙妨害は、特に政治家にあっては自身もその洗礼を受けるだけに、その公平性を歪める、なおさら重大な犯罪だ。いまとなっては法的には時効だろうが、政治家としての資質上、倫理的にも時効などあろうはずもなく、事実だとすれば許されるものではない。



     まして今回の重大疑惑においては、その選挙妨害手法におけるヘイトぶり、デッチ上げ逮捕疑惑、その他にも小山氏の言によれば放火未遂事件においては、工藤会側と共謀したとする日時、小山氏は旧知の警官と会っていたアリバイがあるが上層部が圧力をかけてその警官に証言させなかった、なんという疑惑さえもあるというのだ。



     以上のようなことから、筆者はモリカケ問題より重大疑惑と思うのだが、筆者が配信しているニュースサイト「アクセスジャーナル」でこの疑惑を6月9日から連載開始。真っ先に3つの証拠文書を掲載、安倍氏と小山氏が一緒の写真、獄中から小山氏が安倍首相に出して手紙などの物証も転載するも、まったくというほど大手マスコミから反応はない。



     ある永田町事情通によれば、「安倍3選が既定路線。3選無しならやるが、勝ち馬を叩くバカはいない」結果という。しかし、安倍氏の首相以前、政治家としての資質が問われる重大疑惑であり、いま首相なら、なおさらその真相をハッキリさせるのが第4の権力ともいわれるマスコミの使命ではないのか。



    <取材・文/山岡俊介>



    やまおかしゅんすけ●『噂の真相』の意志を継ぐタブー無し有料WEBマガジン「アクセスジャーナル」編集長。上場企業、政治家、暴力団、芸能界から反原発まで幅広くネタを日々配信中。



    ハーバー・ビジネス・オンライン


     三日前に書いた、宏観前兆だが、その結果として起きたことは

      /掲崖戮3000mの爆発的噴火をした



    https://373news.com/_news/?storyid=93429



     東北北海道方面に見られた赤焼け現象については 福島沖M3.9 北海道東方M4.6 が起きているが、見合う結果は出ていない。耳鳴りは三日連続異様な激しさで続いている。

     まだ結果が出尽くしたとは言いがたいので、引き続き警戒が必要だと思う

    *******************************************************************************************:







     W杯サッカーの盛り上がりが凄い。テレビでもモーニングショー、ワイドショーと朝から深夜までサッカーばかり、間にプロ野球や卓球やらも入ってはいるが、サッカーを話題にしなければ、まるで非国民と指弾されそうな雰囲気だ。



     だが、そのおかげで、森友・家計問題で追い詰められてきた安倍政権は、追求の矛先も緩み、一息つくどころか、麻生太郎なんかは「新聞を読まないB層は、すべて自民党支持者だ」なんて、また超低IQを誇るような妄言を吐いている。



     若者たちが、貧乏人や若者イジメを続ける自民党の愚劣さ、超異常さに関心を持たない理由は、サッカーを始め、スポーツや芸能や、ゲームに夢中になっているせいというのは事実のようだ。

     そして、そうした若者たちの政治無関心と右傾化を演出する仕組みは、実に百数十年も前から計画的に行われてきたということが、「シオンの議定書」から分かっている。



     今から、130年前、1890年代、ロシアで一世を風靡した「シオンの議定書」は、1905年・17年に起きたロシア革命とも大きな関係を持っているともいわれるが、いつのまにか世界的に「偽書」という評価が定着している。

     

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3%E8%B3%A2%E8%80%85%E3%81%AE%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8 



     しかし、我々が現在、これを精読してみても、その内容には、偽書を思わせる不合理も捏造も何一つ感じられず、これは間違いなく、当時の世界支配を目指したフリーメーソン・ユダヤ人による隠された指南書であると理解せざるをえない。



     私が何度もブログに書いてきた、タルムードを信奉するユダヤ人なら、必ず同じことを考える必然性があると私は思った。



    http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-75.html



    http://blog.nihon-syakai.net/blog/2008/02/617.html



     ユダヤ金融資本による世界支配とは、このような戦略で行われてきたのかと、何度でも驚嘆する内容になっていて、読めば読むほどに真実性の確信を深めるばかりである。

     ただし、フリーメーソンにとっては、極めて不都合な暴露内容であって、「偽書」として闇に葬りたい意思は重々理解できるのである。



     この種のユダヤ人の「ホンネ」が外の世界に漏れ出すことは、ユダヤ人の未来と利権にとって由々しき事態であると彼らが危機感を露わにして隠蔽に走るのも当然であろう。

     そもそも、「ユダヤ人以外は、ユダヤ人に奉仕するためのゴイム=家畜である」と書かれたユダヤ教の聖書であるバビロニア・タルムードですら、1980年くらいまで隠し通され、インターネットによる情報伝播革命によって、はじめて世界中に暴露されるようになったのである。



     フリーメーソンについても、世俗的に説明されてきた「バッキンガム宮殿を建設した石工の友愛を旗印にした職能組合」という解説を信じるものは、いまどき滅多にいない。

     そもそも石屋というのは、実は、モーゼがエジプトからユダヤ人を連れ出した「出エジプト記」に描かれた理由に関係していて、ユダヤ教の本源に関わるキーワードなのである。



     ノアの子孫、セム族は、チグリス・ユーフラテス圏内で生活していたときから、石造技術に関して特別の能力を持った人々で、この技術ゆえに、エジプトに優遇されてピラミッド建設に雇用されていたが、ユダヤ人を厚遇した王が死に、ユダヤ人の人口増加に危機感を抱いたパロ王の即位後、エジプト内でのユダヤ人が迫害されるようになり、地位も貶められたことで、モーゼはユダヤ人をエジプトから大脱出させ、パレスチナ=シオンの地にイスラエルを建国させた。



     その後も、高度な石造技術を持っていたがゆえに、バビロン王に民族ぐるみ誘拐されて空中庭園を造らされて幽閉されたり、ローマ帝国からも、たくさんの迫害を受けた。

     石造技術とは、ユダヤのユダヤたる本源を意味するもので、バッキンガム宮殿の石工たちもユダヤ人であったといわれる。



     そのような意味で、フリーメーソンの代表的なマークであるピラミッドとコンパスと定規は、ピラミッド建設に携わったユダヤ人石工の仕事を意味するものであり、16世紀以降の欧州石工の友愛結社なんて物語は、めでたすぎるウソもいいところであって、フリーメーソンの本質はユダヤ人の政治的結社に他ならない。



     本題から外れてしまったが、シオンの議定書を見てゆくと、18世紀末の資本主義時代に、ユダヤ人たちが民衆をどうのように洗脳し、社会の家畜層に貶めていったのか、背筋が寒くなるほどに具体的に描かれている。



      https://blog.goo.ne.jp/oribeizum/e/c5b64293e8e42804cf46e9c4eb5322d7



     日本に原発やプロ野球を導入したのは、CIAスパイ=ポダムであり、かつフリーメーソン日本支部の最高位(33階級中の)重鎮であった正力松太郎だが、彼が、どのような理由で、プロ野球や読売新聞を日本社会の基幹的地位に置いたのか?

     これを読めば、実に分かりやすい。



    (シオン長老の議定書・第4議定)



      ゴイム(ユダヤ人以外の人々=ユダヤ人に奉仕するための家畜)に物を考えたり観察したりする暇を与えないように、これを商工業の方に引きつけなければならぬ。それで各国は自分の個人的利益に没頭して、共通の敵に 注意を払わなくなる。しかして自由がついにゴイムの社会に仕掛けをしてこれを滅ぼすことが出来るようにするには、投機を工業の基礎にしなければならぬ。



     そうすると地面から取り出す富が投機によって我々ユダヤの金庫の中へ転がり込んでくるのである。

      他人との競争に勝とうという闘争と、事業界における不断の投機とが、道徳も人情もない社会を造り、その社会は宗教にも政治にも無関心どころでなく、むしろ 嫌気もさしてきて、ただ金を儲けることが唯一の指針となり、これを増やすためにあらゆる努力をする。



     それだけが物質上の楽しみで拝金宗教となってしまう。 そこでゴイムの下層民は我々の競争相手である特権ゴイムに反対して、我々に結びついてくる。それは別に高尚な目的を主張するためではなく、また金が欲しい からでもない。ただ単に上層階級に対する敵意からである。



     (シオン長老の議定書・第13議定)



     われわれは娯楽、競技、ゲーム、色事、遊び場をあてがって、更に政事から遠ざける……そのうち、われわれは新聞を使って芸 術、スポーツなどありとあらゆる種類の競争を始める。



     こういうことに関心が向けられれば、われわれがかれらと争わなければならない問題から、かれらを完全 に遠ざけるだろう。ますますかれら自身の意見を反映したり形にしたりすることが難しくなる



    (シオン長老の議定書・第14議定)



     われわれがかれらに対する嫌悪の情 をそそるので、人民は、かの自由を振り回す権利などよりも、農奴制のような状態でよいから安穏の方を好む。



     自由の権利は、人間性に拷問をかけ、まさに人間 存在の根源を疲弊させ、人民は自分が何をしているのか解っていない一群のこすからい山師たちの餌食となったのである……われわれがゴイム政権を覆すにあ たっては、ゴイムを煽動し幾たびか無益な政変を起こさせた。



     人民は疲れ切ってしまい、またまた新たな騒動や苦難をかぶるよりも、少々の辛抱をしてもわれわ れの言うことを聞いている方がましだと考えるだろう。



     以上、断片的に引用したが、故意に分かりにくく書かれているものの、主張のエッセンスは、バビロニアタルムードにおける民族的優越感からの傲慢そのものである。



     要するに、大衆の心を操作して、神に選ばれたユダヤ人だけが金儲けするためには、大衆を競争させて夢中にするスポーツや演劇などの娯楽を与えておくのが一番だと言っているのだ。



     正力松太郎が、読売新聞社主として巨人軍とプロ野球を創設させた理由も、スポーツの勝敗、競争ばかりに夢中になるB層の大衆を増やせば、支配者は、どんなデタラメをやっても、大衆はそれに気づかず、容易に支配ができるという理屈を、そのまま応用したもので、いわゆる日刊紙だけでなくスポーツ専門誌を生み出した理由も、数日前に、いみじくも麻生太郎が言ってのけた。

     「日刊紙を読んでない大衆は全員、自民党支持者だ」と……。



     https://www.sankei.com/politics/news/180624/plt1806240012-n1.html



     ●第5の議定



    >世論を支配するには、各方面から幾つもの相反する意見を発表させ、非ユダヤ人の判断を迷わせ、結局政治には何の意見も持たない方がましだ、と思い込ませるのである。つまり政治はそれを司るものだけが理解出来るもので、民衆には所詮分からぬものと悟らせる。これが我々の第一の秘策である。



    世論支配=共認支配こそが最大の武器であることを認識している。マスコミの力を最大限利用し、社会参加への諦め、不可能視、傍観者体質を植えつける戦略。



    >政治を成功させる大切な第二の秘策は、民衆の欠点、悪習、欲情を助長し、社会生活上の取り決めを複雑化することだ。するとその混乱の中で誰もが訳が分からなくなり、人間同士互いに理解し合えなくなる。こうして我々は々の心の中に不和の種子を蒔き、なお我々に従おうとしない集団を攪乱し、個人でも我々の妨げをするものは骨抜きにしてしまう。



    人々の生活を複雑な社会システムに取り込むことで、共同体を破壊し、バラバラの個人に分解、個人として闘おうとするものは抹殺。





     この第五議定に書かれていることが、フクイチ事故後、日本で行われていることのすべてである。

     私も、この議定に従って骨抜きにされているわけだ。



     原発事故の正当化と隠蔽も、まさにシオンの議定書通りに行われてきた。



      https://matome.naver.jp/odai/2137550546169589401



    今、サッカーに夢中になっているメディアや、渋谷駅前に繰り出している人々の映像を見るにつけ、私は「シオンの議定書」が、そのまま生きている現実に、言い知れぬ恐怖を感じている。


     老化現象や認知症は、65歳を過ぎた高齢者で大きな問題になっているが、実は、認知症が最初に現れる年齢は、40歳代だといわれる。



     その最初の症状は、「臭いが分からなくなる」ことである。

     とりわけ、アルツハイマー型認知症の初期には、臭いの認識が困難になる。理由は、臭いを司るのが海馬で、認知症をもたらす大脳萎縮の影響を受けやすいからである。



    https://info.ninchisho.net/archives/18320



    https://www.10000nen.com/media/7065/



     私の場合は、20歳前後に、バイク事故で頭部を強打し、脳挫傷=大脳萎縮に進み、それ以来、記憶機能を司る海馬の機能が衰えて、外国語や譜面が覚えられなくなる症状が出ていて、やがて臭いを判別する機能も衰えていった。

     私は「高次脳機能障害」という診断なのだが、この土台の上に、還暦を過ぎた老化現象が加わって、今では、本当に臭いが分からない。



     カレーを作っていても、カレー粉でルーを作るために焦がせば、多少臭う程度で、スープに溶かしてしまうと、ほとんど臭いが分からなくなる。

     ただし、自分の臭いウンコの臭いだけはよく分かる。老人ホームで、お漏らしをしている人も臭う。檜を製材して室内に持ち込んでも臭う。

     だが、今朝は栽培してる大量のバジルを入れた卵焼きを作ったが、ほとんど臭わなかった。



     このような症状は、アルツハイマーなど認知症の前駆症状として知られていて、放置すれば、どんどん悪化して、自立不能となるように書かれている。

     逆に、嗅覚トレーニングによって、認知症を遅らせる研究も進んでいる。



     [認知症の初期症状]



     https://kaigo.benesse-style-care.co.jp/ninchisho/find/



    同じことを何度も言うようになる。聞くようになる。



    ◆,燭辰榛、書き送ったばかりのメールの内容や、電話で話したことを忘れる



     置き忘れ、しまい忘れが増えて、しょっちゅう捜し物をするようになる。



    ぁー分がしまった場所を忘れただけなのに、盗まれたと被害妄想をするようになる。



    ァ〃彁札潺垢増える。文章を書いていても、間違いが増える。



    Α\里里海箸漏个┐討い襪、新しいことが覚えられない。



    А.謄譽喩崛箸覆匹瞭睛討理解できにくくなった。



    ─‥椶蠅辰櫃なった。



     道が分かりにくくなった。



     下着を替えなくなった。



     部屋を片付けず、散らかっていても平気になった。



     何をするのも億劫になり、感動しなくなった。



     _箸粒阿忙草が生えていても気にしなくなった。





     これらは、認知症初期症状の一部であるが、今、認知症をなぜ問題にしなければならないか? というと、実は放射能汚染による内部被曝がもたらす症状と、重なるものが多いからである。



     東日本、とりわけ福島県の汚染地では、家の外観が荒れていても気にしない人が増えてきている。

     認知症の人が住む家では、雑草が繁茂しやすくなる。(私の家など典型)

     内部被曝は、大脳の海馬を直撃し、萎縮させてゆくといわれる。



      http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/544.html



    https://ameblo.jp/sunamerio/entry-11304383369.html



     福島だけでなく、内部被曝をもたらすレベルの強い汚染地は、東日本全域に広がっていて、千葉や茨城でも、フクイチ事故前と比べて、民家が汚くなったとの声がある。



     放射能被曝は認知症を加速させる。海馬の萎縮を進行させる。ロシア・ベラルーシ・ウクライナのチェルノブイリ汚染三国では、放射能によって脳を破壊された人々が、深刻な認知症を引き起こして、恐ろしい事故が増えた。



     日本でも、フクイチ事故前には聞いたこともなかったような老人たちの異常なうっかり事故が激増している。



     チェルノブイリ事故の被曝者をずっと診察してきた医師が指摘するのは、被曝者のほぼ全員が「中枢神経障害に罹る」という事実。脳の機能低下・知能の低下・無気力症状という形で表れ、自殺も増加した。問題なのは、これを「自分自身が気がつかない」ということ

     http://net21love.wixsite.com/fukushima-meeting/single-post/2015/08/05/%E3%81%93%E3%82%8A%E3%82%83%E3%81%81%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%97%87%E3%81%AB%E4%BC%BC%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%80%81%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%81%AF%E4%B8%AD%E6%9E%A2%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E3%82%92%E7%8A%AF%E3%81%99%EF%BC%81

     

    https://www.sankei.com/affairs/news/161214/afr1612140008-n1.html



    宮城県の学生の間で「脳の一部分が萎縮」する病変が発生している

    ボランティアや震災情報に接することの多い仙台での生活で不眠やフラッシュバックなどPTSD様の症状があった約2割の学生に、恐怖や不安などを伴う記憶を消去する機能がある左眼窩(がんか)前頭皮質が震災前より減少している傾向が確認された。同グループの関口敦研究員は「体積が小さくなったことで恐怖を処理しきれなくなっている可能性が高い」としている。(毎日)



    http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2014/01/1433.html



     こうした情報から、政府や原子力産業は、電通を使って隠蔽に隠蔽を重ね、被曝は何一つ被害をもたらさなかったかのような情報工作を続けてきたが、一方で、汚染地東日本にあっては、確実に内部被曝による大規模な認知症の発生と、深刻化が起きているのである。



     走行中の職業運転手の突然死が頻発しているが、中高年老人運転による異様としか言い様のない交通事故が激増している。こんなことはフクイチ事故前にはなかった現象である。



    http://takeyear.com/koureisyakoutujiko-1957



     http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=297389



     一昨年あたりから交通保険が驚くほど値上げされたことに気づいている人も多いだろう。どの保険会社でも、フクイチ事故前と比べて、2割程度の値上げになっている。

     これは、それだけ想定しない事故が増えたということであり、この事実をメディアは一切報道しようとしない。だから、なぜ保険料が値上げになっているか、知らない人も多いが、これも因果関係を追ってゆけば、フクイチ事故に行き当たるのである。



    https://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/a618afaa0113f2a33fbc495f48a2b8c4





     ネット上にある認知症と交通事故の問題に、フクイチ被曝を疑った記事は絶望的に少ないが、チェルノブイリでは、極めて深刻な問題になったことは事実である。



     https://ameblo.jp/indianlegend/entry-12329283537.html



    https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13183408158



     電通に支配されたメディアが、フクイチ放射能事故の影響について、箝口令が敷かれ、一切報道されていない現実に気づいている人は少ないが、世の中が、フクイチ事故後、急激に異様になってきていることに気づいている人は多いだろう。



     交通事故だけでない、犯罪の質も極めて異様で、突発的な通り魔殺人の激増、精神障害を起こしているとしか思えないような犯罪の激増、10年前には、ありえなかったよな社会の異様な変化が起きていて、これらも理由を探ってゆけば、フクイチ事故による放射能汚染がもたらしたと疑うしかない場合が多いのである。



     我々の認知症は、これからも加速する一方で、生産性は低下する一方であり、公共的収奪=消費税・介護保険・健保・各種保険などは、自民党の傲慢で愚かな政策によって生活の限度を超えて過酷になる一方である。

     このままでは、誰もが生活保護に頼らざるをえなくなる生活難民になるしかない。



     今、日本には、本当の地獄社会がやってこようとしている。


     朝4時、東京から、東北方面の空が真っ赤に染まっていると報告



    こちらでは4時段階で、まだ暗い内からカラスが騒いでる



     今日から数日中に東北太平洋方面に巨大地震の疑いがある



     このブログの読者は、可能なら今日中に、水や非常食などの備蓄をすませていただきたい



    海岸沿いの方は、津波が来るときの逃げ道シュミレーションを 海抜40m以上に逃げていただきたい



    この記事では、キラウエア噴火後、数ヶ月以内に、関東東北太平洋岸で巨大地震が発生するのが定例化していることが分かる

    http://tocana.jp/2018/06/post_17060_entry_2.html





    *****************************************************



     インド人はアングリマーラを殺さなかった



     ある日、師匠が王の招きにより留守だったが、師の妻がアヒンサ(アングリマーラ)に邪に恋慕し誘惑した。しかしアヒンサはこれに応じず断ると、その妻は自らの衣を破り裂き、悲相を装い師の帰りを待って「アヒンサに乱暴された」と偽って訴えた。



     これを聞いた師は怒り、アヒンサに剣を渡して「明日より、通りで出逢った人を順に殺して、その指を切り取り鬘(首飾り)を作り、100人(あるいは1000人)の指が集まったとき、お前の修行は完成する」と命じた。



     彼は悩んだ末に、街に出て師の命令どおり人々を殺してその指を切り取っていった。これにより彼はアングリマーラ(指鬘)と呼ばれ恐れられた。

     アングリマーラとなったアヒンサは、そのときすでに99人の指を集め終わっており、あと一人殺せば修行が完成するはずであった。



     この話を比丘たちからすでに聞いていた釈迦は、アヒンサの帰りが遅いのを心配した母が息子を迎えに行き、ちょうど100人目となって息子に殺されてしまうことを神通によって知り、その場へ駆けつけて、アヒンサを改心させ、帰依させた。



     釈迦仏の弟子となった彼は、街へ托鉢に出かけると、今までの経緯から人びとから多くの迫害を受けるようになった。

     あるときは彼を見た妊婦が難産となったこともあったという。また彼を見ていた少年から暴行されたこともあったという。彼はこれは自分がしたことの報いだと耐えたといわれる。

     アングリマーラは「人殺し」と罵られ、民衆から殴られ、石を投げられ、托鉢に出て帰ると、血まみれになっているのが常であった。



    http://buddha-tree.com/2013/07/17/352/



     アングリマーラのその後を調べたが、よく分からない。分かってることは99名の人を殺害して指を切り取った彼は、ひどく痛めつけられたが殺されずに生き残って悟りを開いたということだ。



     インド人は、これほどの殺人鬼も殺さなかった。

     しかし日本人は……。



     これは10年近く前に私が書いたブログである。



     日本人は、どれほどのショパンを殺してきたのか?

    http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-257.html



     近年の日本人は、人の間違いに極度に不寛容である。他人の間違いを見つけたら、口を極めて罵り尽くし、全身全霊で制裁せずにはいられない。

     わずかでも間違いを犯したら最後、周囲から寄ってたかって責められ、二度と、そのコミュニティに溶け込むことはできず、転校できない学校の場合は、校舎の屋上から身を投げることしか許されていない。



     そうして他人に極端に不寛容になったいじめっ子が成長すると、今度は我が子さえもいじめ、やがてエスカレートして殺してしまうようになる。



     https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/09/post-5815.php



     https://matome.naver.jp/odai/2142607316627886501



     「人間の命を大切にする」という人間社会を根底で支えてきた信仰から解き放たれ、誰が死のうが、我が子を殺そうが「カラスの勝手でしょ」という社会がやってきた。

     

     今の時代に、アングリマーラが現れたなら、日本では、投石、撲殺、絞首と大変なことになり、彼の命は数分ももたないかもしれない。寄ってたかって、イジメ殺されるのだ。

     アングリマーラは、古代インドに生まれたことを感謝すべきだろう。

     

     もちろん、話は、「なんで、こんなになっちまったんだ?」

     というのが主題なのだが、凄惨な我が子殺しの情景が、ことさら強調されて報道される毎日に気が滅入ってしまって、この話題を直視するのは、とても辛くて苦しい。



     子供を育てるということは、「可愛い」という本能的な快感を満足させる行為であり、誰にでもある自然なものだと思っていた。

     しかし、可愛い我が子に熱湯をかけて大やけどをさせ、食事を与えずに餓死させる子殺しの心理が、私の世代では、どうしても理解不能なのだ。



     どんなに考えても、可愛い子供を育てることは快感であり、満足であり、人生の本源的な喜びのはずなのだ。

     私は子供を持つどころか結婚さえもできずに老人になってしまった人生のオチコボレなのだが、まあ、子供の代わりに、家を作ったり、家具を作ったり、野菜を作ったりして育てる満足感を味わっている。



    我が子をいじめて殺すことは、それよりも大きな喜びなのか?

     私には分からない。



     この倒錯した子殺しを理解するためには、大きな努力が必要になる。

     そもそもの倒錯は、学校におけるイジメなのだ。もちろん私の時代にも激しいイジメがあった。あんまり虐められたので、学校の同窓会にさえ顔を出したくないほどだ。

     私を虐めた同級生たちの運命を知ることができたが、無期懲役、死刑と、驚くような犯罪者になっていた。

     こんなことはヤクザ社会だった、私の育った地区特有の事情かもしれない。



     私が、おそらく子殺しやイジメに夢中になっている連中に対して感じていることは、彼らは、他人を嘲笑し、小馬鹿にし、見下し、罵倒することが、三度のメシより好きなのだろうということだ。



     逆に言えば、彼らが、どれほど凄まじいコンプレックスの牢獄に叩き込まれていたかということになる。

     彼ら自身が、実は、子供社会におけるイジメの犠牲者だったのではないか? 被害者は反転して加害者に変わるのである。



     私自身、ツイッターなどで、もの凄い数の嘲笑、罵倒、嫌がらせを受けてきたのだが、彼らの共通点は、人をリスペクトする喜びを知らないということである。

     何が何でも馬鹿にせずにはいられないのだ。相手を見下さずにはいられないのだ。



     こんなに人を馬鹿にする癖をつけてしまったら、私だけでなく、周囲のあらゆる人を小馬鹿にするようになるのは避けられず、たぶんというより、ほぼ確実に、周囲の誰からも恨まれ、やがて憎悪殺人の被害者になる運命は避けられないだろうと思うような、根性の腐乱しきった嫌がらせマニアを、たくさん見てきた。

     彼らのような腐った人間性が、自分の子供をイジメ殺すのだろうとは容易に想像できることである。



     人から何かを学び、対話しようとするなら、まずは相手をリスペクトしなければならない。これが人間関係の原則であり常識なのだが、彼らは、まず相手を小馬鹿にし、嘲笑し、罵倒するのである。

     

     正直、彼らに対しては、死刑制度に反対してきた私でさえ、心の底から湧き上がる猛烈な殺意を抑えることができず、もし住所氏名が分かったなら、何も考えずに飛んでゆくだろうとさえ思った。

     こそこそと身元を隠して卑劣な嫌がらせを書いている姿勢も、怒りにガソリンを注ぐものであった。



     私のように、地位や財産や家族など守るものを持たない人間は、本当に危険なんだ。

     私はアングリマーラを殺さなかった古代インド人ほど寛容ではない。聖人君子ではない。まして、全身が病気で、生きているうちに激怒を晴らしたいと願っているのだから。



     ちなみに、古今東西に伝承される「聖人君子」ほどいい加減なものはない。

     孔子の大好物は「人醤醢」で、罪人の処刑遺体を塩漬けにした食品だったそうだ。キリストも、市場でパリサイ人に殴り込みをかけたことが聖書に描かれている。



     本題 「人は必ず失敗する」



     人間最大の属性は何か? それは「必ず失敗する」ことである。

     失敗するから人間なのだ。失敗しない人間は、もはや人間ではない。完璧な人間は、この世界に生まれてくる意味はない。この世界に存在する本当の理由は、失敗するカルマなのである。



     人はカルマを超えるために、おそらく数千回も人生を繰り返す。死んでは生まれ、死んでは生まれ、そのたびに人生を失敗し、それゆえに再生し、再び失敗し、尺取り虫が進むように、少しずつカルマを減らしてゆき、やがて失敗しなくなれば、再生も不要となる。



     釈迦だってキリストだって、失敗するから、この世に生まれ変わってくるのである。ただ、普通の人よりも、失敗が少ないだけのことで、だから再生回数も少ないのだろう。



     カルマを減らすことの意味は、「失敗する自分」の意味を知ることである。

     人が失敗するものであることを知ることであり、それゆえに人の失敗に対して、どう考えるべきかを知るということが、カルマを減らすということである。



     私は、幼い頃から自分が死刑になるイメージを持ち続けてきた。私は過去生において、人殺しを繰り返したのではないかと疑っている。

     私に対してツイッターで嫌がらせをした連中に対する激しい憎悪と殺意が、それを示している。私は短気で、嫌がらせをされたら、すぐにカッとなって報復に向かうキャパシティの小さな人間だったのだ。



     私は、過去生で、どれほど人殺しをしたか分からない。だから死刑のイメージから逃れることができない。

     私もアングリマーラの一人だったのだ。



     アングリマーラは殺されなかった。身内を殺された怒りで、被害者の家族や友人から百回も殺されても仕方のない人間だったのに死ななかった。

     やがてアングリマーラは、釈迦最高の弟子といわれるまでになった。



     こんなことを考えていると、思い出されるのは千日回峰の酒井雄哉だ。



     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%92%E4%BA%95%E9%9B%84%E5%93%89



     特攻隊に入って生き残った酒井は、戦後ラーメン屋や、いかがわしい事業を経営したが、数億円の借金を抱えて、妻を自殺させてしまった。

     それから40歳近い高齢で比叡山に出家し、文字通り命がけの行三昧人生を送った。



     彼の失敗観は、こんなものだ。

    http://president.jp/articles/-/7053



     要するに、人は必ず失敗するものだ。人の失敗を笑ったりすれば、それは大きなカルマを作り出す。「失敗は成功の元」であり、失敗しなければ決して前に進めない。



     同じように、すべての人が、たくさんの欠点を抱え、失敗を抱えているのだから、それを制裁したり処罰したりしか考えられない人が、前を向いて人生を進むことなどできないのである。



     実は、人生など何度でも再生がある。だから一度の死で終わるわけでは決してない。

    人殺しをすれば、相手の人生を、すべて終わらせたわけではけっしてない。

     例え、人殺しをしてしまった人でも、その失敗を命で償わせるようなことをしてはいけない。報復死刑は、人生に巨大なカルマを作り出すだけだ。



     人の命を命で償わせてはいけない。アングリマーラの逸話は、そのことを示しているのである。


     大麻は、日本では阿片やヘロイン・コカインなどとならぶ、極めて社会的に有害なものとして、厳しい取り締まりの対象になっている。

     ところが世界では違う。



     数年前から、アムステルダムでは大麻カフェーがたくさんオープンしていて、自由にマリファナタバコを喫煙することができるし、アメリカでもワシントン州やコロラド州では、マリファナは完全に酒やタバコなみの嗜好品として取り扱われている。

     他州の法的禁止も、今ではタテマエだけで、事実上、アメリカ全土で大麻の購入は容易である。



     アメリカという国はタテマエとホンネの落差が激しい国で、半世紀前のベトナム戦争では、基地内PX(売店)でさえ、商品としてマリファナタバコが置かれ、兵士たちは日常的にマリファナを購入して耽溺していた。



     あの過酷で恐怖に満ちたベトナム戦争(米兵だけで5万人を超える戦死者が出た)で、兵たちからマリファナを取り上げたら、司令部に対する憎悪が爆発することを分かっていて、米軍上層部は事実上、使用を黙認していたのである。

     プラトーンのような映画でも、当時の米兵たちの麻薬への逃避の心情を垣間見ることができる。



     そもそも、大麻の禁止は、健康上の理由からでなく、米政府指導部にユダヤ教やモルモン教など禁欲的な宗教の信徒が多かったことから、酒と同じように、人を酔わせる効果のある大麻を戒律的に憎悪したことと、米国内の医療産業が、極めて効能と消費が大きい大麻をやめさせて、資本主義的に生産された合成医薬品に切り替えさせ、金儲けに結びつける意味があった。



     戦後、70年を経て、今では、世界的に大麻解禁の明確な潮流ができていて、つい数日前にカナダが正式に解禁に踏みきり、対米盲従しかできない日本政府も、今は、これまでの厳禁のメンツを批判されることを恐れて黙っているが、やがて世界的な圧力によって解禁せざるをえなくなるのは確実である。



     カナダ 嗜好用大麻を10月から解禁へ



    https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180621-00000085-nnn-int



     アメリカでは、ワシントン州とコロラド州が完全合法化されていて、アルコール飲料と同等の扱いになっている。

     ウルグアイとスペインも完全合法国であり、オランダ・イギリス・ポルトガル・アルゼンチン・チリでも、法治上のタテマエでは非合法ではあるが、運用では実質合法化されている状態である。



    [日本における大麻の法規制] (WIKI引用)



     日本では、1948年に大麻取締法が公布され、無免許ないし無許可で栽培又は輸出入をした場合は、7年以下の懲役が科せられる(同法24条1項)。



     営利目的の場合は10年以下の懲役(又は情状によりこれに300万円以下の罰金が併科される)(同条2項)。大麻の不法所持、譲渡・譲受けは5年以下の懲役(同法24条の2第1項)。営利目的の場合は7年以下の懲役(又は情状によりこれに200万円以下の罰金が併科される)(同条2項)





     大麻の輸入・輸出・栽培・譲渡し・譲受け・所持等の罪は、刑法2条に従い、国外犯も処罰対象である(24条の8)から、外国で大麻を所持した日本人はもちろんのこと、例えばカリフォルニア州で医療用大麻を所持したアメリカ人(連邦法では非合法)、所持が合法のワシントン州で大麻を譲り受け所持したアメリカ人(同じく連邦法では非合法)、コーヒーショップで大麻を譲り受けたオランダ人なども処罰の対象となる。



    1952年から1954年にかけて占領法制の再検討、行政事務の整理簡素化という趣旨で法令整理が行われたときには大麻取締法の廃止が検討されたが、見送られることになった。



    [大麻が取り締まられるようになった理由は?]



     日本では、1950年代まで、麻もケシも、山村などで普通に栽培されていて、医薬品や繊維原料、パルプ原料などとして大きな需要があった。

     大麻は、日常生活に密着した作物であって、それが有害であるとの認識は、日本社会の末端まで、どこにも存在しなかった。

     大麻は繊維としても極めて有用で、縄や衣類、頭痛薬、神経系疾患の治療薬として、なくてはならない存在であったが、政府は理由も示さず、阿片と同じように耽溺性の有害麻薬として強力に規制を始めたのである。



     私が1970年代に、廃村になりつつあった全国の僻村を訪れると、多くの場合、野生化した麻やケシ畑が残されていた。

     おそらく今でも、深い山地の廃村を探せば、たくさん出てくるだろう。



     ありふれた日常生活に必需品として定着していた麻が、諸悪の根源であるかのような不当な扱いを受け始めた理由は、健康上の理由ではなかった。それは、アメリカの一方的な指示によるものだったのである。



    http://www.airgreen.co.jp/hemp/hemp%20history.html



    1937年から事実上すべての大麻の使用を禁止する法律が、アメリカで成立した。

     それは、1937年に成立したマリファナ課税法と言う法律である。



     これは、マリファナの害を防ぐ法律ではなく、大麻製品に課税する法律である。

     この法律は、経済界と財務省の暗黙の合意の元に作られた法律であった。この法律は、大麻を市場から抹殺することで林業と合成繊維業界を活性化するために制定された法律で、税金を取ることで特定の産業界に補助金を出しているのと同じ効果をねらった法律である。



     大麻に税金をかけることで、大麻製品の価格が上昇し、製紙原料が、大麻から木材に移り、繊維原料が、大麻から合成繊維に移ることで、製材業者や合成会社が設備投資を行うようになり、その結果経済が活性化するだろうと言う政府の実験であった。



     この法律が発効して2年後、時の大統領ルーズベルトは、大麻の栽培を禁止したことは述べずに「石油や石炭から出来た合成プラスチックが、過去に天然物から作られていた多くの製品に取って代わった」と自慢した。



     つまり、大麻の規制の本質は、耽溺性麻薬としての意味ではなく、資本主義の金儲けからの要請に他ならなかった。

     現実問題として、大麻には麻薬としての陶酔性・依存性はあるが、それはタバコの7分の1程度にすぎず、健康を損なう有害物質であるとの報告は、WHOでさえ存在しない。

     大麻があっては、自分たちの商品が売れないから禁止したのである。



     [大麻の有害性について]



     (WIKI引用)

     2017年時点、厚生労働省が根拠としているWHO の報告書は、カンナビノイドによる、癌やAIDSなどの病気が進行した段階での吐き気や嘔吐への治療効果、また、喘息および緑内障の治療、抗うつ薬、食欲刺激薬、抗痙攣薬および鎮けい薬として、管理下臨床試験によって実証されているとしている。



     また、大麻使用の健康被害および社会的悪影響は、それらが、アルコールまたはオピオイドに依存する人を対象に報告されるほど、深刻ではないと報告している。現在の厚生労働省の報告は、WHOの報告と乖離が見られる。



     有害論



     https://news.mynavi.jp/article/20170927-a163/



     無害論



     http://rising.ooasa.jp/index.php?health



     大麻の害は、タバコよりも少ない



     https://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/56ab4c2c88d79342ea7b344623e60ebe



     大麻の害の中庸論



     https://www.lifehacker.jp/2015/06/150613brain_marijuana.html



     さまざまな報告を調べて見ても、大麻がタバコよりも有害性が高いという研究報告は存在しない。アルコールよりも、はるかに毒性は少ないというのも共通認識であり、ヘロインやコカインに比べても耽溺性、依存性は非常に弱いという報告が大半を占めている。

     これらの報告を見れば、このまま大麻が阿片などと同様の有害麻薬として規制され続ける合理的な理由は存在しないのである。

     



     [大麻の効能とは?]



     医療用大麻



     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%A4%A7%E9%BA%BB



     大麻には鎮痛作用、沈静作用、催眠作用、食欲増進作用、抗癌作用、眼圧の緩和、嘔吐の抑制などがあり、アメリカ合衆国では慢性痛患者の8.9%が自己治療で大麻を使用している。



     また、モルヒネなどのオピオイド系鎮痛薬やイブプロフェンのような非ステロイド系抗炎症剤に十分な効果が見られない疼痛に対して大麻が有効であるとする論文がある。

    神経保護作用や、脳細胞の新生を促す作用が存在する可能性が示唆されている。



     大麻はHIV、アルツハイマー、うつ病、強迫性障害、不眠症、てんかん、気管支喘息、帯状疱疹、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、クローン病、パーキンソン病など、約250種類の疾患に効果があるとする論文がある。

    4276人の統計からは、約7割が不安、不眠、痛みに用いており、74%は他の薬から大麻に置き換えたり、薬の量を減らすことができたという



     パーキンソン氏病患者に大麻を処方して、劇的な効能を見せた動画



     https://www.youtube.com/watch?v=PwBnogYTdZw



      http://coco-sinsere.com/?p=1147

    https://www.taimauniversity.com/%E8%AB%A6%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9E%EF%BC%81%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E3%81%AE%E7%97%85%E3%81%AB%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%A8%E5%A4%A7%E9%BA%BB%E6%95%91%E6%B8%88%E3%80%90/



    [実際に大麻を吸ったら、何が起きるのか?]

    http://%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A0%E3%81%97%E3%81%93%E3%81%86.com/taima-for-the-first-time



     このサイトの内容は、私には信用できないものだ。

     実は、私は半世紀前に、立川基地周辺に住んでいて、米軍基地内に自由に立ち入れる友人から大麻を勧められて吸ったことがある。



     私の経験によれば、かなり純度の高い良質の大麻だったと思うが、まず、時間がゆっくり過ぎてゆくような感覚になり、視界がわずかに緑色を帯びて見えたような記憶がある。

     ここに書かれているような異常行動は一切ない。ただ感覚的に穏やかというか、ゆっっくりになっただけで、興奮をもたらすような作用は確認できなかった。



     これを耽溺性と表現することには無理がある。タバコの延長程度の認識であった。モルヒネ・ヘロインのような、痛みや苦悩から解放されるような作用も極めて少ない。

     「痛みを取る」と宣伝されているノニジュース程度ではないだろうか?



     だから、私にとって大麻には法を破ってまで吸引するだけの意味がない。たいした作用をもたらさないのに、違法リスクばかり増すのでは、何の魅力もない。



     大麻は、私の知る限り、タバコの延長にすぎない。こんなものに多大な国家的労力をかけてまで取り締まる意味など、何一つない。

     上に説明したように、日本における大麻取り締まりは、国内的事情ではなく、アメリカ占領軍が持ち込んだものであり、アメリカの支配階級であるユダヤ教徒、モルモン教徒による指示なのである。これ以上、無意味な規制を続けるのは愚かなことだ。



     医療用の意味があるならば、政府は百害あって一利もない取り締まりをやめて、ただちに大麻を解禁すべきである。

     たくさんの神経系疾患の患者にとっては、大きな朗報になるだろう。また、麻の生産が自由になれば、麻を使った自然素材の、たくさんの製品が登場してくるのも確実で、日本経済へのカンフル効果があるように思える。

     TPPで殺されようとしている日本農業にも、大きな救済をもたらすのではないだろうか?

     


     日本の巨大断層といえば、もちろん、フォッサマグナと中央構造線で、いずれも、地形を見れば一目で分かる特徴を備えている。



     [中央構造線]



    dansou1.jpg





     日本最大の断層といわれる中央構造線は、陸上では、西は川内原発付近から大地震を引き起こした熊本を通り、別府を通って佐田岬半島から徳島に出て、紀の川から伊勢市、伊勢湾を渡って知多半島中央、三河湾から豊橋、天竜川に出て、諏訪から群馬県の下仁田町、さいたま市、成田市、鹿島市へと続いている。



     巨大断層は、縦ずれや横ずれで分離することが多く、多くは大河川となっているので分かりやすい。

     とりわけ鮮明に一目瞭然なのは、四国から紀伊半島である。

     四国中央市から徳島市に向かう吉野川、和歌山市から紀の川を経て飯高町、伊勢市、そして豊橋市から天竜川へとつなぐ、東西の直線上の大河川連鎖が衛星写真からも巨大断層の姿を鮮明に浮かび上がらせている。



     これほど明瞭な理由は、ユーラシアプレートの中央構造線が定期的に(たぶん千年程度のスパンで)フィリピンプレートに押されて巨大活動を行い、凄まじい地殻変動、断層分離を見せるからだろうと考えられている。

     近傍には、霧島火山群・阿蘇・瀬戸内古火山群・蓼科山などの火山も多い。

     その後は、断層分離地帯が大河川に成長してゆくと考えられる。海では、淡路島南端や三河湾の沈降が関係していそうだ。



     sikoku2



     しかし、近年、従来の中央構造線観では理解できない、新発見も指摘されている。

     

     断層3



     そもそも、中央構造線の引き起こす地殻変動は、琵琶湖の成因、三河湾の成因、瀬戸内海の成因や、若狭のリアス式海岸、東尋坊海岸や、能登半島・佐渡島の中央を引き裂く巨大沈降地形と関係ありそうに直観的に思う人が多いはずだ。



     琉球大学の木村政昭名誉教授は、もう20年以上も前から、従来の中央構造線よりも、さらに巨大な「日本列島断層」の想定が必要であり、中央構造線は日本列島断層の派生的存在であると指摘している。



     断層4





     木村氏の説によれば、日本列島断層は、台湾から派生して、沖縄西部をかすめ、川内原発付近から阿蘇山を経由して、四国北部を通るのは従来説どおりだが、淡路島から、紀の川に向かうラインと別れて北上し、阪神大震災の神戸、高槻地震の淀川・琵琶湖を経由し、福井県内陸から能登半島中部、佐渡島を通って、樺太方面に向かってゆく、地球上でも指折りの(サンアンドレアス断層に匹敵するかもしれない)巨大断層帯であるというのだ。



     http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2016/05/22/1389/



     このラインは、最近では、1995年の阪神大震災、起きたばかりの大阪高槻M6.1、それに1948年の福井内陸地震M7.1などを引き起こしている。

     歴史上は、1596年に発生した慶長伏見地震が、ぴったり同じ震源域になっている。1586年の天正地震も明らかに日本列島断層によるものとしか考えられない。これはM8級ともいわれている。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B6%E9%95%B7%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E5%9C%B0%E9%9C%87



    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%AD%A3%E5%9C%B0%E9%9C%87





     そうして、震源地になった淀川付近や琵琶湖、若狭海岸、東尋坊海岸、能登半島、佐渡島などを見渡すと、琵琶湖は、日本列島断層による巨大な沈降地形が、そのまま湖になっているとも考えられるし、すぐ近くの若狭海岸や東尋坊海岸の大沈降による断崖地形も、この断層の活動に関係あるのは、佐田岬とも同じである。



     また、経路上にある能登半島や佐渡島は、腹部がえぐれて、これも大規模に沈降しており、巨大断層の活動を示す沈降地形になっている。

     どうみても、日本列島断層は、地図上では鮮明に存在を主張しているとしか言えないが、日本地震学会のオエラ方は、木村説を承認していないどころか、あからさまに無視している。



     断層5





    だが、地図を見慣れていれば、中央構造線の王道・大本命は、淡路島南端から北上して神戸〜淀川〜若狭東端〜能登〜佐渡島に軍配が上がるのも一目瞭然である。



    したがって、慶長伏見地震だけでなく、明らかに天正地震M8も引き起こしていた疑いが強く、1891年の濃尾地震M8も、この派生地震であった疑いがある。



    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BF%83%E5%B0%BE%E5%9C%B0%E9%9C%87



     なぜ、地震学会が木村政昭=日本列島断層を認めないかといえば、私には、それが若狭を直撃する可能性を意味するもので、若狭に稼働する十数基の原発稼働に対する政治的思惑が働いているとしか思えないのである。



     天正地震について、もし、これが日本列島断層によるものなら、若狭地方にも甚大な被害が出ていることから、若狭原発群が巨大地震によって崩壊する可能性を意味するわけで、地震学会と原子力産業が結託して、ひたすら隠蔽していることになる。



      http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/138.html



      https://matome.naver.jp/odai/2140599999166959301



     この若狭=震度4は、記録に比べて小さすぎる見積もりだと思う。

    断層6



     

     若狭のリアス式海岸は、おそらく千年に一度程度の地殻変動によって、海岸部の山岳地帯が沈降して、そのまま海岸線になったような形状をしていて、これも日本列島断層の活動による地殻変動である疑いがある。



     福井沖や鯖江断層でも、巨大地震が発生する可能性があると予測する地震学者もいる。



    http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/321049



     ここに十数基の原発が稼働するのは、まさに狂気の沙汰というほかはない。もんじゅも、解体が決まったとはいうが、本当に解体できるには、おそらく数百年を要するだろう。現在は、まだナトリウムの抜き方さえも分かっていない「トイレなき」どころではない、(核糞尿の排泄場所さえ存在しない)五里霧中の状態なのである。

     もんじゅは、今後、数十年以上、プルトニウムによる核爆発の危険が続き、もしも大津波が強震による漏洩ナトリウムに接触したなら、若狭湾周辺住民は皆殺しになる可能性がある。





    [フォッサマグナ]



     我々の世代=半世紀前の教育では、フォッサマグナは糸魚川・富士川断層帯のことで、諏訪付近で中央構造線とクロスしていた。

     30年くらい前から、フォッサマグナの概念が大きく変わり、西は糸魚川・富士川ラインで、東は信濃川・利根川ラインに挟まれた広大な地殻を「大地溝帯」と言うようになった。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8A





    断層7





    この大地溝帯は、鍋底状になっていて、深さが6000mあるとされ、これが北米プレートとユーラシアプレートの境界であると認識されるようになっている。

     岐阜に住む私は「ユーラシアプレート人」であり、茨城より北に住む人々は北米プレート人であることになる。長野や静岡の人々は、むしろフィリピンプレート(伊豆半島・富士山)の影響を受けている人々である。

    大地溝帯内で活動する火山は、新潟焼山、妙高山、浅間山、八ヶ岳、富士山であるが、これらもフィリピンプレートの圧力による活動が根拠となることになる。



     フォッサマグナ東端は、一般的には「柏崎〜千葉線」であるが、この断層活動は、信濃川〜利根川を生んだと考えるべきであって、関東では、本来の「古利根川」である江戸川が巨大断層である疑いがあって、だとすればフォッサマグナの活動が東京東部を壊滅させる地殻変動を起こす可能性も考えるべきだ。



     西端線=糸魚川〜静岡は、この数年異様な活動を続けていて、上越市から大町市に強い地震を繰り返し起こしている。このまま活動が南下すれば、松本市や諏訪市が非常に危険な状態になる可能性が強い。



     東端線も、新潟県内で激しい地震活動を繰り返した。

     この地震では、新幹線が脱線したり、柏崎刈羽原発が火災を起こして放射能を漏洩させるなどの被害が出ている。(東電は徹底的に隠蔽しているが)

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E5%9C%B0%E9%9C%87



     いわば、フォッサマグナ全体が、非常に激しい活動期に入っていると認識するしかなく、中越地方の活動が南下して、現在は、利根川下流域の群馬県や茨城県などで、極めて危険な連続地震が続いている。

    断層8



     

     この地域では、下仁田方面からの中央構造線と、利根川からのフォッサマグナ東端線がクロスし、一体となって鹿島灘や銚子などに抜けているので、日本全国でも最大級の激しい地震活動が繰り返されている。



     現在、6月に入って千葉県付近で、スロースリップが続いている。

      https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3187147016062018CC1000/



     これは、千葉沖や関東での巨大地震につながる可能性があって、極めて危険な現象でる。何度も書いているとおり、キラウエアの大噴火と、日本列島太平洋岸の巨大地震には密接な関係があって、大噴火から数ヶ月のスパンで、千葉県付近に巨大地震が発生する疑いを持っている。



     東日本震災の前にも、よく似た活動が続いたので、同じような大震災になるかもしれない。この場合、被災の桁が違うので、国や自治体の救援支援を当てにした対策はやめて、独自に数ヶ月を生き延びる準備が必要になると考えている。



     関東地方の自然な水は飲めないので、くれぐれも飲料水の備えを怠らずに……。被災してから、備蓄は不可能である。


     生まれた者は必ず死ぬ。人は老いて必ず衰える。



     私が還暦を過ぎてみて分かったことは、人生のうちで、本当に人並みの仕事ができる期間は、20歳〜50歳の、わずか30年間である。

     脳を使うという意味では、藤井君を見れば分かるように15歳〜45歳の30年間である。

     あの凄まじい強さを見せつけた七冠王の羽生でさえ、45歳を過ぎたらタダの棋士になった。



     かつて、半世紀前だが、日本企業の定年は50歳であった。その後、60歳、65歳と延長されたが、実は、多くの企業が「まともに仕事ができる年齢」と考えるのが20〜50歳の30年間なのである。



     だから本当の定年は50歳であり、その後、表面上、期間延長はされてみても、いわゆる実務上のミドル世代は50歳までというのが大半の企業の共通認識であり、それ以上は、管理者くらいしか使い道がない。60歳過ぎれば、お情けのアルバイト程度の扱いが実情である。



     自民党政権が、150兆円という年金資金を投機博打に使い込んでしまったため、年金をニーズに合わせて支給することができなくなり、支給開始年齢をどんどん上げてゆき、今では70歳だ75歳だと、大半の人々が支給前に死んでいまいそうな、超姑息な改悪を続けているが、年金支給年齢を遅らせる目的で、企業定年を強制的に引き上げたとしても、人間の老化と能力まで引き上がるわけではない。



     大半の人々は、50歳を過ぎれば物忘れが激しくなって、至近の記憶が出てこないから業務に支障を来すようになる。

     60歳ともなれば、認知症の初期症状が出てきて、うっかりミスが激しくなり、周囲の誰もが「この人は衰えた」と後ろ指を指すようになる。



     かくいう私も、60歳を過ぎたら、かつて、若い頃、勝手に泉のようにあふれ出てきた文章が、蹴飛ばしても叩いても出てこなくなった。

     この程度の長さのブログなど40歳前後なら、30分もかからず、更正も必要ないほどミスも少なかった。



     今では、半日かけても、わずか一万字にも満たない原稿が書けず、どうするかというと、千字書いたらコーヒーを飲んだり、横になってみたり、山に行って汗をかいてみたり、欺し騙し書くのも、それは大変なのである。

     書き上がった原稿をアップして、見てみると、信じられないようなミスが、たくさん見つかって、自分に「馬鹿野郎!」と怒鳴りつけ、オタオタしながら更正しているのである。



     人間は衰える。どんな人でも必ず衰えて、能力が下がってゆく。あの史上最強を謳われた羽生でさえ15歳に負けるのだ。フィギアの羽生だって、燕のように美しく凄いスピードで回転していられるのも、あと数年程度だろう。やがて三回転でさえも困難になるのだ。



     個人の老化現象だけではない。類的存在としての人類だって、同じなのだ。文明という抽象だって同じなのだ。

     発生したものは必ず消滅する。栄えたものは必ず滅ぶ。

     地球上に発生した人類は必ず滅亡する。



     わざわざ弁証法を持ち出さなくとも、これは「世間の常識」というもの。無限の発展などあるはずがない。繁栄を謳歌し、栄えた組織は、どんなことがあっても必ず滅亡する。

     繁栄の喜びのなかに、他人を見下す増長が生まれ、シロアリのように巣くってゆき、やがて組織を内側から食い潰して崩壊させてゆく。

     そうした内側からの崩壊の起きない組織は、地球上に存在しないのである。

     ちょうど人間の細胞が、テロメアの老化限界によって脱落してゆき、やがて人としての機能さえ失わせるのと同じである。



     世界中の、素晴らしい遺跡、エジプト・アンコール・アステカ・インカ。往事、どれほどの巨大な栄華を誇ったのか、残された片鱗からも十分にうかがえるが、地上のすべての文明は、100%、ひとつの例外もなく滅亡していった。



     今、我々は、東芝という超優良と思われた巨大企業が滅亡する様を見せつけられている。見せかけの赤字を補填して、無意味な上場を続けるため、収益部門をすべて売り払い、残りは金を生まないガラクタばかり。

     未だに、原子力産業に起死回生を願う愚劣な経営陣、もう時間の問題で、我々は東芝帝国の倒壊を目にすることになるだろう。



     東芝が潰れれば、同じように超斜陽の原子力産業に執着し続ける停脳で馬鹿な経営陣しかいない日立も三菱も連鎖して崩壊してゆくであろう。

     そうした巨大企業の利権だけに奉仕してきた自民党も、また崩壊を免れることができないのは必然である。

     日本という国家も、政権も、永遠不滅などありえないことは、あまりにも当然である。



     その国家や企業群の腐敗、崩壊が、我々の目の黒いうちに起きてしまう事態が避けられないと私は思うようになっている。



     この社会の本質は組織ではない。一人一人の人間の意思である。すぐれていえば「人間性」である。

     組織のトップに立つ者たちの、人間性が完全に腐敗し、崩壊しているから、国家も企業も崩壊を免れ得ないのである。



     今は、安倍晋三という、「こんなクズが首相をやっていいのか」と驚愕するほどの、ウソ偽りペテンに満ちた、小学生漢字さえ満足に書けないほどの無教養な人物が首相に祭り上げられ、それを信奉するネトウヨたちの馬鹿阿呆がたくさんいること事態が信じられないことだが、社会が崩壊する直前には、こんな奇矯な現象も起こるのだと感銘している。



     安倍晋三・麻生太郎という憲政史上最悪のペテン師の下で、日本政府の機構そのものが、完全に腐敗し、統治の合理的なシステムが死滅しようとしている。

     自民党は、中央だけでない、地方の末端に至るまで、利権しか考えられないクズだけがのさばり、利益誘導と、ろくな仕事もできないのに超高額の議員歳費を庶民から巻き上げることだけに血道を上げている。

      

     人間性の崩壊が、社会を崩壊させるのだ。社会の本質は人間である。何もかも人間がやっている。システムではない。まともな人間が社会を運営すれば、社会は良い方向に向かう。安倍や麻生のようなクズが社会を運営すれば、日本国家が崩壊するのである。



     もう日本社会の崩壊は、どんな手を使っても止めようがない。ちょうどレミングの大群が断崖絶壁に向かって突っ走っているようなものだ。

     利己主義=金儲けの自由だけを信奉してきた資本主義の行き着く先が断崖絶壁であり、集団自殺に向かって、日本社会が突っ走っているのである。



     日本社会の文明、巨大な工場群も、巨大なビル群も、やがて数千年の時を経て、マチュピチュやアンコールやアステカの遺跡群のような冷たい廃墟となって、ウソに満ちた愚かな利己主義の崩壊を、未来の人々に見せる観光名所になることだろう。



     はっきり申し上げるが、巨大な放射能汚染に包まれた日本では、被曝のせいで知能が劣った子供たちが激増し、やがて、日本人全体の知的水準を劇的に低下させてゆく。

     軽度知的障害の大人たちが大半を占める社会に変わってゆく。

     もう日本に、高度な知的文明は二度と成立しない。せいぜい基本的な農業が維持されれば、十分な成功という時代に変わってゆくだろう。



     すでに日本人の若者たちには激しい劣化が始まっている。

     裏庭の腐った大木を切って安全に始末する能力さえない。農業をやらせても、大根ひとつ満足に作れない。薬や機械に頼って、優れた炭素循環土壌を殺してしまう。

     超高度医療なんて偉そうに威張ってる医師は、風邪さえ治せない。教科書に書かれている以外のことは何一つ知らないから、自分で考える力が失われているのだ。



     それは世界最悪級の地震大国日本に、54基もの原発を作ったときに定まった取り返しのつかない運命であった。

     本当に大切なことは何か? 自分の地位と金儲けをどうするのかのビジョンはあっても、子供たちの未来をどのように作り出すのかのビジョンが何一つ存在しない、日本の教育体制の必然的な運命であった。



     放射能汚染が人類にもたらす運命と真正面から向き合わず、目先の金と利権だけを追求する学問の発想が、もたらした必然的な運命であった。

     人間性を高める教育をせず、子供たちの未来に奉仕する利他主義の思想を軽視どころか蔑視し、「利己主義の自由」だけを信奉する「新自由主義」が社会に蔓延しはじめたとき、定まった運命だったのだ。

     

     我々は、滅亡するプロセスの日本社会に生きている。

     日本が、未来に向けて輝く時代は二度とない。人々は新自由主義に疲弊し、重税に喘ぎ、社会は完全に階級分化して、支配階級と被支配階級、支配者と奴隷に二分され、絶望と苦悩だけの社会に変わってゆくだろう。

     知的劣化を来した若者たちが、誰にでも普通にできた仕事をする能力さえ失い、単純労働しかできない時代がやってきて、かつての黒人奴隷のように農奴として使役されるのだ。



     これが竹中平蔵らの目指す理想社会なのである。


     私は、1970年頃から、当時奈良市長だった鍵田忠三郎さんによる地震雲観測の記事(中日新聞)の影響を強く受け、宏観観測を始めた。



     以下は、私が過去、半世紀近く自分自身の経験、体験から抽出した前兆法則である。



    地震雲

     巨大地震の4〜14日前あたりに、地平線を這うように長大な白帯雲が、数日間にわたって出る。

     これを「清姫の帯」と名付けたのも鍵田氏である。

     東日本大震災の前、2月25日あたりに、私は交通事故で入院中の病室の窓から、太平洋上空に出ている人生最大級の「清姫の帯」(東西)を見た。



     関西方面の大地震の場合は、1995年1月17日、阪神大震災の7日前に桑名市上空で見た、空一面の、見事に整列した「角張った鱗状雲」が出たが、帯雲については、はっきり確認できていない。



     普段見かけない空をナイフで切り裂くような鋭利な雲が出ている場合も強い地震前兆である。



    ◆‥甜波前兆



     阪神大震災前、十日間ほどだが、アマチュア無線通信に強い妨害(インターフェアノイズ)が混入して、2m波長でも、地震前数日間は、ほとんど交信不能になった。当時、趣味的に聞いていた消防通信なども、ほとんど聞き取れなくなった。

     10m波では、大地震震源地の手前の地域、例えば北海道に大地震が起きる前には、東北地方が極めてクリアに名古屋で受信できる。これは震源地に立ち上る電離層(縦型Eスポ電離層)による後方散乱現象で説明可能である。



     大地震の前日は、テレビにも激しいノイズが入って、突然放送波が中断したりした。画面が乱れたり、音声にガーガーノイズが入って視聴困難となることが多い。

     また、地震発生数日前から、普段視聴不能の遠方のチャンネルがクリアに視聴できるようになる。

     この理由も、震源地周辺から立ち上る縦型Eスポによる散乱現象で説明可能である。



     携帯電話も切断が多くなり、聞き取りにくくなる。メール送受信が障害を受ける。メールの遅延や不着が増えたら大地震を警戒すべきである。



     パソコンが突然切断するケースが増える。大地震の数時間前には、パソコンのFEP(ATOKやMSIME)が暴走し、誤変換するケースが増える。

     これはピエゾ効果による強い電波や赤外波がもたらす誘導現象であろう。異様に熱暴走切断が増える場合も警戒が必要だ。



     生物前兆



     最も分かりやすいのがカラスである。大きな地震の前になると、ねぐらにいるはずのカラスが深夜や早朝であっても大騒ぎする。

     昼間はカーカーではなく、濁ったガーガー・ギャーギャーという声で鳴くことが多い。



     大地震の前にカラスが集団で環状に飛んでいたり、地表の道路に降りてたむろしているときがある。これは、おそらく電柱や木の上などの高所よりも、地表の方が電磁波密度が低く、刺激を受けにくいせいで、電磁波刺激から逃避しているのだと考えている。



     大地震の前には、未明からキジが鳴き続けることが多い。春先の繁殖期にも鳴くが、地震前兆の場合はけたたましい。

     こんなときは、兎や小動物が頻繁に出現し、熊の出没も増えて危険である。また、蛇やハクビシン・アナグマなどが道路上で轢かれているケースが多い。

     これらの生物前兆も、電磁波に関係しているのだろう。



     大地震数日前から、普段聞こえない遠方の牛舎の鳴き声が、まるで隣で鳴いているように大きく聞こえることがある。これは、おそらく空間のラドン濃度が増して、大気密度が高まることで、音波の伝播性が高まるのではないかと考えている。



     地震前に犬が騒ぐことが多い。蛇が地表に出てくる。猫が樹上に登ることが多い。熊が人を襲うことが増える。大地震の数十日前からアリが畳の上に上がってくることが増える。ミミズが地表に出てくる。これらも地中で、なんらかの強い刺激が起きている可能性がある。



    ぁ.團┘掌果によるラドン濃度上昇と大気前兆



     地殻中に巨大な圧力がかかって、花崗岩が割れるとき、数千万ボルトという膨大な電圧が発生して、電荷が分離して地表に飛び出してきて再結合する間に、無数の電磁気現象を生じることがある。これらはピエゾ効果(圧電効果)によるもので、これによって、大規模な雷や温熱現象、電磁気誘導現象が起きることがある。

     地震雲や、たくさんの電磁気前兆の根拠になる現象である。



     この巨大な電気が地殻を飛び交うことで、花崗岩中に含まれたラドンが地表に飛び出してきて、大気中のラドン濃度が高まる。

     私の場合は、シンメトリックス社のIFKR254という環境放射線測定器で、数年間、休みなしに環境放射線データを測定していて、ラドン値を監視している。

     ラドン222は直接ガンマ線を出さないが、娘核種のビスマス214が609Kの強いガンマ線を出すので、ラドンが増えるとビスマス214の大きなピークが立つ。



     ラドンが増えると、大気密度が高まり、光線の透過に異常が出る。

     例えば、太陽を中心にして周囲に光輪が出て、ラドン濃度の変化層で縦虹になったりする。

     大気濃度の変化によって、プリズム現象が起きて虹が出やすくなるのである。



     震源地周辺では、とりわけラドン濃度が高まるので、短波長光線が吸収され赤色側の長波長だけ残るため「赤焼け現象」が起きる。

     大地震の十日ほど前から、震源地周辺の大気が赤く染まるので、高い位置から周囲を観測し、赤焼け大気現象が起きている方角に地震が発生することになり、これは百発百中と言ってもよい。



     今回の大阪地震M6.1の前兆も、一週間ほど前から東京で西の方角の赤焼け現象を見たとの報告を受け取っている。

     また、半月ほど前からメールの送受信に異常が増えていた。これは大阪地震というより、千葉沖地震の影響ではないかと考えている。



    ァ〜斡酥震とラップ現象



     大きな地震の数日前から、家がきしむ「ラップ現象」が起きる。寝ていて、まるで心霊現象のようなバキバキという音が聞こえたりする。

     感覚の鋭い人は、前駆的な微震を感じることがあり、強震が近づいてくると、めまいを起こしたり、歩いていてもゆらゆらと揺れているように感じることがある。

     地震の前には、気象庁が発表しない微小な揺れが前駆的に発生するのである。



    Αー鳴り頭痛の体感



     強い地震が近づいてくると、頭を締め付けられるような頭痛と耳鳴りが起きる。

     また、地震発生の10時間ほど前に「ポーン」という感じの「耳圧」を感じることがある。

     震源地が南方の海洋にあるときは(インドネシアでも)「キーン」と頭に響く耳鳴りが起きる。陸上(内陸部)にあるときは、「ギーン」という濁った耳鳴りが起きる。



     おそらく気圧に関係していて、台風が接近してきてもキーンという耳鳴りが続くことがある。「ポーン」という耳圧は、強い地震前兆に特有のものである。

     

      

     今回、大阪M6.1の前兆として確認できたものは、前日、6月17日の夕方、当地で断層状雲が出たこと。前日からカラスが激しく騒いだこと。メールトラブルが増えていたこと。普段視聴できないChがクリアに視聴できたこと。東京から見て、西の方角に赤焼け現象が続いたことなどが挙げられる。



     今朝、6月19日も未明からカラスが大騒ぎしているのを確認したので、今日も、強い余震か、または別の強い本震が起きる可能性があり、警戒を呼びかけたい。



     [備蓄はよろしいか!]



     大阪では、大半の小売店から水や非常食が消えたと報道されている。これは東日本大震災の直後にも同じことが起きた。

     地震が発生してから買いに出かけても間に合わない!

     飲料水は、絶対に確保していただきたい。一人最低でも12リットル1ケースを。これで4日程度である。

     非常食は食べやすいチョコなどのお菓子がいい。ラーメンなどは調理具が必要だが、ホームセンターに売ってるカセットガスで十分だ。私はガスボンベを常時100本以上確保している(日常的にカセットガスを利用しているので)



     水は井戸が望ましいが、急に掘るわけにもいかないので安いホムセンの水でいいだろう。くれぐれも量をケチらないこと。

     衣類は着替え程度、寝具は可能なら寝袋が望ましい。一人一個の中型ザックは確保してゆきたい。



     何度も繰り返して書いてきたが、ハワイのキラウエア大噴火が起きたら数ヶ月以内に日本で巨大地震が発生するのが定番になっていて、関東や東北、北海道、南海トラフは現在、最大級の警戒と準備が必要な事態である。

     何よりも十分なシュミレーションを、海岸にお住まいの方は津波避難シュミレーションを!


     2018年6月18日、昨日は所用多く、更新できなかった。今朝は、突然、緊急地震速報、大阪でM6.1 震度6弱。

     友人を高速バス停まで送ったが、9時前の新宿行バスが30分遅れて到着。



     我が家も震度3だったが、乗車中で気づかず。速報で知った。

     この十日ほど、カラスの反応が異常で、キジ鳴きも多かった。昨夜も今朝もカラスが激しく反応していた。

     昨夕は、断層状雲が確認できていた。(発生が24時間程度の早い前兆)



     東京在住者によると、一週間ほど前から西の空に赤焼け現象が続いていたとのこと。

     千葉方面に非常に危険なスロースリップが続いていたので、千葉沖で大地震になると予想していたが、大阪は考えていなかった。

     震源地から考えれば、琵琶湖〜淀川の断層帯ではないだろうか?



     数日前から、普段は視聴不可能なNHK電波がクリアに受信できていて、これは強い地震ときの前兆である(クリア現象)

     メカニズムとしては、あちこちの地表から垂直電離層が立ち上り、電波反射板のように機能していたと考えられる。(縦型Eスポ=小林康晴氏)



     ツイッターのアカウントを不当に停止させられ、リアルタイムで前兆報告できないのが残念だ。現在、ツイッター社に対して法的措置を検討している。

     なお、私のメルアドが乗っ取られ、ツイッター社からのメールがゴミ箱に捨てられるように設定変更されていたことが分かった。



    **************************************



    大韓航空乗務員「北極航路で宇宙放射線に被ばくし白血病に」



    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180617-00030846-hankyoreh-kr



    K氏は2009年10月に大韓航空に入社し、2015年7月に発病するまで米州・アジア・ヨーロッパなど世界各地に5518時間飛行したが、米国の飛行時間が合計1776時間で最も長かった。大韓航空はニューヨーク・ワシントン・シカゴ・アトランタ・トロントなど米国やカナダ東部から韓国に戻る時、北極航路を利用する。北極は地球で宇宙放射線が最も強い地域で、北極航路を一回通過するたびに乗務員は胸部レントゲン検査を一回受けるくらいの放射線量(0.1ミリシーベルト(mSv))を浴びる。



     航空会社乗務員の放射線露出量は、一般人の線量限度である年間1ミリシーベルトの二倍を越え、放射線を扱う非破壊検査員(1.7ミリシーベルト)や原子力発電所従事者(0.6ミリシーベルト)より高い。韓国原子力安全財団が国内航空会社の乗務員を対象に2015年の一年間に浴びた放射線量を分析した結果、客室乗務員の平均放射線露出量は2.2ミリシーベルトであった。



     特に大韓航空の客室乗務員の場合、平均宇宙放射線被ばく量が国内航空会社のうちで最も高い。路線数が多く、北極航路をたくさん利用するためと見られる。原子力安全委員会が2018年2月に作成した「2017年生活周辺放射線安全管理実態調査結果報告書」によれば、大韓航空客室乗務員の平均宇宙放射線被ばく量は2.88ミリシーベルトだった。これに対しアシアナ航空客室乗務員は1.78ミリシーベルト水準で、イースター航空は1.51ミリシーベルト、チェジュ航空は1.12ミリシーベルト、ジンエアーは0.98ミリシーベルト水準だった。



    **************************************



     原子力規制委員会の更田委員長は、毎時1マイクロシーベルトの環境に居住しても年間被曝量は1ミリシーベルト以下になると、驚異的な嘘を吹聴した。



     http://www.minyu-net.com/news/sinsai/serial/07/04/FM20180308-250746.php



    更田氏は1月17日の規制委の定例会合で、毎時0.23マイクロシーベルトについて「事故当初は手探りで実証データも少なく、保守的な値が設定されることは致し方ないところもある。だが、それをいつまでも改めないのは大きな問題だ」と指摘。



     「毎時1マイクロシーベルトの場所に居住しても年間被ばく線量は1ミリシーベルト以下になる。科学データに基づき更新しないと帰還や復興を阻害する」と発言。



    *********************************



     解説= 毎時1マイクロシーベルトの環境に居住した場合、一日で24マイクロ、一年で8760マイクロ=8.76ミリシーベルトになる。



     更田豊志という詐欺師、法螺吹きは、日中は線量の低い場所で生活しているから、睡眠時の線量だけ考えればよいと言いたそうだが、一日10時間居住するとしても、一日10マイクロであり、年間では3650マイクロ=3.65ミリシーベルトであって、年間1ミリ基準の4倍近い。



     いったい、どこをどうひねると毎時1マイクロシーベルトの環境に居住して 1ミリ以下の被曝値に収まるのか?

     人は自宅に3時間以上いてはならないと言いたいのだろうか?



    作家、広瀬隆氏、原子力規制委の更田豊志委員長を「人殺し」と罵倒! (産経ニュース)

    http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/355.html



     そもそも、更田が国民に強要しようとしている毎時1マイクロとは、どのような意味を持っているのか?



    ICRPが国際的被曝基準として提言している年間1ミリシーベルトは、民衆の安全を考えたものではない。原子力産業を稼働させるための我慢量の強要にすぎない。



    [武田邦彦 1年1ミリシーベルトの意味]



    http://takedanet.com/archives/1013803600.html



    1年1ミリという被曝は、致命的発がん(普通は死に至るガン)と重篤な遺伝的影響(生まれてくる子どもに大きな影響)は、それぞれ5×10-5と1.3×10-5とされています。



    確率は天気予報などで使われるようになって、かなりなじみがあるのですが、それでも確率の数字だけを示されるとよくわかりません。そこで、日本人1億2700万人が1年1ミリを被曝すると、どの程度のがんと遺伝的影響がでるかというと、二つの確率を足して、それに1億2700を掛けることになりますから、ちょうど8000人ということになります。



    つまり、1年1ミリ(耐えられる限界)は、「仮に日本人全体が被曝したら8000人の人がガンになって死ぬか、重篤な遺伝障害を持つ」ということになり、これは交通事故死の5000人に対してかなり多いので「耐えられる限界を超えている」ということになっている訳です。



    「1年1ミリ」というのは「1年に8000人の犠牲者」、特に致命的発がんや重篤な遺伝障害ですから、社会的に耐えられるギリギリであり、現在の日本のように「安全・安心」が強調されるような社会では、「耐えられない」と考える人もおられるでしょう。



    **************************************



     原子力産業を稼働するのに、最低の犠牲者を、日本人全体で年間8000名まで許容するというのがICRP勧告の意味であり、これは断じて安全基準ではない。

     これを、更田の屁理屈に適用すると、毎時1マイクロ被曝の許容は年間8.76ミリシーベルトであり、被曝被害は一次関数に規定されていることが分かっているので、年間1ミリで8000名を単純に延長すると、年間70000人の癌や重度障害者が生じることになる。



     原子力規制委員会は、原発稼働により、日本人が年間70000人死んでも構わないと言っているに等しい。

     これが安倍政権による年間20ミリシーベルトの許容を適用すると、年間16万人の死者と重度障害者を放射能によって引き起こしても差し支えないという理屈になる。



     これは、もはや犯罪であり、民族ジェノサイドのレベルである。安倍政権、自民党は殺人鬼というほかはない。



     このことは、当ブログにおいても、繰り返し何度も書いてきたことだが、ネトウヨの馬鹿どもの無知蒙昧のせいか、ほとんど浸透していないのは残念なことだ。



     私は、原発が事故を起こさず、通常運転だけであっても、驚くほど深刻な被爆被害を出している事実を、これまで、たくさん指摘してきた。

     フクイチのような巨大事故があれば、凄まじい被害になる。そして、それは事故から7年後(2018年)にピークを迎えると何度も書いてきた。



     これから、被曝地である東日本にあっては、これまで想像さえできなかった奇っ怪な事故や病気が頻発するだろうと予告してきた。

     また、強い被曝地を本拠地とする楽天イーグルスや、柏市に近い二軍育成施設を持つ、日本ハムファイターズ、そこで育った大谷や清宮の不振、体調異変、被曝リスクの高い大相撲力士たちに激しい異常が起きることを予告し、その通りになっている。



     今年から来年にかけて、そうした被曝障害の発症がピークを迎えると、本当にたくさん書いてきた。

     首都圏や東北の電車、バスなども、運行の異常が加速すると予告してきた。これからは、私の予告=被曝障害が本当に起きているのか?

     読者自身が確認されることを望む。


     自民党主導で、日本で国内法により厳禁されてきた賭博場を開くという法案が強行採決されようとしている。

     日本政府自身が、「博打」という社会的犯罪に手を染めるというのである。



     これは、日本人の五人に一人がギャンブル依存症(主にパチンコ・競輪競馬などで)、大きな社会的問題を引き起こしていることが明らかなのに、「外国人を誘致」するという名目で、賭博での利益を狙って、保守系議員が要求しているもので、こんなことをすれば、暴力団賭博の巨大な利権を創出するだけで、日本国民全体に深刻な不幸をもたらすことが明らかである。



     今でさえ、「公営ギャンブル=競馬競輪」とパチンコによって、多大な道徳的、社会的被害が無数に湧いて出ているのに、この上、公営カジノ(民間代行)が、博打を社会に蔓延させるなら、鎌倉仏教以来、日本人の道徳的指標となって社会の安定に寄与してきた、「射幸心を否定して、正当な生産と対価のやりとりだけで社会を運営する」という経済価値観を根底から否定し、社会全体が、何もかも博打の原理に染まってゆくことが免れ得ないのである。



     そもそも小泉純一郎は、「日本を金融投機国家にする」と宣言し、正当な労働と対価を受け渡すまっとうな社会ではなく、金利や投機利益や為替差益、紙幣発行差益などで金儲けする国家に変えてゆこうとした。

     新自由主義とは、「生産と対価」という、まっとうな社会性を否定する金儲け絶対主義の思想であり、このような博打依存社会への転換は避けられないものであった。



      カジノ法案の採決を強行 与党など、衆院内閣委で

    https://www.asahi.com/articles/ASL6H4QY8L6HUTFK00X.html



     カジノは刑法で厳格に規制されている賭博罪に当たるが、法案ではカジノ管理委員会の免許を受けた民間事業者を適用除外とする。

     政府が直接管理規制するのではなく、営業を許可して民営カジノが開催されるのである。



    カジノ法案関連 最新情報

    https://vegasdocs.com/casinohouan/



     日本政府は、長らく、遡れば江戸時代から賭博を禁止してきた。それは、賭け事に盲目的に夢中になって人間性を喪失して不幸を招く実例が無数にあったからだ。

     賭博は人を狂わせる。勝敗に一喜一憂し、賭けに勝つことだけが人生の目的であるかのように思い込んでしまう異常者、人間失格者を作りだす。



     賭博に夢中になった者は、自分のものでもない周囲の金を勝手に使い込んだり、諫めた家族に暴力を働いたりする者が少なくない。我を失って、全財産を使い果たして大きな悲劇を招くケースが多くなる。

     

      https://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/102002522



    ギャンブルの、どこがいけないのか?



      https://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/102002522#h=2



     ギャンブル依存症

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%87



    日本では五人に一人がギャンブル依存症



    https://money-chishiki.com/gambling-addiction-cure-2235



    パチンコ動機の犯罪1300件 作年、依存症対策急務に



    https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG03H8V_V00C17A2000000/



     カジノ合法化、57%がギャンブル依存症増加を危惧



    https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/486372/





    [カジノ経営は、経済的に成功する見通しが本当にあるのか?]



     カジノ特区は絶対に失敗する!



     http://philosopher.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-e884.html



    【カジノ合法化考】カジノで大失敗モデルが韓国にあった!



     http://bucchinews.com/society/3355.html



    中国人頼みのカジノは必ず失敗する



    https://www.newsweekjapan.jp/lee/2016/12/post-12.php



    「カジノで観光客が集まるなんて幻想」――観光カリスマが語る



    https://www.dailyshincho.jp/article/2016/12061450/?all=1



     多くの識者の意見を総合しても、日本政府が合法特区方式で、マカオやシンガポールの例に倣ってカジノを開いたとしても、経済的に成功するとの見通しを支持している人は、ほぼいない。



     理由は、日本はパチンコという賭博の世界的な王国であるにもかかわらず、ルーレット・スロットマシンなどのの経験が浅く、貸し出し、取り立てシステムがほとんど確立していない。

     社会全体が、賭博耽溺者に対して厳しい姿勢を持っていて、いわば「白い目」で見られる事業であり、博打については、日本の暴力団が、すでに闇の利権システムを確立していて、公認業者がまともに敵対する関係を強いられることなど、一言でいえば、ギャンブル=賭博を容認してスムーズに運営できる社会的環境が存在しないことから、経営的失敗を予想する人が大半である。



     公営的賭博施設が開業した場合、求めていた外国人観光客はが落とす金は非常に少なく、客の大半がギャンブル依存症の日本人ばかりとなり、賭博耽溺による社会的不幸を激増させることは、韓国の例から明らかである。



     https://www.excite.co.jp/News/politics_g/20161228/Shueishapn_20161228_77607.html



     いわば百害あって一利なしの賭博事業を、なぜ自民党が熱烈に要求しているのか? それは、「自分たち自身が合法的な博打で遊べる場所が欲しい」という要求であろう。

     社会全体が求める倫理性の高い、社会性のある人格形成を無視してまで、利己主義一辺倒の遊び場を求める議員側の事情もまた、世界最高給といわれる国会、地方議員の収入が前提にあり、議員歳費以外の調査費などを流用して、遊びに使いたいという熱烈な希望があるのだろう。



     要するに保守系議員が人間的にドロドロに腐敗しており、国民から巻き上げた超高い議員給与を、自分の下劣な欲求を満たすことに使いたいという意思がむき出しに見えているのである。



     カジノ推進議員の誰一人、それで外国人観光客と国内に落とす金が増えるなどと思っていないだろう。要は、自分がそこで遊びたいだけなのだ。

     日本社会全体を、自分自身の下劣な人間性に合った社会に変えてゆきたいことしか頭にないのだ。

     

     カジノ推進派議員には人間のクズしかいない。社会全体の倫理的高潔さを排除し、自民党議員の低俗下劣な人間性に合った遊び場を増やしたい。博打と女で遊べる男尊女卑社会を作りたいという要求を実現したいというだけのことだろう。



     実は、この問題の本質は、ほぼ全員の自民党議員たちが洗脳されている「新自由主義」の理念と大きな関係がある。



     「新自由主義」というのは、社会のすべての原理から、人間性や助け合いという社会を支えてきたシステムを排除し、ただ「金儲けの自由」だけを原理とする社会に変えてゆくという思想である。



     新自由主義創設者のフリードマンは、「人間の自由こそが最大価値であり、自由とは金儲けの自由」であると主張し、国家や公共の名の下での、あらゆる規制を否定した。

     https://style.nikkei.com/article/DGXMZO0346224010062016000000?channel=DF170520160227



     フリードマンとそれに続く新自由主義者たちの思想の根底には、「金儲けこそ、人間の最大の自由」という、他人を出し抜いて自分だけが利己主義的、蓄財や権力を謳歌する人生観こそ、自由の結実であるという価値観があった。

     社会が、個人の自由を規制するのは根源的な間違いであり、政府権力を最小限にして、民衆に何でもやらせて、自然淘汰を待てばよいという考え方で、道徳的に否定されてきた麻薬や飲酒や賭博も個人に任せればよいという発想である。



     https://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/1624ae958bbb3795bfed8d20ba85a67f



     結局、新自由主義が導入されて、誰がトクをして、誰が損をしたかといえば、巨大な資本力の国際金融資本とマフィアである。損をさせられるのは、底辺の民衆だけである。



     国際金融資本は、国家的規制の撤廃された新自由主義国家の市場を完全に牛耳って、自分たちの利権を巨大に高め、地元の住民たちの生活を完全に破壊し尽くしただけであった。



     アルゼンチンやボリビアの破綻は、すべて同じ、新自由主義パターンであるが、国家破綻の原因が新自由主義の導入にあると認識されて、それを排除することで、初めて経済の回復が始まっている。



    http://noranekoma.blogspot.com/2012/01/blog-post_22.html



    https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n1307ab1.pdf



     日本政府の推進するカジノも、基本的な発想が新自由主義にあって、それゆえに、国家破綻を招く災厄になり、新自由主義を日本から排除するという思想的運動が成立しない限り、破綻に向かってまっしぐらに進んでゆく運命を自覚する必要がある。



     カジノも最初は、民間資本に委託されて、地方経済に寄与する局面があるとしても、たちまち、国際金融資本が乗り出してきて、本当に儲かるシステムだけ乗っ取られ、インフラ整備などの負担は、政府や地元自治体に押しつけられる運命に至ることが目に見えている。

     これが自民党によるカジノ誘致の結末になるだろう。

     残されるのは博打依存症になって、社会を崩壊させる耽溺者の群れだけであろう。


      エントロピーとは宇宙の方向を定める原理であるといわれる。

     バケツに満たした水にインクを垂らせば、たちまち拡散して、最後には平均化してしまう。

     この「拡散・平均化」は、二度と元に戻すことができない。



     インクではなくて、熱を考えてみよう。

     空間や水中に、周囲より際立って高い熱が部分的あったとすると、それはただちに、周囲に浸透し、拡散し、平均化してゆくのは水中のインクと同じである。

     熱の拡散と平均化を定めた原理が、熱力学第二法則であり、これを熱エントロピーと呼んでいる。



    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E5%8A%9B%E5%AD%A6%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%B3%95%E5%89%87



    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%94%E3%83%BC



     私は物理学の専門家でもないので、これ以上の解説はボロが出るのでやめておくが、私はエントロピーの概念を初めて知ったとき、これは宇宙の本質に関わる原理であると直感した。



     二度と元に戻らない「不可逆性」という概念が適用されるのは「時間」である。もしかしたら時間とエントロピーは同じものかもしれないと思った。

     これは宇宙の「向き」を定める概念であろうとも思った。



     もう少し延長して考えれば、宇宙の現象のすべてに適用できる概念であり、当然、人間や社会の根源法則としても適用できると考えた。



     地球という決して大きくもない球体の上に人類は棲んでいる。たくさんの人種・民族・社会があって、たくさんの交流がある以上、人間の欲望や生活の必需が、熱と同じように社会を行き交いながら、やがて拡散し、平均化してゆく様は、熱力学=エントロピーの原理となんら変わりないのである。



     ならば「経済エントロピー」という概念も成立しなければならないが、これについて触れている文章を未だに私は見たことがない。

     私は30年前から言い続けているのだが……。



     人間社会も、物理学の基礎に乗った建築物であることを考えれば、宇宙の根源的原理であるエントロピー=熱力学法則が、人間社会に適用されるのは何の不思議もないはずだが、物理学とは別の原理=例えば「神の意志」とかの妄想を信奉してる人たちが大勢いることと、経済を自分の金儲けに利用している連中が、ウソをついて人を惑わすことができなくなることを警戒しているのではないだろうか?

     

     言論というのは、経済と同じで、一種の「風説」や「流行」に支配されている側面があって、誰かエライ人が新しい概念を言い出せば、その権威を信奉する連中がミーハーのようない追随して拡散してゆくのだろうが、まだエライ人は誰も「経済がエントロピーに従う」と言っていないのである。



     簡単に言えば、貧乏人は金持ちに憧れ、自分も金儲けがしたいという心の劣等感=ポテンシャルを作り出し、金持ちは優越感に満ちた金儲けに飽きて、貧乏人のような純粋な愛の人間関係に憧れることで、やがて人類は平均化し、金も拡散してゆくというのが人間社会におけるエントロピーである。



     貧しい国の人々は豊かになるポテンシャルが働き、豊かな国の人々は貧しくなるポテンシャルが働くわけで、ポテンシャルという概念は、「高いところにある水が低い方に落ちる力を持っている」という意味で、高いところにある金も低い方に流れ落ちてゆく力が働くと考えるわけである。



     人の心も経済も、高いところにあれば低い方へ、低いところにあれば高い方へ、平均化し、拡散してゆく力の向きが存在し、別の言い方をすれば、これが時間の本当の意味であるとも考えることができる。



     経済エントロピーが唯一の正しい経済原理である証拠は、中国と日本の労働者の待遇を考えれば簡単に理解できるだろう。



    40年前の中国と日本は、雲泥といってもいいほどの格差があり、日本は豊かであった。しかし、今では逆転してしまって、中国人の生活水準は、日本人を超えている部分もある。日本人は、三食満足食べられない子供たちが激増しているように、自民党政権のおかげで、本当に悲惨で貧しく、凄まじい格差社会に変わってきている。



     これは竹中平蔵・小泉純一郎・安倍晋三が作り出した格差社会ということもできるが、日本人が中国人と比べて相対的に貧しくなってゆく事情は、中国人が日本人に追いつきたいという強烈なコンプレックスで無我夢中に働いてきたこと、日本人が昔のようにがむしゃらに働いて優越感に満ちた地位に上がりたいという要求が消えて、生活水準が相殺されていったとも考えることができる。



     もう十分に、両国の生活水準は差がなくなってきているので、後は、社会全体の美しさ、清潔さ、住みやすさ、ストレスのなさなどの要素で平均化してゆくポテンシャルが残っているが、生活水準がこれ以上、逆転する理由も失われたことになる。



     日本では自民党馬鹿政権のおかげで、庶民の生活は塗炭の苦しみだが、唯一の救いは、庶民レベルで、過去数百年、鎌倉仏教の遺産としての、道徳的水準の高さがあって、この魅力に釣られて世界中の人々が日本に好感を持って観光に押し寄せる風潮が生まれ、とりあえず、観光産業は好調をキープし、死にかけていた地方も息を吹き返している。



     私の住む中津川市でも、馬篭から妻籠なんか行くと、もの凄い数の外国の若者が歩いていて、みな楽しそうだ。

     昔あった贅沢セレブなんて低俗下劣な価値観には目もくれずに、若者たちは、日本の自然豊かな田舎の風景を満喫しながら、五平餅や豆腐、蕎麦に舌鼓を打っている。



     「ああ、全世界で若者たちの価値観が変わっているんだ」



     と私は思う。昔なら=私の若い頃なら、高級車やスポーツカーに、派手な娘を乗せて、大都市の繁華街を走ったり、闊歩したり、怪しい施設に出入りしたりする、いわゆるセレブ生活に憧れる若者が多くて、貧しい身なりで山ばかり歩いていた私には、はるかに遠い連中ばかりだったのに、今では、外国の青年たちが、高級車やセレブ生活など目にもくれず、緑豊かな田舎の癒やしの景色のなかで、ひたすら歩きくことに喜びを感じている。



     若者たちは、格差社会におけるコンプレックスに束縛された日常を拒絶し、自然と融和した農村風景のなかで大声で笑ったり、美味しい郷土料理を食べたりする自然な人生を楽しむ価値観を見いだしているのだと私は確信した。

     これなら、私もついてゆけるのだ。



     もう一度エントロピーに戻ると、人類社会全体が、資本主義による格差のコンプレックスに苛まれた人々を大量生産してきたわけだが、今、そんなものには目もくれず、人間にとって根源的に解放された社会を求めることの大切さを理解する人々が増えている。

     経済的な豊かさではない、心の豊かさにおけるエントロピーが、全世界の新しい価値観に変わりつつあるのだと私は思う。

     人々は、豊かな生活水準ではなく。豊かな心を目指して格差を解消してゆくのだ。



     竹中平蔵は、究極の格差社会を作り出し、若者たちの命を戦争で使い潰してボロ儲けを企んでいる人間だが、それも、若者たちが、セレブ生活に憧れるコンプレックスに洗脳されることが前提であって、人間にとっての本当の価値が、心の豊かさ、自然の豊かさを愛でることのできる心のゆとりであることに気づいた若者たちの前では、格差など何の障害にもならない。



     貧乏なら貧乏なりに楽しめる生活があり、人を笑顔にできる人生がある。これに気づいた若者たちにとって、竹中平蔵の新自由主義など、人を苦しめて、差別して喜ぶ人間のクズに過ぎない。



     本当の価値は人々の笑顔を見ることである。この価値の前に、経済格差など何の意味があるだろう。もう誰もセレブなんかに憧れない。車なんか中古の軽自動車で十分だ。農業に役立つ軽トラが一台あれば十分だ。

     派手な高級ブランド衣類なんか誰も欲しがらない。野山を駆けまわっても汚れても丈夫な木綿の服と、肉体を支えてくれる健全な汚染されない食品と水があればいい。寒い夜をしのがせてくれる家と布団があればよい。

     何よりも、あなたの暖かい笑顔があればよい。


     「からくり儀右衛門」で知られる、歴史上最大級の技術者であった田中久重が、銀座に工場を作ったのが1875年=明治維新後もまもない明治6年であった。

     二年後の1877年には西郷軍による西南戦争が勃発しており、戦国時代以降の日本史上で、もっとも混乱した時代であったが、1882年、順調に芝浦に白熱電球を製造工場を設立し、「日本の近代」の幕開けとともに東芝がスタートした。



    https://www.youtube.com/watch?v=n11FETRVr48



     1950〜70年代、日本家電の黄金時代を、ナショナル・サンヨー・三菱・日立・シャープなどとともに築き、世界的な家電メーカーとして飛躍した。

     私は、現在でも、50年前に購入した1968年製の電気釜を所持していて、たまに使っているが、十分に美味しいご飯が炊けている。アルミ内釜なので、ベタベタくっつくのが玉に瑕で、どうしても新しいIHを使ってしまうが、それ以外は、さほどひけをとらない。

     これが日本家電の実力だったのだ。



    suihan.jpg





     世界有数の巨大家電メーカーとしての地位は揺るぎなく、事業も多角化されて経営も安定していると思われていたが、2006年に、我々をびっくり仰天させる出来事が起きた。



     当時の経営陣、西室泰三と西田厚聰らが、英国の斜陽原子炉メーカー、ウェスチングハウス社を買収するというのだ。

     当時、すでにスリーマイル事故や、チェルノブイリ事故が重なり、原子力産業が人類の未来に大きな影を落とし、もはや百害あって一利なしの無用事業ではないか、との意見が国際的に支持されるようになっていて、「原発に未来は存在しない」との考えが我々、反原発市民だけでなく世界中の見解であった。



    http://gekkan-nippon.com/?p=12284



     その未来なき原子炉メーカーを、東芝は買収したのだ。それも、国際的な相場としての評価、18億ドルの三倍、54億ドルを支払った。



     「西室は発狂してるのか!」



     と正直に思った。こんなことをすれば、すでに完全に斜陽化していた原子力産業とともに沈没し、東芝の未来も存在しなくなる。20万人従業員の未来を暗黒に塗りつぶす愚行中の愚行であると我々は思った。



     日本企業の経営陣は、人類の未来の趨勢、歴史の必然的な流れさえも理解できていない。経営者のコミュニティで語られるのは、金儲けの自慢話と、見栄とメンツと、優越感、劣等感だけなのだろうと想像できた。



     私は、資本主義経済が、最後は経常黒字=金儲けの持続再生産だけを求めて、断崖絶壁から集団で飛び降り自殺するレミングの群れであると、自分のブログに何度も書いていたが、まさに東芝経営陣の発想は、歴史の流れも見えぬまま滅亡に向かう強欲の群れというしかなかった。



     そうして、2011年3月11日、東日本大震災が発生した。



     原発推進側は、「原子炉の巨大事故は1000万年に一回しかありえない」極めて安全な施設と説明していたが、事実はまったく違う。天文学的に違う!

     スリーマイル原発、チェルノブイリ原発などの巨大事故は、10年に一度起きると、我々は予想していたが、まさに予想確率の通りに、福島第一原発の4基の原子炉が巨大事故を起こして放射能を環境に大規模に放出してしまった。



     そもそも、反原発市民グループの多くは、1980年代から、もし原子炉事故が起きるとしたら欠陥の大きな福島第一か美浜原発がやるだろうと予想していて、本当に、その通りになったのである。



     現在までの人類の到達した人間性と技術では原発巨大事故は絶対に避けることができない。

     低次元の人間たちによる、愚かな核兵器さえ廃絶できない精神的レベルの人類に、安全な核運用ができるはずがないのだ。これはわかりきった真実だった。



     まったく予想した通りに、世界最悪の地震地帯である日本に作られた原発が震災で破壊され、人類の未来を暗雲に閉ざすような巨大放射能事故を起こしてしまった。



     フクイチ原発事故後、世界の原発に対する見方は大きく変わった。変わらないのは日本だけだ。

     それまでとは桁違いの安全設備と巨大な費用が求められるようになり、原子炉メーカーは窮地に陥った。

     東芝が買収したウェスチングハウス社は、巨大な追加費用の洪水に溺れるだけの世界最悪の悲惨な赤字経営事業と化したのである。



     そこに粉飾決算を繰り返すような腐敗した東芝経営陣の息の根を止めるような世界的詐欺師がやってきた。

     東芝経営陣には馬鹿しかいないことが世界的に知れ渡ったことで、世界の詐欺師たちが、東芝を骨まで騙して金をむしり取ってやろうと入り込んできた。



     http://www.mag2.com/p/news/253234



    http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50984



    http://news.livedoor.com/article/detail/12714884/



    https://matome.naver.jp/odai/2148533186941964301



     東芝はアメリカの建設企業ショーグループの子会社であるS&W社による詐欺で1兆円に迫る巨大な赤字を抱え込まされてしまった。

     これは完全に計画的な詐欺で、東芝をはめて、巨額の金をだまし取るために計画されたものである。

     詳細は、以下のサイトで知ることができる。



     http://news.livedoor.com/article/detail/13208812/



     そもそも、アメリカの巨大産業経営陣の大半がユダヤ人であるといわれる。

     アメリカの総人口は、3.3億人で、うちユダヤ人は600万人しかいない。2%に満たない人種人口が、アメリカ経済の大部分を牛耳っているのである。



     http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc200.html



     トランプ政権も完全にイスラエルの利益誘導権力になっていて、トランプ自身もユダヤ人である疑いが強まっている。

    https://toyokeizai.net/articles/-/173824



    https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/4308e47ec08a94cd47d166b73f669d7b



     ユダヤ人の宗教は、もちろんユダヤ教だが、これに聖典として用いられているのが、旧約聖書とタルムードである。



     ユダヤ人には聖典である旧約聖書(トーラー五編)を4歳から覚え始めて、12歳までに、一族の前で暗誦する義務がある。

     これがユダヤ人の優秀な頭脳の秘密であるという意見もあるが、一方で、旧約聖書に書かれている世にも恐ろしい、陰謀殺戮を幼い内から意識にすり込むことになるわけで、徹底的な民族的優越感と差別意識をすり込むタルムードと併せて、ユダヤ人の特質が生み出されることを知る必要がある。



     旧約聖書トーラーは、ユダヤ人の子供たちに何を教えるのか?



     創世記34章

     ヤコブの娘デナは、他の族員であるシケムに強姦された。ヤコブは「割礼をしていない部族に娘を与えられない」といい、シケムの族員に割礼をさせ、男たちが化膿で苦しんでいるとき皆殺しにしたという恐ろしい陰謀の内容である。



     https://www.wordproject.org/bibles/jp/01/34.htm



     トーラー五編には、このような陰謀物語がちりばめられていて、ユダヤ人の子供たちは、幼い内から、これを暗誦できるまで繰り返し記憶するのである。



     そして、もう一つの聖典、タルムードは、ユダヤ人だけが神に選ばれた世界に冠たる民族であり、ユダヤ人の利益のためなら、他民族を騙しても殺しても構わない。なぜなら、他民族は、ユダヤ人のための家畜(ゴイム)にすぎないから……と教える。



     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-75.html



     ユダヤ人=ユダヤ教徒は、4歳から11歳までのあいだ、こうしたユダヤ教の陰謀の教えを繰り返し洗脳され続けるわけで、このため、「人を騙して利用する」ことについて、まったく心の痛みを感ぜず、神に選ばれたユダヤ人の特権であると思い込んでいる。



     アメリカの経営者=支配階級の大半がユダヤ人であるということは、アメリカという社会そのものが、タルムードとトーラーに支配されていると考えることもできるわけで、こういう連中なら、東芝を騙して1兆円をかすめ取るなど朝飯前ということになる。

     他人を騙してトクをするというのは、ユダヤ人にとっては神の教えなのである。



     一方の東芝は、三井系の企業グループであって、三井家に伝わる「三方良し」のめでたい慣習の上にあぐらをかいてきたともいえよう。

     相手は決して自分を裏切らないという日本式商法の習慣を盲信して、アメリカ企業が詐欺を働いているという危機感が、ほとんど存在していないのだ。



     騙された後の東芝経営陣の狼狽と責任逃れも本当にひどい。最初から、東芝経営陣には会社の未来を真剣に考え、20万人労働者の行く末を心配する者は皆無だった。



     http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44306



    http://blogos.com/article/240665/



    https://mainichi.jp/premier/business/articles/20160412/biz/00m/010/001000c





     今回の問題が明らかになり、東芝株の上場廃止局面になっても、責任を負うべき経営陣の誰一人、自分の責任を認めず、他人にすり替えている。

     彼らの発想は、どんなインチキをやってでも、当面の決算の見せかけを良くして株高を演出し、自分の責任を問われないうちに、法外な退職金を手にして逃げ出したいという姿勢だけである。



     このようなクズでなければ経営トップに立てないシステムが作られた企業が崩壊するのは、時間の問題であるというしかない。

     東芝も、崩壊すべくして崩壊しているのである。

     


     国は、青少年の幸福のために成人の法的年齢を下げるのか、それとも別の目的があるのか?



     18歳成人法案、参院委で可決

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180612-00000057-jijp-pol.view-000



     2018年6月13日にも本会議で可決成立。2022年4月に施行される。



     18歳成人が施行されるとどうなるのか? 民法、その他の問題。



    https://office-matsuba.com/gyoseishosi/column/civil-law/567



    成人契約責任が18歳で生じ、親の承認しない契約の取消しが不可能になる。

     クレジットローンを親の了解なしに組めるようになる。



    ◆〃觝Г某討瞭碓佞いらなくなる。これまでも民法上、女16歳・男18歳以上に結婚が認められていたが、20歳未満は親の同意が必要だった。

     民法改定後は、最低結婚年齢が男女ともに18歳以上になり、親の同意は不要である。



     親の親権が18歳以上で失われる。18歳で他人に財産・生命の実害を与えても、親が親権責任を問われて賠償責任が生ずることはなくなる。その代わり、本人の法的責任が、これまでより桁違いに大きく問われることになる。



    ぁ”塒な労働契約を解除できない。

      労働基準法58条2項 親権者若しくは後見人又は行政官庁は、労働契約が未成年者に不利であると認める場合においては、将来に向つてこれを解除することができる。 これを親権によって行うことができなくなり、18歳では自分で契約解除しなければならない。

     実は、なんでもないこの規定は徴兵制施行において重要である。これまでは、20歳未満には親権が及び、親が徴兵契約も訴訟提起することができたが、改訂以降は本人の責任だけで契約することになる。



    ァ 起業・会社経営  18歳で成人として登記可能になる。



    18歳で、法定代理人を必要とせず、本人が訴訟できる。

    民事訴訟法31条 未成年者及び成年被後見人は、法定代理人によらなければ、訴訟行為をすることができない。ただし、未成年者が独立して法律行為をすることができる場合は、この限りでない。



    А18歳で、行政書士や司法書士、土地家屋調査士などの士業になれる。これまでは20歳まで待たねばならなかった。



    ─‐年法・飲酒・喫煙・公営ギャンブルはできるか?

    これらの年齢改訂は、日本人全体の文化的カルチャーに大きな影響を及ぼすものであり、まだ明確な回答は出ていないが、もし、飲酒喫煙を18歳に認めることになれば、医学上の根拠とされてきた知見が全部間違っていたということになってしまうので、やらない可能性が高いが、このことは、18歳成人制の本当の意味を浮き上がらせる。



    [明治法体系の思想]



     明治に、法治国家を宣言し、民法・刑法を成立された意味は、日本国民全体に平等の法的秩序を導入し、経済条件や、身分や資産などによる差別による不満の出ない国家体制を目指したということである。



     この意味では、明治刑法・民法は、世界でも希に見る平等、正義を優先させた、民衆保護の概念を明確にしたものであり、その後、植民地とした朝鮮(韓国)や台湾では、未だに、この明治法を原点として、根本的な改訂をせずに運用が続いているほど完成度の高いものであったともいえる。



     とりわけ、刑法は牧野英一によって、報復制裁主義ではなく、教育刑主義が唱えられ、犯罪の原因を、国家の教育欠陥として捉え、罪を処罰するのではなく再教育するという更生の姿勢を基本とし、世界的にも優れた民主的な視点に貫かれていた。



    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A7%E9%87%8E%E8%8B%B1%E4%B8%80



     民法にあっても、基本的な視点は、それまでの国家主義的な権利の蹂躙、封建家父長制による女性の地位の著しい低下を否定し、貧富格差なき、男女平等の社会を目指した民主的なものであった。

     とりわけ、敗戦後、新憲法の公布とともに、刑法・民法ともに、さらに民主主義的視点を明瞭とする改訂が行われた。

     その最大の成果は、「男女平等」と国民の基本的人権の確立である。



    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95_%28%E6%97%A5%E6%9C%AC%29





     ところが、21世紀に入って、自民党など右翼勢力から、憲法改定の要求が高まり、その内容は、明治憲法以前の封建時代に逆行するような、基本的人権の排除などが含まれている。

     

     憲法の基本理念は、「公共の福祉」であったが、それを廃止し、「公益及び公の秩序」に変えると書かれている。

     つまり、「公益の福祉」を言い換えれば「人々の幸福」なのだが、これを「公益及び公の秩序」、つまり、国家の利権と秩序維持のために変えるということになる。



     http://satlaws.web.fc2.com/souron.html



     https://synodos.jp/politics/15542



     これが自民党憲法の根底にある思想である。自民党にとっては、もう民衆の幸福など無用の長物であって、国家の利権のためには、人々の人権を制限する憲法に変えると言っているのである。



     もちろん、ほぼ全員が「新自由主義者」である自民党員にとっての「国家の利権」とは、グローバリズムにおける国際投機集団の利権と言い換えてもいい。

     もう少し進めて言えば、竹中平蔵に見えるように「ユダヤ人巨大資本」の利権である。



     今回出てきた18歳成人制も、実は、こうした自民党の思想の延長にあるのだ。



     ズバリ言えば、自民党は18歳徴兵制を見据えて成人規定を変更しようとしているのである。

     明治法でさえ、徴兵年齢は満20歳であったが、20歳になれば、世間の知恵もつき、権力に反抗する者が増えるという理由で、「18歳の従順で幼い思考のうちに徴兵してしまえ」という発想である。



     https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161436



     https://matome.naver.jp/odai/2140522092845429101



     まだ判断力の幼く未熟な若者を、未熟なうちに徴兵制という名の強制収容所にぶちこんでしまえば、彼らの命を「国家の利権」のために扱いやすくなるということである。

     戦争のための「人間兵器」として利用するためには、文句の多くなる20歳以上より、18歳のうぶなうちに、権力に唯々諾々と従う従順な兵士に洗脳してしまおうというわけである。

     このため、民法上の人権優先概念が自民党にとって邪魔であり、次々に民法刑法上の改悪を行っているわけだ。



     20歳と18歳では、まるで意味が違う。

     かつて、日本社会では、刑法における児童の定義が14歳未満であった。ところが、今では、児童福祉法や民法などが児童の定義を18歳とし、いわゆる少年区分が消えて、児童からいきなり成人になるような奇っ怪な法改定が行われ、たくさんの矛盾が生じている。



     現実問題としては、18歳は、まだまだ精神的に未熟であり、一定の保護が必要なのが実情だが、自民党憲法部会は、18歳徴兵制のために、刑法・民法・諸法の規定を18歳に統一し、法的な保護を廃し、すべての責任を18歳成人に押しつけようとしている。

     刑法上も「少年」ではなく「成人」として、一切の保護を廃し、責任だけを押しつけ、死刑の対象ともなる。

     こうしておかないと、戦場に送り込んだ若者に「死の自己責任」を押しつけることができないのである。

    http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3111.html



     口が酸っぱくなるほど書いているように、日本の若者たちの命が18歳で、国家の利権のために利用されるようになるということは、すなわち、国際巨大金融投機資本の利権のために、底辺に使い捨てされるアメリカ兵のように命が利用されるということである。



     18歳成人制の背後には、自民党=日本会議による、極めて悪質な陰謀が存在している。

     それは、自民党改憲案のなかに、すべて表明されている。



     彼らは、日本国憲法に規定された「基本的人権」を排除、消失させ、すべての生活、資産、行動を、日本国(実は国際金融投機資本)のために利用させようとしていることを知るべきである。



    基本的人権がなくなる!? 自民党が削除しようとしている憲法第97条

    https://matome.naver.jp/odai/2137187986019723901



    「国民の基本的人権は国家が自由に剥奪できます」という自民党改憲案のトンデモ内容まとめ

    https://satehate.exblog.jp/17904076/



    自民党議員(赤池まさあき)による憲法改定のため18歳成人制が必要との主張



    https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-11749549632.html







     

     


     袴田事件について、関与した警察官・検察官のなかに、袴田さんが真犯人だと思っている者は皆無だろう。とりわけ、証拠を捏造した張本人は……。

     裁判官も、誰もが無罪であることを知っているはずだ。それなのに、東京高裁、大島隆明は再審を否定した。



     この理由は、再審を認め、袴田さんに無罪判決が下されると、戦後司法の冤罪捏造の凄まじさが、ますます社会的に認知されること、つまり、検察・警察・裁判所の信用が完全に地に墜ちること。



     「免田事件」「財田川事件」「松山事件」「島田事件」「飯塚事件」 どれをとっても、警察が拷問によってウソの自白を引き出したり、証拠を捏造したりの権力犯罪で、これによって人生を棒に振るほど人権を侵害されたり、無実なのに死刑を執行されたり(飯塚事件)の極悪ぶりが知られるようになったが、袴田事件の場合は、特別に証拠捏造の悪質さが知られ、警察・検察・裁判所揃って冤罪を承知で、無理矢理、死刑にした経過があって、それを認めれば、日本司法は世界の恥という狼狽ぶりが見て取れるのである。



     司法というのは、証拠を捏造してまで無実の人を死刑にする「人間のクズ」の集まりだということが世間に広く知られてしまうことは、司法関係者全体のプライドを大きく傷つけるものであるから、どんな強引にでも真実を隠蔽したいという姿が鮮明に見えている。



     司法は無謬であるという、自分たちの優越妄想=信仰を守りたいこと。つまり検察のメンツ、虚栄心を守るためには、人権を蹂躙しようが、無罪の人を絞首刑で殺害しようが関係ない、「自分たちの権力は凄いんだ!」という優越感に浸って陶酔していたいという陳腐、矮小、下劣な発想しかありえない。



     司法関係者の根底に、こうした傲慢、愚劣な優越感がなければ、有罪率99.9%なんて信じられない判決は絶対にありえないのである。世界を見渡しても、こんなとんでもない有罪率は、日本以外、地球上の司法のどこにも存在しない。



    http://wonderlaboratory.com/japan-conviction-rate-99/



     これで、日本の司法=警察・検察・裁判所には人間性を見失った「クズ」しかいないという惨めな現状を、世界中に発信したことになる。

     安倍政権登場以来、いっそう明らかになった、権力装置の右傾化、極度の保守化だが、この判決によって、もはや、日本政府機関が、大金持ち階級の代理人、自民党・公明党による、彼らの利権を守るためだけの私物であって、どんなに市民の人権を蹂躙しても構わないという権力第一主義の思想を世界に高らかに宣言したのである。



    [そもそも袴田事件とは何なのか?]



     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%B4%E7%94%B0%E4%BA%8B%E4%BB%B6



    1966年6月30日 、「こがね味噌橋本藤作商店」専務の自宅が放火され、焼跡から専務(41歳)、妻(38歳)、次女(17歳)、長男(14歳)の計4人の他殺死体が発見される。一家の中では別棟に寝ていた19歳の長女(一家から勘当されて家を出ていたが、当日は久しぶりに家に戻っていた)が唯一生き残った。



     この長女が真犯人であるとする証拠が多数提示されているなか、2014年、袴田さんの釈放直後に、なぜか急死しているが、長女に対するメディアの関心は極めて薄い。



     7月4日 、清水警察署が味噌工場および従業員寮を捜索し、当時「王こがね味噌」の従業員で元プロボクサーの袴田巖の部屋から極微量の血痕が付着したパジャマを押収した。

    1966年8月18日、静岡県警察が袴田さんを強盗殺人、放火、窃盗容疑で逮捕。

     このとき取り調べにあたったのが、静岡県警最悪の冤罪捏造王・拷問王と呼ばれた紅林麻雄である。



     https://matome.naver.jp/odai/2139591205754454701



     袴田さんは30歳で逮捕されて以来2014年3月27日まで45年以上にわたり東京拘置所に収監拘束された。これはギネス記録にもなった。



     袴田さんの死刑判決の決め手になったのは、奇妙に発見された味噌樽に隠された衣服であり、弁護側は「サイズから見て被告人の着用は不可能」としたが、検察は「1年間近く、味噌づけになってサイズが縮んだ」と主張している。

     Bというタグがつけられていて、これが袴田さんのサイズだと強引に決めつけた。

     大きさとしては女性=長女が着ていたものと考えるのが合理的だったが、検察・裁判所は、袴田さんが犯行時に着用していたと決めつけた。

     

     2011年2月、弁護側により、ズボンについていたタグ(B)はサイズではなく色を示しているとして、警察が故意に事実を無視した疑いが指摘された。



     袴田の実家を家宅捜査した際に犯行着衣と同じ共布を発見。これが犯行を裏付ける証拠として採用された。



     2010年9月に検察が一部開示した証拠を弁護側が検証したところ、布発見の8日前と6日後の2度に渡り、捜査員がズボン製造元から同じ生地のサンプルを入手していたことが判明した。



     弁護側はこの不自然な行動に「実家からの発見」を偽造した可能性があるとして2枚のサンプルの開示を要求、「検察側が示せないなら捏造の根拠になる」と主張している。



     袴田さんへの取調べは過酷をきわめ、炎天下で1日平均12時間、最長17時間にも及んだ。さらに取調べ室に便器を持ち込み、取調官の前で垂れ流しにさせる等した。

     拷問取り調べを指揮したのは、後に冤罪捏造王として知られた紅林麻雄に薫陶を受けた関係警察官だったといわれる。

     この時代、静岡県警は極めて冤罪率の高い異常な警察として知られた。



     http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/223.html



    睡眠時も酒浸りの泥酔者の隣の部屋にわざと収容させ、その泥酔者にわざと大声を上げさせる等して一切の安眠もさせなかった。そして勾留期限がせまってくると取調べはさらに過酷をきわめ、朝、昼、深夜問わず、2、3人がかりで棍棒で殴る蹴るの取調べになっていき、袴田は勾留期限3日前に自供した。取調担当の刑事達も当初は3、4人だったのが後に10人近くになっている。



     [第二次再審請求]



     検察は2013年3月、4月、7月と続いて当時の一部の証拠を開示した。また、同年11月には、事件当時、袴田の同僚が袴田のアリバイを供述していたにも関わらず、検察は袴田が犯人であるかのような供述に捏造していた事実が発覚し、加えて12月には被害者が当時着用していた5点の衣類に付着している血液が袴田のものではないことも、最新技術を使った弁護団のDNA鑑定によって明らかとなった。



     2014年3月27日、静岡地裁で再審が認められ、さらに死刑と拘置の執行の停止を決定、袴田は釈放された。



     これに対し静岡地検は東京高裁に即時抗告。2018年6月11日、東京高裁は静岡地裁の決定に対し「地裁が認めたDNA鑑定の結果には科学的疑問が存在し、証拠として信用できない」として再審請求を棄却した。



     死刑と拘置の執行停止については「袴田の年齢や生活状況等を鑑み、釈放の取り消しが相当とは言い難い」として維持している。



     これは極めて異常な決定で、4名の家族を殺害したとされる死刑判決を受けた犯人を、収監せずに放置するということは、いかに高裁裁判官が、自分の判決の間違いを承知していて、冤罪死刑につながる収監の責任をとらされることを恐れているかを如実に示すものである。



     本当に、袴田さんが犯人だと確信していれば再収監すればよいのだ。

     もちろん、そんなことをすれば、日本中で袴田さん救援運動が起きて、収拾のつかない恐ろしい司法の混乱が起きることは明らかであり、裁判官は、それに怯えて収監をする勇気を失っているだけのことだ。



     ただし、最高裁が再審棄却すれば、間違いなく再収監に至り、この場合は、激しい袴田救援、人権運動が勃発するのは確実であり、今の最高裁が、安倍政権や日本会議に乗っ取られていて、人権蹂躙の判決を下す確率は高く、とんでもない、おそらく二度と取り返しのつかないほどの事態になる可能性が強い。

     このときは、私も黙っていない。必ず行動を起こすことを宣言しておく。



     [検察側の証拠捏造]



     第2次請求審では、犯人が着ていたとされたシャツに付いた血液のDNA型が袴田元被告と一致しないとの鑑定結果が出た。

     村山裁判長は決定理由で、DNA鑑定結果を「無罪を言い渡すべき明らかな証拠に該当する」と評価した。



     事件の1年余り後に、奇っ怪な状況下で発見され、有罪の最有力証拠とされたシャツなどの衣類について「捜査機関によって捏造された疑いのある証拠によって有罪とされ、死刑の恐怖の下で拘束されてきた」と指摘した。



     1970年代にあった控訴審での着用実験で、ズボンが袴田には細すぎて履くことができなかった。

     だが、検察側は「タグの『B』の文字は84センチの『B4』サイズの意」などと言い張り、確定判決でもその通り認定された。

     しかし、これは捏造であった。「B」についてズボン製造業者が「色を示す」と説明した調書の存在が証拠開示で明らかになったのである。



     [裁判の問題点]



     最高検察庁の検事として袴田事件の審理を担当した、竹村照雄は、地検に眠っている証拠を「もう一回分析することはしなかった。その前の段階で有罪だと思っているから。 改めて無罪の証拠をほじくることはない」と述べた。



     証拠の全体像を知るのは検察側だけで、何を裁判に出すかは検察の裁量に任されており、今の裁判員が始まる前の制度では、検事、検察官は、被告人を有罪するのに最も適切な証拠だけ出せばよく、それ以外の証拠は一切見せなくていいというのである。



     死刑判決を書いた裁判官の熊本さんは7年前、守秘義務を破って異例の告白をした。

     この中では、警察の厳しい取り調べで、袴田さんがうその自白を強いられたと見ていたこと、無罪にしようとしたが、ほかの裁判官を説得できず、心ならずも死刑判決を書いたことを明らかにしました」と指摘した。



     週刊現代は、袴田事件裁判にかかわった裁判官・刑事・検事を実名であげ、その裁判の不当さを批判した。裁判所が警察・検察とグルになって、袴田さんを殺人犯に仕立て上げた構図が浮かび上がるとしている。



     プロボクサーとして有望だった袴田巌さんを救援しようと、日本ボクシング協会や超党派の議員連盟が救援会を設立し、輪島功一や鈴木宗男らが真剣に動いていたが、国家権力の壁を突き破ることは困難であって、今回の理不尽な再審拒否判決によって、新たな全国民的救援運動の設立が望まれる。



     これほど、袴田さんの冤罪の状況証拠が明らかである以上、今回の判決を書いた大島隆明は、裁判官という地位に守られると勘違いしない方がいい。

     このままでいけば、最高裁も再審を拒否し、収監=死刑執行に動くことになるが、そんなことをすれば、安倍政権・日本会議の下、どんなに市民的人権の地位が落ちていても、全国民的な怒りで燃え上がることになるだろう。



     検察のメンツを守ることを前提にして、本田鑑定を否定する目的で、DNAのインチキ証拠を提出した鈴木広一(大阪医科大)についても、今後、激しい批判が巻き起こるのは確実であり、その悪辣さは後世にまで伝えられることになるだろう。



     最高裁は、おそらく帝銀事件の平沢さんや、名張毒葡萄酒事件の奥西さんと同様に、刑務所に閉じ込めたまま、死刑を執行せずに死なせる方針を採用することになるだろうが、今回の袴田事件は、前二者の冤罪死刑事件とは、支援の底辺の大きさが違う。

     冤罪に憤る国民の意識共有は、桁違いに大きなものになっていて、国家権力、司法のインチキぶりが、ますます明らかになっているなかで、この事件が、国民の怒りによる歴史的な日本司法の転換点になる可能性は極めて大きい。

     


     2018年6月11日、今朝の金子勝教授の(大竹まことラジオ)指摘が秀逸なので紹介しておく。



      https://www.youtube.com/watch?v=gAyXtwvTgA0



     新潟知事選の結果について、ほぼ互角だった結果の第一印象は「またムサシがやりやがったな」というものだが、残念ながら手元に具体的な証拠がないので、これ以上追い詰めることができない。



     「やられた側」は、一度でいいから不正選挙を疑って、票集計の確認要求をしてもらいたいが、民主党時代から、不正をやられていると疑ったことさえない、おめでたい候補者ばかりのようだ。



     はっきり分かってることは、ムサシの30年前の最大株主は、安倍晋三の父親、安倍晋太郎であり、その大半が安倍晋三に相続された可能性があること。

     現在の、ムサシの公開最大株主である上毛起業(持株運営カンパニー)の最高責任者は、CIA工作員として知られた、ゴールドマンサックス社のピーターブリガーである可能性が強いことだ。



      https://ameblo.jp/tamamocross2011/entry-11461820793.html



     http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/334.html



    http://blog.livedoor.jp/kaientaip/archives/51705809.html



     何度も書いているが、アメリカは戦勝後、まもなく、敗戦国日本がアメリカの国益に反した勢力にならないよう、70年以上にわたって秘密裏に日本の国政選挙に介入し、アメリカに盲従する政権を作り出してきた。



      CIAは、他国の選挙に81回以上介入してきた

     https://blog.goo.ne.jp/nvno/e/04724cdf56aa87a6c854651ff8ae915a



     新潟県選挙に、CIAが介入する理由は、それが対米従属安定政権である安倍晋三=自民党の行く末に大きな影響力があるからで、ここで負ければズルズルと、自民党が負け続けるという予測があったからだ。



     日本の原子力政策は、アメリカの原子力産業にとっても極めて重要で、日本で核廃棄物再処理をやらせて、抽出した兵器用プルトニウムがアメリカの核軍事産業の原料供給に重要な意味を持つというところだろう。

     アメリカで、通常運転による核被害が知られるようになり、もはや原発運営ができないので、世界最大の柏崎原発を持つ東京電力にやらせるということだ。



     ちなみに柏崎刈羽原発の通常運転で、どのような被害が出ているのか? 私の過去ログから紹介しておく。



      http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-347.html

     (地図はクリックして大きくして見ていただきたい)



     柏崎刈羽原発の再稼働に大きな支障となっていた米山知事が、東電の陰謀に見事に引っかかって嵌められ、追放されたことは、彼らにとって喜ばしい結果になったわけだが、人類にとってはチェルノブリ・フクイチに次ぐ恐怖の核汚染発生源として、未来を破滅に追い込むことになる。



     琉球大学、木村政昭氏は、30年前から、中央構造線やフォッサマグナを上回る「日本列島断層」の存在を指摘してきた。

     琵琶湖から佐渡への地図を睨んでみれば、不可解な「割れ目」地形が鮮明に見える。能登半島も佐渡島も、いずれも同じ腹部に大きな切れ込みが入っていて、超古代に巨大な地殻変動による沈降が起きたことを示している。

     東尋坊や若狭のリアス式海岸も、巨大な沈降の痕跡である。



      http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2016/05/22/1389/



     先に、新潟県のフォッサマグナ東縁で、深刻な大地震が連続したが、これらの活動が、もし日本列島断層に波及し、柏崎沖合でM8級地震を発生させたなら、柏崎刈羽原発にはフクイチを上回る巨大津波が押し寄せるのは確実であり、世界最大の原発が、中越地震にさえ耐えられなかったのに、桁違いの津波に襲われたなら、フクイチを上回る放射能災害が約束されることになる。



     新潟県民で、今回、自民公明候補に投票した人たちは、このことを理解しているだろうか?

     原発が再稼働すれば、新潟県経済を潤すと安易に考え投票したのだろうが、結果として、日本という国と子供たちの未来を滅ぼすという現実には、想像力が及ばなかったのだろう。



     これを「夢物語」と決めつけるには、フクイチ事故の存在が巨大すぎる。本当の被害は、これから出てくるのだ。

     冒頭の金子勝氏の指摘のように、ひとたび原発大事故が起きたなら、それを収束し解決し、元に戻す作業は不可能である。「やってるように見せる」のが関の山なのだ。 フクイチ事故の本当の恐怖も、実は、これから現れてくる。我々の想像の千倍を超える恐ろしい現実を思い知ることになると、私は事故の直後から書き続けた。



     除染など幻想にすぎない。放射能による健康被害も、5年後から少しずつ現れ、7年後、8年後にピークを迎え、癌に至っては10〜40年もイニシエーションによる影響が続き、遺伝障害に至っては200年以上も続くと、何度も書いてきた。

     フクイチの本当の被害を認識できるのは、今年以降である。



     米山新潟県知事を追放したのは、東電の秘密工作部隊である。これは電通や公安警察と結びついたCIAに近い工作部隊で、米山氏を引きずり下ろすという目的達成のためなら、どんな非合法活動もやる、いわば陸軍中野学校のような部隊である。



     日本では、関電と東電が、非常に強力な秘密工作組織を持っている。これは関連施設買収に応じない地権者を恫喝したり、反原発活動家に嫌がらせして仕事をさせないようにしたり、さまざまの非合法活動を行ってきた。



     フクイチにおける東電の傲慢な姿勢に不信感を抱いた佐藤栄佐久、元福島県知事を、収賄額ゼロの汚職をでっちあげて追放したのも、泉田前新潟県知事を追放したのも、今回ハニートラップを仕掛けて米山知事を追放したのも、すべて彼らの仕業であろう。



    http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-318.html



     もちろん、私が、原発の通常稼働における致死的被害をブログに書き始めたら、たちまちツイッターアカウントを永久追放になったのも、彼らの関与による可能性が大きい。



     私が、本当に驚いたのは、2011年フクイチ事故後、私がツイッター上で、徹底的な反原発論陣を張り、7万人のフォロワーを獲得していたとき、もの凄い嫌がらせが始まったのだが、その中に、飯舘村在住と称する糞親父が、私が誰にも言っていない、非公開の本当の経歴を、そっくり書いてきたことだ。



     「ここまで私を調べているのか?」と私は驚愕した。そのアカウントは、すぐに消されてしまったが、私自身の学歴や資格、職歴など、忘れてることまで詳細に書いてあり、東電秘密工作部隊の恐ろしさを実感させられるとともに、このレベルなら、泉田追放も米山のハニートラップも、彼らにとっては赤子の手をひねるくらいの容易さだと感じたものだ。



     311後のツイッター上の反原発市民活動家は、おそらく全員が、事細かに調査され、評判を落とすため、激しい誹謗中傷や嫌がらせが加えられ続けた。私自身もアカウント完全凍結まで7年にわたって嫌がらせが続き、今もブログに、世にも下劣で陳腐、無能なゴミによる嫌がらせ書き込みが続いている。



     今のブログでは、IPアドレスや、使用している閲覧ソフト、移動した以前のサイトなど、相当に細かく足跡を調べられるので、これまで隠してきた正体の多くが分かってきた。

     YD87など嫌がらせゲス本舗の多くが、東京の電通や東電本社のある地域から書き込まれていたことが分かったのである。



     東電や電通、日本政府の公安部隊、自民党ネットサポート(統一教会)などが、一生懸命頑張って、我々反原発市民活動を弾圧し、追放してみても、やがて押し寄せる巨大地殻変動を阻止できるわけでもなく、300%約束されたフクイチ事故級巨大原発災害の再来を予防阻止できるわけでもなく、彼らの行うことの結果は日本民族と子供たちの未来を完全な破滅に追い込むことだけである。



     おそらく秘密工作部隊に配属された工作員たちも、誰一人原発が日本の未来に役立つなんて幻想を抱いていないだろう。

     原発が、子供たちの未来の破滅しかもたらさないことを誰もが理解しているだろう。

     それなのに、彼らは「組織の論理」によって、上からの命令をロボットのように実行して対価を受け取っているのである。



    いわば、自分の意思など完全に凍結してしまい、ただ、秘密工作員として言われた通りに活動し、飯を食うという極単純化されたロボット思考に洗脳されてしまっているのだろう。



     安部信者の大半も、安倍が希代の詐欺師であり、ウソしかつかない下劣な人間性のクズであることくらい、とっくに分かっているはずだが、それを認めれば、それまでの人生で、まともな市民活動家を罵倒し、嫌がらせしてきた自分を否定しなければならなくなり、生きてゆくのも苦しくなるため、例え安倍が完全破綻しても、地獄の底まで付いてゆくつもりなのだろう。



     こうして、日本には、地獄行きの予備軍が大量に登場していて、市民国民の多くも彼らに騙され、自分だけの利権と、目先の繁栄を願って、子供たちの未来を放射能汚染で完全破壊してゆくことになるのだろう。





     


     すでに、ハワイ・キラウェア火山の噴火が、日本列島における巨大地震と結びついている過去のデータを掲載したが、ここに再掲しよう。



    http://tocana.jp/2018/06/post_17060_entry_2.html



     キラウエア火山噴火後の日本における地震活動



    1894年03月21日: キラウエア火山噴火

    1894年03月22日: 根室半島沖地震(M7.9〜8.2)

    1894年04月06日: 浅間山噴火

    1894年06月20日: 明治東京地震(M7.0)

    1894年07月03日: 蔵王山噴火



    1896年01月03日: キラウエア火山噴火

    1896年01月09日: 茨城県沖(M7.3)

    1896年03月08日: 蔵王山噴火

    1896年03月15日: 霧島連山・御鉢噴火

    1896年06月15日: 明治三陸地震(M8.2〜8.5)



    1897年06月24日: キラウエア火山噴火

    1897年07月08日: 草津白根山噴火

    1897年08月03日: 草津白根山噴火

    1897年08月05日: 三陸沖(M7.7)



    1923年08月25日: キラウエア火山噴火

    1923年09月01日: 関東大震災(M7.9〜8.2)

    1923年09月01日: 相模湾(M7.3)

    1923年09月02日: 千葉県南東沖(M7.3)



    1924年07月19日: キラウエア火山噴火

    1924年07月31日: 北海道駒ヶ岳噴火

    1924年08月15日: 茨城県沖(M7.2)

    1924年09月13日: 浅間山噴火



    1960年01月13日: キラウエア火山噴火

    1960年01月16日: 阿蘇山噴火

    1960年03月21日: 三陸沖(M7.2)

    1960年05月22日: チリ地震(観測史上最大規模、Mw9.5)



    1961年07月10日: キラウエア火山噴火

    1961年08月12日: 釧路沖(M7.2)

    1961年08月14日: 十勝岳噴火

    1961年08月18日: 浅間山噴火

    1961年08月19日: 北美濃地震(M6.5〜7.5)



    1963年10月05日: キラウエア火山噴火

    1963年10月13日: 択捉島沖地震(M8.1)

    1963年11月10日: 阿蘇山噴火

    1963年11月20日: 那須岳噴火



    1973年05月05日: キラウエア火山噴火

    1973年06月01日: 桜島噴火

    1973年06月17日: 根室半島沖地震(M7.4)

    1973年06月24日: 根室半島南東沖 (M7.1)



    1982年09月25日: キラウエア火山噴火

    1982年10月02日: 浅間山噴火

    1982年10月26日: 草津白根山噴火

    1982年11月28日: 硫黄島噴火



     以上のデータから分かるように、キラウエア火山の大噴火と日本列島における巨大地震・噴火は密接に関係している。

     キラウエア噴火は太平洋の地殻変動の狼煙であり、環太平洋地殻変動帯の活性化の指標である。



     南海トラフ巨大地震は90〜150年(70年と考える研究者もいる)のスパンで、日本列島を襲っているが、規模に強弱があり、前二回(戦時中と幕末)は規模が小さく、300年に一度、最大規模の活動が起きるとの評価もある。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B5%B7%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87



     現段階では、日本海溝の延長である北海道東方や南海トラフ、中央構造線などで、M9前後のスーパー地震が予測されていて、その規模は、幕末(150年前=1850年代)の安政連続地震

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%94%BF%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87



    を超えて、(311年前=1707年)宝永地震

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E6%B0%B8%E5%9C%B0%E9%9C%87



    や (432年前=1586年)天正地震



    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%AD%A3%E5%9C%B0%E9%9C%87

     の規模に迫るのではないかと予想する者も少なくない。



     また奈良時代、白鳳地震(684年)など、記録に残された巨大地震も南海トラフの定例的な地震であり、この規模もM8〜9クラスと評価されている。

     聖武天皇が752年に建立開眼した奈良大仏が作られた理由も、奈良時代に連続した地震の凄まじい被害が原因だったとも伝えられる。



    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%B3%B3%E5%9C%B0%E9%9C%87



     今月、政府が公表した、南海トラフスーパー地震の被害予測は、1400兆円を超えるものだったが、これは新たな土木利権ネタを作りたい思惑が見え隠れしていて、信用できる評価とはいえない。

     自民党とゼネコンによる創作に過ぎないであろう。しかし、本当に起きれば、数百兆円の被害は出る可能性がある。



     http://www.yomiuri.co.jp/science/20180607-OYT1T50104.html



     私が一番の危険を感じていることは……



    2011年3月11日の三陸沖M9.1の余震が、スマトラM9.1が五回のM8余震を起こしたのと比べて少なすぎること。



     )寨茵必ず起きるべき311余震としての青森東方沖アウターライズM8.6が起きていないこと。



     https://blog.goo.ne.jp/skrnhnsk/e/526eacbd5afc7271ec27d999ccd852ac



    ◆\朕硬貶沖アウターライズ領域に接続した、北海道東方にM9前後の地震が接近していると予測されていること。



     http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/3/23158.html



     関東大震災は70年スパンといわれるが、1923年から、すでに95年を経過しても該当する地震が起きていないこと。



    https://dot.asahi.com/wa/2012092600506.html



    ぁ|羆構造線の活動が、熊本地震以来、過去の地震記録にないほど活性化していること。



    https://fusitan.net/0152/



     岐阜県西部(美濃地方)でのM8前後の地震活動が1891年(濃尾震災)に起きているが、歴史上745年の天平地震と、1586年天正地震も該当するとすれば、琉球大=木村政昭氏の指摘による琵琶湖を含めた「日本断層」による派生活動の疑いがあって、若狭地方で再稼働が進む原発群に大津波が押し寄せ、福島の原発が被った被害を桁違いに上回る巨大原発災害を発生させる可能性が大きいこと。



    https://matome.naver.jp/odai/2139756064069858001



      http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2016/05/22/1389/



     などであり、日本列島に身の毛もよだつ、凄まじい巨大震災が接近している疑いは日を追って増すばかりである。



     ここで、読者を恐怖に陥れて申し訳ないのだが、実は、現在、地球規模で「嵐の前の静けさ現象」が起きている。

     本日は2018年6月10日だが、M7級地震は、2018年5月4日のハワイ島M7.0以来起きておらず、M6級も5月9日のタジキスタンM6.2以来止まってしまっているのだ。



    https://earthquake.usgs.gov/



     この一ヶ月の地球上における地震活動の沈静化は、この世界の地震発生ページを二十年間見続けている私でも滅多に経験しないものであり、一ヶ月もの静けさの後に来る地震は、ほとんどの場合、巨大地震になっている。



     私個人の見解では、地球の地震活動は、太陽活動をトリガーとしており、黒点活動のないときは、このような沈静化が起きるが、再び、Xクラスの巨大黒点が登場してくると、その刺激トリガーにより、ため込んだエネルギーが一気に解放されて地球上に巨大地震が発生すると考えている。

     そして、そのタイミングは月齢トリガー、満月か新月である。



     http://swnews.jp/



     この太陽活動のサイトに、X10なんて黒点が現れたら、沿岸部から避難したくなるほどの恐怖が訪れることになる。まずは、巨大黒点と太陽フレアに無条件に反応していただきたい。



    [どのように巨大地震に対処すべきか?]



     海洋における巨大地震は大津波を引き起こす。2006年スマトラ大津波では、インド洋はおろか、7000Km離れたアフリカ西岸でも津波に巻き込まれて数万単位の犠牲者が出ている。またチリ地震津波が17000Km離れた日本列島に死者を出したことがある。

     したがって、スーパー地震で第一に対処すべきは、津波への対策である。



     東日本震災の最大津波高は海抜70mまで確認されているが、おおむね20m、ビルの4階を水没させたケースが多い。

     アウターライズ地震では、本震の二倍の津波高になると予想されていて、少なくとも海岸線では海抜40mは覚悟すべきであろう。



     これだと、ビルでいえば十数階以上、丘でも、結構な高さが必要になる。標高差40mを駆け上がるには相当な体力が必要になり、事前に逃げ場所をシュミレーションしておかなければ無理だ。



     普段から、津波退避のルートを繰り返しシュミレーションし、予行演習しておく必要があるだろう。車で逃げると、渋滞に巻き込まれて、そのまま命を落とした例が多数報告されているので、逃げ道も、抜け道など十分なシュミレーションと訓練が必要になる。



     車のなかには、必ず、飲料水と食料、寝袋、衣類など非常用備蓄を用意しておきたい。普段から燃費を悪くするので、無用なものは一切積まないという主義は、いざ震災になれば、車をシェルターに利用することが難しくなる。



     巨大地震が海洋で発生する疑いが、宏観観測=赤焼けや前駆微震、地震雲などから予測できたなら、まずは津波の起きる疑いのある海岸線から、海抜40m以上の地点に退避するしかないだろう。



     家には、数ヶ月分の飲食備蓄は用意しておきたい。私は東日本震災の数年前から備蓄魔として、あらゆる備蓄を行った人を知っているが、彼の実家は南三陸町で流され、仙台市内の備蓄物資は、すべて震災後に役立った。



     私は、若い頃から登山の習慣があって、人の来ない山奥での単独キャンプも多数経験があり、歩行に負荷のかかりすぎないレベルの、装備について、たくさんの知見を重ねている。



     冬山登山でも、最初は心配になって、たくさんの装備を持参し、重さと嵩に潰されて喘ぐような失敗を繰り返したが、やがて、経験を積んで、本当に必要なものだけを持って行き、大切な装備を何一つ忘れない合理的装備を工夫することができるようになった。



     例えば、羽毛服とシュラフカバーがあれば、シュラフは無用。深い雪山ではテントよりツエルト、雪洞の方が有利なので、必ずアルミスコップを持参するとか、濡れても凍死を避けられる純毛の衣類とか、たくさんの知恵を得た。



     震災用備蓄や装備も同じで、いかに無駄を排除し、本当に必要なものだけを想像して忘れずに持参できるかが大きな鍵となる。

     阪神大震災の経験などから、震災後に困ったのは、水であり、トイレであった。



     私の家では、15年間汲み取りをしていない自作浄化槽でし尿を処理している。処理水は、そのまま畑に流している。

     震災後に、時間のかかるトイレを建築するには無理があるので、畑に穴を掘って、板を渡し、テントをかぶせて応急トイレとし、し尿にはEM培養液をかけて悪臭を防止するなどの工夫があると快適だが、これも普段からEM培養に慣れていないと無理があるし、畑の持ち主に理解があるかも問題だ。

     

     もし、311を超える巨大震災が発生したなら、今の利権ばかり目当てにしているぼったくり自民党政権が、本当に住民の支援を行えるかは甚だ疑問である。

     次の震災は、国民の半分が被災するようなスーパークラスであり、支援をアテにしているようでは、殺されてしまうかもしれない。



     一番大切なことは、何が起きるのか、どのように生き延びるのか? のシュミレーションを重ねて、小さな対策を実行してゆくことだと思う。

     衣食住をどうするか? 水をどう得るか? 至近の課題である。



     

      


     経済制裁にあえぎ、軍人さえ飢えて、腹一杯食ってるデブは金正恩ただ一人という北朝鮮の核ミサイル開発資金は、どこから来るのか?



     もちろん技術的に極度の困難がある水爆ミサイルなんか北朝鮮に作れるわけがなく、世界で超小型水爆製造技術を持つ、たった二つの国、アメリカと、それにロシアだけが北朝鮮に水爆ミサイルを供与できるのである。



    http://japanese.joins.com/article/004/233004.html



     もちろん、北朝鮮に小型水爆を供与したのは、プーチン・ロシア以外に考えられない。しかし、タダではない。巨額の対価を支払わねばならず、その資金をどこから得ているのかが問題なのである。 



     今さら、知らない者はいない。北朝鮮の本当の資金源は、地下資源と麻薬である。

     地下資源については、北朝鮮は世界有数の資源大国であり、資産価値についてはブラジルや中国などと匹敵するともいわれる。



     http://xn--t8j4cxcta.com/politicaleconomy/4984/



     これは、採掘権を中国に売り渡すことで、巨額の対価を得ていることが分かっている。中国やロシアが、北朝鮮を密かに援助してきた本当の理由も、この資源の分捕り合戦に参戦したいという意図であろう。



     北朝鮮は、実は貧乏国などではなく、世界有数の金持ち国である事実を知っておくべきであり、この意味では沖縄と同じである。



     そして、もう一つの資金源こそが、麻薬である。



     北朝鮮という国は、陸軍中野学校二俣分校の秘密諜報員と深い関係を持っている。

     建国時、陸軍中野学校残置諜報員だった畑中理という人物が、金日成を大きな関係を持って建国に参加したとの情報がある。



     陸軍中野学校二俣分校というのは、残置諜者を専門的に育てる旧陸軍のスパイ養成学校であり、旧軍関係のなかでも、もっとも秘密性の高い部署であった。

     ここから巣立ったのが、小野田寛郎であったことを知れば、どのような教育が行われたのか、即座に想像できるのである。



     ここから、もっとも優秀なグループが朝鮮に送り込まれ、戦後も残置諜報者として、戦後政権(金日成)に強力に関与してきた。

     その中心人物が金策=畑中理であるといわれる。



    https://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi/entry-12266715553.html



    https://www.youtube.com/watch?v=2EJGKwed3_E



    https://blog.goo.ne.jp/iloverosia/e/b928f59784c8e839d06a0db31aa34e02



    http://urbanlegend-jp.com/blog/north-korea-founding-country/



    https://www.youtube.com/watch?v=nTx3Fs2OUiI



     戦前の陸軍が、朝鮮統治に送り込んだ人物はたくさんいるが、代表格が安倍晋三の祖父、岸信介であり、彼は、朝鮮にアヘンを蔓延させることで、独立の気概を削ぎ、無気力で権力に従順な民衆を作ろうとした。

     この方針が大成功を収めていた中国にあって、麻薬部門を統括していたのが里見甫(電通初代主幹)であり、その協力を得て、朝鮮に「昭和通商」という武器・麻薬販売部門を設立した。



    https://www.shokabo.co.jp/column/matsu-27.html



     このため、最初はイランから船で輸入していたアヘンも、やがて自給自足に切り替えるべく、北朝鮮の中国・ロシア国境地帯で、大規模なケシ栽培畑を開いたことが知られている。



     栽培地は、国際的な糾弾を免れるため、満州吉林省の山岳地帯、辺境の地に作られた。指導にあたったのは満州阿片王と呼ばれた「二反長音蔵」という人物であったと記録されている。

     やがて栽培地は拡大し、ブンゲリ核実験場の置かれている咸鏡北道、両江道・黄海道等の山間地帯において、秘密裡にケシと阿片を栽培製造した。



     戦前の朝鮮日本軍は、阿片栽培販売をはじめ、あらゆる非合法活動を行ったが、国際的問題にさせない隠蔽工作として、外国人の出入りする沿岸部の大都市から遠く離れた山間部で、ケシ栽培を拡大してゆき、「高貴薬工作」と称して、都市部で広く流通を行った。

     そして、これから得た資金で、核開発まで進めていたのである。



     大量の電力を必要とする核開発については、当時、興南道のチッソに電力を供給する赴戦江ダムが建設されていたことから、チッソの構内に工場に紛れた施設を作り、海軍の命を受けた湯川秀樹らが開発にあたった。



     湯川らは敗戦直前に原爆一個を完成させたとされ、長崎投下の三日後にハムフン沖合で決死隊が核爆発させたと伝えられる。



    https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%88%86%E5%BC%BE%E9%96%8B%E7%99%BA_%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%AE%E4%B8%BB%E5%BC%B5



     戦後、北朝鮮が驚くほど核開発技術が進んでいた理由の一つが、ハムフン市チッソ構内に置かれた海軍核開発施設の運営にあたった人材が、そのまま戦後、金日成政権に引き継がれたからと伝えられている。



     戦後、金日成政権は、一種の王朝と化し、完全な血統王権に変化していったわけで、本当の社会主義を求めた北朝鮮労働党の理論的指導者たちは、金一族に見切りをつけ、「北朝鮮のマルクス」と呼ばれたファンジャンヨプも、脱北して韓国で死亡した。



     しかし、金一族は、政権延命の資金源として、旧日本軍が、朝鮮北部の山岳地帯に開いたウラン鉱石採掘や麻薬製造販売工場をそのまま引き継いで利用したといわれる。



     北朝鮮、金政権は、80年代末から、東欧圏の崩壊と食糧難等により、経済が更に悪化するや、寧辺・平壌・開城等の地までケシ栽培面積を大規模に拡大し、ケシ=阿片だけでなく、麻黄=覚醒剤の栽培製造販売にまで手を染めることになった。



     戦前の昭和通商時代から、阿片の精製には住友系の大日本製薬と参天製薬が関与していたが、大日本製薬は戦前に開発された覚醒剤=ヒロポンの開発製造も行っていたので、当然、金一族は、その技術を引き継いで覚醒剤製造まで手を広げたわけである。



     流通については、昭和通商による販売ルートが、そのまま引き継がれている可能性があるが、戦後は、山口組が関与している疑いも大きい。

     実は、山口組は2018年現在でも、六代目組長だけは篠田正浩氏という本物の日本人が就任しているが、その他の若頭など大幹部の大半が北朝鮮系在日者と言われている。



    https://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/d31ea0ea557dc31f0caded825a617410



     この人脈から、北朝鮮製の麻薬=ヘロインと覚醒剤が、日本に流れ込んでいるとも言われ、とりわけ日本に蔓延する覚醒剤=シャブの大半が北朝鮮製であるといわれる。

     また、金正日は大麻製造にも手を伸ばし、金正恩も、輸出用に大麻栽培を大規模に奨励しているとの情報が伝わっている。

     

    http://www.epochtimes.jp/2017/11/29861.html



      https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170204-00067321/



    https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170506-00070617/



    [戦後、朝鮮阿片の余談]



     元昭和通商・海老沢秀行氏が証言する、「持ち帰られた阿片8トン」の話。



     昭和20年8月9日のソ連参戦後、満州にあった阿片12トンを国内に持ち帰る計画が動き、敗戦後の9月2日に8トンの阿片が唐津に水揚げされた。目減りした4トンは阿片流通の過程における地方有力者への“心付け”に使われたらしい。出荷者は関東軍、受取人は厚生省が指定されていたが、敗戦後の混乱で厚生省への問い合わせには返事がない。米軍が進駐してくる中、阿片は厄介者扱いされ、神戸へたらい回しとなる。神戸港も阿片の水揚げを拒否し、船は和歌山港に向かう。和歌山で阿片の存在が酔いつぶれた船員経由で朝日新聞記者に漏れて記事になり、進駐軍の手が入って関係者は逮捕され、海老沢氏をはじめとした全員が実刑となった。

     ここで問題なのは、阿片の行方。和歌山でトラックに積みかえられた阿片8トンは進駐軍の待つ東京へと輸送されたが、途中トラックごと消えた。後に箱根山中で乗り捨てられたトラックが発見されたが、阿片はなかった。運転手も、監視役として乗り込んでいたはずの米軍兵士も消え失せた。

     敗戦後の混乱の中で、何者かが強奪したのである。おそらくは計画的に。

     8トンの阿片には莫大な価値があったことは間違いない。この阿片を誰が手に入れ、どこで換金し、どのようにその金を使ったか。これは戦後秘史に関係する重大事だと思うが、本書にはその後についての情報は記載されていない。



    [金一族と拉致の余談]



     「金正恩は、金正日と横田恵さんとの間に生まれた子供」という説の真偽だが、これは私も十数年前から繰り返し「その通り」と書いてきた。



     https://blog.goo.ne.jp/y-hne/e/0ee1d7957a77edbf7115e51e74318135



     根拠は、早紀恵さんと李方子が似ているだけではない。説文解字によれば、「金正恩」とは「金家の正と恵の子」という意味になる。正とは、もちろん金正日の正である。

     この指摘に対して、横田夫婦から公式に異議が表明されたことは過去に一度もない。これだけでも、この「風説」を容認していると受け取られてもやむをえない。

     早紀恵さんの旦那、滋氏は日銀職員であり、これが早紀恵さんの出自を示す一つの根拠情報にもなっている。



     自分が京都の皇族、梨本宮家出身、李方子の実子であり、李朝関係者による暗殺を恐れて秘密裏に、早紀恵さんの京都の実家(梨本宮家関係者)に赤ん坊のうちに預けられたという事実は、早紀恵さんも薄々知っていたはずだろう。

     80歳を過ぎてまで、自分と瓜二つの李方子の存在を分からないはずがない。養父母も、密かに秘密を教えていたに違いない。



    rati.jpg





     実は、私は横田夫妻が、14年3月、ウランバートルで孫のウンギョンと面会したとき、実はめぐみさんとも会ったのではないかと疑っている。

     その直後から、早紀恵さんの発言の印象が、暗く重く変わったからだ。つまり、恵さんが誘拐された本当の意味を理解したように思われるのだ。



    この問題は、日本政府の戦後からの闇の部分と深くつながっていて、これを追求してゆくと、昭和通商・岸信介・大東亜共栄圏構想・海軍による江南道における核開発・小泉家の秘密など、これまで隠し通してきた恐ろしい秘密に光が差してしまうがゆえに、全力を挙げて情報漏洩を阻止しているのだと考えている。

     

     メディアのすべてが固く口をつぐんできたことも、これを「与太話」として自然消滅させよう、とメディアに対し、この話題に触れないよう統制を強めている政府の姿勢が見て取れる。



     今後は、金正恩のDNAが文大統領やトランプ大統領との会談から採取されるわけで、彼の実母が恵さんかどうかを世界中が注目して、事実が明らかにされると考える。

     このとき日本政府が、どのような与太話に変えるのか楽しみだ。



     [麻薬で金儲けしたカルマが、朝鮮の人々を根底から蝕んでいる問題]



     北朝鮮が国家経済の一端を麻薬に依存していることが、北朝鮮国内における大規模な麻薬の蔓延を招いている。



     https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170901-00075235/

    http://news.livedoor.com/article/detail/11263748/



    http://blogos.com/article/255171/



    http://news.livedoor.com/article/detail/12782447/



     麻薬で商売しようとすれば、その害悪を最大に享受するのが売人その人である。

     売人が麻薬で陶酔し、耽溺する人々を見て、自分だけがやらないことなどありえない。必ず、自分も使用するようになり、耽溺に至るのは避けられないのである。



     おそらく、金正恩も、大麻を推進しているところから、自分で耽溺しているのは確実だろうし、トランプ会談に臨めば、排泄物や汗、唾などの体液を採取されて、それをCIAが把握するのは確実である。



     だが、麻薬に依存する北朝鮮経済の最大の被害者は、北朝鮮国民である。

     すでに国民の数割が麻薬耽溺者、それもシャブ中になっているとの報道もある。今後は、日本にも大量の北朝鮮大麻が流れ込んでいるのは確実だろう。



     日本と北朝鮮の相互人脈は、想像を遙かに超える密度である。小泉純一郎が、容易に北朝鮮に渡って、拉致被害者の解放を交渉できたのも、小泉家の北朝鮮人脈によるものであり、実父の小泉純也の関係によるものであった。



     日本の暴力団関係者の半分は北朝鮮出身者であり、芸能界などにも大量の人脈がある。政治家の縁も深い。北朝鮮の麻薬が日本に侵入するルートは無数にあり、国家レベルでは遠い国であっても、民間レベルでは、もっとも近い国の一つであると認識する必要がある。

     





     


    英団体、韓国兵の性暴行追及へ 米議会議事堂での慰安婦像計画に合わせ



    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180607-00000506-san-n_ame



     朴正熙政権の下でベトナム戦争に派兵された韓国兵は、1964年から1973年までの9年間で、延べ32万5000名、アメリカに次ぐ大量派兵であった。



     なぜ、韓国兵が、これほど大量に世界戦争史上でも希なほど残酷な戦闘が続いたベトナムに派兵されたのか?

     なぜ韓国人は、文句を言わずに積極的に派兵に応じたのか?

     その最大の理由は、ベトナム戦争にアメリカ人の代理人として派兵された韓国兵に、最高の特典が与えられたからである。



     その特典とは? アメリカ市民権であった。

     

     韓国兵たちは祖国から逃げ出すために、ベトナムに向かったのである。

     第二次大戦後、日本が植民地朝鮮を放棄させられてから、アメリカの傀儡政権が成立し、ソ連の支援した北とアメリカの支援した南の激しい民族間対立が起こり、朝鮮戦争に進んだ。



     韓国は李承晩・朴正熙政権による同胞ジェノサイドと、軍事的圧政が続いた。

     朝鮮は「殺戮の荒野」の状況を呈し、伝統農業も破壊され、農民たちは殺害に怯えながら野山の草を探し出して食べていた。運の良い者は日本に渡航することができた。



     保導連盟事件のような同胞大殺戮も続いていたので、日本に渡るアテのない韓国兵たちは、ベトナム参戦と引き換えのアメリカ移住を選んだともいえるだろう。



    派兵終了後、多くの韓国兵がアメリカに移住し、コリアンタウンを作った。1965年以来、現在では、在米韓国社会は200万人を超えている。

     日系人社会が混血も含めて、全米で100万人前後であることを思えば、韓国人コミュニティは、その二倍も存在することになる。

      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3



     問題は、ベトナムに派兵された韓国兵たちが何をやったのか? ということである。



     ライタイハン問題

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%83%B3



     「韓国兵に会ったら、死に出会ったも同然だった」

    http://d.hatena.ne.jp/jjtaro_maru/20120317/1331954858



    韓国軍「ゴダイの虐殺」

    https://www.news-postseven.com/archives/20140326_247494.html



    韓国軍がベトナムで行った残虐行為の被害者たちが真実を語りはじめた

    http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-284.html



    韓国軍のベトナムでの虐殺行為

    http://militarymatome999.web.fc2.com/kan.html



    https://matome.naver.jp/odai/2138489221610232001



     韓国兵、わけても全斗煥率いる白馬師団と盧泰愚率いる猛虎師団、青龍旅団などが、ベトナムの婦女子の大虐殺・大強姦を行ったと、ベトナム国内のみならず事情を知る世界中から繰り返し糾弾されているが、彼らは一切責任をとらずに韓国に逃げ帰り、大隊長はいずれも大統領にまで上り詰めた。



     この問題を、韓国内の比較的良心的といわれるハンギョレ新聞社が1999年5月に初めて取り上げたとき、2000年6月27日、ベトナム派兵帰還兵による圧力団体が、2400名の大群でハンギョレ社を襲撃し、あらゆる事務機器を破壊した上に全従業員を負傷させ(死者も2名出たとの噂あり)、暴力的弾圧を行ったが、検挙されたのは、わずか数名であり、当時の政権は金大中であったにもかかわらず、事実上もみ消された。



     ベトナムにおける虐殺行為は、カリー中尉による無抵抗の村民500名余の大虐殺、ソンミ村事件が有名だが、韓国兵による大虐殺は規模の桁が違う。

     1980年段階でベトナム政府が把握しただけでも優に30万人を超える被害者がいて、これは日本軍による南京大虐殺事件に匹敵するか、それよりも多い。



     ことが重大であるのは、犠牲者の大半が婦女子であり、韓国兵による大規模な(軽く数万件)を超える強姦によって、望まれずに誕生してきた混血児が実に3000名〜3万人に及ぶ可能性が強いことであり、これをライタイハンと呼んでいる。



     もちろん、韓国兵は一切責任をとらずに本国に逃亡、その後はアメリカに移民として多くが渡っている。

     このとき、ベトナム女性の従順さが韓国兵の味をしめたのか、その後も、ベトナム女性を韓国に渡航させて、農村に性奴隷として定着させる動きがあったが、ベトナム政府は、後に女性たちの韓国への渡航嫁入りが殺人や暴力的な支配につながっているとして、これを禁止するようになった。



     https://kaikai.ch/board/20969/



     https://www.news-postseven.com/archives/20140726_265595.html





     日本の統一教会による「合同結婚式」から、韓国の農村に6000〜10000人の日本女性が半強制的に送り込まれているとの報道があり、その大半が連絡不能で、韓国農村で性奴隷の状態で拘禁されているとの情報もある。



     http://hayabusa2.blog.fc2.com/blog-entry-113.html



     http://wjf-project.info/blog-entry-316.html



     http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/287.html





     こうした問題も、韓国兵がベトナムで行った残虐非道の大虐殺、大強姦を、韓国政府が一切認めず、未だに謝罪も補償もせず、完全無視しながら、一方で80年前の日本軍による慰安婦問題を数十年にわたって執拗に日本を追求攻撃していることから、これを解決するためには、ライタイハン問題を、大規模に公開して、韓国を国際的に糾弾し、厳しく反省を促すことによってしか前進できないのではないか?



     韓国は、豊臣秀吉による朝鮮侵略について「千年の恨」と称して、未だに糾弾をやめないのだが、それならば、800年前の元寇に、高麗がモンゴル帝国の手先として日本を侵略した歴史的事実についても、未だに問題が解決していないことになる。

     秀吉による侵略は、「元寇への恨」と日本が正当化しても構わないことになってしまう。

     

     何よりも、まだ50年前に行われた罪なきベトナム人婦女子に対する大虐殺を反省しないかぎり、韓国人は歴史を一歩も前に進めないことになるだろう。

     韓国における儒教による女性蔑視、家父長制男性社会の価値観からライタイハン問題が生じているとも言えるわけで、このことを歴史の光に晒すことは、韓国人の儒教的価値観の愚かさを気づかせる良き機会にもなるだろう。



     現在も、韓国政府は、ベトナムでの住民虐殺行為は一切存在しないと韓国軍の違法残虐行為を求めず、社会的に隠蔽し続けている。



     ニューズウィーク

     https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2013/10/post-3075.php



     日本政府と違って、韓国政府は自国の過去の蛮行を公式に認めようとしない。「このような意図的で組織的な民間人の虐殺を韓国軍が行うことはあり得ない」と韓国国防省の広報官は言う。「あればとっくに公になっていたはずだ」

    「韓国軍は共産化を食い止めるために戦い、規律正しく任務を果たした。ベトナム女性への性的搾取は一切なかった」とも。

     

     これでは、韓国という国には何一つ救いがないと断言するしかない。反省しないということの意味は、またやると表明しているに等しいのである。



    kankoku1.jpg


     政治家と官僚たちが自腹を肥やす意味しかない大増税の連続、介護保険やなんとか基金なんてのも一種の増税であり、庶民の有り金を残らずむしり取る残酷な利権ばかりを追求する自民党政権。



     竹中平蔵の超格差政策によって、人々は正規雇用を追放されてしまった。

     今や4割以上が派遣や臨時労働者に貶められ、ボーナスや社会保障さえない低賃金に苦しみ、子供たちは本当に飢えて痩せ衰え、残酷な運命に墜とされている。



     65歳になれば、窮迫した生活に追い打ちをかける介護保険税の強制徴収、それも半端な額ではない。アテにしていた年金など、税金と保険料とやらで消えてしまう。



    https://toyokeizai.net/articles/-/91718



     地方は、公共性事業を自民党によって採算主義にすり替えられ、高齢化が進む過疎地では、庶民は高齢化で車を取り上げられている一方で、バス路線は、削減、廃止の一途なのだ。



     私の住む村でも、かつて日8本あったバス便は、今では4本に減らされ、3時間に一本のバスでは、事実上、大都会に出ることもできない。

     最終が17時頃なので、名古屋に出て恵那駅まで帰ってもバス便がない。タクシー代の5000円は高すぎるので、4時間かけて街灯のない暗黒の道を歩くしかない。

     バス便がないから、遠出したくてもできないのだ。



     それでも老人たちは、アテのない大都会に暮らすより、生まれ育った自分の村で死ぬことを望んでいる。

     だが、自民党は、何もかも金儲けがすべての価値観で、 金にならない地方を完全に死滅させようとしているのである。あらゆる社会福祉、公共福祉政策を廃止して、ただ金儲けの論理がすべての社会に変えようとしている。



     地方は死を待つばかりだ。老人たちは、やがて国会議事堂や自民党本部前で集団自殺することになるだろう。



     自民党によってジェノサイドをかけられている日本の過疎地方だが、唯一の救いは、その地方の美しさ、暖かさを求めて世界中から若者たちが訪れていることだ。





     私の住む中津川市から車で30分程度のところに、歴史的景観保存地区や歴史建造物保存場所など、昔の景観を保存している観光地が、たくさんある。



     [まずは、なんと言っても、妻籠と馬篭]



     近いこともあって、私は、この地を半世紀前から頻繁に訪れていて、その変遷を見守ってきた。

     一番古い記憶では、1970年代の姿で、まだ歴史的景観保存という概念もなく、妻籠と馬篭は、ただ貧しいという理由によって、江戸時代の家屋を建て替えることもできないまま、残されていたのである。



     だから、時代劇の撮影にはセットも必要なく、そのまま江戸時代が残っている場所がたくさんあって、1953年公開の「夜明け前」(主演・滝沢修)では、大半のロケをそのままの街並みで行うことができた。(電気さえ通ってなかった)

     探したが、戦後の妻籠を写した動画は出てない。もし、この映画がアップされたら70年前の妻籠や馬篭が、そっくり出てくるのだから、もの凄く貴重な映像である。



     私が、初めて訪れた頃は、まだ観光地化される前で、当時としては、ありふれた貧しい山村にすぎなかった。

     道路は舗装されないままで、電線が縦横に走り、営業している店も少なかった。住民は、時代から取り残され、みんな貧しかった。



     中山道は木曽街道の開通によって機能を失ったが、辛うじて妻籠は、伊那街道への追分宿場としての機能が残され、当時、まだ盛んだった林業関係者の民宿として利用されていた。

     馬篭も、また物好きな時代劇好みの観光客と、林業関係者の業務宿くらいしか利用価値のない小さな山村だった。



    https://www.youtube.com/watch?v=sdzz5NccIbY



     1970年頃、南木曽町役場の名物観光課長(今ではネット上に名前も出てこない)が貧しいが故に残されてきた歴史的景観こそが、これからの観光時代に本当に貴重な資源になると住民を説いて回り、景観保存の市民運動が始まった。

     これが、実は、歴史的景観保存運動の日本における嚆矢となった。



     http://www.tumago.jp/learn/



     「売らない、貸さない、壊さない」という標語は、やっと都会に追いつこうとしていた田舎の人たちにとって辛い標語になった。

     当時、妻籠や馬篭のような歴史景観の価値を理解できる人は極めて少なかったのだ。まして、これが客を呼ぶ観光資源になると信じる人も少なく、家の現代風改築さえできない保存会の方針に、憤る住民も少なくなかった。



    https://www.youtube.com/watch?v=W6kg9ifoyK0



    1976年、全国で初めて国の「重要伝統的建造物郡保存地区(1976年9月4日)」に選定され、目障りな現代景観の改善などが役場の強力な説得の下で行われたが、抵抗も大きかったと記録されている。



     それから40年を経て、もっとも目障りだった電線インフラが全部、地下に埋められ、トタンやコンクリートなども木造に差し替えられ、瓦さえも、石押さえ板葺き屋根などの江戸時代景観に変えられた家も多い。

     おおむね、1990年あたりから、やっと歴史景観地区として完成の域に達したと私は思う。



     それまでの妻籠は、飯田に抜ける国道256号でさえ、完全に二車線ではなく、中央道恵那山トンネルが危険物車両通行禁止だったため、ガスローリーやタンクローリーは清内路峠を越えて飯田市に出るしかなかったが、大変な運転技術を要求される難所だった。

     馬篭に抜ける県道7号も、2000年頃にやっと二車線化されるまでは、乗用車のすれ違いでさえ難しいほどの田舎道で、バスの乗客で急カーブの連続により嘔吐する者も少なくなかった。



     今では、馬篭に向かう旧中山道ルートが、世界的に紹介される第一級のハイキングコースとして整備されているが、40年前は、ハイキングというより登山道で、熊の出現に怯えながら歩いたものだった。



     それが、今では、世界の若者たちが中山道、妻籠目指して押し寄せてくるというイメージで、馬籠峠ルートなど、外国人のハイカーであふれている。それも英語圏だけでなく、仏語やスペイン語など世界中の言葉が飛び交っている。

     トイレや休憩所なども、完璧に近いほど整備され非常に歩きやすい。



     どうして、ここまで観光地として大成功を収めたのか、その意味を我々は、しっかりと理解しておかないと、今、間違った方向に進んでいる観光地の行く末を指摘することもできない。



     はっきり言うなら、妻籠や馬篭の成功は貧しさ故であった。あまりの貧しさに昭和時代になっても家を建て替えることができず、江戸時代の家を修復して利用するしかなかったのだ。

     これこそが、地上にかけがえのない素晴らしい価値を生んだ源泉であった。



     妻籠や馬篭の人たちは、貧しさに慣れ、観光客が激増して、儲かるようになっても旅人をもてなす暖かい心を失わなかった。

     時代に背伸びせず、人々が中山道宿場に求める本質を見抜いて、お粗末な装飾に走らず、何気ない田舎の景観を大切にする価値観こそが、この隆盛の本質であると理解すべきだと思う。



     外国人の若者による妻籠・馬篭の紹介動画を見れば、彼らが何に癒やされ、何を求めて歩くのかが鮮明に理解できるだろう。

     騒々しさ、ケバケバしさと対局にある静かな歴史的風土が、どれほど人々を癒やすのかを我々は、はっきりと知っておく必要がある。



     https://www.youtube.com/watch?v=E-vITlvo5io



    [明治村]



     1965年、犬山市にオープンした「博物館・明治村」は、愛知県の小中学校で過ごした者なら、大半が学校行事として立ち寄っていると思うが、私も、中学の頃から、数回以上、訪れている。



     今、明治村を紹介する上で気に入らないのは、リトルワールドや明治村などは名鉄の観光事業として展開されたもので、私は御嶽山の国立公園化を利権上の理由で阻止し、御岳の広大な原生林を皆伐して、観光産業に利用している名鉄に対する不快感から、どうしても好意的に見ることができないのである。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8%E6%98%8E%E6%B2%BB%E6%9D%91



     ただし、金儲けのために失われゆく明治の建造物を一大保存地区として後生に伝える歴史的教育的意義に反対するものではない。

     誰かがやらねばならないことを名鉄がやったということだが、日本という国が、保守系市民の夢想のごとく、歴史や伝統を大切にする志向があるなら、これは国が一大事業として文化的価値観の下で取り組むべき事業であった。

     地方の一電鉄企業に任せたことにより、明治村は一時は倒産も危ぶまれるほどの危機に陥っていたこともある。



     https://www.youtube.com/watch?v=GuHuW8S1OE4



    https://www.youtube.com/watch?v=hsV9WUobSB0



     明治村は、日本が政府レベルで取り組まねばならない歴史的建造物保存を大規模に引き受けていることで、入場料ではまかなえないほどの管理費用がかかり、経営はいつも苦しいと言われる。

     あらたな移築建築候補が山ほどあるのに、予算が捻出できないため、数年間も新規移築が中断していたこともあった。



     だが、方向性は決して間違ってはいない。我々は明治村に立ち寄れば、懐かしさとともに、心を揺さぶられる景観に感動させられる。

     自分好みを言わせていただければ、相馬愛蔵・黒光の中村屋を移築(もちろん本物は失われているから似たような明治建築でいい)して、カリーパンを売って欲しい。



     食の感動は、建物の見物を凌駕する素晴らしい記憶を生み出してくれるに違いない。

     ついでに、荻原守衛の「女」の複製を展示し、あの悲劇の愛を表現してもらいたい。

     可能なら守衛が死の直前、中村屋で大吐血した情景も再現してもらいたい。(のは私だけだろうな……)

     私にとって、明治という時代、人がはるかに純粋で真剣だった時代の象徴が黒光と碌山なのだ。



    [大正村]



     1988年に開園した「日本大正村」も近所なので頻繁に訪れる場所であるが、この地域、岩村町・明智町・山岡町は、昔から一つの連携した町であり、恵那駅から明智まで延びている明知線によって、地域アイデンティティーが形成されてきた。

     十数年前からは、恵那市に編入され、ますます地域的連帯が強まっている。



     今は、ちょうど、NHK朝ドラ「半分青い」の舞台となっていて、岩村や明智の街並みもドラマに出ているので観光客も大変な混雑になっている。



     だが、「大正村」には感嘆は少なく苦言ばかりが先に立つ。

     市街地を歩けば、駐車場や展示館など、たくさんの努力が目につくのだが、開業当初は、観光地化を勘違いした住民がたくさんいて、「さあ商売のチャンスだ」とばかり、自分の店を大正とは無縁のケバケバしい装飾に包んで、顔を背けたくなるほどの不快な街並みに変えてしまう店主が続出したのだ。



    https://www.youtube.com/watch?v=t5VmgTg4eRw



     「観光化」を勘違いするのも、中途半端な田舎だからで、妻籠では、住民の多くが強い意志で「江戸」を守り抜いた。

     「大正」は、明智町の住民にとって、守るべきイメージが理解できなかったのかもしれない。



     しかし、明智・岩村・山岡の恵那三町は、寒天やら、高原野菜やら、地酒やら、牧畜やら、優れた食品がたくさんあって、無理に大正時代を持ってこなくとも、十分に魅力のある町であった。



     「半分青い」で、特別に飛躍することもないだろうが、東美濃には、世界に誇るべき素晴らしい農村景観があって、世界中の若者たちの憧れの地になる可能性だってあることを、地元の人に理解しておいてもらいたいと思う。

     守るべき価値を間違えてはいけない。





     [昭和村]



     実は、私は昭和村に一度も立ち寄っていない。しかし、昭和村ができる前の美濃市には相当回数訪れていたから、独特の「うだつ景観」も良く知っている。

     そもそも現代工業化に取り残された岐阜内陸部の田舎町は、美濃市に限らず、郡上八幡、付知町、白鳥町、板取など「昭和」を彷彿させる街並みが少なくなかった。



     どれも、行って歩く価値のある街並みが残っている。だから、まだ希少価値は高くないとも言えよう。



     昭和の真ん中生まれである私にとって、昭和とは、自分そのものである。だから、昭和の価値を考える上で、私はうるさいのだ。

     昭和村の概念図が、ここに掲載されているが、これではバツを出すしかない。

     無理に行きたいとも思わないうちに、いつのまにか昭和村は消えてしまった。



     http://www.nihon-showamura.co.jp/doc/map_20150203.pdf



    https://www.youtube.com/watch?v=elhg-yrj_dw



     消えた昭和村は、新しく里山公園として再出発するらしい。



     https://www.walkerplus.com/spot/ar0621s03683/



     つまり最初のコンセプトは大失敗したわけで、失敗の原因をはっきりと理解しておかないと、次の企画も、また同じ運命に至る可能性が大きい。



     そもそも、施設には、その存在理由が必要であり、明確な価値のコンセプトを共有する必要があるのだ。



     妻籠・馬篭は「江戸時代の癒やしの景観を守る」という価値観であり、これが世界的な大成功を収めたのである。

     これは、世界遺産を守る欧州の住民たちのアイデンティティと同じものであろう。



     地元では、金儲けのための観光事業をやりたいというより、自分たちが大切にしたい価値観を世界に示したいという意思が大きかったのであり、これが成功の最大の理由であった。



     大正村は、まだそこまでの明確なアイデンティティ、価値観の共有が進んでおらず、まだまだ中途半端であり、昭和村に至っては、金儲けだけが全面に押し出されて、人々を癒やす「おもてなし」ができていなかったことが敗因であろう。



     岐阜県には、まだまだ開拓されざる「癒やしの価値」がたくさん眠っていて、今後も気づいたら紹介してゆきたいと思う。


     [外国からの移民激増へ]



      「ベルリンの壁崩壊くらい」外国人の就労大幅拡大へ

    https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180606-00000001-jnn-soci



    外国人労働者50万人超必要 25年までに 人手不足深刻化で転換

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00000004-fsi-bus_all



    外国人就労新資格 最長5年可能に 農業など5分野 来年4月にも創設

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00010001-agrinews-pol



     1986年チェルノブイリ事故が発生して、ベラルーシ・ロシア・ウクライナ三国の被曝地では、急激な平均寿命低下と人口減少が見られるようになった。

     

     このウクライナにおける人口増減表のチェルノブイリ事故後を見て欲しい。

    http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine1.html



     日本でも、フクイチ事故後、急激な人口低下が起きている。



      日本の人口、減少幅最大の30万人 東京圏集中も加速

    人口動態調査1月1日時点、出生数は100万人割れ

    https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS05H1T_V00C17A7EA1000/



     そこで、自民党政権は「労働力不足」を口実に、海外からの移民政策を本格的に開始した。受け入れる相手国は、今のところ、ベトナムやインドネシアなどが多いが、恐怖の巨大集団である中国人でも、日本の移民障壁は、どんどん低くなっているといわれる。



     移民政策の本当の本音は、原発事故が原因による人口減少を隠して、「原発事故では被害がなかった」と正当化するための統計的整合性を確保したいのだと私は考えている。



     確かに町を歩いていても、外国人の多さは、10年前と比較しても信じられないほどである。多くは歓迎される欧米の観光客だが、自動車産業の労働者として採用される南米や東アジア諸国の人々も激増していて、名古屋あたりでは「ベトナム村・ネパール村・インドネシア村」などが成立しているほどだ。

     大須に行ってみると、本当に、ここは日本なのか? と驚愕するほどである。



     グローバル巨大企業の要請による移民増加も、やがて雇用情勢の変化により労働者余剰が始まったときは、いわば難民集団になるわけで、食い扶持を求めて日本国内に広く分散してゆくことだろう。

     彼らは日本人の一部に変わってゆくのである。



     私は、グローバル化は、いわば「人間と経済のエントロピー」における必然的現象であって、世界は人種の壁を越えて、経済的にも民族的にも、分散し平均化してゆく流れをとどめることはできないと考えている。



     そもそも、日本民族は中曽根康弘の言う「単一民族」ではない。

     先住民である原人たちが最初の住人であり、次に、数万年前に、黒潮に乗って南方の世界から大量の海洋族が日本列島に流れ着き、彼らは「縄文人」と呼ばれた。

     沖縄人やアイヌ人は、その特徴を色濃く今に伝えている。



     (原人の存在は、古い民話=今昔物語などに、たびたび「狒々」や「鬼」の物語として記録されている)



     次に2500年前、日本書紀に「神武降臨」とも記録された大量移民があり、おそらく邪馬台国など「倭」の人々が九州などで国家を形成した。

     これは、史記や十八史略に記録された「呉越戦争」の敗者である呉国民が大量の船で、九州や朝鮮南端に移住したものと考えられる。彼らを「弥生人」とも呼んでいる。

     このとき、ブータン・シッキム地方(レプチャ族)から伝えられた米作農耕が日本に持ち込まれた。



     さらに、日本書紀は、西暦300年前後に、弓月氏=秦氏が、数万の民を引き連れて朝鮮半島、百済から大きな移民があったことを記録している。 これが江上波夫によって明らかにされた「騎馬民族移住」である。



     このほか、文献には、ほとんど記録されていないが、アイヌのユーカラなどには、大陸から樺太経由で北海道に渡ってきたオロッコ(オロチョン)族が、日本にも渡って生活圏を築いていた記録がある。



     こうして日本民族を俯瞰してみれば

     ‘本原人(猿人=狒々?=証拠は希少)

    ◆‘貶舷諭聞潮海洋族、沖縄・アイヌ人)

     弥生人(倭=邪馬台国)

    ぁゝ廓鰐餌(秦氏・弓月氏・天皇家・源平藤橘の武家)

    ァ.ロチョン(エベンキ族)

    Α/¬叡六代に「日本人」として同化した朝鮮・台湾人



     というように、たくさんの民族が日本列島に流入して、日本民族を形作っているのであり、この流れが止まることはありえず、今後も、世界中から移民がやってきて、新しい日本民族に変化してゆく事態は絶対に避けることができないと考える。



     一部の「日本好きです族=ネトウヨ」は、移民を快く思わず、アメリカにおける人種差別を日本でも起こしたいと願っているようだが、それは、水の中に投入したインクが、どんどん分散し平均化することを拒絶するような愚かなことである。

     それが歴史=人類史なのであって、好き嫌いの問題ではないことを知る必要がある。



     今後、大量の移住外国人がどうなる運命かといえば、彼らは基本的に身一つの「持たざる民」であることが多く、仮に、彼らを雇用する核心である日本の輸出産業が崩壊させられても、食べるためには、かなりの文化的変革にも適応し、むしろ日本先住者よりも有利に、日本社会で生き残ってゆけるだろうと考える。



     そもそも、今の日本社会の根底部分にある食生活の基本、米・味噌・醤油・納豆などは、「照葉樹林帯文化圏」から弥生人が持ち込んだものであることを知るべきだし、馬、養豚は騎馬民族が持ち込んだものだし、先住民である縄文人たちは、木の実食、狩猟などの文化があったにすぎない。



     新しい社会は、いつの時代でも、移民たちが中心になって、新しい文化を創り出してゆくのであって、社会が崩壊し、新しい変革を迫られる条件では、移民主導による社会変革が起きると考えるべきである。



     私は、効率的な生活スタイルとして「共同体社会」が復活すると考えていて、このブログにも、たくさん書いているので過去ログを参照されたい。



     http://tokaiama.blog69.fc2.com/archives.html



     共同体社会というのは、日本ではヤマギシズムという成功例があり、海外ではイスラエルのキブツがそうである。

     ただし、共産党主導で実現させられた中国の人民公社やソ連のコルホーズは官僚利権に蝕まれて完全な失敗に終わっている。

     成功させるためには、官僚利権をどう排除するのかが一番大切な課題になるだろう。



     しかし、共同すれば、衣食住のライフスタイルが極めて効率化され、生き延びるのに圧倒的に有利であり、たくさんの対話が「三人よれば文殊の知恵」というように、意欲やイノベーションを生み出すのである。

     孤独に苦しむ必要もなく、人生が楽しくなるわけで、社会が過酷になればなるほど、むしろ共同体は活性化するだろう。



     もうすぐ、人類史にも希な巨大震災が日本列島を襲うことは確実であり、憲政史上最悪の議員利権の腐敗にまみれた自民党愚政権が、優れた対応をすることは不可能であり、我々の生活は、どん底に墜とされるのは確実である。



     また、トランプが日本製自動車に25%関税をかけると言い出していて、トランプの有言実行ぶりを見れば、これによる雇用喪失は破壊的衝撃を経営側に与えることになるだろう。

     

     我々は第二次大戦以来の、命がけの激動に晒されることを覚悟すべき時代に入ったのである。



    【追記!】



    http://tocana.jp/2018/06/post_17060_entry_2.html



     キラウエア火山噴火後の日本における地震活動のデータを紹介しておく



    1894年03月21日: キラウエア火山噴火

    1894年03月22日: 根室半島沖地震(M7.9〜8.2)

    1894年04月06日: 浅間山噴火

    1894年06月20日: 明治東京地震(M7.0)

    1894年07月03日: 蔵王山噴火



    1896年01月03日: キラウエア火山噴火

    1896年01月09日: 茨城県沖(M7.3)

    1896年03月08日: 蔵王山噴火

    1896年03月15日: 霧島連山・御鉢噴火

    1896年06月15日: 明治三陸地震(M8.2〜8.5)



    1897年06月24日: キラウエア火山噴火

    1897年07月08日: 草津白根山噴火

    1897年08月03日: 草津白根山噴火

    1897年08月05日: 三陸沖(M7.7)



    1923年08月25日: キラウエア火山噴火

    1923年09月01日: 関東大震災(M7.9〜8.2)

    1923年09月01日: 相模湾(M7.3)

    1923年09月02日: 千葉県南東沖(M7.3)



    1924年07月19日: キラウエア火山噴火

    1924年07月31日: 北海道駒ヶ岳噴火

    1924年08月15日: 茨城県沖(M7.2)

    1924年09月13日: 浅間山噴火



    1960年01月13日: キラウエア火山噴火

    1960年01月16日: 阿蘇山噴火

    1960年03月21日: 三陸沖(M7.2)

    1960年05月22日: チリ地震(観測史上最大規模、Mw9.5)



    1961年07月10日: キラウエア火山噴火

    1961年08月12日: 釧路沖(M7.2)

    1961年08月14日: 十勝岳噴火

    1961年08月18日: 浅間山噴火

    1961年08月19日: 北美濃地震(M6.5〜7.5)



    1963年10月05日: キラウエア火山噴火

    1963年10月13日: 択捉島沖地震(M8.1)

    1963年11月10日: 阿蘇山噴火

    1963年11月20日: 那須岳噴火



    1973年05月05日: キラウエア火山噴火

    1973年06月01日: 桜島噴火

    1973年06月17日: 根室半島沖地震(M7.4)

    1973年06月24日: 根室半島南東沖 (M7.1)



    1982年09月25日: キラウエア火山噴火

    1982年10月02日: 浅間山噴火

    1982年10月26日: 草津白根山噴火

    1982年11月28日: 硫黄島噴火



    キラウエアが大噴火を起こすと、北海道東方に巨大地震が発生する疑いがある。それも数ヶ月のスパンだ!


      [天安門事件から29年 米国は死者数公表を要求、中国は猛反発]

    2018年6月4日



      http://www.afpbb.com/articles/-/3177205



     天安門事件の1万人以上の大殺戮を指示したのは小平であることが分かっている。



     中国は儒教国であり、何が犯罪かといえば、封建家父長制の秩序を乱すことである。学生たちが、小平ら長老の指令を無視し、「メンツを潰した」ことが殺戮の最大の理由であったといえよう。

     天安門を占拠した学生たちは、儒教によって殺されたのである。



     私は1970年以前から日中友好協会正統本部に出入りし、1971年の愛知県におけるピンポン外交では、中国卓球代表団を右翼の襲撃から守る防衛隊にも参加した。



     胸に毛沢東バッジをつけ、紅衛兵手帳を身につけるほど毛沢東中国の革命に対する激しい憧れがあったのだが、2月に卓球世界大会が行われた、その年の9月に、英雄であったはずの林彪の乗った飛行機が撃墜され、毛沢東に対する反逆が公表されたことで、凄まじい衝撃を受け、中国革命の本質を見直す大きな契機になった。



     私が心底、敬愛していた周恩来が末期癌の床についていたとき、治療中止命令を出して彼を死なせたのも毛沢東であったと知り、私の中国革命に対する評価は一変し、大躍進運動や文革、天安門事件に至る中国共産党と毛沢東の犯罪性について、はっきりと認識する立場へと変わった。



     私が中国と物産展運動などで直接関わった1970年前後の中国物産の質は、本当に素晴らしいもので、食品は、何もかも4000年の伝統を彷彿させる底が見えないほど奥深い慈愛と誠実に満ちたものであり、中国への憧れを加速させた。



     その後、文革の収束した1980年代以降は、田中角栄による日本からの援助で、地方政府の腐敗が始まり、物産の質も著しく悪化しはじめた。

     一つには、文革によって、まともな判断力や経験、深い知識のある人物が、みな殺されてしまって、産業界にはレベルの低い素人しかいなくなったという事情がある。



     やがて、「詐欺といえば中国」といわれるほど偽物が横行するようになり、中国製品に対する信頼は完全に地に墜ちた。

     優れた経験・知見を持った指導者たちが殺されて、新しい指導部は、目先の金になる安易な仕事しかできなくなったのである。



     中国共産党指導部もまた、自分たちの犯した間違いを反省するという方法論を奪われ、正当化しかできなくなった。

     失敗の原因を調べて改善するのではなく、失敗を隠蔽することしかできなくなった。

     これが文革や天安門事件がもたらした最大の「成果」といってもいいかもしれない。



     権力者を守るために情報を操作し、封鎖する国家の行く末は、ドロドロの悪臭を放つ腐敗だけである。今、日本自民党が、完全に中国の轍を踏んで腐敗の泥沼に墜ちようとしている現実を誰が理解しているだろう。

     

    追記、以上は第二次天安門事件を示したものであり、その前に周恩来を慕う民衆による第一次天安門事件があって、ここでも数千名の犠牲者が出ていることは、ほとんど知られていない。

    http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-223.html



     [またバスの運転手が意識を失って事故を起こした]



     東海北陸道 バス運転手 走行中意識失う

    http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20180604164016



     クモ膜下出血が原因で運転中に意識喪失したと報道されている。岐阜市内の観光バス会社であり、放射能被曝とは関係なさそうだが、私はそうは思わない。



     観光バスの運転手は、全国の幹線道路を運転し、東日本の放射能汚染地でも、何の対策もないまま勤務している。



     その前日に、60歳代の運転手が勤務運転中に死亡(心肺停止)して事故を起こした東京上野のバスは、トランスワールド社という成田市の零細バス企業で、バスが10台なのに社員が9名しかいない。

    http://xn--zck2bu70nec3c.jp/Bus/detail1/1214



     千葉県は、関東地方では、茨城県や栃木県とならぶ強い放射能汚染地であり、勤務地の大半も汚染地帯の幹線道路であって、長期累積被曝の確率は相当に高い。



     岐阜県のような安全地帯であっても、勤務場所が放射能汚染地である可能性が小さくない。フクイチ放射能事故から7年、何年もの間、汚染地のセシウム漂う空気を呼吸し、汚染地で作られる弁当を食べ、汚染地の水道水を飲んでいれば、岐阜市の会社といえども無事にすむとは思えない。

     くも膜下出血といえど、被曝と無関係とはいえない。被曝は、あらゆる病気を悪化させるのである。この種の運転中意識喪失事故は、運転手の死亡に直結している事態が非常に多い。



     私は、フクイチ事故後から、この種の事故が多発することを予告してきたし、今年、これから、さらに激増することも予告している。

     やがてニュースでも隠蔽されるようになるかもしれないが、客の人身事故を伴えば、隠蔽も難しいだろう。

     私の予測の真偽は、これから報道されるニュースのなかで検証されると思う。



     [森友・家計公文書改竄を指令した真犯人は麻生太郎である]



      改ざんの動機解明、不十分=野党、麻生氏辞任を要求―森友問題

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00000018-jij-pol



    国交省文書こっそり差し替え=コピー示され失敗―財務省

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180604-00000109-jij-pol&pos=2



    森友問題、佐川氏ら38人全員が不起訴

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00010003-bfj-pol



     佐川宣寿が不起訴になった。公文書改竄という、殺人に匹敵する懲役10年以下という重大犯罪の実行者でありながら、関係する誰一人起訴された者はいない。



     最初から、正義のカケラも持たない超無能な冤罪製造装置として轟き渡る評判の大阪府警=大阪地検には、自民党・安倍晋三支持者しかいないことがわかりきっていたから、特別な感慨はなく、「やっぱりそうきたか」という印象しかない。



     もう誰もが、この結末をわかりきっていたのだ。もはや捜査当局の公平性や法遵守の姿勢が存在しないことなど誰でも知っていたし、彼らが自民党の利権を守るための司法機関であることを知らない者もいなかった。



     それどころか、中曽根政権時代に司法中枢に入り込んだ統一教会(原理研)=国際勝共連合の工作員たちが、30年以上の時を経て出世して、検察や警察の最高幹部になって自民党や反共右翼を守っていることも常識といってもよい。



     そもそも、気の小さな官僚にすぎない佐川宣寿が、麻生太郎の指示も受けずに自分の判断で、懲役10年も予想される公文書改竄犯罪に手を染めるなんて信じる者がどこにいるだろう?

     100人のうち、おそらく自民党員も含めた100人が、改竄を指示した真犯人が麻生太郎であるという認識に立っているだろう。

     それ以外の可能性はゼロに等しい。消去法でも積極法でも、犯人は麻生である。



     佐川は麻生から、相当に美味しい裏取引を持ちかけられたのだろう。金銭だけでなく、今後、佐川はオリンピック関係あたりの要職に就くことが約束されているのではないだろうか?

     無罪放免された佐川が、どのような職に就くのか見守る必要があるだろう。



     はっきり言っておかねばならないが、安倍麻生政権というのは文句のない非合法マフィアである。それも司法と結託して、自分の行ってきた犯罪が、証拠の山によってボロボロ・ズタズタになって鮮明に見られているのに、平然と隠蔽する極悪人である。

     安倍は就任以来、ありとあらゆるウソを平然とつきまくってきた。善悪常識を持った普通の人間には、とてもできないほどの露骨なウソを平然とつける正真正銘のサイコパスである。



     サイコパスの定義を挙げよう。

     http://karapaia.com/archives/52164745.html



     これを読んでごらん。まさに安倍晋三と麻生太郎を、そのまま描写しているようだ。



     こんなクズに騙されて、無意味な増税によって被害を受けながら安倍政権を支持している愚か者たちの大半もサイコパスだろうと私は思う。



     麻生太郎は、いつまでウソを突き続けることができるだろう。籠池氏が10ヶ月の下獄弾圧を経て再び社会に登場してきた。

     彼は、おそらく、これまで出てきた10倍の証拠を持っているはずだ。それを次々に暴露してゆくことになるだろう。



     麻生がウソをついて延命するほどに、その犯罪性、極悪ぶりが人々の憎悪の的になってゆくことだろう。

     

    [日大問題]



     日大問題の根源は、この写真にすべて現れている。



    nitidai.jpg





    左の人物は、朝青龍と見紛うが、日大の田中英壽理事長である。右側の人物は、言わずと知れた山口組6代目、司忍こと篠田正浩氏。

     この人相の年代から、司組(弘道会)時代の1990年代の写真だろう。

     田中氏は、おそらく相撲部監督と理事時代だろう。



     ちょうど、この頃、私は名古屋市中村区のタクシー乗務を行っていて、この写真の関係者に心当たりがある。

     相撲界は暴力団と非常に深く結びついていた。私は、タクシーの後部座席で繰り広げられる会話から、そのことを知らされた。



      モンゴル人力士たちは、日本における暴力団の意味を理解できなかったので、簡単に騙されていた。

     これ以上、詳しいことは、今は書けないが、いずれ書くときもあろう。



     田中理事長は、事実上の山口組の舎弟であり、秘密の組員であろう。司忍が地方の一組長であったころからの親友であり、日大闘争で、経営側が、いわゆる左翼勢力の一掃を図ったタイミングで、理事にのし上がり、日大のすべてを体育会系右翼で支配することに成功した。

     

     これも、ちゃんとした証拠を把握できたなら、まともに取り上げることにしよう。


     [311前後のあれこれ]



     私は、2011年3月の大震災の半月前に、何でもない凍結道路でスリップの自爆事故を起こした。

     いわゆる「ブラックアイスバーン」が原因で、何でもない暖かい日に、雪解けで濡れたように見える路面で、いきなり車が何度も回転してガードレールにぶつかった。

     救急車を呼んで瑞浪厚生病院に入院したが、悪質な医師のせいで、鎖骨周辺を4カ所骨折しているのに手術を拒否され、偽関節になって二度と治らない体になってしまった。



     しかし、この事故で数年間生活可能な、そこそこの補償金が出たので、しばらくの間は生活に困ることがなくなったのが救いだった。その後、重労働は不可能になった。



     2011年は、正月に、横向温泉の中ノ湯の凍結した自炊用台所でスリップして転倒し、尾てい骨を亀裂骨折して、痛みが消えるのに一ヶ月以上もかかっていた。

     やることなすこと、おかしな事故ばかり続いて気が滅入っていて、仕上げにスリップ大事故が来たわけだ。



     してみると、先のスリップ事故は、後から来たスリップ大事故の予告だったとも思えた。さらに、この二つの事故は、東日本震災の前兆だったとも思えた。

     還暦まで生きていると、人生のいろいろな法則が見えてくる。



     「一つの大事故の前には、必ず、それを予告する似たような事故が起きる」という法則も、誰も教えてくれない人生訓のようなもので、大切な指標なのである。

     また東日本震災のような巨大異変の前には、ほとんどの人の生活の隅々で、それを予告するような現象が起きていたのではないかとも思う。



     病室の大きな窓から、南に向いた太平洋方面の空が見えた。

     おそらく2月の20日頃だったと思うが、その窓いっぱいに、端から端までつながった、40年近い地震雲観測歴のなかでも、最大級の帯雲=清姫の帯が出現した。



     まだ意識も朦朧としていたときだったのと、手元に携帯電話しかなかったので、これをネットにアップすることはできなかったし、携帯からツイッターにアクセスするのも無理だった。

     病室の他の患者には「もの凄い地震が起きる」と予告したが、彼らがそれを覚えているかも分からない。たぶん、すぐに忘れてしまっただろう。



     3月になる前に、愚かな医師により強制退院させられ、私は自宅で、痛みに耐えながらベッドに横たわるばかりだった。

     そうして、実りなき日々に焦燥感に包み込まれながら、311東日本大震災が起きた。

     外に出て宏観観測をすることさえ、ままならない激痛のなかにいて、せっかくのネット、ツイッターも有効に生かすことができなかったのが心残りだった。



     傷が完全に癒えることは死ぬまでないのだが、運転ができるレベルまでに回復したのは、夏を過ぎてからだった。数ヶ月間は無事だった右手一本での運転になった。秋になり、私は手元にあった放射線測定器を総動員して、福島に向かい、各地の土壌サンプルを採取して回った。



     当時、手元には、急遽購入した放射能測定器EL25しかなく、ツイッターにアップしたデータも信頼性が高いとはいえなかったが、300カ所以上のサンプルを測定し、放射能汚染の概況を把握することができた。 

     福島には8度出向き、東日本全域のサンプルを採取して回った。今、残っている測定データを見ると、1000は超えている。



     それから、東京葛飾区のシーディークリエーション鈴木さんや、蕨市の石井さんの協力によって、信頼性の高いシンメトリックス社の測定器を入手し、精度の高い測定結果を次々にツイッターにアップすることができたが、過去数回、不可解なアカウント凍結をされて、それらのデータの大半が削除されてしまったのが実に心残りである。



     しかし、測定器は非常に優秀で、故障も少なく、毎日、24時間休みなしで、環境放射能測定に大活躍していてくれる。

     2017年9月の北朝鮮核実験のセシウムピークも、中津川市の自宅定点観測で記録を残すことができた。



     2011年秋頃から、頻繁に東京や福島に出かけていたが、東京の電車内で、口臭のある乗客が多いことに気づいた。知人と会っていても口臭に気づくことが増えた。

     ピンときたのは、放射能を被曝し続けていることで、多くの人々の免疫力が下がっているのではないかという疑いだった。



     放射能が飲食や水道水などから絶え間なく体に入ってくると、何が起きるかといえば、最初に免疫力が下がるのである。

     原因は、免疫を司る細胞、白血球やリンパ球が被曝に非常に弱く、虫歯や水虫に対して抵抗性が弱くなるので、歯槽膿漏を引き起こす人が増えるという理屈である。



     「ベルゴニー・トリボンドーの法則」という100年以上も前に発見された被曝障害の代表的な法則があって、(1)細胞分裂頻度が高いほど、(2)将来行う細胞分裂の数が多いほど、(3)形態および機能が未分化なほど、被曝影響が強く現れるというものである。

     人体内で、この条件に一番当てはまるのが血球細胞と腸上皮細胞、生殖細胞、そして爆発的な細胞分裂を起こしている器官形成期の胎児で、放射能環境汚染事故が起きると、最初に白血病が増える理由も、白血病の元になる造血細胞が、極めて被曝に弱く、放射線を浴びると遺伝子が壊れて癌化しやすく、暴走しはじめるということによる。



     被曝すれば免疫細胞がやられ、免疫力が下がる。最初に現れる症状は、水虫や虫歯、歯槽膿漏、風邪、インフルエンザ、単純創傷などの悪化である。

     次に、免疫系の病気、リウマチや多発性硬化症などの難病が急激に増える。

     最後の仕上げに、癌を免疫で抑制できなくなり、急な転移や致死的な増殖を起こすのである。



     [被曝したら、何をすべきか?]



     結局、病気の本質は免疫の低下であって、被曝病でも、まったく同じである。

     被曝から病気に進むことを避けるには、免疫力の向上以外ありえない。放射能のない、免疫を高める健全な食事を採り、放射能のない清浄な空気を呼吸し、免疫を高めるための運動や入浴など、生活環境を整えることに尽きる。それでもダメなら、諦めるしかない。



     東日本の汚染地では、水道水ですら、リットルあたり0.01ベクレル程度の汚染が存在している。

     単位あたりの量は少なくとも、水は大量に体を通るものであり、一日3リットルは飲み、数十リットルをシャワーや入浴で皮膚に接触し、放射能が皮膚吸収される可能性がある。



     https://ameblo.jp/34yu0422/entry-12379766782.html



     http://cdcreation.grupo.jp/blog/2118517



     最善の策は、汚染地から逃げ出し、安全な環境に移住することである。しかし、仕事の都合や、親族のしがらみなどで、どうしても逃げ出せない人たちは、少なくとも水道に放射能捕捉フィルターをつけたり、汚染の疑いのある食品を避けること、セシウム漂う大気のなかで呼吸を強いられるのなら、放射能フィルターマスクを使うなどの対策が欠かせない。



    https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD+%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF/



    [免疫を高める方法]



     免疫力を高める食事は、大昔から発酵食品と相場が定まっている。



    免疫食品

     味噌・ヨーグルト・納豆・漬物(キムチ)・黒酢などで、これが免疫力向上に役立つという主張に文句をつける人もいないだろう。



     次に、トマト・ニンニク・ニンジン・バナナなども推奨される。これらの食品は、免疫細胞を活性化させ、増殖させるのに役に立つ。



      https://karacare-media.com/article/8845



     キノコ類も免疫向上力は大きいが、残念なことに、真菌類は、セシウムを吸着して濃縮する力が非常に強いので、土壌のセシウムを数万倍に生物濃縮してしまう可能性があって、東日本の汚染地では避けるべきである。



    ◆|箸瓩



     次に、免疫力を高める一般的な方法として、「体を温める」ことが最大級に推奨される。冬場、体を冷やして寒さを感じるほどだと、たちまち鼻水が出てきて、免疫が下がることで風邪やインフルエンザに感染しやすくなるのは誰でも経験していることだ。

     被曝した可能性があるなら、絶対に体を冷やしてはならない。



     サウナや温泉入浴の機会を増やして、頻繁に体を温めていれば、免疫力が落ちてゆく事態を避けられることになり、体内の癌細胞にとっても大変困ることである。

     また入浴方法も、カラスの行水方式をやめて、42度程度の湯に10分以上、肩まで浸かって、汗が噴き出すような方式に変えるべきである。



     運動



     次に、可能な限りの歩行が推奨されている。これは今では、以前のように1万歩ではなく、七千歩程度で十分といわれるが、うち数割はやや運動量の多い歩行を行う。

     歩行は体を内側から温めるのに役立っているので、これも免疫向上に大きな作用があり、また体の代謝を高め、循環を加速し、体内の癌細胞など異物排除にも大いに役立つ。

     月に二回程度の日帰り登山は、健康の基本となるホメオスターシス機能の向上に大きな作用が期待できる。

     しかし、運動による疲労の蓄積は、逆に免疫低下の原因となるので、血尿が出るような過剰な運動は逆効果である。



    ぁ‖留佞僚朶



     免疫活性化にとって、体液の循環が非常に重要である。

     東洋医学の本質は、免疫力について、「気血」という概念を用いている。

     体液である血やリンパが体内を循環するには、道案内役の「気」が循環し導くプロセスが必要である。循環しながら、癌細胞や弱った細胞を排除するホメオスターシスの作業を行う。

     

     私も若い頃から気功に取り組んできて、一番のピークでは気を体中に流す「小周天」という気功法に成功し、今、体のなかのどこに気が存在するのを明確に感じることができた。

     気は架空ではなく、完全に物質的な実在であることを明確に感じ取ることができた。

     気の扱いも達人なれば、このようなことができる。



    https://www.youtube.com/watch?v=PHTBQsWy3Fk



     合気道の人智及ばぬ神技も、実は気の作用であると分かれば容易に理解できる。



     https://www.youtube.com/watch?v=tfm23Bj1K8s



     「病気を治す」ということは、病の気を治すということで、その方法は、体に気を循環させるということである。

     これが免疫の本当の意味であると東洋医学では解釈する。

     

     東京のような放射能汚染地帯に住まざるをえない立場の人たちは、まず、放射能から逃げること。放射能を体に入れないこと。放射能に負けない免疫力を作ること。

     体の体液循環を念頭に、汗をかく運動をし、サウナや温泉に頻繁に入ること。

     これらを意図的に行っていれば、被曝地におけるロシアンルーレットの犠牲者には入らなくてすむかもしれない。 


     人類最悪の放射能放出巨大事故から7年、いよいよ放射能が牙を剥きだしてにして汚染地に住む人々を静かに襲い始めた。

     メディアは一切報道せず、もちろん政府も事態を完全に隠蔽し、強力な箝口令が敷かれている。



     しかし、通勤電車のトラブル多発、不可解な交通事故発生激増、ちょっと理解不能の異常犯罪の激増など、日本社会の、あらゆる場面で、2011年前には、経験したことのない奇っ怪な現象が押し寄せている。



     いったい、何が原因で、これほどの異常社会になってしまったのか?

     答えは一つ、「放射能汚染」である。



     バスの運転手が、突然意識を失って事故を起こす。有名人たちが次々に被曝病で死んでゆく。子供たちに不可解な不調が蔓延し、健康な子供が見当たらなくなった。

     心を病んだ人々が大量に現れてきた。経験したことのない異様な事故が頻発するようになった。

     東日本の人々は、心筋梗塞の洪水に呑み込まれてゆこうとしている。白血病患者も、大量に出現している。健康な人を探す方が難しい時代がやってこようとしている。



     だが、産業界も、政府も、議員たちも、日本共産党まで、子供たちと日本の未来を放射能から守ろうとする気概は見えない。

     唯一の希望のように思われている立憲民主党も、フクイチ事故時に「ただちに影響は出ない」と叫び続けた枝野幸男党首は、フクイチ事故の起きた秋でさえ原発推進派の立場を表明したことを忘れるべきではない。



     http://news.nicovideo.jp/watch/nw88361



     https://www.2nn.jp/bizplus/1318947773/



     これでは、立憲民主党が原発を撤廃し、放射能汚染と向き合う政策をとることは絶望的だ。

     立憲民主党が、口先ではなく、本当に反原発の立場に立つならば、まずは2011年秋の原発輸出に関する枝野氏の立場を自己批判すべきである。

     「ただちに影響は出ない」と吹聴して回ったウソを認めるべきである。

     自己批判がなければ、いつでも再び、原発輸出など原子力産業への依存姿勢に転向する可能性があり、再び放射能事故が起きたとき、再び「影響は出ない」とウソをつかねばならなくなる。



     立憲民主党は、日本列島が放射能汚染の嵐のなかで、子供たちが、数年後、数十年後に迎えなければならない恐ろしい運命について、ほとんど理解がないようだ。

     それよりも、大金持ちの東電労組に取り入って政治活動資金を得ることの方が大切なようにみえる。



     日本共産党も、江川紹子も、津田大介も、鎌田實も、子供たちを放射能汚染地獄に叩き込むエートス推進の姿勢を崩さない。



     https://ameblo.jp/khirose1944/entry-11772308661.html



     彼らは、ウクライナにおける現実を、ほとんど何も知らないのだろう。

    ウクライナ政府は2005年に、同国の「チェルノブイリの犠牲者は264万人にのぼり、現在なお汚染地域に住み続けている人たちの87%が病気である。その3人に1人は子供だ」と発表た。

     ベラルーシ政府も「汚染地域に住む子供たちの85%が病気」としている。

     http://nishoren.net/flash/2276



     エートスはナチズムにおけるアウシュビッツのような殺戮収容所である真実を知っていれば、誰が賛成できるだろう?



     いったい、日本の革新は、どこに行ってしまったのか?



     日本社会党が1995年、村山党首を抱いて自社連立政権を作ったとき、それまでの戦後50年にわたる反原発の姿勢をかなぐり捨てて、原発容認を宣言した瞬間、革新総本山としての社会党の根底からの瓦解が約束され、底辺の市民の利益に立脚した政治姿勢を産業界に売り飛ばし、資本主義日本の奴隷システムとして組み込まれたのである。



     このとき、日本の革新運動は破壊され、今ある安倍自民党政権の欺瞞、市民的権利の崩壊が約束されたといってもよいだろう。

     フクイチ事故も、このとき約束されたと考えてもよい。それほど原発容認=村山富市・土井たか子による革新運動への裏切りは凄まじい巨大なインパクトを持っていた。



     反原発市民運動もまた、研究課題として放射線を扱う学者ら(河田昌東氏ら)によって、原子力産業界に迎合した低線量被曝の容認の道を歩み始めている。

     小出裕章氏らの京大原子炉も、同じように周辺住民に被曝を強いるシステムだった。いくら原発を批判しても、自分が公衆に無理矢理被曝を強いるシステムに依存して飯を食っていたことが許されるのだろうか?

     小出氏は、まずは京大原子炉に依存した人生を自己否定するところから始めるべきである。



     「研究名目」での低線量被曝の容認は、必ず原子力産業の被曝閾値=生存権容認へと矛盾なく進んでゆく。いわば、反原発市民運動の根底的な腐敗といってよい。



     河田さんだって、私が知ってる1970年代の「反原発きのこの会」を主宰していた姿は、「自分は学者でございます」と、お高く止まって他人を見下すような姿勢の人物ではなかった。

     名古屋市科学館に展示してあったイエローケーキの危険性を指摘し、抗議活動の結果、展示をやめさせるような運動さえ行っていた。本当の市民活動家だったのだ。

     数十年の学者としての地位が彼の人間性を変質させたと私は思う。



     問題の本質は、学者というカテゴリー、社会的地位に立つ人たちが「科学技術信仰」とでもいうべき「科学によって人類を救済する」かのような宗教的妄想に洗脳支配されていることなのだ。



     彼らは、「科学」というものの本質を哲学していない。まるで考えていない。

     それは国家権力の道具にすぎず、すなわち戦争の道具に使われるにすぎない。それは権力を補完し、国家を強大にする目的で行われるものであり、民衆の幸福に寄与するものでは絶対にないことを知るべきである。



     その成果は、権力の運営に寄与すること、そして人類を滅亡させることに寄与することしかできないのである。

     このことを理解できない人たちが、「科学真理教」のような宗教的価値観のなかで、民衆を被曝させ、子供たちの未来を奪っているのである。



     学者というカテゴリーに自尊心を持って立脚している人たちに言っておきたいが、社会の底辺を経験しなければ、人生と世界の根底的な哲学を極めることは絶対にできないことを、あなた方は思い知るべきである。



     幼い頃から優秀で、競争社会の中で優位に立ち、周囲から高い期待を受けていれば、必ず体制側の利権に呑み込まれてゆくのは避けられない。それは、河田さん、小出さんも同じことだ。



     私が底辺の労働者階級の中で生きてきたことを見下し、嘲笑し続ける、知能が極度に不足したクズもたくさんいるが、私は何一つ後悔していない。

     私にとって、高学歴や社会的評価など、いつでも手に入るものだったが、何の興味もなかった。別に能力が不足していたわけではない。他人を見下そうなどと考えたこともなかったから必要なかっただけだ。

     「科学」が人類を救うのではなく、破滅に追い込むことを本能的に理解していたから、科学よりも、はるかに大切な価値観を探し続けてきたのだ。



     私は今でも、高学歴の者たちに、知的な意味でコンプレックスは皆無である。弁証法を自分で徹底的に学んだ自分の方が、はるかに高い地点から世界を見ていると自負があるからだ。

     ほとんどの学問的到達点についても、理解不能の闇は少ない。学問的真理など、学問のカテゴリーの外側で、庶民のありふれた生活のなかで、いくらでも得られるのである。



     私は「科学技術信仰」という名の宗教に洗脳されずにすんでいることに誇りを持っている。



     弁証法を学び、霊魂の不滅を学び、人生の価値、根源的な意味を理解していれば、本当に大切な人生とは、子供たちの未来を守ることであると知ることなど容易なことだ。



     愚かな国家権力に寄与することしかできない「科学技術」より、はるかに、目指すべき高い価値がある。それが、自分という霊的存在の自覚である。



     オウム真理教に集まった者たちは、優越性という猛毒に犯されて道を誤ってしまったが、幸い、私は優越性から遠く退けられた社会に棲んでいたおかげで物事の判断を誤ることもなかった。

     他人から評価されない人生からは、真実を見抜くことが容易である。



     科学技術信仰=優越性信仰こそが子供たちの未来を破滅させ、人類を滅亡に導く最大の悪魔であると、最初から理解することができた。

     これは、自分で見いだしたというより、自分の社会的な立場、疎外によって思い知らされたという側面の方が大きい。

     「評価されない」ことは、本当に大切なことなのだ。



     原発は、断じて人類を救済するものではない。それは人類を滅亡させることだけに寄与するのである。

     原子力は、関わる者全員を不幸にする。誰一人幸福になる者はいない。



     原子力は「悪魔の宗教」である。それは、人類から追放されなければ、未来を完全に破壊してしまう。

     

     私は、過去生からの人生を総括して、人間と原子力の関わりの真実を明らかにし、「科学が人間を救わない」真実を、人々に知らしめることが自分の使命だと理解している。



     今書いているブログは、自分にとっては遺言のようなものと理解しているが、例え、肉体は死んでも、来生もまた延々と反原子力の立場の人生を送りたいと願っている。


    [運転手が運転中に意識を失って事故を起こす事例]



     2018年6月1日、昨日、上野で、これが起きた。



    上野駅の近くで、観光バスが壁に衝突する事故がありました。運転していた男性は運転中に意識を失った可能性があるということです

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00010002-tokyomxv-soci



     2011年、福島第一原発放射能事故後、この種の事故が頻繁に起きていることに気づいている方は多いだろう。2010年以前には、この種の事故は、ほぼ記憶に存在しない。放射能事故後に激増しているのである。



    http://news.livedoor.com/article/detail/14484276/



    https://c-2.bengo4.com/n_624/



    https://www.asahi.com/articles/ASK9R03H8K9QUNHB019.html



    https://www.asahi.com/articles/ASKB92JPZKB9UBQU005.html



    http://jin115.com/archives/52181451.html



    https://grapee.jp/402433



    http://tsunagitradeconsulting.com/archives/8762861.html



    https://www.think-sp.com/2014/05/21/tw-ishiki-ushinau-jiko/



     なぜ、運転中に意識を失うのか?

     事故を起こした人は運転のプロばかり、私自身の長い経験から言えば、運転手の拘束時間は実に長い。一日の平均運転時間が、12時間超なんて全然珍しくなく、タクシーの勤務形態によっては、一日23時間程度、連続でハンドルを握ることも普通である。



     勤務場所は「幹線道路」である。2011年フクイチ事故後、全国の土壌サンプルや家屋のダストサンプルの放射能を数千の単位で、検査してきた経験から書くと、東日本の汚染地帯を走行する車両には、莫大な放射能が付着し、それを幹線道路に振りまきながら走るため、主要国道、例えば1号、6号、8号、16号、45号などのサンプルは極めて高いレベルの汚染になっている。



     これは2012年頃の入間市内のサンプル測定だが、上は幹線道路から遠く離れた一般的な土壌で、キロあたり50ベクレル以下と、軽微な汚染であるが、下は入間駅に近い高倉地区の国道16号線沿い家屋のダストサンプルで、キロあたり500ベクレルを超える深刻な汚染となっている。この家の雨樋泥はキロあたり8000ベクレルを超えていた。



    irumasi.jpg







     また、国道1号線沿い、沼津市原のカインズPの汚染もキロ数千ベクレルあった。

     事故後、一切、政府によって規制されないまま、トラックが、フクイチ放射能を国道沿いの全国に拡散したのである。

     幹線国道沿いの民家は、メディアも何一つ警告していないが、実際には恐ろしい放射能汚染を受けている。 これは今でも続いているので、国道沿いの民家では、空気清浄機が欠かせないのだ。おそらく発癌や心筋梗塞の発生地図を作れば、国道沿いに集中しているはずである。



     この高いレベルの放射能汚染環境のなかで、呼吸しながら勤務を続ける運転手の被曝は極めて深刻なものであり、事故後7年の今、呼吸から内部被曝を累積させた運転手に心筋梗塞や突発性意識障害などの異変が起きても何の不思議もない。



     実際に、チェルノブイリ事故後、相当年月を経てから、ウクライナやベラルーシでは、極めて不可解な交通事故が連続するようになり、YouTubeにアップされて、見る者を驚かせた。



    https://www.youtube.com/watch?v=G2S1b2gAjNI



    https://www.youtube.com/watch?v=P-zx9OOh_ko



     日本でも、ウクライナに似たタイプの不可解な高齢者の事故が激増しており、これは単純に老化現象と決めつけるのでなく、被曝による認知障害の加速を考えるべきであろう。



    [被曝病で死ぬ人々]

     

     有名人の癌が増えている



    http://tsunagitradeconsulting.com/archives/504346.html



     2011年のフクイチ事故後、有名人の死亡ニュースが増えていることに気づいている人も多いだろう。

     確かに、老衰を待たず、若くして死ぬ人が増えた。それも、心筋梗塞や癌ばかりだ。



     2018年2月21日 大杉漣 66歳 急性心不全(心筋梗塞)

     2018年1月   有賀さつき 52歳 乳がん

     2018年1月26日 弥吉淳二 49歳  白血病?(未公表)

     2018年1月19日 いときん 38歳 肺腺癌

    2018年1月4日 星野仙一 70歳 膵臓癌

     2017年11月16日 鶴ひろみ 57歳 大動脈解離

     2017年9月3日 谷村孝 35歳 心筋梗塞

    2017年6月22日 小林麻央 34歳 乳がん

     2017年6月13日、野際陽子 81歳 肺腺癌

     2017年3月25日 黒澤浩樹 54歳 急性心不全

     2017年2月8日 松野莉奈 19歳 循環器障害

     2017年1月31日 時天空慶晃 37歳 悪性リンパ腫



     あまりに多すぎるので、このあたりで切り上げるが、注目すべきは、ランダムに取り上げた有名人の死因の大半が、フクイチ事故前のような、くも膜下出血、事故、老衰とは異なり、大半が被曝病のカテゴリーに含まれる病気を死因としていることである。



     特に注目しているのは、被曝誘発癌として知られている甲状腺癌とともに、乳がんや循環器障害(心筋梗塞など)での死因であり、脳出血死の場合も、クモ膜下出血よりも、脳梗塞が多くなっていることである。



     乳がんの場合は、極めて高い社会の注目を浴びる立場であった小林麻央と有賀さつきが含まれていて、チェルノブイリ事故から10年経て東北地方で突発的に激増した乳がんが、フクイチ事故によって、10年後に、どれほど乳がんを誘発させるのかを注目させるきっかけになっている。



     すでに何度も書いているが、被曝による循環器障害致死のピークは、7年後、8年後であり、今年である。

     私は、これまでも、フクイチ事故の放射能汚染により、運転中に意識を失うような事故が頻発すると予告してきたが、今後は、これまでの比ではないだろう。

     首都圏の通勤電車内での急な発病や意識喪失も、これまでとは桁違いに多発すると予想している。



     [放射能汚染地域に居住する人々]



     【実録】東京に住む筆者が、家族で「内部被ばく検査」を受けたら…!? 今こそ知ってほしい放射能汚染の真実(2017年1月)



     http://tocana.jp/2017/01/post_12059_entry.html



     1.11発生前の日本人男性(成人)のセシウム137の体内放射線量は、平均20Bqほどだったが、3.11以降は10〜20倍の内部被ばく(平均300Bq)となっていたという。現在は100〜250Bq前後で推移しているとのことだ。原発事故直後の福島では、この数値が1万Bqまで跳ね上がった。その後、体内から排出されてきたためか、現在の福島では300Bq以下になっている。(上のリンクより引用)



     これも何度も書いていることだが、ベラルーシで、数百例のセシウム被曝による死者を解剖測定して得たデータから、バンダジェフスキー博士が、体重キロあたり10ベクレルを超えると異常が出る。30ベクレルを超えれば危険水域、50ベクレルなら、いつ心筋梗塞を発症しても不思議ではないと警告している。



     上のリンクの人は、キロあたり1ベクレルですんでいるが、これは非常に少ないレベルであり、放射能汚染に関心をもって、内部被曝への警戒心から飲食に十分な注意を払ってきた家族であろう。

     東京都内であっても、放射能汚染に関心を持たずに「食べて応援」を支持していた人たちは、こんなものではない。



     先日、問題を起こした山口達也は、番組でベラルーシを訪れたとき内部被曝を簡易検査したところ、キロあたり20ベクレル以上と通告された。 

     私は、これを見て、先日の事件と、山口の内部被曝は無関係ではないと直感した。内部被曝がもたらす病気は、循環器障害が最大だが、次に大きいのが消化器系や肝臓腎臓、そして精神障害である。

    とりわけ、酒の好きな肝臓に異常の出ている人が被曝すれば、肝性脳症のような精神的問題を引き起こす可能性がある。



     実は、これは私自身が経験している問題で、肝硬変寸前の病変では、記憶や精神に異常が出てくる。脳が総合的なコントロールを失い、記憶のすっぽ抜けや、判断力の低下などを引き起こす。

     私は、パソコン将棋で王手が認識できないなどの症状が出た。また、わかりきった間違いを繰り返すのである。

     断酒して肝臓の調子が回復するとともに、これらの精神的問題も次第に回復してきたことを自覚している。

     この肝臓病は、内部被曝によって加速することが知られている。



     日本政府(環境相)が認定した放射能汚染地域



      https://diamond.jp/articles/dol-creditcard/16406



     雑誌メディアによる報告



     http://gendai.ismedia.jp/articles/-/9839



    毎時2.3マイクロシーベルトを超える可能性のある被曝地域



     岩手県 3市町

    一市 奥州市 平泉町 以上の全域



    宮城県 8市町

    石巻市 白石市 角田市 栗原市 七ヶ宿町 大河原町 丸森町 山元町 

    以上の全域



    福島県 40市町村

    福島市 郡山市 いわき市 白河市 須賀川市 相馬市 二本松市

    伊達市 本宮市 桑折町 国見町 大玉村 鏡石町 天栄村 会津坂下町

    湯川村 三島町 昭和村  会津美里町 西郷村 泉崎村 中島村

    矢吹町 棚倉町 矢祭町 塙町 鮫川村 石川町 玉川村 平田村 浅川町

    古殿町 三春町 小野町 広野町 新地町 以上の全域



    田村市 南相馬市 川俣町 川内村 

    以上の区域のうち警戒区域または計画的避難区域である区域を除く区域



    茨城県 20市町村

    日立市 土浦市 龍ケ崎市 常総市 常陸太田市 高萩市 北茨城市

    取手市 牛久市、つくば市 ひたちなか市 鹿嶋市 守谷市 稲敷市

    鉾田市 つくばみらい市 東海村 美浦村 阿見町 利根町 以上の全域



    栃木県 8市町

    佐野市 鹿沼市 日光市 大田原市 矢板市 那須塩原市 塩谷町

    那須町 以上の全域



    群馬県 12市町村

    桐生市 沼田市 渋川市 安中市 みどり市 下仁田町 中之条町

    高山村 東吾妻町片品村 川場村 みなかみ町 以上の全域



    埼玉県 2市

    三郷市 吉川市 以上の全域



     これらの指定放射能汚染地域の土壌の、ほぼ全部を私はサンプリング調査し、ツイッターなどで公開してきた。

     ところが、ツイッター社は不可解な理由(私が5年前に自殺幇助ツイートをしたと言いがかり)で私のアカウントを永久閉鎖してしまったことで、ツイッター上のデータに自分でさえアクセスできなくなってしまった。

     掲載してきた数百の画像データも、すべて削除されてしまった。



    http://tokaiama.minim.ne.jp/tuitter/akaunntoteisi.html



     この奇っ怪な処分については、ツイッター社管理員の馬鹿さ加減もさることながら、背後には政府、原子力産業、電通による反原発派の口封じの意図が働いているのは確実であろう。



     以来、私はブログで発言することしかできなくなったが、ヤフーやはてなは、ネトウヨ嫌がらせグループによる私の排除要求を受け入れ、現在では、FC2ブログくらいしか利用できなくなっている。



     いったい、これから日本はどうなるのか?

     私と同じように、被曝問題を告発してきた人たちの発言も、次々に封鎖、排除されている。



     https://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/e/d4d6419ee08b20b39ec637b81e0845b7



    http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/552.html



     ウクライナ政府は2005年に、同国の「チェルノブイリの犠牲者は264万人にのぼり、現在なお汚染地域に住み続けている人たちの87%が病気である。その3人に1人は子供だ」と発表た。

     ベラルーシ政府も「汚染地域に住む子供たちの85%が病気」としている。



     http://nishoren.net/flash/2276



     日本政府だけが真っ赤な嘘の捏造データを並べ、被曝地域に障害は何も起きていないとデマを拡散し続け国民を騙し続けているのである。

     だが、やがて、日本は、阿鼻叫喚の被曝地獄に突入していくことが避けられない。


    昨日は、パソコンが突然暴走してブログを書き進められなくなってしまったので、続きから書く。



     [内部被曝によるセシウムがもたらす膀胱癌]



     フクイチ放射能巨大汚染事故後、2011年7月27日、国会(衆院厚生労働委員会)で、東大の児玉龍彦教授(東大アイソトープセンター所長)が次のように証言した。



     https://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo



    (文字おこし) http://news.livedoor.com/article/detail/5747170/



    ※ 国立のバイオアッセイ研究センターという化学物質の効果をみる福島昭治先生という方がずっとチェルノブイリの尿路系に集まるものを検討されていまして、福島先生たちがウクライナの医師と相談、集めて500例以上の前立腺肥大の時に手術をしますと、膀胱もとれてきます。



     これをみまして検索したところ、高濃度汚染地区、尿中に6ベクレル/リットルという微量ですが、その地域ではP53の変異が非常に増えていて、しかも、その増殖性の前癌状態、我々から見ますとP38というMAPキナーゼとNF-κBというシグナルが活性化されているんですが、それによる増殖性の膀胱炎というのが必発でありまして、かなりの率に上皮内の癌ができているという事が報告されております。



     それで、この量に愕然といたしましたのは福島の母親の母乳から2〜13ベクレル、7名で検出されているという事が既に報告されている事であります。



     ウクライナのチェルノブイリ原発事故後、周辺汚染地域では過去15年間で膀胱癌の発生頻度が約1・6倍に上昇したと報告されている。その原因として現在も土壌中に残存する低レベルCs137の長期間暴露が考えられる。我々は臨床的に膀胱がん症状のない汚染地域住民の膀胱粘膜に、上皮異形成や上皮内がんを含む膀胱がんの発生率が、汚染地域住民の24時間尿におけるCs137レベルにほぼ比例して上昇していることを見いだした。(引用以上)



     これは何を意味しているかというと、尿中に1リットルあたり6ベクレルのセシウムが検出された被曝者たちは、その多くが前癌状態になっていて、いずれ膀胱癌を発症する可能性が強いと、日本バイオアッセイ所長=福島昭治がチェルノブイリ現地で500体の生検を実施して確認した学問的結論を述べているのである。



     すでに、この報告段階で、東北地方で、尿中に6ベクレルを超えるセシウムが検出された子供が多数に及んでいて、さらに福島県内の母親の母乳から2〜13ベクレル/リットルのセシウムが7名に検出されているわけで、つまり発癌レベルを超えてしまった内部被曝者たちが多数いると語っているわけで、これらは転移すれば致死的な癌となる可能性が大きく、とりわけ子供にとっては致命的になってしまう。



     福島昭治所長は、チェルノブイリ現地の研究者と、膀胱癌の百万人あたりの発症が、86 年 26 人から 01 年 43 人に増加していることを発表し、その前癌状態として増殖性の“チェルノブイリ膀胱炎”が広範に引き起こされていることを報告している。

     長期被曝は前癌状態の膀胱炎を作り出すというレポートは、国際的な医学雑誌6誌に掲載され、評価を受けている。

     

    http://www.pieronline.jp/content/article/0039-2359/238040/355



     福島県内など、重い放射能汚染地では、こうした前癌状態の人々が、おそらく数十万という単位で、病状が政府によって隠蔽されたまま生活していて、それが明らかな癌に成長して患者を蝕むに至るには、およそ10〜20年の潜伏期間が必要である。



     循環器障害の潜伏期間が5年で、発症ピークが7年後、8年後になることは、何度も書いているが、放射線誘発癌に関しては、子供たちでは非常に早いが、一般的な大人たちでは10年を経ないと発症増加が始まらないので、事故から10年後、2021年あたりに、様々な放射線誘発癌がピークを迎えると考えられる。



     前回のブログに掲載した、東北地方の乳がんが、86年のチェルノブイリ事故による放射能汚染から10年後、1996年にピークを迎えた事例を再度掲載しておく。

     この10年というタイムラグは、甲状腺癌や臓器固形癌など、他の多くの癌でも似た潜伏期間の傾向があるので、フクイチ事故の本当の被害を見るにあたって、2021年以降の、政治的圧力によって捏造改竄されていない人口動態統計が非常に重要になってくる。



     touhokunyuugan.jpg



    これは、チェルノブイリ事故による汚染が、どれほど激しいものだったか、秋田県のデータを掲載しておく。

     引用 http://www.ne.jp/asahi/kibono/sumika/kibo/note/naibuhibaku/naibuhibaku1.htm 



     縦軸に単位面積が記されていないので、具体的な降下量が不明だが土壌キロあたり数百ベクレル? ヨウ素131などの短寿命核種を含めれば、数千ベクレルもありうるだろう。

     

    akitasesiumu.jpg





    2012年と、6年前のデータで申し訳ないが、癌が着実に増えている報道を取り上げておく。



     がんと診断された人が過去最多を更新!前年に比べて1万4000人も増加!放射能との因果関係は!?



    https://yuruneto.com/gan/



     ネットで、2011年、フクイチ事故後の日本における癌の増加のグラフを拾おうとしても、ほとんどのグラフが、なぜか2010年どまりになっていて、確認することができない。



     グーグル検索も、明らかに原子力産業や日本政府の意向を受けて、フクイチ事故の影響を国民から見えないように隠蔽する強い姿勢が見える。

     グーグルトレンドも本当にひどい捏造を受けた。白血病や甲状腺癌のトレンドグラフを入手しようとしても、グーグル社が、本当のデータを隠蔽し、事故後も変化が起きていないように捏造していることが明らかである。



     グーグル社は、自社の権益のためなら、独裁国家、中国の人権侵害の検閲要求さえ全面的に受け入れているのだから、グーグルを利用したり、信用したりする我々が馬鹿なのだと考えるしかない。

     本当に信用できる検索エンジンを持たない我々が、不幸を嘆くしかないのだろうか?



    [福島県における皮膚癌]



     福島県下では、フクイチ事故後、ベータ線熱傷を疑う奇妙な皮膚病が激増した。

     2011年度の事故から5年後の2016年度に至っては、福島県における皮膚癌は日本一の栄誉を獲得することとなった。



     2016年 皮膚がん 死亡率 福島県1位 全国平均の1.92倍



    http://hokinet.jp/115.html/2016%E5%B9%B4-%E7%9A%AE%E8%86%9A%E3%81%8C%E3%82%93-%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87%E3%80%80%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C1%E4%BD%8D%E3%80%80%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%B9%B3%E5%9D%87%E3%81%AE1-92%E5%80%8D/



    【皮膚のあちこちから血が噴出す現象】(管理人が行方不明になっている原発問題から引用)

    https://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/643d0b4c392d886fdb0ce42c356e282b



    hihu3.jpg





     この現象が、放射線由来であるとすれば、アルファー・ベータ・ガンマ・ニュートロンのうち、どの放射線による障害なのか理解するのは、かなり難しい。



     アルファー線については、核燃料のウランやプルトニウムなど、非常に重い元素から放出される重い原子で、物質透過力は非常に小さく、通常は紙一枚で遮蔽され、皮膚の表皮で止まって、真皮まで吸収されるとの報告もない。

     したがって、この写真のように血が吹き出るには、真皮より内部の血管を損傷するだけのエネルギーが必要になり、だとすれば、ベータ線かガンマ線になる。



     ベータ線は、セシウムXやストロンチウムXでは高いエネルギーを持ち、表皮を貫通して真皮に至る可能性がある。

     とりわけ、雨水などに溶け込んだベータ放射能が、皮膚を濡らして張り付いた場合は、「ベータ線熱傷」という皮膚障害を引き起こすと報告されている。



    http://kirimaru0513.blog51.fc2.com/blog-entry-24.html



     強いベータ線が皮膚に張り付いて真皮を貫通し、血管を襲った場合、この写真のような出血障害が発生する可能性は十分にある。ガンマ線や中性子線は透過力が強すぎて皮膚に障害を与えるには莫大な線量が必要になる。





     2011年3月のフクイチ事故後、福島県下など、東北地方や関東の各地から「ベータ線熱傷」を疑う皮膚障害が多数報告されていた。

     これらの治癒経過は非常に遅いが、それでも完治する。ただしイリジウム線源のように、皮下吸収性の高い特異な線源による熱傷では、死ぬまで完治しないこともある。



     問題は、その後だ。このようなベータ線熱傷が繰り返された場合、潜伏期間後に皮膚癌を発症するリスクが高まるのである。

    冒頭に述べた、福島県下の皮膚癌は、2016年に全国平均の二倍で日本一の発症率になった。



     ほくろが増えている人が多い 政府はすでに悪性黒色腫の増加に備えている

    http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/800.html



     放射線誘発性皮膚癌で分かっていることは、強いベータ線が皮膚癌を誘発するリスクが非常に高いこと。とりわけ汚染地における長期繰り返し被曝は、皮膚癌のリスクを大きく高める。 皮膚癌イニシエータ放射線は、目に対しても白内障などの大きなリスクを与えることを知っておくべきである。



     ガンマ線についても、セシウムやコバルトの強いガンマ線は、透過性が強いので、皮膚に損傷を与える前に突き抜けてしまう公算が高い。

     ところが、イリジウム192非破壊検査用線源では、300K〜500Kのエネルギーの割合低いガンマ線が大量に出てくるので、散乱によってエネルギーが下がると人体細胞への吸収率が高くなり、皮膚・筋肉に致命的なダメージを与えやすい。



     数キロEVの軟エックス線では、さらに細胞吸収性が高いので、UVと同様に、皮膚に激しい障害を与える可能性があり、有力な皮膚癌のイニシエータである。



     原発事故から放出される核種で、皮膚に影響を与え、皮膚癌のイニシエータになる可能性のあるものは、第一に、セシウムX・ストロンチウムXのベータ線であり、無数ともいえるベータ核種だが、2011年春に花粉とともに莫大な量が生活環境に落下した硫黄35も167Kのやや強いベータ線を出し、半減期が88日と長いので、二年程度は環境に残る可能性があり、皮膚癌のイニシエータとして警戒が必要と考える。

     

     他の固形癌、放射線誘発性癌について、グーグルが意図的に検索から外しているので、情報を拾いにくく、このような文章を作るのに非常に苦労するようになっている。 GD FREAK  http://jp.gdfreak.com/

     から自治体別、種類別の発癌情報を作ろうと思ったが、乳がん項目に含まれていなかったので、諦めるしかなかった。



     日本政府は、これから、とりわけ2021年頃から激発するであろう放射線誘発癌に関する情報を封鎖することに躍起になっていて、人口動態統計さえも捏造し、我々に正しい情報を与えようとしない。



     真実を明らかにするためには、もう個人の力では不可能なのかもしれない。


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