2021年12月

     60歳を過ぎてから、毎年、変化を感じられない毎日だったが、今年は違った。

     今回は、11月に、私の身の上に起きた深刻な事件について書いておくことにした。

     現在、私は自民党青年部(統一教会系)の腐敗生ゴミどもから、個人情報について嫌がらせを受けているので、これまで書くのを制限してきたのだが、反撃体制が一段落ついたので、記録がてら書いておく。



     なお、「ちあき」「love2mac」「ジョニスト」という同じIP基地局を共有している統一教会系(出版社の)工作員が、この事件について警察署以外知り得ない情報をツイッターに書き込んでいるので、私の個人情報が、警察と統一教会工作員で共有されている事実を思い知らされた。警察上層部は、中村格以下、統一教会系工作員で占められていると考えるべきだ。彼らは、個人情報を自在に共有している。



     私が中津川市の当地に引っ越して18年ほど経過したのだが、最初から二軒下に住むAからの頻繁な嫌がらせに苦しめられ続けた。(当時のAは60歳前後?)

     なにせ、この男は、私が引っ越してきた最初に「おまえは誰の許可を得て、ここに住むんだ」と怒鳴りつけてきた。

     これほど傲慢な上から目線の人物は、過去に一度も経験したことがなかった。



     (私が引っ越してきたことで)、この土地の山菜やツツジが採れなくなって困っているとも言った。……そんなことは知ったこっちゃない、欲しければ自分で土地を購入すれば、すむことだ。

     自分たちは別荘ブームのとき、坪10万円近い高額の代金を支払って購入したのに、私が坪1万円に満たない額で、この広い土地を入手したことを、ひどくやっかんでいるようだった。(現在は坪5000円以下)



     それから、私はニワトリをたくさん飼育して自然卵を販売する計画だったのだが、これは無理があった。Aに強烈な不快感を抱いていたので、近所迷惑を考えていなかった。

     木工もやっていて騒音を出すこともあったので、Aは怒っていたようだ。

     家を建てたり、浄化槽を作ったりすると、そのたびにAが役所に通報した。ニワトリを飼育すれば鳥インフルエンザだといって通報し、市役所から10名近くが来たこともある。



     焼却炉で、落葉を燃していると、大型の消防車がやってきた。畑で草を燃していれば、必ず消防に通報するのだ。動物が山林で騒いだだけで、深夜に私のところに、私のせいと思い込んで電話で何十回も怒鳴り込んできた。

     およそ、考えうる限りの嫌がらせを受け続けてきた。



     だが、やがてA夫婦が、普通の生活常識から大きく逸脱した、「特別な存在」であることを知らされた。

     かなり以前なので日時も忘れたが、Aは深夜未明に、よく外を出歩いているのを、窓から見た。それも、黒服の上下で、私が気づいて外に出ると、素早く藪のなかに隠れてしまう。いったい何を目的に深夜出歩くのか?

     深夜2時に夫婦で私の敷地に入り込み、ワラビなどの山菜を根こそぎ刈り取っていったことがある。近所で「車上荒らし」が起きているとも聞いた。



     他人の敷地に深夜、勝手に入り込んで、山菜を強奪してゆく夫婦というのは、ちょっと常識では信じられなかった。ワラビなど、いつでもくれてやるのだが、そういうことを平気でやれる生活習慣を持った人たちなのだと知らされた。遵法意識がカケラもないのだ。



     おそらく窃盗前科があるはずと、大きな図書館で1960年代から過去60年にわたってAの記事を探したが、天白区で交通事故で人を死なせたという記事以外に、前科にかかわる情報を得ることができなかった。

     Aの強烈な報復性格から考えて、バイクに走行を邪魔されて怒ってぶつけたのでないかと疑った。



     個人情報保護法のせいもあり、官報での処罰歴は、もう閲覧できなくなった。そして、過去の犯罪歴の記録記事から逃れるためには、「改名」という方法もある。例えば、結婚して妻の氏姓に変えれば、ニュースの記事は、もう検索不可能になる。



     数年前から、私の住居に頻繁に誰かが侵入し、測定工具やさまざまな部品を盗んでいった。とりわけ10万円くらいするオールモードの無線機が盗まれていた。

     また、覚えているだけで、数年間で7回くらい、車のタイヤにネジが打ち込まれてパンクさせられた。それも、すべて前輪だった。

     タイヤというのは、パンクの場合前輪対後輪のパンク比は、1:9くらいで前輪は、ほとんどパンクしないのだ。明らかに深夜、ドライバーでネジを打ち込まれていた。

     入口に置いてあったタイヤは藪の中に放り込まれてしまい、行方不明になったりした



     そのため、数カ所に監視カメラを設置したが、侵入が確認できても、監視カメラのデータが書き換えられ、肝心な動画が消えていた。写っているはずのSDカードまで抜き取られて盗まれていた。

     私の家は、山の中の袋小路で、泥棒が入ってこられるような場所ではない。犯人は100%Aしか考えられなかった。

     パンクさせられたときは、Aが家の前を何十回も往復して、ニンマリ顔で私が困った顔を確認しようとしていた。



     2021年11月5日 早朝、私の住居で、7台あるうちの設置したばかりの隠しカメラの盗難があり、捜査と被害届を依頼するため中津川警察署に連絡した。ただちに、車二台で警察官数名が来たが、盗難場所と理由を具体的に説明しても、なぜか被害届を受理しないばかりか、あたかも私が被害妄想を起こしているような発言をしただけで去っていった。



     この前に、恵那署に被害届を出していた別の無線機が、車に戻され、何者かに家に侵入されて貴重品箱に現金2万円とバロー商品券が入っているという事件があった。

     私が知らぬ間に室内にまでAが侵入し、「カネを返してやったから文句言うな、自分はいつでもおまえのところに忍び込める」と恫喝しているのだと思った。

     警官にその事情を説明しても、室内侵入を、まるで信用しなかった。私の被害妄想だと決めつけただけだった。



     さらに、Aに盗まれた灯油ランタンが、ベランダに置いてあった。(指紋を女性警官が採取してくれたが、出なかった)

     驚かされたのは、Aが監視カメラのデータを書き換えるため、超小型の隠しカメラを絶対に分からないように設置していたのに、カメラごと盗まれたことだ。警察は、私がどこかにしまい忘れただけと決めつけた。



     このカメラは見ただけでは小さくて発見できないが、赤外線眼鏡があれば、赤外発光しているので容易に判別できる。Aは、おそらく赤外線眼鏡をもって隣家の敷地から侵入したのだ。

     こんなことは、よほどの場数を踏んだプロの泥棒だけができることだ。私は、Aを甘く見ていたことを痛切に思い知らされた。ここまでやれるのは、もの凄い経験を重ねたプロの窃盗職だけだ。とんでもない本格的なプロ泥棒だったのだと思った。

     車のリモコンキー解錠道具も持っているかもしれない。鍵をかけたはずの車内から何度も盗まれたからだ。以下のリンクに、5000円で入手可能とされている。

     https://radiolife.com/security/key/10048/



     プロ泥棒を引退し、ここで余生を送るつもりだったのだろうが、私への恫喝のなかで若い頃の杵柄が蘇って、長年蓄積した実力の片鱗を見せてしまったのだろう。

     一連の事件は、泥棒というより嫌がらせ目的であると感じたが、私の人生で初めて出会った強烈な異常人格者だった。彼を見ていて、泥棒がなぜ、泥棒に走るのか理由が閃いた。

     要するに、普通の生活や人間関係で、まともに相手にされないほど性格がねじ曲がっていて、誰からも敬遠され、泥棒で憂さを晴らすしかなかったのだろう。



     センサーライトを設置したときは、未明の4時頃、光ったのを見て、全力で逃げ帰ったのを窓から見ていたが、そのスピードは、とても80歳近い人物のものではなかった。身のこなしが実に軽やかだ。

     「普通の80歳近い老人」と思ったら、とんでもない。身体能力が高いのだ。また、監視カメラのデータをパソコンを使って改竄するなど、知的能力も高い。

     だから、もちろん、このブログも見ているに違いない。



     中津川署の警察官は、私の被害の訴えをほとんど信用せず、私の屋敷内がごみ屋敷のようになっているから、私が信用できない人物であり、被害妄想を起こしていると決めつけて帰っていった。

     だが、私の家が汚くなっている理由は、間質性肺炎を発症していたからである。私は、現在、呼吸トレーニングによってかなり回復しているが、一時期は高さ2mの階段の上り下りも苦しいほどで、普通の作業ができなかった。片付けようとすると息切れを起こして、続かなかったせいだ。



     警察が私の訴えを、ほとんど信用しなかったことで、私は非常に焦り、強く苛立った。絶望的な気分にさえなった。

     そこで、翌日から、自分で、Aが近所の山林内に私から盗んだ工具類を隠したのではないかと疑って、藪の中を鉈で切り開きながら捜索した。



     11月7日も、午後から捜索して、山を下りてきたところに、たまたまAの妻が散歩で通りがかった。私は煮えくり返っていて、強い怒りがこみあげて、鉈を手に持っていることも忘れて「私から盗んだものを返せ!」と怒鳴り続けた。

     妻は、十数年前、夫婦二人で、未明の3時ころ、私の土地に忍び込んで、山菜を刈り取っていった姿を確認していたので、おそらく旦那とグルだろうと見ていた。



     Aの妻は、私に刃物で脅されていると警察に通報し、30分ほどして、中津川警察が大部隊で到着し、私の身柄を確保した。

     しかし、私の主張に一切耳を貸さず、私が被害妄想であるかのように決めつけた。

     「80歳近い老人に、そんなことができるはずがない」と決めつけるだけの一点張りだった。加害者を調べることさえしていない。

    逮捕を覚悟して、取り調べ公文書に事情を記録させることを願ったが、なぜか、私は「逮捕」ではなく「保護」された。



     そして、そのまま中津川警察署に連行された。7日の17時過ぎのことである。

     中津川署でも、取り調べらしい取り調べはなぜか行われず、そのまま放置された。警察官の事情聴取ではなく、保健所の係員が聴取しにきた。

     私は、昼前から飲まず食わずだったが、翌日の9時まで、食事はおろか、水も与えられなかった。



     7日夜10時半ころになって、警察官が突然、「あんたの言っていることはおかしいから、今から病院で診察してもらう」と私に宣告した。そのときは、それ以外の説明は一切なかった。行き先は郡上だという。

     それから車に乗せられて、郡上美並の慈恵会中央病院というところに連れていかれた。



     翌8日の午前1時半ころから、若い医師によって「診察」が始まった。このとき、私は病院の様子から、初めてここが精神病院であることに気づいた。30分ほど、私は包み隠さず、一連の事情を説明した。

     そして、「診察」が終わったとき、医師は、「あんたはおかしいから今夜一晩泊まっていけ」といった。



     だが、私は一切異常はない。私は正常であると主張したが、後に私の知らないうちに勝手に、兵庫県の実姉に電話し、「私を三か月間、精神病院に措置入院させることを承諾せよ」とい迫っていたことを、解放後に聞いた。そのときは、警官も、医者も、私に強制入院のことは一言も話さなかった。



     だが、姉は、「自分の弟は嘘をつくような人間ではない」と、きっぱりと入院を断った。 そこで、私は、そのまま中津川警察署に戻された。帰着したのは午前4時近かった。

     そのまま留置場(保護房?)に入れられたが、食事も水も与えられなかったので、のどが渇いて眠れなかった。その日の9時近くまで、そのまま放置され、やっと水だけを与えられた。食事は自腹で出せといわれたが断った。



     8日午後2時過ぎになって、突然、「房変えだ」といわれて別の部屋に連れていかれたら、そこに姉がいた。

     解放してもらえるかと思ったら、姉が私の身柄を責任をもって引き取り、私の家には帰れないと告げられた。姉は、警官から、向こう三か月家に帰させるなと言われたらしい。



     姉と一緒に、中央線美乃坂本駅まで連れられて電車に乗るところまで警察官が監視した。私は農作業姿だったので、非常に恥ずかしい思いをしたし、現金やパソコンなど大切な私物は、すべて自宅に置いてあったが、取りに返ることは許されなかった。



     鉈を持っていたことは、私にも落度があると反省しているが、それは私が被害妄想と決めつけられ、私の主張を否定されたことで、ハラワタが煮えくり返り、正常な判断力を失っていたせいだ。

     それから、確保されたとき、私は催涙スプレーを所持していて、それが軽犯罪法違反になるとのことだったが、それは、Aが私の家の中に入り込み、大切な書類入れまで開けたことで、強い警戒心を抱き、突然に侵入に対して備えをするためだった。



     深夜、まったく事情も説明しないまま、遠く離れた精神病院に連れていかれた。私に対して、警官は、「病院に連れてゆく」と説明はしたが、それが精神病院であり、姉に「三か月の強制入院を承諾せよ」と迫っていたことは、まったく説明もせず、知らなかった。



     私は、8か所に監視カメラ、4か所にセンサーアラーム、2か所に、センサーライトなど防御的設備を設置しているが、なぜ、そこまでしなければならなかったのか、中津川警察にはまったく想像力が働いていない。私が被害妄想だけで、そこまでやったと思い込んでいるようだ。 

     警察は私の主張を一切信用せず、私が精神異常者と決めつけるだけで、私だけを一方的に、別の場所に移住せよとさえ言う。だが、ここは私の家だ。 私に直接、窃盗など危害を加えてきた本当の加害者はAである。



     以上、私は中津川警察に対して煮えくりかえった怒りの感情しかなく、ただちに警察法79条に基づいて岐阜県公安委員会に速達書留で申立書を送った。それは11月11日だが、本日まで50日間、返答がない。

     公安委員会に問い合わせたところ、回答は来年だという。

     

     だが、警察法79条には、以下の項目がある。



    (1) 苦情対応の標準的な期間

    警察職員の職務執行は、個人の生命、身体及び財産の保護と公共の安全と秩序の維持全般にわたるものである。したがって、これに対する苦情は様々であり、その対応に要する時間も区々であることから、行政手続法(平成5年法律第88号)第6条のような標準処理期間を定める旨の規定を置かなかったものである。ただし、法第79条第2項に「誠実に処理し」とあるとおり、社会通念上相当と認められる期間内に苦情の対応及び対応結果の通知を行うことは当然であり、苦情の対応に長い時間を要している場合であって、申出者からその対応の状況について問い合わせがあったときは、対応の経過を連絡するなどの配慮が必要である。



     50日間の放置が、「誠実」なのか? 問い合わせたが「対応経過」の説明もなかった。そこで、私は弁護士を選任し、中津川警察署に対して不当捜査の賠償請求をしようと決意した。

     このまま、煮えくりかえるような感情のまま、わずか数十メートルしか離れていないAと、どう対応すればよいのか?

     現在は、いくつか得られているAの敷地侵入動画を証拠として、どのように決着をつけるか考慮中だ。

     Aは、例え認知症が入っていても、信じられないほど狡猾な人物だ。平気で人を騙せる巧妙なウソをつける。



     Aは、その後、再び、私の車から返したはずの無線機を盗んだ。玄関前にあった発電機の部品も盗んだ。つまり、何一つ反省せず、性懲りもなく嫌がらせを繰り返している。 ここまでやるからには、おそらく認知症も加わっているのだろうが、やられた私はたまったものではない。

     まさか、この年になって、このような試練が襲いかかってくるとは夢にも思わなかった。とりあえずは、私への悪質な嫌がらせを続けるlove2macとともに弁護士に高い金を払って法的に決着をつけることを目指している。



     これを書いている本当の理由は、実は短気な自分の暴走を抑制するためなのだ。
     http://tokaiama.minim.ne.jp/asaitadasi/asaimondai2.htm

    (興味のない人には無用の雑文で申し訳ありませんが、この時代の神とはヤハウェ=ルシファーだと私は確信しています)

     http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-bf1b.html



     現在イスラエルの領土である「カナンの地」は、神がユダヤ人に「約束した地」である と、言われ、ユダヤ人もそう主張して、強引にイスラエルを建国したのですが、旧約聖書の話を読んでいると、実は、約束したはずの神様 も、約束されたユダヤ人 も、「約束は本心ではなかったのだろう」と、思われますので、その理由を述べさせて頂きます。



     旧約聖書によるユダヤ人の移住の経緯は、次の通りです。

     ユダヤ人は、当初 ユーフラテス川下流のウルに住んでいましたが、テラが、息子のアブラハムを伴って、ユーフラテス川を遡り、上流のハランに定住して、そこで亡くなりました。



     テラが、ウルを離れた理由について、旧約聖書では、テラのハラン移住の理由を説明していませんが、ヨセフスは、見てきたように、テラが、息子ロト、娘サラとミルカを残して亡くなった、もう一人の息子ハランを哀悼するあまり、ウルが所在するカルデアの地を憎み、ハランに移住したと記述しているそうです。

    (秦剛平「異教徒ローマ人に語る聖書」105蓮



     (アマ註=アブラハムの時代は、約4000年くらい前といわれている。旧約聖書も同時代)



     kodaityuutou



     テラが亡くなった後、アブラハムは、神の命令に従い、甥のロトと妻にした姪のサラと共に、ハランよりカナンに移住しました。

     この時に、神はユダヤ人に「カナンの地を与える」と、約束したのでした。

     ところが、カナンで 飢饉が猛威を振るったので、アブラハムの一行は、エジプトに行き先を変更しています。そして、エジプトで、食糧を得て、再度カナンに戻ってきました。



     アブラハムの孫のヤコブ(イスラエル)の時に、再度 飢饉に見舞われたため、エジプトで大臣をしていたヤコブの息子 ヨセフを頼って、ユダヤ人は、カナンからエジプトに移住し、その後、モーセの時代まで、約400年間 エジプトに定着しています。



     (アマ註=ユダヤ人は、エジプトでナイル三角州東部に居住したという。そこは高橋信二が3億6千万年前にベータ星から人類が移住した「エデン」だと指摘した)



     モーセの時代に、ユダヤ人はエジプトを出国しています。秦先生は、モーセの物語は、

    「どこまでも歴史を装ったフィクションである」と、記述されておられますが、(秦剛平「書き替えられた聖書」3蓮

     ここでは、「全く根も葉もない話ではなく、それらしいことはあったのだろう」

     と、仮定しておきたいと思います。



     (アマ註=アブラハムの子孫、ユダヤ人が大飢饉に追い立てられてエジプトに渡り、400年間、ピラミッド建設の石工技術者集団だったといわれている。出エジプト記)



     モーセは、ユダヤ人をエジプトから出国させ、シナイ山で十戒を神より授けられましたが、カナンの先住民を撃破することが出来ずに、40年間荒野を彷徨った後、モアブにあるネボ山に登り、そこからイスラエルの子らが所有することになるカナンの地を望遠してネポ山で没します。

     (アマ註=現代イスラエル人は、カナン先住民=パレスチナ人をモーゼに敵対した民族と決めつけているが、実は、本当の古代ユダヤ人の末裔である)



     モーセの後を継いだヨシュアが、カナンの先住民を撃破、殺戮して、ユダヤ人がカナンの地を支配するようになりました。

     ユダヤ人が、カナンの地を定住していたのは、ローマ時代までの千数百年間に過ぎません。それ以前も、それ以後も 支配していないのです。



     ローマ時代に、ユダヤ人はカナンよりローマ帝国中に散らばって、カナンの地より胡散霧消してしまいました。その後、西ローマ帝国が滅亡し、ゲルマン人の国が建国され、キリスト教が広まるにつれて、ユダヤ人も、民族として形成されていったのです。



     ユダヤ人の形成 と ディアスポラが生じた事情については、次のブログを参照下さい。

        「ネイションという神話」第1回 ユダヤ人が、民族として存続した理

        http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-b1b5.html

        「ネイションという神話」第2回 ディアスポラ(離散の民)について

        http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-6652.html



     以上、駆け足で、ユダヤ人の移住した経緯をご説明しましたが、天地創造から現在までの長い期間の中で、この経緯を考えると、最初にお話ししたように、「神もユダヤ人も、カナンを「約束の地」と考えてはいなかったのでは」という気がしてなりません。



     先ず、カナンは、ユダヤ人の発祥の地ではないのです。ユーフラテス川の下流から上流に移動し、更に、南下してカナンに来てはみたものの、「乳と蜜の流れる」土地ではなく、食糧が安定的に得ることが出来なかったため、ユダヤ人は、神が「約束した地」に定住しないで、エジプトに行ったのです。



     流石に、ユダヤ人は、エジプトを征服できませんでした。このため、ナイル川デルタの東側で、400年あまり エジプトに居候していたのです。

     モーセが、ユダヤ人を エジプトからカナンに向けて 出国させますが、カナンの先住民族を攻略できず、半世紀近く、荒野を彷徨いました。



     モーセは、カナンに入ることも出来ずに没しています。モーセの後継者のヨシュアが、戦力を向上して、カナンを征服した。ここに初めて、ユダヤ人はカナン(現在のイスラエル)に定住したのです。



     以上の経緯を見ると、ユダヤ人は、肥沃な三日月地帯に引き寄せられた数多(あまた)の民族の一つであると、言うことができると思います。

     他の民族との違いは、侵入した地を「自分たちの神により約束された地である」と、厚かましくも 主張していることです。



     その後、ローマに ユダヤ王国は滅ぼされましたが、ローマ市民として認められ、自分たちの宗教であるユダヤ教も公認されて、ユダヤ人は、「ローマの平和」を享受して、ローマ帝国中に拡散していきました。



     ローマが、ユダヤ人をカナンから追い払ったのではなく、個々のユダヤ人が、自らの判断で、カナンより快適な地を求め、ローマ中に拡散、移住していったのです。もし、カナンがユダヤ人の故地であるなら、例えローマ帝国に支配されたとしても、ユダヤ人はカナンに留まり続けたはずです。



     他の民族、例えば、エジプト人、ギリシア人は、エジプトやギリシアに住み続けて、現在に至っています。国家を持たない、クルド人やバスク人も、長年にわたり定住の地に住み続けています。



     ユダヤ人が、ローマ帝国がユダヤを吸収した後に、カナンを離れて、ローマ帝国中に拡散、移住したということは、カナンの地を 自分たちの「故地」 と 考えていなかった現れではないでしょうか。



     この様な経緯ですから、普通であれば、民族移動したゲルマン人同様、各地に拡散したユダヤ人は、その地に吸収され、ユダヤ人はいつの間にか消滅していた筈ですが、ユダヤ人が、

     ^貎清気任△襯罐瀬箒気鮨じていて、キリスト教と画然と区別されていたこと、

    ◆.リスト教の神であるユダヤ人 イエス・キリストを殺した民族であるため、キリスト教徒より 目の敵にされたことにより、ユダヤ人の一人一人が現地社会に溶け込まず、吸収もされずに、約2000年経過してきたのです。



     次に、ユダヤ人の「神」はどうだったのでしょうか。神は、アブラハムに命令して、カナンに行かせますが、カナンでの受け入れ体制を、何も構築していませんでした。

    ですから、移住してきたユダヤ人が、飢饉にあって、カナンよりエジプトに行ってしまったのです。



     エジプトに行く際にも、神も、これに対して何の苦情も言わずに、黙認していたのです。あれだけ小うるさい神が、何故ユダヤ人達に400年間も文句を言わずに過ごしたのか、不可思議であり、神が、カナンの地について ユダヤ人に本気で約束しなかったからと考えなければ、理解が出来ません。



     神は、モーセに命じて、ユダヤ人をエジプトより出国させますが、カナンへの受け入れ体制を、これまた全く構築していませんでした。

     神は、全知全能の筈ですから、ユダヤ人がすんなりカナンに移住できなかったのは、神に、やる気がなかった、約束を約束と考えていなかったからだとしか考えられません。



     ユダヤ人は、神のちゃらんぽらんな態度に翻弄されて、約半世紀にわたって、荒野を彷徨わねばならなくなったのです。

     神は、ユダヤ王国が、ローマに滅亡されるときも、何もしていませんし、ユダヤ人が、各人勝手にカナンの地からローマ帝国中に移住したときも、何のクレームもつけていません。

     要するに、アブラハムに、「カナンの地を与える」と 約束したのでしょうが、それは、「口先だけの約束」だった、露骨に言えば、「詐欺だったのでは?」と、思われます。



     第2次大戦後、ユダヤ人は、ヨシュアがカナンの地を侵略し、殺戮した歴史を繰り返して何の権利もない「他人の土地」に、イスラエルを建国しました。

     しかも、現地のパレスチナ人に、自分たちがやられて、嫌な思いをした同じ扱いをしているのです。



     その際、歴史的には何の根拠もない、自分たちの「宗教の書」、というより、自分たちの「神話」に基づいて 強引に正当化しているのを見るにつけ、「人間とは何と因果なものだろう!」と、嘆息しています。 

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     引用以上



     面白い解釈なので、引用しました。

     現在、イスラエル人=ユダヤ人は、ユーフラテス川とナイル川に囲まれた米国なみの広大な土地を「神に約束された自分たちの土地」(グレーターイスラエル)と信じ、3000年も前から居住している先住民を、イラク戦争やらイスラム国(イスラムを名乗ったユダヤ人=モサドの機関)による残虐行為、ベイルート大爆発などのテロを通じて追い出そうとし、シリア先住民たちは、もの凄い数の犠牲者を出しながら欧州に強制移住させられている。

     

     旧約聖書・創世記「約束の地」は、陰謀論ではない 2020年01月05日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-987.html



    「約束の地」を主張しているのは、モンゴロイドだった古代ユダヤ人(スファラディユダヤ人)ではなく、奈良時代に黒海沿岸にあったハザール国が国ぐるみユダヤ教に改宗した末裔、コーカソイドの「アシュケナージユダヤ人」である。

     上に引用した、ノアの子孫、セム族(アブラハム・モーゼ・ダビデ・キリスト)はモンゴロイドだったといわれる。

    https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35173762



     それが、いつのまにか、白人のユダヤ人に換わり、突然「約束の地」グレーターイスラエルは「神との契約の地」と言い出した。

     現在の、世界の重大問題の多くが、旧約聖書の宗教問題である。



    第2回(今回) 旧約聖書の神は、大量殺人犯 かつ 殺人犯の親玉である

        http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-7da6.html  



      第3回(次回) 旧約聖書の神が、キリスト教にもたらしたもの

        http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-cb42.html 



      第4回 「歴史のイエス」 と 「信仰のキリスト」

        http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-de7f.html



      第5回 旧約聖書 の ちょっとした話

        http://hh05.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-2dc2.html





     プルサーマル同意で交付金 来年度、原発立地自治体へ 東京新聞2021年12月27日

      https://www.tokyo-np.co.jp/article/151294



     原発の使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムを再利用する「プルサーマル発電」を推進するため、経済産業省がプルサーマル導入に新たに同意した原発立地自治体への交付金制度を、2022年度に設けることが27日、同省への取材で分かった。



     国の「核燃料サイクル政策」の一環で、国内での再処理工場の稼働を見据え、プルトニウムの消費先を確保するのが狙い。

     「原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業」に位置付け、22年度当初予算案に盛り込んだ。プルサーマルに同意した、原発の立地道県が、地域振興策に利用できる交付金を支払う。金額や年数など制度の詳細は今後、詰める。

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    「プルサーマル発電」新たに受け入れた自治体に交付金 経産省 2021年12月29日

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211229/k10013408211000.html?utm_int=news-new_contents_latest_001



    原子力発電所の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを、再び利用する「プルサーマル発電」の推進に向けて、経済産業省は、原発が立地する自治体のうち、新たに受け入れたところに交付金を出す制度を来年度設ける方針を決めました。



    「プルサーマル発電」は、原発の使用済み核燃料に含まれるプルトニウムを取り出して、MOX燃料に加工し、再び利用する国の政策で、電力各社で作る電気事業連合会は、2030年度までに少なくとも12基で実施したい考えですが、現在4基にとどまっています。



    v「プルサーマル発電」について、経済産業省は、原発が立地する自治体のうち、新たに受け入れたところに地域振興策に利用できる交付金を支払う制度を設ける方針を決め、来年度の予算案に盛り込み、交付金の上限額などの詳細を検討していくことになりました。



    プルトニウムは核兵器の原料にもなることから、日本は利用目的のないプルトニウムを持たないことを国際的に約束していて、具体的な削減策が求められています。



    一方で、プルトニウムを取り出す青森県六ヶ所村の再処理工場は、来年度上期に完成する予定で、本格操業を開始した場合、保有量が増えるおそれもあるなど、プルトニウム利用をめぐっては課題が山積しています。

    *********************************************************************

    引用以上



     日本政府=自民党政権が、プルサーマル(MOXプルトニウム燃料運転)にこだわる理由は、現在の日本に核兵器原料となるプルトニウムが、世界最大級の46トンもの保有があるからで、世界中が「日本は核兵器を大量に作って売りさばきたいのだ」と糾弾されているからである。

     https://www.asahi.com/articles/ASP796F8YP79ULBJ002.html#:~:text=%E5%86%85%E9%96%A3%E5%BA%9C%E3%81%AF9%E6%97%A5,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82



     国は「違う、保有プルトニウムの大半が、純度が低いため原発燃料にしかならないもの」と弁明しているが、真実は違う。

     仮に、軽水炉核燃料を再処理して取り出したプルトニウム239の純度が70%であるとしても、8Kgもあれば原爆=核兵器が作れるのだ。

     https://www.asahi.com/articles/ASMDJ6T12MDJPLBJ00F.html



     最近では、フクイチ3号機の核爆発を受けて、「放射能汚染を目的とした汚い核爆弾」なら、はるかに純度が低くても爆発することが明らかにされた。

     IAEAは8Kgが最低条件と言っているが、これはウソだ。爆縮技術を使えば、1Kg(ゴルフボール大)の純度93%プルトニウムでも広島原爆なみの核爆弾を作ることができるといわれている。

     http://www.kakujoho.net/us/pu4kg.html



     上のリンクでは、クリントン長官が、核ミサイルのプルトニウムが4Kg(野球ボール程度)であることを明らかにしたが、実際には、戦術核榴弾砲・バズーカ砲では純度98%の1Kgで核爆発を起こすものが開発され、実戦配備されている。



     日本は、核兵器製造用の高速増殖炉もんじゅで、純度98%核弾頭用プルトニウムを62Kg製造し保有している。これなら60発分以上の核弾頭が製造できるといわれている。

     他の47トンも「汚い核弾頭」を作ることが可能である。

     つまり、世界最大級の核兵器原料を保有している。安倍晋三は、これを核ミサイルに加工して実兄が経営陣にいる三菱重工で核兵器を製造させようとした。



     こんな世界最大のプルトニウム核兵器備蓄に対する世界中の糾弾を受けて、自民党政権は、プルサーマル核燃料に転用して、批判を交わそうとし、冒頭に紹介したように、プルサーマル運用を受け入れた自治体には巨額の交付金(100億円近い額といわれている)を与えて、「札束で横面を張り倒す」ことでプルサーマルを受け入れさせようとしている。



     だが、大半の自治体の首長は、無知蒙昧な戦争・武器好きが多いため、プルサーマルの恐ろしさをほとんど知らないまま、巨額の予算に意識を喪失しようとしている。

     

    プルサーマルの危険性を警告する

    講演会: エドウィン・S・ライマン博士 核管理研究所(NCI)科学部長 1999年10月

     http://kakujoho.net/mox/mox99l_s.html



     原子力発電所の大事故に関して米国では70年代半ばに新しく設置された米国原子力規制委員会(NRC)が「原子炉安全性研究(RSS)」という膨大な報告書を出している。

     RSSは、炉心溶融と封じ込め機能の損失又はバイパスをもたらすような原子力発電所事故があり得ることを示して見せた。



     NRCは、既存の原子力発電所における安全システムを改善するために措置を講じる緊急の必要性があるとは考えなかったが、このような事故の結果がどのようなものになるか、また、原子力発電所周辺に住む人々を守るのにはどのような措置(立ち退き避難、建物内避難など)を講じることができるかについての分析を始めた。



     それから5年もたたない1979年、RSSが100万年に1度しか起こらないとしていた種類の事故が、ペンシルバニア州のスリーマイル・アイランド原子力発電所で起きてしまった。NRCは、ついに、これらの事故を真剣にとらえざるを得なくなり、既存及び新設の原子力発電所に新たな規制を課すことになった。

     NRCは、さらに、重大事故の可能性に基づいて、公衆のための非常事態計画を立てた。  

     今日、米国では、原子力発電所の重大事故は、大きな放射能放出につながり、大量の被曝による何十人もの急性死や、何百、何千人もの潜在的ガン死をもたらす可能性があることは、よく理解されている。



     重大事故とMOX使用



     日本の電力会社は、原子力発電所にプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を装荷する大規模な計画に乗り出そうとしている。

     MOX燃料を入れた原子炉とウランだけをいれた原子炉とでは運転サイクルの最後の時点で存在するアクチニドの量を比較するとMOX炉心の方が、5倍から22倍近く多くなっている。これはMOX燃料のプルトニウムの存在によるものである。



    (注:これは米国のコンピューター・コードORGENS-Sを使って行った計算結果計算でMOX 燃料が炉の全部に入っている場合の計算だ。また燃料のプルトニウム富化度を8.3%と想定している。日本では、プルトニウムの富化度13%までが認められている。)



     MOX炉心のアクチニドの量が大きいということは、重大な封じ込め機能喪失事故から生じる影響(急性死や潜在的ガン死)が、ウランだけを使った炉で同じ事故が起きた場合と比べ、ずっと大きくなる可能性があることを意味している。重大事故の際に発生すると推定されている放射性核種放出割合の数値を使って、影響の増大の幅を計算することができる。



     高浜4号機に似た電気出力87万キロワットの加圧水型炉の周辺113キロメートルの地域でこのような事故の影響がどうなるかを、米国のコンピューター・コードMACCS2を使って計算した。使用した放出割合は、最近の米国NRCの出版物からとった。人口密度は、高浜周辺の半径110キロメートルの地域の平均人口密度に近い平方キロメートル当たり550人とした。



      検討した3つのケースは、プルトニウムの放出割合の大きさの3つのレベルに対応したものである。それぞれのケースにつき、炉心全部をMOXとした場合と、炉心の4分の1をMOXとした場合とを検討した。

     関西電力は、最初は、炉心の4分の1だけをMOX燃料とする計画だが、最終的には、炉心の3分の1をMOXにする方針である。しかし、日本は、将来、炉心全部をMOXにすることを計画しており、炉心全部をMOXにする改良沸騰水炉を青森県に建設する計画を進めている。



    MOX燃料を使用すると、日本の公衆に対するリスクが大幅に増大することをはっきりと示している。

    炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、ウランだけの炉心の場合と比べ、重大事故から生じる潜在的ガン死は、42〜122%*、急性死は10〜98%*高くなる。(数値の幅は、アクチニドの放出割合の取り方による。)



    炉心全部をMOXとした場合、潜在ガン死の数は、161〜386%*、急性死の数は、60〜480%*高くなる。炉心に占めるMOXの割合と、放出されるアクチニドの割合により、原子力発電所の半径110キロメートル以内の地域で、何千、何万という数の潜在的ガン死が余分にもたらされることになる。この距離は、計算上の便宜のために選ばれたものであり、この地域の外でも影響が生じることはいうまでもない。



     *つまり、MOX燃料が炉心に4分の1装荷されていた場合の潜在的ガン死は8,630人から70,700人。急性死は44人から827人。

    MOX燃料が炉心全部に装荷されていたばあいはの潜在的ガン死は15,900人から155,000人。急性死は64人から2,420人



    (注:これらの計算は、放出割合が、ウラン燃料の場合と、MOXの場合とで同じだとの想定の下に行われたものであり、事故から生じる影響の差は、炉内にある総量の差からのみくるものである。

    しかし、実際はそうではないかもしれない。たとえばフランスで行われたVERCOURSという実験では、燃焼度47ギガワット日/トンのウラン燃料の燃料棒からのセシウムの放出の割合が18%でしかなかったのに対し、燃焼度41ギガワット日/トンのMOX燃料の燃料棒では、58%に達した。)



    MOXの使用に伴って増大する危険の大きさからいって、県や国の規制当局はどうしてこの計画を正当化できるのだろうかと問わざるを得ない。その答えは、原子力産業会議が発行しているAtoms in Japanという雑誌の中に見いだすことができる。『通産省と科学技術庁、福島でのMOX使用を説明』という記事はつぎのように述べている。



    「MOX使用に関する公の会合に出席した市民が、『MOXを燃やす炉での事故は、通常の炉での事故の4倍悪いものになるというのは本当ですか』と聞いた。

    返答は、事故が大規模の被害を招くのは、燃料が発電所の外に放出された場合だけだ、というものだった。MOXのペレットは焼結されているから、粉状になってサイトの外に運ばれていくというのは、実質的にあり得ない。だから、事故の際のMOX燃料の安全性は、ウラン燃料の場合と同じと考えられる。」



     この返答こそが、MOXの使用を計画している電力会社は、プルトニウムのサイト外への放出に至る事故の影響について評価する必要はないと判断した原子力安全委員会の間違った論理を要約しているといえる。

    この論理を使えば、日本の当局にとって都合のいいことに、通常の炉心よりずっと多量のアクチニドに関連した深刻な安全性問題を、無視することができるのである。



    MOX燃料は、ウラン燃料と同じく、炉心損傷を伴う重大事故の際には、細かなエアゾールの形で拡散しうるのである。米国で研究されているメカニズムの一つは、炉心溶融発生の後、原子炉容器が高圧で破損するというものである。



    MOXの使用はまた、重大事故の発生の確率を大きくする可能性もある。MOX燃料の熱電導率は、ウランの場合よりも約10%小さくなっている。一方、MOX燃料の中心線の温度は、50%高くなっている。このため、MOX燃料の燃料棒に蓄えられている熱は、低濃縮燃料の場合よりも大きい。



    MOX燃料の中央線の温度と蓄えられたエネルギーとが通常のウラン燃料よりも大きいため、冷却材喪失事故の初期段階における燃料棒の被覆管の温度の上昇と、被覆管の酸化率が、ウラン燃料よりも大きくなる可能性があり、冷却材喪失事故の影響の緩和のためにNRCが設けている規定を満足させることはMOX炉心の方が難しくなるかもしれない。



    結論



    米国では、地域住民の避難が実施できる前に大量の放射性物質の放出に至るような原子力事故の平均的リスクは、100万炉年に5件ないし10件と見られている。

    米国には約100機の発電用原子炉があるから、これは、年間0.1%のリスクに相当する。NRCは、最近、原子力発電所で許されるリスク増大の幅を低く制限するガイドラインを導入した。MOXの使用に関連した大きなリスク増大が、米国のこれらのガイドラインの下で受け入れられるかどうか極めて疑わしい。



    日本の規制担当者にとって、日本の原子力発電所が米国のものよりリスクが相当低いと考えるのはばかげている。したがって、日本は、MOX燃料を使用する計画を再検討しなければならない。米国の例にならって、重大な封じ込め機能喪失事故が日本でも起こりうるという事実を受け入れ、MOX燃料の使用のリスクを評価すべきである。



    このような評価を厳密かつ正直に行えば、日本の当局は、MOX使用に伴うリスクの増大は、日本人にとって受け入れることのできない重荷であり、将来の日本の原子力産業の焦点は、通常のウランを使った既存の原子力発電所の安全な運転におくべきだ、との結論に至らざるを得ないだろう。

    ******************************************************************

     引用以上



     MOX核燃料を軽水炉で利用すると、燃焼の安定性が極度に悪くなる。また、極度に臨界しやすいプルトニウム240が生成されるため、通常燃料が2年使えるのに対し、数ヶ月しか利用できず、96%のMOX生燃料を捨ててしまわねばならなくなる。

     おまけに残されたMOXは、ウラン235核燃料の数百倍の崩壊熱を持ち、恒久保管場に入れる前に500年間、地上で強制冷却を続けなければならない。



     MOXの崩壊熱が収まり、表面温度が100度を下回って冷却水の沸騰可能性が消えてから、やっと地下に収納することが可能なのだ。



     使用済み核燃料の冷却期間が500年とは、あまりにも無茶苦茶だ! 2021年06月03日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1514.html



     もしも、地上保管中のMOX使用済み核燃料の冷却が支障を来すと何が起きるのか?

     わずか数十日で、核燃料被覆管が劣化して、ひび割れを起こし、そこから莫大な量の放射能が環境に飛び出し、周辺数百キロの土地を汚染し、永久に利用不能となる。



     巨額の交付金に目がくらんでいる自治体首長たちは、その真実をほとんど知らない。

     自民党や保守、維新などの首長は、目先の交付金と引き換えに、喜んで、自分たちの大切な土地を、無知ゆえに永久に使用不能にさせてしまうことだろう。



     



     【生まれ変わり?】日本の山のおかげでまるで別人になりました。

     https://www.youtube.com/watch?v=y9OuP3pvsko



     南ロシア(クラスノダール?)からやってきて、東京大学に留学し、今では東京で仕事している(ユーチューバーで食べてる?)アリョーナの話が面白くて、純真素朴な感受性に癒やされるから、ときどき視聴している。



     友人は、「あの子はKGB→FSBのスパイじゃないか?」なんて疑ってるが、「山が大好きなスパイなんていないよ」と私は思う。とくに、上のリンク、コンテンツを見てから、アリョーナの自然な人間性に親しみを抱いた。



     アリョーナがクラスノダール出身なら、黒海東岸、ジョージアとの国境には、エルブルス山など5000m級、大山岳地帯が連なってるから、きっと信州の子供たちが日本アルプスを見て骨太に育つように、遠くに雄大なコーカサス山脈を見て育ち、豊かな感受性を身につけたのだろう。



     実は、親戚づきあいしてる知人が、ソ連時代にモスクワ大学に留学して帰国したとき連れてきた嫁さんが、ほぼ確実にFSBスパイだったので、ロシアや中国からやってきた若者たちを色眼鏡で見てしまうのだが、判別の基準として、国家権力が好きな人と、地球の自然が好きな人という具合に分けると、「人間よりも自然が好き」な人が国家権力に仕えるわけがないと思う。



     人間なんて、国家権力の虚構から離れれば誰でも同じ。飯を食えばウンコが出る、胃袋と糞袋に脳がついてるだけの弱い存在にすぎない。誰だって、基本的な人間性が異なるわけではない。スパイだとか政治家だとかは、虚構に洗脳されるだけのことだ。



     人間とは、愛情がなければ生きている意味さえ分からなくなるようプログラムされている弱い存在にすぎない。人生の最後には、虚飾・虚構が無意味なことを思い知らされるのだ。

     https://www.greatman-words.com/death-poem/hideyoshi-toyotomi-a-dream.html

     スパイだとか、権力だとか、そんなややこしい存在は、虚構に目を奪われて真実が見えなくなってしまっている人だけの世界だ。



     山を見て「素晴らしい」と感動し、憧れる感性ではスパイは無理なんだよ。だって、山に夢中になってると、ロールスロイスだろうが、ベンツだろうが、レクサスだろうが、無用な虚飾に何の魅力も感じなくなって「四駆の軽トラ」が欲しいと思うようになるのだから。四駆エブリでもいいが。



     権威主義や序列で人を差別したがる社会では、必ず「虚飾」が幅をきかせる文化が成立する。例えば軍人が、きらびやかに飾られた軍服に憧れを感じるとか、警察でも消防でも、序列社会に虚飾はつきものだ。



     私が親戚から話をきいた範囲では、ソ連・ロシア社会も、相当な階級序列社会で、権威が大好きな人が多いらしい。ロシアは大国のくせに、ロシア人は、まだもの足らないと見えて「大きいもの、凄いもの」が大好きだ。隙あらば他国の領土を奪い取って自慢したがる。

     でも、アリョーナには、東大卒であっても、そんな権威臭は微塵も感じられない。よほど、素直な人間性でなければ、あれほどの暖かさは出てこない。



     私は、16歳のとき栃尾にあった林間学校から焼岳に登ったのが最初で、一発で登山の虜になってしまった。以来、東京にいって奥多摩に登りはじめ、5万図が赤鉛筆で真っ赤になるくらい、歩き回った。

     1990年には、日本百名山を一応完登した。一応というのは、焼岳や浅間山など、山頂が立入禁止になってた山がいくつかあるからだ。



     これまで、たぶん数千回、山を歩いてきた経験からいうと、「ヤマノボラー」=登山愛好家は実に単純素朴だ。都会にいても、一週間に一回は山の空気を吸って緑を見つめないと心が安らがない。

     その虚飾のない単純な人間性を教えてくれるのが登山だ。だから登山用駐車場にフェラーリやポルシェが駐まっているのを見たことがない。



     私はアリョーナの人間性が、「ヤマナイズ」されて、人間にとって、何が本当に必要なものか? 何が真実か? 見抜けるようになっていることが、よくわかる。

     だから、アリョーナはロシア政府の官僚(スパイ)として誘われるだろうが、それを蹴って、信州の山村に行って旅館業か百姓でもやるのではないかと予想している。



     願わくば、私が常々書いているように、子供たちを過疎の山村で共同生活をさせて、山羊や牛や鶏など、たくさんの動物を育てて、子供たちが他の子供の幸福のために生きる「利他主義」と友情を育てるような施設を経営してほしいと思う。

     「山屋」というのは、物事の本質が見抜けるようになる。すると、人間にとってもっとも素晴らしい人生というものが、「大自然との触れあい」であることを思い知るようになる。

     もう都会には戻れないんだよ。



     昔書いたブログが、少しだけ残っているので紹介しておこう。



     30年前に書いた「白山巡礼」全編を再掲します 

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1331.html



     それぞれの山の物語 5 南アルプス深南部 中編 

      http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-88.html?



     それぞれの山の物語 2 京丸山 

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-95.html



     それぞれの山の物語 3の続き 台高山地の山々

     https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12693790464.html



     それぞれの山の物語 1 藤原岳

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-96.html



     ブログ管理者に無断削除されてしまったコンテンツも多いので、自分が書いたものが、相当数失われてしまったのが残念だ。

     けっこう、民俗学的に貴重な文章もあったのだが……。

     

    山の歩き方 2010年01月06日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-9.html



     続 山の歩き方 2010年01月08日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-10.html



     山の歩き方 その3

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=816


     旧約聖書創世記に記された、アブラハムと神との契約を「古い契約=旧約」という。

     この神は、後にイエスの神ではないといわれた。

     その名はルシファー=プロビデンス=サタンとも呼ばれる。その意味は、旧約聖書に描かれた、(主にレビ記・民数記)たくさんの戒律による殺人指示の洪水を見れば、誰にでも一瞬で理解できる。



     だが、旧約聖書における殺人命令を「神の意志」と考え、それを忠実に実現しようとする宗教がある。

     ユダヤ教・イスラム教・キリスト教福音派(モルモン教・エホバ派も含む)

     彼らは、広島長崎の原爆投下を肯定し、ベトナム戦争空爆も熱狂的に支持した。

     聖書に描かれた戒律を守り通すことを宗教的使命としている。



     「グレーターイスラエル」といわれる、拡大イスラエル構想もまた、創世記に記された「神との契約」として、ユーフラテス川からナイル川に至る広大な土地を「イスラエル領土」とすることが、ユダヤ教徒の使命とされ、イスラム国やイラク侵攻、ベイルート巨大爆発などに、ユダヤ教徒(秘密軍モサド)の痕跡が残されている。



    ベイルート巨大爆発とグレーターイスラエル 2020年08月08日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1211.html

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     以下は、ユダヤ教徒が、なぜ恐ろしい陰謀を繰り返すのか? という理由について、それが旧約聖書に定められた「神の指示」に基づいていることを示すものだ。

     殺人と陰謀に満ちた聖典を守れという「神」とは、いったい何なのか?



     戒律殺人の薦め (以下、非常に長いので、一部だけ抜粋)

      http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/246.html



     最も親愛なる(旧約聖書の)神よ、いつになったら(どれだけ人々を殺したら)満腹になるのか。 ビズィ ピープルの為の聖書の一括:



     有罪者の代わりに無罪者が呪われた:創世記. 9:20-22, 24-25. 後に教会は、裸の父を見てしまったハムの子孫は黒人の祖先で、それゆえ奴隷扱いを正当化した。



     神のお気に入りの男が、神の怒りを静めるため、罪のない七人の男を打ち殺させます:サムエル記下 21:1,3-6,9,14, 及び民数記. 25:4.



     神は奴隷制度を認可します:出エジプト記. 21:2, 4-6及び レビ記. 25:44-46. 新約聖書も確かに奴隷制度に賛成しています:ペトロ第一の手紙. 2:18, テモテへの第一の手紙. 6:1, テトスへの手紙 2:9, エペソ人への手紙. 6:5-8及び. コロセイ人への手紙. 3:22.



     遠く住んでいる民族の男性を殴殺し、その女性と子供を奴隷にせよと神が命令した:申命記. 20:10-15。



     近隣民族であるヘテびと, アモリびと, カナンびと, ペリジびと, ヒビびと 及びエブスびとは残らず大虐殺せよと神が命令した:申命記. 20:16,17.



     奴隷は時間をかけて殴殺してもかまわない:出エジプト記 21:20,21.



     魔女たちは殺されなければならない:出エジプト記 22:18, レビ記 20:27, 申命記 18:10, ガラテヤ人への手紙 5:19,20.



     占い師に相談しただけで死刑:レビ記. 20:6.



     偶像崇拝と異端も死刑: 出エジプト記. 22:20, 申命記. 13:1, 2, 5, 14, 15, 申命記. 17:2-5, 申命記. 18:20.



     宗教観の異なる兄弟、娘、息子、妻たちは殺されなければならない:申命記. 13:6-11.



     冒涜者、不敬者、思い上がり者は皆死刑:民数記. 15:30, 申命記 17:12, 民数記. 5:2,4; 12:14 及び申命記 23:1-3.



     土曜日に働く者は皆死刑:出エジプト記. 31:14, 15.



     竈に火をつけると死刑:出エジプト記. 35:2、3及び 31:14.



     薪を拾うと死刑:民数記. 15:32, 35-36.



     ユダヤ教の過ぎ越しの祭りを無視すると死刑:民数記. 9:13.



     発酵したパンを食べると死刑:出エジプト記. 12:15; 12:19.



     生け贄の肉を食べると死刑:レビ記. 7:21.



     肉の脂を食べると死刑:レビ記. 7:22-25.



     血を飲むと死刑:レビ記. 3:16, 17; レビ記. 7:26, 27., レビ記. 17:10-16.



     割礼をしない子供は死刑:創世記. 17:14.



     個人用に香油を作ると死刑:出エジプト記. 30:22-38.



     残り物を食べると死刑:レビ記. 19:5-8 及び 7:18.



     聖職者を介せず生け贄を捧げると死刑:レビ記. 17:8, 9.



     神に捧げ物をせず畜殺をすると死刑:レビ記. 17:2-9.



     儀式を間違えると死刑:レビ記. 7:20, 21 及び 22:3,9.



     聖殿を触ると死刑:民数記. 4:15 及び サムエル記下 6:6-7.



     神聖な機器に触れると死刑:民数記. 18:3.



     聖なる幕に侵入する異人に死刑:民数記. 18:7.



     聖殿を見ると死刑:民数記. 4:20.



     鈴を鳴らさずに聖殿に入ると死刑:出エジプト記. 28:34, 35.



     亜麻布のズボンを履かないまま聖殿に入ると死刑:出エジプト記. 28:42, 43.



     不潔な人に死刑 :レビ記. 11:4-27, レビ記. 11:39, レビ記. 22:5,6): 民数記. 19:20, レビ記. 22:3, 9, 民数記. 19:13.



     自然に死んだ動物の肉、あるいは獣に殺された動物の肉を食べると死刑:レビ記. 22:8,9, レビ記. 17:13-16, 及び: 申命記. 14:21.



     贖罪の日に自分の体を折檻しないと死刑:レビ記. 23:29.



     贖罪の日に少しでも仕事をすると死刑 レビ記. 23:30. (今日のイスラエルでは安息日にエレベーターのボタンを押さずにすむように、どの階でも自動的に止まる「安息日用エレベーター」がある。)



     幕屋に近づくと死刑:民数記. 1:51; 18:22; 17:13.



     聖職者に近づくと死刑:民数記. 3:10; 18:7, 3:38.



     神を冒涜すると死刑:レビ記. 24:11-23.



     処女を結婚前に失った少女、処女でも初夜に出血しない少女には死:申命記. 22:20-21.



     処女膜が完全でない聖職者の娘は火あぶりの刑:レビ記. 21:9.



     姦通者に死刑:申命記. 22:22.



     強姦に死刑:申命記. 22:23-24.



     強姦された時に大声で叫ばなかった少女に死刑:申命記: 22:24.



     月経中にセックスすると死刑:レビ記. 20:18.



     神は忍耐強くない者を焼き殺した: 民数記. 11:1.



     神は変化に富んだ食事を要求する人々を殺す:民数記. 11:4-6, 31, 33-34.



     神はモーセにミデアン人の大虐殺を命令する。ミデアン人はモーセがエジプト兵から逃げた時以来40年間もモーセを客としてもてなしていた。しかし、忘恩は世の習い、神はミデアン人を皆、女達と男性の子供を含めて、殺せと命じた。

     処女達は戦利品となり、兵士、聖職者、さらには神自身の慰安婦として生き残ることを許された:民数記. 31:1-2, 9-11, 14-18, 32, 35, 40.



     火付け法を誤った聖職者を神は焼き殺してしまった:レビ記. 10:1,2.



     神は逆らった人々を地震や火事や疫病で殺す:民数記. 16:3、20-22、27、31-33、35。民数記.16:49.



     神はある民族(女たち子供を含む)の全虐殺を手伝う:申命記. 2:30, 34.



     バシャンでの大虐殺:申命記. 3:6.



     神の命令:七つの民族の大虐殺:申命記. 7:1-6, 申命記. 20:6,17.



     神は、400年前の罪で、赤子と用畜を含めたすべてのアマレク人の虐殺を命じる:サムエル記上. 15:1-3, 8.



     “嬉しそうにサムエルの所に来た”アマレク人の王アガグを主の前で切り刻むサムエル:サムエル記上. 15:33.



     ダビデ、神の好みの男、は200人のピリシテ人を殺し、死体から包皮を切り取る:サムエル記上. 18:27.



     ダビデは殺人、強盗、恐喝をして生きている:サムエル記上. 27:8, 9及びサムエル記上. 25:5-13.



     ダビデはウリヤの妻を誘惑し、そしてウリヤを死に追いやる:サムエル記下 11:2-15.



     エリヤは競争相手の聖職者450人を冷酷に殺す:列王紀上 18:40.



     エリシャをいじめた子供42人は熊に引き裂かれ殺された:列王紀下 2:23-24.



     神の天使は一晩で185,000人を殺す:列王紀下 19:35.



     子供は父親の身代わりに罰せられる:イザヤ書 14:21, 出エジプト記. 34:7, 民数記. 14:18.



     “あなたの嬰児を取って岩に投げ打つ者は幸いです!”詩篇. 137:9.



     不信心と不倫の報いは火と硫黄の燃えている池へ:ヨハネの黙示録. 21:8, ヨハネによる福音書. 3:36, ルカによる福音書 12:46, マルコによる福音書. 16:16.



     上の残酷な聖書の内容はAmerican Atheists Pressの “The Bible Handbook”を元にして書きました。

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     一部引用以上



      旧約聖書を絶対視し、信奉する信仰集団は、.罐瀬箒機´▲ぅ好薀犇機´キリスト教福音派 だが、近代帝国主義を経験した民族・国家では、良心のとがめからか「民主主義」が成長し、論理性に欠けた残虐行為を禁ずる世論が生まれ、上に紹介した「戒律殺人の洪水」が否定されるようになった。



     それでも、侵略戦争を経験していないイスラム国家などでは、現代に至るまで、旧約聖書の記述を絶対視し、不倫を罪と決めつけ、当事者をなぶり殺しにする習慣が生き残っている。



     以下に一部紹介する。



    「不倫罪」の女性を石打ちで殺害 アフガニスタン 2015年11月4日

     https://www.bbc.com/japanese/34718223



     不倫で石打ちの死刑、イスラム法とは?人権侵害と批判も  2019年4月6日

     https://www.asahi.com/articles/ASM435TG6M43UHBI01L.html?iref=pc_photo_gallery_bottom



     未婚女性と不倫した男性が息絶えるまで顔に石を投げつけられる

     https://gigazine.net/news/20091215_stone_man_to_death/



     重婚の女性、石打ちで処刑 ソマリアの過激派 2018年5月10日

     https://www.afpbb.com/articles/-/3174055



     同性愛は石打ち処刑、窃盗は手足切断 ブルネイが厳罰法施行 2019

     https://www.cnn.co.jp/world/35135254.html



     同性愛の男性カップルに公開むち打ち刑 インドネシア・アチェ州 2021年1月29日

     https://www.afpbb.com/articles/-/3328943



     婚外交渉で17回のムチ打ち刑 インドネシアに残る公開処刑

     https://news.yahoo.co.jp/articles/49441d84ae3011536f5ec55ead945ea90b49a965



     キリスト教から改宗拒んだ女性に死刑判決 スーダン 2014.05.16

     https://www.cnn.co.jp/world/35047994.html



     スーダン、裁判官に手足切断刑の執行訓練を実施か 2013.03.18

     https://www.cnn.co.jp/world/35029657.html



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     引用以上、あまりに宗教殺人の事例が多すぎて紹介しきれないが、日本でも、戦前は、「天皇を崇拝することを拒んで」処刑された例が多数ある。

     これも「天皇崇拝信仰」による宗教殺人の一種であり、日本人もイスラムの狂気を批判する資格がないかもしれない。



     【皇族批判】昭和まであった天皇不敬罪。皇族を批判すると拷問され処刑される…

     https://animan-tube.com/archives/1394



     幸徳事件(大逆事件) 24名が根拠もないでっちあげで死刑判決を受けた。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B8%E5%BE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6



     天皇制に疑問を呈していた戦前の社会活動家の多くが、不法に逮捕、激しく拷問され警察権力によって殺害された。

     http://article9.jp/wordpress/?p=11305

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     現在でも、熱狂的な天皇制崇拝病者がいて、天皇制にケチをつけている者(私だが)を狙って、執拗に卑劣な攻撃を仕掛けてくる。

     私自身は、旧約聖書を信奉することによる、イスラムに宗教殺人も、ユダヤ教による世界人民総奴隷(ゴイム)計画も、天皇制崇拝も、すべて、同じ宗教的な意味での観念的脅迫ら来ていると確信している。



     まさか21世紀という「現代」にあって、石器時代を引きずった未開人のような「首狩り習慣」にも匹敵する、不合理で残虐な殺人が、かくも盛大に生き残っていることは信じられないの一語だが、「不合理」という意味なら、実は、アメリカ合衆国ですら、恐ろしい女性家畜化の習慣が残っている。

     http://2nf2.rdy.jp/19/1639401679/

     日本における天皇制も同じなのだが。



     我々は、宗教的な意味しかない超論理的な社会習慣の強要について、ひとつひとつ洗い直し、戦って廃止させなければならないのではないか?




     



     今、我々が求めているものは、「自分の良き未来」ではない。子供たちの「良き未来」なのだ。自分は、その礎となることで満足だ。

     子供たちの幸福な未来とは、どのようなものか? 我々には鮮明なビジョンが必要である。



     ビルゲイツら「ダボス陰謀団」のビジョンは鮮明だ。それは、社会のすべてをコンピュータが情報収集し、AIが指導部の定めたロジックで判断し、人々を一斉に「右倣え」と仕向ける。従わない者は強く罰する。

     たぶん、これは中国共産党の支配する今の中国式社会と同じものだ。

     https://www.youtube.com/watch?v=b1pJXyPwGCE



     「グレートリセット」ビジョンは、人々をスーパーシティ(スマートシティ)という超管理社会に縛り付ける。子供たちには、AIが一方的に知識を与えるが、子供たち自身が、「自分で発見する」という方法は「管理逸脱」として否定される。

     指導者が定めた秩序から外れるものは厳しく罰せられる。

     これは、ユダヤ教の旧約聖書によって定められた発想なのだ。



     なぜ「ユダヤ教」なのか? といえば、ダボス陰謀団を代表する、世界の大金持ち、ウオーレン・バフェット、ビル・ゲイツ、アル・ゴア、ザッカーバーグ、ジェフ・ベゾスなど名の通った「世界資産の9割を保有する」といわれる超大金持ちの大半が「ユダヤ人」であるからだ。



     ビルゲイツは、どこにもユダヤ人と書かれていないが、むしろ「自分はユダヤ人」と公言している人の方が少ない。ユダヤ教は秘密カルトなので、中世以来の「ボグロム」というユダヤ人排撃の記憶から、身元を隠すのが普通である。



     世界資産の9割という表現は、世界の大金持ちを調べてゆけば分かる。ユダヤ人と書かれていなくとも、身元を隠しているユダヤ人がたくさんいるからだ。

     

    大富豪上位8人(そのうち半数はユダヤ人)だけで、世界人口の半分以上の純資産を持つ事実と、日本の上位10人の資産が国民3000万人分である現実

     https://www.multilingirl.com/2017/01/super-rich-8.html



    世界の超富裕層「ユダヤ」や「華僑」はどんな人たち ?

      https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2019/2019_175.html



     世界の大金持ちの筆頭にビルゲイツが登場するが、実は彼はユダヤ人のカテゴリーに入っていないが、ユダヤ人であることは、マイクロソフト、ビルゲイツの後継者たちが全員ユダヤ人であることから明らかだ。

     GAFAMといわれる世界に超越するアメリカの金融資本は、全員ユダヤ人である。



      世界を動かす“ユダヤ人”創業企業--次なるGAFAMを生み出すヒントは「イスラエル」に

    https://japan.cnet.com/article/35143822/



     なぜ、ユダヤ人が全人類に超越して、全地球上の資産を独占的に保有し、全世界を自分たちの秩序に従わせようとするかといえば、それは旧約聖書・ユダヤ教・タルムードというカルトに秘密がある。それは「宗教的使命」なのだ。

     

    ユダヤ人に成功者が多いのは「タルムード」に理由があった

     https://diamond.jp/articles/-/212304



     ユダヤ教の聖典、タルムードは、ユダヤ教徒が全人類に君臨し、自分たちだけが神に選ばれた上級の民であり、他のすべての人々は、ユダヤ教徒に奉仕するための家畜(ゴイム)であると教えている。



     タルムードとは何か? 2017年03月07

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-75.html



     ユダヤ教徒は、全人類に君臨するための教育的スキルを子供時代から身につけることを厳しく強要される。

     ユダヤ人の子供は、13歳までに、旧約聖書トーラー五編を丸暗記し、ラビの前で滞りなく暗誦してみせる義務を負っている。

    https://www.asianprofile.wiki/wiki/Bar_Mitzvahs



     彼らは、バルミツワーというカルト作法のために、「虐待」ともいえる子供時代を過ごさねばならず、このため、自分たちが与えられてきた虐待を、世界の民に加えても良心が痛まないのだ。

     ユダヤ人は遺伝病、近親相姦と子供虐待が多いことで知られている。

     http://www.hpcreating.com/php/blog/kakikomi/202111.php



     ユダヤ人によるダボス陰謀団が、世界中の子供を「スーパーシティ」という檻のなかに放りこんで、四角四面の家畜ロボットのように飼育したがる理由は、ここにある。



     ユダヤ人は、数千年も前から居住してきた中東の土地(パレスチナ)に、「ここは神の契約の地だ」と叫びながら乱入し、先住民を射殺しながらパレスチナを強奪し、イスラエルを建国した。



     イスラエルとは、どういう国か? 2021年02月02日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1392.html



     ダボス陰謀団は、世界中の子供たちの教育体制に介入を始めている。世界の子供たちにとって、「教育の場」は、単に知識を得る場ではない。それは友と出会い、友情を育み、人間愛を育てる交流の場なのだ。

     だが、グレートリセット=スーパーシティでは、そんな友情は、カネを生まない無用の長物として切り捨てられ、AIロボットによるリモート教育体制(オンライン教育)によって知識だけを与えることになる。



     ダボス陰謀団の思想的根幹は、タルムードであり、新自由主義である。

     新自由主義は、政府の介入を排除し、企業が市場原理だけで洗練され淘汰される仕組みを求めている。だからグレートリセットでも、必要な思想は「金儲け」に役立つかだけで判断される。



     これに対して、我々「子供たちの幸福な未来」を求める者たちは、よほど明確な、人類の幸福な生活ビジョンを持っていないと、金儲け一辺倒の新自由主義思想に取り込まれて、世界金融資本の家畜(ゴイム)になるしかない。



     我々にとっての、「子供たちの幸福な未来」のビジョンとは、どのようなものか?



     それは、人生の根源的な目的が何であるのか? 正しく知ることから始めなければならない。

     人生は一回こっきりの限定的なものではない。過去から未来に向かって、一つの魂が、無限の進化を続けてゆくプロセスであり、数千、数万の人生の上に、今の我々の肉体があることを知る必要がある。

     つまり、肉体は朽ちても魂は死なない。次々に新しい肉体に生まれ変わって、より合理的な魂を持った人格、肉体へと進化してゆくのだ。



     それでは、今の我々の肉体は、未来に向かって何を得ようとしているのか?

     それは、私の考えでは、「地球の循環」を知ることだと思う。地球という生態系のなかで、一人一人の命、肉体が未来に向かって進化してゆくプロセスを理解するということだ。



     我々の命が、全地球上の生態系のバランス、協力の上に成立しているメカニズムを知ることが人生の目的である。

     だから「子供たちの幸福な未来」というテーゼを掲げるとき、子供たちが地球における自分の役割を自覚するシステムがもっとも大切なのだ。



     私は、その理想的なあり方として「アルプスのハイジ」のように、大自然に包まれて、たくさんの動物と交流しながら、地球の循環の意味を理解してゆく人生が、「幸福な未来」を保証することだと考える。

     だから、子供たちを過疎の山村で共同生活させ、たくさんの動物と触れあいながら、真実を理解してゆく教育が必要なのだ。

     それは少なくとも、ダボス陰謀団が強要しようとしているAI化教育やスーパーシティではない。



     コンピュータ社会など必要ない。昔ながらの農業と牧畜のなかで、汗をかき、大自然に包まれ、泥だらけになって遊び回って肉体を鍛錬するライフスタイルが必要なのだ。

     誰にも管理されない。教えられるのではなく、「自分で発見する」教育システムが必要なのだ。



     このような、人間生活の本質に迫った明確なビジョンを共有して、はじめてダボス陰謀団のグレートリセット構想を否定することができる。

     何よりも、「素晴らしいライフスタイル」のビジョンが必要なのだ。

     そして、ビルゲイツらが、なぜグレートリセットを全人類に強要しようとしているのか? その本当の理由を知らなければならない。



     それは、旧約聖書のなかに隠されている。

    https://ameblo.jp/shanti-jyoti/entry-12696882135.html



     ユダヤ教徒(イスラム教徒と、キリスト教福音派も)が信奉する旧約聖書の神は、実はイエス(新約聖書)の神ではない。

     それはルシファーだといわれている。なぜルシファー=サタンなのかは、レビ記を見れば直観的に理解できる。

     旧約聖書は、「戒律によって人間を縛る宗教」である。新約聖書は、戒律の無意味なことを知らせるためにイエスが登場してきたといってもいいが、旧約派は、そのイエスまで、偶像化し、戒律のなかに閉じ込めてしまった。



     イエス自身は、「石をどければそこにいる。薪を割ってもそこにいる。私は教会にはいない」

     と語っているから、教会キリスト教が、どれほどイエスの教えを歪曲し捏造しているか分かる。

    https://blog.goo.ne.jp/eigenwille/e/7bc78fbfce8031b4779654e029b60d73



     ダボス陰謀団は、旧約聖書を信奉する集団であり、タルムード世界の実現を目指しているのだ。

     もんじゅとは?

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85



     まずは位置から見よう。以下の概念図は、福井県敦賀半島である。私は30年以上前だが、馬背峠から蠑螺岳まで往復したことがあるが、このハイキングコースでは、敦賀半島のすべての原子力施設を見ることができる。

     ここにあるのは、“浜原発 敦賀原発(普賢と同じ敷地内) もんじゅ

     また付随施設として廃炉研究センターなども設置されている。

     

     右手の、敦賀市を南北に延びる国道8号線(北国街道)には、琉球大・木村政昭氏が「日本断層」と名付けた、淡路島・野島断層〜淀川〜琵琶湖を経て能登・佐渡・奥尻・樺太に延びる日本最大の断層帯があるといわれているが、原子力村が、そんな学説があっては福井県から撤退しなければならなくなることを恐れて、学会に圧力をかけ、その存在を隠蔽し続けている。



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     もしも、これらの原発施設の一つでもメルトダウン事故を起こすなら、凄まじい放射能汚染によって、福井県にある他のすべての核施設(大飯原発や高浜原発など)も、コントロール不能になって連鎖事故を免れ得ない。

     また地域住民は、複雑で閉塞的な地形から、避難も事実上不可能である。

     というより、西日本・中部日本全土が取り返しのつかない核汚染を来し、数千万人が「彷徨える難民」になるだろう。



     もんじゅは、1995年に30年以上の準備期間を経て営業運転を開始したが、3ヶ月後に深刻な大事故(ナトリウム漏洩)を起こし、以来、運転不能になった。

     もんじゅの運営母体は、「動燃」=「原子力開発機構」だが、数兆円の税金が投入されたが、得られた実用エネルギーは、ほぼゼロである。



     動燃は、関西電力と事実上、一体の組織で、暴力団との密接な関係が強く批判されてきた。核施設に対する反対派や、上層部の命令に背く社員に、暴力団を使って非合法圧力をかけたとされている。

    ときには、動燃幹部が、社員管理職を殺害させたのではないかという疑いさえある。(西村事件)



    もんじゅのナトリウム漏洩事故とは?



     1995年12月8日、もんじゅでは2次系ナトリウム配管の熱電温度計保護管が折損し推定650Kgものナトリウム漏洩事故を起こした。

     原因は、熱電対温度計の被覆管が、ナトリウム流体の不規則振動による、「繰り返し応力疲労」によって破損したことである。



     これは流体シュミレーションを綿密に実施していれば防ぐことができたが、動燃はコスト最優先の合理化思想で、甘く見て手抜き運営を行っていた。

     東京電力、福島第一原発3号機のジェット計測ノズルの折損による冷却水喪失メルトダウン事故も、とても似ている。これも事前シュミレーションの手抜きがもたらした。



    冷却材である金属ナトリウムは、200℃以上の高温で流動化させて運用されており、空気中の酸素に触れるだけで自然発火し、土壌やコンクリートの水分に接すると大爆発を起こす性質がある。

     この事故では、650Kgのナトリウムが床に漏れたが、巨大爆発事故にならなかったのは奇跡といわれた。配管ルームの床が鋼鉄製だったので、ごく少量の水分との反応ですんだが、もしコンクリート床だったなら、福井県が壊滅していたかもしれない。

     http://www.sydrose.com/case100/112/index.html



     https://www.youtube.com/watch?v=3PlYLpb4jhg



     だが、動燃は、事故現場を撮影したビデオを勝手に編集し、事故を隠蔽しようとしたことが告発され、大きな問題として後々まで糾弾されることになった。

     この事故以来、もんじゅは運転休止状態が続き、2010年まで運転を停止していた。



     もんじゅ=動燃では、数名の管理職が次々に自殺している。このときは、報道の矢面に立たされた動燃総務部次長が自殺したとされた。殺害され自殺に見せかけられた可能性が強い管理職もいた。

     http://www.news-pj.net/npj/2007/dounen-20071020.html



    もんじゅと西村成生氏 2021年04月22日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1471.html



     再開は4回ほど延期されたが、2010年4月28日に福井県知事も運転再開を了承。2010年5月6日、停止後から延べ14年5か月ぶりに運転を再開した。

     5月8日には出力0.03%で核分裂反応が一定になる臨界に達する。



     原子炉内中継装置落下事故



     2010年8月26日、炉内中継装置をつり上げ作業中に、落下させる事故が起きた。

     2011年1月28日、落下した装置を引き抜くための追加工事や試験などの復旧作業に約9億4千万円の費用がかかることがわかった。また、停止中も維持費に1日5500万円の費用がかかると報道された。

    2011年2月14日、装置を現場で担当する燃料環境課長が福井県敦賀市の山中で自殺し、遺体で発見された。

     2012年11月、日本原子力研究開発機構は、保安規定に基づく機器の点検漏れが9679個あったことを原子力規制委員会に報告した。



     もんじゅが、大事故を連鎖する危険極まりない、民生用発電さえ不可能な無用の長物であることが知れ渡ったにもかかわらず、自民党政権は、もんじゅを20年以上も無駄に生きながらえさせ、毎日5500万円の冷却電気代=年間200億円もの、超危険な馬鹿げた代物を延命させてきた理由は以下の通りである。



     それは自民党保守勢力の垂涎の核武装=プルトニウム核ミサイルの製造のために、純度93%を超えるプルトニウム239が必要であり、それを製造できるのは、国内では、もんじゅと六ヶ所村再処理施設しかなかったからだ。

     普通の原子力発電所(軽水炉)に用いられる核燃料は、早発核分裂を起こしてコントロール不能になる可能性の高いプルトニウム240などの割合が高いために、原子爆弾の材料とするのは難しい。

     軽水炉によるプルトニウムは、純度70%前後であり、これでは純化に手間がかかりすぎる。



     高速増殖炉ではプルトニウム239の比率が非常に高いので、核ミサイル原料転用が可能である。これまでに、純度97.5%のプルトニウム239を62kg生産している。

     これは、そのままICBM核ミサイルの核弾頭に使用することができ、まさしく軍事用である。

     ちなみに、もんじゅがこれまで生産した高純度プルトニウムは、20キロトン(広島原爆)の威力のある核ミサイル弾頭を、60発分以上生産することが可能である。



     物理学者の槌田敦は、もんじゅは軍事用プルトニウムを生産する目的で作られた軍事目的の原子炉であるとしている。

     高速増殖炉は、自民党政権が主張するような「原子炉級核燃料の有効利用」は事実上不可能である。核燃料を2倍にするのに100年近くかかってしまうからだ。

     もんじゅは、核ミサイル用高純度プルトニウム239を高効率で生成する目的以外の意味は存在しない。



    2016年 日本政府は、史上最悪の役立たず、超危険施設もんじゅについて、12月21日、日本原子力研究開発機構(動燃の改組)廃炉を正式に決定した。

     12月22日︰自民党政権は、「高速実証炉」の開発に着手する方針を性懲りもなく決めた。これについては、明るい見通しは皆無である。過去の実証実験が、すべて完全に失敗しているからだ。



     「夢の原子炉」と言われたもんじゅは、国民の税金を数兆円も投じながら、稼働日数250日で運用終了した。しかし日本国政府は、使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル事業」は継続する、あまりに愚かすぎる方針。



     ナトリウム77トン抜き取れず もんじゅ、新機器開発必要 2021年12月23日

      https://www.tokyo-np.co.jp/article/150695



      日本原子力研究開発機構が高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市、廃炉作業中)の原子炉容器や配管などに保有している1660トン超の冷却材ナトリウムのうち、計約77トンは既存設備で抜き取れないことが23日、機構への取材で分かった。



     機構は新たに機器を開発して抜き取る方針だが、一部は配管や機器の底部に残留するという。

     機構はこれまで、原子炉容器から抜き取れないナトリウムが1トン程度あることは説明していたが、もんじゅ全体で抜き取れないナトリウムの総量が明らかになったのは初めて。

     ナトリウム関連機器の解体は国内で経験がなく、技術開発が今後の課題となる。

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     もんじゅは、廃炉決定されてからも、次々に障害が現れて、廃炉計画はほとんど進行していない。廃炉決定から5年を経ているのに、もんじゅから抜き取ることのできた核燃料ユニット(核弾頭原料)は、わずか半数であり、2021年現在も、大量の核燃料が手のつけられない状態で放置されている。



     核燃料取り出し再開 炉内から貯蔵槽へ―もんじゅ 2021年01月23日

     https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012300312&g=eco



     最終的には、来年末までには、530もの核燃料ユニットすべてを冷却プールに移すとしているが、仮に、それが可能であるとしても、530体の核燃料ユニットが、恒久地下保管場に搬入できるまでには、500年間という気の遠くなるような時間、地上プールにおける強制冷却を続けなければならない。

     MOX核燃料は、崩壊熱がウラン235核燃料の数十倍も長く、高いからだ。



     もし、冷却を中断すれば、核燃料被覆管が劣化して、膨大な放射能が環境に漏れ出して、福井県は死の街と化す。

     だが、仮に、すべてが順調に運んだとしても、いったい、今後500年間、日本政府は無事に存続できるのか? 保証など皆無だ。500年間も安定政権が続いた例は、人類史に存在しない。

     日本政府も原子力産業も、数十年もしないうちに瓦解し、核燃料冷却など忘れ去られてしまうだろう。そのとき、恐ろしい環境放射能汚染が始まるのだ。



     使用済み核燃料の冷却期間が500年とは、あまりにも無茶苦茶だ! 2021年06月03日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1514.html



     上の記事リンクでは、77トンが技術上、抜き取り不能であると書かれている。

     これは最初から分かりきっていたことで、複雑な形状の一次・二次ナトリウム配管で、水のように調子よく抜き取れると思う方がどうかしている。

     動燃=機構は、最初から、抜き取り技術を持たないまま見切り発車で運転していたのだ。彼らは廃炉で何が起きるのか、リスクを一切考慮していなかった。

     未来の技術で、なんとかなるだろうと、無責任極まりない「トイレなきマンション」を作り続けた。



     実は、金属ナトリウムを中性子密度の高い原子炉の冷却に使用すると、恐ろしいことが起きるが、ほとんど知られていない。

      ナトリウムの安定同位体は23Na(金属ナトリウム)のみである。23Naは中性子を照射すると中性子捕獲によって半減期15時間24Naへと変化する。



     このナトリウム24が、とてつもなく恐ろしい代物だ。

     1.37MeVと2.75MeVの二つの強力なガンマ線を出すが、このエネルギーは、全アイソトープのなかでも最大級である。極めて透過力が強く。厚さ10センチの鉛でも透過確率が存在する。

     人体が中性子を浴びると、血液中の塩分がナトリウム24に変化し、体内で恐ろしいガンマ線を放射するようになる。



     もんじゅのナトリウム冷却剤が一次系と二次系に分離されている理由は、一次系ナトリウムにナトリウム24が生成され、極めて危険だからだ。

     半減期15時間だから、一週間程度で消えてしまうが、中性子とナトリウムの組み合わせで、恐ろしい現象が起きることは知っておいた方がよい。

     東海村JCO事故では、住民の多くが中性子によるナトリウム24内部被曝を起こしている。



     もんじゅが、完全な廃炉になり、敷地から核燃料を撤去可能になるのは、早くて西暦2500年以降である。それまで、炉内に蓄積している核燃料が処分できる可能性はない。

     自民党政権は、絶対に手を触れてはならない、開けてはならない「パンドラの箱」を開けてしまった。



     もう、誰も、もんじゅ核燃料の暴走を止めることができない。残された核燃料は、やがて数十年のうちに、人々の意識から忘れ去られ、管理に責任を負うはずの日本政府も崩壊し、もの凄い劣化暴走を始めるだろう。

     福井県はおろか、西日本全域がもんじゅのプルトニウムによって汚染されるときは、それほどの未来ではないと私は考えている。






     バシャールも並木良和も、多くの超常的能力者が、人類は二極化すると指摘してきた。

     しかし、その内容は、説明動画を見てもピンと来る人は少ない。あまりにも抽象的で曖昧なのだ。



     バシャールの論理は、ゴーダマ・シッタルダに似ていると私は思う。まるでゴータマが生きていたら、こういうだろうと思うほど生き写しだ。だから、私は「宇宙人とのチャネリング」と称するバシャールを信用した。



     ゴータマの論理は一貫している。それは「因果応報」であり、対象的世界を作り出しているのは自分の心(あるいはカルマ)という原理だ。

     自分が対象的世界に対して抱いた感覚、なしたことは、100%寸分の狂いもなく自分に還ってくる。すべての問題は、外にではなく、自分の心の内側に存在している。



     現実世界のリアル、次元、空間は、現実世界に客体的に泳がされているのではなく、映画マトリックスが描いたような「仮想空間」なのだ。我々は、それを絶対的現実と思い込まされているが、実際には3Dホログラムの世界にすぎない。



     世界の変化を定めるのは自分の意思=心である。仮想空間には、ゴータマ=釈迦が言った「無量大数」のパラレルワールドが存在し、自分の心のカルマに応じて、刹那に自分の肉体や運命が、次々に別の仮想空間に移動してゆく。



     バシャールも、まったく同じことを指摘している。我々は、あたかもパラレルワールドの海を泳ぐ鰯の大群のようだ。同じ場所、同じ次元にいるというのは錯覚にすぎない。真実は、自分の求めた無限の仮想現実のリアリズムを信じて、泳ぎ渡っているだけだ。



     木内鶴彦は、幼いとき、河原で「危ない!」と叫んで自分を救ってくれた人が誰だったのか? 臨死体験で遡って知ろうとした。

     そして「危ない」と言って子供時代の自分を助けたのは、遙か年月を経た自分だったことを知った。

     https://reisikantei.com/ufo/kiutituruhiko/



     そこでは時間軸でさえ絶対ではない。宇宙の始まりから終わりまで、本当の時間軸は、今の一点しかない。人間は、自由に過去にも未来にも移動できる。それは心の定める相対的現象にすぎないからだ。

     相対性理論は、時間軸と質量に相関があり絶対概念ではないことを証明した。

     宇宙基地に滞在していると、地上に比べて1日、100億分の数秒だけ時間が早く進むが、物理時間ですら相対的概念であり、思念の世界では、はるかに意思に依存した相対的概念である。



     そこにいられるのは、「刹那」の時だけ。自分の心(カルマ)に応じて、次々に世界が変わってゆく。生死さえも無限であり、カルマに応じて、次々に新しい人生が拓かれる。

     何もかも、根源にあるのは、自分の「思い」だった。

     「我思う、故に我在り」。デカルトは機械的唯物論者だったが、すべての根源に「思い」があることに気づいていた。



     とはいっても、この現実が仮想空間にすぎないとしても、我々にとっては死ぬほど重いリアリズムであることには変わりない。

     腹が減り、エッチもしたいし、人を愛したい。「仮想空間にすぎない現実に気づけ」とかけ声をかけてみても、リアルな現実にとって何の意味もない。そこには、自分自身の全存在がある。



     そんなリアリズム空間に、数万年ごとに心の基盤を左右する変化が起きるという。

     並木によれば、「26000年ごとに」、人類の意識を左右するエネルギーの変化が起きるという。ちょうど、星占いが宇宙の運行を見て、人の運命を見るのと同様に、我々が無意識に引っ張られる運命のエネルギー法則があるという。



     バシャールは、それが2016年から始まったと言った。2020年には、大勢が定まり、2021年の冬至を持って、もはや後戻りができないと並木が語った。

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1160.html



     それは人々の心が「二極化」し、互いに交わらず、融合・邂逅することもないのだという。

     人々の心が交わらなくなることの意味は、二つの極=ネガティブ:ポジティブの極に分裂した人々には、対話どころか、空間を共有することさえ失われてゆくことだ。

     すでに5年前から、それが起こっているといことは、多くの人が、実際に自分の行動を省みて感じ取っているはずだ。



     例えば、過去に空間を共有していた人々、誰とでもフランクに縁が生まれていた集団のなかで、自分の心に適合しない人とは、会うことさえできなくなる。

     心の根底を共有しない人とは、付き合いどころか、出会いのチャンスさえ消えてしまう。

     

     そこで、二極の本質とは何か? 自分はどちらの極に属しているのか? を知りたいと思う人は多いはずだ。

     バシャールも並木も「ネガティブとポジティブ」という表現を使っているが、いったい、それは何を意味するのか?



     私なりに解釈すると、「ネガティブ」という心の極は、自分、また人類の未来にとってネガティブという意味だ。

     例えば、人類の未来を保全することより、自分の強欲を満たしたい、蓄財や地位、権力を得ることに魅力を感じることを「ネガティブ」という。つまり、子供たちの未来など、どうなろうと知ったことか! 自分の目先の権力や蓄財を満足できれば、それが人生の目的だ。という思想・哲学を「未来に対するネガティブ」と定義していい。



     反対側の「ポジティブ」は、自分を保全し、未来を保全するためには、地球環境を汚してはいけない。みんなが笑顔で、未来永劫、楽しく幸せな空間にいられるようにしたい、という思想・哲学を「未来に対するポジティブ」と定義する。



     こうして考えると、ネガティブの意味は実に分かりやすい。自分の強欲=出世欲・蓄財欲・権勢欲=他人を見下したいという欲を満たすため、他人を苦しめ、搾取し、全人類の未来を売り渡す発想。例えば、原子力発電や核兵器開発は、莫大な放射能を地球環境にばらまき、子供たちの未来を閉ざすことが分かりきっていても、原発のもたらす巨大な利権に目がくらんで、どうしても止めることができない。

     自分が生きているうちに欲を満たせればよく、子供たちの未来など、どうなろうと知ったことか! という利己主義こそ、まさにネガティブ極の本質である。



     これに対比させれば、ポジティブの意味も浮き上がってくる。

     それは、「地球と子供たちの未来を守る」ことだ。人間社会は、新自由主義が代表する「利己主義の強欲」を基準にしてはいけない。

     人が笑顔で過ごせる環境。与えられた人生を全うし、他人の幸福に寄与し、子供たちの未来を豊かにするというビジョンが、鮮明に見えてくる。



     大自然のなかで、たくさんの動物たちに囲まれて子供たちがワクワク・のびのびと遊び回っている。みんな笑顔で、他人の幸福のために人生と努力を費やしている。

     これが「ポジティブ極」であることなど、容易に理解できるはずだ。

     並木やバシャールのビジョンには、こんな風景が見えないから、みんな二極化の意味がピンと来ないのだ。



     2012年12月22日をもって、人々はネガティブ極とポジティブ極に分離し、二度と融合することはない。強いて言えば、26000年後まで待たねばならない。

     この意味は、両者の「縁」が途絶えるということだ。

     ポジティブ側にとっては、もう、金儲けと利己主義が大好きな人たちとの縁が切れるのだ。



     ネガティブ側は、今、食事が採れない子供たちが何十万人いて、飢えに苦しんでいても、「そんなの知ったこっちゃねー」と、他人を搾取して搾り取った莫大な蓄財を使って宇宙に旅立つ。

    前沢友作や堀江貴文がそうだし、それを持ち上げる橋下徹がそうだし、彼らの背後に君臨している竹中平蔵、自民党議員たち、孫正義など金融資本、経団連などがそうだ。



     彼らの思想は、利己的な金儲けで一致していて、子供たちの未来を破壊することなど屁とも思っていない。自分さえよければいいという連中だ。

     そんな彼らの思惑に沿った社会的影響を、ポジティブ側は、二度と受けることはない。生きている位相が異なってくるのだ。出会いの縁もできない。彼らの思想に触れる機会も消える。



     また、彼らと利己主義の波動を共有する、あらゆるメディアに影響されることもなくなる。彼らは、彼らの論理に従って「カラスの勝手でしょ」と、我が道を歩むのだ。

     ポジティブ側は、これからメディアの影響を受ける機会が極端に減ってゆくことだろう。誰もテレビを見ない。NHKとの契約を破棄するようになる。



     代わって、ポジティブ側独自のメディアが登場してくる。もう、すでに、たくさんの「子供たちの未来を保全する」メディアが登場しているはずだが、今、私は、それを具体的に挙げることができない。しかし、すぐに分かるだろう。

     ポジティブ側に立つ者は、ポジティブ側のメディアしか見られなくなる。ネガティブ側の情報が入ると悪寒、不快感に苛まれて体調を崩してしまうのだ。



     世界は、このようにして完全に二極化してゆく。

     バシャールは、2050年頃にはネガティブ側に向かった人々は、この宇宙から消えてしまうと予言している。

     まあ、強欲の慣れの果ては、想像すれば分かることだ。もうすぐ、中国共産党が、それを全世界に示してくれることだろう。




     12月として観測史上、最悪の寒気団がやってくる。私は、40数年前、名古屋駅周辺のホームレスが、一晩で7名も凍死した事件を思い出す。

     正確な日時は忘れたが、当時、異様な低温注意報が出されたと思うが、一晩中吹雪が続いた翌朝、名古屋駅周辺で大量のホームレス凍死者が発見された。

     当時の市長は、全市会統一候補の西尾武喜だったような記憶がある。



     気象庁が異例の注意喚起!「12月史上最強」クリスマス寒波の原因は? 2021/12/23

     https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299134



     この事件を受けて、名古屋市は、全国でも数少ないホームレス越冬施設を、港区船見町に設けた。しかし、市当局は及び腰のアリバイ証明的運用姿勢で、期間が過ぎれば自己責任で施設を追い出すという姿勢を続けている。

     各地に、ホームレス支援組織ができているので、是非、支援をお願いしたい。



     https://www.facebook.com/pages/category/Nonprofit-organization/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E8%B6%8A%E5%86%AC%E5%AE%9F%E8%A1%8C%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A-1955970994667332/



     https://readyfor.jp/projects/14575



     https://www.sasashima.info/



     名城公園ホームレス宿泊所(船見町宿泊所のデータは探しても出てこない、閉鎖?)

     名古屋市 ホームレス越冬施設

     https://web.archive.org/web/20121128081039/http://yurin.org/meijo.html



     私は2003年まで20年以上、中村区役所上のアパートに住んでいて、友人の中村区ホームレス支援グループに米などを送り届けていたが、その後は移住し、無縁になっている。

     現在も、機会があれば支援したいと思っている。もっとも、自分の方が支援が必要なのだが。とりあえず、私は自分で作った家(事実上ゴミ屋敷だが)がある。



     ちなみに、我が家では、月曜日朝の気温がマイナス7度の予報になっている。まあ、この時期としては平年気温といえるが、水道管は完全凍結が予想されるので、ポタポタ出しではなく、チョロチョロ出しが必要だ。マイナス10度以下だと、元栓を止めて水抜きが必要になることもある。(元栓を閉めてから、他の蛇口を解放し、停滞水を排除する)

     トイレにはバケツで流し水を用意し、一晩中、灯油ランタンを灯しておく。



     この一週間、春秋用布団では毛布を使っても寒くて寝られなかった。かなり着込んだが。気温が氷点下の場合は、暖房がなければ凍死すると思った方がいい。

     今年は、灯油代がめちゃめちゃに高い(リットル100円以上)なので、惜しんで使わずに低温で体調を崩す人も出るだろう。



     私は、正月の南アルプス稜線で、ツエルト野宿した経験が数回あるが、マイナス20度になると、羽毛服を着ていても寝るどころではない。辛うじて死なないですむ程度だ。

     年末の名古屋駅は、想像を超える寒さで、ガード下で、段ボールを敷き込んでも羽毛服がなければ、凍死に近い状態になってしまう。

     ボロボロになって捨てるつもりの羽毛服は、ホームレスにあげてください。



     何度も書いているが、昨日12月22日を持って、もう後戻りのきかない二極化が起きている。それは、心の優しい波動を持った人と、利己主義の波動を持った人の二極だ。

     両者は、もう二度と交わることもなく、勝手にそれぞれの道を歩む。

     我々が、どちらの波動に属しているか? ホームレス問題は、試金石になるかもしれない。

     堤未果は、かなり前から、新自由主義によるグローバリズムが、究極の弱肉強食システムを招き、最後に生き残る、ごく少数の国際金融資本が、世界独占資本となり、地球の支配者となると指摘してきた。

     その新しい世界の帝国こそ、ダボス陰謀団、ビルゲイツ・アルゴア・竹中平蔵らの「世界経済フォーラム」である。



     彼らは、世界の古い秩序による、あらゆる無駄を省き、すべての情報をデジタル化して一括管理し、個人の自由な思念、行動を絶対に認めない、人類総コントロール(人類総囚人化)を目指し、その新しいシステムを「グレートリセット」と呼んで、世界に強要しようとしている。





    【総集編】報道されないデジタル化の罠…アメリカが狙う次なる“日本の宝“とは|堤未果×三橋貴明×高家望愛 2021/12/11

      https://www.youtube.com/watch?v=UOjpYsBgG_g



     https://www.youtube.com/watch?v=WSS6XtPp_iQ



     /啓由主義がデジタルテクノロジーと組み合わさることで「最終ステージ」に入る。

     日本はスマホ決済も進んでない「デジタル後進国」と決めつけて、国を挙げてデジタル化に取り組むべきだと日本国民を追い立てているが、実は便利に見えるデジタル化には、もの凄いデメリットがある。

    使い方を間違えると「デストピア」まっしぐらに転落してゆく。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%94%E3%82%A2



     日本は「デジタル庁が発足して、ユートピアに向かうかデストピアに向かうかの分かれ道にいる。



     ◆|羚颪論治と経済が一体化した国であり、支配者(中国共産党)の意思が抵抗なく行き渡るので、デジタル化のような官製システムは、巨大な効果を生む。

     デジタル化は、国による規制が緩いほど、早く進化する。データが集まるほど精度が高くなる。

     デジタル化が国家規模で進めば、行き着く先は中国共産党、完全支配体制である。



      そのとき、グローバルスタンダート=新自由主義はどうなるか? といえば、新自由主義が進化した行き先はファッシズムである。

     すなわち、中国共産党による上からのデジタル化強要も、国際金融資本のグローバルスタンダードによる弱肉強食淘汰がもたらす超独裁も、まったく同じ意味を持つ。

     それは、囚人管理社会である。地球はデジタルによる巨大な牢獄と化す。



     ぁ/啓由主義は、政府の介入を抑制し、政府を小さくし、市場原理だけで社会に選ばせることで生き残らせればよい、という考え方だが、それをやれば、必ず、能力の高いもの、資金の大きいものなど「強い者が弱い立場の者を食い荒らす」弱肉強食の社会に変化してゆく。

     強い者は、自分たちに都合よく、社会のあらゆるシステムを変えていってしまい、強者による独裁政治=ファッシズムが成立するようになる。



     強いもの、大きいものだけが生き残る社会が新自由主義であり、強者独裁体制になる。しかも、グローバルスタンダードは無国籍であり、国家の枠を撤廃し、地球規模での独占資本が成立するようになる。

     ここにデジタルがドッキングすると、恐ろしい社会がやってくる。



     ァ.好沺璽肇轡謄・スーパーシティとは?

     都市における、すべての情報をデジタル通信で、コントロールセンターが掌握できれば、確かに渋滞も減るし、とてもスムーズな社会ができあがる。

     中国では、実際に北京郊外の雄安新区で大規模な実験社会が進行中である。

     https://www.youtube.com/watch?v=Ms7SYpS8Tgc



     こうしたデジタル化都市では、我々の行動もすべてコンピュータで管理され、予測される。ありとあらゆる個人情報が当局に筒抜けになり、管理マニュアルからはみ出した行動、たとえば、風俗店で買春したいとか、誰かと浮気したいとか、変態的行動をしてみたいとかの、「道に外れた欲求」が、管理され処罰されるようになる。

     個人の情報を集めて行動を予測し、次に商品を供給し、独占的に金儲けするというのがGAFAMなど国際金融資本業者の本当の狙いである。



     中国共産党管理体制では、すべての個人に評価を付与し、スコアの低いものには、公共交通機関を利用させない、

     https://wired.jp/2018/06/26/china-social-credit/

     ワクチンパスポートも同じ発想で実行されている。管理者の指示に従わない者は、社会から排除する。基本的人権も蹂躙されるということになる。



    「 ワクチンパスポート」はおかしい。

    現在、新型コロナワクチンには、感染を阻止する意味がないことが知られている。残る効能は「重症化を防ぐ」というだけだが、その程度で、人々をワクチン接種の有無で選別し、施設への入場を制限したり、交通機関への搭乗を制限したりしているが、これは非常におかしな強制力の使い方だ。



     ワクチンを接種しても感染を阻止できないにもかかわらず、ワクチンを打ってない人の基本的人権を制限しようとしている。

     これは、まさしく、権力者の意図に従わない人々の人権を破壊する強権的暴力行為に他ならない。これこそ、新自由主義のもたらす究極の独裁社会ではないか?

     一度このような人権侵害と引き換えのデバイスを持ってしまい、常態化すると、あらゆる基本的人権の侵害がデバイスに紐付けられて、社会的に受け入れられてゆくことになる。



    マイナンバーなど、情報を集約化すれば、行政手続き上、便利にはなるが情報漏洩の堅牢性という意味では、逆に悪化し、弱体化してゆく。

     スマートシティなどの中央集権的管理システムでは、わずか一カ所の弱点から情報が漏洩すると、すべてのシステムが一瞬にして崩壊し、情報も抜き取られる。

     まさに、デジタル犯罪者の思うつぼになる。



    Аゞ軌蕕離妊献織覯修箸蓮

     デジタルファッシズムが成立すると、最大の標的が「教育」になる。

     国際金融資本は、子供を最大の標的にしている。子供時代に洗脳された食生活や生活様式は、大人になっても簡単に変えられず、一種のソウルフードになったりする。

     したがって、国際資本が、子供たちに加工食品の消費を洗脳すれば、いつまでも同じ商品を売りつけることができる。



     日本が敗戦して、進駐軍は、子供たちの給食にパン食を押しつけた。これで日本の食生活の基本が米からパンにシフトさせられた。これはアメリカの小麦を売りつけるための陰謀だった。

     学校は、食生活や日用品のパイが極めて大きいが、商業的に簡単に入れないバリアに囲まれていた。

     ここをデジタル化すれば、国際金融資本にとってぼろ儲けの狩り場になる。



     ─ゞ軌蕕箸いκ野は、地に着いた現場主義ではなく、仮想空間である分野が大きい。

     新型コロナ禍で、教師による直接のアナログ教育体制が居場所を失い、代わって「オンライン教育」が大きくのさばるようになった。

     ダボス陰謀団や息のかかった国連は、これ幸いと、全世界的にオンライン教育体制に切り替えようとしている。



     国際金融資本GAFAMは、学校教育の巨大な利権を狙って、デジタル化=オンライン化を利用して、利権を手中にしようとしている。

     オンライン化することで、直接GAFAが子供たちに商品を売りつけられるようになる。



      「マイナンバーと学校の成績を紐付ける」

     つまり、マイナンバーを、個人総合番号にして、あらゆる資産、課税のみならず、その人生の成績まで一択管理しようとした。

    https://www.bengo4.com/c_23/n_12206/



     文科省の説明では、「マイナンバーとマイナンバーカードは違う」と言っているが、誰も信用しない。一人の行政情報のなかに、その人のあらゆる成績や健康情報を記録し、行政が利用できるようにするという、まさにダボス陰謀団の核心的方針であり、グレートリセットの正体をあからさまにさらけ出すものだ。



      学校教育は、単に、教員と生徒が知識を得るための場ではない。基本的には子供どうしのコミニュケーションを作る場であって、子供の優しさを育てる場である。

     だが、GAFAMやダボス会議のオンライン教育路線では、子供には知識を与えるが、友情は与えない。知識を与えるだけならAIロボットで十分ということになる。



     *************************************************************

     詳細は、リンク先の動画をご覧いただきたい。

     私は、人間が心から解放されて喜びの人生を送るため必要なことは、決してデジタル情報ではなく、過疎の田舎の大自然のなかで、たくさんの動物とともに生きて、地球の仕組みを学びながら、人々や自然界への愛を育てることだと考えている。



     国際金融資本 GAFAM ダボス会議の考えていることは、ユダヤ教タルムードにおける「ゴイムの管理思想」だけだ。

     自分たち支配階級(ユダヤ教徒)以外のすべての人をゴイム=家畜として、生涯、檻の中に閉じ込めて管理し、必要なら内臓を抜き取って売り飛ばすという中国共産党と同じ思想である。



     これから、子供たちをアルプスのハイジのように大自然に包まれた伸びやかなライフスタイルを用意してやるのか、ダボス会議が仕組んでいるグレートリセットで、恐ろしいデジタル化社会に投げ込むのかが問われている。



     本日、12月22日冬至が、その二極化分岐点だと、多くの未来を見抜く人々が指摘している。

     これは、まだNHKに良心が残っていた時代のコンテンツ。今なら、被曝問題を取り上げた瞬間に、「原発運営に影響がある」と、自民党政権に任命されたNHK上層部がいきり立って、ディレクター関係者を追放するにちがいない。

    NHKは昔のNHKではない。良心を失った廃墟なのだ。



     ネバダ大気圏核実験は、1951〜1963年まで、約千回行われた。

     ほとんど放射能防御のない、むき出しの大気圏核実験により、ほぼアメリカ全土、あるいは地球規模で莫大な放射能汚染を起こし、ネバダ周辺住民の大半にダウン症など遺伝障害、心筋梗塞死の激発、出生時の知的停滞、癌死激発などの苦悩が襲いかかった。



     ネバダ核実験は、新鮮なウラン235・プルトニウム239の核分裂実験であり、チェルノブイリや福島の巨大原発事故と同等の、膨大な短寿命・長寿命核種を放出した。

     したがって、ネバダで起きた健康被害と同じ結果が、チェルノブイリで起き、福島第一原発被曝地(東日本全域)で起きるのである。



     ネバダ核実験場 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%80%E6%A0%B8%E5%AE%9F%E9%A8%93%E5%A0%B4



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      ネバダ核実験で飛散した放射性降下物によって被ばくしたアメリカ市民たちの闘い/NHK・ドキュメンタリーWAVE   2014 年 3 月 18 日

    http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/828.html



    ネバダ核実験で飛散した放射性降下物によって被ばくしたアメリカ市民たちの闘い/NHK・ドキュメンタリーWAVE

    http://www.at-douga.com/?p=11055



     2014年3月15日に放送された、NHK・ドキュメンタリーWAVE「ダウンウィンダーズ アメリカ・被ばく者の闘い」を紹介します。

    (所要時間:約49分)



    核大国アメリカが「フクシマ・ショック」に揺れている。

    (※2014年)1月27日、米国である集会が開催された。「ダウンウィンダーズ(風下の人びと)記念集会」。



     福島原発事故の直後に連邦議会が制定した記念日だ。参加するのはネバダ核実験で飛散した放射性降下物によって被ばくした米市民。

     フクシマ報道に接した住民たちは、被災者を自分に重ね合わせた。自分たちも政府から十分な情報を与えられないまま、被ばくしてしまったからだ。



     被ばくの影響と疑われる症状に苦しみながら、補償されないまま亡くなる住民も多数いる。

     フクシマを契機に「真実を知りたい」と声を上げる米市民の姿を追いながら、アメリカに残された「知られざる核被害」の傷あとをみつめる。



    引用元:ドキュメンタリーWAVE

    http://www.nhk.or.jp/documentary/aired/140315.html

    ********************************************************************

     引用以上



     世界は、「言うことを聞かないと殴り倒す」と恫喝する、優しさのない国が大半を占めている。

     その代表が、アメリカやロシア、中国という超大国だ。国家権力を絶対視する理由が、その暴力性への信仰なのだ。

     国が大きければ大きいほど、権力者は権力に固執し、武力でそれを維持しようとする。そして国家を運営する官僚たちは「自分たちは絶対に間違いを犯さない」と思い込みたがる。たとえ間違ったとしても、黒を白といいくるめてしまうのだ。



     権力者たちは、一様に「他国に秀でた武器・武力」を持ちたがる。その最たるものが核兵器だが、核武装さえしていれば、自分たちは人類無敵であると安心できるらしい。

     だから、それが放射能汚染をもたらし、被曝者に極絶の苛酷な苦悩を与えることが分かっていても「国の安全のためなら仕方ない」と屁理屈をつけて、核武装・核実験を押し通そうとする。



     原子力発電も、「科学技術の成果が人々の生活を豊かにする」というデマを流して、「人々の幸福な生活のため」と、ウソをいいながら、実は、核武装の準備のために導入された。

     正力松太郎が60年前に導入した、国内最初の東海原発は、当時すでに発電用の効率が高い軽水炉が実働していたにもかかわらず、非効率な黒鉛炭酸ガス炉になった。



     理由は、核武装のためのプルトニウム239を製造することが容易だったからだ。

     原子力発電を核兵器開発のために利用するという発想は、もんじゅや六ヶ所村再処理工場の運営にはっきりと現れている。

     もんじゅも、再処理工場もプルトニウム核ミサイルを作ろうとしていないなければ無用の長物どころか、子々孫々にまで放射能の害毒と人類滅亡の恐怖をもたらすだけの愚かな虚構だからだ。



     我々は本質を見抜かなければならない。

     一人の人間としての価値観と、国家の価値観が異なっている現実は、大きな間違いである。国家であろうと、一人の人間であろうと、全人類の幸福のために生きねばならないのだ。



     なぜ、国家が、国家としての利権を核武装と武力恫喝によって頑なに守ろうとするのか?

     それは、国家を運営する者たちが、自分の資産、権力を国家を利用して確保しようとしてきたエゴイズム、私利私欲に侵されているからだ。



     もしも、全人類の幸福を本気で願っているとしたなら、「いつでも、おまえたちを皆殺しにできる」と核兵器を振りかざして、相手を恫喝するような姿勢になるはずがない。

     結局、核兵器を持ちたい者たちは、それがもたらす利権を自分に利用したいだけなのだ。

     核兵器というのは、人間のエゴイズム・強欲にだけ根ざしたものであり、愛と正反対のものであり、旧約聖書に描かれた、「戒律を守らない者の命を奪え」というルシファーの発想なのだ。 



    上のリンクにあるネバダから風下、1000キロ圏の住民の癌多発は、福島第一原発事故でも、まったく同じことが起きる。

     フクイチ事故後、大量の放射能が、太平洋と、内陸の北西方面(秋田方面)に流れた。東京や神奈川、千葉でも激しい汚染が起きた。

     この動画を良く見るがいい。我々もまた同じ運命に晒されるのだから。



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     2021.05.03 「あなたは殺人者と一緒」人格否定、朝まで説教…ヤバすぎるモラハラ夫の言動一部始終 【前編】

     https://gendai.ismedia.jp/articles/-/82690



      突然の豹変、朝まで説教、人格否定...。



     「夫といるとどうしてこんなに苦しいんだろう...」



     言葉の暴力や態度による嫌がらせなど、精神的な暴力のことを「モラル・ハラスメント」という。なかでも家庭内モラハラは顕在化が難しく、看過できない問題となっている。漫画家の榎本まみさんは、そうしたモラハラ夫から逃げ出すことに成功した妻たちと専門家に徹底取材を行い、漫画『モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち』にてモラハラ被害者の悲痛の声を取り上げている。



     「モラル・ハラスメント」はまず自覚すること、と話す榎本さん。当たり前のように受けてきたハラスメントに、被害者たちはどのようにして気づき、どのように逃げ出したのだろうか――。



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     「お前は馬鹿だな、本当にダメだな」

     私がモラル・ハラスメントという言葉を知ったのは数年前のことでした。



     その言葉を知った直後に、ふと立ち寄ったスーパーで、買い物をしている高齢のご夫婦がいました。男性はずっと奥さんに向かって「お前は馬鹿だな、本当にダメだな」と言い続けていました。奥さんは無表情のまま、黙って横に立っていました。



     そしてその帰り道、また奥さんと思われる女性に向かって「とろいんだよ、いい加減にしろ!」と怒鳴りつけている男性を見ました。女性は俯いて、じっと地面を見ていました。



     その時「あ、そうか。これがモラル・ハラスメントなんだ」と頭を殴られたようでした。

     私には今までその風景が見えていなかった。もしくは少し嫌な気持ちになるけれど、ありふれた出来事だと思って生きてきました。

     けれどモラル・ハラスメントという言葉を知ってから、これは当たり前のことではない。不当で、許しがたい行為であり、苦しんで生きている人たちがきっとたくさんいるのだと、胸を突かれたような気持になったのです。



     モラル・ハラスメントに遭っている被害者の心理は複雑です。長年「お前が悪い」と言われ続け、自尊心を傷つけられ、一種の洗脳のような状態になっています。周囲が指摘しても「私が悪い、彼は私を教育してくれている」と言って拒絶したり、そうしていないと夫の機嫌が悪くなるのでさも夫に愛情のあるように振る舞っていたりします。



    話し合って解決できる問題じゃない



     そしてモラル・ハラスメントは未だに「夫婦喧嘩の延長」「二人で話し合えば解決できること」だと言う人も多く、やっと勇気を出して相談した被害者が「男はそんなもの。子どもだと思って手のひらで転がす位がいい」「彼は愛情があるからそんな仕打ちをする」といったアドバイスを受けてさらに孤独に追い込まれることもあります。

     逃げられない。そしてその辛さすら認めてもらえない。それは想像を絶する苦しみです。



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     傍から見ると夫の言動が異常だと分かるのだが… 『モラニゲ』より

    そんな苦しさに沈んでいる人が多くいます。自分の置かれている状況が「モラル・ハラスメント」だと気づいていない人もいます。



     言葉を知ることで可視化される世界がある。であればこの言葉をもっと多くの人に正しく知ってほしいと思っています。



    人として価値がないと言われ続けて



     榎本さんは、著書にてモラハラ被害にあった女性9名の実例を記録している。本記事では、そのうちの一つ、モエさんのケースを紹介する。

     「何が何だかわからないけどずっと苦しい」――人として価値がないと言われ続けて



     振り返ってみれば、結婚前から人前で「こいつはバカ」と言われたり、束縛がひどかったりと、モラハラの兆候があったというモエさん。しかしそれがモラハラだと長い間気が付かなったと言う。結婚後、6年ものあいだ、夫はモエさんに「人として価値がない」と言い続け、最初は反論していたモエさんも、だんだん怒りや考える力がなくなっていった。



     気に入らないことがあると説教が始まり、朝まで続くことも。そうすると「俺がこのまま一睡もしないで車で会社に行って途中で人を轢いたら、あなたは殺人者だね」「あなたは人を殺していないだけでやっていることは一緒だからね」と言い募り、モエさんを追い詰めていった――。



     モエさんが自覚したのは、友人の「それは旦那さんがおかしいんじゃない?」という一言だった。役所に相談に行ったところ、モラハラの本を勧められ、読んでいるうちに自分がされていることってこれかも? と思い始めたそうだ。



     しかし、モエさんが夫から逃れるには、そこから2年くらいかかったのだと言う。いったい何があったのだろうか――。



    2021.05.03夜行バスでモラハラ夫から逃げ出した妻に届いた、恐ろしすぎる「メール」の中身



      言葉の暴力や態度による嫌がらせなど、精神的な暴力のことを「モラル・ハラスメント」という。

     なかでも家庭内モラハラは顕在化が難しく、看過できない問題となっている。漫画家の榎本まみさんは、そうしたモラハラ夫から逃げ出すことに成功した妻たちと専門家に徹底取材を行い、漫画『モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち』にてモラハラ被害者の悲痛の声を取り上げている。



     記事前編では、6年ものあいだ、モラハラ夫に「人として価値がない」と言われ続けたモエさんのケースを紹介した。彼女は、自分が受けているのが「モラル・ハラスメント」だと自覚してから、実際に夫から逃れるまでに2年の月日を要している。いったい何があったのだろうか――。



     最後まで迷っていた



     モエさんの夫は会社員で日中は家にいない。ライターを生業とするモエさんは、その間は一人で過ごせるので我慢し続けていた。けれども死にたいという気持ちはどんどん強くなる。次第に身体も動かなくなって、自分でお金も稼げなくなってしまった。

     そんなとき、夫が出会い系サイトで女性と連絡を取っている記録を発見。この人とやっていくのは無理だ逃げようと決意する。



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     『モラニゲ』より



     それからは逃げる日を決めて少しずつ荷物を実家に送ることに。前に耐え切れず家出したときに、夫に荷物は全て捨てると言われていたのだ。最後のほうはほとんど荷物がなくなり、夫に「なんか部屋すっきりしてない?」と聞かれても、最近片づけにハマってると言ってごまかした。



    決行の日、でも…

    いよいよ逃げ出す日が迫っていた。しかしモエさんは、直前まで逃げようかやめようか決められなかったと言う。貯金も尽きかけていた。けれどそのとき友人が仕事を依頼してくれて突発的にまとまったお金が手元に入ったのだ。



    「これがあれば逃げられる」



    それから夜行バスのチケットを予約して夫には黙って家を出た。しかしいざバスのロータリーまで行ったところで、夫からメールが届いた――。



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    「今どこですか?」

    「実はカギをなくして家に入れなくなってしまっている」



     そのメールを見てモエさんは「早く帰らなきゃ」とパニックを起こしてしまった。でもそこで一応近隣に住む友人に電話をした。

     夫が家に入れないみたいだから今日は逃げるのをやめようか、と。すると友人は「落ち着いて あなたのマンションの部屋 電気がついているわよ」と教えてくれたのだ。



     鍵をなくしたというのは嘘だった。それを聞いたとき、モエさんは心底ゾッとしたという。

     それからモエさんは夫とは一切会わず、離婚調停を始めた。35歳で結婚、41歳のときに逃げ出し、結局6年を費やすこととなったのだった――。

    *********************************************************************

     引用以上



    「夫婦」は他人であるといわれるが、それぞれ育った風土のなかで異なる価値観を作り出して成人している。ひとたび「心の甲羅」に閉じこもる頑なな習性を身につけた人たちにとって、融和し、妥協を求められる共同生活は心の負荷が大きすぎる。



     「引くことを知らない」で「相手を踏み倒す」ことしかできない人は、古よりの封建的価値観を洗脳され、引き継いだ人のなかに、たくさんいる。

     戦前の男社会では、女性の人権は奴隷のように踏み潰されるのが普通だった。

     https://bushoojapan.com/jphistory/kingendai/2021/04/13/17452

     「民主主義」を標榜する戦後社会のなかですら、女性は人格を尊重されない男のための奴隷にすぎないと思い込んでいる人が普通にいる。

     

     日本社会の「保守」と呼ばれる人たちは、そんな価値観の土台の上に生きてきた。現代において保守を代表する自民党が政権を維持しているということは、女性蔑視の価値観が支持されていると言い換えることさえできる。



     だが、そんな価値観を信奉する人たちとの共同生活は、いわば「隷属」に他ならないのだ。自分独自の価値観は、死ぬまで周囲の誰も認めてくれない。奴隷としての人生しか残らない。

     それは解放された人間の姿ではない。



     男系氏族社会=男の権力社会だった日本では、少なくとも、男性権力が成立した奈良時代〜現代に至るまで、女性は男のための子供を産む道具にすぎなかった。

     女性が独自の価値観を持てるようになったのは、私の記憶では、おそらく1990年代以降のように思う。たぶん、敗戦によって、アメリカナイズされた生活のなかで、アメリカの価値観が持ち込まれたせいだろう。



     女性軽視・蔑視の価値観は孔子が作り出した封建秩序である。孔子は、「序列=身分」という秩序を社会の根底に置こうとした。

     人には生まれながらに持った「徳」という虚構があるという理屈で、人間には生まれながらの序列があるというわけだ。

     そんな儒教観念をすり込まれた人たちによって、幼い子供まで「さま」付けするような馬鹿げた身分制度である天皇制が支持されている。



     人間社会の根底には、「女よりも男の序列が高い、だから女は男のための奴隷(子を産むための道具)にすぎない」という虚構の秩序を強要しようとした。

     それが2500年間、東アジアに連綿と伝えられ、儒教本国の中国、韓国、日本、ベトナムなどで女性軽視・蔑視の価値観が伝えられてきた。



     冒頭に描かれた、妻に対するモラハラを行って逃げられた男たちもまた、そんな儒教的価値観を幼いうちから洗脳され、女性蔑視の甲羅に閉じこもって、絶対にその誤りを理解できない人たちなのだ。

     冒頭の文内にあるように、「話し合って解決できる」問題ではない。

     心の根底にすり込まれた、「男優位」の封建的価値観から来ている問題であって、もしも男性側が問題の本質に気づくことができれば、男尊女卑の思想を捨てることになるのだが、そんなことは、ほぼ絶対に起きない。



     もしも、問題解決の方法があるとすれば、それは男女20名程度の集団結婚という共同体生活のなかで、男性側の横暴で傲慢な姿勢、思想が物理的に許されないような生活空間を作るしかない。

     現在の男女関係の傾向(離婚率)を見る限り、日本では必然的に一夫一婦制が崩壊してゆくしかないだろう。



     高知県の離婚率は、2021年現在で、約50%に近づいている。

     https://master-jack.net/2021/03/17/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E3%81%AE%E9%9B%A2%E5%A9%9A%E7%8E%87%E3%81%8C%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B3%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%A8%E3%81%AF/



     女性は、生涯で二人の男性と結婚するのだが、かなり多くが、最終的に一人暮らしになるともいわれる。

     この条件では、「運命の赤い糸」なんて幻想は通用しない。街を歩けば、すべての人が赤い糸を引きずっているからだ。

     結局、やがて集団結婚=共同体への道が拓かれてゆくことだろう。



     我々は、何よりも儒教から解放され、すべての人を平等に扱う、人間関係の価値観を獲得するしかない。

     やがて、男系社会の封建的価値観である天皇制とともに、女性蔑視・軽視のモラルハラスメントも、この世から消え去ってゆくにちがいない。

     



     



     福島県の東電原発事故前=2010年度までの小児甲状腺癌の発症率は、100万人あたり0.5人(世界標準)だったといわれる。

     だが、東電巨大放射能事故後、県下18歳以下、30万人の子供たちの甲状腺を直接検査したところ、約300名の甲状腺癌患者が発見された。

     うち、表に出ただけで219名が甲状腺癌切除手術を受けている。



     (2015年度国立がんセンターの統計では、日本全国の19歳以下の甲状腺がんの発生率は10万人中0.367人 100万人では3.7名だが、これはフクイチ事故後の福島県を含めた発症例である)



     2021/07/23  福島の小児甲状腺がん287人〜事故10年で1万人に6人手術

     https://www.ourplanet-tv.org/40600/



     100万人のうち0.5人しか起きない小児甲状腺癌が、30万人で300名、100万人あたりにすれば、実に世界標準の2000倍の発症率である。

     ところが、福島県の設けた「県民健康調査会議」では、座長である星北斗が、

    「原発事故とは何の関係もない。たまたま検査機器の性能が上がったことで、発見する必要のない甲状腺癌まで発見しただけで、放置しても何の問題もない」

     という信じがたい強弁を続けて、原発事故との因果関係を否定している。



     福島の甲状腺がん「放射線影響考えにくい」 国際研究会 2014年2月24日

     https://www.nikkei.com/article/DGXNZO67281080T20C14A2CR8000/



     東京電力福島第1原発事故の健康影響を議論する環境省や福島県立医大などが主催の国際研究会が23日、都内で3日間の日程を終え、これまで福島県で見つかった33人の甲状腺がんについて「放射線の影響は考えにくい」との結論をまとめた。



     研究会では、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故では4〜5年後から周辺の子供たちの甲状腺がんが増加し、事故時0〜4歳の小さい子供ほどがんになるリスクが高かったと報告された。



     福島の甲状腺がんは事故後3年以内の発見で、乳幼児のがん患者もいないことなどから、高性能の機器を使ったことで、これまでは見つけられなかった症状の無い患者を見つけた可能性が高いとした。



    福島県が事故後、県内の18歳以下を対象に実施している検査で、33人の甲状腺がんが見つかっている。〔共同〕

    ****************************************************************

     引用以上



     国連WHOやIAEAには、アレバ社(フランス電力)など国際原子力村から委員が送り込まれていることが知られているが、彼らは原発の利権を守るため、原発放射能が無害であるとの詭弁を宣伝するのに必死である。

     https://www.jiji.com/jc/article?k=2021030901138&g=int



     彼ら(世界原発村)の主張は、

     【甲状腺がんに関して「子供や胎児を含めあらゆる年代で、被ばくによるがんの増加が確認されることは考えにくい」と指摘。診断例が増えているのは「高精度のスクリーニングにより、甲状腺の病変が従来考えられていたより多いこと」が判明したため】



     だが、「高精度の検査機器によるスクーリングによって、いきなり2000倍もの甲状腺癌が発見された」とする彼らの主張は、実に滑稽である。それなら、原発事故以前のスクーリングは、江戸時代製の器材でも使っていたのか?

      

     がん専門医が語る福島の真実 2020/03/12 中川 恵一 東京大学医学部附属病院放射線治療部門長

     https://ieei.or.jp/2020/03/special201706034/



    【福島では、もともと子供たちが持っていた「無害な」甲状腺がんを、精密な検査によって発見しているにすぎません。がんが「増加」しているのではなく、「発見」が増えているのです。

     県民健康調査検討委員会の評価部会も「小児甲状腺の多発と放射線被ばくとの関連は認められない」とする中間報告を公表しています。国際原子力機関や国連科学委員会といった国際機関も同様の報告を行っています。



     小児甲状腺がんの検査は東京で行っても、福島と同じ割合で患者が見つかります。そもそも、すべてのがんが、放置すればどんどん大きくなって命を奪う病気というわけではありません。とくに甲状腺がんは、微小なものまで含めると、ほとんどの高齢者が持っているといわれます。



     お隣の韓国では、甲状腺がんの検診が拡がってしまい、20年間で発見数が15倍に増えました。しかし、死亡数は減りません。もともと、このがんで命を落とすことが極めてまれだからです。

     一方、がんと告知されれば、精神的ダメージもありますし、甲状腺の全摘手術を受ければ、一生甲状腺ホルモンを飲むことにもなりますから、マイナスの方が大きくなるでしょう。甲状腺がんの検診は「無駄」というより、「してはいけない」と言えるでしょう。】

    *********************************************************************

     引用以上

     まさに、後世、原子力産業に買収された御用学者=詭弁の代表例として残るのが、上の屁理屈である。東京大学は東電から、年間30億円を超える研究費の援助を受け続けている。それは原発事故後も変わっていない。



    「発見してはならない甲状腺癌」と中川恵一がこの上なく陳腐な屁理屈を述べているにもかかわらず、県民会議の専門家、鈴木眞一は、発見された甲状腺癌確定者の8割以上について手術が必要だった述べた。(後に、鈴木眞一は、県民会議を追放された)

     https://www.ourplanet-tv.org/40015/



     理由は、集団検査で発見され、診断の確定したた大半の甲状腺癌に、肺やリンパ節への転移が認められたからというもので、甲状腺癌は「発見してはならない」どころか、放置すれば死に至る恐ろしい現状だった。

     

    そして、福島県における18歳以下、30万人の一斉検査で、そのときは発見できず、数年後に、癌が確定した患者は、増える一方だ。



     2015/02/11 - 07:22  2年前「異常なし」の8人が甲状腺がん〜福島県全体で117人

     https://www.ourplanet-tv.org/39309/



    以上の、原発巨大事故を引き起こした東京電力の利権に寄り添って、甲状腺癌多発を隠蔽し、「甲状腺検診は必要なかった=原発事故放射能汚染は、甲状腺癌と無関係」と決めつけてみせたのが、福島県健康調査検討委員会、座長の星北斗である。



     その星北斗が、東電とがっちりタッグを組んで、原発事故被害を隠蔽、歪曲、否定してきた自民党福島県連から来季参院選に出馬すると報告された。



     【参院選2022】県民健康調査検討委座長が自民県連の出馬要請を受諾 揺らぐ検討委の中立性 2021/12/19

     http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-611.html



     来夏の参議院議員選挙に向け、自由民主党福島県支部連合会(県連)が福島県医師会副会長で県民健康調査検討委員会の星北斗座長(星総合病院理事長)に出馬を要請。

     星氏は18日午後、郡山市内で受諾を伝えた。



     県連会長の根本匠代議士が「即戦力だ」と絶賛するあたり、星座長の委員会運営が、原発事故後の被曝リスクに関する政府自民党の意向に沿ったものであったかが良く分かる。

     委員会の中立性も揺らぎかねない。県連は週明けに党本部に公認を申請。年内にも出馬会見を開く予定という。一方、立憲民主党は女性の擁立を視野に新人擁立の準備を進めている。



     【「評価うれしかった」】

     郡山市内のホテルで行われた「第26回参議院議員通常選挙福島選挙区における出馬要請式」に出席した星氏。県連幹部たちに三顧の礼で迎えられた。



     県連幹事長の西山尚利県議に「星北斗様には一週間にわたりまして時間をとっていただきまして誠にありがとうございます。先週土曜日、11日に第26回参議院議員通常選挙福島選挙区における自由民主党公認の最適任者として強い決意をもって星北斗さんに出馬を要請致しました。

     本日改めて出馬を要請致します。ご回答をお願い致します」と振られる形で、次のような表現で受諾を伝えた。



     「本日はありがとうございます。先週要請をいただき、熟考してまいりました。私にできることをしっかりさせていただく。福島県の役に立つ。それをここに誓って出馬を受け入れたいと思います。よろしくお願い致します」

     セレモニーは4分足らずで終了。続いて行われた囲み取材で、改めて出馬を決めた理由を語った。



     「要請を受けた時にも申し上げましたが、震災以降、一生懸命やってきたことを評価されて、そして『お前にできることがあるはずだ』と言っていただいたことを、本当にうれしく思ったという表現を使わせていただきましたが、本当にそう思いました。そしてわたしまだ57ですので、これから精一杯です、この力を福島県のためにという想いに立って、そして出馬をさせていただく…非常に重い決断であることは分かっていますが、そういう決断をさせていただきました」



     テレビ局記者から具体的な公約について問われたが、星氏は「具体的な公約を公表する段にはありませんが、先ほど来おっしゃっていただいているように、県民の健康、特に子どもたちの健康の問題。そして街の様々な資源を活かした街づくり。人口が増えるような、そんな県土。そういうものをつくっていきたいというのが基本的な考え方です」と答えるにとどまった。



     自民党県連幹部に三顧の礼で迎えられ、出馬要請受諾を伝えた星北斗氏。県連会長の根本匠代議士は「即戦力だ」と絶賛した=郡山ビューホテルアネックス「山桜」



     【座長職「関係者と相談」】

     参院選には捲土重来を目指す岩城光英氏(元法務大臣、2016年7月の参院選で落選)も出馬を模索しているが、西山幹事長は「県連としては星さんを選んだということ」としたうえで、「ちょっと生意気だけど、最初からわれわれは、福島県のために複数期にわたって活躍できる人材を育てるんだ、育成するんだと。それが大原則だった。それに復興創生もまだこれからですし、県民の健康とか子どもたちの健康もこれからも守っていってもらいたい。

     やっぱり福島に愛着がないと駄目。そういった観点から、どちらかというと医療の色が強いが、われわれが最適任だと福島のなかから選定させてもらった」と星氏擁立の理由を語った。



     県連会長を務める根本匠代議士は、受諾を受けて「即戦力だ」述べた。

     「非常に熱い想いで決断していただきました。受諾をしていただきました。心から御礼を申し上げます。なぜ星さんを擁立したいと考えたのか。2点申し上げたい。1つは東日本大震災以降、福島県民の命を預かり、健康を管理してきた。星北斗さんが中心となって県をはじめ行政当局と、そして医療関係者を束ねてしっかりと制度を作り上げた。



     そして分かりやすい納得のできる説明責任を果たしていただいた。そしてコロナ対応。行政当局と医師会を中心に関係団体と中心になって協力して引っ張ってきた。この医療提供体制、福島県は非常に優れた医療提供体制を作り上げていただいたと思っています。その意味でこの間の星北斗さんのリーダーシップ、そして制度を作り実現をする政策調整能力、政策実現能力、これがまさに参院候補として即戦力だと思っております」



     星氏は福島県医師会副会長を務めるとともに、医師会から推薦される形で県民健康調査検討委員、そして委員の互選で座長を務めている。筆者は囲み取材で質したが、星氏は「すぐにここで辞めるとか辞めないとかではないと思いますので、関係者ときちんと話をしたうえで然るべき対応をとりたいと思います。具体的な様々な役職につきましても皆さんと相談したうえで適切に対応したいと思います」と答えるにとどまった。



     星座長の運営を巡っては委員会内外からの批判も根強い。委員会後の記者会見ではリュックを抱えたまま臨み、終了と同時に会場を飛び出したことも



    【10月に再任されたばかり】

     実は、星氏は10月15日に開催された第43回委員会で座長(任期2年)に再任されたばかり。「もうこりごりだ、という想いが全く無いと言えば嘘になるかもしれない」、「非常に大変で疲れる仕事」と筆者に語ったこともあるが、2013年から山下俊一氏から引き継いで4期8年にわたって座長を務めてきた。



     今回が5期目となるが、出馬となれば「医師会副会長も含めて辞めなければならない」(県連幹部)。ではなぜ10月の委員会で座長就任を断らなかったのか。水面下での打診があったはずだ。

     星氏は「そんなことを言われてもその時には全くこの話はなかったわけだから。もうちょっと早く言ってくれれば対応の仕方もあったのに」と筆者に苦笑交じりに答えただけだった。



     「『県民健康調査』検討委員会設置要綱」では「座長に事故があるとき又は座長が欠けたときは、座長代行が、その職務を代理する」と定められている。筆者は、座長代行を務める稲葉俊哉委員(広島大学原爆放射線医科学研究所教授)への相談や報告についても問うたが、星氏は「相談したのは家族だけ」と回答。他の委員への報告に関しても「その義務があるのかないのか分からないけど、県と相談します」と答えた。



     星氏の出馬について、県民健康調査検討委員会をウォッチし続けている医療関係者は「熟慮した結果、出馬要請を受諾したというような形になっているが、周到に準備されたものでしょう。福島県医師会報の12月号では旧民主党政権を批判しています。まるで立候補表明のような特別寄稿です。検討委で環境省の言いなりになっていたのも選挙のためでしょう。自民党支部の会計担当もしていたようですし…」と検討委の中立性について疑問を呈している。



     参院選まで半年以上あるが、いち早く名乗りを挙げた自民党。一方の立憲民主党は女性を軸に新人候補の擁立を模索しているという。共産党関係者は「野党共闘を前提に準備を進めている」と話しており、元職の岩城氏が非公認で出馬すれば参院選は星氏、岩城氏、野党共闘候補、現職の増子輝彦氏(無所属、自民系会派に所属)による争いになりそうだ。

    ***************************************************************

     引用以上



     これで、星北斗が、原発事故を受けた県民健康調査会議で、一貫して原発事故と、事故前の2000倍にも上る甲状腺癌多発の因果関係を徹底的に否定し、検査機器のスクーリング精度のせいと決めつけてきた、本当の理由が、自民党と東電の友好関係にあったことがあからさまに暴露された。



     星北斗の参院選立候補の選挙運動資金には何の心配もいらない。バックに東京電力がついて、数十億円の単位で資金援助し、運動員も東電社員が動員されることが確実になったからだ。



     **********************************************************

     追記

     12月16〜18日、全国的な規模で、とりわけ日本海側中心に、空間放射線量のスパイクピークが現れた。

     https://www.erms.nsr.go.jp/nra-ramis-webg/



     以下は、東大阪観測点のもの



    senryou01



      

    原子力規制委員会のモニタリングデータは、操作され改竄されている可能性があるので信用できず、さまざまなデータを確認したが、結局、スパイク状ピークしか確認できなかった。

     もし、原発由来の放射能漏洩であるなら、継続的なカーテン状の異常線量が確認できるはずだ。

     それで、結論として、冬型気圧配置で、流れ込んできた寒冷気団にラドン(ビスマス214)などが雪雲に溶け込んで降下したものと考えた。



     ラドン222の半減期は4日以下で、ビスマス214に壊変し20分程度で消えてしまう。上空に、ラドンが滞留すると数日間は、ビスマス214が生成され、雨水に溶け込んで、609Kの強いガンマ線を出し続ける。

     降雨時に、一時的なガンマ線スパイクピークが出る原因になっている。



     



     VAERSへ報告されたCOVID-19ワクチン接種後に死亡した人の数は2万人を突破  2021.12.18

     https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202112170000/



     「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」を接種した後に死亡した人の数は12月10日現在、前の週より358名増え、2万0244名に達した。



     以下の図表は、ワクチンを打った約100万人に現れた症例。

     死亡が2万超、恒久的障害を負った人が、約15万人など。



      covid01





    この数値はアメリカのCDC(疾病予防管理センター)とFDA(食品医薬品局)が共同で運用している​VAERS(ワクチン有害事象報告システム)​への自主的な報告に基づいているのだが、過去の例から実際の1%未満あるいは10%程度にすぎない言われている。実際はこの10倍から100倍、つまり20万人から200万人に達すると見られている。



     接種が始まる前から「ワクチン」がADE(抗体依存性感染増強)を引き起こすと予想されていたが、接種が始まると帯状疱疹や⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)が発症、ギラン・バレー症候群による末梢神経の障害も指摘されている。4月から問題になっているのは年少者の心筋炎や心膜炎だ。



     中長期的にどのような副作用が現れるかは不明だが、「mRNAワクチン」で使われている有害なLNP(脂質ナノ粒子)は肝臓、脾臓、副腎、そして卵巣に分布すると報告されているので、卵子に影響して不妊につながる可能性もある。



     こうした医療利権にとって好ましくない情報をインターネットで大きな影響力を持っているシリコンバレーのハイテク企業が検閲し、排除している。こうしたハイテク企業が情報機関と協力関係にあることは有名だが、薬品会社はそれ以上に長く情報機関と関係してきた。



    【アマ註=グーグルは、新型コロナワクチンの否定的情報をネット上から排除すると宣言している。

     グーグル検索は新型コロナワクチンの健康被害情報を隠ぺいしている ほかの検索エンジンを使おう http://www.asyura2.com/21/ban9/msg/516.html

     http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/273.html



     第2次世界大戦後、アメリカでは軍や情報機関が心理操作を目的とするプロジェクトを進めている。1950年には「ブルーバード」を開始、その翌年にCIAのチームは東京でソ連とのつながりが疑われた4名の日本人を尋問、その際にいくつかの薬物を試している。結局、ソ連との関係を白状し、4名は射殺されて東京湾に沈められた。

     1953年に始められた「MKウルトラ」は有名だ。(Stephen Kinzer, “Poisoner in Chief,” Henry Holt, 2019)



     尋問に使われていた幻覚剤のLSDを製造するのは、言うまでもなく、薬品会社だが、毒薬の開発も進められた。日本で1995年に使われたサリンをCIAは1970年代に暗殺のために使っていたと言われている。



     1948年1月26日に東京都豊島区の帝国銀行椎名町支店で12名の行員が殺された「帝銀事件」では遅効性の青酸化合物が使われたが、こうした薬物を入手、使用できるのは生物化学兵器部隊の元隊員だろうと警察の捜査官が考えたのは当然だ。



     日本における生物化学兵器の開発は軍医学校、東京帝国大学医学部、京都帝国大学医学部が中心になって行われていた。

     毒物や病原体の効果を調べる目的で生体実験が行われたが、そのために中国で部隊を編成している。「関東軍防疫部(731部隊)」、「関東軍軍馬防疫廠(100部隊)」、「南方軍9420部隊」、「北支那方面軍1855部隊」、「南支那派遣軍8604部隊」などだ。特に有名なのは「731部隊」だろう。



     この部隊の隊長を1936年から42年、そして45年3月から敗戦まで務めたのは石井四郎中将。日本の敗北が不可避になると石井たちは日本へ逃げ帰り、1946年にはアメリカ軍の対諜報部隊CICの尋問を受けていることになるが、これは厳しいものではなかった。



     その過程で石井はGHQ/SCAPの情報部門G2の部長を務めていたチャールズ・ウィロビー少将と親しくなり、日本側の資料や研究員はアメリカにおける生物化学兵器の研究開発で中心的な存在であるキャンプ・デトリック(55年からフォート・デトリックに格上げされた)へ運ばれている。



     アメリカでも生物化学兵器の研究は行われていた。1943年にUSBWL(陸軍生物兵器研究所)がキャンプ・デトリックに創設されているが、研究開発が本格化するのは第2次世界大戦の後。日本やドイツから生物化学兵器に関する資料がアメリカへ引き渡され、日独の研究員が合流してからだ。

    *************************************************************************

     引用以上



     岡田晴恵教授の告発と731部隊 2020年03月02日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1048.html



     石井四郎731部隊長は、敗戦直前に、本土に逃げ帰った。戦後の取り調べにおいても、最初から米軍やCIA(当時は軍中央情報局)とツーカーであり、岸信介の口添え(巨額の麻薬売上金を上納してA級戦犯指定を解除させた)によって自由の身になった。



     最初の住居は、故郷、成田市芝山加茂ではなく、新宿区若松町だった。そこから徒歩五分で戸山の国立予防衛生研(感染研)に出勤することができた。

     石井は、若松町で旅館を経営していたといわれるが、厚生省感染研との関係は定かでない。



     だが、戸山の予防研の敷地は、戦前、731部隊日本本部が使用していた。そして、1989年、この土地で大量の人骨が発掘された。

     人骨の多くに、拷問を受けた痕跡があり、731部隊が生体実験を行い、捕虜を殺害し、地下に埋めたものが明るみに出たのだ。

     https://jinkotsu731.web.fc2.com/



     京都大学と石井四郎 2021年02月22日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1412.html



     新型コロナウイルスに関係する利権は、厚労省が大半を握っていて、731部隊後裔の厚生省医官たちの伝統を受け継いだものだ。

     私は、ワクチン接種が、731部隊による中国数十万人の生体実験犠牲者と強く関係しているように思えてならない。






     赤木さんへの1億円国賠で森友改ざんを強引幕引き! 改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣 2021.12.16 リテラ

     https://lite-ra.com/2021/12/post-6099.html



     これほど下劣な話があるだろうか。森友公文書改ざん問題で自殺に追い込まれた赤木俊夫さんをめぐる国家賠償請求訴訟で、昨日16日、国側がいきなり認諾し、1億700万円の賠償金を支払うことで裁判での真相究明を強引に幕引きし、都合の悪い事実に蓋をした件だ。



     赤木さんの死に国の責任があることは明白で賠償じたいは当然だが、言うまでもなく、裁判を起こした俊夫さんの妻・赤木雅子さんは賠償金を目的に訴訟を起こしたわけではない。

     雅子さんが求めていたのは、俊夫さんを死まで追い詰めた公文書改ざんに至る具体的な経緯の真相解明だ。

     実際、昨年7月15日に大阪地裁でおこなわれた第1回口頭弁論で雅子さんが自ら読み上げた陳述書は、俊夫さんの無念を晴らしたい、真相を解明したいという覚悟がひしひしと伝わってくる迫真に満ちたものだった。



     「夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにし、夫と同じように国家公務員が死に追い詰められることがないようにするため、そして、事実を公的な場所で説明したかったという夫の遺志を継ぐため、国と佐川さんを訴えるところまで進みました」



     無論、この国賠訴訟で1億円以上という高額請求にしたのも、国に認諾させないための作戦だった。

     にもかかわらず、裁判での真相解明から逃げるために金で終幕を図ろうとは──。しかも、その金は国民の税金であり、ようするに岸田政権は、真相を明らかにしたくないために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ。



     雅子さんは昨日おこなった会見で、その悔しさをこのように語った。



     「ふざけるなと思いました。夫は国に殺されて、また何度となく殺されてきましたけど、きょうもまた打ちのめされてしまいました」

     「お金を払えば済む問題じゃないです。私は夫がなぜ死んだのか、何で死ななければならないのか知りたい。そのための裁判でしたので、ふざけんなって思います」

    「国とずっと闘ってきましたけど、惨敗したような、負けに負けたような気持ちでいます。



     いちばん、夫の苦しんだ改ざん作業、それをした財務局、財務省に、きょう、卑怯なやり方で裁判を終えられてしまって、夫はなんて言うだろうって考えています。こんなかたちで終わってしまったことが、悔しくてしようがないです」



     しかも、問題なのは、この金の支出目的は赤木さんに対する賠償などではなく、あきらかに安倍晋三・元首相を守るために支出されるものだということだ。



     改ざんの元凶は安倍首相夫妻!その事実を隠蔽し安倍夫妻を守るために1億円で赤木さんを黙らせる卑劣

     前述した裁判の第1回口頭弁論で雅子さんは、「安倍首相は、自分の発言が改ざんの発端になっていることから逃げているのではないでしょうか。



     安倍首相は自分の発言と改ざんには関係があることを認め、真相解明に協力して欲しいと思います。安倍昭恵さんも森友学園への国有地売却の関係を明らかにしてほしいと思います」と述べたが、あらためて指摘するまでもなく、公文書の改ざんがはじまったきっかけは安倍元首相が2017年2月17日に国会で言い放った

     「私や妻がかかわっていたら総理も国会議員も辞める」という発言であり、その点は財務省の調査報告書でも事実上認定している。



     さらに言えば、財務省が近畿財務局にいちばん最初に改ざんさせたのは、国有地売却にいたる経緯を時系列でまとめたもののなかに安倍昭恵氏が森友学園と関係していることが記された記述であり、このとき近畿財務局が作成したはずの森友側との面談にかんする交渉記録を、政府は「見つかっていない」として公開しておらず、いまだに「隠蔽」されたままだ。



     つまり、公文書改ざんの真相を解明することは、必然的に安倍官邸の関与の有無に行き着く問題であり、さらには昭恵氏の存在が不当な国有地売却にどのように作用したかにも波及する恐れがあるものだった。

     ようするに、岸田政権は裁判を幕引きすることで、ほかならぬ安倍夫妻を守ったのだ。



     国民の税金を使って、安倍夫妻を守る──。こんな下劣な話を黙って見過ごすわけにはいかないが、非道なのはそれだけではない。というのも、当の問題の元凶である安倍元首相は、これまでも、そしていまも、雅子さんを冒涜するような言動を繰り返しているからだ。



     そもそも、昨年3月に赤木俊夫さんの遺書と手記が公開された際には、安倍首相は「胸が痛む」などと言いながら、「麻生大臣のもとで徹底的に調査し明らかにした」として再調査を拒否。その上、同年3月19日の参院総務委員会では、改ざんのきっかけが安倍首相の「私や妻がかかわっていたら総理も国会議員も辞める」発言だったと指摘されると、「改ざんのターニングポイントとなったのは2月17日の発言だったとは手記のなかには(書かれて)ない」と言い出したのだ。



     改ざんの責任についてシラを切り、赤木俊夫さん・雅子さんを冒涜し続けた安倍元首相の鬼畜ぶり

     繰り返すが、この安倍首相の答弁が改ざんのきっかけとなったことは財務省の調査報告書でも事実上認定しているものだ。

     にもかかわらず、自殺に追い込まれた俊夫さんの手記を持ち出して「ターニングポイントになったとは書いていない」などと言い出す……。もはや鬼畜としか言いようがないが、この安倍首相の卑劣な態度に対し、雅子さんは直筆の文書を公表。そこにはこう書かれていた。



    〈安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います。〉



     改ざんの原因をつくったのは安倍首相の発言であり、調査される立場だという指摘はまさにそのとおりだが、しかし、信じがたいことに、安倍首相は「安倍首相の国会発言が改ざんが始まる原因をつくった」とする雅子さんの反論がおこなわれたあとも、国会で「手記には書かれていない。

     (手記を)読まれたんですか?」などと連発。こうして赤木さん夫妻を冒涜しつづけたのだ。



     いや、そればかりか、今回の訴訟で雅子さんが求めていた「赤木ファイル」の開示についても、安倍氏は首相在任中、その要求を完全無視。

     結果として、安倍氏が首相を辞めたあとの今年6月に開示されるにいたったが、その際、安倍元首相のTwitterアカウントは、安倍元首相と昵懇の産経のネトウヨ記者・阿比留瑠比が“野党の追及がしつこいから改ざんがおこなわれた”などと主張するコラム記事を貼った上で、〈赤木氏は明確に記している。

     「現場として(森友学園を)厚遇した事実はない」この証言が所謂「報道しない自由」によって握り潰されています。《秘書アップ》〉と投稿した。



     本サイトでは当時、この主張がいかにフェイクと責任転嫁を目的とした投稿であるかを詳しく指摘したが(詳しくは既報参照→https://lite-ra.com/2021/06/post-5931.html)、安倍元首相はいまだに再調査される側だという自身の立場を無視し、改ざんの責任をまったく認めようとはせず、「報道しない自由」だの「野党の追及がしつこいから改ざんがおこなわれた」などというネトウヨを煽るようなフェイクの主張を繰り返しているのである。



     本日おこなわれた参院予算委員会で岸田文雄首相は、「赤木ファイル」の開示をはじめとして、これまで政府は「可能な限りの対応をした」などと強調したが、第三者による再調査を拒否しておいて何を言うか、という話だ。明日、赤木雅子さんは、鈴木俊一財務相宛ての抗議文を財務省に直接持参して提出する予定だというが、メディアは税金の無駄遣いを問題として俎上に載せるならば、この一方的に税金を使って裁判の幕引きを図るという許しがたい暴挙こそ批判すべきだ。

     そして、安倍元首相の責任追及がおこなわれないかぎりは、森友問題を終わらせることはできないのである。

    (編集部)

    ***************************************************************************

     引用以上



     安倍晋三は、国会での首相答弁として118回もの「真っ赤なウソ」を述べた。これは1889年以来、130年に及ぶ憲政史始まって以来の快挙で、これによって「稀代の嘘つき王、史上最悪の詐欺師首相」の美名を後世に残すところとなった。

     

    国会で118回も嘘 安倍前首相は「虚偽答弁のホームラン王」2020/12/23

      https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283040



     すべて、自分の利権としての森友・加計問題だが、「もし自分が関係していたなら、ただちに議員をやめてみせる」と開き直った放言もまた、これ以上ないほど赤く染まったウソだった。まさに憲政史上唯一といえるほどの悪臭に満ちた超不潔腐敗ウンコを、公衆の面前で噴出したのだ。

     https://iwj.co.jp/wj/open/archives/364359



     だが、真面目な下っ端官僚にはウソのつけない誠実な人格者だっている。その一人が、安倍晋三に公文書改竄を命じられて苦悩して自殺した赤木俊夫さんだった。



     「違法」な黒塗りをはがすと、赤木俊夫さんの死の理由が「偽装・隠蔽」されていた!11/17

     https://news.yahoo.co.jp/byline/akazawatatsuya/20211117-00268141



     赤木さんが自殺した主な理由は、上のリンクにほぼ網羅されているといえる。報道として良心的な仕事だと思う。

     だが、自殺の直接の契機になったのは上司である佐川宣寿の姿勢である。

     どんな人物なのか?

      https://dot.asahi.com/aera/2018032000017.html?page=1



     絵に描いたようなトップ官僚だが、財務省でも一番のパワハラ男だと評されている。

     https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201803280000188.html



     簡単にいえば、人事権を持った政権与党=自民党の忠犬である。飼い主である自民党に指示されれば、言うことを聞きたがらない自分の部下にも噛みついてケガを負わせることなど日常茶飯の人物であった。

     赤木さんは、佐川に噛みつかれ、心に致命傷を負って、一人で死んでいった。



     森友問題「出世のために部下を殺していいのか」佐藤優が明かす官僚のパワハラ体質 2020-03-20

     https://news.1242.com/article/214784



     その佐川宣寿もまた、麻生太郎に政権を守る使い捨て番犬として扱われ、ポイ捨てされたのだ。

     私は、12月22日以降、人類は二極化の道に突入し、もう互いに融合したり邂逅したりができなくなると、並木良和やバシャールを引用して、何回も書いてきた。

     この安倍晋三=麻生太郎=佐川宣寿=赤木俊夫の人間関係は、まさに、もうすぐ、はるか銀河の彼方に旅立って、二度と還ってこない「ネガティブ一座」の本質を見せてくれていると思う。



     彼らは、人間の序列が大好きであって、「どっちがエライか?」という上下関係による見下しの序列のなかで窒息死する運命なのだ。

     宇宙の果てまで飛んでいっても、なお、序列だけを価値にして生きようとする連中だ。彼らは、2050年頃、この宇宙から消えてしまうとバシャールは予言した。



     ついでに、完全分裂したポジティブ側についても触れておくと、これは私の勝手な憶測なのだが、その価値は、序列ではなく「快感ワクワク」ということになる。

     前回は、エロいことも含めて書いたが、ものごとの判断の基準、守るべき価値として、「どちらが気持ちいいか?」が前面に出てくるはずだ。



     もちろんエロスも含むのだが、人々は、「気持ちのいい生き方」をするようになる。そうして、みんながワクワク感を求めて、毎日を楽しんで生きてゆく。

     もう赤木俊夫さんのように、快感と逆行を強いられる時代ではなくなる。

     「キモチイイ世界」がやってくるんだぞ。毎日が笑顔の世界、女性たちは笑顔が美しくなる。険しい表情を強いる人は、どこにもいなくなるんだ。

     

     

     



     松尾貴史が肺塞栓症で緊急入院 16、19、25日の「鴎外の怪談」は中止 2021年12月15日

     https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202112150000291.html



     肺塞栓を引き起こす血栓は、下腿深部血栓が多いといわれるが、コロナワクチンがもたらす血栓もまた深部血栓が多いといわれる。

     松尾貴史は、徹底したオカルト嫌いで、反陰謀論の姿勢が鮮明だったので、おそらく医学権威者やメディアを盲信して、言われるがままにワクチンを打ち重ねていたのだろう。



     ワクチンによる死者は、想像をはるかに超える規模になっているが、とりわけ、スポーツマンとパイロットなどの職種を直撃しているといわれる。



     アスリートがワクチンに殺される…副反応で体調不良が続出 2021/05/01

    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/288675



      ワクチン接種後に亡くなった人々は何をしていたのか?具体例を紹介 8/19

     https://news.yahoo.co.jp/articles/a0c76c59e819101aab5fc4c4baab4b9ffa8c9c7e



    日本のワクチン死亡者は2万人 中村篤史/ナカムラクリニック 2021年8月1日

     https://note.com/nakamuraclinic/n/n30d1d5e3c747



      異常な超過死亡とその原因 〜人口動態統計の分析〜 新型コロナ騒動の情報サイト

    2021年7月29日

     https://note.com/info_shinkoro/n/nc9b6eed433de



     上のリンクは、四ヶ月も前の数字であって、現在は、おそらく軽く3万人を超えているだろう。しかも、再感染による重篤反応は、ワクチン接種済者を狙い撃ちしている。ワクチン未接種者に感染拡大、重篤発病の報告は確認できない。

    ちなみに、新型コロナウイルス感染による直接死者は、日本国内累計、12月15日集計で、18375名であり、ワクチン接種副反応死の方が多い。



     このワクチン副反応としての心筋炎と血栓症の問題は、すでに1年以上前から各界から指摘されて続けていたにも関わらず、厚労省は、今月やっと注意喚起を行った。



     4月に発覚していた「COVIDワクチン」接種者の心筋炎問題に厚労省はやっと言及(櫻

    井ジャーナル) 2021 年 12 月 14 日

    http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/286.html



    いったい、ワクチン副反応により、どれだけの人々が殺されたのか? 参考資料が提示されている。



      甲賀市の接種後死亡者数から世界の接種後死亡者数を推定される驚くべき数値 -接種後死亡者数と人口の間の相関関係はなく、当該地域の接種率から算出される総接種者数との相関関係から見る-

    http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/883.html



    《アフリカではワクチン接種率がたった6%であるのに、事実上コロナ禍はなくなっている…困惑している科学者たち》PCR検査と感染症の恐怖を煽る政府やメディアがなければ似非コロナ禍など存在できない

    http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/879.html



     オミクロン株が発見され、世界中に高度警報が発せられた南アフリカの実態



      南アフリカの新たなコロナ感染数が「異様な急減」。このメカニズムは? 2021年12月8日

     https://earthreview.net/cases-in-south-africa-has-dropped-sharply/



    そして、プロスポーツマンと、職業パイロットのワクチン接種後突然死の例が凄まじい。 アメリカの2020年、パイロット死亡率は前年比17倍になっている。



     FIFA所属のサッカー選手の試合中などの「心臓突然死」が2021年に「 500%増加した」とイスラエルのメディアが全リスト付きで詳細な数を報じる 2021年11月21日

     https://earthreview.net/sudden-deaths-among-fifa-athletes-increased-by-500-2021/



     欧米を中心としたサッカー選手などのアスリートたちに、試合中の「心停止による突然死」が異常なペースで続いていることから考えることは 2021年11月14日

     https://indeep.jp/reason-for-the-increase-in-sudden-death-of-athletes/



     アメリカでパイロットの死亡数が前年比で「 1,700% 」以上増加。米航空会社の従業員にはワクチンの接種義務があるが、因果関係は不明 2021年12月15日

     https://earthreview.net/us-pilot-deaths-increase-by-1750-percent/



     航空業界の専門誌『エアライン・パイロット・アソシエイション (Air Line Pilot Association)』に、「 2021年1月から9月までに死亡したパイロットのリスト」が掲載された。



     「 9月までで 111人のアメリカのパイロットが死亡している」ということを示しているようです。

    これを取り上げていた記事には、以下のように書かれていました。

     「 2019年に死亡したパイロットの数は 1人、2020年には 6人だった。しかし、 2021年には 111人のパイロットが死亡している」



     現在この航空業界紙の過去のすべてのバックナンバーでパイロットの過去の死亡数を調査していると記事にはありますが、少なくとも、2020年と比較すると、1700%の増加となっていることが示されているようです。



     理由や原因はもちろんわかりませんが、サッカー選手ほどではないにしても、パイロットたちも、基本的には「比較的若い人たち」ということがあり、その意味では、100人以上の死亡というのは珍しい現象だとは言えます。



     今のところ、運行中のパイロットの突然死はないようですので、それは幸いですが、今後はわからない面もあります。

     この 2021年という年は奇妙な大量死が様々な業界に広がっているようです。

     これを取り上げていたアメリカの記事をご紹介します。



     米国のパイロットの死亡数が、ワクチン展開後に前年比で 1,750%増加

    US pilot deaths increase by 1,750% after covid vaccine rollout

    naturalnews.com 2021/12/13



     以前は健康だったアメリカの航空会社のパイロットたちが前例のない速度で亡くなっている。

     パイロットは常に最高の体調である必要があるが、2021年に、アメリカの航空業界は全体として、パイロットたちに Covid-19 ワクチンを接種しなかった場合は、契約を終了するとした。



     そして、今年は 100人以上の若いパイロットたちが不思議なことに亡くなった。

     今年の最初の 8か月で、合計 111人のパイロットが亡くなった。これは、世界がパンデミックの真っ只中にあると考えられていた 2020年から 1,750%の増加だ。



     亡くなった個人のリストが『エアライン・パイロット・アソシエイション』に掲載された。比較すると、2020年に死亡したパイロットは 6人で、2019年の死亡数は 1人だけだった。



     2021年にしても、ワクチンの接種量が少なかった 2021年1月から3月までに記録された死亡者はわずか 5人だった。その後、アメリカ政府と民間企業が航空会社の従業員たちにワクチン接種義務を強制した直後、7月には 39人が死亡し、、8月には 34人が死亡した。



     111人の死者のほとんどは、ワクチン接種が一斉展開された後に発生している。しかし、ワクチンによる死亡の医療法はないために、死亡のほとんどは他の原因によるものとされている。



     これらの原因がワクチンによる傷害の背後にある病理学的証拠に関連している可能性があるが、それが明文化されることはない。 若い男性あるいは女性の死は「突然死」または「原因不明」と呼ばれて終わる。



     以前は健康だったアスリートたちもパイロットたちと同じような死亡率の傾向を見ている。科学メディア Goodsciencing.com は、1月1日から 12月10日までの 300件を超えるワクチン接種後のアスリートの医療事件を追跡している。これらの事件には、2021年に競技場で突然倒れた以前は健康だった若いアスリートたちが関係している。

    *********************************************************************

     引用以上



     航空機搭乗中の死亡といえば、まず思い浮かぶのが血栓症=エコノミー症候群で、体を動かし辛い態勢で長時間我慢すると、下腿に深部血栓ができて、それが肺塞栓を引き起こすというものだが、ちょうど新型コロナワクチンの副反応の代表が、同じく深部血栓症なのだ。

     これがパイロット大量死の原因かどうかは不明だが、無関係ではありえないだろうと私は思う。



     深部静脈血栓症

     https://www.jhf.or.jp/check/term/word_s/vte/

     下腿深部血栓ができると、ふくらはぎに痛みが出ることが分かっているので、すぐに医者に行けない場合、アスピリンを常時携帯し、必要に応じて服用してから病院に駆け込んだ方がいいかもしれない。

     病院に行けば、血栓溶解剤で対処することになる。原因がmRNAワクチンにあるとすれば、相当に命に危険が及んでいると自覚すべきだ。



     日本政府は、FIFA選手や米国パイロットに驚くほどのワクチン副反応死者が出ている情報を一切公表せず、マスコミも情報を得ていても報道しようとしない。

     日本におけるワクチン副反応死は、8月以降、徹底した隠蔽工作が行われている。



     コロナワクチン副反応も隠蔽か!

     https://kuwanokazuya.com/20211010-vaccine-reaction/



    hukuhannnou





     コロナワクチンの副反応が多すぎて厚労省はギブアップ!!  2021/06/13

     https://princess-health.com/20210612-corona-vaccine/



     日本政府は、安倍晋三政権が持ち込んだ、隠蔽、改竄、歪曲の卑劣な体質に染まり、絶対に正しい情報を出さなくなっている。

     そして、アメリカ国際金融資本の利権に盲従することしかしない。

     新型コロナワクチンも、最初から国際医療マフィアが、副反応情報をシャットアウトし、彼らの発表報告に盲従し、何一つ主体性を発揮しようとしない。ドグサレ体質になってしまっている。

     

     コロナワクチン副反応×隠蔽する病院×実際の話×重要です×入院 2021-06-10

     https://ameblo.jp/ogawamina/entry-12679765693.html








     並木良和は、本年12月22日(あと一週間)をもって、もう戻ることのできない二極化の時代に突入すると予告している。

    https://www.youtube.com/watch?v=RkbYrj7u2PQ



     これは並木だけが言っているわけではなく、最初はバシャール(宇宙の知的生命体とのチャネリング)や、木村藤子、江原啓之などの霊能者、それに占星術師など、たくさんのスピリチュアル系能力者が口を揃えて予言してきた。



     だが、誰の言葉も曖昧で抽象的、具体的に何が起きるのかを現実感覚で消化させてくれる言葉は少なかった。

     私は、具体性のなさが面白くなくて、いろいろ調べたが、やはり見つけることができなかった。私が具体性として面白いと思うのは、日本国民を阿鼻叫喚、苦悶生活に堕としている安倍晋三と竹中平蔵が地獄に墜ちたというようなニュースなのだが、残念ながら、そんな予言を見つけることができないのだ。



     今日は、私なりの勝手な解釈で話を進めるが、二極化というのは、結局、外の世界、(対象的世界)や宇宙に起きるのではなく、一人一人の心の内側に起きるものだということだ。

     釈迦の五千もの経典に一貫しているのは「因果応報」の教えだが、その根拠は、我々が見て、感じている対象的世界というのは、実は、自分の心が作り出している虚像であって、本当の実体は、心の内側にある欲求であるという本質だ。



     つまり、我々が見て、触って、感じている外側の世界というものを作り出しているのは、心の内側の世界ということだ。世界は、すべて心の内側にある。

     だから、自分がなしたこと、思惟は、すべて寸分の狂いもなく自分に還ってくる。これが因果応報の原理である。



     これを広義にカルマと言い換えてもいいが、狭義のカルマは、自分の心を曲げて真実を正しく認識できないとき、間違ったままでの人生が進行するのだが、あるとき、自分の間違いを気づいた瞬間に、「しまった、どうしよう」という後悔の念が成立し、それは正されるまで消えることがない。これが本当の意味のカルマだ。



     「心の内側の世界に起きる二極化」というのは、自分の心に生じるカルマと向き合って克服できる心と、カルマを無視し、心の内側を見ようとせず、何もかも他人のせいにして、しらばっくれて生きてゆく心の二極化であるといえよう。



     バシャールは、二極化について、「ポジティブとネガティブ」という表現を使っている。並木も同じだ。もちろん、「ポジティブな心」というのは、自分の心の内側と向き合って、問題の本質を見抜き、何をすべきかを決められる心のことだ。

     水俣病やフクイチ事故と向き合って、具体的な被害を自分のせいにするわけではない。

     戦わなければならないときは戦う。例え、命を失っても子供たちの未来のために正義を貫くという心がポジティブである。



     ポジティブな価値観というのは、守るべき根源の基準を、今身近にいる仲間や、子供たちの未来のために尽くすことに置く、というものだと私は思う。

     逆にネガティブというものは、内なる自分と向き合わず、外側の世界に作られた虚構に目を奪われて、「今、自分が、どのように生かされているか」という視点を見失い、他人との競争心だけに囚われ、必死になって、権力や地位や蓄財に全精力を傾けている人々のことをいう。



     具体的には、「金持ちの道楽」を自慢げに見せてくれている前沢友作とか、堀江貴文、橋下徹、安倍晋三、竹中平蔵らのことを言う。彼らは、日本国内で数百万人の子供たちが今日の食事も確保できない窮乏にいても、宇宙ロケットに乗って自慢することを選ぶ人々であり、それは北朝鮮の金正恩王朝とまるで同じだ。

     彼らを見て、「これがネガティブ人生だ」と気づけば間違いはない。



     もう二度と後戻りできない、対話も邂逅もない分裂世界を、それぞれの人々が「カラスの勝手でしょ」と進み、互いの距離は永遠に離れてゆく。

     

      もう対話はできない、邂逅もない。 2020年08月21日

      http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1224.html



    「心の内側を見ない」ということは、「最先端」と称する幻想にばかり囚われることでもある。

     国家という虚構のなかで、競争に勝ち誇ることばかり夢見て、自民党、保守勢力は、戦後70年を突っ走ってきた。

     新幹線もできたが、原発もできて、フクイチ巨大事故が起きた。私は、新幹線が巨大事故を引き起こすのも時間の問題だと見ている。

     新潟では本当に大事故一歩手前だった。このとき、大事故にならなかったのは、単なる偶然にすぎない。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E8%B6%8A%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A%E8%84%B1%E7%B7%9A%E4%BA%8B%E6%95%85



    リニア新幹線が開業すれば、乗客全員が死亡するような凄まじい事故も起きるはずだ。だが、地震大国日本という観点から容易に予想できる、新幹線事故や原発事故も、競争観念に囚われた国家主義者、優越主義者たちには、それが見えないのだ。

     これがネガティブな人々の本質的特徴である。



     もしもポジティブな人たちなら、リニア新幹線を作るだけの超巨額費用で、日本中の主要幹線鉄道を高架化して、踏切を廃止し、ほとんど事故の起きない安全な交通機関に変えることができるし、過疎地帯の隅々まで鉄道路線を通わせて地方を活性化できるはずだと思う。

     こういう国家主義の見栄から解放された、人々の利益に奉仕できる発想をポジティブというのだ。



     12月22日、二極化を行き来できる最後のゲートが閉じてしまい、もう互いに行き来できなくなる。

     つまり、子供たちの今日の食事よりも、見栄としての宇宙旅行を選択した人々は、銀河の向こうに去って行く。バシャールは2050年頃、ネガティブ側に向かった人々が消えてしまうと予言した。位相がずれて、我々から見えなくなるというのだ。



     ポジティブ側に立つ我々は、差別のない誰もが平等に生きて、喜びも苦しみも共有できる社会を作り出してゆく。

     だから、新幹線などいらない。昔通りに駅弁を食べながら、ゆっくり長い旅を楽しめばよい。高架化された鉄道では事故も起きない。

     何より、「金持ちがもっと金儲けをするための道具」である自動車とか、さまざまな産業機器、コンピュータ、IT・AIも必要ない。



     代わりに、人々が健康を維持するための超長距離の安全なサイクリングロードを整備し、ゆっくりと全国旅行を楽しめるようにすればいい。

     日本アルプスには、国営の山小屋を整備し、誰でも安全な山旅を楽しめるようにする。

     医療も特権を廃止し、「本当に病気を治せる医師」を選べるようにする。



     ポジティブな世界には、誰一人、他人を「遅い」と攻撃する者はいない。

     合理化など誰も目指していない。一人一人が心豊かに、人生を楽しむことが先決なのだ。そこには追い詰められた人々はいない。みんな解放された豊かな心の持ち主ばかりだ。



     それで、食料が行き渡るか? 全員が良い家に暮らせるか? できるさ。人が人を助ける解放されたポジティブな心があれば、現在の労働量の十分の一でも、みんなが豊かに暮らしてゆけるのだ。

     今は、みんなの生産量の9割を、大金持ちがもっと大金持ちになるために掠め取ってゆく社会なのだ。



     ポジティブな社会では、誰も苦しまない。誰も飢えない。誰も落ちこぼれない。コンピュータもいらない。代わりに、たくさんの動物の友達がいる。やがて、そんな快感で占められた社会がやってくる。

     社会を悪くさせるだけの競争主義者、ネガティブな人々は、もう我々とは別次元の世界を歩み出し、もう二度と還ってこない。



     バイバイ! ネガティブさんたち……





     YouTubeを眺めていたら、霧社事件に触れたコンテンツがあった。



     運動会中の親子が首を落とされる! 霧社事件 2021/11/03

      https://www.youtube.com/watch?v=BBmNfO2srRM



     台湾を日本が統治するようになった理由は、1895年、日清戦争の勝利の結果、行われた講話会議=下関条約によって、清国領土を割譲されたからである。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E9%96%A2%E6%9D%A1%E7%B4%84



     しかし、清朝も、1683年から統治を宣言していたものの、山岳地帯の先住民は強力な戦闘力を持って清朝派遣代官たちには手に負えず「化外の民」と呼んで、事実上、自治地帯として放置されていた。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2



     日本が、最初に台湾と深くかかわるようになったのは、1871年、宮古島島民が暴風に流されて、台湾北部に漂着したとき、先住民によって54名が殺害され、日本政府が清朝に抗議したところ「化外の民であるから清国は与り知らぬ」と回答があり、これを受けて、明治新政府が、初めての対外軍事侵攻に踏み切った。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E5%B3%B6%E5%B3%B6%E6%B0%91%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6



     当時の台湾先住民たち(生蕃)は、2000年以上前から台湾島に住み着いた土着民だが、非常に残酷な首狩り殺人の風習を残していることでも知られていた。

     私の記憶では1970年前後まで首狩り習慣が残っていた。人肉食の習慣があって、18の部落からなり、その中で牡丹社というのが、特に残忍であった、とある。



     最初に台湾討伐(生蕃)を命じられたのは1873年、副島種臣だった。

    しかし、実際に軍事行動に出たのは1874年、西郷従道だった。西郷は、明治政府軍の精鋭とともに上陸し、多数の先住民を殺害したが、全容を知る資料はない。

     ただ、この事件が、1895年の台湾統治の直接の契機になったともいわれている。



     日本統治時代の台湾

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%B1%E6%B2%BB%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E5%8F%B0%E6%B9%BE



     日本による台湾統治は、当時の欧米先進国が先を争って未開国に侵攻し、植民地化を繰り返していた風潮のなかで、日本もまた「遅れてきた帝国主義」を発現し、猛烈な国土侵略拡大政策を行った。



     台湾の場合は、医官だった後藤新平の存在が大きい。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E8%97%A4%E6%96%B0%E5%B9%B3



     1898年、児玉源太郎が台湾総督府長官に就任するとともに、後藤新平を右腕として台湾統治の事実上の骨格を定めた。

     後藤は、台湾のアヘン吸引習慣について、「暫禁策」を提示し、高率の税金をかけることで、吸引者を減らそうとしたと表向きに語られているが、実際には、アヘンが「金のなる木」であることに目をつけ、裏側で、アヘン利権を一手に握り、台湾住民(主にアヘン吸引習慣を持った大陸系住民)に売りつけていた。

     

     この頃の後藤新平や児玉源太郎ら、台湾統治の高官たちの姿勢は、頗る日本人に対する優越性お強要と現地人に対する軽視、見下しがあり、内地から派遣された警察官たちの傲慢な姿勢が目立ったといわれる。

     これが誇り高き台湾高地部族の怒りをかっていた。



     そんななかで1930年、とうとう霧社事件と呼ばれる先住民蜂起が起こった。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%A7%E7%A4%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6



     霧社セデック族村落のタダオ・モーナが1930年10月7日に起こした日本人巡査殴打事件が事件の引き金になった。

     当時の日本人警察官は、高圧的姿勢で先住民を支配しようとした者が多く、「首狩り族」として恐れられていた先住民セデック族の多くが反感を抱いていた。

     巡査が酒を勧めようとしたセデック族若者の手をステッキで叩いたことにより、セデック族全体が憤り、日本人に対する日頃の恨みを晴らすべく蜂起した。



     1930年10月27日、霧社セデック族マヘボ社の頭目モーナ・ルダオを中心とした6つの村の300人ほどが霧社各地の駐在所を襲った後に霧社公学校の運動会を襲撃した。当時の公学校には一般市民の日本人と漢人(大陸からの移住者)の家族子弟が集まっており、部族民は和装の日本人を標的として襲撃、結果日本人132人と和装の台湾人2人余りが惨殺された。犠牲者は首を切り落とされた。



    駐留日本軍や警察は武力による鎮圧を開始した。日本側は2日後の10月29日には早くも霧社を奪回した。霧社セデック族側は山にこもり、霧社襲撃の際に警察から奪った武器弾薬を使って抵抗した。

     このときのセデック族の山岳戦闘能力が、あまりにも高く、日本軍は手も足も出ない状態になったので、航空機による毒ガス散布まで行ったといわれる。



     戦闘の中で、700人ほどの蜂起軍が死亡もしくは自殺、500人ほどが投降した。特にモーナのマヘボ社では壮丁の妻が戦闘のなかで全員自殺する事態となった。一方、鎮圧側の戦死者は日本軍兵士22人、警察官6人、味方蕃21人であった。



     全国大衆党の衆議院議員であった河上丈太郎と河野密は訪台して事件を調査し、1931年6月に全国大衆党は帝国議会で当局の対応を批判した。昭和天皇までもが「事件の根本には原住民に対する侮蔑がある」と漏らした。



     台湾総督府は事件後、原住民に対する政策の方針を修正していく。明石元二郎や八田與一らの献身的な成果の上に、原住民に対する同化教育と同時に、適農地区への定住化と米作の普及が試みられた。

     このときの努力が、戦後、台湾の親日感情につながっている。



     また、天皇と帝国に対する忠誠を示した者は日本人同様に顕彰されたので、太平洋戦争(大東亜戦争)時の高砂義勇隊には自ら志願して戦地に赴いた原住民が多く存在した。一説によると霧社事件での山岳戦でセデック族がとても強かったため軍部が高砂義勇隊の創設を着想したとも言われる。こうした事例は映画『サヨンの鐘』にも描かれ、皇民化教育の成果として謳われた。



     蜂起したセデック族は、大半が虐殺されたが、その後、強力な親和策が採られたことにより、たくさんの先住民が、日本に帰化することになった。

     現在、生きていれば90〜100歳にもなるが、日本で仕事に就いて、同化している旧台湾先住民は、あるいは数十万人の単位になるかもしれない。



     私は、名古屋で仕事をしていたとき、同僚の中村さんが高砂族であることを知った。日本語もネイティブであった。

     容姿は、まるで日本人と変わらない。実は台湾先住民の多くが、日本人的風貌をもっていて、大陸系の移住者よりも、むしろ日本的であるといわれた。生活民俗も、納豆や味噌など日本人と違和感がなかった。



     理由は、たぶん2500年前、呉(蘇州)が越に敗北したときに、船で台湾に逃亡した人々の末裔だからと考えている。

     呉は水郷地帯で、船で生活する民族だった。越に敗北して皆殺しにされる前に、外海に逃げ出した。

     一部は台湾にゆき、山東半島南岸、朝鮮半島南岸、そして九州有明海にたどり着いたのだ。



     神武天皇は、呉の創始者、太伯の弟の李歴と、中国史で説明されているが、当たらずとも遠からずだろう。彼らが弥生人文明(稲作文明)を日本に持ち込んだのだ。



     過去に、ほとんど聞いたことのない異常な交通事故、昔では考えられなかった運転中の意識喪失による事故が激増している。



     愛知 小牧で車両20数台が関係する事故 11人けが 2021年12月10日

     https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211210/k10013382741000.html?utm_int=word_contents_list-items_004&word_result=%E4%BA%8B%E6%95%85



     集団登校中の小学生に車接触 走り去る 児童5人けが 静岡 菊川 2021年12月9日

     https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211209/k10013381231000.html?utm_int=word_contents_list-items_010&word_result=%E4%BA%8B%E6%95%85



     保育園児の列に車 園児7人けが 運転男性は意識不明の重体 愛知 2021年12月9日

     https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211209/k10013381321000.html?utm_int=word_contents_list-items_008&word_result=%E4%BA%8B%E6%95%85



     タクシー時速65kmで歩道に突っ込んだか 死亡の運転手 書類送検 2021年12月9日 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211209/k10013381271000.html?utm_int=word_contents_list-items_009&word_result=%E4%BA%8B%E6%95%85



     「気付くのが遅れた」横断歩道で10歳の女子児童をはねてけがをさせた(飯舘村の)女を現行犯逮捕<福島県伊達市>

     https://www.fnn.jp/articles/-/280516



     1人が意識不明の接触事故の取材中… 3台が絡む追突事故も発生 会津坂下町で事故相次ぐ<福島県>2021年11月17日

     https://www.fnn.jp/articles/-/272008



     「身体的機能の低下の自覚」福島県の運転免許自主返納は2021年は5775件に 2021年12月10日

     https://www.fnn.jp/articles/-/283478



    ***********************************************************************

     巨大放射能汚染事故のあったチェルノブイリ周辺では、ちょっと考えられないような不注意、集中力欠如から来る異様な交通事故が激増したことが知られている。

     

    ロシア/ウクライナの交通事故がやばすぎる! 衝撃映像まとめ 路上致死必至 危険運転防止 2018/11/12

     https://www.youtube.com/watch?v=i-4KikeIGAQ



     ロシアの交通事故映像集 2011/11/28

     https://www.youtube.com/watch?v=9CLbMfNDQig



     視聴していると、普通の交通常識では理解できない、異常な認知機能の低下を見ることができる。

     すでに、チェルノブイリ事故三国では、「チェルノブイリ認知症」という、被曝者の認知機能低下による問題が明らかにされている。



     被曝により一番ダメージを受けるのは脳である → 神経細胞が死滅し萎縮する

    2012年07月16日

     https://ameblo.jp/sunamerio/entry-11304383369.html



    『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』(岩波書店)

     https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-14685



     2012-04-17 チェルノブイリ認知症

     https://ameblo.jp/fairytree/entry-11225505922.html



     認知症と放射線被曝 2021年11月16日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1677.html



     チェルノブイリ事故が起きてから、退役軍人など50万人以上が後始末に駆り出され、彼らを総称してリクビダートルと呼んでいる。

     ロシア政府は、彼らのうちに死者は一人も出ていないと主張しているが、実際には、大半の人々が余命を十歳以上も削られる深刻な疾患のなかにいる。

     現在まで生き延びているリクビダートルは、非常に少ないと指摘されている。



     彼らの多くに癌リスクが生じているのだが、実はそれよりも、「チェルノブイリ認知症」

    と呼ばれる精神的疾患が報告されている。

     リクビダートルの、ほぼ全員が、事故後30年を経て、認知機能低下に苦しんでいる。

     そして、チェルノブイリ周辺国では、上の交通事故動画に見られるような、認知機能低下が原因になっているとしか思えない異様な事故が頻発している。

     それは、現在、日本で起きている不可解な事故の増加と共通するものだ。

    *************************************************************************



    低レベル被曝の特殊性とリクビダートルへの影響 ロシア科学アカデミー・生物化学物理研究所(ロシア)

     http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Burla-J.html



     以下、ごく一部だけ引用



     チェルノブイリ原発事故がもたらした破局的事態の特徴は,放出された放射能の総量,汚染地域の面積,住民や事故の処理に参加した人々の大量の被曝だけではなく,事故初期の非常に強力な“ヨウ素の打撃”と,以前には絶対的に安全と考えられていた低レベルの慢性的被曝を数100万の人々がうけ続けていることにある.



     最新の研究によると,低レベル被曝は細胞に長期間継続するさまざまな変化をひき起こし,その結果細胞機能に変化をもたらすこと,そして低レベル被曝で生じるプロセスは高レベル被曝によるものとは異なっていることが明らかになっている.

     低レベル被曝では,線量・効果関係,つまり被曝量の増加にともなう効果量の変化のしかたが直線型とは顕著にずれており,それゆえ,高レベル被曝で得られた結果を外挿して低レベル被曝のリスクを評価することは不適当である.



     こうした事情から,チェルノブイリ事故以前の放射線生物学は,事故がもたらすであろう健康影響を予見できなかったし,また子供や大人における病気の増加に対して有効な予防手段をとることができなかった.



     ここ数年の医学的な調査と基礎的な研究の結果は、これまで絶対的に安全だとしていた低レベル被曝に対するわれわれの考え方に変化をもたらし,また,原子力産業や放射性廃棄物埋設などの問題に関する態度にも変更をせまるものであった.



    リクビダートルの健康状態に関するこれまでのデータ



     旧ソ連最高会議のチェルノブイリ事故調査委員会の活動を通じて,リクビダートル(事故処理作業)に従事した人々,および放射能汚染地域に住む子供と大人たちの健康状態について,さまざまな医療機関からの報告を入手した.

     そのデータの詳細は,「チェルノブイリ原発事故:原因と結果」の第2巻1に示してある.



     ここでは,そうした報告の基本的な結果について簡単に述べておこう。1986-1990年のすべてのレポートには,放射能汚染ゾーンでの作業の後にリクビダートルに観察された健康状態の変化が報告されている.

     たとえば,サンクトペテルベルグの軍医学アカデミー病院では,数100人のリクビダートルの検査が行なわれている.



     チェルノブイリでの作業の後に彼らに現れた疾病でもっとも多かったのは,高血圧症(20.8%),慢性胃炎(14%),神経系失調(12.2%),虚血性心疾患(3.7%),慢性肝炎(1.8%),慢性気管支炎(1.8%),胆汁管障害(1.2%)などである.

     軍医学アカデミーには,すべてのリクビダートルの健康状態について事故以前の何年か分の情報があるため,これらのデータの信頼性はきわめて大きい.

     モスクワの研究所(ロシア保健省・診断治療研究所,泌尿器科研究所)もまた,軍隊に動員されリクビダートルとして作業にあたった人々を調べている.もっとも頻繁に現れた疾病は,内分泌・神経系,心臓循環器系,消化器系,骨格筋系,男性生殖器系などの障害である.

     甲状腺機能の長期間観察では,調べられた人々の10%に機能変化がみられた.



     アルメニア共和国保健省の放射線医学研究所では,約1100人のリクビダートルが登録され,健康状態の追跡調査が実施されている.

     1987-1990年の観察結果は,神経系疾患の増加傾向(1987年に31%、1990年に51%)を示している.また,消化器系や呼吸器系の疾患も増加している.さらに,リクビダートルの免疫状態に規則性をもった変化が生じている.細胞の免疫力が明らかに低下しており,これにはT細胞性免疫の低下が関係している.



     ウクライナの国家登録には18万人のリクビダートルが登録されている.内分泌系と免疫系の疾患が,とくに男性において毎年顕著に増加している.1990年の男性の罹病率は,1988年に比べ3.7〜7.1倍になった.血液・造血器官の疾患は,男女ともに増えていて,1990年には1988年の5倍になった.神経系と循環器系の疾患は1988年の2〜3倍に増加している.



     当時の医師たちが,被曝量10〜20センチグレイ(100〜200ミリグレイ=シーベルト)のリクビダートルたちに対して,被曝の影響をみいだせなかったことに注意する必要がある.

     多くの場合,25センチグレイ以上をうけたリクビダートルのグループでは,かなり大きな罹病率がこれまで述べた疾患で認められている.ところが,リクビダートル全体では明白な線量・効果関係を示していない.

     リクビダートルに関する当時のもっとも大きな情報源は,ソ連時代に設立された全ソ地域登録で,そこにはロシア、ウクライナ、ベラルーシのリクビダートル22万6900人が含まれていた2.



     全ソ地域登録データによると,リクビダートルの全罹病率は,個別の国ごとでもCIS(独立国家共同体)全体でも,統計的に有意に増加している(1.5〜2倍).つぎの5つの疾患については,被曝量との相関性が認められ,被曝量30センチグレイ以上のグループの罹病率は被曝量0〜5センチグレイのグループの値よりも有意に大きい.1)神経系疾患,2)精神障害,3)血液・造血器官の疾患,4)消化器系疾患,5)自律神経失調症.



     この当時の医療当局は,被曝がリクビダートルの健康状態に悪影響をもたらしているとまじめには受け取らなかった.罹病率が本当に増加したというより,それまで明らかでなかった病気が確認されただけだという説明を試みた.または,健康状態の変化はすべて“放射線恐怖症”,すなわち実際の被曝とは関係のない精神的ストレスの結果であるとした.



     しかし,最近のロシア国家放射線疫学登録のデータでは,リクビダートルや被曝住民において,さまざまな種類の病気の増加が記録されている3.

     まず第1に注目されるのは,ガンが一貫して増加していることで,1990年に10万人当り151件であったものが,1991年に175件,1992年に212件(同じ年のロシア男性全体のデータをリクビダートルの年齢構成に当てはめた値は128件),1993年に233件(同140件)であった.リクビダートルのガン発生率は,ロシア全体の値に比べ1993年には65%大きかった.



     リクビダートルの内分泌系疾患は,対照レベルに比べ18.4倍,精神障害は9.6倍,循環器系疾患は4.3倍,全疾患では1.5倍になっている.表1に示すように,リクビダートルではさまざまな病気の罹病率が増え続けている4.



     チェルノブイリ事故の影響を被った人々の大部分に免疫系に変化が認められている5.この変化は主に,免疫系の中心的器官である胸腺と胸腺の中で発達するTリンパ球に関係している.

     これらの細胞の機能が害されると,ウィルスや微生物に対する防御,腫瘍に対する抵抗性,免疫反応のバランス維持といった機能が損なわれ,その影響は広範な形で生じる.被曝した人々の血清中の胸腺ホルモン量は平均して3分の1から5分の1に減少し,それにともなってTリンパ球の防御機能も3分の1から4分の1に低下している.



     被曝をうけた人々では,免疫力低下が起きやすく,その結果免疫による防護機能も低下し,それがガンや感染症の増加へとつながる.チェルノブイリ事故の被災者には,老化の際に現われるような,免疫力の変化が認められている5.



     以上のように,リクビダートルの健康に深刻な変化が生じていることは疑いない.しかし,病気増加の原因については,被曝の影響なのか,あるいは事故ゾーンで働いたことにともなう精神的問題なのかといった議論が続いている.

     リクビダートルや子供たちの甲状腺ガンについては,国際機関(WHOやIAEA)も現在は,その主な原因は事故直後のヨウ素131による被曝であると認めている.しかし,甲状腺以外の病気については,人々の精神的心理的な反応によってひき起こされたと国際機関は考えている.

    **************************************************************

     引用以上、データは割愛しているので、リンク先の原文を参照願いたい。



     低レベル放射能・放射線被曝は、ほとんどの人に認知機能の低下や人格崩壊を引き起こす。

     私は、フクイチ事故直後に、ミリシーベルト毎時という恐ろしい線量の福島第一原発周辺自治体に立ち入って、大きな被曝を受けたはずの広河隆一氏が、その後、人格的問題で糾弾を受けているのをみて、「まず間違いなく被曝の影響」と感じた。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E6%B2%B3%E9%9A%86%E4%B8%80



     認知症の基本的な症状は、抑制が効かなくなることだと言われる。冷静で理性的だった広河氏が、信じられないような行為に走った理由は、ミリシーベルト被曝環境に数時間以上も留まった現地ドギュメトレポートのせいだと考えている。

     私自身も、事故後、福島県汚染地に7回入り、大量の汚染度を持ち帰って測定したことで被曝し、抑制が効かなくなるような人格異常の症状を自覚している。



     すでに福島県では、そんな被曝認知症の事故が激増しているはずだが、警察は事故推移グラフを,平成15年前のものしか公表しない。厚労省の、癌や被曝障害のデータも、2015年より新しいものは、ほとんど見たことがない。

     政府一丸となって、放射能の影響による結果を隠蔽捏造しまくっているといえるだろう。

     



     



     バシャールが、「人間にとって一番大切なことは、ワクワクを持ち続けること」と言っていたような気がする。

     確かに、この指摘は晴天の霹靂で、我々の心の誰も気づかなかった奥底の原動機を指摘してくれた。

     我々が未来に希望を持てるとすれば、それはワクワクするような事態に遭遇できることを信じているからだ。死ぬまで苦痛しかない、ワクワクから見放された世界では、もう生きてゆく希望など何一つ残らない。



     しかし、奴隷として苦役を強要される立場でも、与えられる次の食事にワクワクし、希望をつないでいると聞いたこともある。

     また「奴隷は、自分につけられた鎖を自慢する」という言葉もある。

     だから、ワクワクとは何なのか? という問いは深い課題だ。

     他人を痛めつけることにワクワクする人だっている。人を騙すことにワクワクする人もいる。ワクワクは、必ずしも良いことばかりではない。



     人が人生に希望を失って自殺したりする鬱から引き戻すのに、その人にとって、ワクワクするような情報を与えることが最大の効果を発揮するのだろう。



     いったい、人間は何にワクワクするのだろう?

     ざっと思いつくのは、コンプレックスに包まれた状態から解放され、優越感に浸れること。これは深い差別社会にがんじがらめにされた者ならではの発想で、たぶんポリネシアなんかの自由で平等な社会では成立しない感情なのだろう。

     我々日本人は、上は天皇から下は死刑囚までの人間の序列支配に挟まれて、死ぬまで自分の置かれた階段の高さに一喜一憂しながら、他人を羨み、また小馬鹿にする価値観に溺れているので、誰も、心のワクワクに気づこうとしない。



     誰でも容易に、最初に考えるワクワクは、たぶん性欲を満たすことではないだろうか?

     年老いても、LGBTになっても性欲は残る。

     性交やSMプレイ、アナルセックスといった生々しい快感が、もちろん人をワクワクさせることは、ラブホテルに向かう男女の表情を見ていれば鮮明に分かる。

     みんな、何気なくしらばくれていても、強烈なワクワクを内に秘めた表情をしている。



     このワクワク感は鮮烈で、LGBTの掲示板を覗いてみると、露骨で生々しい性欲のワクワクが手にとるように分かる。見ているうちに、普段何気なく使っていた公園の駐車場なんかが出会いの場になっていて、公園のトイレに入ることも、はばかられるようになった。

     よくも、ここまでエゲツなくなれるもんだというのが正直な感想だが、これも、私が前時代の序列価値観に束縛されているからで、人間の飾らない本当の心根を示している貴重な表現なのかもしれない。



     性欲が50歳程度で消えてゆくというのは真っ赤な嘘だ。男どもは、自分の娘よりも若い女性が働く風俗店に平気で入ってゆく。世間体よりも性欲が勝っている。

     また、50歳前後にもなると世間体を気にして、エッチを想像するのも恥ずかしいことと、自分を金縛りにしてしまう男女も多いが、意思で性欲を縛り付けていても、抑圧された欲望は火山のマグマのように出口を探して彷徨っている。



     私は50歳前後で、数年間も血尿が続いて、尿の出が悪くなったりする症状があったので、前立腺癌を抑制するシテロンという男性ホルモン抑制剤を10年近くも飲み続けていたのだが、これを飲んでいると、性欲がほぼ強制的に遮断される。

     効果は実に強烈で、過剰性欲に悩んでいる人には最高だが、ただし副作用も強い。



     これは女性に対する関心が完全に消え失せる。もちろん男性に対する関心も出ない。目の前で見目麗しい若い女性が素っ裸になっていても、何一つ心を動かされない。関心が湧かないのだ。

     だから、性欲が、どれくらい性ホルモンの支配を受けているか思い知らされた。



     「やりたい、ワクワク」というものの正体は、性ホルモンだったのだ。

     シテロンは副作用で、乳房肥大が起きるので、私はLGBTに間違えられることも多い。若ければ、そのままLGBTとしての人生を送るのも一興だが、残念ながら歳をとりすぎて、「LGBT老人」を相手にしてくれる目出度い人物もいない。

     まあ、世間が求める性欲ワクワクは50歳あたりまでなので、私は遅すぎた。それでも、シテロンを中止して性欲が戻れば、女性になったつもりでレズプレイをしてみたいなんて性的妄想に苛まれることもある。



     若ければ、きっと出会い掲示板なんかに書き込んで性欲に狂っていたかもしれない。

     だが、60歳近くになって、突然、自分の心の抑制から解放されて、性欲を謳歌することに目覚める人もいる。どちらかといえば女性が多い。

     今の60歳以上の人々は、昔の封建的な男女観の影響を受けていて「はしたない」なんて自己規制感情とともに、「夫婦のあるべき姿」とか「真面目な人間性」とかの作り上げられた虚像に縛られている人が多い。



     だが、人間の本質は、何よりもワクワクと快感を求める動物なのだ。

     どんな封建的な名家の一員に収まっていても、快感を得たいという欲望から逃れることはできない。押し殺せば押し殺すほどに、心の底に欲求が渦巻いてゆく。

     ちょうど、宮本恒一の「忘れられた日本人」のなかで、有名な「土佐源氏」という本があるのだが、これなど、人間の本当の心が何をもたらすのか、実に深く示してくれる。

     人間の心に隠された真実に光を当てた名著中の名著だ。

     https://story.nakagawa-masashichi.jp/56730



     結局、人間というものは、幼い頃からすり込まれた世間体や封建的価値観による抑圧のなかで、「性欲ははしたない」という鎖に縛られて生きてきたが、ある日、その鎖が、思い込みだけで、本当は糸こんにゃくか、うどんのように簡単に壊れる虚構にすぎないと気づくと、突然、心のなかで何か爆発が起きて、60歳近い人が抑制を失った性欲に溺れるのだ。



     だが、容姿の衰えは隠しようもなく、若者たちは相手にしてくれない。狂いたくとも狂う相手がいないという焦燥のなかで、中高年、老人向けの出会いサイトは恐ろしいほど盛況で、その内容は驚くほどえげつない。

     それでも、支配者が民衆の心を支配してきた封建的虚構から解き放たれた人々が、ネットの自由な世界に触れて、人生の真実を見いだすというストーリーは素晴らしい。



     私の世代のような老人たちが、封建的価値観のくびきから解放されて、自由なセックスを楽しむということは、目指してきた「人間解放」の成果だと考えている。

     穏やかで、抑制の効いた関係もいいが、露骨な性欲に突き動かされた荒々しい性的満足もいい。変態セックスも素晴らしい。アナルでも、なんでもやったらいい。

     人生の大半をがんじがらめに束縛されてきた、ワクワクを追求することで、虚構の仮面が剥がれ落ちてしまえばいい。



     もちろん、そうした性的自由は、一夫一婦制の倫理観を根底から破壊することになる。

     だから、旦那様、奥様と仲良く人生を終えたい人は、これまでどおりの貞操価値観を大切にしてゆくことになる。

     でも社会が一夫一婦制から抜け出そうとしていることは、高知県の男女関係に現れている。

     https://master-jack.net/2018/06/02/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E3%81%AE%E6%9C%AA%E5%A9%9A%E7%8E%87%E3%81%8C%E9%AB%98%E3%81%84%EF%BC%93%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%E3%80%82/



     ワクワクすることは、「自分が本当にやりたいこと」を端的に教えてくれる。

     今、ワクワクしながら夢中になって取り組んでいる仕事、食事の時間さえ忘れて、集中していること。

     これが、本当に自分の心が求めているものだ。



     なかには、変態性欲行為に夢中になっている人もいるだろうが、それはそれでよい。

     結局、ワクワクは快感の延長である。人は快感を得られることをしたいのだ。

     それが世の中を変えてゆく。

     みんなが一番快感を得られる世界を想像してみればいい。

     それは少なくとも、ナチズムや中国共産党のようなファッシズムではないはずだ。



     ヘーゲルの示した「世界は合理性に向かう=絶対精神へ」という命題も、人々がもっとも強い快感を得られる世界に向かってゆくという意味だろう。

     我々が、どういうときに快感を得ることができるのか?

     これを心の底に置いておけば、それが社会の進む道である。



     こうした意味で、船井幸雄が示した「長所伸展法=短所是正法」のメカニズムも、今では、長所伸展法がもたらす素晴らしい世界=快感の強い世界が、どれほど社会を前進させているか気づく人も多くなった。

     逆に短所是正法=叱りつける、文句を言いまくる、短所を厳しく指摘するという、およそ不快感をもたらすだけの人間支配が、社会をどれほど逆行させ、人を不幸にしているかも知られるようになった。



     これなどは、社会を規定する根底に、ワクワクと快感があることさえ理解できれば、誰にでも分かることだと思う。

     しかし、さんざん他人から文句を言われてきた人に、その恨みを他人にぶつける人もいる。そうしてワクワク感を得ているのかもしれないが、それは、自分を縛る鎖をより太く強固にするだけだ。



     自分を縛り付けている、たくさんの鎖から解き放たれよう。価値を定めるのは世間体ではない。他人の指摘でもない。ワクワクする自分の心を満足させるため、鎖を引きちぎって前進してゆくのだ。

     

     


     2021年12月現在もなお、福島市・郡山市・フクイチ周辺自治体の多くで、空間線量、数マイクロ毎時の場所が報告されている。

     https://www.greenpeace.org/japan/explore/sustainable/sirubeku/monitoring28th/



     国は、毎時0.23マイクロシーベルト以上の地点は存在しないかのように言っているが、上のリンク(グリーンピース)調査データを見れば真っ赤な嘘であることが分かる。

     安倍晋三政権と福島県は、そんな放射能汚染地帯の住民に対し、「年間20ミリシーベルト以下なら安全」という根拠皆無のデマを流布し、避難住民への支援を廃止して、無理矢理居住させようとしてきた。避難先の住居を追い出したり高額の追徴金をふっかけたりする悪質な手口だ。



     年間20ミリシーベルトを毎時に換算すると、毎時2.3マイクロシーベルトになる。

     この線量を「何の健康被害も起きない安全線量」と凄まじいデマを強要した。

     ICRPは年間1ミリシーベルトを日本人全員が被曝すると、1.3億人中、7150〜14300人が癌で死亡するとパラメータを提示している。このとき、900〜1800名の重度障害者も誕生する。

     http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/etc/13-10-3Nitiben.pdf



     日本国民全員(1億3000万人)が毎年1ミリシーベルトの被曝を受けたらICRP2007年勧告のガン死リスク係数は、1ミリシーベルト当り5.5×10-5 なので、1(ミリシーベルト/年)×5.5・10-5 (ガン死/ミリシーベルト)×1.3・108 (人)=7150(ガン死/年)

    ICRPが導入しているDDRF(低線量・低線量率低減係数)=2を無視したら1万4300(ガン死/年)となる



     被曝リスク係数は一次関数であることが知られているので、単純に20倍すれば、全国民20ミリシーベルトの被曝では、癌死者が143000〜286000名出ることになる。

     これは、ジェノサイドという以外、どう形容すればいいのか?



     5月7日 子供に年間20mSvは許されるのか 小出裕章

     https://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/07/videonews-may7/



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     中村隆市ブログ 「風の便り」

     

     2014/03/09 暴走する原子力規制委員会 「20ミリまで安全」「食品基準緩和を」

    https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-15857



      安倍内閣と同じように、原子力規制委員会の暴走が止まらない。特に驚いたのは、昨秋、福島県民に対して「年間被ばく線量が20ミリシーベルト以下であれば健康に大きな影響はない」という見解を出したことと、4日前に食品の放射性物質基準を緩和すべきと言い出したことだ。



    田中俊一「年1ミリSvなんてとても達成できない」

       (田中俊一氏が原子力規制委員会の委員長になる前の発言)



    福島民報:20ミリ以下、健康影響なし

         (田中氏が原子力規制委員会の委員長になった後の発言)



    福島中央テレビ:規制委員長「厳格さに疑問」食品基準、緩和

        (2014年3月6日 19:21 福島中央テレビ)



    福島を中心として、宮城や茨城に心疾患死亡率が高まり(福島が心疾患死亡率全国1位になった)、茨城の子どもたちに心電図の異常が急増している。(福島でも心電図の異常が多いという情報があるが、データが公表されていない)そして福島では、チェルノブイリ以上に、子どもの甲状腺がんが急増(昨年11月から7人増え33人になり、「がんの疑い」も9人増えて41人に増加)している。心臓病も甲状腺がんもチェルノブイリ原発事故後に急増したことは、よく知られている。



     現状ですら子どもたちを放射能から守る姿勢が弱い中で、原子力規制委員会は、今以上に外部被ばくと内部被ばくを増やす方向に動いている。なんと倫理観のない人命軽視の組織なのだろうか。しかもこの原子力規制委員会が今、原発の再稼動に向けた審査を行っている。



     専門家から続々!「原子力規制庁の20ミリシーベルト帰還案にNO!」の声

    (2013年11月14日 ママレボ編集長通信)から抜粋・一部追加



     提言の内容は、今まで政府が除染目標として定めていた“年間1ミリシーベルト”を事実上撤回し、空間線量ではなく、「個人線量計」による自己管理で「年間被ばく量20ミリシーベルト以下」をめざそうというもの。これにより、除染や賠償の費用をできるだけ軽減させようというねらいがあるものとみられています。



     事故直後から、日本政府は「年間被ばく量100ミリシーベルト以下では、有意な健康影響は認められない」という考え方に依拠した政策を打ち出しており、今回このような検討チームを開いて議論するまでもなく、最初から“結論ありき”で進んでいたと言えるでしょう。



    **専門家たちが、年間被ばく量20ミリシーベルトに反対する理由**



    ◇「年間20ミリシーベルト以下で安全」は政治的・経済的基準 

    (元放射線医学総合研究所主任研究官・医学博士/崎山比早子)



    国会参考人 元放射線医学総合研究所主任研究間 崎山比早子 

    (2011年5月20日 衆議院の科学技術特別委員会で発言する崎山比早子さん)



     原子力規制委員会の新指針「年間被ばく量20ミリシーベルト」は、放射線作業従事者の年間線量限度だ。それを放射線に感受性の高い妊婦、乳・幼児、子どもを含む全住民の線量限度とするという神経は、いったいどこから来ているのか?



     これまで科学的に積み重ねられた証拠は「放射線に安全量はない」ということを示しているし、国際機関もこれを認めている。しかもこれは1年間の線量であるから、5年住めば100ミリシーベルトになる。



     それでは、なぜ今になってこれまでの年間1ミリシーベルトではなく、20ミリシーベルトまでを安全とするキャンペーンが声高になってきたのか? そうしないと、避難させなければならない住民、補償しなければならないものがふえるからで、これは人のいのちよりも経済を優先させた考え方だ。



     個人線量計をつけさせ、多くの住民を被ばくさせながらその健康を管理するという方針は、これから大規模な人体実験を行いますよということに等しいのだ。

                     

    ◇10~20ミリシーベルトの被ばくでがんは有意にふえる

    (北海道深川病院内科部長/松崎道幸)



     政府は、100ミリシーベルト以下の放射線被ばくでは、がんのリスクは無視できるほど小さいと述べている。しかし、2010年以降、重要なデータが3つ公表された。



    (1)医療被ばく(CT検査など)10ミリシーベルトごとに、がんのリスクが有意に3%ずつふえていた。(カナダ)



    (2)日本の原発労働者のがん死リスクが、10ミリシーベルトの累積被ばくで、有意に3%ふえていた。



    (3)自然放射線被ばくが1ミリシーベルトふえるごとに、子どもの白血病のリスクが12%ずつ有意にふえていた。(イギリス)



    このほかにも、10~20ミリシーベルトの被ばくでがんが有意にふえることを証明した科学論文が公表されている。毎年20ミリシーベルトの被ばくを5年間続けると、大人のがんは30%ふえ、子どもの白血病は12倍ふえることになる。



     100ミリsv未満の被ばくでがんリスク増加が証明された研究



     最新の科学データを無視し、放射線被ばくの影響を一ケタ過小評価した政策を進める政府に、われわれと未来の子どもたちの健康を託してよいのだろうか。



     ◇私が20ミリシーベルトに反対する理由

    (東京大学大学院教育学研究科教授/影浦峡)



    (1) 一般公衆の被ばく限度は年間1ミリシーベルトという法的枠組みがある。管理基準とはいえ、社会的な合意であり、事故が起こったからといって基準を変えることは許されない。



    (2) ICRP(国際放射線防護委員会)の現存被ばく状況では、1~20ミリシーベルトの低いほうから参照レベルを選ぶとされている。これは、やむをえない状況における防護対応のステップを示す目安であって、20ミリシーベルトまで安全だということとはまったく違う。



    (3) 国連健康に関する特別報告者勧告(グローバー勧告)も、1ミリシーベルトを達成する具体的な時間を定めるよう求めている。



    国連専門家が国・県批判



     ◆避難区域設定基準の厳格化求める 国連人権理、初動も批判

    (2013/05/24 21:40 共同通信)



     【ジュネーブ共同】東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故の被災状況を調査した国連人権理事会の健康問題に関する特別報告者、アナンド・グローバー氏は24日までに、避難区域を設ける基準を厳格化し、年間被ばく線量を1ミリシーベルト未満にするよう求める報告書を公表した。



     原発事故発生後の日本政府の初動も批判。緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)が有効に活用されず、甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤が適切に事故地域に配布されなかったとするなど、日本政府には厳しい内容となっている。



    国連人権理報告書 健康である権利 侵害



    (4) 20ミリシーベルト以下で影響がないといった主張は、「わからない」ことを「存在しない」ことにすり替える詭弁(きべん)で、非科学的な態度である。



    (5) 最近、低線量でも影響があることを、エビデンス(医療的な意味での証拠)とともに示す研究が複数現れている。



    もはや「低線量被ばくについてはわからない」と開き直ることは、けっしてできない。





    ◇年間20ミリシーベルトは、医学的見地からも、きわめて無責任

    (医学博士/ヘレン・カルディコット)



     みなさんに認識していただきたいことは、「放射能」に関する安全な数値など存在しないということだ。これは全米科学アカデミーも発表している。しかも、子どもたちは大人以上に「放射能」による人体への影響が高く、「がん」の誘発率は10~20倍になるといわれている。さらに、女性は男性よりも「放射能」に対しても敏感であり、人体に受ける影響の確率が高いのだ。日本政府が今回出した年間20ミリシーベルトという数値は、医学的見地からも、きわめて無責任な行為である。放射能の危険性に対しては、福島のみに限られているようだが、広範囲の地域への対応をただちに開始すべきだ。そして、すでに年間1ミリシーベルト以上の「放射能」を浴びている人々は、すべての病の発生を想定し、長期的な健康診断を続けなければならない。



    ヘレン・カルディコット「日本政府が子どもを線量の高い地域に住むのを許しているのが驚き」





     ◇健康障害のリスクを軽視する指針は、医師として許せない

     (内科医/牛山元美)



     CTスキャンや心臓カテーテル検査によって、約10ミリシーベルトの医療被ばくを受けた方の発がん率は、およそ3%上がるという報告がある。



    オーストラリアやイギリスからも、5ミリシーベルトを超える被ばくで白血病やがんの発病率がふえたという大規模な研究報告が相次いでいる。



    低線量による健康障害の実態は、まだ未解明な部分が多いとはいえ、新たな研究報告があるたびに、やはりより低線量でも危険であることが立証されているところだ。明らかに多大な健康障害を生み、でも個人が努力することで解消できる喫煙習慣を引き合いに出し、のがれられない年間20ミリシーベルトの被ばくによる発がんリスクを軽視させ、発がんを国民の自己責任にしようとする責任転嫁、健康的生活を営むという基本的人権の侵害、経済効果を優先し健康障害のリスクを明らかに軽視する今回の指針は、医師として許せない。





     ◇「カネのための科学」で、棄民政策が恒常化される

    (北海道がんセンター名誉院長/西尾正道)   



     政府・原子力規制委員会は、「年間20ミリシーベルトで安全・安心」として、福島県民の帰還促進をはかる方針を打ち出した。事故前は年間1ミリシーベルトだったが、事故後はあと出しジャンケン的手法で20ミリシーベルトまで引き上げるという国家的な犯罪行為を行ったが、今度はその犯罪行為を恒常的なものとしようとしている。1ミリシーベルト以上の住民は低線量被ばく下におかれ、長期的な生体実験をされているようなものである。



     医学論文では20ミリシーベルト以下でも健康被害が生ずるとする多くの報告があるが、こうした科学的な証拠は無視し、原子力政策を進めるために棄民政策を正当化することに奔走している。「国民のための科学」ではなく、御用学者が作った疑似科学物語に依拠して「カネのための科学」となっている日本の現状は、悲惨な結果につながることになるだろう。



    「5ミリシーベルト以上は強制移住」西尾正道





    ***海外の医師たちからの批判***



     ◆ノーベル平和賞の「社会的責任を果たすための医師団」が警告

    (2011/04/16 風の便り)から抜粋



     「社会的責任を果たすための医師団」(PSR)は、福島第一原子力発電所事故が進行している中で、事故による放射能が日本の食品の中に発見されたという最近の報告に深い憂慮を表明する。PSRは、どのくらいの放射線被曝まで「安全」と考えられるかについて、メディアで誤った情報が流布している点にも注意を呼びかける。



     米国科学アカデミーによれば、安全な放射能の線量というものはない。過去数十年にわたる研究から、放射線はどんなに少ない線量でも、個々人の発癌リスクを高めることがはっきりと示されている。



     「社会的責任を果たすための医師団」で前代の会長を務めたジェフ・パターソン、オステオパシー医学博士は、「食品経由でも、水経由でも、どのような線源からでも、放射線被曝に安全なレベルはありません」と言う。「ヨウ素131やセシウム137のような放射性核種に晒されると、発癌の発生数が増加します。そのため、食品と水に含まれる放射性核種を最低限に抑えるようあらゆる努力を払う必要があります」。



     「とりわけ、放射性核種を含んだ食料を摂取するのは危険です。放射性の微粒子を経口摂取したり吸入したりすると、粒子が放射能を保ち続け、その粒子が体内に留まり続ける限り、身体に放射線を浴びせつづけることになります」。「社会的責任を果たすための医師団」理事で医学博士のアラン・H・ロックウッドはこう語った。「日本政府は、原発事故が起きる以前と比べてより多くの放射性物質を含んだ食品の販売を禁止し、影響地域の食品と水の幅広いモニタリングを続けるべきです。さらに、アメリカ食品医薬品局とアメリカ合衆国環境保護庁は、ここアメリカでの食品に含まれる放射性核種に関する既存の規制と基準を強化すべきです」。



     PSR ノーベル賞受賞 医師団



     日本で危機が続く中、人に発癌の危険が生じるのは最低100ミリシーベルト(mSv)被曝したときだという報道が様々なメディアでますます多くなされるようになっている。これまでの研究で確立された知見に照らしてみると、この主張は誤りであることがわかる。100 mSv の線量を受けたときの発癌リスクは100人に1人、10 mSv では1000人に1人、そして1 mSV でも1万人に1人である。



     ある食品の汚染レベルで個々人が癌になる危険は小さいとしても、数千人、数百万人の人々がそのレベルの放射線に晒されるならば、癌になる人が出てくる。



     PSR理事から会長に選出されたアンドリュー・カンター博士は、「放射線の影響は子どもの方がはるかに大きく、癌になる可能性は大人よりはるかに高いのです」と語る。「ですから、子どもが放射能を含む食品や水を摂取することは特に危険です」。



     ◆日赤、原子力災害時に救護指針「累積被曝1ミリまで」

     (2013年6月16日 朝日新聞)



     【大岩ゆり】日本赤十字社が、原子力災害時の医療救護の活動指針を作った。住民の立ち入りが制限される警戒区域内には入らず、累積被曝(ひばく)線量が1ミリシーベルトを超えない範囲で活動すると決めた。1ミリは一般住民の平常時の年間限度。これに対し、被曝医療の専門家から「被災者への救護、対応が十分にできない」と見直しを求める声が出ている。



     日赤は法律により、災害時の被災者の救護が業務の一つと定められている。医師1人、看護師3人、運転手1人、事務職員1人が1組の救護班を全国に500組以上、組織している。



     東日本大震災では延べ900組の救護班が被災地に入ったが、当初、原子力災害への備えがなく、東京電力福島第一原発事故直後の福島県内では、救護班がいない「空白期間」が生じた。その反省から、原子力災害の活動指針を作ったという。救護班は線量計や安定ヨウ素剤を携行し、累積被曝線量が1ミリシーベルトを超える恐れがあれば、安全な地域に退避するとした。





     ◆内閣官房参与の小佐古敏荘東大教授(放射線安全学)が抗議の辞任



     原発事故が起こった3年前の2011年4月29日、内閣官房参与だった小佐古敏荘東大教授が辞表を提出した。学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されず、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」「容認すれば私の学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」と涙を流しながら抗議の辞任をした。



     小佐古敏荘「小学生に20ミリSvは、私には許すことができません」



     小佐古敏荘「自分の子どもをそういう目にあわせるのは絶対にいやですよ」



     ◆◆20ミリ以下、大きな影響なし 規制委、住民帰還で提言へ◆◆

     (2013/11/08 共同通信)から抜粋



     東京電力福島第1原発事故で避難している住民の帰還に向け、放射線防護対策の提言を検討している原子力規制委員会が、年間の追加被ばく線量が20ミリシーベルト以下であれば健康に大きな影響はないという見解を提言に盛り込む方針を固めたことが8日、分かった。



     福島民報:20ミリ以下、健康影響なし



     ◆「年20ミリシーベルト以下影響なし」提言方針で各首長憤り

    (2013年11月9日 福島民友ニュース)



     年間の被ばく線量が20ミリシーベルト以下であれば健康に大きな影響はないとする見解を原子力規制委員会が放射線防護対策の提言に盛り込む方針を固めたことを受け、双葉郡8町村長でつくる双葉地方町村会は8日に広野町で開いた会合の席上、事前に説明がないことなどに不快感を示し、各首長がそれぞれ国に対して説明を求めることを確認した。



     同町村会長の山田基星広野町長は「これまで1ミリシーベルトとして除染などを進めてきたのに、住民にどう説明するのか。安全の基準が不透明になってしまうし、除染や支援策などを打ち切りにされれば復興の足かせになる」と憤った。来春に帰還を判断する松本幸英楢葉町長は「一方的なやり方に疑問を抱く。『1ミリシーベルト以下が安全』ということは町民に刻まれている。基準を上げる理由をしっかりと説明してほしい」と語った。



    *****



     最も放射能の影響を受ける子どもたちの命が軽視されている。「子どもの命」よりも「目先の経済」を優先するような組織が「食品の放射性物質基準」の緩和まで言い出した。



     ◆食品の放射性物質基準、緩和検討 規制委員長

    (2014年3月5日 21時55分 中日新聞)



     原子力規制委員会の田中俊一委員長は5日の記者会見で、一般の食品に含まれる放射性物質濃度を1キログラム当たり100ベクレルとした国の基準について「欧州の10分の1以下(の厳しさ)で非常に疑問だ」と述べ、近く設置する放射線審議会で、基準の緩和も含めた見直し議論が必要との認識を示した。



     放射線審議会は、被ばく線量評価や放射線医学などの専門家10人前後で構成する予定。



     また田中委員長は、原発事故の発生時に避難を始める放射線量の基準はあるが「(事故収束後に地元に)帰る基準は国際的にも明確じゃない」とし、日本が主導して、新基準を検討する必要があるとの考えを示した。

    (共同)



    この「原子力規制委員会」委員長は、チェルノブイリ原発事故で大きな被害を受けたベラルーシやウクライナなどの基準を知らないのだろうか?



     飲み物と食べ物の放射能基準

     この3年間に起こった出来事をふり返ってみたい。



     ◆関東、東海まで子どもの体内被曝が判明 【主食の米】要注意

    (2013/10/15 エコロジーの風)から抜粋



     子どもたちの体内被ばくが広がっている中で、福島県の米から基準値を超える120ベクレル/kgの放射性セシウムが検出された。一方、福島県やJA(農協)は「子どもたちが 福島の米を食べれば、安全性を全国にアピールできる」と、学校給食に福島米の導入を補助金まで使って推進している。



     原発事故のあと、年間1ミリシーベルトの被ばく限度量を20ミリシーベルトに引き上げたまま2年半以上も元に戻さず、子どもたちの外部被ばく量を増やし続け(呼吸などから内部被ばくも増える)更に、給食で汚染された食べ物を食べさせて、内部被ばくを増やし続けている。



     内部被ばく(体内被ばく)の話の前に、外部被ばくの状況を再確認しておきたい。 政府は、原発事故のあと「非常時の被ばく限度量」として設定した20ミリシーベルトを1ミリシーベルトに戻さないだけでなく、チェルノブイリ法では「移住義務エリア」となる5ミリシーベルトにすら下げていない。



     ◆福島の帰還基準、避難者と賠償額の増加を恐れて「年5ミリ」とせず



     原発事故で避難した住民が自宅に戻ることができる基準を「年20ミリシーベルト以下」から「年5ミリシーベルト以下」にする案を政府が検討したが、避難者が増えることを懸念して見送っていた。



     「多くの医者と話をする中でも5ミリシーベルトの上と下で感触が違う」と5ミリ案を検討。チェルノブイリ事故では、5年後に5ミリの基準で住民を移住させた。(日本では、原発事故による放射能汚染地以外は)年換算で、5.2ミリ超の地域は 放射線管理区域に指定され、原発労働者が同量の被曝で白血病の労災認定をされたこともある。ところが、5ミリ案は実行されなかった。「20ミリ案は甘く、1ミリ案は 県民が全面撤退になるため、5ミリ案を検討したが、避難者が増えるとの議論があり、固まらなかった」 「賠償額の増加も見送りの背景にある」(2013年5月25日 朝日新聞)から要約



     その5ミリシーベルト以下のエリアでも26年後のチェルノブイリでは、75%以上の子どもたちが病気になっている。



     『低線量汚染地域からの報告―チェルノブイリ26年後の健康被害』



     (2012年9月にNHKで放送されたドキュメンタリー番組の書籍版 NHK出版)

     ウクライナのコロステンの市内は、年間0・5~1ミリシーベルトの「放射線管理区域」と年1~5ミリシーベルトの「移住権利区域」が半分ずつ占めている。日本でも同程度の汚染地域は広く分布しており、年0・5ミリシーベルト以上の汚染地域ならば1千万人以上が暮らしているだろう。チェルノブイリから26年後のコロステンの現状は、目をそらすことなく凝視すべきだろう。子供たちの75%以上が何らかの疾患を抱えているという「現実」はあまりにも重すぎる。



     『低線量汚染地域からの報告―チェルノブイリ26年後の健康被害』



     ウクライナ政府(緊急事態省)報告書

    『チェルノブイリ事故から25年“Safety for the Future”』

    (2011年4月20―22日、チェルノブイリ25周年国際科学会議資料)



     1996年からベラルーシの国立甲状腺がんセンターにて、小児甲状腺がんの外科治療を中心に医療支援活動に従事した菅谷昭さんは、次のように語っています。



    「チェルノブイリでは、国立甲状腺がんセンターだけで子どもの手術をしましたので、データが非常にしっかり残っています。それによると、子どもの甲状腺がん患者のうち6人に1人が肺に転移しているんですね。ですから、甲状腺がんの疑いがあるのだったら早く手術をした方がいいと思うんです」



     そして、子どもたちの「疎開」や「留学」に言及されています。



     ◆セシウム検査で判明した子どもの体内被曝の深刻度

    (週刊朝日 2013年10月4日号)



     関東15市町で実施されている最新検査で、子どもたちの尿の7割からセシウムが検出されていたことがわかった。ジャーナリストの桐島瞬氏は、その被曝の深刻度を明らかにする。



     入手したショッキングなデータをまず、ご紹介しよう。常総生活協同組合(茨城県守谷市)が、松戸、柏、つくば、取手など千葉、茨城の15市町に住む0歳から18歳までの子どもを対象に実施した尿検査の結果である。



     「初めの10人を終えたとき、すでに9人からセシウム134か137を検出していました。予備検査を含めた最高値は1リットル当たり1.683ベクレル。参考までに調べた大人は2.5ベクレルという高い数値でした。いまも検査は継続中ですが、すでに測定を終えた85人中、約7割に相当する58人の尿から1ベクレル以下のセシウムが出ています」(常総生協の横関純一さん)



     検査を始めたのは、原発事故から1年半が経過した昨年11月。検査対象全員の146人を終える来年明けごろには、セシウムが検出される子どもの数はさらに膨れ上がっているだろう。



     セシウム134と137はウランの核分裂などにより生じ、自然界には存在しない物質だ。福島から近い関東の子どもたちが、原発事故で飛び散ったセシウムを体内に取り込んでいるのは間違いないだろう。副理事長の大石光伸氏が言う。



     「子どもたちが食べ物から常時セシウムを摂取していることが明らかになりました。例えば8歳の子どもの尿に1ベクレル含まれていると、1日に同じだけ取り込んでいると言われます。内部被曝にしきい値はないので、長い目で健康チェックをしていく必要があります」



     関東だけではない。放射能汚染による体内被曝が、東海や東北地方にまで及んでいることも分かった。福島を中心に200人以上の子どもの尿検査を続けている「福島老朽原発を考える会」事務局長の青木一政氏が、実例を挙げて説明する。



     「昨年11月に静岡県伊東市在住の10歳の男児、一昨年9月には岩手県一関市在住の4歳の女児の尿からセシウムが出ました。この女児の場合、4.64ベクレルという高い数字が出たため食べ物を調べたところ、祖母の畑で採れた野菜を気にせずに食ベていたのです。試しに測ってみたら、干しシイタケから1キロ当たり1810ベクレルが検出されました」



     食品に含まれる放射性セシウムの基準値は、1キログラムあたり一般食品100ベクレル、牛乳と乳児用食品50ベクレル、飲料水と飲用茶10ベクレルだ。ただし、基準そのものに不信感を持つ消費者も多い。検査もサンプル調査だから、東日本の食材を敬遠し、なおかつ1ベクレルでも気にする風潮につながっている。



     体内にセシウムを取り込むと、どういう影響が出るのか。内部被曝に詳しい琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬氏が解説する。



     「セシウムは体のあらゆる臓器に蓄積し、子どもの甲状腺も例外ではありません。体内で発する放射線は細胞組織のつながりを分断し、体の機能不全を起こします。震災後、福島や関東地方の子どもたちに鼻血や下血などが見られたり甲状腺がんが増えているのも、内部被曝が原因です。怖いのは、切断された遺伝子同士が元に戻ろうとして、間違ったつながり方をしてしまう『遺伝子組み換え』で、これが集積するとがんになる可能性があります」



     矢ケ崎氏は、尿中に含まれるセシウム137がガンマ線だけ勘定して1ベクレルだとすれば、ベータ線も考慮すると体内に大人でおよそ240ベクレルのセシウムが存在し、それに加えてストロンチウム90もセシウムの半分程度あるとみる。



     体に入ったセシウムは大人約80日、子ども約40日の半減期で排出されるが、食物摂取で体内被曝し、放射線を発する状態が続くことが危険だと言う。



     常総生協が昨年度、食品1788品目を調査した資料がここにある。結果を見ると、280品目からセシウムが検出されていた。米74%、きのこ63%、お茶50%、それに3割近い一般食品にもセシウムが含まれていたのだ。



     ※週刊朝日  2013年10月4日号



    ◆南相馬の玄米2袋から基準値超セシウム検出

    (2013年10月9日 福島民友ニュース)



     県は8日、2013(平成25)年産米の全量全袋検査の結果、3年ぶりに作付けを再開した南相馬市原町区の旧太田村の農家1戸が生産した玄米2袋から、食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える同120ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。13年産米が基準値を上回ったのは初めて。基準値超の玄米は同市が隔離して処分するため、市場には流通しない。



     県によると、3日の検査でこの農家が生産した「ひとめぼれ」の玄米52袋(1袋30キロ入り)のうち、44袋がベルトコンベヤー式検査機器で設定した水準(同65ベクレル)を上回った。44袋の詳細検査を行い、2袋の玄米が基準値を超えた。基準値以下の玄米は出荷できる。



     ◆◆給食に福島米を推進する中で、セシウム基準値超え120ベクレル



     南相馬市旧太田村産玄米の放射性セシウム濃度(2013年10月3日採取)

    厚生労働省が2013年10月8日公表した食品中の放射性物質の検査結果データ(45袋の玄米セシウム合計は、ほぼ60~80ベクレル/kg)



     2013年玄米のセシウム濃度グラフ:南相馬120?60ベクレル



     ◆国体などで福島県産米使い支援

    (2013年10月3日 NHK)から抜粋



     原発事故による風評被害にあっている福島県の農業を支援しようと、東京都は国民体育大会とそれに続く全国障害者スポーツ大会に参加する選手団やスタッフに配る弁当に福島産の米を使う取り組みを始めています。



     国体などで福島産の米を使い支援





     ◆ユーリ・バンダジェフスキー博士(元ゴメリ医科大学学長)の警告

    子どもの体重1kgあたり、セシウム137が10ベクレル(体重5kgの子どもなら50ベクレル)蓄積するだけで遺伝子に影響を与え、不整脈を引き起こす可能性がある(不整脈は、心臓病につながる)と警告していまます。

    ※体重5kgの幼児が、セシウム137を毎日0.32ベクレル摂取し続けると体内10ベクレル/kgになります。



     バンダジェフスキー研究 セシウム濃度と不整脈



     子どもの体重1kgあたり0~5ベクレル セシウム137が蓄積している子どもでは、80%の子どもたちは正常な心電図です(20%は正常ではない)。しかし、子どもの体重1kgあたり12~26ベクレル セシウム137が蓄積している子どもたちでは、正常な子どもは40%になります。60%の子どもたちが不整脈を引き起こしています。



     国際放射線防護委員会(ICRP)は一度に1000ベクレル摂取した場合、毎日1ベクレル摂取した場合、毎日10ベクレル摂取した場合の体内セシウム137蓄積量のグラフを公表しています。(ICRP Publication 111)



     毎日1ベクレル摂取で、2年後には体内蓄積200ベクレルに



     毎日1ベクレル摂取しただけで、700日後(約2年後)には体内蓄積量は200ベクレル近くにもなります。毎日10ベクレル摂取していると、700日後(約2年後)には体内蓄積量は1400ベクレルを超えます。



     ◆チェルノブイリでも日本でも心臓病が急増

    チェルノブイリ原発事故の後、放射能汚染地の住民に心臓病が急増していきました。原発事故から22年が過ぎた2008年、ベラルーシで亡くなった人の半数以上(52.7%)が心臓病でした。何故、心臓病が激増したのか―私たちは学ぶ必要があります。



     2008年のベラルーシの死因 52.7%心臓病



     チェルノブイリ原発事故後のベラルーシで、バンダジェフスキー博士が病気で亡くなった人を解剖して分かったことは、心臓病の多くは、放射性セシウムが心筋(心臓の壁を構成する筋肉)に蓄積して起こったということです。



     日本では、心疾患死亡に関する人口統計において、福島県の心疾患死亡率が2011年度の全国一位になっています。(秋田県が公開したデータ)





     ◆2011年度 心疾患死亡率は、福島が全国一位

    福島は、2010年度の8位から2011年度(2011年4月~2012年3月)は1位になっています。また、福島に近いほど心疾患死亡率が増加しています。



     【福島と周辺県の心疾患死亡率が増加】



         2010年度  2011年度  増加率   

    福島   197.6   226.0   14.4%  

    宮城   141.3   160.0   13.2%  

    茨城   150.1   165.9   10.5%  

    岩手   202.6   219.3    8.2%  



    全国平均 149.7  154.4    3.1%  



    心疾患死亡率 2011年と2012年度の比較





     ◆体内にセシウム 心臓疾患まねく チェルノブイリ事故で警鐘

    (2013年7月29日 東京新聞 朝刊)



     チェルノブイリ原発事故最大の被災国ベラルーシで、死亡した人を解剖して臓器ごとの放射性セシウムを測定した医師がいる。ウクライナ在住の病理解剖学者ユーリー・バンダジェフスキー氏(56)だ。低線量内部被ばくに警鐘を鳴らす研究は当局に危険視され、投獄される憂き目も見た。来日した「不屈の学者」に聞いた。



     東京新聞:体内にセシウム 心疾患招く バンダジェフスキー



     ◆福島米の安全性のアピールに貢献するのは

    国体選手と障害者、地元の学童たち

    (2013年10月3日 みんな楽しくHAPPYがいい)から抜粋



     「自分で食べないものを」といわれて福島市のJA新ふくしま組合長、吾妻雄二(66)は考えた。自分たちが食べるしかない。とくに、学校給食に福島市産米を使うことだ。子どもたちが福島の米を食べれば、安全性を全国にアピールできる――。



     プロメテウスの罠 給食に福島米



     福島 給食で地元米の使用再開

     福島県内の学校給食 「県産食材」震災後も使用 

    さらに新年度、県産食材使用市町村に食材購入費を補助

    県は新年度、県産食材を給食に使う市町村に食材購入費を補助する。



     ◆日本では、チェルノブイリの経験がまったく生かされていない

    【ウクライナで5万人の子どもを診察したエフゲーニャ・ステパノワ博士】



     エフゲーニャ・ステパノワ「汚染地の子ども 病気になりやすい」

     日本人へのアドバイス 病気予防対策の一番目

    「放射能に汚染されていない食べ物をとること」

     加えて、充分なビタミンをとること。体力増進に努めること。

    汚染地域を離れて保養施設などで休むこと(最低でも4週間)



    ◆ジョン・W・ゴフマン著『人間と放射線―医療用X線から原発まで―』



     「日本の脱原発運動を象徴する人物」とも評された高木仁三郎さんが、ライト・ライブリフッド賞の受賞式で「科学者としてこの世で最も尊敬するジョン・ゴフマン教授」とスピーチしたように、ゴフマン博士は多くの心ある科学者に影響を与えました。



     京都大学原子炉実験所の今中哲二さんや小出裕章さんが中心となって翻訳したゴフマン博士の名著 『人間と放射線―医療用X線から原発まで―』について、小出さんは講演などで「放射線被ばくに関して最も信頼できる本」として、よく引用されています。



     ゴフマン著 『人間と放射線―医療用X線から原発まで』



     ゴフマン博士の【年齢別、放射能の影響】の研究によれば、55歳以上と子どもを比べると、10歳の児童は200倍以上の影響を受け、0歳の乳児は、300倍以上も大きな影響を受けます。



     ゴフマン 年齢別がん死者数グラフ



     児童が5~10ベクレル/kg汚染された給食を食べているというのは、55歳以上の大人が、その200倍の1000~2000ベクレル以上に汚染されたものを食べているのと同じです。

     

     福島県と小中学校は、まず、福島の米や野菜の給食での使用を取りやめ、ゴフマン博士やバンダジェフスキー博士の研究、ウクライナ政府報告書、「チェルノブイリの被害の全貌」などを時間をかけて慎重に検討した上で、どのような食材を給食に使用するのかを決めてほしい。ただでさえ、日常的に外部被ばくを受けている子どもたちに、これ以上内部被ばくを加えるべきではありません。



     南相馬市 妊婦の被ばく状況 平均2.8ミリ



     ブログの最後に、もう一度、書いておきたいことは、現状ですら子どもを放射能から守る姿勢が弱い中で、「年間被ばく線量が20ミリシーベルト以下であれば健康に大きな影響はない」「食品の放射性物質基準を緩和すべき」という原子力規制委員会――なんと倫理観のない人命軽視の組織なのだろうか。



     今こそ、ベラルーシ科学アカデミーのミハイル・マリコ博士の言葉をかみ締めたいと思います。



     「チェルノブイリの防護基準、年間1ミリシーベルトは市民の声で実現されました。核事故の歴史は関係者が事故を小さく見せようと放射線防護を軽視し、悲劇が繰り返された歴史です。チェルノブイリではソ連政府が決め、IAEAとWHOも賛同した緩い防護基準を市民が結束して事故5年後に、平常時の防護基準、年間1ミリシーベルトに見直させました。それでも遅れた分だけ悲劇が深刻になりました。フクシマでも、早急な防護基準の見直しが必要です」



    ******************************************************************

     引用以上



     大量の図表と写真を掲載すると、ファイルが大きくなりすぎるため割愛した。

     ぜひ、原ブログで確認願いたい。

     https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-15857






     



      オミクロン株の感染力は、デルタ株に比較して、一桁近く上であると言われている。

     デルタ株に比べて優位であり、大半の国でデルタ株に取って代わられつつある。

     だが、オミクロン株に対するテンヤワンヤの大騒ぎや過剰な警戒心にもかかわらず、今のところ、オミクロン株が与えている健康被害は、通常のインフルエンザよりも劣る。



     オミクロン株は感染しても安全なのだ。感染力は凄まじいが、危険な症状は出ない。

     私が、昨年春から主張してきたとおり、新型コロナウイルスは「タダの風邪」になったのである。

     ただし、これで変異種が打ち止めかといえば、まだ複合感染で免疫力が下がっている人の体内で、強毒性変異が起こらないという保証はないので、引き続きマスクと花粉眼鏡は必要だと思う。



     オミクロン株、死者の報告なし WHO 2021年12月03

     https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120301214&g=int



     【【ベルリン時事】AFP通信によると、世界保健機関(WHO)の報道官は3日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に関連した死者の報告は、今のところないと明らかにした。

     報道官は、各国がオミクロン株を検出する努力を続けているため「感染者数や情報は増えるだろう。望ましくはないが、死者の報告も出る可能性はある」と述べた。】



     2021年12月6日 オミクロン株、新型コロナの「弱体化」版なのか

     https://jp.reuters.com/article/explainer-omicron-idJPKBN2IL08D



    [3日 ロイター] - 新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が世界的に拡大し、ワクチンの有効性が著しく損なわれる可能性が不安視されている。



     12月3日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が世界的に拡大し、ワクチンの有効性が著しく損なわれる可能性が不安視されている。

     しかし、オミクロン株の全面解明を急いでいる科学者の一部からは、同株の症状が従来株よりも軽症なのではないか、との疑問も持ち上がっている。科学者らは結論を導くのは時期尚早だとくぎを刺しているが、現時点で分かっていることを以下にまとめた。 

    <データが示す感染例>



     欧州疾病予防管理センター(ECDC)によると、重症度を含めて情報が報告されている欧州の感染例70件を見ると、半分の患者は無症状、半分は軽症だった。



     重症、入院、死亡の例はなかった。だが、ECDCは、感染症の全体像を正確に見極めるには数百人分のデータが必要であり、数週間かかると推定している。加えて、欧州でこれまでに確認された感染例は、大半が2度のワクチン接種済みの若い世代であり、重症化しにくい層だ。

     オミクロン株の感染が急拡大している南アフリカでは、新型コロナに再び感染した、もしくはワクチン接種完了後に感染した患者の症状は軽い様子だ。



    <オミクロンは「弱体化」版か>



     科学者らは、オミクロン株を解析するための臨床研究を進めている。オミクロン株には従来株に見られなかった変異が約50カ所にあり、うち30カ所以上はウイルスが人の細胞に侵入する際に使う「スパイクタンパク質」。現在使用中のワクチンは、このスパイクタンパク質を標的にしている。



     ペン免疫学研究所(米フィラデルフィア)のディレクター、ジョン・フェリー氏は「一般的に、ウイルスは多くの変異を積み重ねると、ある程度強さを失う」と解説する。オミクロン株の変異の一部はウイルスの侵入能力を損なわせ、スパイクタンパク質の行動を変えている可能性がある、とフェリー氏は言う。



     一部の科学者は、オミクロン株が南アで、エイズウイルス(HIV)患者など免疫不全のある個人の中で数カ月かけて進化してきた、との仮説を立てている。そうだとすれば「ウイルスはこの宿主を殺さないように順応してきたことになる」と、フェリー氏は言う。

     これに対し、オミクロン株は、ある動物を宿主として進化してきたとする仮説もある。



    <オミクロンは支配的な株になるのか>



     オミクロンを巡るもう1つの重要な疑問は、デルタ株に置き換わるか否かというものだ。デルタ株は今でも、世界中で確認された感染例の圧倒的多数を占めている。

     オミクロンが支配的な株に置き換わるが、症状は軽くなるとすれば、このウイルスが最終的にインフルエンザのような季節性の脅威と化す転換点になるかもしれない、とスクリップス研究所免疫学微生物学部(米サンディエゴ)の感染症研究者、スミット・チャンダ氏は言う。



     欧州のECDCは2日、オミクロン株が数カ月中に欧州で新型コロナ感染の半分以上を占める可能性がある、と予想した。

     オミクロン株の研究は進行中だ。感染症専門家らは、その間もワクチン接種、追加接種、屋内や混雑した場所でのマスク着用、室内の換気、手洗いといった警戒を怠るべきではないと話している。

    **********************************************************************

     引用以上



     オミクロン株は、新型コロナ禍の幕を引くために登場してきたのかもしれない。

     現在のところ、「ほぼ弱毒」であり、感染者の大半は無症状だ。

     むしろ、オミクロン株に対抗するためのワクチン三回接種の方が桁違いに危険で、大量の死者を出す危険性が高い。



     現在、日本政府やワクチン接種を推奨してきたメディアは、「無益で危険な致死的ワクチンを注射させた」と糾弾されることを恐れて一切都合の悪い事実を報道していない。

     だが、ワクチン接種国では、未接種国の数十倍の感染率と、もの凄い数の死者を出している。



     アメリカでのコロナ死者数と入院患者数が急増中。ワクチン接種率全米ナンバー1のバーモント州は感染拡大が制御不能に 2021年12月10日

     https://earthreview.net/hospital-admissions-jump-in-us/



     オミクロン株発祥の地とされる南ア共和国では何が起きているのか?

     11月末、はじめてオミクロン株の登場が確認されてから、世界は緊張に包まれた。



     南アフリカ大統領「オミクロン株 変異著しく感染者急増」 2021年11月29日

     https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211129/k10013365891000.html



     だが、それは杞憂どころか、新型コロナ禍終焉の合図だったかもしれない。

     以下のリンク先の感染者推移グラフをご覧いただきたい。

     南アフリカから、新型コロナ患者が消えてしまっているのだ。

     https://earthreview.net/cases-in-south-africa-has-dropped-sharply/



    nanna1





     南アフリカの新たなコロナ感染数が「異様な急減」。このメカニズムは? 

     それは、11月末に、すでに予言されていた。

     

     オミクロン株は「変異し過ぎて構造が不安定」なためにデルタ株よりはるかに軽い病気である可能性。別の意味の懸念はありますが 2021年11月29日

     https://indeep.jp/omicron-strain-is-extremely-mild/



     世界のワクチン推進者たちは、大上段に振り上げた大なたを、どこに下ろそうか、迷っているところだ。

     いったい、新型コロナワクチンとは、何だったのか?

     

     ベトナムのタインホア省で、15歳から17歳へのファイザー社ワクチン接種が開始されて3日間で120人の若者たちが入院し接種を中止。他の省では子ども3人が死亡 2012年12月7日

     https://earthreview.net/120-children-hospitalized-in-thanh-hoa-vietnam/



     ワクチンは、新型コロナウイルスの直接の死者よりも、もしかしたらワクチンが原因となった死亡者の方が多いのではないかという疑いまで出てきている。

     

    アメリカの11月26日までのワクチン接種後の有害事象報告は 92万7,740件、死亡事例は 1万9,532件。アメリカでも一部州でワクチン未接種者に対しての事実上の「毎月の罰金」が決定

      https://earthreview.net/19532-deaths-927740-other-injuries-reported-1126/



      ワクチン副反応 2021年08月11日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1583.html



     とりわけ、若者たちがワクチンによって心筋炎になったり血栓症になったりして死亡する事例が、あまりにも多い。

     世界薬事マフィアの尻馬に乗って、ワクチン接種を根拠のないまま推進し、国民を洗脳してきたマスコミ、政府関係者は、フクイチ事故の被害を隠蔽したように、犯罪的な行為である。



     日本政府やメディアは、「例え感染してもワクチンは重症化を防ぐ効果がある」と大宣伝し、引き続きワクチン接種を強要し、ワクチンパスポートの導入さえ示唆している。

     感染しても風邪程度の有害性しかない疫病に対し、ワクチンパスポートだって?

     彼らが反省することなどありえないが、責任は取らせるべきだ。



     再び新型コロナワクチン、苫米地英人博士、「私はmRNAワクチンを打ちません」2021年07月03日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1543.html



     最近では、ワクチンを二回接種した者の感染が続出し、ワクチンに感染予防効果がないことが明らかにされている。

     

     ワクチンが効かない、重症化を防げない 2021年08月09日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1581.html



     【ブレイクスルー感染報道】40.3%がワクチンの「効果がない」と感じていると回答

    日本トレンドリサーチ・コロナワクチンに関する調査 2021年9月10日



     ファイザー社は、自社製ワクチンについて、二回接種者が感染した場合の死亡率が2割に達することを明らかにした。

     ワクチン接種者と、ニセワクチン接種者、計4万人による治験を行ったところ、両者の新型コロナ感染による死亡率が、ほぼ同じだったのだ。



     ファイザー社が提出したワクチンの恐ろしい効果 2021年08月31日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1602.html



     また、ファイザー社は、各国にワクチンを供給するにあたって、副反応の情報を公開させない契約を結んでいたことが明らかにされた。



     ファイザーと各国政府の不平等条約 中村篤史/ナカムラクリニック 2021年9月11日

     https://note.com/nakamuraclinic/n/n83c70f93794c



     新型コロナワクチンに含まれる異物および酸化グラフェン問題 2021年09月01日

    http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1603.html



     私はワクチンを打たない。すでに昨年2月段階で、ワクチンの胡散臭さに気づいていたからだ。

     



     村上名誉教授はmRNAワクチンの接種中止を提言! 2021年11月17日

      http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1678.html



     何度も書いたが、ワクチンなどより、はるかに大切なことがある。それは自分の免疫力である。

     とにかく歩いて体液を循環させ、ビタミンDを活性化させるために日光を浴びる。そして風呂や温泉で体温を上げること。よく眠ることである。

     免疫力があればワクチンはいらない。ただし、マスクと花粉眼鏡はあった方がよい。


     私は、福島第一原発の核燃料デブリに接触した高度汚染水を移動させない目的で設置された凍土壁について、そのアイデアの段階から、「児戯に等しい愚かなアイデア」と考えてきた。



     私の書いたはずのブログは、再掲のため調べたらなぜか消失してた。私の知らないところで無断削除が行われるのだ。やはり無料サーバはダメだ、有料自家サーバでないと。

     ちなみに、グーグルとヤフーの検索は、東京電力に都合の悪い情報は原則検索させないように仕組んである。まだBINGやDUCKDUCKGOの方がはるかにマシだ。



     以下に問題点を指摘した春橋哲史氏のブログがあった。

     

      2014.05.08 フクイチの凍土遮水壁を巡る課題

      https://plaza.rakuten.co.jp/haruhasi/diary/201405010000/



     フクイチ(福島第一原発)の汚染水対策として、凍土遮水壁を作るかどうかが問題となっています。3月7日に、東電が計画を提示し、規制委員会の監視・評価討会合で議論が続いています。今回は主に、私が5月2日に原子力規制庁で傍聴した「第21回 特定原子力施設監視・評価検討会」から、特に重要と思った点を書きます(全て重要です。ここに書いていないことはどうでも良いという訳ではありません)。



    ○地下のトレンチ



     フクイチの地下には、様々な配管やケーブルを通したトレンチが有り、鋼管を打ち込む際に、それらのトレンチを破壊すれば、プラントの機能維持に必要な配管やケーブルを破壊する可能性が有る。

     図面に載ってないトレンチも有るが、調査しながら建設作業を進め、重要なトレンチは避けるようにする(具体的な調査方法や回避策は言及されず、資料提出無し)



    ○建設過程や遮水壁完成後の、地盤沈下



     原子炉建屋は厚さ約10mのコンクリート板に載っており、コンクリートの下の地層は十分に圧密(押し潰されて)いる。従って、コンクリート盤の下の地下水流が遮断されたとしても、地盤沈下の可能性は殆ど無い。仮に沈下しても10mm程度。



     凍土壁に関する質問は多く出され、東電・鹿島建設の担当者は一生懸命答えてはいました。上記は論点の一部に過ぎません。それはそれとして、私が特に気になったのは、下記の二点です。



    1.そもそも、凍土壁は他の方法より優位なのか



     東電は、建屋への地下水流入抑制策として、凍土壁の他に、フェーシング(地表の耐水舗装/雨水の地下流入阻止が目的)と、地下水サブドレン(建屋近傍からの地下水汲み上げ)も実施予定です。東電の説明によると、フェーシングは効果が出るまでに年単位を見込む必要が有り、速攻性に欠けるとの事。

     サブドレンは、元々行っていたものですが、地震で汲み上げ井戸等の設備が破損しており、復旧・強化の為には、建屋に近付かなければならず、作業員の被曝線量の問題があるとの事。



     凍土壁は、建屋からある程度の距離を取りつつ、使用する重機も小型で済み、残土が最低限で廃棄物の発生を最低限に抑え込め、工期も1年程度であり、完成後の維持が比較的容易である、ということで、東電・鹿島・経産省は「決定打」のように語っていました。



     ですが、工期が1年程度で「フェーシングより優位」と言えるのでしょうか? フェーシングやサブドレンも、それほど多くの廃棄物が発生するとも思えません。重機の取り回しの件も同様で、サブドレンの復旧やフェーシングで、大型の重機を何台も使うものなのでしょうか?

     完成後の維持というなら、凍土壁は巨大な冷凍機な訳ですから、万が一、電源が落ちたり、送電線が切れたら維持できなくなります。4〜5月の規制委員会での議論を聞き、資料を読む限りでは、凍土壁が決定的に優れているとは思えませんでした。



     2.遮水の先に有るもの=建屋のドライアップ



     フクイチの最終目的は廃炉です。廃炉の為には、溶け落ちている筈のデブリ(燃料棒が溶け落ちて固まったもの)を取り出さなければいけません。取り出す為には、原子炉建屋・タービン建屋に溜まっている汚染水(凡そ7万〜7.5万t)を抜いて、水が流出入しないように建屋を止水する必要が有ります(建屋のドライアップ)。

     このドライアップが出来なければ、デブリの状態を調べられず、取り出す方法や計画も立てられません。



     現在の状態で原子炉・タービン建屋から水を抜くと、新たな地下水が流入しするだけで、状況は変わりません。外部からの新たな流入を防ぐ為にも、何らかの方法で遮水しなければならないのですが、遮水して、水を抜いても、建屋の破損個所を全て特定して、止水処置しなければ、遮水を止めた途端に元の木阿弥になりかねません。



     水抜きと止水処理に要する期間は? 確実にできるのか? 規制庁からの質問に対して、東電は「全力を上げます。6〜7年で終わらせます」としか答えていません。

     建屋内部の破損個所や状態を確認できていないので、このような回答になるのは当然でしょう。6〜7年という期間は目標であって、何の根拠も有りません。規制庁側からは、「若しドライアップが出来なければ、凍土壁を半永久的に維持することになりませんか?

     その際のコストやメンテの問題は考えていますか?」と質問が畳みかけられ、鹿島の担当者は、「基本的には冷凍機なので、スイッチを切らなければ、凍結は維持できます」と答え、東電は「ドライアップは6〜7年が目標」を繰り返すだけでした。



     私は、現時点では、凍土遮水壁を作るだけのリソース(予算・資材・人材・機材・時間)を割く利点は無いと判断します。



     ですが、前回の記事に書いたように、液体廃棄物(汚染水)の貯留限度容量約89万tは、こうしている間にも刻々と迫りつつあります。

     遮水して、汚染水の発生量を減らすのは喫緊の課題ですが、工事にリソースを割いて別の部分が手薄になること自体がリスクになるかも知れません。地盤沈下やトレンチの破壊という可能性もリスクでしょう。



     更田豊志委員が言っている事ですが、「あるリスクを取り除くか減らそうとして、別のリスクを作ったり増大させては意味が無い」のです。



     凍土遮水壁を巡る議論はこれからも追っていきますが、フクイチは、手詰まりに陥りつつあるようです。私は、かなり悲観的に見ています。



    春橋哲史(ツイッターアカウント:@haruhasiSF)

    ************************************************************

     引用以上



     私には、東電が、なぜこれほど馬鹿げた発想をするのか理解できなかった。上にも書かれているが、一般的な河川土木の基礎工事に使われている30メートル鋼板矢板打込工法(フェンス工法)なら、耐久性・治水性能・建設コスト・施工容易性、どれをとっても、凍土壁のような愚かな工法の何十倍も優れている。



     外部に接続された配管トレンチを傷つける心配もあるが、精密な図面を持っているはずだから、トレンチごとに独立したケーシングを設置すれば良いはずだ。



     もしも、東電や政府が、凍土壁を通じて税金を垂れ流し、関係する利権政治家にリベートを回そうとしているのでなければ、鋼板矢板工法が不可能な特別の理由があるとしか思えない。

     うがって想像力を働かせるなら、3号機の核爆発を隠蔽し、4号機でのプルトニウム純化行程を隠し続けている東電のことだから、表向きには絶対に明かせない、特別の秘密が地下に隠されているのではないか?



     地下に東電幹部と政府関係者以外、誰も知らない秘密が隠されているという以外に、莫大な電力を食い、地下水に容易に浸食される、あまりにも馬鹿げた凍土壁工法を説明できないのだ。

     

     以下に、めげ猫ブログから引用する。(図表は省略するので原本を確認願いたい)



     福島第一凍土壁、温度上昇、心配することはない

     http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-3837.html



     福島第一原発の凍土壁の温度が上昇しています。これについて、福島県の地方紙・福島民報は社説で

     「氷の壁が解けて機能を失う事態になれば、再び汚染水の増加につながりかねない。早急に原因を究明し、必要な対策を講じるべきだ。」

    と論じていましたが、凍土壁で汚染水の増加は抑止できておらず、機能を失っても汚染水の増加ペースが上がることはありません。



     福島第一津波想定の甘さから、福島第一原発はメルトダウンを起こしました。原子炉の内部にあった核燃料が溶け、さまざまな構造物と混じりながら、冷えて固まりました。これが燃料デブリです。(アマ註=核燃デブリ→象足合金をコリウムとよぶ)



     デブリの当たりでは極めて高い放射線量が観測されています。デブリは放射能がむき出しです。そこに地下水や雨水が流れ込み、デブリの放射能が「うつり」、水を汚染し、汚染水が出来上がります。



     発生した汚染水は当初は溢れさせていたのですが、現在はタービン建屋から汲み上げ、汚染水タンクに保管しています。最終のタンクに保管する前に、ある程度の放射性物質は取り除きますが、トリチウム、ウラン、炭素14は取り除いていません

     以下に福島第一汚染水のトリチウム濃度を示します。

    浄化装置を通しても法定限度を大きく超えるトリチウムに汚染されている福島第一汚染水

     

     図に示すように、基準値を超えています。福島第一原発の汚染水は処理装置で処理しても「水」の中に法定限度を超える放射能が含まれています。言い換えるなら法定限度を超える放射能に汚染された「汚染水」です。現状は海に流せないので東京電力は福島第一構内に汚染水タンクを作り保管しています。



    どんどん増える福島第一汚染水

     

     最新の発表を集計すると、東京ドーム一杯分の容積124万立方メートルを超える132万立方メートルの汚染水が溜まっています。

     福島第一の敷地の広さには限界があり、何時かは行き詰るとの見方があります。そこで、東京電力は汚染水の増加を抑える対策を行ってきました。



     地下水バイパスは山側から海側に流れている地下水を、原子炉建屋等から離れた場所にある井戸から汲み上げ、海に流します。

     サブドレンは、原子炉建屋の傍の井戸から地下水をくみ上げ、原子炉やタービン建屋への流入を阻止しようとするものです。汲み上げた地下水は最終的に海に流されます。汲み上げた地下水には、事故由来の放射能で汚染されています。排水は概ね1リットル当たり1000ベクレル程度のトリチウムで汚染されています。



     フェーシングは敷地を舗装雨水の土壌浸透を抑える効果を期待するものです



     凍土壁(凍土方式の陸側遮水壁)は1号機から4号機の原子炉建屋やタービン建屋等を氷の壁で囲い、山側から海側に向かって流れている地下水を遮水する効果を期待するものです。

     他に原子炉やタービン建屋の雨漏り対策を実施しています。

    以下に概ね1年間で平均した1日当たりの汚染水増加量の推移を示します。



     2014年5月に地下水バイパスの運用が始まりましたが、図に示すように汚染水の増加は抑止できませんでした。2015年9月より、サブドレンの運用が始まりました。図に示すようにその後に汚染水の増加量が減っています。2016年3月にフェーシングが完成しましたが、汚染水の増加のペースは落ちてはいますが、サブドレンの効果と識別が付きません。2018年3月に凍土壁が完成しましたが、以後に汚染水の増加はあまり減少していません。他に原子炉やタービン建屋への雨漏り対策も実施しています。



     主要な汚染水増加抑制対策で効果が明確に見られたのは、サブドレンと雨漏り対策のみです。フェーシングは効果があったもしれませんが、よくわかりません。地下水バイパスと凍土壁は完成しても汚染水の増加ペースは下がっておらず、効果が無かったとしか言えません。

     凍土壁は氷の壁を作るために地中は冷えている必要があります。ところが、凍土遮水壁の局所的な温度上昇は8月下旬に始まりました。そして、凍土壁の地下2・5メートルの温度は通常はマイナス10度以下ですが、11月21日時点で16度で、周辺が融解状態となり、凍土壁の一部が薄くなっているとみられます。これについて、福島県の地方紙・福島民報は「【遮水壁温度上昇】原因究明と対策急げ(12月3日)」との社説を

    「東京電力福島第一原発の建屋周辺の地盤を凍らせ、汚染水増加の原因となる地下水流入を抑える「凍土遮水壁」の一部で温度上昇が続いている。東電は『遮水機能は維持されている』としているが、氷の壁が解けて機能を失う事態になれば、再び汚染水の増加につながりかねない。」



    と書き出し、

    「重層的な対策で辛うじて一定程度に抑えられているだけで、どれか一つでも機能不全に陥れば、汚染水が増加するのは素人目に見ても明らかだ。現に台風など雨が多い時期には汚染水の発生量が増加する傾向にある。

     政府は放射性物質トリチウムを含んだ処理水を海洋放出する方針を決め、風評抑止対策に万全を尽くすとしているが、汚染水を出さないことが大前提であることを忘れてはならない。抑止どころか拡大を招かぬよう、対策を急がねばならない。」

    と結んでいました。

     でも、凍土壁ができた後で汚染水の増加ペースは下がっていません。汚染水増加抑止の効果が限定的です。凍土壁が機能を失っても、汚染水増加のペースが上がることはありません。

    *************************************************************

     一部引用以上



     凍土壁工法で、燃料デブリに触れる放射能汚染水を封じ込めるのは不可能であり、凍結が成功してからも、汚染水の流出が止まった証拠はない。

     ただ、莫大な金食い虫として、関係政治家とゼネコン業界を喜ばせただけだった。

     汚染水については、私のブログを挙げておく。



     (阿修羅より引用) 物理学者入口紀男博士の放射能汚染水に関する所見(ちきゅう座)2019年05月28日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-757.html



     この問題は、土木工事に馴染みのない人には理解できないと思うのは浅はかで、原理さえ分かれば小学生でも問題の本質を指摘できる。

     東電福島第一原発は、海抜15メートルほどに建設されていて、その地下には莫大なとか水流がある。

     これが燃料デブリ=コリウムによって汚染され、排出基準を大きく上回る放射能汚染水として、フクイチ港の底から太平洋に向かって湧き出している。



     この水流を止めるには、凍結工法では、せっかく莫大な電力で土壌を凍結しても、次々に補給されて流れてくる地下水(平均13度)によって溶かされてしまう。

     だから、唯一の解決策は、私が2011年3月から主張してきたように、敷地に沿って、鋼板矢板フェンスを地下30メートルまで打ち込むことしかなかった。

     外部配管のある場所にはコンクリートフェンスを設ける。



     これだけやれば、専門家の全員が納得したはずだ。そして、総費用も、おそらく凍結工法よりも安く上がり、維持費もほとんどかからず、百年はもったはずだ。

     それを無理矢理、無意味な凍結工法に切り替えた本当の理由を知りたい。





     

     2022年4月1日に、これまでの20歳成人制が、18歳成人制に切り替わる。

     これは、自民党政権が言うように、「若者たちの権利の拡大」なのか?



     【みんなで考えよう】成年年齢引き下げ、来年4月から  「よい点」「不安な点」あなたはどんな意見? 12/7(火)

     https://news.yahoo.co.jp/articles/973032df265414920a438e6a60566cf0b10d977a



     だが、自民党政権は、これまで、18歳未満を「児童」と規定し、刑法における「少年」を撤廃し、例えば、18歳成人制と同時に、民法で認められてきた16歳での結婚を否定し処罰するなど、若者たちの権利を狭め、侵害してきたのだ。

     ちなみに、来年4月からは、18歳以上の「本人の意思」で結婚が可能だが、これは、現状追認であって、自民党が若者たちに配慮したわけではない。



     その若者たちに敵対してきた自民党保守政権が、なぜ突然、少年を飛ばして、児童をいきなり18歳で成人に仕立て上げようとしているのか?

     それは、2009年に裁判員制度で導入された「法的強制力のある徴集動員」を進めて、18歳で「徴兵」を行おうとしているからだ。

     

    誰が望んだか不明…「18歳選挙権」は徴兵制導入の地ならしか 公開日:2015/07/05

     https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161436



      選挙権の年齢を18歳以上に引き下げる「公職選挙法改正案」が成立し、誕生日を迎えた高校3年生も有権者に含まれることになった。来年夏の参院選から適用される。



     不思議なのはだれがこの法改正を強く望んだのか、さっぱり見えてこないことだ。少なくとも、国民が声を上げたわけではない。



     2年前の10月に内閣府が実施した「民法の成年年齢に関する世論調査」によると、「18、19歳で契約を一人ですることができる」に賛成した人は2割に満たなかった。

     「18、19歳に父母の親権を及ばなくする」についても賛成は3割弱。2007年に成立した国民投票法は、国民投票できる年齢を18歳以上とした。それでも大多数の日本人は、「18、19歳にさまざまな権利や義務を与えるべきだ」と考えてはいないのだ。



     それなのに選挙権だけは、「若い人の意見を取り入れていかなければならない」(自民党の谷垣幹事長)と引き下げられた。自民党憲法改正推進本部長の船田元・衆院議員は「世界176カ国が18歳かそれ以下に選挙権を与えている。

     18歳化はナショナルスタンダード」と強調する。だが、このナショナルスタンダードには別の側面があるようだ。



     政治評論家の有馬晴海氏が言う。



     「20歳以下に選挙権を与えている国の多くは、その年齢から兵役を義務付けています。世界のスタンダードは選挙権が18歳からというところではなく、兵役とセットだということ。

     投票行動で政治に意見する権利を持つ者は、国を守る義務も負うわけです。もちろん、選挙法改正が徴兵制導入に直結するとは考えにくい。ただ、高校を卒業したばかりの18歳の若者を戦地に送る際の障壁のひとつがなくなることは確かでしょう」



     近い将来、自衛隊員が足りなくなり、徴兵制を導入せざるを得なくなった時でも、法改正をしておけば、「選挙権も持たない若者をなぜ」と批判されることはない。

     ダブルスタンダードの解消を理由に、18歳以上を成人とする民法改正が成立すれば、ハードルはさらに下がるだろう。



     安保政策通を自任する石破地方創生相は「徴兵制は苦役ではないから憲法違反にならない」と公言している。

    ************************************************************************

     引用以上



     自民党保守政権の秘めた目的が、上の記事に明らかにされている。

    「20歳以下に選挙権を与えている国の多くは、その年齢から兵役を義務付けています。世界のスタンダードは選挙権が18歳からというところではなく、兵役とセットだということ。」

     これが18歳成人制のすべてだ。



     日本国民のほとんど全員が、18歳成人制を望んでいないのに、自民党改憲勢力だけが、国民が本当の狙いに気づかないうちに、若者たちを「権利の民から義務の民」に変えようとしている。

      日本国憲法の本旨は、「国家権力の暴走を抑止する」ためのものだが、自民党保守は、日本国民を納税・教育に加えて「徴兵の義務」を付け加えようとしているのだ。



     当ブログでは、これまで何回も、徴兵制導入のための欺瞞的制度改悪、改憲について指摘してきた。

     

    なぜ、国は成人年齢を突然18歳に引き下げるのか? 2018年06月13日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-383.html



     水面下で執拗に準備されてきた徴兵制 2021年08月17日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1589.html



     徴兵制度

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B4%E5%85%B5%E5%88%B6%E5%BA%A6



    北アフリカ諸国の他、ベトナム、イスラエル、ウクライナ、キプロス、韓国、スイス、オーストリア等、CSTOに加盟しているアルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ロシアなどでは徴兵制が続いているが、冷戦終結後は、西側諸国ではフランス(2002年[注釈 1]。2019年より、普遍的国民奉仕として復活)、ドイツ(2011年)のように徴兵制度を廃止する国が増え、また、実施している国でも良心的兵役拒否した場合の代替服務を選択可能とする制度を導入している場合が大半である。



     NATOに加盟している28か国を例にとると、90年代から00年代にかけて冷戦の終結に伴い次々と徴兵制を廃止し、2010年12月時点でNATO加盟国において徴兵制を採用している国はエストニア、トルコ、ギリシャ、デンマーク、ノルウェーの5か国にまで減少した。しかし、2010年以降、フランスはテロの脅威を理由により2019年新学期開始時に「普遍的国民奉仕」として導入したり、リトアニアのようにロシアによるクリミア併合によるロシアの脅威を理由[10] に徴兵制へ戻すなど、徴兵制を復活させている国もある。日本においては、第二次世界大戦後、一貫して志願兵制が維持され自衛隊が構成されている。

    *******************************************************************

     引用以上



     民主主義と人々の平和な生活を求める価値観の国家は、基本的に徴兵制を廃止している。しかし、中国やロシアのような侵略国家(遅れてきた帝国主義)は、国際秩序を無視して、他国との軋轢を厭わず、相当に汚い手口で他国領土を掠め取っている。



     このような武力を背景とした侵略国家の圧力に晒された場合、「国を守る」ために、実力行使するための手段を考えざるをえず、だから徴兵制が復活することになる。

     日本はどうかといえば、もちろん尖閣諸島を不法、傲慢に強奪しようとする悪性独裁国家中国の圧力があって、これを知る限り、若者たちが徴兵制に賛成する流れを止めることは不可能だろう。



     だが、あの私利私欲に満ちた傲慢な自民党政権が徴兵制を、本当に国を守るために使うだろうか?

     ありえないことだ。徴兵制が成立し、市民の基本的人権を強権で支配するようになれば、そのシステムを私利私欲に利用しようとするのが、自民・公明・維新・国民の保守連合である。

     

     彼らに徴兵制を委ねれば、中国と戦うどころか、若者たちの命を利権に代えて、汚い金儲けに走るにちがいない。

     だから、「国を守る」というなら、人間愛に根ざした純粋な思想性の人々が政権を得て、誰もが納得して国家に従うようにできなければ、制度としての徴兵制など無意味だ。



    すでに、バシャールが人類の二極化について、多くを語ってきた。

     

    【バシャールによれば、2012年頃に地球社会(の集合無意識)は位相がずれ始め、2016年秋に二極化が鮮明になり、社会が二つに割れて、もう相互に交わることもなくなり、勝手にそれぞれの世界を作り出す。

     そして、2020年代にはポジティブ側だけが残ってネガティブ側は、この世から消えてしまうだろうと明言している。】

     

    途方もなく分裂し、二度と融合することもなく完全に分離してゆく社会 2017年02月23日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20170223.html



     ネガティブとポジティブ 2019年11月24日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-944.html



     時代が変わる 2020年10月23日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1288.html



     今回(昨日=12月5日)、並木良和がYouTubeにアップした動画では、今月、あと13日後の冬至=12月22日に、分裂した集合無意識が癒合し邂逅する最後の扉が閉ざされると語っている。

     閉ざされた後は、もう分裂した二極から離脱することは不可能になると指摘している。

     つまり、ネガティブ側に向かった人は、永遠にネガティブ世界の住人になるということだ。



     【並木良和】目醒めのゲート&2極化へのファイナル・カウントダウン_The Final Countdown to the Gate of Awakening and Bipolarity

     https://www.youtube.com/watch?v=RkbYrj7u2PQ



     【並木良和】2極化・目醒め・アセンション、2021年冬至へ向けて8つの質問 2021/11/23

     https://www.youtube.com/watch?v=eJANDD1cjOQ&t=311s



     聞きようによっては、抽象的で無意味な言葉の羅列ばかりで具体性がないともいえるが、これはバシャールも同じ。具体的に言えばパニックになることが確実なので、やんわりと抽象的に示唆しているのだろう。



     私が過去半世紀にわたって、社会を注視してきたなかで、どこまでいっても支配者たちの強欲暴走が止まらず、このままでは、強欲の結末として、放射能汚染による人類の遺伝子破壊→人類滅亡しかありえないと確信するなかで、もしも、人類の意思が未来につながるとすれば、それは強欲者たちを地球から追放するしかないという結論だった。



     もしも宇宙や地球のガイア的な意思、あるいは人類社会の集合無意識があるとすれば、ネガティブ=強欲な利己主義の極が、二極化によって崩壊消滅するという考えは、まったく自然で正当な結論である。

     ネガティブ側に向かった人々は、自らの論理によって自家中毒を起こし新型コロナウイルスのように自滅崩壊してゆくのだ。



     それでは、対極にいるポジティブ側の人々には、「永遠の幸福」が訪れるのだろうか?

     私には、そうは思えない。

     聞いているうちに、私は並木良和が、人類のアセンションを示唆しているのではないかと思い始めた。



     12月15日に、なにかとてつもない、想像を桁違いに超えた人類社会のイベントが発生し、全人類が別次元にアセンションすることを意味しているような内容になっている。

     並木は穏やかに軽く語っているのだが、その内容は、凄まじく重い。



     なぜ2022年の東京に「人がいなかった」のか?――未来を見た女性の話

     http://fromnewworld.com/archives/2023



     「もう、取り返しがつかない」

     と述べているのだ。いったい、何が取り返せないのだ? 核戦争でも起きるのか?

     関口宏のワンダーゾーンで未来を見てきた人が語ったように、人類は肉体を失って、魂だけが地球軌道を回っているのだろうか?



     ちょっと思い当たるのは、すでに先月から、全国のラドン計が観測開始以来の歴史的データを記録していて、多くの観測者たちが、「これは、もしかしたらM10に迫るような巨大な地殻変動が起きるのではないか」と恐れていることだ。



     ついでに書いておくが、私は、昨日15時頃、中津川市から南の空に巨大地震を疑う断層状雲を見た。

     経験則からいえば、出現から48時間程度(つまり明日あたり)、青森東方沖〜相模トラフの範囲で、M7〜8の地震が起きると予想するしかない。これは、以下の掲示板に記録した。(写真をクリックしてもらいたい)

     https://tokaiama.bbs.fc2.com/



     現在、トカラ諸島で、恐ろしい群発地震が起きているが、これは、もしかしたら鬼海カルデラが活動するのかもしれない。



    kikaitokara



     

      トカラ列島地震120回超す 4月以来の群発 悪石島で震度4、断水 トカラギャップ? 海底のくぼみ関係か 鹿児島

     https://373news.com/_news/storyid/147779/





     鬼海カルデラから屋久島を挟んで南に下がった位置に、トカラ列島がある。

     硫黄島・屋久島・トカラ列島は、全体が世界最大の鬼海カルデラ地帯ともいえる。

     このカルデラは、かつて地球上最大の活動を行ったといわれている。インドネシアのトバ火山や米国イエローストーンとならんで、地球上でもっとも恐ろしい火山なのだ。

     だから、この周辺の群発地震は、とてつもなく恐ろしい前兆である。

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E7%95%8C%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A9



     【先史時代以前に複数回の超巨大噴火を起こしている。約7300年前の大規模カルデラ噴火は過去1万年の内では世界最大規模で、火砕流が九州南部にも到達し、九州南部の縄文人を絶滅させたと推測されている。近年の研究では、屋久島、口永良部島、大分県、徳島県などで噴火に伴い発生したと考えられる津波の痕跡が発見された】



     かれこれ半世紀近くも、地震の宏観現象観測を続けていて、当たりも外れもたくさん経験しているが、今回は、ラドン値といい、南海トラフと日本海溝の活性化といい、この半世紀のなかで、もっとも深刻な前兆ではないかという気がしている。



     並木良和の冬至イベントを視聴していると、どうも、とんでもない巨大イベントが起きるような気がしてならない。それは東日本大震災を桁違いに上回る地殻変動かもしれない。

     もし、地震だとすればM10に迫る規模なのかも知れない。



     これが出口王仁三郎が予言した、「大立て替え」なのか?

     出口王仁三郎が鳥取県吉岡温泉での臨終前に残した予言がある。

     

    【「大三災はこれからじゃ」、「原子爆弾など神様の眼から見たら線香花火に等しい。だが、悪魔は今の原爆の何千倍もある奴や」、「毒素弾、生物弾など最終兵器を作るので大三災はこれからだぜ、本当の火の雨じゃ」、「お筆先に『世界の人民三分になるぞよ』とあるのは三割の事ではない。ホンマの三分じゃ。三分どころか二分も難しい」】

     http://fromnewworld.com/archives/1773



     つまり、世界の人口が2〜3%に減少する可能性があると言っている。最終兵器として使われるのは、おそらくブラボー級の水爆なのだろう。

     なるほど、出口の予言が実現したなら、本当に全人類はアセンションするしかないわけだ。



     もしも、上に述べたような超巨大地殻変動が起きるとすれば、全世界の300基を超える原発の多くがメルトダウンを起こし、もはや生存限界を超えた放射能汚染が起きるのは確実だ。

     そうなれば人類は肉体を放棄し、霊的存在として地球に依存するしかないだろう。



     高橋信次とアトランティス 2020年05月31日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1140.html



     上のリンクにあるとおり、高橋信次という霊能者が、半世紀以上前に、人類は3億6000万年前に、土星の方角にあるベータ星というところから、宇宙船に乗って地球に降り立った、降りた場所はナイル川三角州のエデンだったと講演した。

     人類は、やがて物質的肉体を失い、霊的存在として岩や植物に入り、生物の進化を待って、類人猿が登場したときに、魂が入り、人類になったと語っている。



     もしかしたら、再び、同じ事が起きるのかもしれない。我々は、地殻変動・核戦争・放射能汚染・気候破局によって肉体を失い、霊的存在として地球に憑くのかもしれない。

     ならば、「東京に人がいない」の未来に符合するような気がする。



     なお、高橋は、エデンに到着したベータ星の第一陣でエルカンターレという指導者だったと言った。だが、第二陣にはルシファーがいた。

     ルシファーは、旧約聖書に描かれた、アブラハムとモリヤ山で契約した神ともいわれる。ルシファー=プロビデンス=サタンである。



     旧約聖書の思想を受け継いだ人々が、地球上を強欲と利己主義の世界に変えたのだ。

     人々を断罪し、報復し、痛めつけることで秩序を守ろうとした。

     これがユダヤ教タルムードであり、イスラム原理主義であり、キリスト教福音派の思想である。

     人を弾圧し、武力や暴力で痛めつけるという思想が、核兵器を生み出し、放射能汚染を生み出し、人類を滅亡させようとしている。



     もしも、9日後に迫った冬至から、そうしたネガティブな人々が、ポジティブな人々と永遠に交わることなく、邂逅もなく、独走し、レミングの群れのように暴走し、滅亡してゆくとすれば、それは私にとってはありがたいことだ。

     ただし、ポジティブ側だって、恐ろしい現実が待ち受けているかもしれないと書いておく。

      

     当ブログでは、EV車の将来性について否定的な見解を何度も書いてきた。

     自民党政権は、2035年までに、すべての原動機付車両をEV車にするとしている。



     新車全て電動車の実現は2035年に…菅首相がより明確に提示 2021年1月19日

     https://response.jp/article/2021/01/19/342285.html



     だが、それはエネルギーの物理学的限界を理解できない思いつきの軽薄な発想にすぎない。

     そんな妄想が、どこから来るかといえば、私は、ビルゲイツら「ダボス陰謀団」が強行する「グレートリセット」を盲従的に受け入れている、彼らに操られた保守政治家たちの思惑だと指摘してきた。



     「グレートリセット」とは、地球上のすべてのエネルギーを電気に一元化し、それを原子力発電で生み出すという妄想である。

     このため、ビルゲイツは、数年前から新型原子炉に巨額の投資を続けてきた。



     ビル・ゲイツが熱弁「原発に希望を託す」理由 2021/02/15

     https://toyokeizai.net/articles/-/411812



     https://jp.reuters.com/article/usa-power-nuclear-idJPKCN2DF053



     現在起きている原油価格の高騰も、ゲイツら世界金融資本が、原発電気の推進を目的に投機操作している結果だと私は考える。

     そして、日立は、お膝元の日立市界隈が猛烈に放射能汚染され、被曝死者が激増しているにもかかわらず、カナダの新型原発を受注した。



     日立・GE、小型原子炉を受注 カナダで3000億円規模 2021年12月3日

     https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC032VF0T01C21A2000000/



     原発は、断じて未来のエネルギーではない。原発を稼働させればさせるほど、地球上に放射能汚染が拡大し、人類の未来を閉ざしてゆくことは、チェルノブイリや福島の放射能事故で明らかだ。

     だが、原発に利権を持つ国際金融資本の連中は、どんなに凄まじい放射能汚染が起きようと、どうしても核開発を諦めることができない。



     理由は、第一にビルゲイツの盟友、アルゴアがオクシデンタル・ペトロリウム社というエネルギー企業のCEOであり、世界最大の東欧ウラン鉱山を抱えていること。そして、核武装とその使用に強烈な未練があることだ。

     世界が原発を容認すれば、アルゴアの資産は、巨大なものになるが、原発が否定されるなら、それは手のつけられない超危険なゴミの山にすぎないからだ。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0



     ビルゲイツ・アルゴア・竹中平蔵ら「ダボス陰謀団」は、世界のすべてのエネルギーをグレーとリセットによって電気一元化すると主張してきた。

     現在、リニア新幹線と称する、完成しても何の意味もない(時間短縮にさえならない)愚かな工事が進められているが、これも運用するには100万キロワット級原発を必要とすることから、原発建設を正当化するために行われている。

     終着駅は大阪になっているが、実は竹中平蔵が買い占めた淡路島が終点になるのが明らかだ。



     化石燃料原動機車両を廃止し、電気自動車に換えるというアイデアも、「地球温暖化」を口実にしているが、ホンネは、原発電気のニーズを正当化したいからに他ならない。

     地球は小氷期に向かっている。温室効果による温暖化と寒冷化が鬩ぎ合っているものの、実は寒冷化が打ち勝ちつつあるのだ。

     地球は、これから200年間というもの、黒点活動減退、火山活動による日光遮蔽効果などで、だんだん寒くなる。



     なぜ、電気自動車(EV)に未来がないのか?



     およそ科学や産業というものは、無数の先人の肩の上に積み重なり、先人の努力という土台の上に築かれるものだ。

     数年程度で、世に出て合理性を発揮できるような技術開発など存在しない。

     化石燃料自動車産業は、1769年に発明され、すでに250年の歴史をもっている。

     https://gazoo.com/feature/gazoo-museum/car-history/13/05/30_1/



     実は電気自動車が発明されたのも1830年代で、すでに190年の歴史がある。

     しかし、世界的に実用化されてから50年程度の歴史しかない。ただし、電線に頼った軌道バスEVは100年近い歴史がある。

     なぜ、普及しなかったのかといえば、蓄電池の性能に尽きる。

     ガソリン車が、燃料が手に入る限り、無限に走行できるのに対し、EVは、せいぜい数十キロで、実用にはほど遠かった。充電にも24時間以上かかり、電池寿命も短かった。



     EVには190年の歴史があるとはいっても、現実の社会に貢献できる実力は存在しなかった。

     現在、蓄電池の改良が進んでいるといっても、その性能進化は小さく、190年のEV歴史の肩の上に乗った最高水準のEVでも500キロ程度の走行距離しかなく、数少ないEVスタンドにおける3時間以上の充電時間が必要なことは変わらない。

     これでは化石燃料車と比べて、とうてい実用には不適な性能である。



     200年間、進化が小さかったEVカーが、今後、2035年までに、化石燃料車に匹敵する性能を持ちうるのか? それは科学進化の法則に反している。

     自動車だって、二千数百年前に戦争と運搬のために、車輪が発明され、回転轆轤が発明され、「荷車」から2000年かけて進化してきたものだ。



     化石燃料車だって、100年前のT型フォードと現在の乗用車がどれほど違うのかと問えば、基本性能においてさほどの違いはないというべきだ。

     つまり、一つの技術体系が、突然、歴史を超越して君臨する可能性など存在しないのだ。技術は一歩一歩、小さく積み重ねることしか許されていない。



     自民党政権が吹聴する、2035年に、走行距離が1000キロを超えるか? 充電時間が5分に短縮できるか? ありえないことだ。

     おそらく、菅義偉が吹聴した「2030年、日本社会はEV化している」という見通しだって、実現するはずがない。

     私は、2030年もなお、スズキアルトのような超低燃費車が日本中を走り回っていると予言してきた。その頃にはリットル40Kmの燃費が達成されているだろうが……。

     

     EV充電施設は今後10年の間に、現在のガソリンスタンドのような数を確保できているだろうか?

     これもありえないことだ。なぜなら、EVの弱点は充電時間や走行距離だけではない。

     もっとも重要なことは、蓄電池の劣化が、あまりにも激しいことで、これによって、人々はEVから離れ、たぶんHVも敬遠され、元の木阿弥、化石燃料車に戻るしかない。



     現在のEV電池は、わずか2年程度で激しく劣化する。

     ほとんどのEVメーカーは、電池寿命を8年または18万キロと謳っているが、実はこれは100%の性能が保てる期間ではなく、LED電灯と同じく、基本性能が確保できる60%程度の性能維持期間にすぎない。

     https://www.goo-net.com/magazine/newmodel/car-technology/49753/



     運転手たちが明かす「EVタクシーはツライよ」 2013年2月17日

     https://news.livedoor.com/article/detail/7417589/



     タクシーのような苛酷な使用条件では、想像以上の電池劣化が起きる。またテスラの評判も芳しくない。

     

      自動車メーカー信頼性調査…テスラは下から2番目、ただし満足度は1位 212021/11/30

     https://kaikai.ch/board/127070/



     これは充電条件の悪さがもたらしている評判である。テスラでは、充電設備のない地方に向かって走ることができないのだ。

     EVは、充電性能、電池耐久性において、化石燃料車に遠く及ばない。価格も高すぎる。これが未来に改善される見込みは、科学の進化法則から考えて極めて少ない。



    中国、EV充電「4時間待ち」も 新エネ車が急速普及、設備不足で高速大渋滞 12/5

     https://news.yahoo.co.jp/articles/417dfd370d919a7f46cfc317427d95dcf487f3a1



     日本では、中国のように「高速道路で充電4時間待ちにはならない」という保障がどこにあるのだろう?

     たぶん、自民党政権の口車に乗ってEV車に切り替えた人も同じ目に遭うとしか思えない。このとき、アルトの運転者は勝ち誇ることだろう。



     騙されるな、空前の電気自動車(EV)ブームは空振りに終わる 2018年8月17日

      https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57205?page=1



     上のリンクで、著者は次世代自動車の本命がLPGと書いているが、これも疑問だ。現在天然ガスは極端な値上げのなかにあって、火力発電所は石炭復帰に動いているほどだ。 また、燃料電池車=水素自動車はどうかといえば、最初、私は、これを本命だと勘違いしていたのだが、よくよく調べてみると、実は水素エネルギーにも未来が存在しないことが分かってきた。



     水素は、宇宙でもっとも小さな原子であり、あらゆる物質、原子をすり抜けることができる。しかも化学的活性が著しい。

     だから水素を貯める金属容器は、構造材料のなかに大量の水素を吸着してしまう。おまけに腐食性が強いので、耐久性に乏しい。

     水素自動車の燃料タンクは、10年持たない可能性が強いのだ。これでは化石燃料車との比較で勝負にならない。



     https://01.connect.nissha.com/blog-gassensor-hydrogenerosion/



     長く大事に乗ると水素タンクの使用期限が切れてしまう

     https://www.webcartop.jp/2021/02/657308/2/#:~:text=%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%AB%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8C%E3%80%81%E7%87%83%E6%96%99%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E8%BB%8A%E3%81%8C%E6%90%AD%E8%BC%89%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E9%AB%98%E5%9C%A7%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%81%AB%E5%AE%9A%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%80%8C%E5%85%85%E5%A1%AB%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%9C%9F%E9%99%90%E3%80%8D%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82,%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E7%9A%84%E3%81%AB%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%89%8D%E6%8F%90%E3%81%A7%E3%80%81%E9%AB%98%E5%9C%A7%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%9C%9F%E9%99%90%E3%81%AF15%E5%B9%B4%E3%81%A8%E5%AE%9A%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A0%E3%80%82



     最大15年しか持たないのでは、水素エンジンの商業的利用には大きなクエスチョンが残る。化石燃料車なら30年は軽く持つはずだ。

     だからEVもダメ、たぶんHVもダメ、水素もダメ、となると残るのは現行の化石燃料車しかない。むしろ、化石燃料車を改善して、超低燃費のエコカーを作った方がよいという結論になるのだ。

     

     このところ地震活動が活性化していて、山梨東部や南海トラフという危険な場所で、強い揺れが続いている。

     気象庁は、馬鹿の一つ覚えのように「関係ない」と言っているが、役所というのは「事なかれ主義」が横行し、「関係ある」などと言おうものなら、たちまち上層部から「外れたら誰が責任とるんだ!」と怒鳴り込んでくるから、本当のことなど言えるはずがない。



     私は11月22日の、このブログで、全国のラドン定点観測に過去最大級の異変が起きていることを伝えた。ラドン値の急増は、地下深い花崗岩の破壊を意味していて、すでに起きている事態であり、これが地震として現れるタイミングを計るのは難しい。

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1683.html



     全国のラドン定点観測の値が歴史的な異常値を示している。以下に示す東大阪ラドン値は、10月中旬に、平均値が30前後なのに、800台にまで上昇し、11月中旬には1660にまで上昇し、その後下降している。

     これは、地下数十キロで、花崗岩岩盤に巨大な破壊がすでに進行していることを示すもので、巨大地震として現れるタイムラグだけが問題になっている。



    radon20211122





     観測者たちの共通認識として、おそらく12月中旬に、南海トラフなどでM9クラスの巨大地震が起きるのではないかと考えられている。

     M9地震の前兆は、極めて長いので(スマトラ沖M9.1は半年前から現れた)、発生タイミングは極めて難しいが、すでに矢は放たれたと理解している。

     以下のラドン値が、30以下に収束した段階で発生を予想している。(現在地は400前後)

    *****************************************************************

     高井氏から届いた上のグラフの追加情報



    15日のラドン値は、844-873-855-858-855

    16日のラドン値は、 847−851−137〜133㏃

    17日のラドン値は、137-163-137㏃で推移

    18日のラドン値は、137-174-167-148-144-148㏃

    19日のラドン値は、144-148-140㏃

      20日のラドン値は、140-155-152-155㏃

    21日のラドン値は、155−152㏃

    22日のラドン値は、152−426㏃

    23日のラドン値は、426-429-426㏃

    24日のラドン値は、429-744-747-744㏃

    25日のラドン値は、744-766-729-725㏃

    26日のラドン値は、725-736-733-736㏃

    27日のラドン値は、736-762-744-740㏃

     ラドン値、6時729  9時半459。

    28日のラドン値は、740-744-759-725-729㏃

    29日のラドン値は、729-733-459㏃

    30日のラドン値は、459-533-537㏃

     12月1日のラドン値は、533−544−196−192㏃

     2日のラドン値は、192-200-181㏃

     3日のラドン値は、181-185-192-181-178㏃で推移。地震の前後で3㏃下がる。



     上のデータは、11月16日に、最大1600まで上がったラドン値が、いきなり130にまで下がった。こうした急激な収束は、大地震前兆であることが経験的に分かっているが、タイムラグやタイミングを計るのは難しい。

     おそらく12日後の28日ペルーM7.5、29日の鳥島M6.6と関連があると考えている。



     12月1日に、500台から200台に急降下したので、我々は数日中に国内で強い地震が起きると予想していた。こうした急激な収束が強い地震につながる例が多い。これは、東海アマ電波掲示板のコスモスさんによるガンマ線定点観測でも同じ現象が確認されている。

     https://tokaiama.bbs.fc2.com/



     ただし、外れも少なくないが、1600まで上がったラドン値が、平常値の20台にまで下がったときに、M9以上のスーパー地震が発生すると予想している。

     コスモスさんの「ガンマ線爆縮現象」は、極めて高い確率で結果が出ている。



    12月3日 21時00分ごろ 小笠原諸島西方沖 4.9 1

    12月3日 12時37分ごろ 神奈川県西部 2.8 1

    12月3日 9時28分ごろ 紀伊水道 5.4 5弱

    12月3日 6時37分ごろ 山梨県東部・富士五湖 4.9 5弱

    12月3日 3時41分ごろ 石川県能登地方 3.4 2

    12月3日 2時23分ごろ 山梨県東部・富士五湖 3.6 3

    12月3日 2時18分ごろ 山梨県東部・富士五湖 4.1 4

    12月2日 23時27分ごろ 和歌山県北部 2.5 1

    12月2日 17時25分ごろ 福島県沖 4.7 3

    12月2日 8時58分ごろ 茨城県南部 3.5 2

    12月2日 1時58分ごろ 茨城県南部 5.0 4

    12月1日 23時46分ごろ 岩手県内陸北部 2.5 1

    12月1日 23時31分ごろ 岩手県内陸北部 4.2 3

    12月1日 18時52分ごろ 石川県能登地方 2.5 1

    12月1日 15時05分ごろ 千葉県東方沖 4.9 1



     これは何を意味しているかというと、山梨東部は相模トラフ、紀伊水道は中央構造線という巨大断層が活性化していて、福島沖や岩手内陸も、巨大地震前によくみられる「過去に大規模活動を行った古い震源」が動いている。



     今朝も、友人にスマホでメールを送ろうとしたら、フリーズし、再起動もできない状態が続いたので、震源からの電磁波障害が起きていると判断した。

     大地震の前には、地殻深部の花崗岩に巨大な圧力がかかることで、ピエゾ効果による巨大な電界・磁界が発生するのである。

     特に磁界は弱いものであっても、さまざまな電子機器に微少な誘導電流を励起し、動作を狂わせるような悪さをする。



     問題になっている山梨東部は、1923年関東大震災の相模トラフに関連した大震源地の一つで、次に新たな関東大震災が起きる前に必ず活性化すると言われてきた。

     山梨東部が活性化することの結果、当初、70年サイクルで起きるといわれた関東大地震が、すでに100年近くも沈黙していることから、当時の7.9というマグニチュード規模をはるかに超えた巨大地震発生が懸念されてきた。

     また、富士五湖周辺の地震活動は富士山のマグマ噴火と密接に関連しているともいわれる。

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     【震度5弱】富士五湖に続き和歌山でも地震発生。現実味を帯びてきた南海トラフと富士山噴火、首都直下地震 2021/12/03

     https://news.goo.ne.jp/article/mag2/nation/mag2-520476.html



     気象庁は3日朝、富士五湖の地震について、「富士山の観測データには特段の変化は認められていません」と発表した。

     今のところ、富士山噴火の兆候については特段の変化はないという。しかし2020年10月、静岡で3.11が発生した2011年以来の異常な湧き水が報道されたことを覚えているだろうか。

     東日本大震災の4日後の3月15日、富士宮市ではM6.4震度6強(深さ14km)という巨大地震が発生している。3.11の影に隠れてあまり大きく報じられなかったが、この地震は後に「静岡県東部地震」と名付けられた。



    ● 静岡で「2011年以来」の異常な湧き水。首都圏大地震の発生は近いのか?



     そして、一連の地震を受けて関東周辺の住民を震え上がらせているのが、首都直下地震発生の兆候だ。

     現に、最近になって三浦半島周辺の「異臭」騒ぎが再発し、近いうちの巨大地震発生が懸念されている。



    ● 台湾でM6.5の地震発生。日本では横須賀で再び「異臭騒ぎ」首都直下地震は近いのか

     横須賀周辺の異臭やガス発生は、かの関東大震災の直後におこなわれた海洋調査で確認されている。すでに大正時代から三浦半島周辺では「ガス噴出」が起きていたのだ。



    ● 横浜駅「異臭」は地震前兆か?関東大震災でも三浦半島に「ガス噴出」の記述



     これを偶然と見るか、前兆と見るかは人それぞれだろう。しかし、日本の地下では常に地殻変動が起きており、今朝のような震度5前後の地震が日本列島を襲うことは間違いないのだ。



    【関連】地質学者が懸念する「令和関東大震災」と日本沈没の可能性。首都直下地震は近いのか?【関連】関東で地震の発生相次ぐ。江戸から伝わる「前兆」現象は本当か?

    【関連】浅間山で火山性地震が増加。1931年「西埼玉地震」に酷似する前兆



     今回は山梨県の内陸部、および和歌山県沿岸部での地震発生だったが、これが八丈島や鳥島沖などの太平洋沖で発生した巨大地震だった場合、揺れよりも怖いのが「大津波の発生」だ。実際に、東日本大震災では、揺れによる死者よりも、津波で多くの犠牲者を出してしまった。この地震の規模が大きければ大きいほど、津波が発生する範囲も広がる。横浜や横須賀での異臭騒ぎも「巨大地震発生の前兆」と言われて久しい昨今、地震情報には常に注意する必要がありそうだ。

    **************************************************************

     一部引用以上



      地質学者が懸念する「令和関東大震災」と日本沈没の可能性。首都直下地震は近いのか? 2020.08.27

     https://www.mag2.com/p/news/463888



     上のリンクでも、神奈川県の異臭騒ぎが、関東大震災前にも同じように起きていたことが書かれている。

     村井俊治氏による「メガ予測」でも、相当に深刻な前兆が続いている。



     MEGA地震予測 年末までに警戒したい「東北」「首都圏」など5ゾーン 11/7(日)

    https://news.yahoo.co.jp/articles/0065da812356724012669f625d334f6cfc5af488



     10月7日の千葉県北西部地震(震度5強)が発生した関東は引き続き警戒が必要だ。



    「神奈川県西部、山梨県、静岡県東部、伊豆諸島で5cm以上の『異常変動』が見られます。その伊豆諸島は最近、『隆起・沈降』が混在しているので、歪みが溜まっていると考えられます」

    *************************************************************************

    引用以上



     相模トラフ→ 山梨東部の異変は、深刻なもので、富士山噴火や関東大地震の前兆と考えられてきた。そして和歌山紀伊水道の地震は、中央構造線が連動して動く可能性を示唆するものだ。

     もし、青森東方沖・房総沖・相模トラフ・南海トラフが同時に巨大活動をすれば、モーメントマグニチュードはM10に達するのではないだろうか?

     富士山も噴火するだろう。首都圏は無茶苦茶に破壊されるかもしれない。



     https://www.news-postseven.com/archives/20210310_1641477.html?DETAIL



     巨大地震は「12月までにやってくる」…首都圏をおそった「震度5」は前兆だった 11/5(金)

      https://news.yahoo.co.jp/articles/206d0f831ffc894fb18bd138c065593d6cf06ac0



     立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏はこう警告する。



     「千葉県北西部を震源とする今回の地震(M5・9)は、首都圏に大災害をもたらすM8クラスの巨大地震の『前震』であると考えています」

     実は高橋氏のように、多くの研究者たちが「12月までに大地震がくる」と唱え始めている。



     研究者たちによれば、すでに8月から日本列島の地下深くで「異変」が確認されていたという。高橋氏はこう続ける。

     「国土交通省は、地殻変動を観測するために全国約1300ヵ所に電子基準点という観測点を設置して調査を続けています。観測結果を見ると、8月中旬から太平洋プレートが活発に動き始めていることが判明しました」



     日本の周りには北米プレート、太平洋プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの4つのプレートがある。太平洋プレートは、北米プレートに押し曲げられながら潜り込むように東から西に動いている。



     「関東地方は太平洋プレートと北米プレート、それにフィリピン海プレートという3枚のプレートが重なる特異な場所です。いまは、通常時より太平洋プレートが2つのプレートを押しているので、この地域では地震が起きやすくなっています」(高橋氏)



     そんな状況下で、7日に発生した地震に研究者たちが警戒しているのには理由がある。地質学研究者で静岡大学理学部地球科学科名誉教授の新妻信明氏はこう解説する。



     「大正の関東大震災(1923年)が起きる約1〜3ヵ月前まで、銚子沖など房総半島周辺で地震が頻発していたことが記録されています。



     8月以降、房総半島周辺では震度3以上の地震が7回も起きています。これを前震だと考えるなら、100年前と同様に12月までにM8級の関東大地震が起きる可能性があります。厳重な警戒が必要です」



     大正の関東大震災は地震の規模がM7・9、死者・行方不明者は10万人を超えた。明治以降の地震被害としては最大規模のこの災害が、約100年の時を経て、再び首都圏を直撃するのである。



     では、12月に大地震がやってくるとして、専門家らが指摘する最も警戒する地域はどこなのか、後編の「M5越えの「巨大地震」は、年内にやってくる…次に災害におそわれる「大都市の名前」で具体的に示そう。



     『週刊現代』2021年10月23・30日号より

    ****************************************************************

     引用以上






    福島県二本松市の女性死者数が37%増(2021年1−10月、対事故前)

     http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-3832.html



     福島県二本松市で事故後4ヵ月で1ミリシーベルト以上被ばくした方の割合が90.3%の福島県二本松市の各年1−10月の女性の死者数は

     事故前(2010年1−10月)234人

     今年(2010年1−10月) 321人

    で37%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算した0.02%でした。



     一方で、1ミリシーベルト以上被ばくした方の割合が1.1%の福島県東白川郡は

     事故前(2010年1−10月)203人

     今年(2010年1−10月) 195人

    で、増えていません。



     福島県二本松市は福島県内陸の北部に位置する市です。以下に示します。



    megeneko01



    事故から10年半以上が過ぎて汚染されている福島   凡例 

     ※1(1)(2)にて作成

     ※2 旧避難区域は(3)による

     図−1 福島県二本松市と東白川郡



     図に示す様に旧避難地域に隣接し、ICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(4)を超えた地域が広がっています。原発事故から10年半以上が過ぎましたがですがが同市は今も汚染されたままです。



     福島県は原発事故後4ヵ月間の被ばく線量を調査しています(5)。それを集計すると、二本松市民の90.3%が4ヵ月で1ミリシーベルト以上の被ばくしています。この割合は飯舘村の92.0%に次いで第2位ですが、同村は事故後に避難指示がでました(3)。



     避難指示が出なかった市町村の中で、同市は最も汚染が酷い市です。福島の放射能汚染で何か起こるとしたら同市で起こるはずです。

     以下に各年1−10月の同市の女性死者数を示します。



    megeneko002







     2011年以降に女性の死者数が急増した二本松市

     ※(6)を集計

     図−2 福島県二本松市女性の各年1−10月の死者数



     図に示す通り、事故後に急増しそのまま増加した状態が続いています。数値を記載すると

     事故前(2010年1−10月)234人

     事故年(2011年1−10月)348人

     今年(2010年1−10月) 321人



     で、今年は事故前に比べ37%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.02%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。



     表‐1 偶然に起こる確率の計算結果

     ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(7)による。

    有意差検定表

    megeneko003

     

     また、女性の平均寿命は

     事故前(2010年)87.1歳(8)

     事故後(2015年)86.7歳(9)

    で短くなっています。



     図−1に示す様に、福島県東白川郡は二本松市と同じく福島県内陸部に位置しますが、旧避難地域はら離れており、汚染も二本松市よりマシです。事故後4ヵ月で1ミリシーベルト以上の被ばくした方の割合は、福島県の発表(5)を集計すると1.1%です。



     以下に各年1−10月の東白川郡の女性死者数を示します。

    事故後も女性の死者数が増えていない東白川郡

     ※(6)を集計

     図−3 福島県東白川郡女性の各年1−10月の死者数



    megeneko004







     図に示す通り、事故後も増えていません。数値を記載すると

     事故前(2010年1−10月)203人

     事故年(2011年1−10月)181人

     今年(2010年1−10月) 195人



     で、事故前に比べ増えていません。東白川郡は棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村の3町1村からなりますが(8)、各町村の女性の平均寿命は

     事故前(2010年) 棚倉町 85.5歳、矢祭町 86.2歳、塙町 85.8歳、鮫川村 85.4歳

     事故後(2015年) 棚倉町 86.6歳、矢祭町 86.4歳、 塙町 86.6歳、鮫川村 86.7歳

    どの町村でも伸びています。



     避難指示が出なかった市町村で最も汚染が酷い福島県二本松市の今年1−10月の女性の死者数は37%増えていますが、同市に比べれば汚染がマシな東白川郡では増えていません。



    <余談>

     福島を警戒する行為を「差別」だとの主張があります(8)。でも、福島が汚染されている以上は当然の行為です。まして、本文に記載の通りおかしな現象も起きています。少なくとも福島の皆さまはそう考えています。

    *************************************************************************

     引用以上



     参考 2018年の福島県二本松市の女性死亡率が、原発事故前に比べて3割近くも上昇した 2019年03月02日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-666.html



     上のリンクも、めげ猫ブログからの転載で、同じ二本松市の女性死亡率を扱っているが、今回は 27%→37% と10%も死亡率が上昇したことから、いよいよ福島に降下した福島第一原発事故の放射能が、恐ろしい牙を剝きだしていることを実感する。



     私が初めて二本松市を訪れたのは、2011年11月頃で、東北道を走って福島県内に入ると、二本松市の標識が出てくると、両側に雑木林が覆い被さるような地形の場所で、車内に設置してあったGM計が恐ろしい警報音を上げた。

     見ると、なんと東北道走行中の車内で2マイクロシーベルト毎時に迫る線量を確認した。



     インターで降りて、二本松市役所に向かい、すぐ近くの丘に登ってみると、どこで計っても1m空間で数マイクロシーベルト毎時を記録した。

     こんななかで、女性たちが農作業をしているのを見て、「この先、どんな恐ろしい事態になるのか?」 と、ひどく不安に駆られた。

     米軍の作戦中における撤退基準は、0.3マイクロシーベルト毎時なのだ。

    http://inventsolitude.sblo.jp/article/139277095.html



     米軍撤退基準の3〜10倍もある空間線量のなかで、日常生活を送らねばならない二本松市民に降りかかる運命は?

     安倍晋三政権は、福島県の重度被曝地域の住民に対して、ICRP勧告における世界被曝許容量として共有されている年間1ミリシーベルトの実に20倍の被曝を「安全である」と根拠もなく決めつけて福島の人々に強要してきたのだ。



     その結果起きている事態が、二本松市における女性の死亡率37%上昇である。

     実は、本当に放射能汚染が深刻だったのは、二本松以外にもたくさんある。例えば飯舘村や浪江町、大熊町などだが、これらの地域の人々は、強制避難措置が執られた。

     しかし、二本松市や伊達市は放置され、強烈な被曝を強要されていた。



     この問題は、東日本全体に襲いかかっている問題である。東京周辺もチェルノブイリ事故におけるキエフなみに放射能に汚染されているが、この場合は、10年という潜伏期間を経た今年、2021年あたりから発癌の上昇が見込まれている。

     おそらく、放射線誘発癌として知られる乳癌や甲状腺癌、白血病は、恐ろしい激増になっているはずだが、日本政府はデータを捏造してまで必死に隠している。



     この事態に、警鐘を鳴らす我々に対しても、自民党青年部=統一教会から激しい嫌がらせが続いていて、口を開こうものなら戦前の不敬罪と同じで、非国民扱いされ、信じがたい人格攻撃を受けているのだ。

     なぜ、そんなことをするかといえば、自民党は核兵器武装を目指し、核兵器を産業として確立したいからだろう。

     「核=放射能は恐ろしい」という感覚をデマと決めつけ、フクイチ事故でさえ「死者は一人も出なかった」という、とんでもないデマを拡散している。



     だが、二本松市の事例は、自民党が日本社会に何をもたらすかのランドマークといってよい。日本という国は、自民党(維新・公明党・国民党を含む)のような金儲け核武装主義者によって、根底から破壊され、二度と取り返しのつかない地獄に堕とされつつあるのだ。

     中国台山原発は6月に、周辺モニタリングにヨウ素をはじめ、多数の核種が漏洩していることが確認された。

     

    中国の台山原発で「動作問題」 放射性物質漏れか 2021年6月15日

     https://www.bbc.com/japanese/57478659



     http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827239.html



     原発管理当局(中国政府)は、意図的に原子炉内部の希ガスを外部環境にベントしたと報じられた。核種は、クリプトン85とキセノン133と発表された。

     だが、核燃料被覆管が破損して噴出する希ガスには、以下の種類がある。

     ヘリウム(He)、ネオン(Ne)、アルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)、ラドン(Rn)



     このうち、クリプトンが約10.8年の半減期をもっているため、ほぼ消えるまで百年以上を要する。キセノン133の半減期は5日程度で、二ヶ月もあれば消えてしまう。他の希ガス類も短寿命である。

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-53.html



     クリプトン85には生殖毒性を示す論文が出ていたが、原発の危険性を指摘する内容があると、グーグル検索が排除する仕組みがあるため、検索できなくなっている。

     実際には、希ガス以外にヨウ素やトリチウムなど一部の核種に、希ガスと同様の性質(昇華性)があるため、放射能汚染問題では希ガスカテゴリーとして扱われることが多い。問題になるのは甲状腺癌を励起するヨウ素131である。

     この核種は、選択的に甲状腺に取り込まれ、小児甲状腺癌の原因になることがチェルノブイリ事故で確認されている。

     https://www.engineer.or.jp/c_dpt/bio/topics/002/attached/attach_2415_2.pdf



     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-353.html



     最近、大紀元が、台山原発での原子炉トラブルは、中国当局の発表した数本程度の被覆管損傷どころではなく、70本以上にわたる深刻な損傷であり、構造的欠陥に基づいた重大な問題であるとの報道がなされた。



     中国台山原発 燃料棒70本以上破損 設計ミスか=仏放射能NGO

     https://www.epochtimes.jp/p/2021/12/82648.html



     仏NGOはこのほど、内部告発者からの情報として、今年6月に放射性希ガスの漏洩が報じられた中国広東省の台山原子力発電所について、破損した燃料棒が70本超と当初の発表の5本をはるかに上回っていると明かした。原子炉圧力容器の設計ミスが原因である可能性が高いという。仏国営ラジオ放送局RFIが11月28日に報じた



     台山原発は、中国広核集団(CGN)とフランス電力(EDF)が共同出資で建設した。EDFが30%の株式を保有し、世界初の欧州加圧水型炉(EPR)を導入した原子力発電所である。マカオから64kmの距離。



     当時、CGNとEDFは、原子炉内の燃料棒の被覆材が破損したためだと説明し、破損した燃料棒は「数本」で許容範囲内であることを強調した。同原発は7月、1号機の稼働を停止した。



     仏NGO「放射能に関する独立研究・情報委員会(CRIIRAD、クリラッド)」は、フランスの原子力安全当局に宛てたメールの中で、事故原因の可能性について内部告発者と接触したことを明らかにした。



     この内部告発者は原子力業界で働くフランス人エンジニアで、台山原発の詳細な技術情報にアクセスできるとし、燃料棒に見られる損傷が「異常な振動」によるものだという。



     クリラッドのブルーノ・チャレイロン代表はこの内部告発者の話として、「損傷した燃料棒は公式発表の数本ではなく70本以上で、しかも損傷が激しく、(2018年の)最初の試験運行段階ですでに不具合は見つかっていた」とRFIの取材で明かした。



     その原因について、原子炉圧力容器の設計に欠陥があるためだという。「圧力容器の現在の形状は循環する冷却水の流れを均衡にすることができず、容器内で異常な振動が発生し、燃料棒を破損させた可能性が高い」と同代表は説明した。



     同代表は「同原発は最初からこの状況を把握していた」とも話した。

     台山原発をめぐっては6月14日、米政府が放射性物質漏れがあったとの情報を検証していると、米CNNが報じていた。



     中国政府はその後、燃料棒の破損を認めたものの、「よくある」問題で、放射性物質の漏洩はないと説明。周辺の放射線量に異常はないとしていた。

    (翻訳・叶子静)

    ****************************************************************

     引用以上



     中国政府は、台山原発の核燃料被覆管の損傷は、わずか数本にすぎないと発表していたが、内部告発によって、実際には70本を超えていたことが暴露された。

     中国当局が、ことなかれ主義によって、被害を隠蔽するのは常套手段であって、多くの識者が、実際には大規模な破損が起きていることを予想していた。



     問題なのは、台山原発が、1.7ギガワットが2基という超大型の新型加圧式原発で、もしメルトダウン事故が起きたなら、地球規模での巨大放射能汚染を免れない危険性があることだ。

     加圧式原発(PWR→EPR)は、運用圧力が160気圧を超える超高圧原子炉で、内部の冷却水は300度以上に加熱されている。報告では、設計上の欠陥によって、水流に衝撃波が生じて核燃料被覆管を次々に損傷していることを示している。



    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E5%B1%B1%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80



     この状態を「普通の現象」として放置したまま、中国当局が運転を続けているが、このままでは、被覆管の崩壊が連鎖し、やがてメルトダウンに至る可能性が強い。

     崩壊した被覆管から莫大な放射能が一次系冷却水に流れ出し、一次系のベントを続けて、周囲の環境に重大な放射能汚染をもたらすことになる。

     その主役は、クリプトン・キセノンというより、ヨウ素131・トリチウムである。



     おそらく、台山原発のヨウ素汚染イベントによって、これから周辺数百キロの地域で、大規模な甲状腺癌発症が起きるのは確実と考えるべきだろう。その次は乳癌が多発することになる。

     またクリプトン85・トリチウムには生物・生殖毒性が疑われていて、周辺住民の男子精子に障害を与える可能性がある。

     世界の加圧式、CUNDU原子炉では、漏れ出した希ガスによって、重大な健康障害が起きていて、カナダのピカリング原発では、周辺住民のダウン症発症率が85%上昇したとのグリーンピースの報告がある。

     https://blog.goo.ne.jp/jpnx05/d/20130609



     日本では、加圧水型の原子炉は、関西電力・九州電力・四国電力の大部分の原発と泊原発がPWRを採用している。東電や中電、中国電は沸騰水型BWRである。

     PWR原子炉は、いずれも160気圧で運用されるため、もしも圧力容器に脆性破壊などが起きた場合(ECCS作動時の冷水注入によって)、巨大な爆発が起きて、原子炉内の大部分の放射能を環境に放出する可能性がある。

     こうなれば、国家規模ではなく、地球規模の巨大な放射能汚染が起きて、全人類の未来を暗雲に包み、最悪、人類滅亡を来す可能性を考えなければならない。



    中国は知られているとおり、中国共産党による人権無視のマフィア的独裁が続いていて、自国民の政権批判者を不法に拘束し、生きたまま臓器を奪って殺害するという人類史上未曾有の残酷な巨悪を実行していて、原発で全人類の未来を奪うことも屁とも思わない人間性崩壊、欠落を来したナチス以上の悪魔的集団である。



     もしも台山原発が巨大事故を起こしたなら、極東地域全域に放射能汚染を来すだけでなく、全地球規模の汚染によって、人類の未来を奪う可能性を覚悟しなければならない。


     天皇家の愛子ちゃんは、まだ少女だと思っていたら、いつのまにか成人になっていた。

    もっとも、日本政府は18歳を成人にしたいようだから、すでに「本成人」というところか。



     30年ぶり「天皇の娘」が成人に “二十歳”の愛子さま 公務デビューは?学業優先でオンライン授業の日々 2021年11月27日

      https://www.fnn.jp/articles/-/274680



     男系天皇推進派による自民党内超保守派の圧力にもかかわらず、愛子ちゃんを天皇にする段取は日に日に強まっている。

     

     皇位継承などテーマに“行動する”自民党の有志会合が発足

    6月12日、自民党の青山繁晴参院議員ら保守色の強い5人の議員が国会内で記者会見し「日本の尊厳と国益を護る会」の発足を発表した。

     https://www.fnn.jp/articles/-/10444



     彼らの主張を見てみよう。

     https://biz-journal.jp/2019/11/post_127592.html

     

     過去「女性天皇」は10代8人いらっしゃったが、いずれも父(系)が天皇で、女性天皇の御子さまが天皇になる(女系天皇)という例は皆無であった。こうした経緯を踏まえ、自民党の保守系有志議員による「日本の尊厳と国益を護る会」(代表幹事=青山繁晴参院議員)がまとめた提言が10月23日、発表された。



     提言のポイントは、

    1.男系継承を守り抜く

    2.現在の皇位継承順位は一切変えない

    3.終戦後、GHQにより皇族離脱を強要された旧宮家の男子が皇族復帰できるよう、皇室典範の改正、または特例法を制定する



     などというものだ。国民の約70%が「女性天皇」や「女系天皇」を容認するというのだから、この提言は、ややもすると「女性差別」とも映る。つまり、日本は相変わらず「男性優位」「男尊女卑」の社会だというものである。



    現在の日本では妻が夫よりも「上位」

     しかし、こうした言葉は今や死語に等しい。世の男たちは自分の妻のことを「かみさん」と呼んで崇める。自分のことを「太郎さん」と言うのと同じである。「かみ」とは「上」「髪」「神」という言葉からわかるように、「上に位置するもの」である。



     ここ10年ぐらいの「サラリーマン川柳」(第一生命保険)を見ても、

    (1)女房も 上司と思えば 腹立たず

    (2)予期できぬ 妻の機嫌と 変動金利

    (3)そびえ立つ 妻は我が家の スカイツリー

    (4)妻の目は 監視カメラを 上回る

    (5)マイホーム 買ったがないぞ マイルーム

    (6)この俺に 暖かいのは 便座だけ

    (7)今日もまた ダンナごみ捨て 妻エステ

    (8)まだ寝てる 帰ってみたら もう寝てる

    (9)妻の声 昔ときめき 今、動悸

    (10)真夜中に 一度はしめたい 妻の首



    など、現在の日本では妻(女性)が夫(男性)よりも「上位」なのは、世相を反映するサラリーマン川柳からも明々白々である。



     また、件の「提言」は「女性差別」などというものではなく「2000年以上継承されてきた男系で天皇を継いでいく伝統をそう簡単に変えるべきでない」というものであろう。我々庶民には、その理由は推測のしようがないが、歴代天皇は、「男系で継いでいくように」との天からの啓示を感得されていたに違いない。遺伝学的に言うと、「男系で継承する」ということには深い意味が見て取れる。



     人体を構成する60兆個の細胞の一つひとつの核の中には、46束の染色体が「2本1組の対」となって存在している。そのうち「22対(44本)」は男女共通(常染色体)で、残りの「1対(2本)」が「性染色体」といい、女性は「XX」、男性は「XY」という組み合わせである。染色体の上には、遺伝子が規則正しく並んでいる。遺伝子は「DNA(デオキシリボ核酸)」という化学物質で、約20万種くらい存在するとされている。



     受精する前の精子と卵子は染色体数が半分の23本になり、受精すると合わさって46本になる。つまり、両親からは確実に半分ずつの遺伝子が伝わるのである。半数になった女性の卵子の性染色体は「X」のみであるが、男性の精子の性染色体は「X」と「Y」の2種類である。精子と卵子との受精で、「XX」になると女性に、「XY」だと男性になるのだから、男性にしかないY染色体は連綿として男性から男性に継承されていく、ということになる。



     こういう遺伝の仕組みなど知るよしもなかった時代に、その理由はわからないが、それこそ「天からの啓示」なのか、天皇家は同じY染色体で歴代天皇を継いでいこうという意思を持ち続けられたわけだ。“God only knows(誰も知らない/神のみぞ知る)”である。



     国民主権の現在、「女性天皇」や「女系天皇」を容認するのが国民の民意なら、それはそれでよかろう。しかしそれは、120代以上続いてきた世界に類なき「天皇制」の終焉を意味する。新しく即位される「女性天皇」や「女系天皇」は2000年以上続いてきた現在の天皇とは別の「異質の天皇」である。よって「天皇」という御名も返上し、外国の王室のごとく「国王」「女王」「王子」「王女」などと「改名」し、「異なる王朝」を1からスタートさせねばなるまい。

    (文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)

    ****************************************************************

     引用以上



     Y染色体をめぐる議論が説明されているが、これをもって男系天皇制の根拠とするのは明らかな無理筋であって、強引にとってつけた屁理屈というしかない。上の石原理論には、ほとんど説得力など存在しない。

     天皇家が、平泉澄東大史学部教授が捏造した「万世一系皇統論」によって連綿と受け継がれてきた証拠は、ほぼないといってよい。



     天皇制に洗脳され呪われた日本で、はじめて普通の感覚を見た 2021年10月27日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1660.html



     神武天皇が呉の太伯の弟、李歴であること。騎馬民族征服王朝=百済武寧王の子→継体天皇説。仁徳天皇以前の系譜があまりにもウソに満ちていること。藤原不比等=天武天皇による天皇系譜焚書捏造説。

     足利氏によってでっちあげられた北朝系譜、何より明治天皇がニセモノであったことなどが明らかにされて、万世一系なるものが虚構にすぎないことが明らかになりつつある。イチャモンつき天皇は数十代も指摘できるのだ。

    https://maxowl.blogspot.com/2016/11/blog-post_8.html



     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1661.html

     よく考えてみれば、男系にXY遺伝子があったとしても、一人が一世代25年で2人に増えると仮定しても100年で16名になる。千年もあれば一兆人を超えてしまう。

     だから、すべての日本人男子は同じXY染色体を抱えていると考えてもよく、天皇として特定しなければならない意味は、まったく存在しない。つまり、どうでもよい屁理屈なのだ。

     

     実は、今日の表題「愛子ちゃんが天皇になるしかない」事情は、女系天皇を否定する彼らの論理によってそうなるのだ。

     このまま浩宮天皇が死ねば、皇位継承は秋篠宮になり、その子の悠仁君が皇太子になるわけだが、それが皇室典範(皇室法)によって拒絶されるしかない事情を言っている。

     

     皇室典範には、以下のように記述されている。



     日本国憲法第二条

     皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範のさだめるところにより、これを継承する。

     皇室典範第一条

     皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。

     皇室典範第四条

     天皇が崩じたときは、皇嗣が、ただちに即位する。

     江戸時代中期の光格天皇(閑院宮出身、第119代)以後は、徳仁(第126代)まですべて皇統直系の男系男子により(皇太子が次代天皇に即位する)皇位継承がおこなわれて現在にいたっている。



     近代にいり、明治天皇治世の1889年(明治22年)に「退位禁止(譲位禁止)」と「養子禁止」と「直系男子への皇位継承優先」についてさだめた旧皇室典範が制定された。

     昭和時代、第二次世界大戦後の1947年(昭和22年)5月3日に施行された日本国憲法の下で皇室典範は再度制定されたが、「退位禁止(譲位禁止)」と「養子禁止」と「直系男子への皇位継承優先」とする基本性格は変更されず、さらに「非嫡出子を皇族としない」規定が追加された。

    ********************************************************************

     引用以上

     愛子ちゃんが天皇になる絶対的理由は、1947年の「養子禁止」によるものだ。

     実は、秋篠宮君が、養子であることが、もはや疑う余地のないほど明らかになっているのだ。



     それは、天皇家残酷物語2021年10月28日

     http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1661.html



     で、私が書いたとおりだ。

     

     秋篠宮君は、美智子氏の妹、恵美子氏と安西孝之夫婦の子であって、秘密の養子だからだ。

     この説は、調べてみると、私が発見したわけではなく、広く世間に流布されてきた噂だった。そして、その噂は、礼宮君が成長するほどに強まってきた。



     血縁親子は顔の部品が似る。

      https://u-gene.jp/column/face-features/



     akisinomiya01





    上の写真を見比べると ” ´口 3棔´ぜ コ曚瓜二つで、間違いなく親子であると確信できる情報といえる。身長も安西氏180センチ、秋篠宮179センチ、対して兄の浩宮は162センチしかない。

     安西孝之とは、どのような人物か?

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E8%A5%BF%E5%AD%9D%E4%B9%8B



     絵に描いたようなエスタブリッシュメントの系譜だが、なぜ、安西夫婦の子供が秋篠宮になったのかというのは、当時の事情を調べれば分かる。

     美智子氏は、60年近く前に胞状奇胎という奇形児を死産した。これで医師は浩宮の弟が生まれる可能性が絶望的になったと告げたようだ。

     http://blog.livedoor.jp/royalfamily_picture/archives/1042936036.html



     それゆえに、美智子氏の実の妹が、安西との子を、養子として天皇家の美智子・明仁夫妻に与えた可能性が極めて強い。

     だが、皇室典範で養子縁組を禁止しているので公表されることはない。

     

     胞状奇胎出産が1963年、秋篠宮誕生が1965年。時間的に整合性がある。おそらく、美智子氏が妊娠して、再び胞状奇胎と診断されたのではないかと思う。そこで、安西家の恵美子氏に依頼して、同時期に生まれた礼宮を養子にもらい受けた。

     その後、安西は異例の出世を遂げ、重要な名誉職を歴任する。状況証拠から、秋篠宮の実父は安西だと断定できるだろう。

     

     美智子氏が胞状奇胎を出産した1963年とは、どのような年だったのか?

     それは、史上最悪の大気圏核実験の年だった。

     https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-02-05-14.html



     天皇家は、当時、成田にあった御料牧場の農産物や畜産品しか食べてはいけないと定められていたから、核実験で汚染された生産物をまともに食べるしかなかった。

     美智子氏だけでなく、北半球の妊婦の非常に多くが核実験放射能由来の胞状奇胎を出産した。フクイチ事故の年でも同じ事が起きたが、日本政府は情報を統制し、隠蔽した。

     隠された養子=秋篠宮は、大気圏核実験の産物だった。



     もちろん、これは宮内庁にとどまらず、当時の首相、池田勇人らが顔を寄せ合って決定したことだろう。

     美智子氏の意思とは別次元で決定されたのだろう。



     しかし、現代は、遺伝学が発達し、いずれ人相からもDNA系統が分かるようになるにちがいない。となると、いつまでも養子を隠すことはできない。

     そうなれば、皇室典範違反ということになり、秋篠宮家の血筋は、皇族から離れなければならなくなる。だから、「皇統を維持したければ愛子ちゃんしかない」という事情なのだ。



     読者は、最近、愛子ちゃんへの報道の仕方が変化していることに気づいているだろうか?

     もはや天皇就任を前提とした報道に変化していると思わないだろうか?

     愛子天皇への布石は、誰も気づかないうちに着々と準備されていると思うべきだ。

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