日常生活の人間関係のなかで、ホンネとタテマエの二重性を見る機会は多い。
たとえば、「警察官」とか「消防官」とか「役所職員」とかになると、普段、心優しい人でも、職業意識を持った瞬間に人間性が変わって、別人になってしまう。
私が、近所の超狡猾な泥棒Aの妻を追求していたとき、たまたま藪の中で盗まれたものを捜索するための鉈を持っていたことで、妻が中津川警察に「刃物で脅されている」と通報し、私は、なぜか逮捕でなく「確保」され、そのまま警察署に連行された。
https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5877989.html
このとき、私が数年にわたって、8回に渡る木ネジパンク被害や、無線機や工具の窃盗被害を警察に訴えてきたのだが、蛭川駐在の加藤博也は、「全部、私がでっちあげたウソだ」と決めつけ、被害届も受け付けず、事情聴取もしなかった。
警官も近所の人も「Aは泥棒をするような人ではない」と決めつけた。私が、深夜、黒服の上下で近所の車上荒らしをするAの姿を目撃したといっても、一切信用しなかった。
私は、当時間質性肺炎が悪化したことで、激しい鬱病になり、きちんと対応する力を失っていた。
私は中津川警察に連行され、事情聴取されることで事実を明らかにできると期待したのだが、どういうわけか、警察は一切事情聴取をせず、私を精神異常者と決めつけて郡上の慈恵病院に連行したのだ。
このとき、私が一生忘れられないのは、私を異常者として公的に判定するために、恵那保健所から派遣された50歳前後の女性が取調室にいた。
この女性に、一連の事情を説明したのだが、何一つ信用しようとしなかった。
ひたすら「アンタはおかしい！」と怒鳴り続けた。この女によって、私は異常者と判定され精神病院に送られたのだ。後に恵那保健所に、この女の氏名役職を明らかにせよと書簡を送ったが、返答はなかった。
連行された慈恵病院に、深夜、白髪の若い医師が出てきたが、この人物にも詳しく説明したのだが、何一つ理解しようとしなかった。
「アンタは少し変だから、一晩だけ泊まってゆけ」と彼は言った。
この間、警察は深夜、兵庫県に住む姉に何回も電話をして、精神病院への強制入院の承諾を得ようとしていたが、姉は「弟はウソをつく人間ではない」と拒絶した。
精神科医は「一晩だけ」と言ったが、実は、入院したならワンクールが数ヶ月に及び、その間、薬漬けにされて意識がおかしくなれば、生涯を「カッコーの巣の上で」過ごさねばならない瀬戸際だった。
私は、姉に感謝し、その後、自分で焙煎したコーヒーを送り続けている。
この事件は、未だに何一つ解決せず、近所のAは、いまだに私の家から、真夜中に、さまざまなものを盗み出している。監視カメラに写らない、写ったカメラは持ち去る、超狡猾で高知能なプロ中のプロなのだ。
だから、事件を風化させないため、私は何度も書いている。今は書くことしかできないのが残念だ。肺線維症が治り五体満足なら実力行使をするかもしれない。
幸いなことに、Aは移住するほどの資金がないと見えて、すぐ近所ながら、私はAの行く末を観察することができているので、このまま終わらせるつもりはない。
私は、中津川警察や恵那保健所の係員に激怒しているのだが、彼女が特別な人間かといえば、たぶん、ありふれた普通の人間であり、職務を忠実に実行しただけだろう。
普通の善良な市民であるはずの係官が、警察官によって異常者と決めつけられた私に対して、強固な先入観を持って「アンタはおかしい」、つまり「精神病院に行け！」と怒鳴り続けた。
人間というものは、恐ろしいものだ。先入観を植え付けられれば、どんな人権侵害でも平然と実行するのだ。
私の被害の訴えを全部ウソと決めつけた、蛭川駐在の加藤も同じだ。
自分の職務や立場について、それで生活をしているわけだから、誰でも職務を自覚し、個人の人間性を超えて誤った、許されない行為でも行ってしまうのが普通だ。
つまり、人間には二重性がある。ホンネとタテマエ、立場と個人という二重性だ。
また私に対して、執拗な嫌がらせを20年にわたって続けている富士宮の某も、ほとんど狂気にしか見えないが、個人としては普通の人間性かもしれない。
https://mstdn.jp/@love2mac2002jp/100388635339273207
この男は、我が家の監視カメラに白い車が写ったので、ナンバーから身元が分かった。創価学会の工作部隊らしい。20年以上前に、私が池田大作を、韓国人と暴露したことが気に入らないらしい。今では誰でも知っている事実だが。
まあ、一人の人間は、実に多面的な人生を送り、ほぼ別人といえる人格を複数持っている人も珍しくない。
私の知人でも、立派な肩書きを持った「高級市民」でありながら、別の面で変態性欲者といえる人がいる。まったくの別人格になってしまうのだ。
私は、若い頃、「一党独裁」を主張するマルキストに強い疑念が生じて、今度は、自称アナキストになった。無政府主義という自由主義に強い魅力を感じたのだ。
人は、何でも自由に生きればいい。名誉欲や他人の評価に拘泥して人生を束縛されるのは愚かなことだと思った。
私の主な人生業務は、当時、登山で、100名山完登を目標にしていたが、一方で、そんな高尚な姿とは、まるで別人格で、私は、目先の快楽を追求してみたいとも思った。
私は、エロ小説作家を志し、性欲に導かれた小説を書こうとした。人のスケベ心を刺激するようなものだ。
金を稼ぐと、その種の変態風俗に通った。そのときは、革命を志した美しい理念とは別人格だった。
まあ、何度も通ってみて、結果、表の人生、見せかけの人格と、裏側の変態的人格に共通するものが見えてきて、結局、私は私なんだと思うようになった。
なぜ、そんな異常性欲を目指したかというと、世間で、それが強く「異常者」として批判されていたことへの反発もあったと思う。
それに、真面目な普通の生活者が、性的刺激によって別人格に変貌する姿をみて、世界の真実を発見したかのような喜びがあった。
それでも変態性欲といえど、普通の性欲の連続、バリエーションにすぎないと思い、やがて飽きた。
でも、自分を「正常人間」と強く拘束している人にとっては「異常人間」は、自分を解放してくれる神秘的な世界なのだ。
まあ、70年以上も生きていると、どんなに神秘的で恍惚とさせる世界であろと、自分の人間性や日常性から完全に自由なれる、解放された別世界など存在しないと思い知るものだ。
正直、スカトロプレイなんてのも興奮するのだが、慣れれば臭いだけの代物だ。他人に知られないように必死に隠すところが可愛いだけだ。
ただ子供のスカートめくりのように、必死に隠す姿に興奮するだけのことだ。
結局、別人格になりたいということは、「興奮したい」ということなのだ。
どんなに批判されても罵倒されても、興奮するということ、とりわけ性的興奮は快感なので、やめられなくなる。
この性的興奮への憧れ、要求は、実は老人になっても衰えることがない。だから「雀は百まで踊り忘れず」というわけで、顔がしわくちゃになろうとも、性的興奮への憧れは続く。
しかし、強烈な刺激をもたらしてくれる、日常性との極端な乖離はもう存在しないので、穏やかなものになるだけだ。
それでも「年齢らしく」という自己規制をかけている人は、ホンネでは自分の性的興奮を解放してもらいたいと願っているものだ。
今回、人間の二重性を書こうと思ったのは、実はもっと政治的な固い話だったのだが、人間が自分の職業的立場に頑なにこだわったり、日常性から解離した高尚な話をしたがる心の背景はなんだろうかと考えると、たぶん性的抑圧、解放されない自分がコンクリートのように自分を固めていることが原因ではないかと考えた。
最初に紹介した、私に対し「アンタはおかしい」と叫び続けた恵那保健所の女性（課長かな？）も、もしも性的に解放されて、抑圧されない人格だったなら、あれほど不愉快な対応はしなかったように思えた。
たぶん、ろくにエッチしていないんじゃないだろうか？
人間がまともな精神性、抑圧されない解放された人格を持続するためには、性的抑圧を解放することが必要である。つまりエッチすることだ。たとえ、50歳になっても、60歳になっても。
だが、ほとんどの女性は、一夫一婦制社会の硬直した体制のなかで、社会常識による束縛、自分の抑圧を強いられている。
高齢にさしかかった女性が性欲を表に出すことは、とても恥ずかしいことだと自己規制をしてしまう。場合によっては、家族関係が破壊されるし、周囲から強烈な不信感、拒否反応を与えられてしまう恐怖がある。
だから、激しく興奮することで自分を解放する機会がないため、他人にも苛酷にあたるようになるというわけだ。
私は、トランプを支持する人たち、櫻井よしことか藤井厳喜とかについて、国家だとか防衛だとか、日常生活から解離した高度に政治的な論理ばかり主張して、弱者の生活実態、米が買えないとか、生活が苦しいとかをほとんど顧みない「お高く止まった」人間性こそ、トランプを支持するサイコパスへの連帯感だと考えている。
サイコパスというのは、「他人への想像力が欠落している」ことだ。
国防や政治には想像力が働くが、庶民の生活苦には、まるで関心を持てない人たち。それがトランプ支持者の正体である。
その精神的貧困の理由は、やはり、生きた生身の人間、生活者としての体験のリアリティがないことだろうと思う。
櫻井よしこなど、40歳過ぎてから、エッチなど経験していないのではないだろうか？
人間社会を把握するためには、底辺の生活者たちが、どんな喜びと悲しみ、絶望や快感を持っているのかを知る必要がある。
人間を二重性の檻に閉じ込めるのではなく、心を解放させる必要があると思う。
家族や国家という、束縛から解放され、自由な一人の人間に戻り、性的興奮のなかで自分を解放する機会も必要だろう。
何よりも、性的抑圧の根源を見て行くと、そこには男女の差別があり、格差があり、序列が人々を縛り付けて、連帯や共感を排除している仕組みがある。
夫婦にも序列があり、差別があり、家族や世間体という束縛がある。これが人を不自由にし、人を規制し、社会的迫害を生成している。
こんなことを書けるのも、私が70歳を過ぎた孤独な老人だからで、世間の秩序にどっぷりと浸かった社会的人間であったなら、書くことが憚られる内容なのだ。
たとえば、「警察官」とか「消防官」とか「役所職員」とかになると、普段、心優しい人でも、職業意識を持った瞬間に人間性が変わって、別人になってしまう。
私が、近所の超狡猾な泥棒Aの妻を追求していたとき、たまたま藪の中で盗まれたものを捜索するための鉈を持っていたことで、妻が中津川警察に「刃物で脅されている」と通報し、私は、なぜか逮捕でなく「確保」され、そのまま警察署に連行された。
https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5877989.html
このとき、私が数年にわたって、8回に渡る木ネジパンク被害や、無線機や工具の窃盗被害を警察に訴えてきたのだが、蛭川駐在の加藤博也は、「全部、私がでっちあげたウソだ」と決めつけ、被害届も受け付けず、事情聴取もしなかった。
警官も近所の人も「Aは泥棒をするような人ではない」と決めつけた。私が、深夜、黒服の上下で近所の車上荒らしをするAの姿を目撃したといっても、一切信用しなかった。
私は、当時間質性肺炎が悪化したことで、激しい鬱病になり、きちんと対応する力を失っていた。
私は中津川警察に連行され、事情聴取されることで事実を明らかにできると期待したのだが、どういうわけか、警察は一切事情聴取をせず、私を精神異常者と決めつけて郡上の慈恵病院に連行したのだ。
このとき、私が一生忘れられないのは、私を異常者として公的に判定するために、恵那保健所から派遣された50歳前後の女性が取調室にいた。
この女性に、一連の事情を説明したのだが、何一つ信用しようとしなかった。
ひたすら「アンタはおかしい！」と怒鳴り続けた。この女によって、私は異常者と判定され精神病院に送られたのだ。後に恵那保健所に、この女の氏名役職を明らかにせよと書簡を送ったが、返答はなかった。
連行された慈恵病院に、深夜、白髪の若い医師が出てきたが、この人物にも詳しく説明したのだが、何一つ理解しようとしなかった。
「アンタは少し変だから、一晩だけ泊まってゆけ」と彼は言った。
この間、警察は深夜、兵庫県に住む姉に何回も電話をして、精神病院への強制入院の承諾を得ようとしていたが、姉は「弟はウソをつく人間ではない」と拒絶した。
精神科医は「一晩だけ」と言ったが、実は、入院したならワンクールが数ヶ月に及び、その間、薬漬けにされて意識がおかしくなれば、生涯を「カッコーの巣の上で」過ごさねばならない瀬戸際だった。
私は、姉に感謝し、その後、自分で焙煎したコーヒーを送り続けている。
この事件は、未だに何一つ解決せず、近所のAは、いまだに私の家から、真夜中に、さまざまなものを盗み出している。監視カメラに写らない、写ったカメラは持ち去る、超狡猾で高知能なプロ中のプロなのだ。
だから、事件を風化させないため、私は何度も書いている。今は書くことしかできないのが残念だ。肺線維症が治り五体満足なら実力行使をするかもしれない。
幸いなことに、Aは移住するほどの資金がないと見えて、すぐ近所ながら、私はAの行く末を観察することができているので、このまま終わらせるつもりはない。
私は、中津川警察や恵那保健所の係員に激怒しているのだが、彼女が特別な人間かといえば、たぶん、ありふれた普通の人間であり、職務を忠実に実行しただけだろう。
普通の善良な市民であるはずの係官が、警察官によって異常者と決めつけられた私に対して、強固な先入観を持って「アンタはおかしい」、つまり「精神病院に行け！」と怒鳴り続けた。
人間というものは、恐ろしいものだ。先入観を植え付けられれば、どんな人権侵害でも平然と実行するのだ。
私の被害の訴えを全部ウソと決めつけた、蛭川駐在の加藤も同じだ。
自分の職務や立場について、それで生活をしているわけだから、誰でも職務を自覚し、個人の人間性を超えて誤った、許されない行為でも行ってしまうのが普通だ。
つまり、人間には二重性がある。ホンネとタテマエ、立場と個人という二重性だ。
また私に対して、執拗な嫌がらせを20年にわたって続けている富士宮の某も、ほとんど狂気にしか見えないが、個人としては普通の人間性かもしれない。
https://mstdn.jp/@love2mac2002jp/100388635339273207
この男は、我が家の監視カメラに白い車が写ったので、ナンバーから身元が分かった。創価学会の工作部隊らしい。20年以上前に、私が池田大作を、韓国人と暴露したことが気に入らないらしい。今では誰でも知っている事実だが。
まあ、一人の人間は、実に多面的な人生を送り、ほぼ別人といえる人格を複数持っている人も珍しくない。
私の知人でも、立派な肩書きを持った「高級市民」でありながら、別の面で変態性欲者といえる人がいる。まったくの別人格になってしまうのだ。
私は、若い頃、「一党独裁」を主張するマルキストに強い疑念が生じて、今度は、自称アナキストになった。無政府主義という自由主義に強い魅力を感じたのだ。
人は、何でも自由に生きればいい。名誉欲や他人の評価に拘泥して人生を束縛されるのは愚かなことだと思った。
私の主な人生業務は、当時、登山で、100名山完登を目標にしていたが、一方で、そんな高尚な姿とは、まるで別人格で、私は、目先の快楽を追求してみたいとも思った。
私は、エロ小説作家を志し、性欲に導かれた小説を書こうとした。人のスケベ心を刺激するようなものだ。
金を稼ぐと、その種の変態風俗に通った。そのときは、革命を志した美しい理念とは別人格だった。
まあ、何度も通ってみて、結果、表の人生、見せかけの人格と、裏側の変態的人格に共通するものが見えてきて、結局、私は私なんだと思うようになった。
なぜ、そんな異常性欲を目指したかというと、世間で、それが強く「異常者」として批判されていたことへの反発もあったと思う。
それに、真面目な普通の生活者が、性的刺激によって別人格に変貌する姿をみて、世界の真実を発見したかのような喜びがあった。
それでも変態性欲といえど、普通の性欲の連続、バリエーションにすぎないと思い、やがて飽きた。
でも、自分を「正常人間」と強く拘束している人にとっては「異常人間」は、自分を解放してくれる神秘的な世界なのだ。
まあ、70年以上も生きていると、どんなに神秘的で恍惚とさせる世界であろと、自分の人間性や日常性から完全に自由なれる、解放された別世界など存在しないと思い知るものだ。
正直、スカトロプレイなんてのも興奮するのだが、慣れれば臭いだけの代物だ。他人に知られないように必死に隠すところが可愛いだけだ。
ただ子供のスカートめくりのように、必死に隠す姿に興奮するだけのことだ。
結局、別人格になりたいということは、「興奮したい」ということなのだ。
どんなに批判されても罵倒されても、興奮するということ、とりわけ性的興奮は快感なので、やめられなくなる。
この性的興奮への憧れ、要求は、実は老人になっても衰えることがない。だから「雀は百まで踊り忘れず」というわけで、顔がしわくちゃになろうとも、性的興奮への憧れは続く。
しかし、強烈な刺激をもたらしてくれる、日常性との極端な乖離はもう存在しないので、穏やかなものになるだけだ。
それでも「年齢らしく」という自己規制をかけている人は、ホンネでは自分の性的興奮を解放してもらいたいと願っているものだ。
今回、人間の二重性を書こうと思ったのは、実はもっと政治的な固い話だったのだが、人間が自分の職業的立場に頑なにこだわったり、日常性から解離した高尚な話をしたがる心の背景はなんだろうかと考えると、たぶん性的抑圧、解放されない自分がコンクリートのように自分を固めていることが原因ではないかと考えた。
最初に紹介した、私に対し「アンタはおかしい」と叫び続けた恵那保健所の女性（課長かな？）も、もしも性的に解放されて、抑圧されない人格だったなら、あれほど不愉快な対応はしなかったように思えた。
たぶん、ろくにエッチしていないんじゃないだろうか？
人間がまともな精神性、抑圧されない解放された人格を持続するためには、性的抑圧を解放することが必要である。つまりエッチすることだ。たとえ、50歳になっても、60歳になっても。
だが、ほとんどの女性は、一夫一婦制社会の硬直した体制のなかで、社会常識による束縛、自分の抑圧を強いられている。
高齢にさしかかった女性が性欲を表に出すことは、とても恥ずかしいことだと自己規制をしてしまう。場合によっては、家族関係が破壊されるし、周囲から強烈な不信感、拒否反応を与えられてしまう恐怖がある。
だから、激しく興奮することで自分を解放する機会がないため、他人にも苛酷にあたるようになるというわけだ。
私は、トランプを支持する人たち、櫻井よしことか藤井厳喜とかについて、国家だとか防衛だとか、日常生活から解離した高度に政治的な論理ばかり主張して、弱者の生活実態、米が買えないとか、生活が苦しいとかをほとんど顧みない「お高く止まった」人間性こそ、トランプを支持するサイコパスへの連帯感だと考えている。
サイコパスというのは、「他人への想像力が欠落している」ことだ。
国防や政治には想像力が働くが、庶民の生活苦には、まるで関心を持てない人たち。それがトランプ支持者の正体である。
その精神的貧困の理由は、やはり、生きた生身の人間、生活者としての体験のリアリティがないことだろうと思う。
櫻井よしこなど、40歳過ぎてから、エッチなど経験していないのではないだろうか？
人間社会を把握するためには、底辺の生活者たちが、どんな喜びと悲しみ、絶望や快感を持っているのかを知る必要がある。
人間を二重性の檻に閉じ込めるのではなく、心を解放させる必要があると思う。
家族や国家という、束縛から解放され、自由な一人の人間に戻り、性的興奮のなかで自分を解放する機会も必要だろう。
何よりも、性的抑圧の根源を見て行くと、そこには男女の差別があり、格差があり、序列が人々を縛り付けて、連帯や共感を排除している仕組みがある。
夫婦にも序列があり、差別があり、家族や世間体という束縛がある。これが人を不自由にし、人を規制し、社会的迫害を生成している。
こんなことを書けるのも、私が70歳を過ぎた孤独な老人だからで、世間の秩序にどっぷりと浸かった社会的人間であったなら、書くことが憚られる内容なのだ。
