先月、カナダの先住民の子供たちの強制収容施設から、250名を超える子供たちの遺骨が発見された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2e2c1667c02aec84a330d91d221dc20d1341f1d
カナダ・ブリティッシュコロンビア州の1978年に閉鎖された先住民の寄宿学校跡地から、この学校の児童215人の遺骨が発見されたと、先住民のグループが明らかにした。カナダのトルドー首相は28日、遺骨発見の一報を受けて「心が痛む」と述べた。
先住民のグループによると、発見されたのはブリティッシュコロンビア州の寄宿学校の児童たち。学校は1978年に閉鎖された。先住民の代表によると、専門家が地中レーダーを使って捜索を行った。
現在は廃止されたカナダの先住民寄宿学校を巡り、6年をかけた調査の公式報告が2015年にまとめられ、先住民の子どもたちを親から強制的に引き離す「文化的大虐殺」が行われていたと結論付けた。報告書は学校の児童15万人の多くが身体的虐待やレイプ、栄養不足、その他の様々な残虐行為にあっていたと指摘した。
こうした学校は1840年代から1990年代まで存続し、多くはキリスト教会によって運営されていた。さらに4100人以上の児童が、学校で死亡したことも明らかになっていた。
今回、学校の跡地から発見された215人は、その数字には含まれていないとみられる。
カナダ政府は2008年、この制度について正式に謝罪した。トルドー首相は28日、今回の発見は「わが国の歴史における暗く恥ずべき部分を痛切に思い出させる」と述べた。
先住民のグループは、被害者の出身地に連絡を取っていることを明らかにした。また今回の調査について、6月中旬までに中間報告がまとまる見通しだという。
**********************************************************:
引用以上
この収容施設は、「寄宿舎」という名で、先住民の子供たちを無理矢理、親から引き剥がして強制収容していた。記録上は、15万人が収容され、うち4000人あまりが死亡している。1925年以降なので、スペイン風邪の犠牲者ではない。
今回発見された215名の遺体は施設の記録に含まれていない。遺体の多くに、性的虐待や不自然な暴行の痕跡があるという。
欧州のアングロサクソン系移民が新大陸に渡り、先住民に文化的、身体的ジェノサイドを働いた例は少なくない。
今回、発見されたカナダ先住民だけでなく、オーストラリアでも、先住民アボリジニの強制隔離や民族浄化の文化ジェノサイドを行う「白豪主義」は、まだ半世紀前まで大きな力を持っていたし、南アフリカでも同じことが起きていた。
現代でも、イスラエルが先住民パレスチナ人に対する文化・身体的ジェノサイドをやめようとしていない。パレスチナの首都、ガザにおける虐殺は進行中である。
子供たちを運営していたのはカトリック教会だというが、実は、カトリックによる、この種の子供収容施設では、全世界で理由不明の大量の遺体が発見されている。
https://www.youtube.com/watch?v=Qz6r33yNCYk
2017年にアイルランドでも、カトリック教会母子施設で、800名に及ぶ大量の遺体が発見された。
これは1925年から1960年代までの約35年間、この施設で結婚していない母子家庭という理由で洗礼が拒否され、そのため教会墓地に埋葬できず、下水槽に捨てられたものだという。
母子の人数は、通算数千名とだけ書かれているが、それにしても800名という遺体の数は、あまりにも多すぎ、大半が栄養失調や病死、虐待の痕跡を持っていた。これは本当に自然死者なのか、極めて疑問だ。
https://www.afpbb.com/articles/-/3016854
カトリック教会は、実は全世界で、巨大な民族浄化や虐殺、児童への性的虐待を働いてきた歴史がある。
カトリック聖職者の性的虐待 2018年09月14日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20180914.html
カトリック聖職者による性的ハラスメント、あるいは暴行問題 2019年11月22日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-942.html
他ならない、わが日本国においても、ザビエル来日以来、実はとんでもないことが起きていた。
フランシスコ・ザビエルら、カトリック宣教師は、戦国時代だけで、日本人女性50万人を海外に奴隷として売り飛ばしたと記録されている。
このことを知って秀吉が激怒し、日本からカトリック宣教師を追放する「バテン連追放令」を出した。それを家康も継承し、国内のキリシタン信者を激しく弾圧した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E8%B2%BF%E6%98%93
https://sengoku-his.com/936
戦国時代の日本総人口は1500万人にすぎなかったので、売り飛ばされた日本女性は、実に女性人口の7%に上った。現在に換算すれば、400万人にもなる。
彼女らは、ポルトガル商人の持参した煙硝火薬の対価としてキリシタン大名らによって奴隷として売られた。
だから、小西行長や高山右近らは、さも高潔な人格のように伝わっているが、評価を根底から変える必要がある。逆にキリシタン弾圧の評価も変えられなければならない。
カトリックは、性的虐待の極めて多い集団である。それを告発しても、法王自らが隠蔽した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%80%A7%E7%9A%84%E8%99%90%E5%BE%85%E4%BA%8B%E4%BB%B6
それも、子供たちの集団虐待・虐殺のようなキリスト教の理念を真っ向から踏みにじるような事件が多い。
https://www.afpbb.com/articles/-/3289079
https://www.banger.jp/movie/38529/
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66073020R11C20A1000000/
こうした事件を知れば、同じカトリック教会が運営していた冒頭のカナダの事件でも、同じことが行われて、子供たちが性的虐待を受けたあげく、虐殺されたのではないかとの疑問が出てくる。
もう一度、冒頭のカナダ大量遺体事件を振り返ってみよう。
https://torontogay69.com/2021/06/01/215_children_residential_school_canada/
https://www.youtube.com/watch?v=Qz6r33yNCYk
215人の子供の遺骨と、カナダの宿舎学校の残酷な歴史 2021年6月1日
カナダのブリティッシュコロンビア州で、先住民向けの寄宿学校の跡地から215人の子供の遺骨が発見された。過去の記録によれば、この宿舎学校で命を落とした先住民の子供の数は51人とされていたが、レーダーを使って学校の跡地を捜査したところ、記録の4倍以上もの遺骨が見つかった。
カナダに住んでいても、先住民向けの宿舎学校がそもそもどんな場所で、そこでどんな酷いことが起きていたのか、知らない人が多い。
宿舎学校とは、19世紀後半から近年まで、先住民の子供に同化教育を提供するために設立された施設で、キリスト教会によって運営されていた(もっと詳しく学びたい人はこちら)。
宿舎学校の目的は、先住民の子供を家族、コミュニティ、言語、文化から切り離し、白人キリスト教を強要させ、「先住民としての資格」を剥奪するためにあった。宿舎学校に連れて行かれた子供たちは身体的虐待、心理的虐待、性的虐待を受け、劣悪な生活環境の元で感染病やその他の理由で命を落とした。
中には人体実験に使われた子供たちもいた。宿舎学校が亡くなった子供の数は3000人から6000人ほどだと推測されているが、ちゃんとした記録が残っていないため、正確な数はわからない。
なぜ宿舎学校というものが設立されたのかというと、それはカナダの同化政策である。同化政策というのは、権力を持つ民族が弱い立場にいる他の民族に対して文化を強いる行為で、世界各地で先住民や少数民族が同化政策によって苦しめられている。カナダの場合、フランスによる北アメリカ大陸の植民地化を経て、英国の支配下に入り、そして1867年に自治領カナダになる過程で、大量の先住民が虐殺されている。
同化政策といえば響きがソフトだが、実際のところは他民族の浄化や除去を目指す差別的な政策であって、その政策で集団虐殺が起きた歴史を忘れてはいけない。宿舎学校もその政策の一貫であって、先住民の子供たちの命は意図的に軽視されてきた。
宿舎学校に連れて行かれた先住民の子供たちは、親が用意してくれた服や荷物を燃やされて、長い髪の毛を短く切られた。名前は変えられて、先住民の言葉を口にすれば体罰を受け、教育を通して先住民の文化は野蛮で白人よりも劣っていると教わった。
宿舎学校は先住民のコミュニティから遠い場所に意図的に設置されたことで、家族との面会は限られていた上に、面会できても学校に厳しく監視された。
子供を奪われて、ずっと顔も見れなくて、突然亡くなったとの知らせを受けた親はきっとまともな説明ももらえなかったと想像できる。記録に残ってない遺骨の数からして、自分の子供がどうなったのかもわからなかった親も多かったのだろう。
生きて宿舎学校から出れた人もハッピーエンドが待っているわけではない。言葉と文化を失ったことで先住民のコミュニティで居場所を失うケースは珍しくない。
先住民文化に否定的な教育を受けたことで、自らのコミュニティを拒絶する人もいる。どちらにしろ、宿舎学校での過酷な経験は深い心の傷として残ってしまう。
カナダの最後の宿舎学校は1996年まで運営していたため、自分自身がサバイバーである人に加えて、両親や祖父母にサバイバーを持つ人も多い。世代を越えたトラウマを抱えた先住民のコミュニティにとってメンタルヘルスは深刻な問題で、アルコールや薬物中毒で苦しむ人口も多い。
こうした社会背景を知らずか、先住民コミュニティに「アル中でダメ人間」などのレッテルが貼られてしまう。
宿舎学校を「歴史」として片付けるのはまだ早い。先住民のコミュニティは現在進行形で宿舎学校の影響を感じている上に、先住民の女性や子供の高い死亡率や失踪率は未だに解決していない(カナダのMissing and Murdered Indigenous Women運動についてはこちら)。
ジャーナリストであるTanya Talagaはオンタリオのサンダーベイで、なぜ先住民の子供や若者が立て続けに亡くなっているのかについて調べてきた(彼女の本はこちら)。先住民のコミュニティに高等教育がないため、先住民の学生は家から遠く離れた場所で高校に進学する以外選択肢がない。
2000年かた2011年の間、そうやってサンダーベイにやって来た7人の先住民の学生は遺体で見つかったり、原因不明の突然死を起こしているにも関わらず、政府から何も取り組みがなかった。
自身も先住民であるTanya Talagaによる報道がなければ、こうした問題はもっと長い間無視されていたかもしれない。最後の宿舎学校の閉鎖から25年経っても、先住民の命が軽視される社会は未解決のままである。
教育に関わる仕事にずっと携わってきて、教育を通して反差別やダイバーシティにも取り組んできたから、カナダの宿舎学校の歴史は自分に鋭く刺さる問題でもある。数年前に大学院に入学した時、最初の講義で宿舎学校について学ぶことになった。そこで読んだ文献に記されていたサバイバーの体験談はあまりに残酷で、泣いてしまってなかなかページが進まなかった。
教育が差別や虐殺を正当化する道具として使われていたと考えると非常に悔しい。奪われた土地で教育を提供をするということは、宿舎学校の歴史の文脈を考慮しなくてはいけないし、教育に存在する二面性にも真剣に向き合う必要がある。一筋縄にはいかない問題だからこそ、勉強を怠らずに、地道に行動を重ねていくしかない。
最後に、Chanie Wenjackの物語を紹介したい。先住民オジブウェ族だった彼は、9歳に宿舎学校に連れて行かれて、そこで”Charlie”という名前を与えられた。1966年、12歳になった彼は宿舎学校から逃走して、600キロメートルの道のりを歩いて自分の家に帰ろうとしたが、その途中で寒さと飢餓が原因で命を落とした。
彼の経験を元に制作されたアニメーションは以下のビデオ(2:37-46:14)で見れる。
https://torontogay69.com/2021/06/01/215_children_residential_school_canada/
彼の死によって宿舎学校での悲惨な状況が公となり、法律の見直しや先住民の自律運動へと繋がっていった。今でも、彼は多くの人たちの心の中で強さと希望の象徴として生きている。今回215人の子供たちの遺骨が見つかったことで、先住民の自律運動がもっと前進することを祈っている。
**************************************************************
侵略的移住者の歴史でいえば、白豪主義のオーストラリア・カナダ・南アフリカが知られているが、実は、一番残酷で桁違いに規模が大きいのはアメリカだ。
アメリカはメイフラワー号による移住以来、ネイティブ先住民を1000万人以上虐殺したといわれる。
https://blue.ap.teacup.com/qmss/2771.html
アメリカという国は、731部隊と取引し、人体実験殺戮データと引き換えに731部隊員全員を無罪放免した。また自分たちでも、731同様の人体実験を自国民に対し強要した。自国民の実験犠牲者は数十万人に達したとの報告もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E4%BA%BA%E4%BD%93%E5%AE%9F%E9%A8%93
なぜ、こんなことができるのかといえば、それは彼らに「目的のために手段を選ばない」という思想が定着していたからだ。
今でも、アメリカ司法は、取引で刑罰を軽減する司法手段が大半を占めていて、死刑相当の犯罪を犯しても、他の犯罪者の情報と交換に、有期刑に減刑されることなど普通にある。
https://www.sankei.com/article/20180316-WCIFRKPT6FOOZNERT3ZZKS2OMY/
ところが、アメリカでは虚偽の自白で、他人を罪に陥れることまで許容されている 部分がある。
日本のジャーナリスト、山崎淑子さんは、911テロ事件後、ある弁護士が自分の罪を逃れるため、山崎さんを冤罪に陥れた。
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2112572&id=55627333
アメリカというのは、平気でウソが通る国なのだ。それは、アメリカを支配してきた共和党カトリック信者の道徳における二重性と関係を持っている。
アメリカは先住民を大虐殺しながら、民主主義を国是とするような二重性を持った国だった。これはユダヤ人やアングロサクソンにも共通する発想だ。
だから、カナダやアイルランドにおける児童大虐殺も、その根は、おそらくカトリックに深くかかわる本質であると考えるしかない。
日本では通用しないウソ=論理破綻も、カトリック諸国では、同調圧力によって成り立ってきた。それが冒頭に掲げた事件の本質と関係しているように思われてならない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2e2c1667c02aec84a330d91d221dc20d1341f1d
カナダ・ブリティッシュコロンビア州の1978年に閉鎖された先住民の寄宿学校跡地から、この学校の児童215人の遺骨が発見されたと、先住民のグループが明らかにした。カナダのトルドー首相は28日、遺骨発見の一報を受けて「心が痛む」と述べた。
先住民のグループによると、発見されたのはブリティッシュコロンビア州の寄宿学校の児童たち。学校は1978年に閉鎖された。先住民の代表によると、専門家が地中レーダーを使って捜索を行った。
現在は廃止されたカナダの先住民寄宿学校を巡り、6年をかけた調査の公式報告が2015年にまとめられ、先住民の子どもたちを親から強制的に引き離す「文化的大虐殺」が行われていたと結論付けた。報告書は学校の児童15万人の多くが身体的虐待やレイプ、栄養不足、その他の様々な残虐行為にあっていたと指摘した。
こうした学校は1840年代から1990年代まで存続し、多くはキリスト教会によって運営されていた。さらに4100人以上の児童が、学校で死亡したことも明らかになっていた。
今回、学校の跡地から発見された215人は、その数字には含まれていないとみられる。
カナダ政府は2008年、この制度について正式に謝罪した。トルドー首相は28日、今回の発見は「わが国の歴史における暗く恥ずべき部分を痛切に思い出させる」と述べた。
先住民のグループは、被害者の出身地に連絡を取っていることを明らかにした。また今回の調査について、6月中旬までに中間報告がまとまる見通しだという。
**********************************************************:
引用以上
この収容施設は、「寄宿舎」という名で、先住民の子供たちを無理矢理、親から引き剥がして強制収容していた。記録上は、15万人が収容され、うち4000人あまりが死亡している。1925年以降なので、スペイン風邪の犠牲者ではない。
今回発見された215名の遺体は施設の記録に含まれていない。遺体の多くに、性的虐待や不自然な暴行の痕跡があるという。
欧州のアングロサクソン系移民が新大陸に渡り、先住民に文化的、身体的ジェノサイドを働いた例は少なくない。
今回、発見されたカナダ先住民だけでなく、オーストラリアでも、先住民アボリジニの強制隔離や民族浄化の文化ジェノサイドを行う「白豪主義」は、まだ半世紀前まで大きな力を持っていたし、南アフリカでも同じことが起きていた。
現代でも、イスラエルが先住民パレスチナ人に対する文化・身体的ジェノサイドをやめようとしていない。パレスチナの首都、ガザにおける虐殺は進行中である。
子供たちを運営していたのはカトリック教会だというが、実は、カトリックによる、この種の子供収容施設では、全世界で理由不明の大量の遺体が発見されている。
https://www.youtube.com/watch?v=Qz6r33yNCYk
2017年にアイルランドでも、カトリック教会母子施設で、800名に及ぶ大量の遺体が発見された。
これは1925年から1960年代までの約35年間、この施設で結婚していない母子家庭という理由で洗礼が拒否され、そのため教会墓地に埋葬できず、下水槽に捨てられたものだという。
母子の人数は、通算数千名とだけ書かれているが、それにしても800名という遺体の数は、あまりにも多すぎ、大半が栄養失調や病死、虐待の痕跡を持っていた。これは本当に自然死者なのか、極めて疑問だ。
https://www.afpbb.com/articles/-/3016854
カトリック教会は、実は全世界で、巨大な民族浄化や虐殺、児童への性的虐待を働いてきた歴史がある。
カトリック聖職者の性的虐待 2018年09月14日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20180914.html
カトリック聖職者による性的ハラスメント、あるいは暴行問題 2019年11月22日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-942.html
他ならない、わが日本国においても、ザビエル来日以来、実はとんでもないことが起きていた。
フランシスコ・ザビエルら、カトリック宣教師は、戦国時代だけで、日本人女性50万人を海外に奴隷として売り飛ばしたと記録されている。
このことを知って秀吉が激怒し、日本からカトリック宣教師を追放する「バテン連追放令」を出した。それを家康も継承し、国内のキリシタン信者を激しく弾圧した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E8%B2%BF%E6%98%93
https://sengoku-his.com/936
戦国時代の日本総人口は1500万人にすぎなかったので、売り飛ばされた日本女性は、実に女性人口の7%に上った。現在に換算すれば、400万人にもなる。
彼女らは、ポルトガル商人の持参した煙硝火薬の対価としてキリシタン大名らによって奴隷として売られた。
だから、小西行長や高山右近らは、さも高潔な人格のように伝わっているが、評価を根底から変える必要がある。逆にキリシタン弾圧の評価も変えられなければならない。
カトリックは、性的虐待の極めて多い集団である。それを告発しても、法王自らが隠蔽した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%80%A7%E7%9A%84%E8%99%90%E5%BE%85%E4%BA%8B%E4%BB%B6
それも、子供たちの集団虐待・虐殺のようなキリスト教の理念を真っ向から踏みにじるような事件が多い。
https://www.afpbb.com/articles/-/3289079
https://www.banger.jp/movie/38529/
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66073020R11C20A1000000/
こうした事件を知れば、同じカトリック教会が運営していた冒頭のカナダの事件でも、同じことが行われて、子供たちが性的虐待を受けたあげく、虐殺されたのではないかとの疑問が出てくる。
もう一度、冒頭のカナダ大量遺体事件を振り返ってみよう。
https://torontogay69.com/2021/06/01/215_children_residential_school_canada/
https://www.youtube.com/watch?v=Qz6r33yNCYk
215人の子供の遺骨と、カナダの宿舎学校の残酷な歴史 2021年6月1日
カナダのブリティッシュコロンビア州で、先住民向けの寄宿学校の跡地から215人の子供の遺骨が発見された。過去の記録によれば、この宿舎学校で命を落とした先住民の子供の数は51人とされていたが、レーダーを使って学校の跡地を捜査したところ、記録の4倍以上もの遺骨が見つかった。
カナダに住んでいても、先住民向けの宿舎学校がそもそもどんな場所で、そこでどんな酷いことが起きていたのか、知らない人が多い。
宿舎学校とは、19世紀後半から近年まで、先住民の子供に同化教育を提供するために設立された施設で、キリスト教会によって運営されていた(もっと詳しく学びたい人はこちら)。
宿舎学校の目的は、先住民の子供を家族、コミュニティ、言語、文化から切り離し、白人キリスト教を強要させ、「先住民としての資格」を剥奪するためにあった。宿舎学校に連れて行かれた子供たちは身体的虐待、心理的虐待、性的虐待を受け、劣悪な生活環境の元で感染病やその他の理由で命を落とした。
中には人体実験に使われた子供たちもいた。宿舎学校が亡くなった子供の数は3000人から6000人ほどだと推測されているが、ちゃんとした記録が残っていないため、正確な数はわからない。
なぜ宿舎学校というものが設立されたのかというと、それはカナダの同化政策である。同化政策というのは、権力を持つ民族が弱い立場にいる他の民族に対して文化を強いる行為で、世界各地で先住民や少数民族が同化政策によって苦しめられている。カナダの場合、フランスによる北アメリカ大陸の植民地化を経て、英国の支配下に入り、そして1867年に自治領カナダになる過程で、大量の先住民が虐殺されている。
同化政策といえば響きがソフトだが、実際のところは他民族の浄化や除去を目指す差別的な政策であって、その政策で集団虐殺が起きた歴史を忘れてはいけない。宿舎学校もその政策の一貫であって、先住民の子供たちの命は意図的に軽視されてきた。
宿舎学校に連れて行かれた先住民の子供たちは、親が用意してくれた服や荷物を燃やされて、長い髪の毛を短く切られた。名前は変えられて、先住民の言葉を口にすれば体罰を受け、教育を通して先住民の文化は野蛮で白人よりも劣っていると教わった。
宿舎学校は先住民のコミュニティから遠い場所に意図的に設置されたことで、家族との面会は限られていた上に、面会できても学校に厳しく監視された。
子供を奪われて、ずっと顔も見れなくて、突然亡くなったとの知らせを受けた親はきっとまともな説明ももらえなかったと想像できる。記録に残ってない遺骨の数からして、自分の子供がどうなったのかもわからなかった親も多かったのだろう。
生きて宿舎学校から出れた人もハッピーエンドが待っているわけではない。言葉と文化を失ったことで先住民のコミュニティで居場所を失うケースは珍しくない。
先住民文化に否定的な教育を受けたことで、自らのコミュニティを拒絶する人もいる。どちらにしろ、宿舎学校での過酷な経験は深い心の傷として残ってしまう。
カナダの最後の宿舎学校は1996年まで運営していたため、自分自身がサバイバーである人に加えて、両親や祖父母にサバイバーを持つ人も多い。世代を越えたトラウマを抱えた先住民のコミュニティにとってメンタルヘルスは深刻な問題で、アルコールや薬物中毒で苦しむ人口も多い。
こうした社会背景を知らずか、先住民コミュニティに「アル中でダメ人間」などのレッテルが貼られてしまう。
宿舎学校を「歴史」として片付けるのはまだ早い。先住民のコミュニティは現在進行形で宿舎学校の影響を感じている上に、先住民の女性や子供の高い死亡率や失踪率は未だに解決していない(カナダのMissing and Murdered Indigenous Women運動についてはこちら)。
ジャーナリストであるTanya Talagaはオンタリオのサンダーベイで、なぜ先住民の子供や若者が立て続けに亡くなっているのかについて調べてきた(彼女の本はこちら)。先住民のコミュニティに高等教育がないため、先住民の学生は家から遠く離れた場所で高校に進学する以外選択肢がない。
2000年かた2011年の間、そうやってサンダーベイにやって来た7人の先住民の学生は遺体で見つかったり、原因不明の突然死を起こしているにも関わらず、政府から何も取り組みがなかった。
自身も先住民であるTanya Talagaによる報道がなければ、こうした問題はもっと長い間無視されていたかもしれない。最後の宿舎学校の閉鎖から25年経っても、先住民の命が軽視される社会は未解決のままである。
教育に関わる仕事にずっと携わってきて、教育を通して反差別やダイバーシティにも取り組んできたから、カナダの宿舎学校の歴史は自分に鋭く刺さる問題でもある。数年前に大学院に入学した時、最初の講義で宿舎学校について学ぶことになった。そこで読んだ文献に記されていたサバイバーの体験談はあまりに残酷で、泣いてしまってなかなかページが進まなかった。
教育が差別や虐殺を正当化する道具として使われていたと考えると非常に悔しい。奪われた土地で教育を提供をするということは、宿舎学校の歴史の文脈を考慮しなくてはいけないし、教育に存在する二面性にも真剣に向き合う必要がある。一筋縄にはいかない問題だからこそ、勉強を怠らずに、地道に行動を重ねていくしかない。
最後に、Chanie Wenjackの物語を紹介したい。先住民オジブウェ族だった彼は、9歳に宿舎学校に連れて行かれて、そこで”Charlie”という名前を与えられた。1966年、12歳になった彼は宿舎学校から逃走して、600キロメートルの道のりを歩いて自分の家に帰ろうとしたが、その途中で寒さと飢餓が原因で命を落とした。
彼の経験を元に制作されたアニメーションは以下のビデオ(2:37-46:14)で見れる。
https://torontogay69.com/2021/06/01/215_children_residential_school_canada/
彼の死によって宿舎学校での悲惨な状況が公となり、法律の見直しや先住民の自律運動へと繋がっていった。今でも、彼は多くの人たちの心の中で強さと希望の象徴として生きている。今回215人の子供たちの遺骨が見つかったことで、先住民の自律運動がもっと前進することを祈っている。
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侵略的移住者の歴史でいえば、白豪主義のオーストラリア・カナダ・南アフリカが知られているが、実は、一番残酷で桁違いに規模が大きいのはアメリカだ。
アメリカはメイフラワー号による移住以来、ネイティブ先住民を1000万人以上虐殺したといわれる。
https://blue.ap.teacup.com/qmss/2771.html
アメリカという国は、731部隊と取引し、人体実験殺戮データと引き換えに731部隊員全員を無罪放免した。また自分たちでも、731同様の人体実験を自国民に対し強要した。自国民の実験犠牲者は数十万人に達したとの報告もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E4%BA%BA%E4%BD%93%E5%AE%9F%E9%A8%93
なぜ、こんなことができるのかといえば、それは彼らに「目的のために手段を選ばない」という思想が定着していたからだ。
今でも、アメリカ司法は、取引で刑罰を軽減する司法手段が大半を占めていて、死刑相当の犯罪を犯しても、他の犯罪者の情報と交換に、有期刑に減刑されることなど普通にある。
https://www.sankei.com/article/20180316-WCIFRKPT6FOOZNERT3ZZKS2OMY/
ところが、アメリカでは虚偽の自白で、他人を罪に陥れることまで許容されている 部分がある。
日本のジャーナリスト、山崎淑子さんは、911テロ事件後、ある弁護士が自分の罪を逃れるため、山崎さんを冤罪に陥れた。
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2112572&id=55627333
アメリカというのは、平気でウソが通る国なのだ。それは、アメリカを支配してきた共和党カトリック信者の道徳における二重性と関係を持っている。
アメリカは先住民を大虐殺しながら、民主主義を国是とするような二重性を持った国だった。これはユダヤ人やアングロサクソンにも共通する発想だ。
だから、カナダやアイルランドにおける児童大虐殺も、その根は、おそらくカトリックに深くかかわる本質であると考えるしかない。
日本では通用しないウソ=論理破綻も、カトリック諸国では、同調圧力によって成り立ってきた。それが冒頭に掲げた事件の本質と関係しているように思われてならない。

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