私には、毎日、東大阪市でラドン常時観測をしている高井さんからデータが送られてくる。

 ラドンデータは、㎥メーターあたりのベクレル値で表示され、平均的な収束値は20〜30ベクレル㎥である。

 ところが、半月ほど前から、この値が前代未聞の異常値を示すようになった。

 最高値が、かつて一度も記録されたことのない440ベクレルに達するほど濃度が上がったのだ。



 以下が、高井氏からのメールレポート抜粋(一部飛んでいる)



 10日のラドン値は、130-126-130-111-115-118(㏃)

9日のラドン値は、137-148-126-130㏃

8日のラドン値は、107-152-148-137㏃

7日のラドン値は、100-96-111-107㏃

6日のラドン値は、440−100㏃で推移しています。400㏃超えの超異常値は8日目で終わりました。 

3日のラドン値は、今しがた444㏃まで上昇しました

2日のラドン値は、429−422㏃で推移しています

4月1日のラドン値は、400−407㏃で推移しています

31日のラドン値は、概ね400㏃で推移しています

30日のラドン値は、63-400-397㏃で推移しています

29日のラドン値は、今のところ63㏃のままです。昨日からもう36時間以上続いています

28日 急上昇で59㏃です

27日のラドン値は、41−37−33㏃で推移しています

26日のラドン値は、44−41㏃で推移しています

25日のラドン値は、48-44-41-44㏃で推移



上を見ると、3月29日までは、おおむね40〜60ベクレルで推移しているが、3月30日に突如、見たことのないほど高いデータが出始めて、4月6日頃に100ベクレル台に低下した。

 平均的な収束値は20ベクレル台なので、三月末の40ベクレル台でも高すぎるが、これが4月初頭には十倍以上に急上昇した。こんなデータは、観測開始以来一度も経験したことがないと高井氏は言う。



 ラドンデータは、40ベクレルを超える高い値が続き、20ベクレル台に収束すると、南海トラフ周辺で大きな地震が起きることが多い。今回は、平常値の20倍以上という超異常値で、収束したら何が起きるのか? 私は南海トラフの本番M9クラスが起きるのではないかと予想した。

 

 6日頃から収束が始まったが、なかなか平常値には戻らないものの、高濃度ラドンの原因だったのではないかと思われる地殻変動が始まった。

 4月9日深夜から、トカラ列島で大規模な群発地震が始まったのだ。

 この群発地震は、9日から始まって、12日現在まで400回以上続いてる。

 現在では、他の地震がほとんど起きなくなるほど、トカラ一色に塗りつぶされている。

 この種の群発地震は、収束時にマグニチュードの規模が大きくなる傾向があることが知られていて、これから震災級の地震になる疑いが持たれている。

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 実は、トカラ列島は、地球上でも最大級の破局噴火を起こしたことのある鬼海カルデラに近い。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E7%95%8C%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A9



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もしも高井ラドンデータが、鬼海カルデラの活動を反映しているとすれば、もしかすると大変な事態になるかもしれない。

 地球の地下は密接に繋がっているので、これが南海トラフ本番地震の前兆である可能性も否定できないし、富士山噴火に結びつく可能性も視野に入れなければならない。



 南海トラフで予想されるM9〜10の巨大地震の前後には、富士山噴火が起きるとされている。以下は、やや以前だが、富士山噴火を警鐘した文章があるので紹介しておく。



 火山学者が戦慄する「すでに富士山は噴火スタンバイ」という現実 南海トラフと富士山「令和の大噴火」2019/5/29

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64713



「3.11」が状況を一変させた



富士山は日本一の高さを誇る美しい山だが、いつ噴火してもおかしくない活火山であることは、意外と知られていない。

いまから約300年前の江戸時代に、富士山は大噴火した。それ以来、地下に大量のマグマを溜め続けたまま、不気味な沈黙を保っている。



私が専門とする地球科学には、「過去は未来を解く鍵」という言葉がある。過去に起きた自然現象を調べることで、未来の事象を予測するという意味だ。



それに従ってタイムスリップすると、この1707(宝永4)年のいわゆる「宝永の大噴火」は、記録に残っている富士山噴火ではマグマの噴出量が第二位という巨大さだった。噴火は断続的に半月ほど続き、火山灰は横浜や江戸、さらには房総半島にまで降り積もって、大きな被害をもたらした。



この過去の事実をもとに、同じことがこれから起きたらどうなるかを予測するため、私は2007年に『富士山噴火 ハザードマップで読み解く「Xデー」』をブルーバックスから上梓した。幸い6刷と版を重ね、テレビ各局はこの本を参考にして富士山に関するアカデミック・バラエティー番組を次々に制作し、私も解説をつとめた。



ところが、2011年に起きた東日本大震災、いわゆる「3・11」は、富士山をめぐる状況を一変させてしまった。巨大地震から4日後、富士山の直下で地震が発生したとき、火山学者は全員、肝を冷やした。マグマだまりの直上に「ひび割れ」を起こした可能性があるからだ。



幸い噴火はまだ起きていないが、富士山はすでに「噴火スタンバイ」の状態にあると私は考えている。



富士山東京からも富士山は近い 



「令和の大噴火」は巨大地震とともに

富士山だけではない。東日本大震災以後の日本列島は、地震と噴火が繰り返される「大地変動の時代」に突入した。いまや未来を解く鍵は、過去の地震や噴火の例の中に探すしかないのである。



2030年代の発生が確実な南海トラフ巨大地震に関しても、過去に重い事例がある。

1707年、南海トラフでマグニチュード8.6という日本最大級の「宝永地震」が発生した。

そのわずか49日後、富士山が大噴火した。これが前述した「宝永の大噴火」である。

現代にあてはめれば、やがて起こるマグニチュード9クラスの南海トラフ巨大地震のあとに富士山が大噴火するということだ。



仮にいま、宝永クラスの「令和の大噴火」が起きると、ハイテク社会が受ける打撃は江戸時代とは比較にならない。

火山灰は東京に5センチメートルほども積もり、コンピュータや精密機器の小さな隙間にまで入り込んで、ライフラインのすべてを停止させる。航空機も墜落の危険があるため羽田も成田も閉鎖される。富士山周辺だけでなく首都圏全域で、あらゆる機能が麻痺してしまうのだ。



内閣府は富士山噴火を2兆5000億円規模の激甚災害になると予測しているが、この計算には含まれていない項目がある。

 近年、研究が進んだ「山体崩壊」という破局的な現象で、山が変形するほど崩壊し、膨大な岩石や土砂が高速で流れ下る。もしもいま富士山で山体崩壊が起きたら、40万人が被災する可能性がある。



 それでも強調したかったこと



 「大地変動の時代」には、それに合わせた羅針盤が必要だ。その思いで東日本大震災以後の研究成果を取り入れ、前著を全面的に書き直したのが新刊の『富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ』(講談社ブルーバックス)である。



 実は富士山は「噴火のデパート」ともいわれ、多様な噴火をして火山灰、溶岩流、噴石、火砕流、泥流など多様な噴出物を出す。本書の前半では、それぞれの危険性と、防災上の知識を解説した。

 後半では、富士山がいまどのような状態にあるのか、なぜ南海トラフと富士山は連動するのかを解き明かし、最先端の噴火予知技術についても解説した。



 プレートひしめく日本列島では「地面は揺れ、山は火を噴く」のを避けることはできない。それでも噴火の前兆をつかまえ安全に避難できるよう、火山学者は噴火予知の研究に日夜没頭している。

 人知を超える自然をコントロールすることはできないが、災害を「科学」の力で軽減することは可能だからだ。



 だが、私が本書でとくに強調したかったのは、それでも富士山は日本人の「心のふるさと」であり、多大な恩恵を与えてくれているということだ。

 自然と人間の関係を「長尺の目」で見れば、災害は一瞬の出来事であり、恩恵を享ける時間のほうがはるかに長い。そこには「短い災い」と「長い恵み」という表裏一体の関係がある。両者をよく知ることが自然を「正しく恐れる」ことにつながるのだ。



その意味では、日本人必読の書ともいえるのではと自負している。

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 引用以上



 私は、病気治療を目的に毎日、標高500メートルほどの丘に登って、恵那山の写真を撮影し続けている。すでに4年以上になる。

 そこで、晴れた日に恵那山の7合目より上に、靄(地気)がかかっていると、数日後に大きな地震が起きることに気づいた。

 今回も、数日前から「7合地気」と呼んでいる現象が続いていた。

 

 以下は4月9日午前6時の恵那山

 20210409enasan.jpg



  4月10日6時の恵那山

 20210410enasan.jpg





4月11日6時の恵那山



20210411enasan.jpg



いずれも7号目より上あたりに靄(地気)が出ていることが分かる。

 この現象が出ると大きな地震が起きることが多いが、今回はトカラ列島の群発地震の前兆かもしれない。



 だが、福島でM7クラスの地震が2回続いたこともあり、地球規模で、地殻変動が活性化しているのは間違いないので、鬼海カルデラや富士山について、警戒する必要があるかもしれない。

 富士山や相模トラフ、八丈島などで大規模な地震があると、大噴火の疑いがあり、場合によっては溶岩流が神奈川県に達すると警告されている。

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/94013



 相模原市などは、噴火の影響を直接受けると予想している人など、ほとんどいないので、大変な災害になるかもしれない。今から、事前避難のシュミレーションをしておくべきだろう。