乳児揺さぶり、母親無罪 岐阜地裁 2020/9/25

  https://this.kiji.is/682044302318306401



   当時生後3カ月の長男(4)を揺さぶって脳に重い後遺症を負わせたとして、傷害罪に問われた母親(27)に、岐阜地裁(出口博章裁判長)は25日、無罪判決を言い渡した。求刑は懲役5年だった。



 長男が脳などに負った傷害の原因が「乳幼児揺さぶられ症候群」(SBS)と断定できるかが争点だった。公判で母親は「揺さぶる暴行は加えていない」と無罪を主張。弁護側はソファからの落下がけがの原因だと訴えていた。



 母親は、2016年5月24日午前11時45分ごろから同日午後4時30分ごろまでの間に、大垣市内の自宅で長男を激しく揺さぶるなどしたとして17年に逮捕、起訴された。長男は一時心肺停止状態となり、重症心身障害を負った。

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無罪判決に「とてつもなく長かった」と母親

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb80d67286b1fd317cd22c1eb095d51209eb5fc6



長男を揺さぶったとして傷害罪に問われ、岐阜地裁に無罪判決を受けた母親は、弁護士を通じ「無罪を勝ち取れてもすぐに元の生活に戻るわけではない。逮捕から判決まで3年以上、とてつもなく長かった」とのコメントを出した。

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引用以上



 すでに、「乳児揺さぶられ症候群」と決めつけられて起訴された事件の、ほぼすべてが、担当医と警察官・検察官による、勝手な犯罪の捏造であり、妄想にすぎない。

 そんな犯罪事実が存在しないことは、専門家によって科学的に明らかにされている。



 以下は、今年2月に掲載した私のブログだが、このなかに、すべての理由が書かれている。



 もはやSBS有罪判決は、すべて担当医の妄想による虚構と考えるべき

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20200206.html



 日本の刑事裁判の有罪率は、99.8%である。警官が勝手な思い込みで「これは犯罪だ!」と決めつけて起訴すれば、ほぼすべての判決は、冤罪であるなしにかかわらず有罪にされてしまうのだ。



 被害者の多くは、子供を産んで育てている最中の母親で、実際の「揺さぶられ症候群=SBS」の原因の多くが、子供が立ち上がってベッドやソファーから転落したことによる負傷である。

 それを、1971年、英国の医師が、「親による虐待によって深刻な被害が生じた」と仮説を提起し、「硬膜下血腫、網膜出血、脳浮腫の三徴候を呈した事例に他の原因が発見できない場合には養育者の暴力によるものと推定される」という決めつけが、医学界の定説化してしまったことから、世界的に膨大な冤罪発生が起きたものだ。



 実際に、ありもしない虚構のSBS(乳児揺さぶり傷害)犯罪で起訴された無実の人は、過去20年で、日本国内だけで数十名に上り、2018年以降では、世界的な冤罪の指摘から無罪判決が相次いでいるが、有罪判決が確定して服役させられた人も数多い。



 無罪を訴えるも懲役3年…「揺さぶられっこ虐待事件」判決への違和感 20280330

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54995?page=2



 「揺さぶられ症候群」で相次ぐ無罪判決

 https://www.medical-confidential.com/2020/04/21/post-10601/



 揺さぶられ症候群で長女大けが、母に有罪判決 大阪地裁 2018年3月13日

 https://www.asahi.com/articles/ASL3F3D74L3FPTIL009.html



 祖母による「揺さぶり虐待」は本当にあったのか? 大阪高裁で注目判決 20191024

 https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20191024-00148150/



 フランスでも無罪事件が相次ぐ 2019年7月21日

 http://shakenbaby-review.com/wp/2019/07/21/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%A7%E3%82%82%E7%84%A1%E7%BD%AA%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%8C%E7%9B%B8%E6%AC%A1%E3%81%90/



 子どもが頭を打っただけなのに「逮捕」!?

 http://iwasakishoten.site/entry/gyakutai/ennzai4



 SBS冤罪によって服役している人が数名いるようだが、なぜか記録がネット上に出てこない。司法が、自らの誤審や冤罪逮捕送検を隠蔽するために、メディアに圧力をかけているようだ。



 これは、滋賀県で、看護助手が患者を殺害したと決めつけられ、冤罪で12年間服役させられた西山美香事件に共通するものである。

 【特集】無実の人が殺人罪で12年服役…警察は「冤罪」なくせるか?『情報公開』を請求 8/4(火)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/86cb351d383ae038fbfacc88942ba250b9ce2dbf



無実の罪で服役中、大好きだったおばあちゃんはこの世を去った 冤罪生み出した「黒い正義」〜湖東記念病院再審から考える

 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/211223



 これほど、警察官の勝手な妄想による冤罪事件が多発する理由は、警察官が勝手に決めつけて証拠まで捏造して有罪に仕立て上げたとしても、それを警察犯罪として認定し、処罰するシステムがないことによるものだ。

 私は、警察・検察・裁判所の上に、さらに強力な権限を持った、特別司法警察を設け、過去数十年の冤罪を、すべて再検証し、司法側に瑕疵があったなら、どんな古い事件でも、遡って起訴し、処罰する新しい仕組みを作らない限り、冤罪は消えないと考える。



 つまり、現在の警察・検察・裁判所は、どんな冤罪を作って被害者の人権を圧殺しても、ほとんど処罰されないことが、「やりたい放題=反省無し」司法を作っているのである。

 例えば志布志事件がそうだ。

 【志布志事件】市民社会の正義や倫理からかけ離れた捜査手法

 https://www.keiben-oasis.com/4089



 この事件は、妄想だけで突っ走った一団の警察官により二人の自殺者を出しているのだから、担当警察官は殺人罪で起訴されなければならない。当然、警察は懲戒免職にならねばならないが、当時の署長は逆に栄転している。

 西山事件でも志布志事件でも、どうみても犯罪に相当する取り調べを行った担当警察官は、聴聞も起訴もされていない。これでは冤罪がなくなるはずがない。



SBS起訴問題も、すでに10年前には、外国で無罪判決が連続していて、SBS犯罪推定が完全な間違いであることが明らかにされているにもかかわらず、2020年段階でも、いまだに検察(大阪高検・田中嘉寿子)は、検察の誤謬の隠蔽と体面だけを優先させて、SBS犯罪は事実だと言い張っている。

 http://shakenbaby-review.com/wp/2020/08/30/%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%80%81%E3%81%8B%E3%81%BF%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E8%AD%B0%E8%AB%96%E3%81%8C%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%98%89%E5%AF%BF%E5%AD%90%E5%A4%A7%E9%98%AA%E9%AB%98%E6%A4%9C/



 すでに、10年以上前から、世界的にSBS認定は、虚構であると明らかにされているのに、未だに、勝手な妄想で、犯罪と認定し、「我が子を殺した犯罪者」と決めつけ、子供を失った母親の悲しみの心に塩を塗りたくって、無実の母親を自殺にまで追い込む警官・検察官が後を絶たないのだ。

 司法の冤罪システムを、真正面から排除しなければ、我々の安全な未来は存在しない。