トリチウムは致命的物質…日本政府は「問題ない」と真実歪曲
https://japanese.joins.com/JArticle/268728
日本政府の主張とは違い、トリチウム(三重水素)は非常に危険だ。目で見たりにおいを感じたりすることはできないが、細胞および動物研究、疫学報告書が指摘しているように、トリチウムはがんを起こし、突然変異を誘発して胎児への影響を招く致命的な物質だ。
トリチウムについて話す際、ほとんどすべての場合、私たちは「放射性水」について話しているという事実を認識していない。水の中に入っている何かが放射性物質というのではなく、水分子自体が放射性を帯びるということだ。
私たちはこの事実を深刻に受け止める必要がある。人体の大部分(体重の65%)が水であるからだ。人体は水を必要とし、人体がトリチウムと水を区分できないという点で、もう一つの次元の危険に直面する。
最も大きな問題は、トリチウムの特性が互いに合わさって環境と人間に危険な物質にするということだ。その過程はこうだ。放出されたトリチウムは従来の環境から早く移動する。トリチウムの原子は生物圏および水圏にある他の水素原子と速い速度で置換される。
すなわち、ほとんどすべての原子力施設、河川、農作物、市場の果物や野菜が(そしてもちろん人間も)トリチウムを含有する水分に汚染される。汚染は農作物や人体の汚染値が放出されたトリチウムの濃度と平衡にいたるまで続く。
人間の体はどうか。人の体内には多様な経路を通じてトリチウムが流入する可能性がある。皮膚、汚染された水の蒸気の吸入、汚染された食品または水の摂取などの経路だ。体内吸収は置換メカニズム、代謝反応、細胞の成長などで激烈に起きる。私たちの体の原子のうち60%以上が水素原子であり、毎日その約5%が代謝反応と細胞増殖に関与する。
その結果、流入したトリチウムは体内の蛋白質・脂肪・炭水化物に吸着する。ここにはDNAのような核蛋白質も含まれる。これを有機結合型トリチウム(OBT)という。有機結合型トリチウムはいくつかの種類の形態で私たちの体内に数年間たまるため危険だ。
こうした危険にもかかわらず、日本政府はトリチウムについて、弱い放射線を放出する放射性物質であり、自然界に幅広く存在し、体内に入っても排泄されて自然界を循環すると説明し、大きな問題はないと主張してきた。しかしこうした状況で下せる結論は明らかだ。日本政府のトリチウムに対する健康危険評価は信頼できないだけでなく、真実を糊塗しているということだ。
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引用以上
韓国の新聞社が、日本政府のフクイチ汚染水、海洋放出に対して批判記事を書いた。
内容を見る限り、まったく正しい。
私は、ブログで、トリチウムについて繰り返し、危険性を警告してきた。
トリチウムは水素のアイソトープであり、通常の水素と生物は見分けがつかずに、水素として体内の構成物質に置換し、とりわけDNA構成原子となって、人体に激しい毒性を及ぼすのである。
以下は、私が過去にトリチウムについて書いたブログコンテンツだが、いくつかは失われている。
トリチウム 2016年01月06日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-106.html
土岐市・多治見市における重水素核融合実験のトリチウムと中性子 2016年02月17日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20160217.html
もしかしたら、トリチウムが本当に人類を滅亡させるかもしれない。2019年04月24日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-722.html
福島第一原発 トリチウム放出計画について 2019年12月24日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-975.html
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上にリンクした私のブログに、トリチウム問題の9割はフォローできていると思うが、本日、中央日報が掲載した記事は、誰もが知っているとおり、日本政府を切った刀で、自分の喉元を切り裂くブーメランになるのだ。
この記事を書いた記者は、まるで韓国が世界最大級のトリチウムによる環境汚染国であることを知らないかのようで驚いてしまう。
まあ、韓国人は、自分たちがベトナムで無辜の婦女子を数十万人も大虐殺、強姦した事実を隠蔽しておいて、日本人が朝鮮女性を慰安婦にしたとしてもの凄い糾弾を続ける人々なので、自分たちの悪行には口をつぐんで、相変わらず日本だけを悪者にしてやろうと考えているのかもしれない。
施工能力がないのに、デタラメ原発を国内に作り、輸出までして、輸出先で本質的欠陥と無能、無知が露呈した韓国原子力産業 2018年12月17日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-582.html
韓国、古里原発の現状 2019年04月16日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html
5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発 2019年05月22日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-750.html
めげ猫タマの日記より引用 迷惑な韓国原発のトリチウム 2019年09月03日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-858.html
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フクイチ事故のような、人類史に残る莫大な放射能環境放出は別格で考えなければならないが、事故を起こしていない通常運転の場合でも、原発は大量の放射能を環境に放出する。
これが何をもたらすか理解していない人は、以下にリンクする私のブログをお読みいただきたい。原発は事故を起こさなくとも、周辺の人々を殺しまくっているのだ。
再掲 原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その1 北海道
2018年05月09日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-340.html
再掲 原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その2 東北 2018年05月10日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-342.html
再掲 原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その3 関東 2018年05月11日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-345.html
原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その4 中部 2018年03月22日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-71.html
再掲 原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その5 関西・中国方面 2018年05月13日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-349.html
原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その6 九州・四国2018年03月24日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-69.html
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私が上のリンク先の記事を書いてツイッターで紹介したのは、2018年の3月だった。(再掲分は二ヶ月遅れ)
すると、数日も経たないうちに、私の当時7万近いフォロワーのあったツイッターアカウントは、五年も前のツイートに「自殺擁護」と奇っ怪なイチャモンをつけられて永久凍結されてしまい、未だに復活できないでいる。
まあ、弁護士を連れてツイッター本社に行けば復活できるだろうが、30万円の金がもったいないのでブログにシフトしたのだ。
いったい、どのようなメカニズムで、原発は周辺地域の人々を心筋梗塞や白血病などで殺害し続けているのか?
多くの原発には、驚くほど高い煙突が併設されている。普通は高さが100メートル以上ある。大きな煙突があるのは、主に沸騰水型原子炉(BWR)である。
BWRの場合、核分裂で発生した熱を核燃料集合体を取り巻く炉心の水(一次冷却水)が直接吸収し、そのままタービン建屋まで循環させる。
核燃料集合体は、ピンホールやクラックなどがたくさんあって、内部の放射能が冷却水に移動するので、一次冷却水は激しく汚染される。
これは80気圧もあるので、熱交換器などでも外部に汚染蒸気が漏洩する構造で、この漏洩放射能を高い煙突から周囲の環境に放出し、汚染しているのである。
この放射能汚染は、原発敷地境界で年間1ミリシーベルトに抑える規定があるが、これが実際に守られているかは、甚だ疑わしい。
それに、100メートルの煙突は、実は数十キロどころか、数百キロ先まで放射能汚染気団を運ぶので、何が起きているかは、私のブログを参照していただきたい。
仮に1ミリの被曝制限が守られていたとしても、日本人全体が1ミリ被曝すれば、年間8000名の被曝死者が出るのだ。
もう30年も前だが、私が柏崎原発周辺で車を走らせているとき、車内に設置したRDANが警報音を発した。午前3時頃のことだ。
核種までは分からないが、おそらく放射性希ガスを週に一度くらいタンクから放出すると聞いていたので、たぶんそれだったのだろうと思った。
希ガスの核種は、トリチウム・クリプトン85、キセノン133、ラドン222などだが、GM管にかかるのは、ほとんどの場合、クリプトンとキセノンである。トリチウムは普通の測定器にはかからない。
柏崎市の女性の白血病発症率は、当時日本一高いデータが出ていた。おそらく、放射性希ガスを日常的に吸い込まされて発癌発症したのだろうと予想していた。
煙突からは、セシウムやヨウ素やテルルなど一次冷却水の放射能が大量に放出される。一応、フィルターがついているが、希ガスなどはタンクに貯めておいて、真夜中に放出するのだ。
これで、周辺住民に癌や白血病、心筋梗塞などの被害が出ないはずがない。
加圧水型(PWR)の場合は、一次系・二次系冷却水も加圧された密閉型なので、大きな煙突は必要ないとされるが、一方で、構造上、トリチウムが非常に大量に生成される。
これは上のリンクの古里原発のなかに一覧表があるが、加圧水型は、莫大なトリチウムを環境放出していることが分かる。
この加圧水型よりも、さらに大量のトリチウムを環境放出するのが、CANDU炉といわれるカナダが開発した原子炉だ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/CANDU%E7%82%89
これはグリーンピースの調査で、周辺住民にダウン症児の発症率を85%上昇させたと報告されている。
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news125/news125tritium.pdf
韓国が建設した原子炉は、PWRが大部分だったが、新型炉はCANDU炉に近いもので、やはりトリチウムの環境放出量が極端に多い。
日本のフクイチ汚染水の海洋放出は、人類の未来に対する悪質な犯罪であって絶対に許してはならないものだが、韓国の放射能放出もまた、極めて悪質である。
トリチウムの半減期は、12.3年で、150年も保管すれば、この世から消えてしまうのだ。汚染水はタンクに入れて減衰を待てば良いはずだ。
それを無理して海洋放出する理由は、「放射能処理にカネがかかると東電の株価が下がる」という株主(自民党議員の多く)の理由だけなのである。
「長すぎる」と言うなら、使用済みプルサーマル核燃料の冷却保管期間が500年以上であることを考えるべきだ。500年先には、原子力産業はこの世に存在しないだろう。たぶん日本政府も崩壊している。使用済み核燃料を安全管理できるのは、あと何年か、考えた方がいい。
原発を推進してきた連中、最初の一人が正力松太郎だったが、こいつは物理学の理解が存在せず、放射能の危険性に関する知識が皆無だったそうで、関心があったのは、核兵器への転用だけだった。
「他国を脅せる核兵器を持ちたい」
「世界に冠たる日本の威を張りたい」
という自己肥大した妄想だけで、原発核開発に突っ走ったのである。子供たちの健全な未来には何一つ興味がなかった。
最初の、トリチウムの危険性に戻るが、中央日報の記事は正確である。ただ、自分たちが最大級の加害者であることを黙っているだけだ。
トリチウムは、GM管でも測定できないほど、ごく軽微なガンマ線しか出さないので、数十年前までは、ほとんど無害な核種と考えられてきた。
ところが、いったん動植物の体内に吸収されるとOBTという有機結合体になって、遺伝子に対する激しい毒性が明らかにされた。
OBTの生物毒性は、トリチウムガスの10000倍以上である。
https://atomica.jaea.go.jp/dic/detail/dic_detail_2269.html
もっと悪いことに、生物はトリチウムを水素と区別できずに元素喚体するので、遺伝子の構成要素となったトリチウムは、半減期12年で、次々にヘリウムに変化してしまう。
このときDNAは激しく破壊され、暴走を始める。
これが、ピッカリング原発周辺のダウン症発症率を85%引き上げた原因である。
フクイチ汚染水には、韓国の原発廃水の数倍のトリチウムが含まれ、これを放出すれば、すみやかに海水や海産物の水素原子はトリチウムにとって代わられる。これを食べたり飲んだりした人々の遺伝子を破壊するのである。
遺伝障害だけでなく、発癌にも大きく関与すると考えられている。
https://japanese.joins.com/JArticle/268728
日本政府の主張とは違い、トリチウム(三重水素)は非常に危険だ。目で見たりにおいを感じたりすることはできないが、細胞および動物研究、疫学報告書が指摘しているように、トリチウムはがんを起こし、突然変異を誘発して胎児への影響を招く致命的な物質だ。
トリチウムについて話す際、ほとんどすべての場合、私たちは「放射性水」について話しているという事実を認識していない。水の中に入っている何かが放射性物質というのではなく、水分子自体が放射性を帯びるということだ。
私たちはこの事実を深刻に受け止める必要がある。人体の大部分(体重の65%)が水であるからだ。人体は水を必要とし、人体がトリチウムと水を区分できないという点で、もう一つの次元の危険に直面する。
最も大きな問題は、トリチウムの特性が互いに合わさって環境と人間に危険な物質にするということだ。その過程はこうだ。放出されたトリチウムは従来の環境から早く移動する。トリチウムの原子は生物圏および水圏にある他の水素原子と速い速度で置換される。
すなわち、ほとんどすべての原子力施設、河川、農作物、市場の果物や野菜が(そしてもちろん人間も)トリチウムを含有する水分に汚染される。汚染は農作物や人体の汚染値が放出されたトリチウムの濃度と平衡にいたるまで続く。
人間の体はどうか。人の体内には多様な経路を通じてトリチウムが流入する可能性がある。皮膚、汚染された水の蒸気の吸入、汚染された食品または水の摂取などの経路だ。体内吸収は置換メカニズム、代謝反応、細胞の成長などで激烈に起きる。私たちの体の原子のうち60%以上が水素原子であり、毎日その約5%が代謝反応と細胞増殖に関与する。
その結果、流入したトリチウムは体内の蛋白質・脂肪・炭水化物に吸着する。ここにはDNAのような核蛋白質も含まれる。これを有機結合型トリチウム(OBT)という。有機結合型トリチウムはいくつかの種類の形態で私たちの体内に数年間たまるため危険だ。
こうした危険にもかかわらず、日本政府はトリチウムについて、弱い放射線を放出する放射性物質であり、自然界に幅広く存在し、体内に入っても排泄されて自然界を循環すると説明し、大きな問題はないと主張してきた。しかしこうした状況で下せる結論は明らかだ。日本政府のトリチウムに対する健康危険評価は信頼できないだけでなく、真実を糊塗しているということだ。
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引用以上
韓国の新聞社が、日本政府のフクイチ汚染水、海洋放出に対して批判記事を書いた。
内容を見る限り、まったく正しい。
私は、ブログで、トリチウムについて繰り返し、危険性を警告してきた。
トリチウムは水素のアイソトープであり、通常の水素と生物は見分けがつかずに、水素として体内の構成物質に置換し、とりわけDNA構成原子となって、人体に激しい毒性を及ぼすのである。
以下は、私が過去にトリチウムについて書いたブログコンテンツだが、いくつかは失われている。
トリチウム 2016年01月06日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-106.html
土岐市・多治見市における重水素核融合実験のトリチウムと中性子 2016年02月17日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20160217.html
もしかしたら、トリチウムが本当に人類を滅亡させるかもしれない。2019年04月24日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-722.html
福島第一原発 トリチウム放出計画について 2019年12月24日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-975.html
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上にリンクした私のブログに、トリチウム問題の9割はフォローできていると思うが、本日、中央日報が掲載した記事は、誰もが知っているとおり、日本政府を切った刀で、自分の喉元を切り裂くブーメランになるのだ。
この記事を書いた記者は、まるで韓国が世界最大級のトリチウムによる環境汚染国であることを知らないかのようで驚いてしまう。
まあ、韓国人は、自分たちがベトナムで無辜の婦女子を数十万人も大虐殺、強姦した事実を隠蔽しておいて、日本人が朝鮮女性を慰安婦にしたとしてもの凄い糾弾を続ける人々なので、自分たちの悪行には口をつぐんで、相変わらず日本だけを悪者にしてやろうと考えているのかもしれない。
施工能力がないのに、デタラメ原発を国内に作り、輸出までして、輸出先で本質的欠陥と無能、無知が露呈した韓国原子力産業 2018年12月17日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-582.html
韓国、古里原発の現状 2019年04月16日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-712.html
5月10日、メルトダウン寸前だった韓国・霊光原発 2019年05月22日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-750.html
めげ猫タマの日記より引用 迷惑な韓国原発のトリチウム 2019年09月03日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-858.html
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フクイチ事故のような、人類史に残る莫大な放射能環境放出は別格で考えなければならないが、事故を起こしていない通常運転の場合でも、原発は大量の放射能を環境に放出する。
これが何をもたらすか理解していない人は、以下にリンクする私のブログをお読みいただきたい。原発は事故を起こさなくとも、周辺の人々を殺しまくっているのだ。
再掲 原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その1 北海道
2018年05月09日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-340.html
再掲 原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その2 東北 2018年05月10日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-342.html
再掲 原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その3 関東 2018年05月11日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-345.html
原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その4 中部 2018年03月22日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-71.html
再掲 原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その5 関西・中国方面 2018年05月13日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-349.html
原子力発電は事故を起こさなくとも日本人を殺戮している その6 九州・四国2018年03月24日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-69.html
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私が上のリンク先の記事を書いてツイッターで紹介したのは、2018年の3月だった。(再掲分は二ヶ月遅れ)
すると、数日も経たないうちに、私の当時7万近いフォロワーのあったツイッターアカウントは、五年も前のツイートに「自殺擁護」と奇っ怪なイチャモンをつけられて永久凍結されてしまい、未だに復活できないでいる。
まあ、弁護士を連れてツイッター本社に行けば復活できるだろうが、30万円の金がもったいないのでブログにシフトしたのだ。
いったい、どのようなメカニズムで、原発は周辺地域の人々を心筋梗塞や白血病などで殺害し続けているのか?
多くの原発には、驚くほど高い煙突が併設されている。普通は高さが100メートル以上ある。大きな煙突があるのは、主に沸騰水型原子炉(BWR)である。
BWRの場合、核分裂で発生した熱を核燃料集合体を取り巻く炉心の水(一次冷却水)が直接吸収し、そのままタービン建屋まで循環させる。
核燃料集合体は、ピンホールやクラックなどがたくさんあって、内部の放射能が冷却水に移動するので、一次冷却水は激しく汚染される。
これは80気圧もあるので、熱交換器などでも外部に汚染蒸気が漏洩する構造で、この漏洩放射能を高い煙突から周囲の環境に放出し、汚染しているのである。
この放射能汚染は、原発敷地境界で年間1ミリシーベルトに抑える規定があるが、これが実際に守られているかは、甚だ疑わしい。
それに、100メートルの煙突は、実は数十キロどころか、数百キロ先まで放射能汚染気団を運ぶので、何が起きているかは、私のブログを参照していただきたい。
仮に1ミリの被曝制限が守られていたとしても、日本人全体が1ミリ被曝すれば、年間8000名の被曝死者が出るのだ。
もう30年も前だが、私が柏崎原発周辺で車を走らせているとき、車内に設置したRDANが警報音を発した。午前3時頃のことだ。
核種までは分からないが、おそらく放射性希ガスを週に一度くらいタンクから放出すると聞いていたので、たぶんそれだったのだろうと思った。
希ガスの核種は、トリチウム・クリプトン85、キセノン133、ラドン222などだが、GM管にかかるのは、ほとんどの場合、クリプトンとキセノンである。トリチウムは普通の測定器にはかからない。
柏崎市の女性の白血病発症率は、当時日本一高いデータが出ていた。おそらく、放射性希ガスを日常的に吸い込まされて発癌発症したのだろうと予想していた。
煙突からは、セシウムやヨウ素やテルルなど一次冷却水の放射能が大量に放出される。一応、フィルターがついているが、希ガスなどはタンクに貯めておいて、真夜中に放出するのだ。
これで、周辺住民に癌や白血病、心筋梗塞などの被害が出ないはずがない。
加圧水型(PWR)の場合は、一次系・二次系冷却水も加圧された密閉型なので、大きな煙突は必要ないとされるが、一方で、構造上、トリチウムが非常に大量に生成される。
これは上のリンクの古里原発のなかに一覧表があるが、加圧水型は、莫大なトリチウムを環境放出していることが分かる。
この加圧水型よりも、さらに大量のトリチウムを環境放出するのが、CANDU炉といわれるカナダが開発した原子炉だ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/CANDU%E7%82%89
これはグリーンピースの調査で、周辺住民にダウン症児の発症率を85%上昇させたと報告されている。
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news125/news125tritium.pdf
韓国が建設した原子炉は、PWRが大部分だったが、新型炉はCANDU炉に近いもので、やはりトリチウムの環境放出量が極端に多い。
日本のフクイチ汚染水の海洋放出は、人類の未来に対する悪質な犯罪であって絶対に許してはならないものだが、韓国の放射能放出もまた、極めて悪質である。
トリチウムの半減期は、12.3年で、150年も保管すれば、この世から消えてしまうのだ。汚染水はタンクに入れて減衰を待てば良いはずだ。
それを無理して海洋放出する理由は、「放射能処理にカネがかかると東電の株価が下がる」という株主(自民党議員の多く)の理由だけなのである。
「長すぎる」と言うなら、使用済みプルサーマル核燃料の冷却保管期間が500年以上であることを考えるべきだ。500年先には、原子力産業はこの世に存在しないだろう。たぶん日本政府も崩壊している。使用済み核燃料を安全管理できるのは、あと何年か、考えた方がいい。
原発を推進してきた連中、最初の一人が正力松太郎だったが、こいつは物理学の理解が存在せず、放射能の危険性に関する知識が皆無だったそうで、関心があったのは、核兵器への転用だけだった。
「他国を脅せる核兵器を持ちたい」
「世界に冠たる日本の威を張りたい」
という自己肥大した妄想だけで、原発核開発に突っ走ったのである。子供たちの健全な未来には何一つ興味がなかった。
最初の、トリチウムの危険性に戻るが、中央日報の記事は正確である。ただ、自分たちが最大級の加害者であることを黙っているだけだ。
トリチウムは、GM管でも測定できないほど、ごく軽微なガンマ線しか出さないので、数十年前までは、ほとんど無害な核種と考えられてきた。
ところが、いったん動植物の体内に吸収されるとOBTという有機結合体になって、遺伝子に対する激しい毒性が明らかにされた。
OBTの生物毒性は、トリチウムガスの10000倍以上である。
https://atomica.jaea.go.jp/dic/detail/dic_detail_2269.html
もっと悪いことに、生物はトリチウムを水素と区別できずに元素喚体するので、遺伝子の構成要素となったトリチウムは、半減期12年で、次々にヘリウムに変化してしまう。
このときDNAは激しく破壊され、暴走を始める。
これが、ピッカリング原発周辺のダウン症発症率を85%引き上げた原因である。
フクイチ汚染水には、韓国の原発廃水の数倍のトリチウムが含まれ、これを放出すれば、すみやかに海水や海産物の水素原子はトリチウムにとって代わられる。これを食べたり飲んだりした人々の遺伝子を破壊するのである。
遺伝障害だけでなく、発癌にも大きく関与すると考えられている。
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