人気俳優 清原翔さん「脳出血」で緊急手術 療養発表 6/18(木)
https://news.yahoo.co.jp/articles/236174d3e4ffcc39ba559be3d81e0b4d0dabc0a6
清原翔(きよはら・しょう)さん(27)が、「脳出血」で緊急手術を受け、現在治療中であると所属事務所が明らかにした。
清原さんは、先週金曜(12日)の夕方ごろ、外出先で体調不良を訴え、都内の病院に緊急搬送されたという。診断の結果、「脳出血」の症状が見られたため、その日のうちに緊急手術を受けた。詳しい病名などは明らかにされていない。現在、「命に別状はないものの、予断を許さない状態が続いている」として、当面の間、治療に専念、療養することが発表された。
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釣りにいこうよ! 第2回 俳優・モデル 清原翔 千葉県片倉ダムでボート釣り
https://www.youtube.com/watch?v=vtiKQ3dERSs
千葉の片倉ダムといえば、房総半島中央部で、2011年3月の福島第一原発事故では、濃密な放射能雲が通過し、放射性物質の大規模な降下があったことで知られる。
私が、事故後、2011年と2012年度に数回、現地調査に入って、房総半島の土壌放射能測定を行ったときには、土壌キログラムあたり数千ベクレルのセシウム汚染が検出されていた。
また、横須賀市などで、高濃度のストロンチウム90降下があったことも、米軍からの情報で明らかになった。
https://news.whitefood.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%81%A8%E3%81%9F%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%86%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/1861/
千葉県では、キログラムあたり20ベクレル近いストロンチウム90汚染が確認されている。
http://tabemono.info/report/former/genpatu8.html
ストロンチウムX(89/90)とセシウムX(134/137)は、ワンセットで降下汚染を引き起こしているが、その後の挙動が異なる。
セシウムXは、人体がカリウムに似た排泄能力を持っていることから、おおむね生物学的半減期が60〜90日程度と考えられていて、補充がなければ二年程度で体から排泄されると報告されている。
ところがストロンチウムXは、物理半減期が約30年なのに、生物学的半減期は、それよりはるかに長い50年と測定されている。
人体に危害を与える放射性アイソトープとしての寿命は、生成後、半減期約30年、千分の1減期が約300年程度ということになる。
2020年現在は、まだ事故初期の82%が残存している。
https://www.r-info-miyagi.jp/site/wp-content/uploads/2012/02/8cfc1c4cc87fcabfe56e5be19b6961f6.pdf
生物半減期とは、どういうことかというと、体内に入ったストロンチウム90は、カルシウムと同じ性質を持っているため、いきなり骨の成分に同化してしまい、骨の代謝時間まで、まるごと体内に存在するのである。体はストロンチウムを排泄しない。
したがって、物理半減期よりも、はるかに長い生物半減期が存在する。
その間、骨髄や、体内臓器を自然界最強クラスのベータ線(電子線)で強烈な被曝を与え続ける。よって、これが白血病の大きな要因になっていると評されている。
ストロンチウム90は、娘核のイットリウム90と、一ヶ月で放射平衡に達する。このときのベータ線エネルギーは、2.28MeVとアイソトープ界最強クラスで、暑さ1センチのプラスチック板を貫通するほどだ。
骨に入って同化すれば、骨髄まで強力な電離エネルギーの電子線が、死ぬまで放射され、浸透することになる。
ストロンチウム90が、カルシウムと同じ性質を持っていることの意味は、それが水に溶けやすいことを意味していて、地下水・水道水や河川湖水にも大量に溶け込んでいる。
池江璃花子選手が白血病に罹患した原因も、ストロンチウム90汚染が極めて疑わしい。 当時の池江選手のプール水には、地下水が大量に利用されていた。
ストロンチウム90の人体への影響は、アーネスト・スタングラス博士の論文が知られている。
https://ameblo.jp/indianlegend/entry-12440603915.html
https://www.mag2.com/p/money/6525/5
https://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3941.html
ストロンチウム90が、原発事故後の放射能被曝の中でも、極めて深刻な地位を占めている本当の理由は、上にリンクしたように、水や食物から摂取されたアイソトープSr90が排泄されないで、死ぬまで体内に蓄積し続け、強烈なベータ線放射を続けること。
ストロンチウム90は、事故後すぐに内部被曝に結びつかなくとも、時間を経るごとに、カルシウムと同じ性質によって、井戸水・地下水・水道水・湖沼水・海水などに、じわじわ溶け出してゆき、わずかな濃度であっても、「生物濃縮」を起こして、濃縮された海産物などを食べると、人体内に高濃度のストロンチウム90内部被曝をもたらす可能性があることだ。
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-04-04-10.html
冒頭に紹介した、人気俳優、清原翔が釣りをしていた千葉・片倉ダム湖では、湖の底汚泥に、高濃度のストロンチウムX・セシウムXが沈殿し堆積していたと考えられる。
湖の底生生物としては、魚の餌となるユスリカ・淡水貝類などが生息していて、これをヤマメ・ウグイ・コイなどが捕食して、生物濃縮を起こしていると考える必要がある。
「脳出血」を引き起こしたということなので、血管系疾患の原因としては、まずセシウム137の内部被曝が問題になる。
「事故から9年も経て、そんなにあるはずがない」
と思い込んでいる人も多いだろうが、フクイチ事故によるセシウム137・ストロンチウム90は、事故時の82%が残存している。
現在、空間線量が少なくなっている理由は、セシウムが、ゼオライト質の汚泥に取り込まれやすく、汚泥によるガンマ線の遮蔽効果が大きいということにすぎない。
セシウムもストロンチウムも、年々、土壌を沈降する性質があり、土壌がガンマ線を遮蔽しているだけで、放射能そのものが減ったわけではない。
問題なのは、セシウムの沈降が20センチ程度で止まるのに対し、ストロンチウムは、どんどん沈降してゆき、やがて地下水に達する可能性が強いことだ。
ひとたび、地下水源を汚染したストロンチウム90は、この取水をやめない限り、微量でもじわじわと人体に濃縮されてゆき、スターングラス論文にあるように、膵臓と骨に取り込まれて、糖尿病・膵臓癌・骨癌・白血病を引き起こすのである。
ストロンチウム汚染のあったチェルノブイリでも福島でも、事故後に糖尿病が激増し、現在は、あらゆる癌のなかでもっとも深刻な膵臓癌が激増していると報告されている。
これは、ストロンチウム90の内部被曝以外考えられない。
河川・湖沼や海水にもストロンチウム90が、時間とともに濃度を増してゆく。事故直後よりも、10年後、20年後に、水源を汚染して深刻な事態をもたらす可能性がある。
どんなに薄い濃度であっても、底生生物が濃縮してしまうことを忘れてはいけない。
ストロンチウム内部被曝問題は、書いても書いても、まだ足りないほど深刻な事態で、人々の意識が被曝から遠ざかるのと反比例して、被曝の深刻さが増してゆくのである。
これまで、ブログに書いたストロンチウム問題を、以下に羅列しよう。
セシウムとストロンチウム 2016年01月04日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-107.html
原子力産業と安倍晋三=自民党は、日本民族を放射能で絶滅させたいのか? 2018年09月29日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-201809-1.html
池江璃花子の白血病 2019年02月13日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-646.html
ストロンチウム90がやってくる! 2019年11月19日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-939.html
原発事故直後ではセシウムX被曝が喫緊の課題になるのに対し、ストロンチウム問題は、事故後、10年20年を経てから水質汚染という形で問題になる。
セシウムが2年で体から消えるのに対し、ストロンチウムは、死ぬまで体内にとどまって、累積しながら被曝を続ける。
死後でさえ、火葬場の煙から、水汚染を引き起こすのだ。
しかも、糖尿病・膵臓癌・骨癌・白血病の激増という指標以外、明確な危険を示す要素が乏しいため、人々の意識の外で、深刻な被曝が進行してゆく。
池江選手の白血病も、それがストロンチウム汚染から来ている疑いを、わずかでも警鐘したメディアは皆無だった。
だが、ストロンチウム90は82%残っている。本当の被曝病は、これから起こるのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/236174d3e4ffcc39ba559be3d81e0b4d0dabc0a6
清原翔(きよはら・しょう)さん(27)が、「脳出血」で緊急手術を受け、現在治療中であると所属事務所が明らかにした。
清原さんは、先週金曜(12日)の夕方ごろ、外出先で体調不良を訴え、都内の病院に緊急搬送されたという。診断の結果、「脳出血」の症状が見られたため、その日のうちに緊急手術を受けた。詳しい病名などは明らかにされていない。現在、「命に別状はないものの、予断を許さない状態が続いている」として、当面の間、治療に専念、療養することが発表された。
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釣りにいこうよ! 第2回 俳優・モデル 清原翔 千葉県片倉ダムでボート釣り
https://www.youtube.com/watch?v=vtiKQ3dERSs
千葉の片倉ダムといえば、房総半島中央部で、2011年3月の福島第一原発事故では、濃密な放射能雲が通過し、放射性物質の大規模な降下があったことで知られる。
私が、事故後、2011年と2012年度に数回、現地調査に入って、房総半島の土壌放射能測定を行ったときには、土壌キログラムあたり数千ベクレルのセシウム汚染が検出されていた。
また、横須賀市などで、高濃度のストロンチウム90降下があったことも、米軍からの情報で明らかになった。
https://news.whitefood.co.jp/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E3%81%A8%E3%81%9F%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%86%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/1861/
千葉県では、キログラムあたり20ベクレル近いストロンチウム90汚染が確認されている。
http://tabemono.info/report/former/genpatu8.html
ストロンチウムX(89/90)とセシウムX(134/137)は、ワンセットで降下汚染を引き起こしているが、その後の挙動が異なる。
セシウムXは、人体がカリウムに似た排泄能力を持っていることから、おおむね生物学的半減期が60〜90日程度と考えられていて、補充がなければ二年程度で体から排泄されると報告されている。
ところがストロンチウムXは、物理半減期が約30年なのに、生物学的半減期は、それよりはるかに長い50年と測定されている。
人体に危害を与える放射性アイソトープとしての寿命は、生成後、半減期約30年、千分の1減期が約300年程度ということになる。
2020年現在は、まだ事故初期の82%が残存している。
https://www.r-info-miyagi.jp/site/wp-content/uploads/2012/02/8cfc1c4cc87fcabfe56e5be19b6961f6.pdf
生物半減期とは、どういうことかというと、体内に入ったストロンチウム90は、カルシウムと同じ性質を持っているため、いきなり骨の成分に同化してしまい、骨の代謝時間まで、まるごと体内に存在するのである。体はストロンチウムを排泄しない。
したがって、物理半減期よりも、はるかに長い生物半減期が存在する。
その間、骨髄や、体内臓器を自然界最強クラスのベータ線(電子線)で強烈な被曝を与え続ける。よって、これが白血病の大きな要因になっていると評されている。
ストロンチウム90は、娘核のイットリウム90と、一ヶ月で放射平衡に達する。このときのベータ線エネルギーは、2.28MeVとアイソトープ界最強クラスで、暑さ1センチのプラスチック板を貫通するほどだ。
骨に入って同化すれば、骨髄まで強力な電離エネルギーの電子線が、死ぬまで放射され、浸透することになる。
ストロンチウム90が、カルシウムと同じ性質を持っていることの意味は、それが水に溶けやすいことを意味していて、地下水・水道水や河川湖水にも大量に溶け込んでいる。
池江璃花子選手が白血病に罹患した原因も、ストロンチウム90汚染が極めて疑わしい。 当時の池江選手のプール水には、地下水が大量に利用されていた。
ストロンチウム90の人体への影響は、アーネスト・スタングラス博士の論文が知られている。
https://ameblo.jp/indianlegend/entry-12440603915.html
https://www.mag2.com/p/money/6525/5
https://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3941.html
ストロンチウム90が、原発事故後の放射能被曝の中でも、極めて深刻な地位を占めている本当の理由は、上にリンクしたように、水や食物から摂取されたアイソトープSr90が排泄されないで、死ぬまで体内に蓄積し続け、強烈なベータ線放射を続けること。
ストロンチウム90は、事故後すぐに内部被曝に結びつかなくとも、時間を経るごとに、カルシウムと同じ性質によって、井戸水・地下水・水道水・湖沼水・海水などに、じわじわ溶け出してゆき、わずかな濃度であっても、「生物濃縮」を起こして、濃縮された海産物などを食べると、人体内に高濃度のストロンチウム90内部被曝をもたらす可能性があることだ。
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-04-04-10.html
冒頭に紹介した、人気俳優、清原翔が釣りをしていた千葉・片倉ダム湖では、湖の底汚泥に、高濃度のストロンチウムX・セシウムXが沈殿し堆積していたと考えられる。
湖の底生生物としては、魚の餌となるユスリカ・淡水貝類などが生息していて、これをヤマメ・ウグイ・コイなどが捕食して、生物濃縮を起こしていると考える必要がある。
「脳出血」を引き起こしたということなので、血管系疾患の原因としては、まずセシウム137の内部被曝が問題になる。
「事故から9年も経て、そんなにあるはずがない」
と思い込んでいる人も多いだろうが、フクイチ事故によるセシウム137・ストロンチウム90は、事故時の82%が残存している。
現在、空間線量が少なくなっている理由は、セシウムが、ゼオライト質の汚泥に取り込まれやすく、汚泥によるガンマ線の遮蔽効果が大きいということにすぎない。
セシウムもストロンチウムも、年々、土壌を沈降する性質があり、土壌がガンマ線を遮蔽しているだけで、放射能そのものが減ったわけではない。
問題なのは、セシウムの沈降が20センチ程度で止まるのに対し、ストロンチウムは、どんどん沈降してゆき、やがて地下水に達する可能性が強いことだ。
ひとたび、地下水源を汚染したストロンチウム90は、この取水をやめない限り、微量でもじわじわと人体に濃縮されてゆき、スターングラス論文にあるように、膵臓と骨に取り込まれて、糖尿病・膵臓癌・骨癌・白血病を引き起こすのである。
ストロンチウム汚染のあったチェルノブイリでも福島でも、事故後に糖尿病が激増し、現在は、あらゆる癌のなかでもっとも深刻な膵臓癌が激増していると報告されている。
これは、ストロンチウム90の内部被曝以外考えられない。
河川・湖沼や海水にもストロンチウム90が、時間とともに濃度を増してゆく。事故直後よりも、10年後、20年後に、水源を汚染して深刻な事態をもたらす可能性がある。
どんなに薄い濃度であっても、底生生物が濃縮してしまうことを忘れてはいけない。
ストロンチウム内部被曝問題は、書いても書いても、まだ足りないほど深刻な事態で、人々の意識が被曝から遠ざかるのと反比例して、被曝の深刻さが増してゆくのである。
これまで、ブログに書いたストロンチウム問題を、以下に羅列しよう。
セシウムとストロンチウム 2016年01月04日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-107.html
原子力産業と安倍晋三=自民党は、日本民族を放射能で絶滅させたいのか? 2018年09月29日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-201809-1.html
池江璃花子の白血病 2019年02月13日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-646.html
ストロンチウム90がやってくる! 2019年11月19日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-939.html
原発事故直後ではセシウムX被曝が喫緊の課題になるのに対し、ストロンチウム問題は、事故後、10年20年を経てから水質汚染という形で問題になる。
セシウムが2年で体から消えるのに対し、ストロンチウムは、死ぬまで体内にとどまって、累積しながら被曝を続ける。
死後でさえ、火葬場の煙から、水汚染を引き起こすのだ。
しかも、糖尿病・膵臓癌・骨癌・白血病の激増という指標以外、明確な危険を示す要素が乏しいため、人々の意識の外で、深刻な被曝が進行してゆく。
池江選手の白血病も、それがストロンチウム汚染から来ている疑いを、わずかでも警鐘したメディアは皆無だった。
だが、ストロンチウム90は82%残っている。本当の被曝病は、これから起こるのだ。
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