(余談、本日、パソコンや携帯などで、電磁波インターフェア、誤作動が頻発しているので、もしかすると大地震が迫っているかもしれない)





  水道法改定案が可決



  https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-12-06/2018120602_01_1.html



  改正水道法成立=運営権の民間委託促進



  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00000064-jij-pol





 これまでも、水道民営化法のもたらす悪意に満ちた、大衆生活への極端な圧迫について、何度かブログでも紹介してきた。



 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-459.html



 https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20181206-00106702/



 水道民営化によって、何が起きるのか? といえば、恐ろしいほど極端な水道料金の値上げであり、行政が非営利事業として住民の生活を守る義務を念頭に取り組んできた上下水道事業を、民営化することで、資本主義による営利事業として行われることになり、必然的に、水道料金の莫大な値上げと、管理維持の営利性を基準とした義務の放棄が起きるのである。



  https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=gxRex_KuxaE



 https://snjpn.net/archives/81427



 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56865



 おまけに、水道の営利事業を行う主体は、国際金融資本傘下の、例えばアメリカのベクテル社やフランスのベオリア社などなど、「水メジャー」と呼ばれる企業が介入する例が多い。

 http://water-business.jp/company/



 多国籍軍事企業のベクテルは、ボリビアのコチャバンバで、恐ろしい事件を引き起こしている。



https://matome.naver.jp/odai/2153076396372482001



 これらの企業は、本気で水道事業に取り組む意思があったのかというと、実は、経営権を握った後、料金を劇的に値上げして、民衆が耐えられなくなったところで、再び公営化回帰の世論が沸騰することを見こし、経営権の返還に莫大な違約金、権利放棄料を要求してぼろ儲けすることが目的であった可能性が強い。

 これらの水道事業資本に共通するのは、大半が金融投機を行うファンドの一部であることで、水道をギャンブルの対象と見なして介入してくるので、儲からないとなれば、瞬時に放棄して、民衆生活を守り責任を負う姿勢は一切見られないのである。



 日本の水道民営化に名乗りを上げるのも、国際水利企業(水メジャー)といわれる、これらの企業である可能性が強く。

 彼らの目的は、大半が料金値上げによって公営化回帰世論を煽り、これによる違約金獲得を最初から意図しているとしか思えない。

 

 彼らが、民営化で乗り込んだ水道企業は、ほとんどの場合、水道料金が三倍から最大で20倍以上に値上げされ、公的管理なら、命の水を簡単に止めることはしないが、金儲けだけが原理である民営企業は、支払いが遅れれば、瞬時に供給を断って、民衆側は、命を脅かされることになる。



 ボリビアで起きたことは、雨水にまで水利権を設定したベクレル社(の子会社)に数倍の料金を要求されて支払えなくなった人々が、池や川の汚染された水を飲んで、たくさんの人々が伝染病などで死んだのである。



 https://trip-s.world/bolivia_war



同じような事例が、民営化によって世界中で起きていて、民営化した自治体は困り果てて、再び公営化する例が全体の8割以上に上っているといわれる。

 それなのに、安倍晋三=自民党政権は、水道民営化法を強行採決した。

 これに使われた資料も、最近では常識化している政府官僚によるインチキ、捏造資料であった。



 https://www.asahi.com/articles/ASLD43R4SLD4ULBJ00C.html



 水道事業は、資本主義の論理による営利事業であってはならない。それは、民衆生活の基本インフラであって、衣食住の大切な要素であり、これを営利にしてしまえば、民衆の生活を保護する行政が、その基本姿勢を放棄したに等しいのである。



 民営化のいいわけとして使われる屁理屈は、「老朽化した水道インフラを更生する資金力が自治体にないから、民間の力を借りて更生する」というものだが、営利金儲けしか考えない民間事業者、とりわけ水メジャーが、インフラの更新などに取り組むわけがなく、金がかかって儲けが少なくなれば、たちまち事業を放り投げて撤退するのが金儲けの王道であり、常識である。



 事実、世界で民営化された水道が、再公営化される事情の大半が、営利性のなくなった事業を業者が放棄したことによるものである。

 儲からないことがわかれば、瞬時に放棄するのが民間資本主義の基本的性質なのである。

 水メジャーは、もっと悪質で、最初から、水道事業を人質にとって、値上げに耐えかねた民衆による再公営化世論を作り出し、違約金をせしめるというもので、コチャバンバにおけるベクテル社が典型であった。



 安倍晋三政権は、文句のない日本歴史上最悪の売国奴であり、最初から、これらの経過を百も承知で、国際水メジャーの圧力を受けて、民営化させ、再公営化の違約金を引き渡す戦略であって、まさに絵に描いたような極悪政権である。



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 さて、水道料金が5〜10倍に値上げされるが確実な情勢になっているが、私は、このような恐ろしい改悪を20年以上前から予感していたから、逃げ道のない大都会生活にオサラバして水資源の豊富な岐阜県の山村に16年前に移住した。



 これは大正解で、土地の価格が激安(現在は坪あたり五千円程度で取引)なので、山林ではあるが300坪近い土地を所有し、井戸を掘り、屎尿など生活排水は、すべてEM菌で完全浄化して、敷地内の畑に吸収させている。

 悪臭は一切なく、井戸も水の出が途絶えたこともなく、数軒程度の生活用水を満たす湧水量がある。



 これは、2Km以内に、海抜1000m近い山がいくつもあって、いわゆる「打ち抜き」に近い地下水圧があるので、水圧が途絶えることはない。

 また、20K程度離れれば、2000m級の裏木曽山地がそびえているので、これも地下水に寄与している。

 間には、美しい青い色をした「青川」と称えられた付知川が流れている。



 移住するなら、まずは日当たりと、地下水の条件を考える必要があると思って、ここを選んだのである。

 井戸は4mしかない浅井戸だが、それでも高い水頭圧のおかげで、水位が下がることはなく、冬場は凍結防止のため、12月から3月までチョロだしを続けている。



 今や、公共インフラは、すべて自民党の魔手によって狙われ、生活が脅かされており、結局、安倍政権を支持する馬鹿阿呆どもがいるうちは、自衛を考える必要がある。

 私の場合は、上下水道を完全自給し、全部ではないが、厳冬期の暖房の半分以上を近所の雑木林から取得した薪を薪ストーブで燃して利用しているので、灯油が暴騰しても、さほど困らない。

 屎尿処理水の流れる、50坪ほどの自家畑には、大根・ネギ・甘藷など、基本野菜を育てているので、野菜が切れても困らない。

 今は、大根が数百本、タクワンになる日を待っている。



 まあ、自民党と新自由主義による金儲けの論理の魔手から逃れるには、結局、過疎の山村に逃げるしかないと思っている。

 もっとも、移住当時、一日7本あったバス便は、今では4本しかなく、公共交通が本当に不便になっていて、これも自民党が地方に人が住めなくなるように意図的に行っている悪意であり、老齢化して運転免許を返納させても、それに代わる公共交通が廃止の一途、おまけに地方では長距離走行が必要であるのに、自動車税を距離加算するとまで言っている。

 自民党よ、ここまでやって、地方を殺したいか? 我々を殺したいか?



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 現実的な対応としては、地方に数十名単位の共同体を構築し、共同生活によって、上に挙げた自民党による地方死滅化政策に対抗すべきだと私は思う。

 水土民営化、極端な値上げ攻勢に対しては、井戸の敷設を進めるべきだろう。また下水道も、私が15年以上取り組んでいるEM菌による完全自家処理を推進したい。



 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-98.html



 「三人よれば文殊の知恵」というが、30人寄れば、老齢化による介護も、教育も、孤独問題も、すべて共同の力で解決できるし、冷蔵庫や洗濯機など生活インフラも、孤立した家族に比べれば、圧倒的に安上がりであり、食事にも無駄が出ない。

 みんなで生きていれば、一人では億劫になる農作業や、女性陣を苦しめる介護問題も容易に解決できるだろうし、井戸を掘るのも一本でに数軒分使えるし、無数の文殊の知恵が生み出されるのである。



 安倍自民党政権による民衆生活へのひどい弾圧も、我々は共同の力、大家族生活の力で跳ね返す価値観の転換を必要としていると私は思う。



 

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-18.html



http://blog.livedoor.jp/hirukawamura/archives/2288601.html



http://blog.livedoor.jp/hirukawamura/archives/2296393.html



http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-21.html



http://blog.livedoor.jp/hirukawamura/archives/2348506.html