汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発



https://www.asahi.com/articles/ASL9X6HQ3L9XULBJ014.html



 上のリンク=東電や経済産業省によると、多核種除去設備(ALPS)で処理した汚染水を分析したところ、一部のタンクの汚染水から、ストロンチウム90などが基準値の約2万倍にあたる1リットルあたり約60万ベクレルの濃度で検出された。東電はこれまで、ALPSで処理すれば、トリチウム以外の62種類の放射性物質を除去できると説明していた。



 リットル60万ベクレルのストロンチウム90汚染水を、原子力寄生庁の規定方針どおり、福島沿岸に放出したらどうなる?



 まずは、セシウムとならんで半減期30年、ほぼ消えるのに300年かかるストロンチウム90の毒性、危険性についておさらいしよう。

 大切ななことは、この核種は、物理半減期(30年)よりも生物半減期(50年)の方が長いということで、ひとたび、カルシウムと間違えて体が取り入れて骨に沈着したなら、もう死ぬまで体から排出されない。



 骨に含まれて、骨細胞や骨髄細胞にベータ線照射を続けて、骨折や白血病、骨癌などの原因になるだけでなく、実は、死後、火葬して煙が環境に放出され、それを吸引した人に被曝が再生されるという事実である。



 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2702.html



 http://www.cnic.jp/knowledge/2590



 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/5170



 スターングラス博士の研究によれば、ストロンチウム90の娘核種、イットリウム90は、選択的に膵臓に集まり、糖尿病と膵臓癌の原因になること。

 

http://www.e22.com/atom/page08.htm





 最近では、脳のなかで、カルシウムイオンがストロンチウム90に置き換わって代謝チャンネルを破壊するため、突然の意識混濁、喪失を引き起こすことが分かってきた。



 http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/231.html



 全世界における糖尿病の激増や、膵臓癌、突然の意識喪失事故の激増は、ストロンチウム汚染が深く関わっている可能性があり、またフクイチ事故後、激増した骨折や白血病、骨腫瘍も、ストロンチウム90が原因である可能性が強い。



 こんな恐ろしいストロンチウム90が、ALPS放射能濾過装置を通した後でも、1リットルあたり60万ベクレルも存在していると自白したのだが、今頃、こんなデータを出してきた理由は、これまで散々、大量に海洋に漏洩させてきた責任をとらずに、情報を小出しに矮小化して垂れ流す、東電一流の手口である。

 あるいは、すでに大半の汚染水を、例えば、台風や豪雨などの排水に紛れて意図的に海洋放出してきた可能性があり、少なくなった段階で、やっと公開したのだろう。



 なお、WHOによる飲料水、ストロンチウム90ガイダンスレベルは、リットル10ベクレルである(216P)

https://www.niph.go.jp/soshiki/suido/pdf/h24whogdwq/WHOgdwq4thJPweb_all_20130423.pdf



 これはWHOやICRPに原子力産業が、推進派の学者を送り込んで、真実を歪曲しているためであって、実際には、ストロンチウム90の飲料水基準を設けるとすれば、セシウムとともに、リットルあたり0.01Bq以下に設定すべきであろう。

 世界の糖尿病と膵臓癌発生率を上げているのは、飲料水に含まれたストロンチウム90とセシウム137である可能性が非常に強いからである。



http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-107.html



 上のリンクは、私のブログであるが、「東海アマブログ=セシウムとストロンチウム」で検索しても、一切グーグルに表示されない。 原子力産業にとって都合の悪い私のブログは、検索から排除されているのである。

 原発が通常稼働していても、地域社会の人々を殺しているという私のブログも、一切検索から排除されている。こういうのを「沈める」というそうである。グーグルヤフーという検索エンジンは、完全に自民党や原子力産業の利権の下請け機関になっていることを知るべきで、我々の個人情報も、奴らに流されているわけである。



 すでに繰り返し、何度も書いているとおり、2011年のフクイチ巨大放射能事故による被害は、今年か来年にピークを迎える。

 だが、必ず起きるはずの死亡激増、人口急減などの現象は、人口動態統計には一切反映されない。間違いなく、統計データが捏造されているのである。



 セシウムは、河川や湖沼に沈殿したセシウムが豪雨台風などで巻き上げられ攪拌されて、微生物によって水に溶けやすい性質に変化し、急激に水道水を汚染していることは、すでに二回紹介した。



 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-482.html



 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-490.html



 また、セシウムが、言われていたような分かりやすい形態でなく、ウランやプルトニウム、ストロンチウム、セシウムなどが溶融した「セシウムボール」という非水溶性の合金微粒子になって、呼吸から肺に沈着し、長い潜伏期間を経て、肺癌を引き起こすことも何度も書いた。



 今回、ストロンチウム90の大規模な海洋汚染を東電がほのめかしたことで、東北太平洋岸のストロンチウム90汚染は、極めて深刻なものになっている可能性が強い。



 ストロンチウムは二価のカルシウムと同じ性質を持ち、最初に、沿岸汽水・干潟などの微生物に浸透し、それを食べた沿岸魚、底魚に取り込まれる可能性が強い。

 となれば、汚染部位は当然、骨であるはずなのに、政府の魚介類ストロンチウム検査は、最初に「骨は食べない」ものとして除去し、ストロンチウムが含まれる可能性の低い肉だけを測定している。



 だから、政府の公表するストロンチウム90汚染は一切信用できない。

 また、残念ながら我々も、ベータ線オンリー核種の測定ができないので、極めて危険である。(ストロンチウム・ウラン・プルトニウム・マイナーアクチノイド核種)



 最近、ラーメン屋が急死する例が急増していて、この原因は、骨を煮出すスープからストロンチウム90が浸出して、内部被曝するのではないかと疑っている。

 またラーメンスープを食べる機会の多い、漫画家がもの凄い勢いで死亡している。



 http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/577.html



 http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/759.html



 なにはとまれ、東北太平洋の沿岸魚は絶対に食べてはいけない。三陸ワカメもダメだ。私は、事故後五回くらい測定したが、セシウムだけでもキロあたり3〜5ベクレルの汚染があった。

 まして、ゴカイやイソメを食べる、ソイ・黒鯛・イサキ・メバル・キス・カレイ・ヒラメなどは絶対に食べてはいけない。

 もし、食べるとしても、富山湾や鳥取産を食べるようにしてもらいたい。

 

 繰り返すが、ストロンチウム90を経口摂取すれば、死ぬまで排泄されずに、すべて骨に蓄積するのであり、その生物学的危険度は、セシウムの300倍といわれている。

 

 安倍晋三や自民党あるかぎり、人類は、もう海洋生物を食べられなくなる可能性が高いと思う。