福島県二本松市の女性死者数が37%増(2021年1−10月、対事故前)
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-3832.html
福島県二本松市で事故後4ヵ月で1ミリシーベルト以上被ばくした方の割合が90.3%の福島県二本松市の各年1−10月の女性の死者数は
事故前(2010年1−10月)234人
今年(2010年1−10月) 321人
で37%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算した0.02%でした。
一方で、1ミリシーベルト以上被ばくした方の割合が1.1%の福島県東白川郡は
事故前(2010年1−10月)203人
今年(2010年1−10月) 195人
で、増えていません。
福島県二本松市は福島県内陸の北部に位置する市です。以下に示します。

事故から10年半以上が過ぎて汚染されている福島 凡例
※1(1)(2)にて作成
※2 旧避難区域は(3)による
図−1 福島県二本松市と東白川郡
図に示す様に旧避難地域に隣接し、ICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(4)を超えた地域が広がっています。原発事故から10年半以上が過ぎましたがですがが同市は今も汚染されたままです。
福島県は原発事故後4ヵ月間の被ばく線量を調査しています(5)。それを集計すると、二本松市民の90.3%が4ヵ月で1ミリシーベルト以上の被ばくしています。この割合は飯舘村の92.0%に次いで第2位ですが、同村は事故後に避難指示がでました(3)。
避難指示が出なかった市町村の中で、同市は最も汚染が酷い市です。福島の放射能汚染で何か起こるとしたら同市で起こるはずです。
以下に各年1−10月の同市の女性死者数を示します。

2011年以降に女性の死者数が急増した二本松市
※(6)を集計
図−2 福島県二本松市女性の各年1−10月の死者数
図に示す通り、事故後に急増しそのまま増加した状態が続いています。数値を記載すると
事故前(2010年1−10月)234人
事故年(2011年1−10月)348人
今年(2010年1−10月) 321人
で、今年は事故前に比べ37%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.02%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表‐1 偶然に起こる確率の計算結果
※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(7)による。
有意差検定表

また、女性の平均寿命は
事故前(2010年)87.1歳(8)
事故後(2015年)86.7歳(9)
で短くなっています。
図−1に示す様に、福島県東白川郡は二本松市と同じく福島県内陸部に位置しますが、旧避難地域はら離れており、汚染も二本松市よりマシです。事故後4ヵ月で1ミリシーベルト以上の被ばくした方の割合は、福島県の発表(5)を集計すると1.1%です。
以下に各年1−10月の東白川郡の女性死者数を示します。
事故後も女性の死者数が増えていない東白川郡
※(6)を集計
図−3 福島県東白川郡女性の各年1−10月の死者数

図に示す通り、事故後も増えていません。数値を記載すると
事故前(2010年1−10月)203人
事故年(2011年1−10月)181人
今年(2010年1−10月) 195人
で、事故前に比べ増えていません。東白川郡は棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村の3町1村からなりますが(8)、各町村の女性の平均寿命は
事故前(2010年) 棚倉町 85.5歳、矢祭町 86.2歳、塙町 85.8歳、鮫川村 85.4歳
事故後(2015年) 棚倉町 86.6歳、矢祭町 86.4歳、 塙町 86.6歳、鮫川村 86.7歳
どの町村でも伸びています。
避難指示が出なかった市町村で最も汚染が酷い福島県二本松市の今年1−10月の女性の死者数は37%増えていますが、同市に比べれば汚染がマシな東白川郡では増えていません。
<余談>
福島を警戒する行為を「差別」だとの主張があります(8)。でも、福島が汚染されている以上は当然の行為です。まして、本文に記載の通りおかしな現象も起きています。少なくとも福島の皆さまはそう考えています。
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引用以上
参考 2018年の福島県二本松市の女性死亡率が、原発事故前に比べて3割近くも上昇した 2019年03月02日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-666.html
上のリンクも、めげ猫ブログからの転載で、同じ二本松市の女性死亡率を扱っているが、今回は 27%→37% と10%も死亡率が上昇したことから、いよいよ福島に降下した福島第一原発事故の放射能が、恐ろしい牙を剝きだしていることを実感する。
私が初めて二本松市を訪れたのは、2011年11月頃で、東北道を走って福島県内に入ると、二本松市の標識が出てくると、両側に雑木林が覆い被さるような地形の場所で、車内に設置してあったGM計が恐ろしい警報音を上げた。
見ると、なんと東北道走行中の車内で2マイクロシーベルト毎時に迫る線量を確認した。
インターで降りて、二本松市役所に向かい、すぐ近くの丘に登ってみると、どこで計っても1m空間で数マイクロシーベルト毎時を記録した。
こんななかで、女性たちが農作業をしているのを見て、「この先、どんな恐ろしい事態になるのか?」 と、ひどく不安に駆られた。
米軍の作戦中における撤退基準は、0.3マイクロシーベルト毎時なのだ。
http://inventsolitude.sblo.jp/article/139277095.html
米軍撤退基準の3〜10倍もある空間線量のなかで、日常生活を送らねばならない二本松市民に降りかかる運命は?
安倍晋三政権は、福島県の重度被曝地域の住民に対して、ICRP勧告における世界被曝許容量として共有されている年間1ミリシーベルトの実に20倍の被曝を「安全である」と根拠もなく決めつけて福島の人々に強要してきたのだ。
その結果起きている事態が、二本松市における女性の死亡率37%上昇である。
実は、本当に放射能汚染が深刻だったのは、二本松以外にもたくさんある。例えば飯舘村や浪江町、大熊町などだが、これらの地域の人々は、強制避難措置が執られた。
しかし、二本松市や伊達市は放置され、強烈な被曝を強要されていた。
この問題は、東日本全体に襲いかかっている問題である。東京周辺もチェルノブイリ事故におけるキエフなみに放射能に汚染されているが、この場合は、10年という潜伏期間を経た今年、2021年あたりから発癌の上昇が見込まれている。
おそらく、放射線誘発癌として知られる乳癌や甲状腺癌、白血病は、恐ろしい激増になっているはずだが、日本政府はデータを捏造してまで必死に隠している。
この事態に、警鐘を鳴らす我々に対しても、自民党青年部=統一教会から激しい嫌がらせが続いていて、口を開こうものなら戦前の不敬罪と同じで、非国民扱いされ、信じがたい人格攻撃を受けているのだ。
なぜ、そんなことをするかといえば、自民党は核兵器武装を目指し、核兵器を産業として確立したいからだろう。
「核=放射能は恐ろしい」という感覚をデマと決めつけ、フクイチ事故でさえ「死者は一人も出なかった」という、とんでもないデマを拡散している。
だが、二本松市の事例は、自民党が日本社会に何をもたらすかのランドマークといってよい。日本という国は、自民党(維新・公明党・国民党を含む)のような金儲け核武装主義者によって、根底から破壊され、二度と取り返しのつかない地獄に堕とされつつあるのだ。

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