【生まれ変わり?】日本の山のおかげでまるで別人になりました。

 https://www.youtube.com/watch?v=y9OuP3pvsko



 南ロシア(クラスノダール?)からやってきて、東京大学に留学し、今では東京で仕事している(ユーチューバーで食べてる?)アリョーナの話が面白くて、純真素朴な感受性に癒やされるから、ときどき視聴している。



 友人は、「あの子はKGB→FSBのスパイじゃないか?」なんて疑ってるが、「山が大好きなスパイなんていないよ」と私は思う。とくに、上のリンク、コンテンツを見てから、アリョーナの自然な人間性に親しみを抱いた。



 アリョーナがクラスノダール出身なら、黒海東岸、ジョージアとの国境には、エルブルス山など5000m級、大山岳地帯が連なってるから、きっと信州の子供たちが日本アルプスを見て骨太に育つように、遠くに雄大なコーカサス山脈を見て育ち、豊かな感受性を身につけたのだろう。



 実は、親戚づきあいしてる知人が、ソ連時代にモスクワ大学に留学して帰国したとき連れてきた嫁さんが、ほぼ確実にFSBスパイだったので、ロシアや中国からやってきた若者たちを色眼鏡で見てしまうのだが、判別の基準として、国家権力が好きな人と、地球の自然が好きな人という具合に分けると、「人間よりも自然が好き」な人が国家権力に仕えるわけがないと思う。



 人間なんて、国家権力の虚構から離れれば誰でも同じ。飯を食えばウンコが出る、胃袋と糞袋に脳がついてるだけの弱い存在にすぎない。誰だって、基本的な人間性が異なるわけではない。スパイだとか政治家だとかは、虚構に洗脳されるだけのことだ。



 人間とは、愛情がなければ生きている意味さえ分からなくなるようプログラムされている弱い存在にすぎない。人生の最後には、虚飾・虚構が無意味なことを思い知らされるのだ。

 https://www.greatman-words.com/death-poem/hideyoshi-toyotomi-a-dream.html

 スパイだとか、権力だとか、そんなややこしい存在は、虚構に目を奪われて真実が見えなくなってしまっている人だけの世界だ。



 山を見て「素晴らしい」と感動し、憧れる感性ではスパイは無理なんだよ。だって、山に夢中になってると、ロールスロイスだろうが、ベンツだろうが、レクサスだろうが、無用な虚飾に何の魅力も感じなくなって「四駆の軽トラ」が欲しいと思うようになるのだから。四駆エブリでもいいが。



 権威主義や序列で人を差別したがる社会では、必ず「虚飾」が幅をきかせる文化が成立する。例えば軍人が、きらびやかに飾られた軍服に憧れを感じるとか、警察でも消防でも、序列社会に虚飾はつきものだ。



 私が親戚から話をきいた範囲では、ソ連・ロシア社会も、相当な階級序列社会で、権威が大好きな人が多いらしい。ロシアは大国のくせに、ロシア人は、まだもの足らないと見えて「大きいもの、凄いもの」が大好きだ。隙あらば他国の領土を奪い取って自慢したがる。

 でも、アリョーナには、東大卒であっても、そんな権威臭は微塵も感じられない。よほど、素直な人間性でなければ、あれほどの暖かさは出てこない。



 私は、16歳のとき栃尾にあった林間学校から焼岳に登ったのが最初で、一発で登山の虜になってしまった。以来、東京にいって奥多摩に登りはじめ、5万図が赤鉛筆で真っ赤になるくらい、歩き回った。

 1990年には、日本百名山を一応完登した。一応というのは、焼岳や浅間山など、山頂が立入禁止になってた山がいくつかあるからだ。



 これまで、たぶん数千回、山を歩いてきた経験からいうと、「ヤマノボラー」=登山愛好家は実に単純素朴だ。都会にいても、一週間に一回は山の空気を吸って緑を見つめないと心が安らがない。

 その虚飾のない単純な人間性を教えてくれるのが登山だ。だから登山用駐車場にフェラーリやポルシェが駐まっているのを見たことがない。



 私はアリョーナの人間性が、「ヤマナイズ」されて、人間にとって、何が本当に必要なものか? 何が真実か? 見抜けるようになっていることが、よくわかる。

 だから、アリョーナはロシア政府の官僚(スパイ)として誘われるだろうが、それを蹴って、信州の山村に行って旅館業か百姓でもやるのではないかと予想している。



 願わくば、私が常々書いているように、子供たちを過疎の山村で共同生活をさせて、山羊や牛や鶏など、たくさんの動物を育てて、子供たちが他の子供の幸福のために生きる「利他主義」と友情を育てるような施設を経営してほしいと思う。

 「山屋」というのは、物事の本質が見抜けるようになる。すると、人間にとってもっとも素晴らしい人生というものが、「大自然との触れあい」であることを思い知るようになる。

 もう都会には戻れないんだよ。



 昔書いたブログが、少しだけ残っているので紹介しておこう。



 30年前に書いた「白山巡礼」全編を再掲します 

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1331.html



 それぞれの山の物語 5 南アルプス深南部 中編 

  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-88.html?



 それぞれの山の物語 2 京丸山 

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-95.html



 それぞれの山の物語 3の続き 台高山地の山々

 https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12693790464.html



 それぞれの山の物語 1 藤原岳

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-96.html



 ブログ管理者に無断削除されてしまったコンテンツも多いので、自分が書いたものが、相当数失われてしまったのが残念だ。

 けっこう、民俗学的に貴重な文章もあったのだが……。

 

山の歩き方 2010年01月06日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-9.html



 続 山の歩き方 2010年01月08日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-10.html



 山の歩き方 その3

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?mode=m&no=816