今日の中津川市の予想気温は、15時で39度だ。もう朝からもわーっとした暑さで、とても外に出て運動する雰囲気ではない。

 うちの近所で、80歳を過ぎたおばあさんが畑仕事をしているのを見て、「熱中死」を心配して、「昼間、畑仕事をしていると死ぬよー」と声をかけるほどだ。



 ほとんどの農家は、梅雨明けの夏場は、早朝4時頃起きて、5時にはもう畑に出て野菜を収穫し、9時前に出荷を切り上げるというパターンだと思う。5時になれば、道路に、すでに多くの人が出てる。

 昼間になれば、人っ子一人いない廃村のようになる。今年は例年よりも、このパターンが早く来た。



 私も、本当に認知症を心配する年になっているので、間質性肺炎の呼吸トレーニングに加えて認知症予防のためにも、とにかく歩くしかないと決意している。

 今朝は、4時半に起きて、車で30分ほどの根ノ上高原に行き、根ノ上湖と保古湖をぐるりと一周する森のなかの快適なハイキングコースを歩いた。1時間半ほどで、1万歩程度だ。

 今は、ガソリン高騰の影響で、例年よりも車も人も少ないので、誰とも出会わず、車もいなかった。

 帰路は、恵那のコメダに寄ってモーニングの小倉トーストを食べてくることが多い。



 普段は、笠置山や高峰山のコースを同じくらい歩いている。ときには、二つ森や屏風山の登山コースも歩く。気温が40度に迫るような猛暑の日は、例え早朝であっても、海抜1000メートルくらいの高所にいかないと長時間歩く気になれないのだ。

 ありがたいことに、中津川市には、海抜1000メートルのハイキングコースが多数あって、歩く場所には事欠かない。ほとんどのルートは、家から車で30分程度で行ける。



 YouTubeの石黒医師によれば、近年、アルツハイマーなど認知症の治療薬がたくさん開発されたが、検証を重ねると、まともに効果が確認できた新薬は、ほとんどないそうだ。

 それで、認知症対策としては、結局、「運動すること」だけが明確に認知症改善効果が確認できたと述べている。

 

65歳以上の日本人 3割が「認知症」予防するためにするべきこととは?

  https://www.youtube.com/watch?v=cbzwX04uMnI

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34994517/



 「運動」とはいっても、やれることといえば、私にとっては歩くことくらいしかない。ザックに5Kgの負荷を背負って、標高差200m、距離5〜8Kmを歩くパターンだ。

 だが毎日これを行うことで、認知症と闘い、肺線維症の進行と戦っている。

 運動量としては、毎日1万歩を歩いている人と同じだろう。



 人間には二つの心臓があるといわれ、もうひとつの心臓とは「ふくらはぎ」のことである。歩いてふくらはぎを収縮運動することで、下腿部に溜まった血液を心臓に送り返すことができ、全身の体液を循環させることができる。

 これで、体液が悪化している患部に作用すると、細胞の再生情報を出すとともに、栄養素を送り込むから、あらゆる病気は体液を循環させないと治療には結びつかない。



 医療の本質は、リハビリテーションであり、「体液の循環」であると私は思う。それは、端的に言えば「ふくらはぎの運動」なのである。

 もちろん、ふくらはぎが動かせない人は、二の腕のぶらぶら運動(肘振り)でも構わない。



 病気を治す原理は、体液の循環 2021年09月11日

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1614.html



 健康長寿に効果的なウォーキング 2016年7月25日

 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/rouka-yobou/haya-aruki.html



 数年前だが、群馬県中之条町で、大規模な歩行運動の成果検証が行われた。これは15年間にわたる、「歩け歩け運動」のまとまった初めての報告であった。

中之条研究

 http://kenju-jp.com/nsystem/



 https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/mugendai-10191-interview-walking/



 http://www.yamasa-tokei.co.jp/top_category/8000steps.html



  単に歩数だけでは十分ではなく、歩く質(強度)も重要であることが分かっています。健康維持・増進、健康寿命の延伸には、1年の1日平均歩数が8,000歩以上で、その内、その人にとっての中強度活動(速歩きなど)時間が20分以上含まれていることが期待されます。



nakanojou01



  一部引用以上



 中之条研究からは、一日の歩数が8000歩程度が理想だが、うち20分は、早歩き、坂道歩きなど強度運動が必要とのことだった。

また、成人病の予防以上に、認知症の改善効果が報告されている。



 歩行は、なぜ認知症予防につながるのか?

  https://www.tmghig.jp/research/topics/201412/



 上の文章でも、認知症薬に頼らなくとも、運動や歩行によって、海馬の血流が増え、思考能力が回復することが示されている。

 私も、50歳すぎてから、急激に即時記憶が衰え始め、たった今覚えていたことが思い出せない深刻な認知障害に至った。

 私の場合は、20歳前のバイク事故による脳挫傷で「高次脳機能障害」に至り、何かを買う目的でスーパーに出かけても、店内で、何を買うのだったかどうしても思い出せないという物忘れに、数十年にわたって苦しんだ。



 毎日歩いている今、それが劇的に改善されたわけでなく、相変わらず買い物に出かけるときにはメモがなければ、買うものを思い出せない状態だが、それでも、認知機能の劣化が、歩き始めてから進行が止まっているような気がしている。

 このブログを書いていても、数十年前の古い情報なら容易に思い出せるのだが、今朝の記憶がない状態だ。

 たぶん、毎日歩くのをやめるなら、たちまち、思考による自分のコントロールが不可能になるのではないかと危機意識を感じる。



 病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず

  https://www.youtube.com/watch?v=24WZWVMJP1Y



 上の本もそうだが、腎臓病も心臓病も、メタボも老化も、認知症も、すべての病気が歩くことによって治癒・改善されていることが報告されている。



 https://ameblo.jp/homeini/entry-12724292368.html



 この糞暑い真夏に、歩くことは逆に健康に悪そうだが、過疎地の農家と同じように、毎朝4時過ぎに起きて、9時までに汗をかく仕事を終えてしまうようにすれば、それほどの苦痛を感じずにすむ。

 もしも可能ならば、早朝起床による睡眠不足は、8000歩歩いてから寝直せば、疲労感による爆睡効果があって、睡眠の質が非常に高いものになる。わずか数十分の睡眠が、夜中の数時間の睡眠に匹敵するのだ。

 

 私の場合は、もう早朝歩きがなければ、まともな文章さえ書けない状態だ。

 結局、これからは、「歩くか歩かざるか」が、命の分岐点であるような気がしている。歩く人だけが、未来を目指して生き抜いてゆけるのではないかと思っている。

 だから、可能ならば、高所で涼しく歩ける中津川市のような過疎の田舎に移住しよう。