リニア新幹線が、今のところ完成の見込みもないのに、アメリカに輸出計画



 日本のリニア技術を初めてニューヨークで売り込み アメリカで日本製リニアが走る未来は? https://news.yahoo.co.jp/articles/56d7520ded067d28003ec449bb5db8e731d81f3c



 上のリンクでは、北米回廊といわれるNY・WSをリニア新幹線で結ぶという計画をJR東海が発表している。今は、まだ売り込み中とのことだが、これは最近死んだ葛西敬之の戦略という。

 しかし、葛西は、JR東海に入ってから、国労弾圧以外の、ほぼすべての葛西案件といわれる事業で失敗している人物だ。

 典型的なのが、御嶽山の国宝級原生林を大規模に皆伐させて作ったチャオスキー場で、今は無惨な廃墟となっている。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%AA%E5%BE%A1%E5%B2%B3%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%88



 葛西敬之の肝いりで開始された中央リニア新幹線だが、これを書いている2023年3月段階では、当初の2027年開業計画が数年遅延すると予想されている。

   https://news.yahoo.co.jp/articles/3bdf30f11a61b04fc855631878993f6026df2a59



 JR東海も産業界も、メディアも口を揃えて、水利問題でクレーマーとなっている川勝静岡県知事のせいだと決めつけているが、これは、静岡県側の河川水源を破壊する計画に対して、知事が文句をつけるのは正当であり義務でもある。文句を言わなければ知事としての資格はない。完成してからは遅すぎるのだ。

 それより、JRと一体となって川勝知事への誹謗中傷を繰り返す読売をはじめとするマスメディアが、どれだけ経団連の利権に取り込まれているかの問題が、はるかに重大深刻である。



 原発問題でも、リニア問題でも、東京新聞や長周新聞を除いて、まるで忖度新聞社と名付けたいほど権力暴走に対する批判が、ほとんど見られなくなっているのだ。

 一番悪いのはゴミ売新聞グループだがテレ朝もひどい。リニア問題を取り上げれば玉川のような社内リベラル派から文句が出るのを恐れて、まったく触れようともしない。

 それは、テレ朝早川CEOが、葛西敬之の盟友として安倍政権を支えてきたからだろう。



 葛西敬之が、リニア新幹線計画を安倍晋三と共謀して、JR東海だけの予算といいながら、後に、数兆円の国費を投入させるという欺瞞を重ねて実現させた理由は、結局、世界の陸上交通インフラの主導権を握りたいという野望からだろうが、私は、チャオスキー場と同じ結果にしかならないと予想している。



 葛西なきJR東海でも、よほどケツ穴の小さな人物しかいないとみえて、基幹戦略の修正を考えもせず、まるで習近平のような不合理な葛西計画をゴリ押しするだけなのだ。

 現在、世界は、ビル・ゲイツらダボス会議組の基幹戦略として「温暖化ガス削減」炭素ビジネスに走っているのだが、リニアは、まさに二酸化炭素排出の一大プロジェクトとなりかねない。



 リニアは、新幹線の4倍の電気を浪費する。

 https://power-hikaku.info/column/linear.php



 リニアは、エネルギーの超大食いだ。東京・大阪間のリニア新幹線が営業を開始すると、ほぼ50万キロワット時の発電能力が必要で、安全率を見込めば100万キロワット級発電所一基をまるまる確保しなければならない。

 これは、既存の火力発電増設では困難で、必ず原発新設の必要性が押し出されるのは確実であって、逆に、リニアの真の狙いは、原発新設であると考える必要がある。

 結局、安倍晋三が葛西敬之と示し合わせて、原子力産業の利権をもたらす原発復活のためにリニア計画を開始したと考えるのが、もっとも蓋然性が強い。



 それでは、原発を運営すれば、喫緊の課題とされる二酸化炭素削減につながるのか、といえば、とんでもない話で、リニアインフラのために、発電所、送電網、路線工事のために膨大な二酸化炭素の排出が必要になる。

  JR東海リニアHPには、航空機の半分のCO2しか出ないと書かれているが、これは真っ赤すぎる嘘だ。

 http://www.linear-chuo-shinkansen-cpf.gr.jp/gaiyo2.html



 リニアの場合、トンネルや線路の工事、電線製作などインフラ建設で、凄まじいCO2を生成するが、航空機の場合は、燃料消費だけだ。上のHPは、単に運転の電力量だけを挙げていて、路線建設や発電インフラの出すCO2には一切触れていない。悪質な欺瞞というほかはない。

 また、中央集権的な原発電気を使うなら、送電インフラや、リニアのために建設される原発と、使用済核燃料の数十万年にわたる保管がもたらすCO2などを勘案すれば、リニアは航空機の数万倍のCO2を排出することになる。



 そもそもCO2問題そのものがダボス組の世界史的な欺瞞である。

 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6015202.html



 二酸化炭素濃度の上昇は、温暖化の結果、海に溶け込んでいたCO2が排出されたのであって、CO2増加の結果、温暖化が起きたと主張するのは本末転倒である。

 https://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/100/seminar/No72/TCD981222.pdf



 地球温暖化をもたらしている本当の原因は、資本主義が金儲けだけを正義と勘違いし、人々の見栄を煽って無駄無益な浪費社会を作ったことに加えて、世界中で300基以上が稼働している原発温排水が最大の原因者である可能性が強い。

 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827206.html



それなのに、ダボス会議組が原発電気に執着して、リニア新幹線や電気自動車を通じて原発依存社会に仕向けている本当の理由は、ダボス会議の黒幕といえるユダヤ金融資本が地球上最大のウラン鉱山利権を抱えていること、それに、グレートリセットによって電気一極社会を目指していること、つまり、電気による究極の管理・監視独裁社会を実現しようとしていることだと何度も指摘してきた。



 ダボス会議の核心人物の一人であるアル・ゴアの提唱した「二酸化炭素温暖化論」は、結局のところ、「炭素ビジネス」という巨大な産業を生み出し、アル・ゴアの所属するユダヤ金融資本に莫大な利権をもたらすことに貢献している。

 彼らの二酸化炭素温暖化論を根拠とした原発大増設計画は、結局、インフラの加重整備のため、物凄い二酸化炭素を環境に排出する結果にしかならない。



 リニア新幹線一つ取ってみても、10兆円を超す凄まじい無駄遣いであり、人口減少社会にあって既存の交通インフラでさえ稼働率が減ってゆくのに、新たに、超巨大な交通インフラを作ることで、天文学的な無用の二酸化炭素を生み出し、血税を浪費することになるのだ。



 本気で二酸化炭素を減少させたければ、何よりも、あらゆるムダを排除して、自動車を可能な限り人力自転車に切り替える必要がある。

 自転車の安全運行インフラの整備なら、リニア新幹線の数百分の一以下ですみ、二酸化炭素の排出も少ないはずだ。そして化石燃料の大幅な減少社会が約束されている。運動によって人々の健康に対する寄与も莫大だろう。



 リニア新幹線も、電気自動車化も、環境を悪化させることのみに貢献し、ほとんど良いところなどない。

 ユダヤ金融資本の走狗である竹中平蔵と菅義偉ら一党は、世の中のあらゆるインフラを電気化し、統一管理し、監視するグレートリセット社会の推進役だが、彼らの存在自体が地球環境の汚染源である。



 菅は2030年に、すべての自動車を電気化すると宣言したが、おそらく2030年に日本社会を走っているのは、せいぜいスズキアルトと自転車くらいではないのか?

 今のエネルギーコストの傾向と、戦争の拡大を見れば、リニアどころではない。あらゆるムダを排除した、究極の省エネ社会の運命しか残されていない。

 我々には自転車以外、交通手段が失われると考えた方がよい。農業も、昔のような小規模な手作業農業に戻るしかない。



 そして、あらゆる中層集権的、巨大組織による生活手段の供給が崩壊し、一人ひとりが仲間を作って自給自足のライフスタイルを構築する以外の未来は見えないのだ。

 結局、私は、グリッド結合によるネットワーク社会だけが未来を救うと見ている。つまり、インターネットのように、統制されない一つ一つの細胞が独立し、ネットワークを作ることで、無駄を排除し、損失を補填できる社会だ。

 全体が「群体」として機能し、細胞が失われても、全体のネットワークが生き続けるシステムだ。