中国という国の本質は、「序列とメンツ」であると、これまで何回も書いてきた。

 その理由は、2500年前に社会思想として共有された儒教にある。

 儒教は、形を変えながら、朝鮮半島、インドシナ半島(ベトナム)、日本列島にも導入されたので、日本も、儒教社会であるといっていい。



 儒教は、人々の序列の根源に「男女の差別」を置く。「女性は男より価値が低い。女は男の子を産むための道具にすぎない。」という観念を土台にして、権力の大きさ、強さを基準に、さらに細かく人々を序列化してゆくのだ。

 だから、女性の解放される日こそ、社会から差別が消える日である。



 自民党や極右グループが、LGBT法案に拒絶反応を示したのは、それが女性の従属的(隷属的)地位を脅かし、男女平等社会をもたらす可能性があるからだ。

 彼らは、社会の序列秩序が壊れることに危機感を抱き、天皇を最上位に置き、死刑囚や被差別者(今では無学歴者?)を最底辺とする、人間の序列価値観を守りたいわけだ。

 まあ、自分の優越感を守りたいと考えてもよい。



 天皇制を崇拝する人々は、差別が大好きだ。人に序列をつけて見下す相手がいないと不安に駆られるのである。それは、幼い頃からの競争社会によって、心の底に沈殿させてきた優越感・劣等感の序列である。

 だから、私をネット上で誹謗中傷する連中は、必ず「中卒」とかを言いたがる。学問があるかどうかなど関係ない、彼らの序列基準は「学歴」なのだ。



  以下は、私を「中卒」と誹謗し続けている保育園程度の知的レベルしかない人物

 https://note.com/love2mac2002jp/n/n5552218634f6



 今、YouTubeで人気のあるコンテンツとして、「スカッとシリーズ」があるが、これも学歴差別を中心に据えているように思え、私は、本当に、学歴でしか人を見られないゴミのような人物をたくさん知っているから、なかなか面白い。

 https://www.youtube.com/watch?v=YsOhxHTm3-s&ab_channel=%E7%8C%AB%E8%80%B3%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%83%E3%81%A8%E5%8A%87%E5%A0%B4



 まあ、私なんかは大卒レベルの資格をたくさん取得しているから、中卒といわれてもピンと来ないのだが、もしどうしても言いたいなら、史上最強の中卒である藤井聡太君を、ぜひ学歴で嘲笑してほしいものだ。

 要するに、高校中退とかも全部中卒なわけで、後から、どんなに自分で勉強しても、学歴がない人間は、底辺のクズと決めつけている。

 藤井君を「中卒野郎!」と嘲笑してくれたなら、全世界に拡散されて取材が殺到し、超有名人になれること請け合いだ。



 今、世界で最も学歴差別が蔓延している国は韓国である。

 https://latte.la/column/84892900

 日本人で学歴を口にすると小馬鹿にされる時代に入っているから、いまどき、学歴差別を言いたがるのは世界では、まず韓国人である。私を一生懸命「中卒」と褒めてくれている https://twitter.com/love2mac2002jp も、たぶん在日者なのだろうと思う。



 韓国社会は、本家中国よりも、はるかに序列を社会的価値観の根底に据えている国である。

https://japan.hani.co.kr/arti/politics/32259.html

 だから、韓国人にとって、社会における自分の序列が、人生最大の価値であり、自分の序列が他人よりも上なのだと嘘をついてでも見せたがる。

 見栄をはるのだ。車も必要もないのに大きな立派そうな車に乗りたがる。家も立派そうな家に住みたがり、妻も美人そうに仕立て上げる。

 だから、韓国女性たちは、男の見栄のために、いつでも整形美人でいなければならない。男の見栄競争が消えれば、もちろん韓国から美人も消えるわけだ。

 中身の美しさなどには興味がない。見せかけだけ優位であればよいのである。



 こんな社会では、人々の喜びは、「自分の方が上だ」という優越感のファンタジーに恍惚として浸ることである。合理性など、もとより関心はない。ただ今の局面で、自分が優越感を感じられることが、人生最大のファンタジーなのだ。

 だから、韓国人は、いつでも「ウリナラファンタジー」の世界に没入して、周囲がまったく見えなくなってしまうのだ。



 韓国人の心の底には、いつでも「自分たちが世界で一番上」というファンタジーがあって、韓国人よりも日本人が高く評価されることが断じて許せない。

 そんなときは、日本人を貶めることで、心の憂さを晴らそうとするのである。

 慰安婦問題で日本人を不倶戴天の敵であるかのように決めつけるのだが、自分たち韓国人がベトナムで慰安婦問題の何万倍も残酷な許しがたい犯罪を行ったことを突きつけられても、それを直視することさえできない。



 最近では欧州から強くライダイハン問題を突きつけられているが、そんな事実があったとしても、自分たちの自尊心を劣化させるような話題に向き合うことなどありえない。右の耳から聞こえても、脳内を瞬時に通過して左の耳に抜けてしまうのだ。

 韓国人の自尊心を傷つけるような問題は、何を言っても韓国人には聞こえないのである。だから、以前、韓国の遺伝学教授が、韓国人のルーツはエベンキ族(濊族・オロチョン)だったと発表したが、数十日で、あらゆる文献から消えてしまった。



 韓国人のことばかり書いてしまったが、本題は、中国人の価値観だ。

 中国では、韓国ほど、学歴のような虚構の価値観に振り回される人は少ない。しかし、中国人社会の序列を定める価値観は別にある。

 それは「凄さ」である。



 人を脅かす「凄さ」が、人々の序列を定めているのだ。

 YouTubeで、中国の映像を探すと、出てくるものは、「凄さ」を強調するものばかりで、人を脅かすことが、中国人にとって序列を定める価値基準だとわかる。

 日本人なら、季節の移ろいや、優しさを主題にして、ほっこりさせるものが価値として尊ばれるのだが、中国人の場合は、優しさや奥ゆかしさなど侮蔑される要素にしかならない。

 ただ、どれほど威圧的で凄いかが評価の基準になる。



 https://www.youtube.com/watch?v=czpJqzGG3Yk&ab_channel=WatchMojoJapan

 https://www.youtube.com/watch?v=XESBvEAFBdg&ab_channel=%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%B3



 そもそも、中国文化と呼ばれるものは、日本的な「無駄のない合理性」という視点は感じられなくて、過剰な装飾が多く、人を圧倒するコケオドシ文化といっていい。

 人が驚くものでなければ価値がないのだ。



 これが中国の本質をなすものであり、現代中国政権の本質でもある。

 習近平の人間性や思想も、その根底には、「人を驚かせる」という中国式価値観が鎮座していて、もっとも人を驚かせた偉大な歴史上の人物であった始皇帝と毛沢東を踏襲したいという嗜好が鮮明に見てとれる。



 始皇帝の「偉業」として現代中国に残るのは、万里の長城・馳道・兵馬俑・中華統一だが、習近平は、悉く始皇帝の「凄い事業」を追いかけている。それが、一帯一路・南水北調・中華新幹線網であり、残るのは兵馬俑と、台湾統一しかない。

 習近平に限らずだが、中国人は、幼いころから十八史略や水滸伝、三国志などを教科書として思想的薫陶を受け、全中華を支配することが男として生まれたなら最高に凄いこと。という立身出世ビジョンを組み立てるのである。



 これが中国という国のモチベーションであり、「凄さを見せつけたい!」という欲求が、中国という国を動かす原動力である。

 この意味で、これから中国が日本に対して行う戦略戦術を本質的に分析することができる。

 私は宮古島の陸自ヘリ墜落は、間違いなく中国軍による仕掛けだと思っている。

 まさに「中国の凄さを見せつけてやる」という中国軍の本質が噴き出した戦術だ。

 これから、同じようなことが繰り返されることがわかりきっている。たぶん自衛隊上層部も、すでに知っているだろう。



 我々としては、「中国が、どのように凄さを見せつけたいのか」という視点で、これから起きる事態を予測できるのだ。

 コケオドシ専門の「張り子の虎」が、協調平和を求めている国際社会のなかで、どんな凄さを見せつけに向かうのか? 

 戦略戦術を分析する上で、これから何が起きるのかも予想することができる。



 これが、中国人の儒教的な序列意識のなかで「俺たちの方が凄いから上だ」という自己満足につながってゆくのである。