FEMA(米国緊急事態管理庁)とは何か?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E9%80%A3%E9%82%A6%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E7%AE%A1%E7%90%86%E5%BA%81
その建前は、とても合理的で素晴らしいものだ。巨大なハリケーンやトルネードのような災害が訪れたとき、迅速で合理的な救援活動を国家が計画するのは当然のように見える。
しかし、実態を調べてゆくと、それは自然災害というより、戦争や国内の政治的統制を前提に計画されたものとしか思えない。
実際、1979年のFEMA創立後、いくつかの巨大自然災害がアメリカ本土で起きた。
有名なものとして、2005年のハリケーン・カトリーナ、2022年のイアン、そして現在、イダリアが凄まじい被害を出しているが、なぜかFEMAの具体的な救援活動がメディアに登場していない。
今回のイダリアでも、非常事態宣言が出ているが、FEMAの具体的な活動報告がメディアで報道されないのだ。
もし、本当に意味のある救援体制なら、必ず大きな報道対象となるはずだが、なぜか、触れるメディアはほとんどない。
https://jp.reuters.com/article/storm-idalia-biden-idJPKBN3031AL
FEMAとは、何のための組織なのだろう? 大統領よりも議会よりも強い権力は、何のために与えられているのだろう?
FEMAの正体は、非常災害対応組織ではなく、実は、米国内政が混乱したとき、反体制民衆を強権で捕獲して、巨大収容所に送り込むための組織であることが明らかになりつつある。
https://blog.goo.ne.jp/yamato528/e/2551ec959859e9aac794566303cd6353
【緊急準備・即応担当次官 の下に置かれ、天災や人災に対応する。
洪水、ハリケーン、地震、原子力災害を含むその他の災害に際して、連邦機関、州政府、その他の地元機関の業務を調整し、家屋や工場の再建や企業活動・行政活動の復旧を資金面から支援する】
この機関は、テロや災害時などに、特定の人を安全に収容できるように、全米3000ヶ所以上にFEMAキャンプという施設をつくっています。
確かに、ハリケーンや地震、火災などの災害で住居がなくなった場合、安全に非難できるエリアがあればありがたいですが、そのFEMAキャンプの施設の内容をみると、実態は、強制収容所に近い設備となっているようです。
人をすぐに送れるように線路近くの見えない場所に立地されており、住居トランクもありますが、棺桶やガス管が張り巡らされた、まるで収容所を思わせる装備です。】
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FEMA、反権力を葬るための強制収容所 (1)
https://blog.goo.ne.jp/candy-cats7/e/29e588cecc466b646e751ec3c4d9330f
大統領が非常事態(戒厳令)を宣言すれば、議会機能は6ヶ月間停止しFEMAには 大統領を超える権限が与えられる。
FEMAが統括する巨大な強制収容所が 現在 全米に800ヶ所以上..空(カラ)の状態で存在するという。収容規模は1ヶ所・2万人以上の収容が一般的なようだが、西海岸のものは60~100万人規模、アラスカのものは100~200万人収容可能といわれ 巨大なものも多い・・・
日本ではFEMAを災害支援の役所と思っているようです。これは大間違い。
生い立ちから国民のための政府機関ではなく、政府のための政府機関です。つまり民主主義の国であるはずのアメリカが全体主義の国になってしまうのです。FEMAのおかげでアメリカはてんやわんやです。
FEMA その実体
原文はhttp://www.theforbiddenknowledge.com/hardtruth/fema_executive_orders.htm
それは、アメリカの「秘密政府」と呼ばれてきた。それは、選ばれた機関ではない。
それは、一般に公開された機関ではない。それは、数10億ドルという秘密の予算を持つ機関である。
この政府機関は、アメリカ大統領や議会よりも多くの権力を持っている。それは、法律を停止し、全国民を移動させ、令状なしに市民を逮捕拘留し、裁判なしに市民を拘束するという権限を持っている。
それは、財産、食物、輸送システムを差し押さえることができる。それは、憲法を停止することができる。
それは、アメリカに実在する最高権力機関であるだけでなく、議会が憲法によって作ったものでさえなかった。
それは、大統領行政命令によって作られた。それは、アメリカ軍ではない。それは、CIAではない。これらは、議会に従う。(従うのは議会の方では?)
それは、FEMA(フィーマ)と呼ばれる組織である。
大統領行政命令は、それが憲法に適合するかどうかにかかわらず、連邦政府登録に公布するだけで法律となる。議会は無視される。
政令第12148は、民間防衛の計画と資金に関して国防省と協同するためにFEMAを創設した。緊急時の「ツアー」(指揮官)が任命された。
政令第12656は、緊急時の権力を検討する主要機関として国家安全保障会議を任命した。これは、市民に対する情報と監視を強化し、国内の移動の自由を制限することを政府に許す。また市民の大きな団体を隔離する権限を政府に与える。
すべての国境を封鎖し、空港とすべての港の入国を管理するために、州兵を連邦管轄下に置くことができる。FEMAが憲法と権利章典を停止できることに関連した行政命令がここにある。
この行政命令は30年間記録されてきた。大統領のペンの一筆で制定することができた。
政令10990は、政府がすべての輸送手段を接収し、ハイウェイと港の管理を認める。
政令10995は、報道機関の接収と管理を認める。
政令10997は、政府の電気、ガス、石油、燃料、鉱物の接収を認める。
政令10998は、政府の食料資源と農場の接収を認める。
政令11000は、政府が市民を動員して政府監督下にある労働奉仕団を作ることを認める。
政令11001は、政府がすべての健康、教育、福祉機関の接収を認める。
政令11002は、すべての人の国民登録を実行するために郵政公社総裁を任命する。
政令11003は、政府のすべての空港と飛行機(民間機を含む)の接収を認める。
政令11004は、住宅と財政に関する機関が地域社会を移転し、公的基金を使って新しく住宅を建てること、放棄される土地を選定し、国民のために新しい場所を設定することを認める。
政令11005は、政府が鉄道、内陸水路、公の貯蔵施設を接収することを認める。
政令11051は、緊急計画機関の責務を明示し、増大する国際的緊張と経済的または金融的危機のとき、すべての政令が施行されるよう許可を与える。
政令11310は、司法省が政令にある計画を実施し、労働者の支援制度を設け、司法
と立法の連絡を確立し、刑務所と矯正施設を運営し、大統領に助言と支援をする権限を認める。
政令11049は、15年間にわたって発せられた21の効力ある政令を統合して、連邦の省庁に緊急準備権限を認める。
政令11921は、連邦緊急準備機関に、定義していない、いかなる国家緊急時においても、次のものの生産と分配の過程に統制力を確立する計画を展開することを
認める。
エネルギー源、賃金、給与、アメリカの金融制度におけるクレジットとお金の流通。
またこの政令では、大統領が非常事態を宣言したとき、議会は6ヶ月間大統領のこの行動を審議できない。FEMAは国家のあらゆる面において広い権限を持っている。
カーターが1947年の国家安全保障法を合体することによってFEMAは権限が強化
された。この法律は産業、サービス、政府活動と他の重要な経済活動の戦略的移転を認め、人員、資源、生産設備の提供を要求することを認める。1950年の国防生産法は大統領に経済分野の広範囲に及ぶ権限を与えている。
1916年の法律は戦時において軍に次のことを認めている。軍、物資を輸送する
ために、また緊急時に関係するものならどんな用途であっても、輸送手段を占有
することを。
国際緊急経済法は大統領に外国の資産、外人の資産を差し押さえることを認める。
これらの権限は1979年の広範囲に及ぶ統合でFEMAに移った。
調べてみると、FEMAは災害救援の12倍のお金を「黒い作戦」に使っていた。
FEMAは、内外の動乱による政府の崩壊にそなえた、秘密の地下室の建設に13億ドルを使っていた。
しかし、20人足らずの議員(極秘情報にアクセスできるメンバーだけ)しか、FEMAが自然災害以外に13億ドルを使っていたことを知らなかった。この数少ない議員のリーダーは、FEMAはその運営に関して「黒いカーテン」をはりめぐらしていると言う。
FEMAは1ヶ月間持久できる能力を持つ300の機動部隊を開発した。この部隊の車両はアメリカの5つの地域に置かれている。彼らは巨大な通信システムを持ち、それぞれの通信システムは120家庭に電力を供給できる発電機を持っている。しかし災害救援のために使われたことはなかった。
FEMAの大きな権力は簡単に引き出すことができる。内外のどんな問題でも、それに気づけば必ずしも現実のものでなくとも、緊急の権力が制定される。大統領は戒厳令を宣言する権限を持っている。そしてこの戒厳令はFEMAの大きな権力を作動させる。
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引用以上
上の説明で、FEMAの正体が浮き彫りになってくるが、これは災害救援に名を借りた巨大な権力統制機関なのだ。
これまでカトリーナや今回のイダリアで、FEMAが特段の有効な救援活動を行ったという報道を見つけることができない。
FEMAキャンプには、数百万人分の棺桶が備蓄されていて、おまけにナチが使った殺戮施設である集団ガス殺人室まで建設されている疑いがある。
そしてデンバーには、特権階級(フリーメーソン)だけが入構を許された、核戦争に耐えるための巨大な核シェルターが作られた。
https://note.com/rinkaho2020/n/nf1bba14209ff
こうなると、アレックス・ジョーンズとQアノンの陰謀論世界だ。
https://www.bbc.com/japanese/63844230
しかしFEMAは、間違いなく、その陰謀論発信元である共和党支持者、アメリカ特権階級のために産み出された。
本当の狙いは、共和党勢力に反対、抵抗する集団を非常事態に名を借りた超越的権力を使って捕獲し、強制収容所の送り込み、また殺してしまうシステムである疑いが強まっている。
ちょうど日本では、1923年の関東大震災で、警視庁警備局長だった正力松太郎が「朝鮮人が井戸に毒を入れ、若い娘たちを強姦している」というデマを拡散し、それを信じた都内下町の自警団が、約7000名の朝鮮人を殺害するとともに、甘粕正彦憲兵隊長が、大杉栄ら社会主義者を虐殺した事件が発生した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%98%E7%B2%95%E4%BA%8B%E4%BB%B6
巨大な災害では、多くの人が冷静さを失って、極端な行動に走る心理を利用して、時の政権にとって不都合な人々を、捕獲収容するか殺害してしまうことがある。
FEMAという組織は、戒厳令や緊急事態を宣言することで、すべての法律や、議会の権限を逸脱して、権力側に都合のよい一斉逮捕収容や、集団虐殺を行うことを可能にするものだ。
実は、安倍晋三政権も、FEMAに似た権力機構を作ろうとしたことがある。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm27162407
https://www.nicovideo.jp/watch/sm26450783
このときは、安倍のライバルだった石破茂や民主党が同じような提唱をしていたので、安倍が嫌い、代わりに、「国家安全保障局」を設置して、北村滋を指名し、反体制派の管理統制を行わせようとした。
彼らがやったのは、官邸安倍ヨイショ記者だった山口敬之の伊藤詩織さん強姦事件を権力でもみ消すという矮小な茶番劇とともに、自身にまつわる祖父、岸信介や自分にかかわる負の情報をネットから強引に消し去るという情報操作だった。
安倍は、あらゆる統計情報さえ、捏造歪曲しようとした。
https://iwj.co.jp/wj/open/shioriito
https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2019/03/post-67.php
しかし、今回、自民党の歴史的な懸案を強権で無理矢理実現させ続けている岸田文雄が、この日本版FEMAを、国民背番号制=マイナカードと同様に、とうとう無理矢理実現させる一歩を踏み出した。
それは、「危機管理統括庁」という名称である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E7%AE%A1%E7%90%86%E7%B5%B1%E6%8B%AC%E5%BA%81#
「感染症危機管理統括庁」が発足 首相、看板かけ訓示「扇の要に」2023年9月1日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/274213
【政府の感染症対策の司令塔組織となる「内閣感染症危機管理統括庁」が1日、内閣官房に発足した。岸田文雄首相は同日の発足式で部屋の入り口に統括庁の看板をかけ、「次のパンデミックに備えて体制を構築するのが政府の使命。危機管理の扇の要として一丸となって取り組んでほしい」と職員に訓示した。
危機管理統括庁は企画立案や調整を一元的に担う。立ち上げ時には60人程度の職員を配置し、危機時には他省庁との併任も合わせ300人規模で対応する。トップの「内閣感染症危機管理監」は栗生俊一官房副長官。岸田首相は記者団の取材に「新しい組織が役割を十分果たすことを期待する」と述べた】
これは、新型コロナ禍を契機に、これから起きる「感染症パンデミック」に対して効率的な政策施政を行うための組織と銘打たれている。
だが、それは日本版FEMAの発足と断定してもよい。
こんな組織を作るということは、各省庁の縦割りを超越した強権組織を作るということで、まず間違いなく、疾病というカテゴリーでなく、「危機管理全般」に適応する強権組織に発展させるつもりだ。
疾病対策というのは、強権を悟られないためのオブラートにすぎない。
必ずFEMAと同様に、行政や法律を無視して、非常事態宣言(戒厳令)とともに、あらゆる人権を停止し、権力に強制力を与える仕組みになることが約束されている。
たとえば、ワクチン接種は、新型コロナ禍では、個人の最終的な人権が尊重され、私は人殺しワクチンを打たずにすんだが、もし危機管理統括庁が発足したなら、基本的人権は停止され、ワクチンを強制接種させることになるのは100%確実だ。
それは、国民背番号制マイナカードの経過を見れば明らかだ。マイナカード登録は最初、個人の自由意志であることが宣伝されていた。しかし、2兆円という餌を撒いて登録を募ったものの、穴だらけの手続きで、まともに機能しないことが知られると、今度は保険証や運転免許と合体させて、任意ではなく強制というシステムに変えてしまった。
岸田文雄は、周囲からの進言をすべて無視して、保険免許合体背番号を強行している。
だから同じように、危機管理庁は間違いなく、人権停止と反体制派収容を目的にしたFEMAに発展せざるをえないのだ。
私は、たくさんの批判が出ているはずと思って検索したのだが、bing google ecosia dackdackgo など、どの検索エンジンでも、ヨイショ記事しか出てこないのに驚かされた。
この傾向は、2014年頃、フクイチ事故の被曝被害を隠蔽する目的で、安倍晋三政権が、官邸マフィアの杉田和博を使って、ネット界の情報統制を始めたことにより、検索情報がすべて政府より自民党よりの、ヨイショ記事しか出なくなりはじめたのである。
今回の危機管理庁に関する反対意見は、まるで見ることができない。私のこのブログも、検索エンジンに登場することはないだろう。
まさに、これが危機管理社会の実態そのものなのだ。

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