YouTubeで、数年前から「新子君」という超能力マジックが有名になっている。
 その能力は素晴らしいもので、人の心をテレパシー能力で読んで、その人が考えたことを的中させるのだが、的中率100%なのだ。世界の動画を見ても比肩できるような人物はいない。
 https://www.youtube.com/@AtarashiKun

 これほどの能力者は、私の人生経験のなかでも唯一無二といえるかもしれない。
 ただし、私の若い頃、今から半世紀ほど前には、宗教者で高橋信次という人物がいて、その講演会では、人の考えているどころか、その人を守護している霊や、憑依している霊の言葉まですらすらと導き出して、聴衆の度肝を抜いた。

 また、その人の数千年前の、ギリシャやインドでの過去生の記憶を引き出して、当時の言葉が無意識にほとばしり出て、会場中が感応連鎖して興奮に包まれるのだ。
 このもの凄い現象は「異言」として知られたが、現在、高橋信次で検索しても、異言の現場映像は、すべて削除されてしまっている。これは版権を持つ娘のGLAがやったのだろう。たぶん、父親と比較されるのが嫌だったのではないか?

 私の親戚など、高橋信次に夢中になってしまって、一家でGLAという教団に入ってしまった。だが、高橋の死後、教団を引き継いだ娘の佳子には、高橋ほどの超能力がなかったので、教団は衰退し、親戚も行かなくなってしまったようだ。
 そかし、その後、もしかしたら高橋に次ぐかもしれないという超能力を持った宜保愛子という女性がメディアに登場して、世は霊現象超能力ブームに沸いた。
https://www.youtube.com/watch?v=MNPQqAB7RU0&ab_channel=jizooo

 宜保愛子は、20年前に突然、胃癌で急死してしまった。その後は、江原啓之や木村藤子、美輪明宏らが霊現象の系譜を受け継いでいるが、いずれも、高橋や宜保ほどのインパクトはない。
 世に超能力者を称する人はたくさんいるのかもしれないが、今のところ、アタラシ君が最高だ。マジックと主張しているが、たぶんマジックではありえない。

 実は、アタラシ君の100分の1以下だろうが、私自身が似たような超能力を自覚している。
 若い頃、気功に凝ったことがあって、周天功という修練をしているうちに、体に気が循環することを自覚できる(気が巡っている位置が分かる)ようになり、気が出ているときは、なぜか手のひらや手足が数センチも伸びてくるのだ。
 手から気を出そうとすると、指が伸びて、熱くなってくる。それを他人の肉体に当てると発熱し、痛みが消えたりする。

 また、遠くの紙を手のひらの気によってひらひらと動かすこともできた。
 だが、あることがきっかけて私は気功を遠ざけるようになり、手当療法もやめた。それは、気功用語でいうことの「偏差」という現象が起きたからだ。
 https://family-h.com/2017/01/16/%E6%B0%97%E5%8A%9F%E3%81%AE%E5%89%AF%E4%BD%9C%E7%94%A8%EF%BC%88%E5%81%8F%E5%B7%AE%EF%BC%89%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

 その偏差は甘いものではなかった。普通は、気の流れが不調なることで頭痛が起きたり、意識がアンバランスになったりなのだが、私の場合は、心の波長が、もの凄く霊界に近くなってしまい、街を歩いていると、人々の頭にオーラが見えた。そして地縛霊などの憑依を受けやすくなった。
 気功をやめたきっかけになった事件は、伊賀奥の国見岳という山に登りに行ったとき、前夜、広場で車泊した。その夜、突然、頭に違和感を感じた。

 翌朝から脳の中になにかが貼り付いたような感覚で、何か普段と違う。そして、異常に怒りっぽくなった。誰とでも喧嘩っぽくなった。
 まるで別人の性格になってしまった。その後は、ちょっとここに書けない展開があった。
 二年ほど経て、睡眠中に、はるか昔に亡くなった祖父の顔が浮かび、私の脳内に手を入れて「ガキン」と音を立てて、貼り付いていたものを取り出してくれるビジョンが見えた。以来、強烈な違和感が消えて、性格も昔のように穏やかに戻った。

 その他にも、似たような霊憑依現象を何回も体験しているのだが、ちょっと問題があって、ここには書くことができない。
 伊賀奥の車泊地では、後に関西の男性が自殺をしていることが分かった。こいつが成仏できずに私に入り込んできたのだと思った。

 気功をやっていると霊界に近づいてゆく。それも浄化された場所ではなく、私のカルマに応じた不浄の場所、例えば幽冥界と呼ばれる場所だ。
 私は若い頃から幽体離脱を何回も経験していた。それも私自身が浄化されていないため、低俗なレベルのものだった。
 だから、私は気功を修練することで、もしかしたら地獄に墜ちてゆくような恐怖を覚え、避けるようになった。

 気功をやめても、アタラシ君ほどではないが、わずかな超能力を自覚している。
 例えば、出会った人が私について思っていることが、無言の言葉になって聞こえてくる。何を考えているのか瞬時に分かるのだ。特に悪口はひどく鮮明に分かる。
 たぶん修練すれば、アタラシ君のように、相手の思った言葉を正確に知ることも難しくないと思った。
 また、私と話していると、得体の知れない精神的圧迫感、圧力を感じると言う人がいる。だから私は、人と会うことを避けるようになり孤独になった。

 もう一つ、予知能力を自覚することが多い。2002年頃、蛭川の道を走っていて、私がこの地に移住するビジョンが鮮明に見えた。それは翌年に実現した。
 もしも私の身に悪いことが起きる場合、ほとんどの場合、事前に予感がある。いわゆる「嫌な予感」というやつだ。
 この予知は、たくさんの人が体験していると思う。私は、基本的に人間には予知能力やテレパシーが備わっていると思った。

 2010年末頃、運転中に、私が凍結路面でスリップして事故を起こすビジョンが鮮明に見えた。翌年2月末に、それは100%正確に実現した。おかげで、肩の骨を4カ所複雑骨折し、救急車で運ばれた東濃厚生病院がなぜか手術を拒否して、私を追い出したため、私は雅山のような偽関節を抱えてしまった。

 しかし、鮮明な予知が実現しなかったこともある。私は青色のバイクに乗って走っているとき、追い越す大型トラックの後輪に潰されるビジョンを見た。脳挫傷事故を起こしたため返上していた自動二輪免許を再取得していたときだ。
 私は、即座に免許取得を中断した。すると百発百中で的中していた予知情報が、このときに限って実現しなかった。

 また、母親が入院していたとき、私が就寝中に母親のビジョンが見えて、着ている黄色い衣類も見えた。翌日、駆けつけてみると、母親はまったく同じパジャマを着ていた。 私の母親も、かなり強いテレパシーの能力を持っていたようだ。
 しかし、たぶん、ほとんどの人が、テレパシーや予知能力が自然に備わっている。ただ、電話など人為的な通信手段に頼り切ることで、その自然な能力を衰退させているのだと私は思う。

 本当にテレパシーなど超能力が必要な、例えば極北のエスキモーのような環境に生きていれば、それは訓練されて普通に使えるようになるはずだ。
 https://lani.co.jp/spiritual-39058
 予知能力も、みんなが「悪い予感」のような形で日常的に使っている。
 ただ、権威ある学者たちが認めず、「そんな超能力があるはずがない」と教育的洗脳で思い込まされているので、その能力に気づかないだけだと私は思う。

 問題の本質は、未来が見える、感じられるということが何を意味するのかということだ。
 インドの占星術には「アガスティアの葉」というものに、すべての人の過去と未来が描かれているという。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%AE%E8%91%89

 我々の予知というのは、すでに定まった未来を覗き見ているにすぎないという見方もあるのだが、だとすれば、私の死のビジョンが実現しなかったことの説明がつかない。
 「未来は定まっている。しかし変えることもできる」というのが正しいのかもしれない。

 科学を信奉する権威ある人たちは、そんな考えを信じず嘲笑する者が多い。それは、科学だけが現実を正しく認識していると思い込まされているからだ。
 その正体は、「唯物論」であり、物質だけがすべてという考えだ。
 時間は絶対的存在なのだから、それは不可逆的であり、未来など見えるはずがなく、過去に行くことだって絶対にできない。だから予知能力はウソという理屈だ。

 だが、私は上に書いたような、さまざまな超常的体験から、人の心は未来を覗くことができるし、過去を変えることさえできるかもしれないと思っている。
 「絶対」なんてものは存在しない。となれば、唯物論が成立できる理由も存在しない。
 今、人類は明確に滅亡に向かって激走している。温暖化の危機は、報道の100倍以上だと専門家たちは考えている。

 極地の氷床が溶けて炭酸ガスの数十倍の温室効果をもたらすメタンガスが莫大に解放されるため、温暖化は、もう取り返しがつかない一線を越えてしまっていることは、地球物理学者の間では常識なのだ。
 また地球上のあらゆる有機質(炭素化合物)が、気温上昇によって微生物活動が活性化することでメタンを生成するようになる。

 ただ、フクイチ事故の「風評被害」と同じで、真実を語ると人々に動揺が起きると考え、専門家は、わかっていても黙っているだけだ。
 だが、真実は、もう人類の滅亡が迫っていることを教えている。あと数年で、地球上の生活圏に50度という高温がやってきて、人々は大量死を始める。

 しかし、もしかしたら、そうではない未来もあるのかもしれない。私がトラックに巻き込まれて潰される運命を避けることができたように、人類は、温暖化を阻止できる未来もあるのかもしれない
 唯物論が真実なら、人類滅亡は目の前にあって避けることはできないのだが、もしも、心の作用が物理法則に作用するのなら、ひょっとすると未来は続くのかもしれない。

 もしも、いまある、たくさんの未来、パラレルワールドのなかで、自分の心が人類の未来を求めるなら、もしかしたら問題を解決できている未来があるのかもしれない。
 人々が、資本主義の金儲け原理から地球を汚染し、取り返しのつかない気候変動による滅亡を招いていることに気づき、あらゆる贅沢で無用な浪費生活をやめて、自然と調和した節約型のライフスタイルに向かうとすれば、温暖化を抑制できる未来があるのかもしれない。

 しかしながら、経団連会長が「持続可能な未来のために消費増税が必要」などと、自分たちの金儲けを有利にするための提言をしているようでは、残念ながら絶望的であり、唯物論思想すなわち「金だけがすべて」の価値観のなかに人類は滅亡するしかないだろう。
 経団連も日本政府も、温暖化の原因となっている原発を増設することしか考えておらず、原発増設のために、リニア新幹線のような、さらなるエネルギー浪費を推進している。こんな世界は滅亡だけが約束されている。

 我々は唯物論や金儲けを捨てて、精神的な価値観の世界に向かうしかないのだ。
 それはテレパシーや予知能力を誰もが普通に使う社会だ。みんながアタラシ君のようになる社会だ。