2011年311巨大震災による福島第一原発事故の巨大放射能汚染によって、東日本の大半の医療施設で大変な問題が起きた。
厳重に遮光保管してあったレントゲンフィルムの多くに白い斑点のような感光が起きて、多くが使い物にならなくなったのだ。
原発事故の放射線の影響で「レントゲンフィルムが放射線感光してしまう被害」が起きているかも? 2011-05-15
https://ameblo.jp/kaigairyokousuki/entry-10892128275.html
関東でコンピュータX線撮影の画像に黒点が頻出 2011/03/24
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/hotnews/int/201103/519055.html
レントゲン撮影はネガフィルムなので、感光して黒くなっている部分は現像すると白く表現される。
フクイチ事故が環境汚染した放射能は数百種といわれるが、うち、生物に影響を与える可能性の強い核種として環境省は6種類を挙げている。
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/r3kisoshiryo/r3kiso-02-02-04.html
だが、実際には、70余種のアイソトープが強い影響を与えたと考えられている。
例えば、2011年3月に、関東東北一円に降り注いだ黄色い粒子は、当初「花粉」であると説明されていたが、実際には硫黄35というフクイチ事故由来の核種だった。
これはメルトダウンした原子炉内に海水が放水されたことで、海水と反応して莫大な量が生成され、大気に放出されたものだった。
ひどい場所では、車や道路が黄色く染まるほどで、健康への関与が心配されたのに、政府や原子力学会は、何一つまともな説明をしなかった。
硫黄35は、ベータ核種なので、ガンマ線計測用のGM計には反応しなかったが、半減期が87.5日、おおむね消える1000分の1減期は、約2年という長寿命核種で、0.137KeV という弱いベータ線を放出する。
トリチウムのベータ線が、0.0186KeVなので、約7倍のエネルギーを持っていて、呼吸飲食などから内部被曝が起きたなら、トリチウムよりも強い毒性があるはずだ。
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828431.html
エネルギーの弱いベータ線は、細胞が拒絶反応を起こしにくく、細胞内部に容易に浸透することができるため、高エネルギーの核種よりも、遺伝子を容易に改変できる可能性があるといわれている。
だから硫黄35については、未だに政府・学会ともアンタッチャブルなのだが、過去に放射能毒性の経験値が存在しないため、どんな毒性があるのか、まったく分からないのである。
この先、かなり多くの発癌や認知症などに関与する可能性がある。
これは、核燃料被覆管が破壊されると、最初に膨大な量が噴出するヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドンも同じで、とりわけ、もっとも莫大な量が含まれていて、おまけに超寿命(半減期10.8年、1000分の1減期、約100年)のクリプトン85も、0.69KeVのベータ線があるので、内部被曝した場合、ほぼ死ぬまで被曝が続くわけだが、過去に被害例が顕在化していないというだけで「安全」と勝手に決めつけられ、もの凄い量が環境に放出されている。
実際、私は2013年8月末頃、友人と東北を回ったとき、ちょうどフクイチで4号機の建屋解体工事が行われ、おそらくたくさんの使用済み核燃料被覆管を破損させ、膨大なクリプトン85が環境に放出されたタイミングで、恐ろしい現象に遭遇することになった。
このとき、我孫子市内の利根川付近で、GM計が約70マイクロシーベルト毎時を記録した。
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828426.html
クリプトンは重い粒子であり、割合集合力(ファンデルワールス力?)があって一つの気団となって地表を徘徊する性質があるため、フクイチ解体工事で被覆管破損によって飛び出したクリプトン85が千葉県まで移動してきたように思われた。
これも、具体的な被曝被害報告がないというだけで、実際には、どれほどの毒性があるのかは今後の課題だが、生殖腺毒性の報告もあるようだ。
政府も自治体も、この異常データについては一切触れていない。このとき、最初に新潟県越後湯沢でも数マイクロという異常データが出ていた。
越後湯沢は、福島からの風の通り道だったのだ。
このように、報道されず、政府も東電も、学会さえも頬被りしているのだが、フクイチ事故によって想像を超える恐ろしい放射能汚染が起きていた。
放射能が目に見えないことをいいことに、「触らぬ神に祟りなし」が、事故加害者側の姿勢だったのである。
だが、何度も報告しているように、放射能による被曝には長い潜伏期間がある。乳ガンや甲状腺ガンなどは10年、肺癌などは20〜40年という潜伏期間後に発癌が起きる。
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6021760.html
私が、千葉県や新潟県で遭遇した恐ろしい放射能の影響が出るのは、まだこれからなのだ。
とりわけ深刻なのが、上にリンクした被曝誘発性乳ガンなのだが、国は、データをできるだけ隠蔽しているので、乳ガンが激増している事実を証明することだけでも、もの凄く大変な努力が必要になっている。
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6073083.html
「放射能が目に見えない」という問題が、国や東電による凄まじい汚染の隠蔽を許す最大の理由になっているのだが、見えない放射能汚染を目に見えるようにするという努力を行っている人もいる。
それが、オートラジオグラフィによる放射線の可視化である。
私も若い頃、写真に夢中になっていたので、フィルムと印画紙の現像も自分でできる。
早い話、内部被曝している生物を暗黒のなかでフィルムや印画紙に密着させておけば、自動的に、生物体内部の放射能粒子が感光させることで可視化できるのだ。
だが、結構設備が大がかりで面倒くさい。それにレントゲンフィルムは高価で、大きな努力が必要になる。
理論的には、アルファ、ベータ、ガンマ、中性子のどの放射線でも感光するが、ガンマ線がもっとも感度が高い。
被曝地福島のあらゆる物体、有機質の放射能汚染をレントゲンフィルムに記録し、公開している方がいる。
WINEPブログ 飯舘村のカエルの放射能汚染」
http://moribin.blog114.fc2.com/
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1842.html
実は福島だけではない。現在捕捉可能な核種はセシウム137とストロンチウム90くらいだが、セシウムは、私の住む中津川市から数十キロの恵那市岩村町まで降下している。
だから岩村や奥三河でも、未だに当時の物質をラジオグラフィーにすれば、上のリンクにあるような、点々と光る写真が作れるのだ。
事故以来、福島県に居住している人をまるごとラジオグラフィー写真にしたら、全身が放射能に覆われている姿を目視することができるに違いない。
恐ろしいことだ。
以下は、ヒヨドリの例だが、人間もこのように、内部被曝した放射能だけで写真が撮れるのである。

これは、体内に含まれたセシウム137の原子が662KeVのガンマ線エネルギーを放っていて、それが細胞を突き抜けてフィルムを感光させているのである。
このエネルギーは、電離放射線と呼ばれて、細胞内で遺伝子を壊し続けている。人間の遺伝子は染色体上にあるのだが、一つの染色体に数百が含まれている。
これに、強烈な光子エネルギーが当たれば、遺伝子が無事で済むはずがない。
染色体は二重らせんになっていて、一つの帯が破壊されても、たちまち、もう一つの帯がコピーして復元する仕組みだが、もしも同時に同じ場所が破壊されるなら、もうコピーは不可能であり、染色体の組み替えが起きて細胞が暴走する可能性がある。
それが癌細胞のイニシエーションという現象である。
人間の細胞のなかでも、代謝の激しい、未分化な細胞ほど強い影響を受けるので、癌になりやすい。
放射線内部被曝によって乳ガンが起きやすくなるのは、乳房細胞が体内でももっとも激しい代謝を行っているからだ。
人間で放射線に対して最高の感受性を持っているのは、妊娠3ヶ月8〜15周齢の器官形成期胎児である。この胎児に放射線を浴びせれば、とんでもない奇形や細胞死が発生する。
安倍晋三は、この器官形成期胎児に対しても、年間20ミリシーベルトという凄まじい線量を許容量に設定した。もっと悪質なのは、産科学会が、この超悪政を追認していることだ。
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6048387.html
私は、自民党による日本政府の原子力政策は、日本国民に対するジェノサイドだと繰り返している。
だが、私に与えられている評価は「中卒のデマ屋」というものだ。
今さら、自分の学歴が高いなどと言うつもりなどないが、真実を語る私に対して無知蒙昧のデマ屋どもが、私をデマと決めつけているのである。
多くの日本人が、恐ろしい現実に気づいていないで、いまだに「福島を食べて応援」などと愚かな自殺行為を行っていることに、私は絶望するしかない。

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