「AIが人間の仕事を奪う」とまことしやかに語られ出したのは、すでに30年近い前のことだ。「2045年には、AIが完全に人間を超えてしまう」と予想された。
 https://www.kaonavi.jp/dictionary/2045nen_mondai/

 最初は、チェスや将棋のプログラムが、人間に常勝するようになることが予想された。
 実際に、2013年、プロ棋士がAIに負けるようになった。チェスではAIディープブルーがカスパロフに勝った。
 今、一番面白い究極の対戦カードは、もしかしたら藤井聡太とAIの対戦かもしれない。

 人間界最後の砦である藤井聡太がAIに負けるようになると、AIの能力は人間を上回ると公式に認定されるのかもしれない。
 するとAIの信頼性、権威は大きく高まり、人間社会は何もかもAIに依存するようになるかもしれない。人間よりも大きな力をAIが持つようになるのだ。

 そこまでゆけば、AIは、すでに「神」だ。人間は自らのイノベーションを捨てて、神様のご宣託のみに生きるようになるのかもしれない。
 実際に、パーソナルコンピュータを人類社会に普及させたと自称し、コンピュータ依存社会を自画自賛する開発者のビルゲイツらダボス会議は、「人類はやがてAIの奴隷となってAI様に仕え、その指示にしたがってのみ生きるようになるようなビジョンを発表している。
 それが「グレートリセット」社会である。

 その核心は、「スーパーシティ」だ。AIにコントロールされたスーパーシティでは、人々はAIの指示に強制的に従い、徒歩15分圏内に生活に必要なすべての供給があるから、それ以上の移動を拒否される。ただし特権階級上級市民はその限りではない。
 自分の個人的な思いを実現しようとしたなら、「集団規律に従わない罪」として厳罰になる。

 例えば、中国のスーパーシティでは、監視カメラに発見された違反だけで、市民にランク付けされている階級をAIによって自動的に落とされ、公共交通を利用制限され、市民的権利を抑圧され、さらに懲罰に遭うのだ。

 国連とダボス会議が導入した「15分都市構想」2023年02月17日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6014954.html

 私に言わせれば、スーパーシティは巨大な畜舎というしかない。すべてのイノベーションと主体性を失った人間は、すでに人間ではない。単なる家畜にすぎないのだ。
 家畜というのは、管理者に従順に従わなければ、懲罰を受けるものだ。ときには命を奪われることにもなる。

 まあ、ダボス会議と国連を支配しているビルゲイツら、ユダヤ金融資本の聖典であるタルムードには、「ユダヤ人だけが人間であり、他のすべての人々はユダヤ人に奉仕するためのゴイム(家畜)にすぎない」と書かれていて、スーパーシティ構想というのは、まさにユダヤ人を特権階級とするゴイム社会を作り出そうとしていることが非常に鮮明に分かる。

 AI社会を宣伝するためのアイテムとして、全自動運転車がある。人間の付き添いすら必要としない自律AI運転車だ。
 一見、今のところ順調に稼働しているように見えるが、実際には、地震や台風など気象災害、テロなど日常的ではない非常事態に対応した全方位型プログラムが確立されているかといえば、まったくない。普通の、日常的な使用に順応することはできても、大地震などに乗客や周囲の安全性を確保できる可能性はゼロに等しいと私は思う。

 もしも大地震で地割れに車が突っ込んで乗客の多くが死んでしまう事故がおきたなら、管理者は間違いなく福島第一原発事故における全電源喪失のような「想定外事故」だったので、管理側に責任はなかったと正当化するにちがいない。

 実際に、フクイチ事故では、巨大津波が予見されていたのに、経営上や株価の都合で対策を拒否したにもかかわらず、「想定外の事態であり、国や経営陣の責任はない」と判例が言いくるめている。被害に遭った住民は、そこにいた方が悪いと決めつけているとしか思えない。
 http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-768.html

 そのうち、大地震で大事故を引き起こした全自動運転車は、フクイチ事故のように「乗客が乗ったことは自己責任、乗った方が悪い」と言い出すにちがいない。
 自分たちは、通常の動作環境で、通常の使用に耐えるAI交通機関を提供したにすぎない。いつ来るか分からないような大地震や戦争にまで、責任を負うべき義理はない。
 という「運用の前提となる通常性容認論」を押し出してくるだろう。

 天変地異や戦争などの異常事態のときまで、完璧に乗客の安全性を確保しようとすれば、AIプログラムを、たぶん現在の1000〜10000倍くらい大きなものにせざるをえず、検証も含めた開発手間は数百倍に増えるにちがいない。
 例え、普通の人間が普通にやってのけるレベルであっても、現在のプログラムはたぶん小さすぎる。

 そもそも、AIが人間を管理し、人間を家畜か奴隷のように使役する社会を、人類の誰が必要としているのか?
 必要としているのは、人々を自分の思うままに管理したいと願う、超特権階級、ダボス会議や国連の面々だけではないか?
 https://japan.zdnet.com/article/35101730/

 人々は、友と楽しく語り、性愛を楽しみ、生まれてきた子供を育て、美味しいものを食べ、ぐっすり安眠し、出歩く自由、少しばかり危険なハイキングを謳歌しながら生活し、そして静かな死を選びたい。
 人生を管理されて、他人の思い通りに動かされるなんて、まっぴら御免だ!

 AI社会は、人間と、その人生の本当の求めに奉仕し、満足な人生を与えてくれるのか? 
 我々は、大地と向き合い、山を歩き、仲間と笑いながら、豊かで楽しい人生を送りたい。別にAIによって労働量を減らさなくてもよい。
 AI社会は、生産だけ合理化して、効率を上げてくれるかもしれないが、人々から自由に歩く喜びを奪い、汗をかいて筋肉を喜ばせる喜びを奪い、人を愛する喜びと満足を奪い、そのことにより、人々の豊かさと自由への満足を奪い去っていく性質のものではないのか?
 我々は、「人生を楽しみたい」のだ!

 「便利な生活」という謳い文句も、15分都市構想というダボス会議と国連の発想を見れば端的に理解できる。
 結局、AI社会がもたらす効率化、合理化の本当の利益を享受できるのは、人々に君臨する特権階級だけと断定するしかない。そりゃ、ユダヤ金融資本はボロ儲けできるだろうな。
 今、スーパーシティを強引に進めている人物の顔ぶれをみれば、そのことがはっきりわかる。
 ダボス会議のビルゲイツ、ゴア、バフェット、竹中平蔵、ユダヤ人に支配された国連、経団連と特権階級に君臨している者だけではないか?

人工知能は人間の「新たな奴隷」になるか、人がAIの奴隷になるのか?伊藤穣一氏と専門家が未来検討 2016.07.13
 https://type.jp/et/feature/1460/

何のために、人間と同等の機能をAIに持たせようとしているのか? 人間をはるかに上回る合理性、効率性をもたらそうとしているのか?
 それは、世界に君臨するユダヤ金融資本の特権階級としての地位や武装を強固にすることにのみ役立つ。タルムードに描かれた「ゴイム社会」の実現のみに役立つ。
 だが、人々の心を豊かにし、人生の喜びを与えることには、まったく役立たない。むしろ真っ向から敵対するものである。

 結局、AI化社会は人々の幸福な未来に敵対するものである。人類を持続不可能な社会に導く悪魔の技術である。
 それは原子力発電と同じカテゴリーに位置するものであり、核兵器のように人類を滅亡させることのみに役立つものである。

 我々は便利な楽チン社会を求めているわけではない。我々の求めている社会は、人々の能力を高め、可能性を引き出し、イノベーションを実現し、人が人を愛しながら未来につなげられる社会である。
 農薬とバイオ技術、最先端の農業機械に頼った農産物など食べたくない。家族みんなで汗水たらして耕し、自然とのふれあいを楽しみ、昔ながらの大自然の仕組みを体で学びながら、オーガニックで美味しい農産物を自作することに人生の本当の意味があるのだ。
 AI合理化社会に、人々を幸せにする未来など存在しない。
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別記
 1月25日に、テレビの電波異常受信現象があり、29日頃結果が出ると予想したが、結局、結果として該当する地震は、1月28日M4.8、東京湾震度4 1月30日、M4.7、千葉東方沖のように思われる。その後も、頻繁に電離層異常が確認できたが、昨年12月29日に見られたほど凄まじい規模のものは、その後確認できていない。
 電離層異常が出現してから、4日前後に強い地震が起きるという法則は否定されていない。

 普段見られない遠方のテレビ局が視聴できたなら、4日後に強い地震が起きるという法則があることを検証願う。