岸田政権は、ダボス会議が実行している「SDGs」を無条件で積極的に受け入れていて、その中にコオロギ食の世界的な推進が含まれている。
 私はSDGsの主役がビルゲイツらであることを知って、キッシンジャーの路線である「大規模人口削減計画」が、そこに含まれているのではないかと疑ってきた。

 国際ユダヤ金融資本の推進するゲノム編集農産物 2023年12月01日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6091776.html

 コオロギ食にも、ワクチンと同様の、長期にわたる秘密裏の人口削減計画が含まれている疑いを抱いている。

 人類史上最大最悪!、正真正銘の悪魔カルト 「SDGs」
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6104850.html

 日本人は昆虫食と馴染み深い。戦前どころか1960年代まで、長野や岐阜では、飢饉になると昆虫を食べることは常識だった。
 現在でも、私の住む中津川市では、農産物販売所の片隅に、ヘボという黒スズメバチがびっくりするくらい高価な表示で並んでいるが、すぐに売り切れてしまう。

 50Kmほど離れた飯田市、伊那谷に行くと、もっと凄い。ザザムシ・イナゴ・蜂の子が三大昆虫食だが、戦前の昭和恐慌まで大規模に絹が生産されていたので、蚕の繭脱後の身もポピュラーな食材だった。韓国のポンテギと同じものだ。
 海なし県では、鰯や鯖の海水魚からタンパク質を得るのが困難だったので、昆虫を食べることは常識だった。

 私の母は新潟出身だが、幼い頃、イナゴの佃煮が送られてきてよく食べていた。だから、昆虫食に対する抵抗感は少ない。
 しかし、数年前から、自民党政権が、小泉進次郎らを使って、SDGsの戦略展開としてのコオロギの粉末を、救荒食材として食べるよう宣伝を始めたことには違和感が強い。
 https://mainichi.jp/articles/20220523/k00/00m/020/174000c

 食材は、我々が幼い頃から食べ続けてきた食品を安定供給すれば十分なのに、なぜ突然、誰も敬遠して食べなかった「コオロギを食べろ」と言い出しているのか、極めて不信感が強い。
 今の日本にコオロギ粉末を食材として導入すべき必然性がどこにあるのだろう?
 近い将来、日本の食材環境が大きく損なわれるとでもいうのだろうか?

 イナゴとコオロギは、見た目から親戚のように見えるのだが、実はまったく違う生物である。
 イナゴは稲しか食べないし、蚕は桑の葉しか食べない精進食昆虫であるのに対し、コオロギは、肉食であり雑食性でもある。
 コオロギ食には、昔から世界中で食べられてきたイナゴと違って特有の微生物汚染懸念が指摘されている。
 https://ameblo.jp/aoyama-tomoo-2022/entry-12791440807.html

(1) 総好気性細菌数が多い。
(2) 熱処理後の芽胞形成細菌の生存。
(3)昆虫および昆虫由来製品のアレルギー誘発性
(4) 重金属 (カドミウムなど) の生物蓄積。
 
 一番問題視されている「芽胞菌」については、
 食品を腐敗させたり食中毒を起こす細菌のなかには「芽胞」を形成し100℃以上の熱にも耐えることができる厄介な細菌がいる。バチルス属やクロストリジウム属の細菌は芽胞を形成する。(ポツリヌス菌、ウェルシュ菌など)

 芽胞形成菌は栄養素が不足したり環境が悪化すると菌体内に芽胞を形成し、熱だけではなく乾燥や消毒剤にも耐えて、生育の適した環境になるのを待って増殖する。。
水分、温度、栄養などの生育環境が整うと、発芽し、栄養細胞となって増殖をしていきます。
 芽胞を殺菌するには乾燥状態では180℃で20分程度、湿熱状態では高温高圧釜(レトルト)での121℃で15〜20分の加熱が必要。
 実用に供されているコオロギ粉末が、高熱に耐える芽胞菌の完全殺菌が行われているかは疑問。

 製品化されたコオロギ粉末には、ポツリヌスのような芽胞菌が潜んでいて、何十年後かに繁殖して、食した者の体内で突然暴れ出す懸念がある。
 おまけに、これを大量生産しているのが、グリラスのような遺伝子操作専門のバイオ企業であって、もしかしたらmRNAワクチンのようなふるまいをする可能性が否定できないのだ。
 https://gryllus.jp/
 グリラスは国内企業だが、背後に正体を隠した世界的バイオ企業がいる疑いがある。でなければ、ダボス会議のSDGsが世界食料戦略として設定することはありえない。

 コオロギ食のもう一つの懸念として、重金属汚染がある。
コオロギはカドミウムを蓄積し生物濃縮する傾向があると報告されている。
 日本は、カドミウムの重い残酷な公害を作り出した経験がある。銅を産出する鉱山では副次的にカドミウムが生成され、これが排水から下流の農業地域を汚染するのだ。
 このカドミウム汚染された土地(例えば富山県神通川流域)のコオロギは、カドミウムを生物濃縮している可能性がある。

 「恐怖!!コオロギ食の隠された危険性に迫る!すべての料理人たちに警告」フランス料理のサイエンス 2023年4月13日
 https://note.com/rapitasu/n/ne28fef741d09

 このように、イナゴや蚕のような純植物性昆虫と比べて、コオロギのような肉食性昆虫には大きな危険性が潜んでいて、安易に食用に供されるべきではない。
 これをSDGsが、どのような理由で世界的な課題として強力に推進しているのか?
 私には、ダボス会議の基本戦略として、化石燃料の利用廃止が大きく関係しているように見える。

 ビルゲイツやアルゴアらユダヤ金融資本が主体となっているダボス会議は、気候変動を二酸化炭素増加が原因と決めつけ、地球上で二酸化炭素を排出することを禁止させることを表明している。
 実際には、460基が稼働し、1基あたり毎秒70トンの7度高い温排水を海水に放出している原子力発電温排水の方が、海水表面温度を上昇させることで気候変動に関与しているように見えるのだが、なぜか、このことの研究報告は、どこからも現れてこない。

 地球温暖化の虚偽 温暖化の本当の原因は原発温排水 2021年07月14日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827206.html

 そして、住民をスーパーシティと称する高度にコンピュータ管理された都市に住まわせて、徒歩15分以上の移動を禁止し、エネルギーは原発電気の使用だけを許可し、煮炊きや暖房に使う木材や化石燃料の使用を厳禁するというシステムを実現しようとしている。

 ところが、世界の農産物の多くは、肥料に草木灰(カリウム)を利用していて、自然農業における自然由来の肥料が不足してしまう。とりわけ主食である芋類の育成にカリウムは不可欠なのだ。
 スーパーシティでは草木灰生産が厳禁されるので、生の草木や残飯を分解して食料に変えてくれるコオロギを食材に利用するという発想が生まれたのだと思う。

 「コオロギ給食」への批判が珍しく納得できる理由 昆虫だけでなく多岐にわたる“苦情の成分" 2023/03/03
 https://toyokeizai.net/articles/-/656598

 SDGsを推進する自民党は、学校給食への導入に積極的である。本来、これまで食べ物として認識されていなかったコオロギを無理矢理食材として使わせる理由に、ずいぶん無理がある。
 小泉進次郎が自分で食べてみせて宣伝しても、そんなものを食べる必然性がまるで見当たらない。食材には人類史の民俗や歴史が深く関係しているのだ。
 そんなことに金を使うなら、旧来の安全食材農業の保護に、いくらでも金を使う場所がある。

 また、福島沿岸に福島第一原発から出た放射能汚染水を平然と放出していることをやめさせた方が、桁違いに有意義である。
 このままトリチウムやストロンチウム90に汚染された放射能汚染水を太平洋に放出し続ければ、やがて生物食物連鎖によって、太平洋のマグロやカジキ、果ては鯖やサンマにまでストロンチウム90汚染が蓄積するのは明らかだ。

 すると何が起きるのか? カルシウムと同じ二価であるストロンチウムは、食物連鎖で骨に蓄積するため、やがて日本のダシ業界や、魚骨スープを利用するラーメンなどの業界に、恐ろしい事態が起きるだろう。

 食べてストロンチウム90を内部被曝した人々は、最初に糖尿病や白血病を多発させ、次に膵臓癌や骨癌を多発させ、日本民族の未来に恐ろしい影を投げかけることになる。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827590.html

 フクイチ放射能汚染水を太平洋に放出して、人類の未来を破壊している政権が、いったい何様のつもりでコオロギ食を推進するのか?
 少なくとも、トリチウム汚染水は、廃棄タンカーに積んで100年待てばトリチウムの放射能毒性は消えてしまう。なぜ、無理矢理、太平洋に放出するのか?
 それは自民党員がみんな持っている東電の株価を守りたいだけのことだろう。

 こんなデタラメを行っている自民党政権の、コオロギ食推進に欺されてはいけない!