中国共産党の崩壊など、もう10年以上前から頻繁に予告してきた。
 以下は6年前に書いた習近平問題、私は2020年に中国共産党と習近平体制が崩壊すると予想していた。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828215.html

 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828245.html

 しかし、2024年になっても、まだ国家の機能を失っていない。実際には、経済的基盤が崩壊したのは鬼城マンション建設が行き詰まった2020年頃だったが、政治的基盤は予想よりも、はるかに強固だった。
 私は2020年に習近平が暗殺されると読んでいたが、実現しなかった、暗殺志望者は無数にいたが、ことごとく習近平に潰された。

 これは、中国内で中国共産党が垂れ流す美味しい汁を飲んでる人、欺されている人が予想より多かったことを意味している。逆に言えば、それだけ中共崩壊の影響が深刻で巨大なものになるということだ。

 だから、もし今年も習近平体制が安泰なら、来年には中国内部で、とてつもない殺戮が起きるのだと私は思う。
 中国は、間違いなく正真正銘の地獄に堕とされると私は確信している。その最大の理由は、法輪功とウイグル人に対する数十万人ともいわれる臓器殺人だ。

 法輪功の4万人を超える若者が不法に強制拉致されて重慶の強制収容所に送り込まれ、臓器移植のニーズに応じて、臓器を奪われて殺されている事実は、すでに2000年頃には頻繁に書いていたが、当時の私のブログは、ほぼ無断削除で消されてしまっている。元の原稿までハッキングで消されてしまっている。
 中国共産党は、世界中のネット情報で都合の悪い記事をハッキングで消してきたのだ。

 私の書いた記事は、あまりにも世間の常識やメディアの報道からかけ離れたものだったので、私の法輪功臓器殺人情報を信用する人などほとんどいなかった。
 「中国のような立派な国が、そんな悪質な人権侵害をするはずがない」
 と決めつける人が多く、私の法輪功情報は、「ヨタ記事」として蔑まれ、読者も少なかったのだ。
 臓器殺人の真実が浸透しはじめたのは、2010年過ぎではなかっただろうか?

 ちょうど、この頃、二階俊博の妻が肝臓癌4期で、中国に渡って法輪功の若者の肝臓を提供され、移植手術を受けて2018年まで生き延びることができた。
 二階は自民党内重鎮であり、親中国派の筆頭として、以降、極めて親密に中国の便宜を図り、返礼として和歌山に世界最多数のパンダがやってきた。
 二階や林芳正、河野太郎ら親中派は、中国共産党からどれほどの便宜を受けているのか想像もできないが、河野は自衛隊基地の電力供給を中国人民解放軍直営電力会社に独占させた。

 以下は、2009年のブログに、法輪功問題を少しだけ書いている。
  https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828474.html

 中国の法輪功弾圧者に対する国際的懲罰が始まった 2019年06月07日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6081277.html

 最近では、メディアが電通を通じて中国に買収されたのか、この数年、法輪功臓器殺人告発記事が見えなくなっている。辛うじて大紀元と新唐人テレビが出している。
 https://www.ntdtv.jp/2024/06/61457/
 
 中国人権問題 新報告 中国共産党の「臓器狩り」 隠された実態と真相
 https://www.epochtimes.jp/2024/06/236225.html
 以下引用(有料記事コピー)

 前略
 中国の病院による臓器摘出の実態
 2024年6月中旬、ある患者の母親が武漢同済病院の李占飛医師に対する批判と責任追及を行うビデオが、多くの中国語メディアやソーシャルメディアで公開された。
 このビデオでは、28歳の若者が脳外傷のため武漢同済病院を訪れた際、自己呼吸テストを行わないまま、病院側が脳死と判断し、家族に臓器提供を強く勧めたことが示されている。家族が若者の死因に疑問を持つと、病院側は心電図や火葬場の資料などを偽造していた。

 母親はビデオの中で、「なぜ手順を踏まずに臓器提供を迫るのか。ここは命を救う病院なのか、それとも臓器のために命を奪う施設なのか」「お前たちは陰謀を企んでいる。なぜ私の子供が脳死だと言うのか。脳死は生体臓器提供の基準であり、これはあまりにも残酷だ!」と怒りを露わにしている。

 2019年4月28日、ハルビンの法輪功学習者・張秀琴さんが、多種の拷問や性暴力を受けた後、ハルビンの中共解放軍第962病院(元解放軍第211病院)感染科で臓器摘出により死亡した。
 彼女は当時46歳だった。病院側が遺体を処理している際に、張秀琴さんは奇跡的に蘇生し、良心的な医師に発見された。彼女は死の直前に、中共による拷問や臓器摘出の体験を明かした。
 このような臓器摘出の事例は中国では近年のことではなく、20年以上にわたり続いている。

 追査国際による独立調査
 2003年にアメリカで設立された「追査国際」は、十数年にわたる独立調査を経て、大量の証拠を収集している。報告によると、江沢民がこの取り組みを主導し、法輪功学習者の臓器摘出を命じていた可能性があると指摘している。

 最近発表された追査国際の更新版報告書によると、2006年3月9日に中共の法輪功学習者の臓器摘出の問題が国際的に暴露された翌日から、追査国際は即座に中国本土への独立調査を開始した。

 十数年にわたる持続的かつ体系的な追跡調査を行い、中共の政治局常務委員5人、軍委副主席1人、政治局委員、国防部長、前解放軍総後勤部衛生部長、中国の891の臓器移植病院、9519人の移植専門医を追跡調査し、移植病院の数十万件の公開メディア報道、論文、病院サイトのバックアップやデータベースの多岐にわたる検索と分析を行った。

 その結果、2千以上の電話録音証拠と数万件の資料証拠を得た。2023年10月までに追査国際は188件の調査報告を公開し、866件の調査録音証拠、4千件以上の資料証拠を含んでいる。
 そのうち、中共の法輪功学習者の臓器摘出を認めるか、直接指摘する録音証拠は66件である。これらの証拠は、中共による臓器摘出が組織的に行われてていることを示している。

 「追査国際」の証拠
 2015年6月24日、追査国際の調査員が江沢民の秘書を名乗り、江沢民が法輪功学習者の臓器を数百万件摘出するよう命じた件について、カザフスタンを訪問中の中共国務院張高麗副総理(当時)に調査を行った。

 以下はその一部の録音の要約である。
張高麗 「ああ、私は張高麗です」
調査員 「そうです、私は江沢民同志の秘書である劉です」
張高麗 「劉秘書、こんにちは!」
調査員 「こんにちは! 江沢民同志があなたに伝えるべき言葉があります。最近、法輪功学習者数万人が最高検察院に江沢民同志を告訴し、江沢民同志が数百万の法輪功学習者の臓器摘出を命じた責任を追及しようとしているので、江沢民同志はこれを非常に懸念しています。彼は……」
張高麗 「ああ」
調査員 「彼はあなたに政治局でこの件を討議する際、必ずこれを阻止するように求めています」
張高麗 「はい」
調査員 「それができますか?」
張高麗 「はい、はい、はい」
調査員 「あなたは(法輪功学習者数万人が)数百万の法輪功学習者の臓器摘出の責任を追及することの重大さを理解していますか?」
張高麗 「私は今カザフスタンにいます」
調査員 「ああ、そうです」
張高麗 「今飛行機から降りたところです、うん」
調査員 「そうです、帰ったらこの件を……」
張高麗 「江主席に安心していただけるようにします」
調査員 「もう一つの件ですが」
張高麗 「私は、私は……」
調査員 「この件を阻止しなければなりません、理解していますね」
張高麗 「はい、必ず!」
調査員 「(法輪功学習者数万人が)江沢民同志が法輪功学習者の臓器を数百万件摘出するよう命じた責任を追及することは重大です」
張高麗 「ああ、江主席の健康長寿を祈ります」
調査員 「この件は必ず早急に対応してください。残りの法輪功学習者の処理も問題を起こさないようにしてください」
張高麗 「はい、はい、はい」
調査員 「それでは」
張高麗 「はい、はい、はい」
調査員 「さようなら」

 2019年末から2020年初頭にかけて、追査国際の調査員は中共空軍軍医大学(旧第四医大)西京病院腎移植科の李国偉医師に対して、提供された臓器供給者が法輪功学習者であることを認めさせた。
 調査員が自分の身分を明かし、李国偉にそれ以上の関与をやめるよう促したが、李国偉はこれを拒否した。

 以下はその対話の一部である
李国偉 「あなたは、どのような人々が救われたと言うのですか?」
調査員 「法輪功学習者の臓器摘出の内幕を暴露したら、それを続けることはできません。」
李国偉 「続けることができなくなったら、その臓器を待っている人々はどうするのですか?」
調査員 「命を救うのは、正当な手段で行われるべきです。人々の命を救うために他の善良な人々を殺すことはできません」
李国偉 「誰が善良な人々を殺したのですか?」
調査員 「法輪功の人々は善良な人々ではないのですか?」
李国偉 「それは私とは関係ありません。私はただの一般市民です。あなたの言うことは役に立ちません」
調査員 「しかし、あなたは直接臓器摘出に関与しています。あなたは手術者であり、加担者です」
李国偉 「反共産党の理論を私に言わないでください。中国は一党制ですから、そんなことは言わないでください!」

 2020年12月29日、追査国際はアメリカ在住の中国系アメリカ人陸樹恒さんの告発を報告した。
 陸樹恒さんの告発の要約は以下の通り
手術室に拘束された法輪功学習者が入ると、皆「法輪大法は素晴らしい!」と叫んだ。これは、彼らが 法輪功学習者であることを示しており、死刑囚ではないことを示している。また、彼らが健全な精神状態であり、行動能力のある正常な人々であることを示していた。

 また親族の周清(陸樹恒の義姉、周玉の姉)さんは、上海武警病院で麻酔を使わずに法輪功学習者の臓器を生体摘出する恐ろしい経験を語った。
 「手術中、彼らは耐えられない激痛に必死に叫んだ。これは麻酔を全く使用していないことを示している」
 周清さんは外科医であり、大量の開胸手術を行ってきたが、臓器移植のために麻酔なしで臓器を摘出する恐ろしい光景に、連続して悪夢を見るほどだった。

 「必要な部位には麻酔をかけず、新鮮で麻酔を受けていない臓器ほど品質が良いのだ。法輪功学習者に対して麻酔をかけずに臓器を生体摘出することが一般的に存在している」

 日本の経済評論家・菅原潮氏
 2022年11月23日、日本の経済評論家・菅原潮氏はこう証言した。彼は、北京武警総病院肝移植科で20代の法輪功学習者が両手、両足の腱を切断され、生体肝臓摘出のためにベッドに拘束される光景を目撃したという。
 武警総病院移植科の医師はこう言った。「中国は人口が多いので、任意の数の適合する臓器提供者を準備できます」

 追査国際の代表・汪志遠氏は、彼の発言について、「必要なだけの生体臓器提供者を確保しており、中国人は多く、彼らを好きなだけ利用できる」、「これは中共が生体臓器提供者の収容所を持っていることを示す」と述べた。

 遼寧省公安内部の告発
 ある証人は、遼寧省公安システムで働いていたとき、法輪功学習者を違法に逮捕し拷問する行動に参加していた。

 2002年4月9日、瀋陽軍区総病院の15階の手術室で、証人は銃を持って警備し、2人の軍医(そのうちの1人の軍官証番号は0106069)が30代の法輪功学習者の女性教師の心臓、肝臓、腎臓を麻酔なしで生体摘出する光景を目撃した。この女性教師はこの時すでに1か月間の厳しい拷問、侮辱、強姦を受けていた。

 追査国際は北京豊台にある中共解放軍307病院移植科の腎臓供給連絡員・陳強に対して調査を行った。彼は「本名を調べることができない場合、コードネームしか残さない」と明言し、さらに「法輪功学習者の臓器取引を公式、警察、刑務所が一体となって行っている」と強調した。法輪功学習者のドナー身分を証明する資料を提供できるとも述べた。

 2016年4月19日、黒竜江省牡丹江市の法輪功学習者・高一喜さん(男性、45歳)は、牡丹江市公安局先鋒分局円明社区警務室副隊長・呂洪峰など5人により違法に拉致され、牡丹江市第二拘置所に拘禁された。30日に警察は家族に高一喜さんが死亡したことを通知し、遺体は牡丹江市の四道火葬場にあり、すでに「解剖」されていると伝えた。

 2016年6月21日、中共黒竜江省牡丹江市「610弁公室」朱家濱総合科長は調査員に対し、高一喜さんの臓器を摘出し「売った」と公然と認めた。

 中国の臓器移植センターの数は急増
 汪志遠氏は、「上記の多くの証拠に基づき、これは国家犯罪であり、党首の命令に基づいて、長年の経験を持つ基礎の上に、国家機関全体が関与し、全国に広がる収容所のような生体臓器提供者のサポートにより、移植数が爆発的に増加した」と述べた。「そのため、規模は巨大であり、人間の想像を超えている」とも語った。

 統計によると、中国では毎年数百から数千件の移植を行う臓器移植センターが96か所ある。これらはすべて三級甲等(略称三甲)病院であり、通常は軍隊の直属病院や主要都市の有名な病院、または重点大学の付属病院である。

 毎年数百件の肝臓、腎臓移植を行う移植センターは50か所ある。これらの移植センターは、衛生部指定の移植資格を持つ病院であり、多くは地方の省級病院や省都都市の大学付属病院である。

 移植資格を得ていない軍警病院と三甲病院の大規模移植施設は408か所ある。これには、資格を得ていない56か所の軍隊武警病院と、資格を得ていない352か所の地方三甲病院が含まれる。

 また、移植資格を持たない中小規模の移植センターは153か所ある。これらの中型病院の移植施設には、三級乙等病院や二級病院の移植センターが含まれる。これには少数の小型民間病院や地方病院も含まれる。これらの中型病院の移植センターは、主に腎臓移植を行っている。

 追査国際の調査によると、法輪功学習者から臓器を摘出する迫害は1999年末から江沢民が命じ、中国共産党が主導し、政法委(中国共産党中央政法委員会)や旧「610」体制(法輪功迫害のための超法規体制)を通じて国家機構全体を操り、25年間にわたり中国全土で行われ、現在も続いている。

 同時に、巨大な臓器需要システムによって、臓器摘出の対象は拘束された法輪功学習者や一部のウイグル人、チベット人だけでなく、多くの一般人も含まれるようになった。中国共産党はおぞましい殺人産業チェーンを作っている。
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 引用以上

  中国共産党による臓器強奪移植 2022年06月24日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5939973.html

数年前からは、中国共産党は、ウイグル民族(トュルク族)の断種=民族ジェノサイドに方向を定め、ウイグル族女性に不妊手術を強制、男性には断種を強制し、抵抗する者は全員検挙して強制収容所に送り、臓器移植のための生体バンクとして家畜のように飼育するという人類史上でも希にみる極悪政策を実行している。

 「中国ウイグル族弾圧」で行われる苛烈な「強制労働」。日本企業も関与 新潮社フォーサイト 2020年10月02日
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f7676fdc5b6374c558b9c08

 以前(1999年以来)は、江沢民に抗議した法輪功会員を数十万人、強制収容所に不法拘束して、片っ端から生きたまま臓器を抜き取って移植手術を行うことで殺してしまうという、想像を超える悪魔的行為を大規模に実行してきたが、現在は、臓器移植提供者はウイグル人が主力に変わりつつある。

 それは、ウイグル人が敬虔なイスラム教徒で、コーランに定められているとおり、飲酒はせず、食事もハラール食という安全性の高い食材しか食べないため、その臓器が極めて健全であり、移植に適しているからといわれる。

 なお最大の移植提供先は、サウジアラビアなど中東の富豪といわれ、イスラム圏では、やはりハラール食を行っている人からしか臓器を移植することができないため、まさにウイグル人が適合していることになる。
(中東は畜産食のため腎臓が悪化している人が非常に多く、腎臓移植の需要が世界一多いといわれる)

 ウイグル強制収容所では、サウジやドバイなどの富豪が臓器移植を求めると、数日中に、適合するウイグル人から臓器が抜かれて、ただちに送られるシステムが成立している。
 現在、中国共産党による臓器移植ビジネスは、年間数兆円の規模に達する巨大な利権として成立していて、中国政府による働きかけで各国政府の要人も、それを利用しているため、世界的な反臓器移植運動が抑制される理由になっている。

 1兆円を超える中国共産党の臓器狩りビジネス「ウイグル人弾圧」2019年6月15日
 https://netlabo.biz/uyghur-100

  https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12706869558.html

 だが、法輪功不法拘束者からの臓器強奪殺人による移植も終わったわけではない。
 日本の自民党幹部政治家たちにも、中国共産党の魔手が延びて、「新中国派議員」に対して臓器提供が行われ、そのことで中国共産党に脅され中国の代理人として、利権に寄与してきたことは有名だ。

 中国共産党に日本国を売り渡す人々 2021年01月30日
 https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12693426578.html

 そして、日本での正規手続きの臓器移植が遅々として進まぬ事態に焦った人たちが、金にものを言わせて、中国共産党に臓器移植を依頼するケースが後を絶たなくなっている。

 チャイナ臓器狩り 日本は最大の顧客か 2017/7/28
 https://www.sankei.com/article/20170728-K3QWFTSHM5O25OCZ44XSW5XCK4/

 (これは13年前、現在は数倍に達している)07年以降、17人の日本人が中国で違法臓器移植を 2009-02-09
  http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2009-02/09/content_17246967.htm

 6月23日、大紀元からアップされた記事によれば、不法拘束されている法輪功会員からの強制臓器強奪殺人が続いている。以下は15年前の出来事ではあるが、顧客は日本人だった。

 「ドナーは法輪功」 元組長が見た闇の臓器移植の現場  王文亮, 高遠 2022/06/23
  https://www.epochtimes.jp/2022/06/108379.html

 「隣の部屋にドナーがいるから見ないか」。
 元山口組系暴力団の組長で、現在「猫組長」の名前で活動する経済評論家の菅原潮氏は15年前、思わぬきっかけで闇の臓器移植の現場に立ち会った。

 武装警察の高官が関与
 菅原氏の知人が肝臓を悪くし、余命宣告されたのは2007年だった。臓器移植しかもう残された道はなかった。米国やフランスなどの国も候補として上がったが、最短で手術可能な中国を知人は選んだ。

 ドナーは1ヶ月後にすぐ見つかり、同年8月に手術の準備が整った。斡旋したのは日本での留学経験をもつ中国人で、中国の富裕層を日本の病院に案内する医療ツーリズムの業者だ。
 しかし、手術直前になって、病院側が用意したアルブミンという血液製剤が偽物だと判明。菅原氏はアルブミンを日本で調達し、北京に届けるよう依頼を受けた。そこで闇の臓器移植の一部始終を知ることとなった。

 中国側関係者の指示で大連経由で北京空港に到着したが、ハプニングに見舞われた。無許可のアルブミンの持ち込みが禁止されているため、一時身柄を拘束された。その時、登場したのは武装警察の高官だった。
 中国では、権力を持つ高官の関与がなければ、臓器移植ビジネスを行うことは不可能だと菅原氏は指摘した。

 無事解放された菅原氏は、4人の武装警察の護衛を受けながら、高官とともにVIP専用の通路やトンネルなどを利用して北京市内に入った

手足の腱を切られた「ドナー」
 手術の前日。知人を見舞うため北京武装警察総合病院に行くと、「隣の部屋にドナーがいるから見ないか」との誘いを受けた。
 カーテンを開けると、手足に包帯を巻いているドナーが寝ていた。「21歳の男性だった。薬で眠らされているから、本人に意識はないのだが」。

 2014年7月20日、台湾の法輪功学習者は、臓器狩りのデモンストレーションを行い、問題を周知させようとしている(Mandy Cheng/AFP/Getty Images)
 男性は両手両足の腱を切る手術を受けたという。逃走防止と緊張緩和のためだという。臓器を良い状態に保つためでもあった。「若くてとてもいい肝臓だ」と紹介された。

 仲介者はドナーが「死刑判決を受けた犯罪者だ」と説明した。詳しく尋ねると、「法輪功」と打ち明けられた。
 「いずれは死ぬから人の役に立って死ぬのだ」。仲介者に罪悪感は全くなく、むしろ正しいことをやっているような口調だった。

【独自】子供の肝臓は10万元…中国当局が移植用臓器の調達にかかる「基準価格」を設定 臓器狩りの問題浮き彫りに
 https://www.epochtimes.jp/2021/11/81487.html

 菅原氏は病院でドイツやサウジアラビアからの患者も目撃した。「日本人もたくさん来ていると聞いた」と同氏は語る。
 臓器は「ドナー」が生きたままの状態で摘出され、移植された。「当然でしょう。一番良い状態で移植できるから」という。
 だが、移植手術は失敗し、知人はそのまま亡くなった。遺体を日本に搬送するための費用を含めて、総額3000万円ほどかかった。

 法輪功学習者やウイグル人が犠牲に
 2006年、アメリカに亡命した中国人女性は、中国で法輪功学習者をターゲットとする臓器摘出・売買が行なわれていると告発し、「臓器狩り」事件はようやく明るみに出た。

 法輪功は1992年に中国で伝え出された気功修煉法で、中国当局の統計では国内に7000万人から1億人の学習者がいた。しかし、人数の多さに脅威を感じた江沢民元共産党総書記は1999年7月に弾圧を命じ、多くの学習者は投獄された。

 中国での法輪功修煉者からの臓器摘出問題に関する調査報告の共著者、人権擁護弁護士デービッド・マタス氏。2007年5月29日、カナダ議会での公聴会で。(大紀元)

 臓器狩りを調査したカナダのデービッド・マタス弁護士らが、中国の病床数や稼働率などから割り出した臓器移植数は年間6万件から10万件。中国は移植臓器の供給源は死刑囚だと説明しているが、年間数千人とされる死刑囚の数と乖離がある。
 マタス弁護士は、法輪功学習者やウイグル人が「生きた臓器バンク」として、需要に応じて臓器を摘出されていると指摘した。

 「臓器移植はとても闇が深い」と菅原氏は語る。
 日本の医師も中国の臓器が出所不明だと分かっているが、あえて触れないのだという。「利害が患者と一致するから医師も目をつぶっている」。知人の移植手術に日本の医師が北京まで付き添った。

 現在、世界各国で違法な臓器売買の温床になりうる海外渡航移植を規制する動きが出ている。イスラエル、スペイン、台湾、イタリアなど7つの国と地域で移植ツーリズムを禁止する法案が成立している。
 台湾では法整備後、中国本土への移植ツーリズムが大幅に減少したとの報告があった。海外での手術を希望する日本人が少なくないため、日本での法整備が急がれる。

 中国の臓器強奪殺人を間接的に指示している日本の議員た
 媚中派(親中派)の議員・政治団体リスト - アメリカが日本政界を名指し批判 『China's Influence in Japan』2021-03-14
 https://hotnews8.net/society/issue/Chinas-Influence-in-Japan

 https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20200730-00190869

 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210609-OYT1T50280/

 秋元司(自民党) 今井尚哉(菅義偉内閣、内閣官房参与) 東京・北京フォーラム(福田康夫ら)二階俊博  森まさこ(元法務大臣) 甘利明

  二階派議員全42名リスト一覧(2022年4月17日更新)
 https://mizusawamika.com/%E4%BA%8C%E9%9A%8E%E6%B4%BE%E8%AD%B0%E5%93%A1%E5%85%A8%EF%BC%95%EF%BC%90%E5%90%8D%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E4%B8%80%E8%A6%A7%EF%BC%88%E7%89%B9%E5%88%A5%E4%BC%9A%E5%93%A1%E5%90%AB%E3%82%80%EF%BC%89/
 これらの議員は、中国共産党の工作を受けている可能性が強く、臓器強奪ビジネスにも反対していない者が多い。

長くなりすぎたので、いずれ再びブログに上げます