長年、犯罪者のパーソナリティを観察してきたFBIなどのプロファイラーは、犯罪者に共通する性癖として、「はまり込む」ことを挙げている。
 https://www.kuins.ac.jp/news/2021/09/post_309.html

 これは、ギャンブル依存症、アルコール依存症なんかを指しているのだが、実は、それが良い結果をもたらしている場合もある。
 いわゆる芸術家、画家や音楽家などは、「はまり込み」、何かも忘れて集中するパーソナリティがなければ一人前になれない。
 つまり、犯罪者と芸術家は紙一重の存在なのかもしれない。
 
 犯罪者特有のパーソナリティとして、FBIプロファイラーは、もう一つ、強烈な自尊心も挙げている。自分に対し著しい自負、自信を持っている者が多いので、犯罪容疑者を相手にするとき、捜査官は、必ず相手の自尊心をくすぐることで、真実を引きだそうとするのだという。

 私なんか、70歳過ぎた落ちこぼれの老いぼれと自分を正しく評価しているのだが、犯罪者は決して自分を卑下したりしない。
 自分は世界一優秀な人間であって、何をやっても許される、と自身に対して極めて寛大な姿勢であって、もの凄いプライドの固まりなのだ。
 この自尊心が、犯罪者を見分ける要になることがあるとプロファイラーは言う。

 自分の思想、判断に対して、少しでも躊躇する心があれば犯罪などできない。
 「もしかしたら、自分は間違っているかも知れない」なんて心に影が差し込むようでは、完全犯罪など不可能なのだ。そして殺人のような凶悪犯罪もできない。
 逆に、この絶対的自信が、犯罪者を見分けるキースタンスになるかもしれない。

 真の犯罪者は、決して弱さを見せない。
 私が近所のプロ泥棒であるAに、数年にわたって、さんざん侵入され、監視カメラを破壊され盗まれ、大切な道具類も盗まれたなかで、私が道端でAを追求する機会も数回あったのだが、徹底して自分を正当化し、私を攻撃してきた。
 ときに、Aを見知る私でさえ驚愕するほどの、まったく別人の人相になり、善良で弱々しい老人を演じたりもした。
 そこで、毎回人相を別人のように変化させるAを、私は「怪人二十面相」と表現した。

 これで、地元の警察官たちは、見事に欺され、「あんないい人が犯罪をするはずがない」と信じ込まされて、私の被害主張を「全部ウソ」と決めつけ、被害届を受理しないどころか、私を精神病院に連れて行ったのだ。

 こんな、役者も及ばない、もの凄い演技力、意思だけで人相を見事に別人に変化させられる不思議な実力は、いったいどこから来るのか?
 最初に思ったのは、想像を超えるほどの犯罪キャリアの積み重ね、人を欺してきたキャリアの積み重ねがあるということで、とてつもないスキルだと思った。
 Aは、若い頃から、どれほどの場数で犯罪を重ねてきたのだろうか? たぶん「欺しのスキル」から、詐欺の経験も多いはずだ。

 そして、上に書いたように、Aは自分の実力に、ほとんど神がかりといえるほど、絶対的な自信を持っているように見えた。
 私がFBIプロファイリングを調べていて、連続殺人などの凶悪犯は、共通して、自分に絶対的な自信を抱いていることを知り、これこそAの姿ではないかと思った。

 Aの私に対する嫌がらせが始まったのは、ここに移住した2003年以降だが、すでに20年近い。今年に入っても、庭先に侵入され、カメラをセットし忘れたようにしていた監視カメラの柱を二本へし折られ、カメラを盗まれた。また小さな隠しカメラのレンズをヤスリでこすってダメにしていった。
 土地に10台も監視カメラを設置していても、深夜に平然と侵入してきて写らない。
 赤外線を検知する道具を持っているようだが、それにしても尋常なスキルではない。

 こんなこと、普通の人間ではできない。たくさん設置してある監視カメラを見ただけで、警戒して侵入しないはずだが、それを平然と無視し、絶対分からないように設置した隠しカメラまで見つけ出して、盗んでゆくのだ。
 これほど、自分の侵入技術に対し、自信に満ちた泥棒がいるだろうか?

 Aの自分に対する恐ろしいまでの自信は、まさにFBIプロファイリングに描かれている、連続凶悪殺人犯のものに一致している。
 だから私は、Aが、この過疎の田舎に隠れ住んでいることの意味は、若いうちに、凶悪な強盗殺人のような事件を重ねて、今隠れているのだと確信した。

 Aの侵入スキルは、まるで芸術だ。Aは犯罪者にならなければ優れた画家にでもなったかもしれないと思った。
 そして、もの凄い警戒心を持っていることも凶悪犯罪者の特徴だ。絶対に尻尾を出さない。
 Aは、私から何かを盗むと、数日以内に往復5時間くらい車で外出する。それは愛知県小牧市春日井市、あるいは豊明、知多などの距離に相当する。

 プロの強盗、窃盗犯は、必ず住居とアジトを別に設定しているといわれる。
 それは、ガサ入れされたとき証拠を残さないためだ。だから、私はAのアジトが片道2時間程度の場所にあると予想した。私から盗んだ工具や包丁などを、そこに運び込んでいるはずだ。
 私は、最初、Aが盗んだ工具類を近所の古道具店に持ち込んで金に換えていると予想し、近隣の古道具専門の工具店をしらみつぶしに探したが、ひとつも見つけることができなかった。

 そこで、アジトに運び込んだと考え、Aの車にGPS発信器を取り付けた。だが、Aは、日常的な生活範囲から出ることはなかった。オークワなどのスーパーと、近所の床屋、病院しか行かない。
 私は、AがGPSに気づいて、気づかないふりをしているだけだと確信した。それほど自分のアジトを隠したかったのだ。それはAの窃盗団仲間を守るためだと思った。
 Aは、自分の仲間を守る意識が非常に強い人物なのだ。泥棒共同体だから当然だが。
 
 Aが当地に移住してきたのは、登記記録から2002年前後だが、それ以前の住居を調べていて、小牧市北外山に同姓同名の人物の記録があることを見つけた。
 もしかしたら、これがAのアジトかもしれない。ちょうど2時間くらいの場所だ。
 当時の窃盗強盗殺人など犯罪記録を調べたかったが、個人情報保護法の高い壁に阻まれて、新聞記事の検索以外、不可能に近かった。

 だが、Aと思われる人物が、天白区植田付近で、前を走っていたバイクをはねて運転者に乗り上げて轢き殺した記事を発見した。普通は運転者を死なせるなんてありえない追突事故だった。
 傲慢で周囲が止められないほど激昂するAなら、やるだろうと思った。

 Aは尾張小牧ナンバーの車に乗っていた可能性がある。
 近隣の未解決事件を記事から調べてゆくと、犯罪史に残るほど残酷で超凶悪な未解決事件があり、その唯一、明らかになっている証拠が、尾張小牧ナンバーの車だった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E6%98%8E%E6%AF%8D%E5%AD%904%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 このとき、すでにAは蛭川に住んでいるのだが、もしアジトを小牧市に残してあったとすれば話は別だ。まあ、個人情報を厳格に調査できれば真偽も判明するのだが。今は勝手な想像に委ねるしかない。

 問題は、Aの一連の姿勢、体格、深夜に我が家に侵入しようとしてセンサーライトに照らされると若い陸上選手のように逃げだす体力などを見ると。Aが普通の生活を送ってきた80歳近い老人には、とても見えなかった。
 若い頃から、体術に関して特別な訓練を受けた人物であろうと確信した。
 Aは、当時、杖をついて歩いていたが、よく見れば、杖が必要な歩行姿ではなく、お飾りにすぎないことが分かる。たぶん、防衛用の武器なのだろう。
 https://www.youtube.com/watch?v=WW-f-NjGGG0&ab_channel=%E3%81%82%E3%81%BE%E3%81%A0%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%8B%E3%81%84

 これほどの体力、侵入スキルを見る限り、Aは特殊な訓練を受けている。おそらく、それは自衛隊の特殊部隊だろうと思った。
 また、警官の前で、まったく別人のように人相を容易に変えて、気弱な老人に変身してみせる演技力も、普通の生活を送ってきた人には不可能だ。
 若い頃から、人を欺す経験を数え切れないほど繰り返していなければ無理だ。
 いったい、そんな特殊な人生とは、何なのか?

 そもそも、上の豊明母子殺人事件を見ると、何一つ後ろ暗いものがない健全な4人家族を、サバイバルナイフとバールで女子供ばかり殺害している。
 こんなこと、普通の犯罪者にできるものではない。特殊な経験を重ねて人殺しに自信を持っている人物でなければならない。

 「サバイバルナイフでの殺人訓練」を毎日行っている組織がある。それが自衛隊だ。
 あと、こんな殺人を平然とこなし、被害者の悲鳴に気づいた住民の気配を察して、家捜しを諦め、母親の財布から中身を奪っただけで、悠々と脱出できるスキルも、尋常ではない。これは殺人に手慣れた暴力団員か、元自衛隊出身者しかない。
 それ以外では、中国人犯罪集団しかないと確信している。中国では、この種の強盗殺人専門集団(幇)がたくさんあると聞いているし、その一部が日本に研修生として入国している姿を自分の目で確認している。

 2005年の郡上和良一家強盗殺人事件は、私には文句なしに中国人犯罪者によるものに見えた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A1%E4%B8%8A%E5%B8%82%E5%92%8C%E8%89%AF%E7%94%BA%E5%A4%AB%E5%A9%A6%E5%BC%B7%E7%9B%97%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 FBIプロファイリングによれば、この種の普通の生活者には絶対に不可能な凶悪犯罪は、殺人と自分の身元隠しスキルに絶対的自信を持って、強烈な自尊心を持っているものだけが可能であるという。
 Aは、まさに凶悪殺人のプロファイリングにぴったり適合する人物だ。こんな特殊な人物を、私は人生で初めて出会った。

 私の車が8回もネジをねじ込まれてパンクさせられたのが2018年、その頃は、我が家の前をAが頻繁に歩いていて、当時の動画をたくさん保全してある。
 それから6年も経ているのに、Aは、まだ我が家の近所に住んでいるままだが、この一年間というもの、昼間、出会うことはなくなった。

 私も、もしも道端で出会ったなら、自分が何をするか分からず、不安だったが、とにかく姿を見せないことでほっとしているのだが、彼は深夜、誰にも発見されないように出歩いているようだ。
 もし自分に自信があるなら、正々堂々と昼間歩けばよい。だが隠れたままだ。

 私は、FBIプロファイリングにもある、幼少期からのAの人生を知りたい。普通は、この種の犯罪者は、幼少期にトラウマになる悲惨な体験を繰り返しているものだ。
 あの傲慢で激昂するパーソナリティが、どうやって作られたのか? それはAの両親や兄弟、育った地域を調べなければ分からない。

 Aには大学教授でも務まるほどの知能がある。もしも普通の人生を歩んでいたなら、相当に尊敬される立場になっていただろう。だが、彼はプロの犯罪者になった。いったい、どこが分かれ道だったのか?