医学界には、病気を診断し、治療するためのプロトコルがある。ほとんどの医師は、プロトコルを参照し、手順に従った「治療」を行う。
 そうしないと、誤診や誤治療で患者を傷つけたり死なせたりしたとき、責任を問われることになるからだ。
 最近では、以下のような恐ろしいニュースがあった。

 【あ然】「手術は早くしたほうが良い」関わった8件で患者2人死亡・6人に障害…赤穂市民病院・松井宏樹被告(46)在宅起訴 別の医師からは“技量”に疑問の声 2024年12月27日
 https://www.fnn.jp/articles/-/808535

 こういう「医療事件(事故ではない)」が起きたとき、犯罪性・過失性の判断、評価の基準になるのが確立されたプロトコルで、これから、どれくらい外れた「治療」をしたのかが問われる。もし外れていなければ、患者を殺してしまっても、責任を問われることはない。
 だから、大半の医師が、プロトコルを厳守し、それを踏み外すことを恐怖する。

 私の母は、96歳で、名古屋城に近い老人施設に収容されていたが、長らく肺疾患が続いていたので、担当医は、肺穿刺細胞診検査を行った。
 96歳で体重30Kgに満たない、体力のない老女に肺穿刺を行えば、死ぬに決まっている。
 母は4日後に死亡した。私には殺人にしか見えなかったが、介護を独占していた医療検査技師だったはずの妹は、医療に無知で容認同意してしまった。
 もちろん医師に責任は一切問われなかった。プロトコルだからだ。

 医療プロトコルが本当に、長い医療の歴史の経験値からの合意であるかは疑わしい。医療界に君臨する「権威」の鶴の一声で定まる、合理性に疑問が残るプロトコルが溢れているからだ。
 しかも、それは患者の多様性に対応することなく、機械的に遵守され実行されてしまうことが多く、たくさんの患者がプロトコルによって殺されているとしか思えないのだ。

 医療界には民主的な人間関係ではなく、儒教的な序列主義が幅をきかせているようにも思える。だから権威主義の風が吹いている。
 医療は絶対ではない。たくさんの間違いを含んでいるという謙虚さが見当たらないのだ。
 患者は、あまりにも多条件、多様で、定まったプロトコルをそのまま適用することが、良い結果を生むことなど実は少ないのではないか?
 
 私自身の病気からいえば、間質性肺炎のプロトコルは、以下のPDFに書かれている。いかにも権威主義的で、発病者に対する同情や、優しさが感じられない。
 https://is.jrs.or.jp/quicklink/journal/nopass_pdf/043030179j.pdf

 こんなプロトコルを機械的に間質性肺炎の患者に適用したなら、体質や病状によって、必須とされているX線CTスキャンや肺穿刺細胞診で、逆に、肺穿刺やCTを原因とする急性憎悪=サイトカインストームが起きて、患者を殺してしまうケースが多数報告されている。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E6%94%BE%E5%87%BA%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4#%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%A0

 私は、このことを知っていたので、病院での医療を嫌悪し拒絶した。
 何より、私は放射線生物学を学んでいたので、胸部CTスキャンの一回当たりの被曝量が20〜30ミリシーベルトであることを知って恐怖した。
 場合によっては、癌のイニシエーションになる被曝量だったからだ。

 (間質性肺炎の肺癌罹患率は、健常者の20倍といわれるが、私はCT検査が原因ではないかと疑っている。)
 もちろん医師の大半が1980年代、医学カリキュラムから原発推進目的で医師を無知に置いておくために、被曝カリキュラムが削除されたため、その事実を知らず、30ミリシーベルトの被曝でも安全と信じ込んでいる。

 日本産科学会は、超悪質で、器官形成期(8〜15週齢)胎児に対しても100ミリシーベルトの被曝で何も起きないとデタラメなデマを国民に強要している。
 https://www.jaog.or.jp/sep2012/News/2011/sinsai/fukusima_0319.pdf

 だが、広島長崎の被曝調査を行った米軍ABCCの後継機関である放射線影響研究所は、器官形成期胎児が5ミリシーベルトの被曝を受けると、4.4%に重度知的障害が発生すると調査結果を明記している。
  https://www.rerf.or.jp/programs/roadmap/health_effects/uteroexp/physment/

 医療が信用できないというのは、まさに日本産科学会の寺尾俊彦のような医師がいるからだ。
 また東京医療保健大学教授の伴信彦(原子力規制委員)が、福島県民に年間20ミリシーベルトの被曝を認可したり、「福島では小児甲状腺ガンが一人もでない」と発言したり(実際には30万人中450名が悪性甲状腺ガンに罹患した)、福島県被曝地の子供たちを安全地帯に避難させない、「エートスプログラム」を、フランス・アレバ社顧問のジャック・ロシャールと共同で推進した。
 福島の星病院理事長、星北斗が、原発放射能と甲状腺ガン多発は何の関係もないと決めつけていることも知られ、彼は東電と政府の責任を転嫁隠蔽した功績で国会議員になった。

 このように、日本の医学界は、虚偽・欺瞞に満ちている。
 だから、私は医療を信用せず、可能な限りの自家治療を行っている。自分の間質性肺炎=肺線維症については、医学界はステロイドやニンテダニブの治療によって最大5年の余命しか報告していないが、私は、唯一の治療手段と信じた「呼吸トレーニング」(毎日5Km、高低差100〜200mを歩く)によって10年の延命を勝ち取っている。

 ただ、私は医療を信用できないせいで、今や全身に4カ所の偽関節を抱えてしまったが。
 私の偽関節は、2011年2月にブラックアイスバーンでスリップ事故を起こしたことが原因だが、救急車で連れて行かれた東濃厚生病院で、担当の整形外科医だった磯部という医師が「態度が悪い」とかいう理由で、手術を拒否したためだ。
 私が痛風で拡大変形した足の親指関節を示して、アロプリノール処方を求めたのだが「そんなもの検査をやるまで分からない」と拒否したことが原因だった。
 痛風足を見せても信用しない、この男、本当に整形外科医なのか? とびっくりした。

 それから、私は子供の頃から急性膀胱炎以来、軽度の腎不全が続いていた。痛風もそのせいだ。長じて、酒とつまみのせいで痛風腎に近い状態になり、腎機能が低下したまま今に至っている。
 ところが、腎不全の治療プロトコルは、「安静第一」で、激務は禁止されていた。
 だが、私は1990年に日本百名山を完登するなど、登山に狂いまくっていた。

 腎不全の治療プロトコルに反した人生だったが、とりあえず終末を迎えようとしているのだが、実は、「安静第一」のプロトコルが大きな間違いで、腎不全は運動によって改善するという新たな指針が作られている。
 
 2022年12月14日 腎不全の運動制限、今と昔でこんなに違います
 https://www.toseki.tokyo/blog/renalfailurelit/

 新しい腎不全の治療プロトコルは、安静にせずに、運動によって全身の循環を高め、腎臓への血流を増やすことで、腎機能の自主的な回復を促すというものだ。
 医療界のこれまでのプロトコルは真っ赤なウソだったのだ。

 もっとも代表的な医学プロトコルの巨大な過誤は、一般の創傷治療で、「消毒ありき」という常識だったものが、今では「消毒せず、洗浄だけで幹部を密封して放置する」というものに代わっている。
 我々が子供の頃、怪我をすれば消毒というウソの知識で、赤チンやヨーチン、オキシフルに頼っていた治療方法は、すべて無意味なものだった。
 http://www.wound-treatment.jp/title_heisa.htm

 この新たな「湿潤療法」の普及によって、日本の医薬品産業にも巨大な影響が押し寄せ、赤チンは消えてしまった。
 つまり、医学は権威をひけらかしながら、ウソばかり押しつけてきたのだ。

 最大のウソは「癌治療」だった。
 癌治療の大半が、癌を悪化させていたことをとりあげた著書や論文は多い。
 https://store.shopping.yahoo.co.jp/netoff/0011787623.html

 たとえば、20年前まで、癌患者末期では、抗がん剤によって食欲がないことで大半の患者が栄養失調に陥り、癌よりも栄養不良で死ぬことが多かった。
 今では、癌患者には抗がん剤よりも栄養療法の方が大切になっている。適切な体力によって免疫力を向上させることの方が、抗がん剤よりも大切だったのだ。

 また腎不全と同じで、運動によって循環を高めることの方が、抗がん剤よりも治療効果が大きかったのだが、医師は、それでは医療の価値が下がると思い込んで、そうした考えを否定してきた。

 実は、癌患者には「自然治癒」の実例が多数ある。
 https://www.youtube.com/watch?v=IlDolmd1Bxk

 ポイントは、自然界で癌細胞を本当にやっつけてくれているのは、放射線でも化学抗がん剤でもなく、実は、自身の免疫作用だった。
 そこで自然治癒の実例を調べてみると、癌患者が創傷や他の病気によって免疫力を向上させたとき、一緒に癌細胞もやっつけて癌細胞が消失してしまったケースが多数報告された。

 昔から、「痛風患者が癌にならない」と噂されてきたが、その本質は、痛風患者は全身の関節で炎症を起こしていて、普通人の何倍もの免疫物質を産生していることが関係しているのかもしれない。
 こうして考えると、癌の本当の治療法は、体内の免疫を上げることであって、そのために、他の病気や怪我が役に立ったりする場合があるということだ。

 ところが、癌の免疫療法は丸山ワクチン以来、たくさん出現しているのだが、一向に普及しない。
 最大の理由は、医師が「治してやった」と言いにくいことや、製薬企業が利権を享受できないことに尽きる。
 医療問題の本質は、医師が利権に依存する体質にあることが、はっきりと分かるのだ。