これまでも、私のブログの命題として、現代文明の虚構性を繰り返し指摘してきた。この文明の本質は脆弱であり、一瞬にして滅び去る性質を持っていると書き続けてきた。
 現代文明を絶対価値と勘違いしている人たちは、一瞬で虚構を剥ぎ取られ生身=本質だけの世界に叩き落とされる。右往左往しても、どこにも救いの手は存在しない。

 だから本当に大切なことは、科学技術ではなく、生身の人間が原始的に生存するスキルを磨くことだと書いてきた。
 それは、まず長距離を歩く能力、土を原始的な道具で耕す能力、作物に愛情を注いで育てる能力、たき火などで保温し、太陽光から身を守り、子供たちをのびのびと遊ばせて育てる能力であると指摘してきた。決してAIに依存することではない。
 ちょうど、ネアンデルタール人や縄文人のライフスタイルだ。

 ほとんどの人々は文明への強い信仰に生きているので、私の書いてきたことを嘲笑してきた。私は相手にされなかった。だからアクセス数も減る一方だ。
 現在、どっぷりと浸かりきっている自動車移動、交通機関、電気社会、国家による教育体制や医療など社会保障が、一瞬にして失われ、我々は裸一貫で、今日の食料のアテもないまま荒野に放り出されるというのが、私の主張だったのだが、ほとんど誰も相手にしてくれなかった。
 私のブログは、ろくに見向きもされず、無価値だと言われた。

 「文明の崩壊など起きるはずがない……」という根拠のない勝手な思い込みに、人々は呪われ続けてきたのだ。
 この体制が簡単に変わるはずがないと信じているから、「強い立場について行けば安心だと信じた烏合の衆」が、自民党や保守政党、そして資本主義体制を支持してきた。
 だが、それは、たかだか数百年の経験則であり、そのなかにも、短期間での人類滅亡を示すヒントが、たくさん隠されていたことに気づく人は少なかった。

 地球文明が、一瞬=数日〜数十日程度で滅ぶという根拠は、第一に太陽活動である。
 現在起きている気候変動=温暖化を人間活動による二酸化炭素のせいにして、それをビジネスにしているのがユダヤ金融資本だが、温暖化の本当の原因は、実は二酸化炭素ではなく太陽活動の変動と都市熱の増大である。
 二酸化炭素の増加は、温暖化の結果、海水中の二酸化炭素が大気に放出しているからにすぎない。これも私は10年くらい前から書き続けてきた。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828212.html

 太陽活動は、数百年毎に寒冷化と温暖化を繰り返している。だから、現在は、300年ほど前に起きたマウンダー極小期が再現される可能性が強く、温暖化ではなく寒冷化に向かっているというのが太陽観測者の常識である。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E6%A5%B5%E5%B0%8F%E6%9C%9F

 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5835586.html

 地球は2030年からミニ氷河期に入るのか? 2019.6.26
 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/062500060/
 
 気象学者たちの間では、もう数年後から地球が小氷期を迎えるという予測が常識になっている。
 しかし、現在、不可解な温暖化があって、厳冬とはほど遠いのだが、これも、2004年や2010年〜11年にあった不可解な温暖化と似ていて、2004年には年末にスマトラ大津波が起きて50万人が死亡した。2011年には東日本大震災が起きた。
 たぶん、今年も似たような地殻変動が起きると確信している。それは南海トラフ巨大地震だ。

 地球は、マウンダー極小期の再来を経て寒冷化してゆく。2030年からは厳冬が続き、200〜300年くらい前にあった食糧危機、大飢饉の連鎖が再現される。
 有名な天明大飢饉は243年前に起きた最悪の飢饉で、この前後数十年にわたって、火山活動などによる気象災害が続いた。
 



jinkousuii

 上のグラフが、日本人口の長期的推移で、1700年頃から1900年頃まで、200年近くにわたって人口増加が停滞していることが分かる。
 徳川吉宗が亨保の改革を開始したのが1716年で、度重なる飢饉によって農業生産量が減少したことで、家康が定めた四公六民の配分を五公五民に改め、これにより全国に百姓一揆が頻発するようになり、吉宗は農民たちの怨嗟を受けるようになった。

 これが、マウンダー極小期による地球寒冷化と一致しているのは一目瞭然で、外国でも1845年頃、アイスランドで馬鈴薯飢饉が起きて、全滅に近い状態になっている。
 この原因は、1783年当時、ラキ山による巨大噴火による二酸化硫黄噴煙が太陽光を遮り、約半世紀にわたって激しい火山活動が続いたことだったといわれる。
 https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/calendar/358/#:~:text=1783%E5%B9%B46%E6%9C%888%E6%97%A5%E3%80%81%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%8D%97%E9%83%A8%E3%81%AB,%E4%BA%BA%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%8C%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

 1783年、浅間山もとてつもない大噴火を起こし、同じように二酸化硫黄ガスが成層圏大気を覆い、大飢饉をもたらした。この噴火プロセスと天明大飢饉は、ぴったり重なっている。
 1991年、フィリピンのピナツボ火山が大噴火を起こし、天明浅間山噴火と似た、農業災害を引き起こした。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%8A%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%9C%E5%B1%B1
 このとき、私が記憶しているのは、吉野家の牛丼の米が韓国米に変わり、ひどくまずくなったことだ。韓国は最低の家畜米を日本に緊急輸出したようだ。

 最近でも、2022年1月に、フンガトンガの巨大噴火があったが、これはピナツボ噴火を上回る規模ではあったものの、二酸化硫黄ではなく水蒸気が主体だったことで、それほど深刻な気象災害には至っていない。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/2022%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%95%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AC%E5%99%B4%E7%81%AB

 実は、地球文明にとって、本当に危険な問題は、太陽活動のなかで、極端な黒点フレアが出現することである。
 以下に藤井聡チャンネルの、太陽フレアによる 文明崩壊の危機を警鐘するコンテンツを紹介する。
 これは、一瞬にして(わずか数日で)、人類が文明による恩恵を剥ぎ取られる危険性を示したものだ。

 地球規模の停電が起きる?誰も知らない太陽フレアの脅威(京大レジリエンスフェスティバル:自然災害レジリエンス:柴田 一成 教授)
 https://www.youtube.com/watch?v=gCwDAd6CBYc

 巨大な太陽フレアによる誘導電流で地球文明の9割を占める電気文明が崩壊するという問題は、私のブログで、何十回も書いてきた。
 天文学者たちは、現代コンピュータ文明を破壊するに十分なエネルギーを持つ最大級の黒点フレア活動が10年に一度太陽で発生していると指摘した。
 電気文明を完全破壊する規模のスーパーフレアも100年に一度起きているとした。
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241214/k10014667571000.html
 https://sorae.info/astronomy/2019_6_12_superflares.html

 ただ、フレアの巨大な荷電粒子の流れには方向性があって、たまたま、これまで地球を直撃していないだけのことだ。直撃すれば、荷電粒子が地球(極地に近いほど激しくなる)を取り巻き、地表にもの凄い誘導電流を発生させ、電気的施設を破壊する。
 長い金属ほどサージ電流が大きくなるので、主にコイルが破壊される。
 ICコンピュータは、回路が細くサージ電流によって破壊されやすい。

 過去最大のフレア直撃は、1859年のキャリントン事象で、このときの規模はX40程度と推定されている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/1859%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%B5%90
 当時、始まったばかりの電気供給施設や電線が火を噴いたと報道されている。

 1989年に起きたケベック大停電は、X15程度と推定されている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/1989%E5%B9%B43%E6%9C%88%E3%81%AE%E7%A3%81%E6%B0%97%E5%B5%90
 このとき、まだ人類はマイコンを電気回線に組み込んでいなかったので、主な被害は電気供給施設のトランスやモーターだった。

 このとき、アメリカの原子力発電所が、磁気嵐の直撃によるサージ電流から変圧器が破壊され、メルトダウン寸前の危機的事態に至ったと藤井聡チャンネルの動画が暴露している。
 https://www.youtube.com/watch?v=gCwDAd6CBYc
 この事実は、私も知らなかったので、これを見て本当に驚愕させられた。これまでケベック大停電での原発巨大事故がメディアに隠蔽されていたのだ。

 上のリンクで22分頃から、「人工衛星にフレアが直撃し、衛星が破壊され、有人なら飛行士が死んでしまう」。
 23分、ケベック州で、600万人が変電所のトランス破壊で、9時間の停電に遭った。
 23分40秒、「ニュージャージー州の原発の変圧器が完全破壊され、冷却機能を失ってメルトダウン寸前に追い込まれた」
 25分、1994年、リレハンメルオリンピックのNHK中継が遮断された。
 26分、2022年2月、スペースX社のスターリンク衛星、40基がフレア直撃によって破壊された。ドローンにも大きな影響を及ぼす。

 上に紹介された事象は、たかだかX15以下のフレアによるもので、実際にはX100クラスのフレアが10年に一度発生していて、これまで地球を直撃しなかった(とはいっても、フレアの観測が始まって100年も経ていない)。
 明治以前には、電気的な施設がほとんどなかったので、フレア直撃が起きても、日常生活には支障が少なかったが、今は事情がまったく違う。

 我々の生活インフラのほとんど、水道ガス電気には、すべてマイコンチップが利用されているため、X40以上のフレアが直撃すれば、ほぼ壊滅すると考えてよい。
 一瞬にして、人間社会は明治時代以前に戻されるのだ。
 車も耕運機も、インターネットやコンピュータはおろか、インフラのすべてが使用不能になるので、明治時代よりも桁違いに深刻な生活崩壊が起きる。
 米軍の試算によれば、電気的なインフラ崩壊が起きると、復旧に数十年かかり、住民の9割は死滅するとされた。
 
 これは、もちろん、ロシアや中国が配備しているEMP核爆弾によっても、同じ結果がもたらされる。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6081113.html

 藤井聡チャンネルで、柴田一成教授が、もっとも深刻に受け止めているのが、X10〜100クラスの太陽フレアが、原子力発電所のインフラを直撃して、巨大放射能事故を引き起こすことだ。(30分30秒あたりから)
 人類は、太陽活動の本当の脅威に晒されたことが、まだわずかしかない。
 だから、一瞬で破壊される、その恐ろしさに気づかないまま、マイコンを利用した電子社会、AI社会にしてしまっている。

 だが、それはとんでもない間違いだ。10年に一度発生しているX100フレアが地球を直撃した場合、ほとんどの原子力発電所がメルトダウンして、人類を滅亡させる可能性が強いのだ。
 人間は、科学技術を信仰するのをやめて、明治以前の原始的な人間力を大切にする絶対的な必要がある。

 X100フレアの地球直撃は、今日明日に起きても何の不思議もない。
 だが、それへの備えは、ゼロといってもいいほどで、人類はなすがままに太陽風の呪いに翻弄されてゆく運命なのである。