昨日、地域で一番安いカネスエスーパーで米価を見たら、8Kg、6000〜7000円くらいだった。10Kgでは高くなりすぎて誰も買わないので、8Kgという見たことのない重さで売られていた。1Kg1000円を超えるのが普通の価格のようだ。

 昔は、我々貧乏人用に、「標準米」という安い古米が用意されていたのだが、探しても見当たらなかった。我が家は、標準米くらいしか食べられなかったが、母の新潟の実家がたまに送ってくれた米は、まるで、まったく別の食品に思えた。

 昨年12月の米価、全国平均は5Kgで3679円だ。10Kgで約7300円程度。
 わずか一ヶ月でまた上がったのだ。
 https://www.jpmarket-conditions.com/1002/

beika suii














 2015年は、おおむね5Kg1800円程度だったので10年で、ちょうど2倍になったことになる。
 それでは、米価の高騰は、農作不振のせいなのか?
 私の住む中津川市では、そんな情報は存在しない。出荷量は、10年前から大きくは変わっていない。農家の老齢化、農業離れが出荷減少を招いているのは事実だが、米価が二倍になるような不作は起きていない。
  https://www.kubota.co.jp/kubotatanbo/data/yield.html

 確かに、数年前から異常気象の酷暑によって、米の品質低下(等級低下)が起きているという報告が多数あるが、出荷量が落ちているという報告は少ない。

 また、カリフォルニア米や、ベトナムなどのアジア米の不作の報告もなく、日本米の高騰の結果、外国米の比率が上がっているのだという。
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2+%E7%B1%B3/

 すると、日本の米は、流通経路のどこかで、競争原理の働かない買い占めと暴利上乗せが起きている可能性が強い。
 米を買い占める権力を持った誰かが、暴利を貪るために米を買い占めているのだ。

 阿修羅掲示板から記事を引用する。
  米の値上がり、本当の理由(「農協が悪い」「農水省が悪い」と犯人を断定してぶった切る記事は要注意)
http://www.asyura2.com/23/lunchbreak55/msg/854.html
投稿者 イワツバメ 日時 2025 年 2 月 03 日 21:45:45: HgyWN4ntPT..o g0ODj4Njg2@DgQ
 
「米が高くなったのは、農協と農水省が悪いから」という記事⬇️              https://president.jp/articles/-/86548
けれども、これは本当ではありません。 日本農業新聞によると、農家が農協に米を売る価格は、60キロ当たり4000円ぐらい増えています。
https://www.agrinews.co.jp/news/index/257569

 けれどもこれは、ガソリンや農業資材が値上がりしているから、当たり前のこと。 本当の理由は、強気の民間が、農家から直接高値で購入しているから。
  https://www.agrinews.co.jp/NAViH_S/NAViih#sec_page_paper_detail

 2024年10月1日付 日本農業新聞東北版によると、農協が1万6千円台で購入するお米を、2万4千円台で買っている、といううわさもあるとのこと。
 残念ながら、紙版でしか記事が読めない。なんでだろう…… 私が加入している生協では、農協が突然値上げを宣言。それはちょっと…と戸惑っている間に、農協が民間業者に米を売ってしまった。

 農協が膨大な在庫を前に困っている時、一括で買い上げたり協力してきたのに……という実話もある💦 だから「農協が悪い」「農水省が悪い」と犯人を断定してぶった切る記事は要注意⚠️本質から目をそらすためかもしれないよ。
      ↓
 https://www.youtube.com/shorts/6TZfg33-i_I(0:57)
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 引用以上

 2024.12.12 米の価格高騰で2倍、本当の理由…「今が適正価格、これまで安すぎ」を検証 ビジネスワールド
 https://biz-journal.jp/company/post_385522.html

 ここで、全国の農家に対して、米の集荷販売に大きな権限を持っている農協が、米価格に与えている影響を指摘する記事があった。

 だからコメの値段が下がらない、下げるつもりもない…JA農協のために備蓄米を利用する農水省の呆れた実態 「備蓄米の放出」を手放しで喜んではいけない キヤノングローバル戦略研究所 山下 一仁
 https://president.jp/articles/-/91011

 【コメ価格の高騰を受けて、農林水産省は政府備蓄米を条件付きで販売できるようにする考えを示した。これから価格は下がるのだろうか。
 キヤノングローバル戦略研究所の山下一仁研究主幹は「将来的に国が買い戻す条件付きでJAなどの集荷業者に販売するとなっている。
 放出してもいずれ市場から引き揚げるのであれば、コメの供給量は増えない。これでは米価を引き下げる効果はなく、国民は高いコメを買い続けることになる」という――。】

 どうも、米不足からではない米価高騰の背後には、農協と農水省の思惑があるらしい。
 なぜ、農協は、10年で2倍という高騰を前提に、米価を上げたがるのか? 農協には米価を支配できるだけの歴史と権限がある。

 農家は農協を離れられない事情がある。それは農協会員になっていないと営農資金の運営ができなくなるだけでなく、農産物の販売も農協を通さないと事実上、困難なのだ。
 かつては、農協の集約的取り扱いによって、バラバラだった販売体制を統合することで、農家経営を大きく合理化することに役立っていた。

 ところが、農協の力が強くなりすぎて、農家経営を強く束縛するようになってきた。
 たとえば、集団出荷体制とか、肥料や種苗の集団仕入れ、農業機械の借金とかだ。それらは、農協が加盟する「農林中金」からの借り入れ運用になっている。
 この縛りの苛酷さを嫌がって、農協離れを起こしている農家が増え続けている。
 https://agri.mynavi.jp/2021_05_24_157852/

 今の農協は、農家に寄り添う組織ではなく、農林中金の代理人として、金融事業を行うことが主力なのだという。しかも、農協は年々、まるで銀行のように、経営介入や取り立てが厳しくなっていて、農家の希望が反映される組織ではなくなっているといわれる。
 
 いったいなぜ、農協が、金融事業化しているのか? その背後には、農協を資金面で統括する農林中金の巨大な経営問題がある。農林中金は、投資運用に失敗し、普通の金融機関なら、とっくに倒産しているほどの巨額の負債を抱えているのだという。

巨額含み損の農林中金 その背景を検証へ 2024年10月3日 NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241003/k10014598321000.html

 【総資産およそ100兆円、市場での資産運用規模は50兆円超。日本有数の規模を誇る金融機関「農林中央金庫」が運用の失敗に苦しんでいます。巨額の含み損を抱え、来年3月期の最終赤字は1兆5000億円規模に膨らむ可能性があると発表したのです。
 国も有識者会議を立ち上げ、検証に乗り出すことになりました。金融危機でもないのに、なぜ巨額の含み損を抱えることになったのか。】

ついに「農協崩壊」がはじまった…農林中金「1兆5000億円の巨大赤字」報道が示す"JAと農業"の歪んだ関係 農協マネーを外国債投資で溶かした根本原因 プレジデントオンライン(2024年7月3日)
 https://cigs.canon/article/20240712_8208.html

 農林中金の経営者は、かつて大半が農水省からの天下りで占められていた。それを批判され天下りが影を潜めたように思われたが、再び、いつのまにか農水省の天下り巣窟になり、農水次官の上野博史が、理事長に就任していた。
 ところが、リーマンショックで、サブプライム債権を抱え込んでいた農林中金が経営危機に追い込まれ、理事長を退任させられた。

 経営危機を受けて、生え抜きの河野良雄という人物が、今度は、まるで中国の官僚のように、内規を無視した独裁権力体制を敷いた。
 この河野時代、農林中金は、リーマンショックを反省することなく、ハイリスク・ハイリターンの投資債権ばかり追求し、外国債券を買いあさった。

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 上は、2024年度だが、運用資産の42%、24兆円が「外国資産」になっている。
 「外国」とは聞こえが良いが、実は、農林中金がサブプライム債権と同様に、中国の鬼城マンション債権を買いあさっていると、宮崎正弘が数年前に暴露したことがある。

 つまり、24兆円の大半が、回収不能であることを意味するのである。
 だが、農林中金経営陣は、外国債券の大半が中国債権であることを必死に隠している。中身を絶対に公表しないのだ。しかし、24兆円もの債権を買うほどの相手は中国鬼城マンションしかありえない。
 だから、1兆5000億円というのは、本当の不良債権の1割も反映していない。ということは、もう農林中金と傘下の農協には延命の見込みが存在しないことになる。

 今、農林中金は、表向き1兆5000億円、本当は20兆円を大きく超える負債を、どうやってごまかそうか必死に喘いでいるのだ。
 今回、農協が、とりたてて大飢饉が起きているわけでもないので、米価を二倍に引き上げた理由は、結局、農林中金の取り返しのつかない破綻を補填する以外の説明ができないのである。

 もしも、経営がまともであれば、国民生活を窮地に追い込み、エンゲル係数を、1960年代なみに貶めるような施策を行うはずがない。
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA062LT0W5A200C2000000/
 
  https://kansai-sanpo.com/kome-norinchukin2025jan/
 農林中金が債券運用に失敗し、2兆円の赤字を出したことで、農協から1兆3000億円の増資を受けることになった。ところが、農協にとっても、簡単に出せる金額ではない。
 そこで、農林水産省の官僚が、米価を上昇させ、農協を儲けさせることで、出資金に充てるというスキームを考え出した可能性が強い。

 農林中金の運用資産は56兆円、うち31兆円を債権で運用している。(外国42%、国内14%)
 金利が上昇すると、含み損が発生する。含み損が2兆円を超すと、自己資本比率が手化し、BIS=バーセル規制に抵触し、国際的な取引が制限される。言い換えると為替銀行としての機能を奪われる。

 このため、保有債券を売却し、金利の高い債権に乗り換えなければならなくなる。
 だが、2兆円の損失が発生し、自己資本では耐えきれないので、農協から1兆3000億円の増資を受けなければならなくなった。
 農林中金は、当座、米国債を10兆円売却と昨年6月に報道されている。

 昨年8月に、政府備蓄米放出要請があったのだが、坂本農水相は、これを拒否した。
 その本当の理由は、農水相が農協に米価で儲けさせて農林中金の危機を救わせるということだったようだ。
 これが、我々が今苦しんでいる米価高騰の本当の理由である、

 つまり、農林中金が中国債権に20兆円規模で投資し、その大半が返済不能になる可能性が強く、農林中金も農協も破綻することが避けられない情勢なのだが、今は、農林中金は口先で、赤字額は1兆5000億円とウソをついて、農協からの1兆2000億円の借り入れで解決できるような口ぶりだが、本当の債務不履行は、これからやってくる。

 中国の金融機関の大半が崩壊し、農林中金が持っている中国債権の大部分が、もはや返済の目処もなく、破綻してゆき、農林中金の20兆円規模の超巨額赤字が隠しきれなくなり、農協共々破綻に追い込まれる。

 実は、中国の絶望的な不良債権を掴まされている日本の金融機関は、農林中金だけではない。一番、恐ろしいのは、ゆうちょやカンポ、「五頭のクジラ」投資集団が、どれほど中国債権を持っているのか公開されていないことだ。
 おそらく、公表されていない「外国債券」の半分以上を、ハイリターンの大好きな投資集団が買い込んでいる可能性が強い。

 つまり、中国の経済破綻が、日本経済をまともに襲ってくるのである。
 これが森永卓郎が予告した、「ニューデール危機を超える世界経済危機」の引き金になるのかもしれない。