私は、まだ一カ月ほど前に、LA警察官のユリさんとか、深田萌絵さんを知ったばかりで、その正義感に共鳴するところもあり、動画に拍手したのだが、コンテンツを見ているうちに、二人とも熱烈なトランプ支持者であることが分かった。
 https://www.youtube.com/watch?v=95FSybL2Ks0

 それがわかって、その愚かさに私はショックを受け、もう二人を支持することはできないと思った。
 私はトランプがメディアに登場した2016年の段階で、この男は、「17世紀帝国主義者の強欲価値観」を持った、サイコパス人格であって、世界を戦争に導くことしかできない悪魔の側の人間だと確信した。

 その後、過去9年近く、熱烈なトランプ妄信者がネット上に頻繁に登場してきた。例えば、櫻井よしこ、木村太郎、上念司、堀江貴文、渡邊哲也、古谷経衡、フィフィ、浅香豊…。

トランプを熱烈に支持する日本人たち。熱いエールを送る理由とは
  https://nikkan-spa.jp/1718831/3

 共通するのは、強硬な反共派、保守派であることと、安倍晋三応援団だったということだ。当然ながら、ほぼ全員が原発推進なので、子供たちの「安全で持続可能な未来」を直視する人間性ではない。
 トランプを支持する以上、ゆりさんも萌絵さんも、原発推進なのだろう。探したが、原発関連の発言を見つけることはできなかった。

 ITやAIをメシのタネにするということは、科学技術に幻想を抱いていることを意味していて、当然、核開発、核融合が人類の未来を拓くかのような幻想に囚われているだろう。
 トランプも、原発建設を再開すると宣言したばかりだ。
 
トランプ氏、原発推進を大統領令で指示−世界のリーダー復帰目指す 2025年5月24日
  https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-05-23/SWQ989DWRGG000

 AIのような先端技術や原発、核開発が人類を救うかのような幻想に囚われた人たちが、トランプを支持し、かつ一人一人の人間が良き人生を送ることよりも、国家が繁栄し、その威光、優越感を世界に誇ることが好きな人たちである。

 国家や所属組織の名誉のために、個人を犠牲にすることもやむをえないと考える人たちである。人間よりも国家や組織を上位と信じる価値観だ。
 共通するのが、他人の人生に共感できないで、自分を飾り、他人に優越感を抱くことばかり考えたがる人たちであり、その性格を「サイコパス」と呼んでいる。

 ドナルド・トランプは、ビル・ゲイツと並んで史上最悪のサイコパスだと私は確信している。彼らに匹敵する人物といえば、ヒトラーやムッソリーニ、スターリン、毛沢東やポルポトが挙げられる。

 トランプは、ガザの大虐殺を全面的に支持してきた。
 ガザの地中海に面した海岸線を巨大な観光ビーチ=ウオーターフロントにする計画を立案したのは、娘婿のクシュナーだった。クシュナーは世界シオニスト会議の幹部といわれ、ネタニヤフの後援者である。

 ジャレッド・クシュナー、ウォーターフロント開発のためガザ住民の移転を要求(日時不明記事)
 https://ja.ehalal.io/jared-kushner-calls-for-gaza-residents-to-be-moved-for-waterfront-development/

 2025.02.27トランプが「ガザのリゾート化計画」をアピールするAI動画公開 金ピカのトランプ像も 
 https://forbesjapan.com/articles/detail/77431

 私が仰天したのは、トランプが、現在のガザの瓦礫に埋まっている数万人の遺体を、そのままブルドーザで均して、ガザ臨海地区を、巨大観光ビーチに作り替え、トランプホテルを建設し、黄金の巨大トランプ像を建設するという計画だった。
 このAIビジョンを、そのままトランプが保有するSNSトゥルース・ソーシャルで発表したのだ。

 この人間性は、まさしくこの世のサイコパスの究極といえるだろう。ナチスがT4作戦で40万人の自国民障害者をガス室に送ったのと同じ人間性だ。
 こんな記事を知りながら、なおトランプを支持する、LA警察官ゆりや深田萌絵は、いったい何を考えているんだ。
 本当にトランプの人間性を理解しているのだろうか?

 トランプ共和党政権の支持基盤は、アメリカ人の25%を占めるプロテスタント福音派である。
 トランプは彼らの洗脳された価値観に迎合するために、女性の人工中絶を全面禁止した。かかわった医師まで重罪で処罰している。女性の人権など、何の興味もない。

 トランプは、自身の先祖がドイツ系移民でありながら、移民を敵対視している。市民権を持っている者が85%、持たない者が15%。
 トランプは、白豪主義と同じ白人優位主義者なので、アジア系、ヒスパニック、黒人を敵視していて、可能な限り出身国に送り返すと主張し、選挙でトランプに投票した者でさえ、定住権を剥奪されて、強制送還の危機におびえている。
 強制送還の対象には日本人移民も含まれている。
 https://www.youtube.com/watch?v=_oadjeTL-iw&ab_channel=TBSNEWSDIGPoweredbyJNN

 このままゆけば、白人以外の移住者は、全員追放されるのかもしれない。
 現に、アメリカ経済を底辺で支えているのは、ヒスパニック系の移民であり、低賃金と重労働に耐えて、アメリカ社会を支えてきた。
 そのアメリカ社会の基礎をなしている人々を、大量にトランプが追放しはじめた以上、アメリカ社会全体が傾き、崩壊することは避けられない。
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/85720

 トランプの社会観は、1980年代、まだ30歳代のトランプが獲得した価値観を、そのまま40年以上も引きずっていて、ほとんど進歩していないのだ。
 ブラックパンサーやKKK団の時代の、人種差別観をそのまま引き継いでいる。
 今、アメリカ社会を底辺で支えているのが誰か、ほとんど見えていない。共和党の支持者やLA警察官ゆりの発想も同じだ。

 ゆりは、バイデンがアメリカを崩壊させたと言っているが、実はトランプの方が、はるかに激しくアメリカを破壊している。
 アメリカ社会が悪化した本質は、ユダヤ人金融資本による新自由主義思想が招いた、ものすごい格差社会なのだ。

 ユダヤ資本=GAFAMは、金持ちや特権者を徹底的に優遇し、底辺の人々を搾取することしか考えない。ちょうど、1920年代、大恐慌を招いた米国資本家たちと同じである。
 底辺の労働者に財政投資によって購買力を還流させる必要を訴えた需要最優先のケインズ経済学に激しく反発した。

 労働者は貧しくさせて資本家に依存させるべきであり、上から臨時の施しを与えることはあっても、労働者の需要を増すことは許されない。不景気は、資本家に投資し、生産力をあげて供給を増やせば自然に解決するという「セイの法則」古典経済学を強く主張した。
 これによってニューデール恐慌は絶望的結果を招いた。

 トランプも、そうした資本家の発想から一歩も進んでいない。トランプは、2017年にユダヤ教徒に改宗したユダヤ人なのだ。
 ユダヤ金融資本は、格差を拡大して、奴隷制社会の復活を望んでいるのであり、トランプは、その代理人なのだ。

 トランプは、パレスチナ先住民を全員、国外に追放し、パレスチナをユダヤ人の完全支配下に置くことを目指している。
 まさに、ゲルマン人の天下を目指したヒトラーと何一つ変わりない。
 しかし、ヒトラーも、T4作戦で親族の子がガス室に送られたことを知り、その中止を指示した。
 トランプも、アメリカ社会を底辺で支えているヒスパニックを追放して、社会を支えるものがいなくなったことを思い知らされ、自分の主張、「アメリカンファースト」がアメリカの真の破壊者であることを思い知るだろう。

 ゆりさんんも深田萌絵さんも、トランプの愚かさを理解できないなら、結局、人々の支持を失う結果しかもたらさない。

 トランプは、エプスタイン事件を引き合いに出して、自分が児童性的虐待や人身売買を阻止していると吹聴した。
 だが、それは真っ赤な嘘だ。トランプとエプスタインは数十年の親交があり、トランプは巨額の資金援助を受けていたし、エプスタイン性奴隷島に入り浸っていたことが暴露されている。
 https://www.youtube.com/watch?v=tIFOmNQOOYQ

 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6199388.html

 トランプは、過去に三回破産しているが、すべてプーチンFSB直営のベイロック社などから不審な援助を受けて立ち直っていて、事実上プーチン、ロシアのエージェントとして、ロシアの味方になってウクライナを弾圧する側に回っている。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6201548.html

 イスラエルが仕組んだ偽旗作戦 ガザ大虐殺の死者は10万人 2025年05月25日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6200508.html

 こんなトランプが、いったいどうすると世界の救世主になれるというのだ。
 ディープステートを潰すというのも真っ赤なウソであり、トランプはディープステートの正体である国際ユダヤ人金融資本に任命された大統領である。
 トランプやプーチンを持ち上げるような連中は、全員、サイコパスの仲間というしかない。
 彼らは、まさにルシファーの手先だと私は確信している。