私は1980年ころ、放射線管理資格を取得する目的で、放射線生物学を学んだんだけど、当時は、まだDNA理論が確立していない時代で、もっぱら染色体と被曝の関係がクローズアップされていた。
そのなかに、「染色体に対する放射線のダブルヒット学説」というのがあった。
放射線の繰り返し照射による染色体異常の蓄積性~線量率効果のメカニズムを考える~ 2018年7月2日
https://www.oita-nhs.ac.jp/site/daigakuanai/477.html#gsc.tab=0
https://www.news.johas.go.jp/faq/research/
これは、遺伝や細胞再生を担う染色体は、二重螺旋の構造をしていて、一本が切断されても、すぐにペア染色体が異常を起こした他方を修復するという生物細胞の基本的仕組みだ。
放射線被曝による染色体障害=細胞障害が発生するメカニズムは、修復を司どるペア染色体の両方が、電離放射線によって同時に破壊されることを意味していた。
これをダブルヒットと呼び、染色体は、元通りに復活することが不可能になる。
何が起きるかというと、壊れた染色体が、本来あるべき姿になれないで、変なところにくっついたり、本数に異常が出たりして、細胞の正常な回復を妨げる。
このダブルヒットの確率は、放射線被曝量に完全に比例し、依存して起きるので、大量被曝の場合、細胞再生不能に陥り、残っている細胞の寿命が、被曝者の寿命ということになってしまう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E9%87%8D%E3%82%89%E3%81%9B%E3%82%93
DNA二重螺旋が発見されたのは、不思議なことに私の生まれる前日だった。
私は、後に自分の人生の意味が、もしかしたらこのメカニズムに関係あるのかもしれないと思った。
二重螺旋コピーシステムは、すべての生命体細胞の基本メカニズムである。どんな生物でも、「壊れた細胞の修復」に、このシステムが作用するのだ。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrsm/13/1/13_79/_pdf/-char/ja
遺伝や細胞修復を司る染色体は、人の場合は23対、46本の染色体はDNAやヒストンなどのタンパク質で構成されている。
人の染色体は、23本ずつ母親と父親のそれぞれから引き継ぐ。23番目である性染色体では、2対が「X」か「Y」という染色体で構成される。男性はX染色体とY染色体を1本ずつ持っており、女性はX染色体を2本持っている。
構造異常は、染色体の一部に異常が発生する。例えば、染色体の一部が、本来あるべきではない別の染色体と結合してしまうことを「転座」という。
染色体の一部が、失われてしまっている状態を「欠失」。
また、染色体の一部が「重複」してしまう場合や、さまざまな構造異常がある。
染色体障害を代表する「数的異常」は、本来2対23本の合計46本ある染色体の数に異常が発生する。
例えば、余計に1本多い場合は「トリソミー」、2本多い場合は「テトラソミー」、1本足りない場合は「モノソミー」と呼ばれる。
13トリソミー(パトウ症候群)
18トリソミー(エドワーズ症候群)
21トリソミー(ダウン症) など
最も多い病気は、21トリソミー(ダウン症)と呼ばれる病気で、国内に約8万人いる。
21トリソミーこそ、放射線被曝がもたらす、もっとも深刻な胎児障害だ。
これは、受胎後、8〜15週(器官形成期)に胎児が、放射線被曝を受けるとトリソミー=ダウン症になる確率が大きくなることが知られている。
加圧式原発やCUNDU炉(カナダ型原子炉)では、構造的に莫大なトリチウムを環境に放出する特性があり、周辺住民に被曝を強要する。
カナダのピッカリング原発では、周辺住民のダウン症出生率が、85%上昇したことをグリーンピースが報告している。
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news125/news125tritium.pdf
カナダ・オンタリオ州飲料水諮問委員会 『トリチウムのオンタリオ州飲料水質基準に関する報告と助言』2009年5月21日
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/tritium_1.html
(グリーピースには、国際原子力産業関係者が入り込んで、当時の記録を片っ端から削除しているので、今はもう信用できない)
なぜ、トリチウムがDNAを破壊するかというと、トリチウムを水素として取り入れたDNAは、数年程度で、DNAを構成する水素が放射性壊変によってヘリウムに変化し、DNAとしての機能を失ってしまうからだ。
生物は、トリチウムと水素を区別することができないのである。
DNAに入り込む、トリチウムの特別な危険性
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news125/news125tritium.pdf
以下は、ATOMICA という、どちらかといえば体制派学者による原子力解説辞典からトリチウム被曝問題を引用した。
https://atomica.jaea.go.jp/data/detail/dat_detail_09-02-02-20.html
また広島長崎の被曝者を大規模に検査した、米軍ABCCの後継機関である放射線影響研究所では、恐ろしい報告書を公式に提出している。
https://www.rerf.or.jp/programs/roadmap/health_effects/uteroexp/physment/
ここでは、器官形成期胎児が、5ミリシーベルト被曝すると4.4%に重度の知的障害(ダウン症など)になると明記されている。
現在、福島第一原発沿岸で、毎日、莫大なトリチウムが海岸に流されているのだが、これが光合成によって有機化して生物濃縮を起こすことも、それを体内に入れた妊婦の胎児に、遺伝子障害=ダウン症の危機が押し寄せていることも、東電の関係者も、政府の認可者も、ほとんど無知だろう。
大半の日本国民が、「汚染水ではない、処理水だから安全だ」と根拠のない屁理屈に騙され、無責任な言動を繰り返している。
誰もが、トリチウムを廃タンカーで100年保存すれば、放射能毒性がほぼ消えることを指摘しないで、東電の株価保持に親身に貢献して、安上がりな海洋放出を容認している。
妙佛もフィフィも、渋谷司まで同じこと言うので、私は歯噛みして悔しい思いをしている。誰もトリチウムの光合成有機化のメカニズムも、生物濃縮も知らないのだ。
トリチウムの放射能毒性のメカニズムと、電離放射線(ガンマ線やX線)被曝によるダブルヒット染色体破壊のメカニズムは、少し異なるのだが、いずれも、外部からの電離放射線による被曝よりも、飲食や呼吸で、体内に入ってしまったごく少量の放射性物質による細胞被曝が非常に深刻な問題を引き起こしている。
この場合は、ガンマ線だけでなくベータ線やアルファ線が大きな問題を引き起こしている。
内部被曝の場合は、原子核・陽子線であるアルファ線・電子線であるベータ線が数ミクロンという至近距離で細胞を直撃するので、ガンマ線やX線よりも、はるかにエネルギーが大きく、破壊効果も大きい。
ところが、生物ダメージ線量の基準単位である「シーベルト」は、内部被曝の細胞ダメージを正確に反映しているとはいいがたい。
アルファ線の生物効果比RBEはガンマ線の20倍に設定されているが、これまでの実例では数百倍の可能性があることが示されている。
さらに「ペトカウ効果」で、実は小線量被曝は、大線量被曝よりも深刻なダメージを受けることも示されている。(大線量被曝が推奨されるわけではない)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%88%E3%82%AB%E3%82%A6%E5%8A%B9%E6%9E%9C
さて、史上最悪の原発事故、放射能汚染を受けた福島県だが、現在も、チェルノブイリなみの恐ろしい放射能汚染が続いている。
https://www.youtube.com/watch?v=xFm2RjHVLKQ&ab_channel=%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%89%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%8F%96%E6%9D%90%E7%8F%AD%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%96%B0%E8%81%9E
15年の経年変化、除染による汚染土の移動、セシウム沈降による土壌被覆遮蔽効果などで、事故当時の数百分の一に低減している地域が多いが、上の東京新聞レポートでもわかるように、数マイクロシーベルト毎時の場所は珍しくない。
ICRP・IAEAによる公衆被曝限度(人工的線量)は、年間1ミリシーベルトに設定されているが、最大で、0.11マイクロシーベルト毎時(宇宙線と自然線量を除く)とされていて、これが原子力産業の放出放射能許容量と国際的に認知されている。
欧州ECRRの線量は年間0.1ミリシーベルトと10分の1以下に設定されている。なお自然線量は、年間1〜2ミリシーベルトの地域が多い。
ところが、2012年に登場した安倍晋三政権が、勝手に公衆被曝限度を、福島の汚染地域に対して20倍に引き上げた。
年間20ミリシーベルトは、毎時2.3マイクロシーベルトということになり、仮に、自然線量が年2ミリなら毎時2.6マイクロシーベルトまで許容することを意味する。
放射線被曝感受性は、細胞の若さに依存する。これがベルゴニー・トリボンドーの法則である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
一番、放射線に敏感なのは、受精してから8〜15週の器官形成期の胎児である。胎児全般の放射線感受性は60歳老人の数百倍と考えられている。
子供は大人の3倍程度の被曝感受性があるといわれている。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjb/57/1/57_26/_pdf/-char/en
ところが、安倍政権は、妊婦、胎児、子供、老人の被曝感受性を一切考慮せず、一律年間20ミリシーベルトの許容量を定めてしまった。
これを提言した人物は、原子力規制委員で次期委員長と目されている、東京医療保健大学教授の伴信彦と考えられている。
ちなみに、この決定を受けて、内閣官房参与だった小佐古東大教授が、年間1ミリシーベルトにすべきとして涙の辞任会見を行った。
https://www.youtube.com/watch?v=rnJdAYlIWMI
伴は、フクイチ事故直後から、ツイッター上で、BUVERYのアカウントで、「福島の被曝量が少ないので、一人も小児甲状腺癌患者は出ない」と発言を繰り返していた。実際には、現段階で、すでに400名を超える、手術が避けられない「悪性小児甲状腺癌患者」が出ている。
伴信彦は、仏アレバ社のジャック・ロシェールの提唱する、エートスプログラムを福島に導入した陰の張本人といわれている。
エートスプログラムの本質は、福島の放射能汚染地帯から子供たちを逃がさないで、被曝させ続けるというものだった。
彼が卑劣なのは、安東量子という無知な女性を表に立たせて、自分が陰で彼女を操って、エートスを推進させたことだ。
CEPN 福島とエートス・プロジェクト 2012-11-03
https://ameblo.jp/textehu/entry-12550956691.html
https://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/tsuushin/tsuushin_12/pico_171_ethos.html
https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12740741329.html
この結果、福島の小児甲状腺癌患者は、1950年代が100万人中、0.5人だったのに対し、1985年には、100万人中、1200人という恐るべき事態になった。 実に原発建設前の2400倍なのだ。しかも大半がリンパ・肺転移が疑われる悪性だった。
https://www.ourplanet-tv.org/48188/
私は、福島第一原発事故は、事故直後から数カ月以内に2000名を超える被曝死者を出していることが明らかだと訴え続けてきた。
これは「震災関連死」が福島県だけ、岩手県、宮城県の10倍以上出ていること、そして共同通信社の事故後1カ月の記事で、大熊町に高度に放射能汚染された1000体近い遺体が収容されないでいるとの記事から、明らかなものだった。
福島第一原発事故では一人の死者も出さなかった… 2025年03月10日
https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6190838.html
この事実を、私はブログで数十回も訴えてきたが、まともに取り合ってくれる人は、ごく少数だった。みんな国や東電の宣伝に騙されているのだ。
さて、福島県では、年間20ミリシーベルトが許容されているが、これは外部線量を意味している。だが、ほとんどの居住者は、放射能汚染された土地で生産される農産物や畜産物を食べて、内部被曝を続けている。
福島県産食品を「食べて応援」した人たちの運命 2023年02月09日
https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6012821.html
私は、福島県内の放射能汚染によって、県民の平均寿命が20歳以上下がると予想してきた。福島は居住してはならない放射能汚染地なのだ。
今回、阿修羅掲示板に紹介されていた、北海道に移住した人から、元の福島県の知人たちが片っ端から60歳代で死亡しているというツイートがあることを知ったので、紹介する。
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/681.html
(プリントスクリーンでコピーしたら、なぜかMSが嫌がらせで画面を見にくくした)

これが、政府や東電に騙されて、放射能汚染地に住むことの意味だ。
そのなかに、「染色体に対する放射線のダブルヒット学説」というのがあった。
放射線の繰り返し照射による染色体異常の蓄積性~線量率効果のメカニズムを考える~ 2018年7月2日
https://www.oita-nhs.ac.jp/site/daigakuanai/477.html#gsc.tab=0
https://www.news.johas.go.jp/faq/research/
これは、遺伝や細胞再生を担う染色体は、二重螺旋の構造をしていて、一本が切断されても、すぐにペア染色体が異常を起こした他方を修復するという生物細胞の基本的仕組みだ。
放射線被曝による染色体障害=細胞障害が発生するメカニズムは、修復を司どるペア染色体の両方が、電離放射線によって同時に破壊されることを意味していた。
これをダブルヒットと呼び、染色体は、元通りに復活することが不可能になる。
何が起きるかというと、壊れた染色体が、本来あるべき姿になれないで、変なところにくっついたり、本数に異常が出たりして、細胞の正常な回復を妨げる。
このダブルヒットの確率は、放射線被曝量に完全に比例し、依存して起きるので、大量被曝の場合、細胞再生不能に陥り、残っている細胞の寿命が、被曝者の寿命ということになってしまう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E9%87%8D%E3%82%89%E3%81%9B%E3%82%93
DNA二重螺旋が発見されたのは、不思議なことに私の生まれる前日だった。
私は、後に自分の人生の意味が、もしかしたらこのメカニズムに関係あるのかもしれないと思った。
二重螺旋コピーシステムは、すべての生命体細胞の基本メカニズムである。どんな生物でも、「壊れた細胞の修復」に、このシステムが作用するのだ。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrsm/13/1/13_79/_pdf/-char/ja
遺伝や細胞修復を司る染色体は、人の場合は23対、46本の染色体はDNAやヒストンなどのタンパク質で構成されている。
人の染色体は、23本ずつ母親と父親のそれぞれから引き継ぐ。23番目である性染色体では、2対が「X」か「Y」という染色体で構成される。男性はX染色体とY染色体を1本ずつ持っており、女性はX染色体を2本持っている。
構造異常は、染色体の一部に異常が発生する。例えば、染色体の一部が、本来あるべきではない別の染色体と結合してしまうことを「転座」という。
染色体の一部が、失われてしまっている状態を「欠失」。
また、染色体の一部が「重複」してしまう場合や、さまざまな構造異常がある。
染色体障害を代表する「数的異常」は、本来2対23本の合計46本ある染色体の数に異常が発生する。
例えば、余計に1本多い場合は「トリソミー」、2本多い場合は「テトラソミー」、1本足りない場合は「モノソミー」と呼ばれる。
13トリソミー(パトウ症候群)
18トリソミー(エドワーズ症候群)
21トリソミー(ダウン症) など
最も多い病気は、21トリソミー(ダウン症)と呼ばれる病気で、国内に約8万人いる。
21トリソミーこそ、放射線被曝がもたらす、もっとも深刻な胎児障害だ。
これは、受胎後、8〜15週(器官形成期)に胎児が、放射線被曝を受けるとトリソミー=ダウン症になる確率が大きくなることが知られている。
加圧式原発やCUNDU炉(カナダ型原子炉)では、構造的に莫大なトリチウムを環境に放出する特性があり、周辺住民に被曝を強要する。
カナダのピッカリング原発では、周辺住民のダウン症出生率が、85%上昇したことをグリーンピースが報告している。
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news125/news125tritium.pdf
カナダ・オンタリオ州飲料水諮問委員会 『トリチウムのオンタリオ州飲料水質基準に関する報告と助言』2009年5月21日
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/tritium_1.html
(グリーピースには、国際原子力産業関係者が入り込んで、当時の記録を片っ端から削除しているので、今はもう信用できない)
なぜ、トリチウムがDNAを破壊するかというと、トリチウムを水素として取り入れたDNAは、数年程度で、DNAを構成する水素が放射性壊変によってヘリウムに変化し、DNAとしての機能を失ってしまうからだ。
生物は、トリチウムと水素を区別することができないのである。
DNAに入り込む、トリチウムの特別な危険性
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news125/news125tritium.pdf
以下は、ATOMICA という、どちらかといえば体制派学者による原子力解説辞典からトリチウム被曝問題を引用した。
https://atomica.jaea.go.jp/data/detail/dat_detail_09-02-02-20.html
また広島長崎の被曝者を大規模に検査した、米軍ABCCの後継機関である放射線影響研究所では、恐ろしい報告書を公式に提出している。
https://www.rerf.or.jp/programs/roadmap/health_effects/uteroexp/physment/
ここでは、器官形成期胎児が、5ミリシーベルト被曝すると4.4%に重度の知的障害(ダウン症など)になると明記されている。
現在、福島第一原発沿岸で、毎日、莫大なトリチウムが海岸に流されているのだが、これが光合成によって有機化して生物濃縮を起こすことも、それを体内に入れた妊婦の胎児に、遺伝子障害=ダウン症の危機が押し寄せていることも、東電の関係者も、政府の認可者も、ほとんど無知だろう。
大半の日本国民が、「汚染水ではない、処理水だから安全だ」と根拠のない屁理屈に騙され、無責任な言動を繰り返している。
誰もが、トリチウムを廃タンカーで100年保存すれば、放射能毒性がほぼ消えることを指摘しないで、東電の株価保持に親身に貢献して、安上がりな海洋放出を容認している。
妙佛もフィフィも、渋谷司まで同じこと言うので、私は歯噛みして悔しい思いをしている。誰もトリチウムの光合成有機化のメカニズムも、生物濃縮も知らないのだ。
トリチウムの放射能毒性のメカニズムと、電離放射線(ガンマ線やX線)被曝によるダブルヒット染色体破壊のメカニズムは、少し異なるのだが、いずれも、外部からの電離放射線による被曝よりも、飲食や呼吸で、体内に入ってしまったごく少量の放射性物質による細胞被曝が非常に深刻な問題を引き起こしている。
この場合は、ガンマ線だけでなくベータ線やアルファ線が大きな問題を引き起こしている。
内部被曝の場合は、原子核・陽子線であるアルファ線・電子線であるベータ線が数ミクロンという至近距離で細胞を直撃するので、ガンマ線やX線よりも、はるかにエネルギーが大きく、破壊効果も大きい。
ところが、生物ダメージ線量の基準単位である「シーベルト」は、内部被曝の細胞ダメージを正確に反映しているとはいいがたい。
アルファ線の生物効果比RBEはガンマ線の20倍に設定されているが、これまでの実例では数百倍の可能性があることが示されている。
さらに「ペトカウ効果」で、実は小線量被曝は、大線量被曝よりも深刻なダメージを受けることも示されている。(大線量被曝が推奨されるわけではない)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%88%E3%82%AB%E3%82%A6%E5%8A%B9%E6%9E%9C
さて、史上最悪の原発事故、放射能汚染を受けた福島県だが、現在も、チェルノブイリなみの恐ろしい放射能汚染が続いている。
https://www.youtube.com/watch?v=xFm2RjHVLKQ&ab_channel=%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%89%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%8F%96%E6%9D%90%E7%8F%AD%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%96%B0%E8%81%9E
15年の経年変化、除染による汚染土の移動、セシウム沈降による土壌被覆遮蔽効果などで、事故当時の数百分の一に低減している地域が多いが、上の東京新聞レポートでもわかるように、数マイクロシーベルト毎時の場所は珍しくない。
ICRP・IAEAによる公衆被曝限度(人工的線量)は、年間1ミリシーベルトに設定されているが、最大で、0.11マイクロシーベルト毎時(宇宙線と自然線量を除く)とされていて、これが原子力産業の放出放射能許容量と国際的に認知されている。
欧州ECRRの線量は年間0.1ミリシーベルトと10分の1以下に設定されている。なお自然線量は、年間1〜2ミリシーベルトの地域が多い。
ところが、2012年に登場した安倍晋三政権が、勝手に公衆被曝限度を、福島の汚染地域に対して20倍に引き上げた。
年間20ミリシーベルトは、毎時2.3マイクロシーベルトということになり、仮に、自然線量が年2ミリなら毎時2.6マイクロシーベルトまで許容することを意味する。
放射線被曝感受性は、細胞の若さに依存する。これがベルゴニー・トリボンドーの法則である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
一番、放射線に敏感なのは、受精してから8〜15週の器官形成期の胎児である。胎児全般の放射線感受性は60歳老人の数百倍と考えられている。
子供は大人の3倍程度の被曝感受性があるといわれている。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjb/57/1/57_26/_pdf/-char/en
ところが、安倍政権は、妊婦、胎児、子供、老人の被曝感受性を一切考慮せず、一律年間20ミリシーベルトの許容量を定めてしまった。
これを提言した人物は、原子力規制委員で次期委員長と目されている、東京医療保健大学教授の伴信彦と考えられている。
ちなみに、この決定を受けて、内閣官房参与だった小佐古東大教授が、年間1ミリシーベルトにすべきとして涙の辞任会見を行った。
https://www.youtube.com/watch?v=rnJdAYlIWMI
伴は、フクイチ事故直後から、ツイッター上で、BUVERYのアカウントで、「福島の被曝量が少ないので、一人も小児甲状腺癌患者は出ない」と発言を繰り返していた。実際には、現段階で、すでに400名を超える、手術が避けられない「悪性小児甲状腺癌患者」が出ている。
伴信彦は、仏アレバ社のジャック・ロシェールの提唱する、エートスプログラムを福島に導入した陰の張本人といわれている。
エートスプログラムの本質は、福島の放射能汚染地帯から子供たちを逃がさないで、被曝させ続けるというものだった。
彼が卑劣なのは、安東量子という無知な女性を表に立たせて、自分が陰で彼女を操って、エートスを推進させたことだ。
CEPN 福島とエートス・プロジェクト 2012-11-03
https://ameblo.jp/textehu/entry-12550956691.html
https://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/tsuushin/tsuushin_12/pico_171_ethos.html
https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12740741329.html
この結果、福島の小児甲状腺癌患者は、1950年代が100万人中、0.5人だったのに対し、1985年には、100万人中、1200人という恐るべき事態になった。 実に原発建設前の2400倍なのだ。しかも大半がリンパ・肺転移が疑われる悪性だった。
https://www.ourplanet-tv.org/48188/
私は、福島第一原発事故は、事故直後から数カ月以内に2000名を超える被曝死者を出していることが明らかだと訴え続けてきた。
これは「震災関連死」が福島県だけ、岩手県、宮城県の10倍以上出ていること、そして共同通信社の事故後1カ月の記事で、大熊町に高度に放射能汚染された1000体近い遺体が収容されないでいるとの記事から、明らかなものだった。
福島第一原発事故では一人の死者も出さなかった… 2025年03月10日
https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6190838.html
この事実を、私はブログで数十回も訴えてきたが、まともに取り合ってくれる人は、ごく少数だった。みんな国や東電の宣伝に騙されているのだ。
さて、福島県では、年間20ミリシーベルトが許容されているが、これは外部線量を意味している。だが、ほとんどの居住者は、放射能汚染された土地で生産される農産物や畜産物を食べて、内部被曝を続けている。
福島県産食品を「食べて応援」した人たちの運命 2023年02月09日
https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6012821.html
私は、福島県内の放射能汚染によって、県民の平均寿命が20歳以上下がると予想してきた。福島は居住してはならない放射能汚染地なのだ。
今回、阿修羅掲示板に紹介されていた、北海道に移住した人から、元の福島県の知人たちが片っ端から60歳代で死亡しているというツイートがあることを知ったので、紹介する。
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/681.html
(プリントスクリーンでコピーしたら、なぜかMSが嫌がらせで画面を見にくくした)

これが、政府や東電に騙されて、放射能汚染地に住むことの意味だ。

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