9月3日、抗日戦勝記念日の北京で、極悪同盟のプーチン・金正恩・習近平が一同に会する閲兵式があり、偶然? 漏れた「臓器移植による延命」の会話が世界的に話題となった。
 今回、その意味が暴露され、世界を驚愕させている。

 習主席とプーチン大統領、臓器移植や「永遠の命」について会話 中継マイクが拾う BBC 2025年9月4日
 https://www.bbc.com/japanese/articles/c4gqe62evx5o

 その話題の意味は、まさに我々を骨の髄まで凍りつかせるほど残酷なものを意味していた。共産主義や独裁政権が、どこに行き着くのか、はっきりと世界に示した。

  https://www.ntdtv.jp/2025/09/63991/
  9月22日、国際NGO「法輪功迫害追跡調査国際組織(追査国際)」が発表した報告書は、中国共産党軍の医療関係者から得た証言を引用し、中共軍の病院が十数年前から乳児を対象に臓器移植の実験を行っていた事実を明らかにしました。追査国際は長年にわたり、中共による臓器収奪の犯罪を一貫して追及してきました。

「中共軍による乳児の臓器収奪 驚愕の内幕」と題する報告書が公表されました。その中では、中共軍の病院が十年以上前から乳児を対象に臓器移植の実験を行っていた事実が記されています。

 報告書によると、中共の高官を「150歳まで延命」させることを目的とした乳児の臓器移植研究プロジェクトが、高官の家族による庇護と促進のもと進められているとされています。
 その結果、巨大な「乳児育成」のブラックマーケット型の移植産業チェーンが形成されたと報告書は指摘しています。
 さらに、ドナーの一部には、女性が人工授精によって出産させられた乳児もいるとの証言も記されています。

 「法輪功迫害追跡調査国際組織」のスポークスマン 汪志遠氏
 「乳幼児の臓器は再生能力に優れ、同種移植においても組織適合性による拒絶反応が比較的低いとされています。
 こうした特性を悪用し、政権の主導で法や倫理の監視を逸脱した結果、延命医療のドナーおよび人体部品の供給源としての、血に染まった産業チェーンが形成されているのです」

 元北京の弁護士で 民陣カナダの代表を務める頼建平氏
 「私はこの情報が非常に信頼性が高いと考えています。なぜなら、監視も抑制もない独裁体制の中共には、こうした行為を行う動機と技術力が十分あるからです」

 また、中共内部にいる匿名の情報提供者によれば、十数年前から中共軍の病院で乳児臓器移植が秘密裏に行われていたといいます。
 乳児の臓器は極めて小さく、血管も細いため手術の難易度は高く、血栓のリスクも伴い、当時は失敗率が高かったと指摘されています。

 しかし近年では、中共軍の病院において乳児臓器移植技術が大幅に進歩し、その実施が広く普及していると報じられています。

 頼建平氏
 「現在これは一部の人物や地域の非道な行為ではなく、組織と特権階級による系統的な邪悪な計画となっています。彼らの特権階級の利益のために、並はずれて邪悪な意図を企んでいます」

 追査国際の調査により、中共が乳児の臓器をどのように入手しているのか、いくつかの手口が明らかになりました。
 その中には、法輪功学習者を含む女性に対する不当な拘束や、金銭を用いて女性を妊娠させ、ドナー目的で乳児を出産させる行為が含まれています。さらに、人工授精を利用した手法も確認されています。

 頼建平氏
 「これらの乳児や女性が、たとえば法輪功学習者や他の宗教団体に属している場合、集団殺害犯罪の疑いがあります。
 特定の民族や宗教団体を根絶しようとする意図が伺え、これはまさにジェノサイドです」

 追査国際の調査によると、中国国内では乳児の臓器供給の三大拠点が山東、河南、四川に存在しており、一部の代理出産業者や売春グループもこの事業に関与していることが明らかになっています。

 頼建平氏
 「これは人身売買と臓器売買という重大な犯罪です。国連麻薬・犯罪問題事務所などの国際機関も、臓器収奪を目的とした人身売買と臓器売買を国際条約上、極めて重大な犯罪として取り締まっています」

 記事によると、中共高官の家族がこの産業を統制・保護しているため、乳児臓器移植産業の実態は外部に知られず、外部の目を回避する仕組みが敷かれています。
 患者は私立病院に誘導され、外部の目を回避したうえで大規模な病院の専門医が手術を行うほか、臓器収奪専用の秘密施設も存在するといいます。

 内部情報提供者は、「中共によるこれらの犯罪は、人類史上かつてないほどの邪悪な医療犯罪のひとつだ」と指摘しています。

 汪志遠氏
 「追査国際は改めて訴えます。第一に、中共を国家テロ組織として認定すること。第二に、国際社会は即刻全面的かつ詳細な調査を開始すべきです。第三に、関与した医療機関や幹部に対して制裁を加えること。
 第四に、各国の協力による調査連盟を設立し、人類史上最も暗く残酷な反人類的犯罪が世界規模で拡大するのを防ぐべきです」

 内部情報提供者は、乳児臓器移植産業の背後には莫大な利益チェーンが存在し、マフィアと当局の利権が結びついていると指摘しています。事実を暴露すれば「マフィアと公権力双方からの報復を受ける危険がある」と警告しています。

 中共による臓器収奪について、元北京の弁護士で民陣カナダの代表を務める頼建平氏は、「国際社会は中共の法的責任を追及し、適切な制裁措置を講じ、世界に向けて中共の犯罪を明らかにすべきだ」と訴えています。
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中共高官による新たな臓器移植犯罪 人工授精で生まれた子供が犠牲に 大紀元
https://www.epochtimes.jp/2025/09/324779.html

 2025年9月22日、「法輪功迫害追跡調査国際(略称:追查国際)」という調査組織が最新の報告書『中共軍による乳児の生体臓器収奪に関する闇』を発表し、中共軍の病院が乳児の臓器移植実験を行っている実態を明らかにした。
 (大紀元)2025/09/27

 中国共産党臓器移植乳児臓器摘出人工授精定向ベビー臓器犯罪
 中国本土で中国共産党高官が人工授精によって生まれた乳児から臓器を収奪する新たな犯罪が報道されている。

 人工授精によって生まれた乳児は「ターゲット・ベイビー」と呼ばれる。わかりやすく言うと「臓器移植専用の乳児」ということだ。現在、中国では、臓器移植の技術の進歩を背景にターゲット型の臓器提供ネットワークが成立し、深刻な倫理問題と人権侵害が世界の注目を集めている。

 中国共産党の支配下にある中国大陸では、臓器移植の闇はますます深まっている。当初は法輪功学習者を対象にした生体臓器摘出から始まり、さらに拡大して、無数の若者から臓器を好き勝手に収奪している。

 そして最近の驚くべき情報によれば、中国共産党上層部の家族は若者から臓器を奪うだけでは満足せず、自分専用の「特注臓器」を“あらかじめ製造する”段階に至ったという。

 それは女性に人工授精を強制して子どもを生ませ、その乳児の命を奪い臓器を収奪し、自らの健康や寿命の延命を図るという行為である。このような行動は、明らかに人類社会の倫理を著しく逸脱している。

 中国のことわざに「虎は猛獣でも自分の子を食べない」とあるが、中共の一部高官は寿命を延ばす目的で「自分の子どもを犠牲にして臓器を得る」という信じがたい行動に及んでいる。こうした政権の責任を追及しなければ、人間社会の道理は果たして保たれるのであろうか。

人類史上、前例のない医学犯罪
2025年9月22日、「法輪功迫害追跡調査国際(略称:追查国際)」という調査組織が最新の報告書『中共軍による乳児の生体臓器収奪に関する闇』を発表した。

 同報告によれば、こうした犯罪は「乳児臓器移植」技術の発展を背景に、近年、中国では生体臓器収奪犯罪の新しい形態として広がっている。

 調査によれば、中共軍の医療機関は十数年前から乳児の臓器移植実験を進めており、最近2つの技術的障壁を突破して本格的な推進段階に入ったとされる。

 この新たな医学犯罪について、報告書は中共高官の「150歳まで生きたい」という願望に、最高指導部周辺の親族の利権が絡み、巨大な「乳児管理」産業ネットワークが国内で形成されていると指摘している。

 「追查国際」責任者の汪志遠氏は9月24日のメディアのインタビューで、この最新報告書は様々な情報源をもとに作成しており、情報源の中には現地調査員、中共内部など良心的告発者の通報も含まれていると明らかにした。

 さらに軍病院に勤務した専門家の告発によれば、今回の乳児臓器収奪は「人類史上、最も悪質な医学犯罪の一つ」であると断じられている。

 こうした技術が実験段階から実用化・拡大段階に至るまでの過程を見ていく。以下は調査報告と公開資料に基づく分析である。

 乳児の臓器移植 実験から普及へ
 「追查国際」によれば、十数年前から中共軍の病院が秘密裏に乳児の臓器移植を行ってきたという証言がある。

 乳児の臓器は非常に小さく、血管も細いため、移植手術の難易度や血栓リスクが高い。技術開発の初期段階では失敗率が高かったが、近年の大きな技術進歩によって中国の軍医療機関は再び乳児臓器移植に力を入れるようになった。

 2013年には元・第二軍医大学上海長征病院で、生後33日、50日、40日の新生児ドナーによる臓器移植が3例行われたと中国メディア「新浪網」が報道した。移植センター主任医師の曾力によれば、当時このような手術を実施していたのは同院だけであったという。

 こうした技術的課題を克服した後、中国では他の病院も乳児の臓器移植を相次いで行うようになった。

 2017年7月31日、英字紙「チャイナ・デイリー」は、昆明で生後9日の赤ちゃんが死亡した際に、別の子どもに腎臓が提供され、子どもたちの命を救ったと報じた。

 さらに2023年2月27日には「新民晩報」が、早産児の腎臓を摘出して大人に移植するという上海市の病院の研究成果が、権威ある医学誌に掲載されたことを大きく取り上げた。

 上海交通大学附属仁済病院の医師が主導した「乳児臓器移植手術」が2023年初めに「アメリカ移植ジャーナル」に掲載され、論文では2例の新生児腎臓移植が紹介された。手術は2021年と2022年に行われ、ドナーはいずれも生後2日と3日の早産児であった。

 これらの報道からは、乳児臓器移植におけるドナーの年齢がますます低下し、ついには生後2〜3日の新生児まで対象が広がっていることが明らかである。

 臓器の適合確認に残る疑問
 こうした事例の背後には、臓器の適合確認に必要な期間に関して説明のつかない矛盾が存在するという指摘がある。果たして臓器の適合にはどの程度の時間を要するのであろうか。

 2023年3月4日、米アリゾナ大学のザイン・ハルペイ外科副教授は、大紀元の取材に対して「ドナーとレシピエントの適合確認には通常1週間から14週間を要し、新生児腎臓移植の場合も数週間から数か月が必要となる」と説明した。

 また、基礎医学の常識によれば、腎臓は体外で1〜2日しか保存できないとされる。つまり「アメリカ移植ジャーナル」に掲載された2例の新生児腎臓移植では、生後3〜5日以内にドナーの決定から実際の移植まで全てを完了させる必要があったことになる。

 このように医学の常識に反する高い効率は、どのように実現されたのであろうか。
 ハルペ教授は、胎児の段階からすでに医師が注目し、羊水を採取して適合検査を行った可能性を推測した。
 ここから、本記事冒頭で触れた「ターゲット・ベビー」に関わる闇産業の構造について述べる。すなわち、これらの臓器は決して「偶然の提供」ではなく、当初から計画されていた可能性が高いのである。

 闇産業の構造 女性の囲い込みと「ターゲット・ベビー」
 「追查国際」の報告によれば、「ターゲット・ベビー」をめぐる大規模な犯罪ネットワークがすでに形成されており、その中には三つの産業的仕組みが存在するとされる。報告は、これらの「ターゲット・ベビー」が受精卵の段階から臓器提供を前提に設計されている事実を示している。

 1.女性の囲い込み 女性を違法に拉致・売買し、強制的に妊娠させ、移植用臓器を目的に出産させる。

 2.人工授精 臓器を必要とする患者(レシピエント)の親族の精子を採取し人工授精を行い、遺伝的に適合性の高い赤ちゃんを生ませ、移植の成功確率を高める。

 3.早産の強要 臓器供給を早めるため胎児を強制的に早産させ、移植用のドナーとする。これは出産前に命を絶ち、臓器を摘出することを意味する。

 この三つの仕組みの中でも、とりわけ二番目の「人工授精」に関する情報が衝撃的であるため、詳細に分析する。

 ここで言う「レシピエント」とは臓器移植を必要とする人を指す。適合率を高めるために、レシピエントの親族から精子を採取し、囲い込んだ女性に人工授精を行い、その赤ちゃんから臓器を摘出するのである。赤ちゃんとレシピエントの血縁関係には少なくとも3つのケースがある。

 第1に、レシピエントが女性の場合
 兄弟など男性の親族の精子を利用し、囲われた女性に妊娠させる。この場合、生まれる赤ちゃんは女性レシピエントにとって甥または姪にあたる。

 第2に、レシピエントが高齢男性の場合
 息子や甥の精子を利用し、その結果生まれた赤ちゃんはレシピエントにとって孫あるいは大甥姪となる。

 第3に、レシピエントが成人男性の場合
 本人の精子をそのまま利用して赤ちゃんを生ませる。この場合、赤ちゃんは本人の実子となる。

 いずれの場合でも、強制的に妊娠させられた女性にとって、その赤ちゃんはすべて実子である。それにもかかわらず残酷に命を奪われ、臓器を収奪される。その体はまさに「臓器生産の工場」として扱われているのである。

 臓器を必要とする患者にとって、延命のために血縁者、場合によっては自らの子どもを犠牲にするという事態に至っているとされる。倫理も人間性も完全に失われている。

 「追查国際」の報告では、山東省、河南省、四川省にすでに大規模な臓器供給拠点が存在し、一部には代理出産組織や売春組織も関与して巨大な利益ネットワークを形成していると伝える。

 監督逃れの3つの手法
 「追查国際」の報告によれば、臓器供給ネットワークが当局の監督を免れるために用いる手法は次の3点である。

 臓器摘出と移植の分業化
 摘出専門の人員を育成し、摘出手術を担当させる。大病院の医師は臓器移植を専門とする。臓器の提供が正当であるかのように装う「合法書類」が必ず準備され、実態を覆い隠す。

 執刀医師と病院の分離
 患者を民間病院に誘導して監督を回避し、手術の主治医は大病院の専門医が担当する。その結果、執刀医と移植手術を行う病院が分離される構造となる。

 秘密拠点の設置
 ハルビンには建設後も開業していない三甲病院が存在し、およそ十年間にわたり良好な状態で維持されてきた。最近になって地元住民が、この場所を生体から臓器を摘出する秘密拠点に改造したと通報した。

 報告書は、こうした秘密拠点が未発覚のまま多数存在する可能性が高いと指摘している。

 行方不明者と中国社会
 さらに、中国では毎年、極めて多くの人々が行方不明になっている。中国広播網の2013年の報道によれば「子どもの行方不明は年間約20万人にのぼり、そのうち発見されるのはわずか0.1%にすぎない」と伝えている。

 政権内部の消息筋であるエリック・MY氏は今年7月、大紀元の取材に対して次のように語った。「中国の監視システム(天網)は非常に発達しているため、本来ならすべての行方不明者を探し出せるはずだ。それができない理由は、臓器がすでに奪われているからだ。とりわけ子どもや若者の臓器は最も健康で価値があるため、当局は行方不明事件の調査に積極的に取り組まない」

 一人っ子政策から「オーダーメイドベビー」へ
 かつて中国の伝統文化では「人命は天に繋がるもの」と重んじられてきた。しかし、無神論を掲げる中国共産党政権は人命を軽視し、四十年にわたる一人っ子政策によって約4億人の赤ん坊の命が奪われた。

 現在は移植技術の進歩によって、赤ん坊を「最も価値のある資源」とみなす風潮が生まれている。中共の権力者層は、自らの血縁に属する赤ん坊を「臓器提供専用」として生み出すようになっている。

 報告は次のように結んでいる。
 「かつては他人の赤ん坊の命を奪い、今は自分たちの血を引く赤ん坊すら犠牲にしている。この『計画生育』から『オーダーメイドベビー』に至る道は、共産党政権の人間性喪失を如実に示している。これは医療技術の進歩ではなく、人間性の徹底的な堕落である。この政権が清算されない限り、人類の未来は存在しない」
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 引用以上

 この話は、可能な限り、広く大規模に世界に拡散される必要がある。
 共産党独裁政権が行き着いた先を端的に見せつけている。
 マルクス・エンゲルス・レーニンが、共産主義の条件のなかに「一党独裁」(ゴータ綱領批判)を綱領として提示してから、150年、これが一党独裁の必ず行き着く先のディストピアなのだ。

 上の情報によれば、胎児・乳児からの移植臓器で共産党幹部の寿命延伸を図る研究が始まったのは、10年以上前からだという。
 実は、私は、中国共産党・人民解放軍直営企業が日本や世界の胎児の遺伝子検査を10年前から驚異的な低価格で請負い、今や出生前検査の大半が中国によって行われきた、本当の理由に、この記事によって、はじめて気付かされたのだ。
 私は甘かった。中国共産党の地獄は、私が考えていたほど生易しいものではなかった!

 中国大手が軍と開発した出生前検査、遺伝子データが当局に渡る可能性 By ロイター編集 2021年7月8日
 https://jp.reuters.com/article/world/-idUSKCN2EE0AT/

[7日 ロイター] - 中国の遺伝子解析最大手BGIグループ(華大集団)が中国軍と共同開発した出生前検査のデータを二次利用し、診断データが国家安全保障に直接関連する場合には中国当局に提出可能な規定となっていることが分かった。同社の出生前検査は世界中の妊婦数百万人に利用されている。ロイターが公開資料などを基に調査した。

BGIが人民解放軍と協力して出生前検査を開発し、診断データを保管・分析していることが明らかになったのは初めて。
BGIは2013年に出生前検査の海外での販売を開始。同社の「NIFTY」は非侵襲的出生前検査(NIPT)として世界で最も販売されている検査の1つで、母体からの採血によって胎児の異常を調べる。

BGIによると、これまでに検査を受けた女性は世界全体で800万人余り。NIFTYは英国や欧州諸国、カナダ、オーストラリア、タイ、インドなど少なくとも52カ国で販売されているが、米国では販売されていない。

ロイターの調査で、検査を受けた女性500人以上の遺伝子データが、BGIが運営する深圳の「国家基因庫(ナショナル・ジーンバンク)」に保管されていることも分かった。国家基因庫には中国政府が資金を提供している。

またロイターの調査によると、BGIは香港の自社研究所に送られてくる検査後の血液サンプルやデータを人口調査に利用していることを認めた。
7月7日、 中国の遺伝子解析最大手BGIグループ(華大集団)が中国軍と共同開発した出生前検査のデータを二次利用し、診断データが国家安全保障に直接関連する場合には中国当局に提出可能な規定となっていることが分かった。 写真は、BGIグループの出生前検査を受けた際に提出した同意書のコピーを手にする女性。ワルシャワで3月撮影(2021年 ロイター/Kuba Stezycki)
ロイターの調査では、BGIによる個人情報保護規定や規則の違反は見つからなかった。

同社は、検査の際に同意を得ており、海外のサンプルやデータは5年後に廃棄しているし、検査や分析にあたって個人情報にアクセスすることはないと説明した。
ただ、BGIの検査の個人情報保護規定によると、収集したデータが中国の国家安全保障に直接関連する場合には当局への提供が可能となっている。

同社によると、これまでにNIFTYのデータについて中国当局から提供の要請を受けたことはなく、提供したこともないという。

米国家テロ対策センターはロイターの取材結果について、NIFTYを受ける海外の女性は中国の情報機関へのデータ提供を認めている個人情報保護規定に注意すべきだと指摘した。
専門家の話に基づくと、出生前検査を販売し、研究のためにデータを利用している企業は複数あるが、いずれもBGIほど大規模ではない。またBGIは政府とつながりを持ち、軍と協力してきた実績もある。

ロイターの調査によると、BGIは2010年に軍と組んで胎児の遺伝子の研究を開始。軍の研究者と共同で出生前検査について数十件の研究結果を報告している。

  ちょっと待て! その染色体検査=NIPT 2021年07月12日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827204.html

 出生前検査の問題 2022年01月18日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5884248.html

トリソミーは殺せ! 出生前検査の問題 2024年04月06日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6124621.html

 そうだったのか! ニフティ出生前検査には、中国共産党幹部への胎児乳児からの臓器移植という意味があったのだ!
 この報道を、できるだけ広く、早く、世界への拡散をお願いします!