ロイターに面白い記事が出たので紹介する。
〔アングル〕AI導入でも揺らがぬ仕事を、学位より配管工めざす英国の若者 2025年12月7日
https://jp.reuters.com/markets/global-markets/JWFYNK5ITVJNXFTHK4JEJRLV7A-2025-12-06/
[ロンドン 2日 ロイター] - 労働市場では今、人工知能(AI)が業務内容を急速に変化させ、時には人間に取って代わろうとしている。英国で暮らすウクライナ出身の学生、マリーナ・ヤロシェンコさん(18)は、長期的に安定した将来性のあるキャリアを見つけたいと考えていた。
ヤロシェンコさんは現在、ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスター・カレッジ(CWC)で学び、配管工になるための訓練を受けている。このような技術職を選ぶ若者が英国内外で増えつつある。
ホワイトカラー労働者の仕事は肉体労働に比べ、AIや自動化に伴う打撃を受けやすいと考えられている。英国人材開発協会(CIPD)が11月に実施した調査によると、同国の雇用主の6人に1人が、AIツールの活用により、今後12カ月以内に従業員数を削減できると見込んでいる。
ヤロシェンコさんはAIについて、便利なツールだと考えている一方、配管工の実務に取って代わることはないとみている。配管工のほか電気工事士や大工、溶接工などは、その肉体的負担から多くの人に敬遠されがちな職業だ。
「AIは間違いなく、仕事を支えることになるだろう。だが、AIには不可能な、人間だけができるユニークなこともある」とヤロシェンコさんは言う。「AIには配管作業も、真のエンジニアリングも、電気工事もできない」
<高まる実践コース需要>
ユナイテッド・カレッジ・グループ傘下のCWCは、大学ではなく高等教育・訓練機関だ。工学、建設、建築環境コースへの入学者数は、過去3年間で9.6%増加した。スティーブン・デービス最高経営責任者(CEO)は、急増の背景にはAIの急成長のほか、学費に対する学生の不安感があると分析した。
若者の中には、返済義務が伴う何千ポンドもの奨学金を避けるため、大学進学を断念する人もいる。
国最大の労働組合組織「英国労働組合会議」が8月、成人2600人を対象に実施した調査によると、半数がAIが仕事に与え得る影響について懸念していることが分かった。この傾向は特に25ー35歳の年齢層で顕著に見られた。
英キングス・カレッジ・ロンドンの講師でAI研究者のブーク・クライン・ティーズリンク氏は「若者の間では今、自分の仕事が自動化されるのではないかという不安が広がっている」と語った。
ティーズリンク氏が10月に発表した研究によると、AI活用に伴う人員削減の波はエントリーレベルの職に偏っており、若者たちのキャリアアップに影を落としている。
他の大学からも同様の傾向を示す結果が報告されている。
同じくロンドンにある高等教育機関「キャピタル・シティ・カレッジ」のアンジェラ・ジョイスCEOは、建設や配管、接客業といった業界への関心が大きく伸びていると指摘した。
「熟練した専門職に就くことの価値を認識する人が増えているということだ」とジョイス氏は述べ、学位よりも見習い労働制度の方がより良い収入を得られる場合もあると続けた。
CWCのデービス氏は、AIの影響を受けるのは若者だけでなく、転職を考えている人々も、より戦略的に考える必要があると語る。多くは雇用の安定や、より高い賃金を求めているためだという。
英国家統計局によると、配管工の平均年収は3万7881ポンド(約780万4000円)、建設・建築業の熟練工の平均年収は通常3万5764ポンドだ。これは全産業を合わせた平均給与、3万9039ポンドとほぼ同額にあたる。
デービス氏は、長年の経験と優れた技術を持つ専門職では多くの場合、自身でビジネス を起こし、より高い収入を望める可能性もあると指摘した。
<技能職に新たな戦力を>
冒頭のヤロシェンコさんは、長期的に技能職に就くことを考えるもう1つの理由について明かした。現在の職人層は高齢化しており、新たな世代の需要は今後も高まり続けるだろうという点だ。
大学ではなく専門学校を選んだのは、できるだけ早く「実際に仕事をする」経験を積みたかったからだと語った。
高等教育統計局によると、英国内の学部入学者数はわずかに減りつつある。2023ー24年度は前年度比1.1%減と、約10年ぶりに減少に転じた。
ティーズリンク氏は配管工は「複雑な作業」を要するため、ロボットに置き換わるにはまだしばらく時間がかかるとの見方を示した。
ロボット技術は急速に進化しているものの、配管工などを目指す学生はまだ有利な立場にある、とCWCのデービス氏も述べた。
「配管工は時には、詰まりを解消するために便器の中に手を入れなければならないこともある。その作業をやってくれるロボットは、まだ見たことがない」
*********************************************************************
引用以上
AIが次々に若者たちの仕事を奪ってゆく。だから、AIが手を出せない分野を狙って、若者たちが未来を確保しようとしているという記事だ。
配管工というのは、生活インフラ敷設支援というカテゴリーだ。さすがに、AIではプログラム量が莫大になるので手を出せない。
最後に書いてあるとおり、AIはウンコの詰まった便器に手をいれてくれないのだ。
配管工だけではない。注文住宅の大工、左官、電気配線業、住宅設備設置業、土建業、庭師、清掃業なんかも入りそうだ。つまり特注インフラの設置はAIの手に負えない。
AIは人間の能力をはるかに超えているかのように宣伝されているが、実は、人間の脳にはるかに及ばない。たぶん人間が数万倍も上回っている。
AIが人間に取って代わるかのような妄想を宣伝している人たちは、実は、AIによって金儲けを狙っている連中だけだ。
だいたいGoogle検索が音声入力や検索をAI化してから、どれくらい劣化したか、うんざりしていない人はいないだろう。まるでハングルを入力するに等しい。
「頼むから、間違いだらけのチャットGPTも、音声入力の、間違いだらけの勝手な入力解釈もやめてくれ」と、みんな懇願しているにちがいない。
だが、AIでも人間がプログラム可能な単純作業だけはできるので、そうした機械的処理の可能な分野では、どんどん人間に取って代わってゆくだろう。
だが、住宅インフラのような、一律処理の不可能な分野では、AIは能力が不足して手を出せない。将来、人間に代わってAIロボットが人間と同じように問題を解決してくれるかといえば、そんな可能性はゼロだ。
もし、それが可能なら、人間の代わりに精子と卵子を作る能力のあるAIロボットが、単性で妊娠出産して、超新人類として現行人類にとって代わることになる。
それに必要なプログラムは、現在の数兆倍であり、処理速度も数兆倍になるだろう。
しかし、それは絶対に不可能なのだ。それは、これからAI自動運転システムが、何を引き起こすのか見ていれば分かる。
私の予想では、現在のAIシステムも、どんなに進化しても、あと数十年程度の余命しかない。理由は戦争と太陽風を考慮に入れていないからだ。
人類は究極のアホ生物なので、プーチンやトランプ、習近平のような、頭の空っぽな独善的人物が次々に登場し、世界の帝王に憧れて戦争を始める。
最後は、核兵器や毒ガスを撒き散らし、金儲け欲のため、環境汚染を引き起こして滅亡することになっている。
仮に、人類がなにかの間違いでアホでなくなったとしても、太陽が100年に一回くらい、地球を直撃するX100クラスの黒点コロナ放射を行う。
ちょうど、このブログを書いているとき、ものすごい黒点が地球を向いている。
https://swc.nict.go.jp/trend/sunspot.html
これは荷電粒子が地球を直撃し、地球軌道に巻き付き、莫大な磁場を生成する。
X100クラスなら、磁場が地球全土を覆い、地球表面のあらゆる金属に誘導電流を生成する。(ファラデー・レンツの法則)
これをサージ電流というが、これによってダメージを受けるのは、あらゆるコイルと極細配線だ。コイルを持たない電子機器などほとんどない。そして、今、世界を動かしているのはIC回路であり、あらゆるコンピュータ回路だ。
ちなみに、1859年に起きた「キャリントンイベント」はX40程度だったといわれる。幸いなことに、このときあった電気回路は、発電所と電信線程度だった。
宇宙磁場による人間への影響は、ペースメーカーを埋め込んでいる人以外では、ほとんど起きない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/1859%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%B5%90
過去100年に、X3桁フレアは数回起きているようだが、その荷電粒子砲はすべて地球を外れてくれていた。しかし、地球を真正面から直撃する確率も小さくない。
もし直撃した場合、地球上のあらゆる電子回路が完全破壊される。AIもICもクソもない。生活インフラの大半にもマイコンが組み込まれているので破壊される。
人類の生活は、一瞬にして明治以前に引き戻されるのだ。
だから、私は、自分のブログで、ITとかAIの幻想に騙されるなと繰り返してきた。そんなものはX100フレアの前には脆弱なオモチャにすぎない。
人間が巨大磁場の影響を受けにくい理由は、人類進化の歴史に、太陽黒点フレアの経験が無数にあったせいだろう。強大磁場の影響で死亡・絶滅しないよう、人間の体には導電金属が使われていないのだ。だけど、体に金属を埋め込んだ人には影響が出る。
まあ、「AIが人類を追放する」なんて、妄想をほざいている人も、巨大太陽風の来る、その日までのことで、自動運転どころか、AI化されたコンピュータ制御の自動車も工場も、あらゆる機器が一瞬で全滅し、人は徒歩で歩き、畑でクワで耕し、ジャガイモを作って生き延びる時代になってしまうので、現代文明に支配されないライフスタイルを体験しておく必要がある。
うちの近所に、渡合温泉というスマホの使えないランプの宿があるから、一週間くらい泊まって体験してもらいたい。
https://www.youtube.com/watch?v=cSFbPNBCRsQ
ついでに書くと、宇宙磁場が生成した誘導電流を完全に防ぐ方法は存在しない。せいぜい、電磁波・磁気シールドをした箱のなかに入れる程度だが、内部回路がわずかでも外部に出れば容赦なくサージ電流が回路を破壊する。
生活インフラの大部分は、環境から独立させることができないので、防御不可能だ。
EMP攻撃と同様、水道や電気、ガスなど生活インフラが使用不能になるため、米軍は数カ月で9割が死滅すると予想している。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/90-9_1.php
だから、私はAIなどよりも、明治時代のライフスタイルを見直せと書いている。
当然、エネルギーは身近な薪炭と太陽光しか使えない。
昔のように、焚火をして、オキで焼き芋を作る技術が必要なのだ。
インフラの備蓄は、金持ちが早い段階で買い占めてしまうことは、震災を経験した人なら分かっていると思う。あの震災直後、すべての商店から、わずか30分で食料、水、トイレ紙などが消えた。
何もなければ、ウンコの後の尻をどうやって拭けばいい? だから、さまざまな容器や紙代わりとしてホウの葉を使う研究もしておくべきだ。
野生植物のなかで、土手に生えている葛の場所を記憶しておく必要がある。
葛の根茎は、最後の救荒食だ。だが、それを栄養にするまでは、相当訓練が必要になる。普段から手間をかけた葛粉の作り方を研究しておかねばならない。
https://www.youtube.com/watch?v=rsjcEKVbEpI
私は、若い頃から数千回の山歩きをして、山で食べられるものを研究した。
例えば、笹の葉だが、茎の接続部に柔らかい部分があり、それを食べることができるが、手間の割に得られる成果は小さい。
山芋は、クマの主要餌だが、これも掘り出すのがものすごい手間だ。
普段から、よほど訓練しておかなければ利用は困難である。
山で生き抜くには、クマでさえ半月程度の絶食が普通なのだ。生き抜く知恵は、AIやITでは絶対に得られない。ただ、ひたすら経験を積み重ねるしかない。
冒頭に戻るが、若者たちが、長い経験が必要な世界に戻り始めた。
これが地球上に生きる生き物にとって、本当に必要なプロトコルだ。
ひたすら小さな経験、体験を積み重ね、生き抜く自信を拡大させてゆく。
それが人間にとって本当に必要なものだ。AIやITなんかに騙されてはいけない。それは人を救うものではない。
本当に人を救うものは、小さな体験の積み重ね、食料を求めて彷徨うプロセスのなかにある。
〔アングル〕AI導入でも揺らがぬ仕事を、学位より配管工めざす英国の若者 2025年12月7日
https://jp.reuters.com/markets/global-markets/JWFYNK5ITVJNXFTHK4JEJRLV7A-2025-12-06/
[ロンドン 2日 ロイター] - 労働市場では今、人工知能(AI)が業務内容を急速に変化させ、時には人間に取って代わろうとしている。英国で暮らすウクライナ出身の学生、マリーナ・ヤロシェンコさん(18)は、長期的に安定した将来性のあるキャリアを見つけたいと考えていた。
ヤロシェンコさんは現在、ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスター・カレッジ(CWC)で学び、配管工になるための訓練を受けている。このような技術職を選ぶ若者が英国内外で増えつつある。
ホワイトカラー労働者の仕事は肉体労働に比べ、AIや自動化に伴う打撃を受けやすいと考えられている。英国人材開発協会(CIPD)が11月に実施した調査によると、同国の雇用主の6人に1人が、AIツールの活用により、今後12カ月以内に従業員数を削減できると見込んでいる。
ヤロシェンコさんはAIについて、便利なツールだと考えている一方、配管工の実務に取って代わることはないとみている。配管工のほか電気工事士や大工、溶接工などは、その肉体的負担から多くの人に敬遠されがちな職業だ。
「AIは間違いなく、仕事を支えることになるだろう。だが、AIには不可能な、人間だけができるユニークなこともある」とヤロシェンコさんは言う。「AIには配管作業も、真のエンジニアリングも、電気工事もできない」
<高まる実践コース需要>
ユナイテッド・カレッジ・グループ傘下のCWCは、大学ではなく高等教育・訓練機関だ。工学、建設、建築環境コースへの入学者数は、過去3年間で9.6%増加した。スティーブン・デービス最高経営責任者(CEO)は、急増の背景にはAIの急成長のほか、学費に対する学生の不安感があると分析した。
若者の中には、返済義務が伴う何千ポンドもの奨学金を避けるため、大学進学を断念する人もいる。
国最大の労働組合組織「英国労働組合会議」が8月、成人2600人を対象に実施した調査によると、半数がAIが仕事に与え得る影響について懸念していることが分かった。この傾向は特に25ー35歳の年齢層で顕著に見られた。
英キングス・カレッジ・ロンドンの講師でAI研究者のブーク・クライン・ティーズリンク氏は「若者の間では今、自分の仕事が自動化されるのではないかという不安が広がっている」と語った。
ティーズリンク氏が10月に発表した研究によると、AI活用に伴う人員削減の波はエントリーレベルの職に偏っており、若者たちのキャリアアップに影を落としている。
他の大学からも同様の傾向を示す結果が報告されている。
同じくロンドンにある高等教育機関「キャピタル・シティ・カレッジ」のアンジェラ・ジョイスCEOは、建設や配管、接客業といった業界への関心が大きく伸びていると指摘した。
「熟練した専門職に就くことの価値を認識する人が増えているということだ」とジョイス氏は述べ、学位よりも見習い労働制度の方がより良い収入を得られる場合もあると続けた。
CWCのデービス氏は、AIの影響を受けるのは若者だけでなく、転職を考えている人々も、より戦略的に考える必要があると語る。多くは雇用の安定や、より高い賃金を求めているためだという。
英国家統計局によると、配管工の平均年収は3万7881ポンド(約780万4000円)、建設・建築業の熟練工の平均年収は通常3万5764ポンドだ。これは全産業を合わせた平均給与、3万9039ポンドとほぼ同額にあたる。
デービス氏は、長年の経験と優れた技術を持つ専門職では多くの場合、自身でビジネス を起こし、より高い収入を望める可能性もあると指摘した。
<技能職に新たな戦力を>
冒頭のヤロシェンコさんは、長期的に技能職に就くことを考えるもう1つの理由について明かした。現在の職人層は高齢化しており、新たな世代の需要は今後も高まり続けるだろうという点だ。
大学ではなく専門学校を選んだのは、できるだけ早く「実際に仕事をする」経験を積みたかったからだと語った。
高等教育統計局によると、英国内の学部入学者数はわずかに減りつつある。2023ー24年度は前年度比1.1%減と、約10年ぶりに減少に転じた。
ティーズリンク氏は配管工は「複雑な作業」を要するため、ロボットに置き換わるにはまだしばらく時間がかかるとの見方を示した。
ロボット技術は急速に進化しているものの、配管工などを目指す学生はまだ有利な立場にある、とCWCのデービス氏も述べた。
「配管工は時には、詰まりを解消するために便器の中に手を入れなければならないこともある。その作業をやってくれるロボットは、まだ見たことがない」
*********************************************************************
引用以上
AIが次々に若者たちの仕事を奪ってゆく。だから、AIが手を出せない分野を狙って、若者たちが未来を確保しようとしているという記事だ。
配管工というのは、生活インフラ敷設支援というカテゴリーだ。さすがに、AIではプログラム量が莫大になるので手を出せない。
最後に書いてあるとおり、AIはウンコの詰まった便器に手をいれてくれないのだ。
配管工だけではない。注文住宅の大工、左官、電気配線業、住宅設備設置業、土建業、庭師、清掃業なんかも入りそうだ。つまり特注インフラの設置はAIの手に負えない。
AIは人間の能力をはるかに超えているかのように宣伝されているが、実は、人間の脳にはるかに及ばない。たぶん人間が数万倍も上回っている。
AIが人間に取って代わるかのような妄想を宣伝している人たちは、実は、AIによって金儲けを狙っている連中だけだ。
だいたいGoogle検索が音声入力や検索をAI化してから、どれくらい劣化したか、うんざりしていない人はいないだろう。まるでハングルを入力するに等しい。
「頼むから、間違いだらけのチャットGPTも、音声入力の、間違いだらけの勝手な入力解釈もやめてくれ」と、みんな懇願しているにちがいない。
だが、AIでも人間がプログラム可能な単純作業だけはできるので、そうした機械的処理の可能な分野では、どんどん人間に取って代わってゆくだろう。
だが、住宅インフラのような、一律処理の不可能な分野では、AIは能力が不足して手を出せない。将来、人間に代わってAIロボットが人間と同じように問題を解決してくれるかといえば、そんな可能性はゼロだ。
もし、それが可能なら、人間の代わりに精子と卵子を作る能力のあるAIロボットが、単性で妊娠出産して、超新人類として現行人類にとって代わることになる。
それに必要なプログラムは、現在の数兆倍であり、処理速度も数兆倍になるだろう。
しかし、それは絶対に不可能なのだ。それは、これからAI自動運転システムが、何を引き起こすのか見ていれば分かる。
私の予想では、現在のAIシステムも、どんなに進化しても、あと数十年程度の余命しかない。理由は戦争と太陽風を考慮に入れていないからだ。
人類は究極のアホ生物なので、プーチンやトランプ、習近平のような、頭の空っぽな独善的人物が次々に登場し、世界の帝王に憧れて戦争を始める。
最後は、核兵器や毒ガスを撒き散らし、金儲け欲のため、環境汚染を引き起こして滅亡することになっている。
仮に、人類がなにかの間違いでアホでなくなったとしても、太陽が100年に一回くらい、地球を直撃するX100クラスの黒点コロナ放射を行う。
ちょうど、このブログを書いているとき、ものすごい黒点が地球を向いている。
https://swc.nict.go.jp/trend/sunspot.html
これは荷電粒子が地球を直撃し、地球軌道に巻き付き、莫大な磁場を生成する。
X100クラスなら、磁場が地球全土を覆い、地球表面のあらゆる金属に誘導電流を生成する。(ファラデー・レンツの法則)
これをサージ電流というが、これによってダメージを受けるのは、あらゆるコイルと極細配線だ。コイルを持たない電子機器などほとんどない。そして、今、世界を動かしているのはIC回路であり、あらゆるコンピュータ回路だ。
ちなみに、1859年に起きた「キャリントンイベント」はX40程度だったといわれる。幸いなことに、このときあった電気回路は、発電所と電信線程度だった。
宇宙磁場による人間への影響は、ペースメーカーを埋め込んでいる人以外では、ほとんど起きない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/1859%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%B5%90
過去100年に、X3桁フレアは数回起きているようだが、その荷電粒子砲はすべて地球を外れてくれていた。しかし、地球を真正面から直撃する確率も小さくない。
もし直撃した場合、地球上のあらゆる電子回路が完全破壊される。AIもICもクソもない。生活インフラの大半にもマイコンが組み込まれているので破壊される。
人類の生活は、一瞬にして明治以前に引き戻されるのだ。
だから、私は、自分のブログで、ITとかAIの幻想に騙されるなと繰り返してきた。そんなものはX100フレアの前には脆弱なオモチャにすぎない。
人間が巨大磁場の影響を受けにくい理由は、人類進化の歴史に、太陽黒点フレアの経験が無数にあったせいだろう。強大磁場の影響で死亡・絶滅しないよう、人間の体には導電金属が使われていないのだ。だけど、体に金属を埋め込んだ人には影響が出る。
まあ、「AIが人類を追放する」なんて、妄想をほざいている人も、巨大太陽風の来る、その日までのことで、自動運転どころか、AI化されたコンピュータ制御の自動車も工場も、あらゆる機器が一瞬で全滅し、人は徒歩で歩き、畑でクワで耕し、ジャガイモを作って生き延びる時代になってしまうので、現代文明に支配されないライフスタイルを体験しておく必要がある。
うちの近所に、渡合温泉というスマホの使えないランプの宿があるから、一週間くらい泊まって体験してもらいたい。
https://www.youtube.com/watch?v=cSFbPNBCRsQ
ついでに書くと、宇宙磁場が生成した誘導電流を完全に防ぐ方法は存在しない。せいぜい、電磁波・磁気シールドをした箱のなかに入れる程度だが、内部回路がわずかでも外部に出れば容赦なくサージ電流が回路を破壊する。
生活インフラの大部分は、環境から独立させることができないので、防御不可能だ。
EMP攻撃と同様、水道や電気、ガスなど生活インフラが使用不能になるため、米軍は数カ月で9割が死滅すると予想している。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/90-9_1.php
だから、私はAIなどよりも、明治時代のライフスタイルを見直せと書いている。
当然、エネルギーは身近な薪炭と太陽光しか使えない。
昔のように、焚火をして、オキで焼き芋を作る技術が必要なのだ。
インフラの備蓄は、金持ちが早い段階で買い占めてしまうことは、震災を経験した人なら分かっていると思う。あの震災直後、すべての商店から、わずか30分で食料、水、トイレ紙などが消えた。
何もなければ、ウンコの後の尻をどうやって拭けばいい? だから、さまざまな容器や紙代わりとしてホウの葉を使う研究もしておくべきだ。
野生植物のなかで、土手に生えている葛の場所を記憶しておく必要がある。
葛の根茎は、最後の救荒食だ。だが、それを栄養にするまでは、相当訓練が必要になる。普段から手間をかけた葛粉の作り方を研究しておかねばならない。
https://www.youtube.com/watch?v=rsjcEKVbEpI
私は、若い頃から数千回の山歩きをして、山で食べられるものを研究した。
例えば、笹の葉だが、茎の接続部に柔らかい部分があり、それを食べることができるが、手間の割に得られる成果は小さい。
山芋は、クマの主要餌だが、これも掘り出すのがものすごい手間だ。
普段から、よほど訓練しておかなければ利用は困難である。
山で生き抜くには、クマでさえ半月程度の絶食が普通なのだ。生き抜く知恵は、AIやITでは絶対に得られない。ただ、ひたすら経験を積み重ねるしかない。
冒頭に戻るが、若者たちが、長い経験が必要な世界に戻り始めた。
これが地球上に生きる生き物にとって、本当に必要なプロトコルだ。
ひたすら小さな経験、体験を積み重ね、生き抜く自信を拡大させてゆく。
それが人間にとって本当に必要なものだ。AIやITなんかに騙されてはいけない。それは人を救うものではない。
本当に人を救うものは、小さな体験の積み重ね、食料を求めて彷徨うプロセスのなかにある。

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