私が、2003年末に中津川市に移住して、最初は7畳で30万円程度のスーパーハウスを購入して土地に置いたのだが、倉庫用だったので、冬場、マイナス10度以下に下がる当地では、一晩中石油ストーブをつけても室内は氷点下になり、住環境は最悪だった。
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828405.html

 そこで、地元の加子母町、脇坂建築で販売されていた「プチハウス」という名のキットハウスを100万円で購入して、自分で組み立てて住んだ。家は敷地に置いただけで基礎を作らない構造にした。
 自分一人で組み立てたので、一ヶ月ほどを費やした。それから22年ほど経過したが、未だに問題は起きていない。ひとえに杉の耐久性、素晴らしさに感謝だ。

 家1軒作るのに、トイレや浄化槽まで含めて、たぶん200万円、くらいだったと思う。風呂は、別に三畳程度の小さなログハウスを購入した。20年で、さすがに腐食が見えてきている。
 杉にはヒノキオールが含まれないので、10年以上経過すると背割りにムカデが入り込んで冬眠することがある。今、本当に困っているのは、ネズミとムカデ問題だ。
 ネズミが、床下で死ぬと、ゴキブリが食べ、それを追ってムカデが増えるのだ。毎年4月頃に噛まれてひどい目に遭い続けている。

 12畳程度のキットハウスは、加子母杉の間伐ログで、品質は非常に良いものだった。4センチ厚の杉ログでも、断熱性は高く、薪ストーブを置けば暖房も十分だった。
 今、同じものを入手しようとすれば、たぶん三倍ではすまないと思う。それにログの品質もたぶん劣ると思う。良心的な業者と知り合わなければ、良いものは手に入らない。(脇坂建築は倒産したのか行方不明だ)

 DIY用木材の主力は、SPF2✕4材で、2010年くらいまで、標準6フィートがカインズのようなホームセンターで250円以下で購入できた。SPFは腐食に弱く、風雨に晒される場所で、防腐処理をしなければ数年も持たないのが難点だ。しかし安価さと強度で代替できるものはなかった。

 仮に、SPFログで12畳の平屋を作ろとすると、90センチ四方くらいのパネルを100枚くらい組み合わせ、ボルトで接合して作る。強度は十分で、測量さえしっかりして水平が完璧なら、割合、簡単に頑丈で、保温性能の高い家ができる。
 火打を多用すれば、震度7でも全然大丈夫な耐震性がある。
 私のキットハウスは、40ミリ厚間伐杉ログを組み合わせて、コースレッドで接合したものだが、20年以上経てもびくともしないほど耐久性がある。台風も数回通過したが問題なかった。風化も驚くほど少ない。

 土地が湿地帯だったので、1.6mの高床鉄パイプ基礎を作り湿気を防ぐ構造にしたのが正解だった。地面からの虫も入りにくい。だが、杉以外のベニヤ板などは経年劣化でボロボロになった。
 湿気のある水回り、風呂、トイレ、風雨に晒されるベランダなどは、どうしても腐食が起きるので、修理が必要になる。

 今、困っているのは、2018年頃から、建材価格が暴騰し、昔のような安価な材料が入手できなくなったことだ。それで、修理もままならない。
 薪小屋など崩れかかっても木材が入手できないので、お化け屋敷になってしまった。おまけに2014年ころから肺線維症になり、息切れがひどくて、まともに仕事ができないので、困っている。生きているだけで精一杯だ。

 建材価格だが、最初は、2011年の311大震災後、復興需要で高騰したが、まあ2✕4✕6が300円に上がった程度だった。しかし、2018年頃から異常な高騰というより暴騰が起きた。300円で買えたSPFが二倍以上になった。
 今調べてみると、2✕4✕6の価格は、コメリで550円程度だった。中国不動産バブルの崩壊で、中国需要が激減したのに、少ししか下がらない。

 20坪の家一軒をパネル工法で作ると、2000本くらいの2✕4が必要になる。500円としても100万円で、千円の3✕6パネルが100枚くらいで、やはり100万円、材料費だけで数百万円、大工さんに頼めば1000万円を超えてしまう。
 これじゃ、若い人が、結婚して新築家を建てるのは経済的に非常に困難だ。

 私が繰り返し書いている本当の事情は、自民党政権と財務省=国税庁が、統一教会に乗っ取られていて、文鮮明のビジョン、税金を4~5倍にし、生活水準の三分の一以下にするという基本方針が1970年代から続けられているからというもので、信用する人は少ないのだが、この半世紀、文鮮明の指示どおりに、確実に日本国民の生活は悪化し続けている。

 こんなに材料が高くては、DIYなどとても無理で、ヤフオクで中古品を買った方が、マシということになってしまう。結果、モノづくりの世界が人々から遠ざけられる結果をもたらしている。このことの方が問題だ。

 人間にとってDIYは、モノの仕組み、モノゴトの仕組みを、自分の生産を通して理解するという、人間の視野を広げる意味で、ものすごく大切だ。
 料理をせず、自分で作るのでなく、買い与えられるだけの生活は虚しい。コンビニや飲食店の料理ですべてすませることになり、世の中の本当の価値を理解できない人間性ができてしまう。
 一番良い食事は、自分で海川で魚を釣って、その場で料理することだ。私の場合は、プランターで野菜を自作している。最近では、山菜を採りに山に入ると、クマの餌になってしまうことで、みんなが山を敬遠するようになっている。

 生産段階から、なんでも自分で工作する体験は、確実に視野を拡大し、遠く宇宙の成り立ちについても見識を持つ機会を与えてくれる。
 家1軒、「自分の力で建てる」ことが、人生にもたらすものは限りなく大きい。
 「強度」という概念も、自分で組み立てることで、「トラス」の役割から実感で理解することができる。古い家でも、火打のようなトラスを加えることで劇的に強度を上げる意味を理解し、耐震性を大幅に高めることができるのだ。

 私は、阪神大震災や能登震災で、倒壊する古い家屋の動画を見ていて、もしも、自分でDIYを趣味にしていれば、火打を入れて倒壊を防げたのにと残念でならなかった。新潟震災や東北震災で倒壊が比較的少なかった理由は、冬場の降雪対策が、そのまま震災対策になっていたことだと思う。

 DIYは、材料が安くなければ浸透しない。中国バブル崩壊でも、たいして安くならなかったのは、相場師によって木材への投機が行われていたのではないかと疑う。
 その後、熊本震災、能登震災の復興需要で再び高騰が始まった。これから、もしも青森東方沖や南海トラフスーパー震災が起きるなら、木材は絶望的に高騰し、もはや若い人には、木造新築家屋の夢が断たれてしまうのではないだろうか?

 統一教会の高市政権が、若者たちを豊かに導く可能性はゼロだ。むしろ日本国を崩壊させ、日本人を激減させ、残った日本列島を自分たち、朝鮮半島人の利権に利用しようとの意思が見えている。
 今は皇室典範改定により、天皇家を追放して、文鮮明の血筋に置き換えるのに必死だ。
 https://www.jimin.jp/election/results/sen_shu51/message/

 文鮮明は、統一教会の幹部は、在日二世三世に限定すると指示した。だから、統一教会が国会議員に送り込む教団員は、在日者子孫である場合が多い。
 安倍晋三、高市早苗、岸田文雄など、自民党議員の半数くらいが在日子孫だという説もある。そりゃ、国会議員になるのは、統一教会のような組織の背景と支援がなければ無理だから、普通の日本人では無理だ。

 もっと面白いのは、菅沼元国家公安委員長が、統一教会幹部は日本共産党=民青の出身者が多いと発言している。
 https://ameblo.jp/et-eo/entry-12758604382.html

 中央集権の序列、儒教体質のなかで育った民青の若者たちが、統一教会の秩序に違和感なく入ってゆけるというわけだ。これには私も驚いた。共産主義と統一教会組織には、強い親和性があったのだ。

 ちょっと話が飛んでしまって申し訳なかったが、自分でなんでもできないと、自分のできないことを他人に頼るようになり、組織や、その互助会、そして専門性に依存する体質ができてしまう。
 私は、統一教会のような儒教組織に騙されないようにするために、ぜひなんでも自分でやれるDIY生産体験を蓄積してもらいたいと願う。

 もしも木材の高騰が続くようなら、共同で木材山を購入し、自分で間伐したり、切り倒して製材し、木材として利用する体験を行ってほしいと思う。
 自分で枝打ち、伐採から製材、木材製品つくりまでやれば、宇宙の本質についての自分なりの見識もできると思うのだが。

 既成の学問や、組織、常識など放棄して、自分の目と手足とアタマで、モノゴトの仕組みを理解する体験は、何が真実なのか、何が大切な価値なのかを教えてくれるのだ。
 結論を飛ばして言うが、私のような底辺のボケ老人だから分かることがある。
 それは、人間にとって、本当の価値、必要な価値は、「愛と優しさ」だけということだ。トランプやプーチン、習近平のような強欲だけの人間性は、社会を破壊することにしか役立たない。

 自分の能力に自身のある人、他人より優れたい人、権力や地位に憧れている人には絶対にわからない真実と価値。
 それが、「愛と優しさ」だ。それは、何でも自分でできることの上に組み立てられる。DIYが作り出す本当の価値は、愛と優しさなのだ。